JP3707746B2 - バーコードリーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーボードおよびバーコードスキャナの双方から、コンピュータにデータを入力する際に用いられるバーコードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
キーボードに加えてバーコードスキャナからデータをコンピュータに入力するために、ウェッジリーダが用いられる。ウェッジリーダは、図2に示すように、バーコードスキャナを有し、コンピュータ本体とキーボードとの間に接続される。
ユーザがキーボードを操作すると、その操作に応じたキースキャンコードがキーボードからウェッジリーダを介してコンピュータに出力される。
また、バーコードスキャナによるバーコードが読み取られると、ASCIIコードによるバーコード読み取り結果が、ウェッジリーダに出力される。このバーコード読み取り結果は、ウェッジリーダでキースキャンコードに変換された後に、コンピュータに出力される。
ウェッジリーダでは、ASCIIコードによるバーコード読み取り結果をキースキャンコードに変換する処理を、メモリに予め記憶された変換テーブルを用いて行う。
【0003】
ところで、コンピュータが入力可能なキースキャンコードは、コンピュータおよびキーボードの機種によって、それぞれ異なることが多く、ウェッジリーダは、当該機種に応じて複数の変換テーブを予め記憶し、ユーザによる設定指示に応じて、これら複数の変換テーブルを選択的に使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のウェッジリーダでは、将来、新たなキースキャンコードを採用するコンピュータおよびキーボードが出荷されると、このコンピュータおよびキーボードに用いることができない場合がある。これは、従来のウェッジリーダが備えている変換テーブルが、新たに出荷されたコンピュータおよびキーボードに採用されるキースキャンコードに対応していないためである。
従って、従来では、新たなキースキャンコードを採用するコンピュータおよびキーボードが出荷されると、これに対応した変換テーブルを備えたウェッジリーダを新たに開発して出荷する必要があった。
【0005】
本発明は、上述した従来技術に鑑みてなされ、キースキャンコードの変更にも柔軟に対応できるバーコードリーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明のバーコードリーダは、バーコード読み取り手段と、バーコードが示す記号および数字と、キーボードの押下によって発生するキースキャンコードとの対応を示す変換データを記憶する記憶手段と、バーコード読み取り結果を、前記変換データに基づいて、キースキャンコードに変換し、このキースキャンコードをコンピュータに出力する変換手段と、変換データ作成モードにおいて、キーボードから入力したキースキャンコードに基づいて、新たに変換データを作成する変換データ作成手段とを有する。
【0007】
本発明のバーコードリーダでは、新たに変換テーブルを作成する場合に、ユーザは、キーボードを操作して、所定の順序でバーコードに用いられる記号および数字のキーを順に押下する。このキーの押下によって発生したキースキャンコードは、順に変換テーブル作成手段に出力される。変換テーブル作成手段では、キースキャンコードを順に入力し、作成する変換テーブルの所定の位置に配置する。変換テーブル作成手段に、全てのキースキャンコードが入力されたときに、新たな変換テーブルが完成する。
【0008】
また、本発明のバーコードリーダは、好ましくは、前記変換データは、バーコードが示す記号および数字のキースキャンコードを所定の順序で配置して構成され、前記変換データ作成手段は、前記バーコードが示す記号および数字に対応するキーボードのキーが前記順序に従って押下されると、当該押下によって発生するキースキャンコードを順に入力して変換テーブルを作成する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わるバーコードリーダについて説明する。
図1は、本実施形態のバーコードリーダ1の構成を説明するための図である。
図1に示すように、バーコードリーダ1は、バーコードスキャナ4およびキーボードインタフェース5を有する。図1および図2に示すように、キーボードインタフェース5には、コンピュータ2およびキーボード3が接続してある。
【0010】
キーボード3は、アルファベットキーおよびテンキーを含む複数のキーを備え、これら全てのキーには、それぞれ固有のキースキャンコードが割り当てられている。ユーザによってキーボード3のキーが押下されると、この押下されたキーのキースキャンコードS3がキーボードインタフェース5に出力される。キースキャンコードS3は、図3に示すパルス信号で出力される。
ここで、キースキャンコードのフォーマットは、コンピュータ2およびキーボード3の機種によって予め決められている。
【0011】
バーコードスキャナ4は、CCDを含む光学系とそのCCDの結像結果を処理する処理系とを有し、バーコードを読み取り、そのバーコード読み取り結果S4をキーボードインタフェース5に出力する。ここで、バーコードは、ASCIIコードを採用して、英字および数字を組み合わせを示している。
【0012】
キーボードインタフェース5は、キーボード3から入力したキースキャンコードS3を、そのままキースキャンコードS5としてコンピュータ2に出力する。
また、キーボードインタフェース5は、図4に示す変換テーブル10を内蔵メモリに記憶している。キーボードインタフェース5は、バーコードスキャナ4からバーコード読み取り結果S4を入力すると、変換テーブル10を参照して、このバーコード読み取り結果S4をキースキャンコードに変換し、このキースキャンコードS5をコンピュータ2に出力する。
尚、キーボードインタフェース5の内蔵メモリには、変換テーブル10の他にも、種々のキースキャンコードに対応した変換テーブルが記憶してある。
【0013】
バーコードリーダ1は、内蔵メモリに既に記憶されている変換テーブルが対応するキースキャンコードではない他の新たなキースキャンコードのコンピュータおよびキーボードに用いる場合に、この新たなキースキャンコードに対応した変換テーブルを作成することができる。
図5は、バーコードリーダ1において、新たな変換テーブルを作成する処理のフローチャートである。
以下、図5を参照しながら、新たな変換テーブルの作成処理について説明する。
この新たな変換テーブルの作成処理は、例えば、ユーザがキーボードインタフェース5に設けられたモード切換キーを操作して、変換テーブル作成モードになったときに行われる。
