JP3707677B2 - 配送・集荷指示情報伝送システム - Google Patents

配送・集荷指示情報伝送システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運送車両を用いて配送作業者が配送・集荷する配送・集荷システムに係り、特に複数の顧客からの運送依頼に基づき配送・集荷する配送・集荷ルートの変更時に変更した配送・集荷リストと、該変更した配送・集荷リストに基づく変更配送・集荷ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信し、変更後の配送顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて短時間で配送作業者に通信することのできる配送・集荷指示情報伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
運送業者は、従来、荷物を運送車両に積載して配送・集荷する際、配送・集荷先顧客のリストを配送作業者に手渡し、それに関連する配送・集荷先周辺の詳細地図情報は、予めカーナビゲーションに記憶されている、又はカーナビゲーションが備える地図情報を配送作業者が必要に応じて読み出して画面表示を行って利用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の配送・集荷先顧客を指示する情報を伝送するシステムの場合、最初に渡される配送・集荷先顧客のリストを、最初に設定した配送・集荷ルートにしたがって配送・集荷する場合には、問題がない。しかしながら、近年の運送業における配送・集荷にあっては、多様を極め、様々な顧客の要求に即応できることが要求されている。ところが、従来の配送・集荷先顧客を指示する情報を伝送するシステムの場合、配送・集荷途中で配送・集荷リストの変更は可能でも、配送作業者は、変更後の詳細地図情報を持ち合わせていない場合は、変更後の詳細地図情報を送信することが必要になる。
【0004】
そこで、従来の配送・集荷先顧客を指示する情報を伝送するシステムの場合、配送・集荷ルートが変更になり、変更後の配送・集荷ルート周辺の詳細地図情報を遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信している。このため、変更後の配送・集荷ルート周辺の詳細地図情報を送信するのに長時間と多大の費用を要し効率的でないという問題点を有している。
【0005】
本発明の目的は、複数の顧客からの運送依頼に基づき配送・集荷する配送・集荷ルートの変更時に変更した配送・集荷リストと、該変更した配送・集荷リストに基づく変更配送・集荷ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信し、変更後の配送顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて短時間で配送作業者に通信することのできる配送・集荷指示情報伝送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの特徴は、運送車両を用いて配送作業者が配送・集荷する配送・集荷システムで、複数の顧客からの運送依頼に基づき配送リストと該配送リストに基づく配送ルートと配送顧客周辺の詳細情報とを近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて通信し、配送・集荷指示情報を配送作業者に伝送するようにしたことである。
【0007】
本発明の他の1つの特徴は、運送車