【0014】
ステップS1:キーボードインタフェース5は、変換テーブル作成モードであるか否かを判断し、変換テーブル作成モードであると判断したときに、ステップS2の処理を行う。
ステップS2:キーボードインタフェース5は、新たな変換テーブルを記憶する領域の先頭アドレスを決定し、この先頭アドレスを記憶アドレスの初期値とする。
【0015】
ステップS3:キーボードインタフェース5は、ユーザによるキー操作によって、図1に示すキーボード3からのキースキャンコードS3を入力すると、ステップS4の処理を実行する。
ここで、ユーザは、バーコードに用いられる英字(A〜Z)およびテンキー(0〜9)のキーを所定の順序で順に押下する。このキーを押下する順序は、例えば、変換テーブルにおける各キーのキースキャンコードの記憶アドレスの配置順序と同じである。例えば、図4に示す変換テーブルでは、キースキャンコードが、英字(A〜Z)およびテンキー(0〜9)の順序で配置しているため、ユーザはこの順序でキーボード3のキーを押下する。
【0016】
ステップS4:キーボードインタフェース5は、ステップS3で入力したキースキャンコードS3を記憶アドレスに記憶する。
ステップS5:キーボードインタフェース5は、記憶アドレスが、新たに作成するな変換テーブルの記憶領域の最終アドレスであるか否かを判断し、最終アドレスであると判断した場合には、その処理を終了し、そうでない場合には、ステップS6の処理を行う。
ステップS6:キーボードインタフェース5は、記憶アドレスをインクリメントした後に、ステップS3の処理を再び行う。
【0017】
すなわち、バーコードリーダ1では、バーコードに用いられる英字(A〜Z)およびテンキー(0〜9)のキーのキースキャンコードを、キーボード3のキーを押下することで実際に発生させ、これを記憶することで変換テーブルを作成することができる。そのため、新たなキースキャンコードを採用したコンピュータ2およびキーボード3についても、このキースキャンコードに応じた変換テーブルを新たに作成することで、バーコードリーダ1をそのまま使用することができる。
【0018】
以上説明したように、バーコードリーダ1によれば、コンピュータおよびキーボードの変更によってキースキャンコードが変更された場合でも、柔軟に対応することができる。そのため、ユーザは、バーコードリーダ1を購入すれば、その後、バーコードリーダ1が対処していないキースキャンコードを採用した新たな機種のコンピュータおよびキーボードを購入した場合でも、新たに変換テーブルを作成することで、バーコードリーダ1を引き続き使用することができる。
本発明は、上述した実施形態には限定されない。例えば、図4に示す変換テーブルのフォーマットは任意である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバーコードリーダによれば、コンピュータおよびキーボードの変更によってキースキャンコードが変更された場合でも、柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のバーコードリーダの構成を説明するための図である。
【図2】図2は、図1に示すバーコードリーダおよびそれが用いられるコンピュータシステムの外観図である。
【図3】キースキャンコードとそのパルス波形との対応を示す図である。
【図4】変換テーブルを説明するための図である。
【図5】キーボードインタフェースにおける変換テーブルの作成処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1… バーコードリーダ
2… コンピュータ
3… キーボード
4… バーコードスキャナ
5… キーボードインタフェース
10… 変換テーブル
Claims (2)
- バーコード読み取り手段と、
バーコードが示す記号および数字と、キーボードの押下によって発生するキースキャンコードとの対応を示す変換データを記憶する記憶手段と、
バーコード読み取り結果を、前記変換データに基づいて、キースキャンコードに変換し、このキースキャンコードをコンピュータに出力する変換手段と、
変換データ作成モードにおいて、キーボードから入力したキースキャンコードに基づいて、新たに変換データを作成する変換データ作成手段と
を有するバーコードリーダ。 - 前記変換データは、バーコードが示す記号および数字のキースキャンコードを所定の順序で配置して構成され、
前記変換データ作成手段は、前記バーコードが示す記号および数字に対応するキーボードのキーが前記順序に従って押下されると、当該押下によって発生するキースキャンコードを順に入力して変換テーブルを作成する
請求項1に記載のバーコードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740696A JP3707746B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | バーコードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10740696A JP3707746B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | バーコードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293120A JPH09293120A (ja) | 1997-11-11 |
JP3707746B2 true JP3707746B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=14458347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10740696A Expired - Fee Related JP3707746B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | バーコードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3707746B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10740696A patent/JP3707746B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH09293120A (ja) | 1997-11-11 |
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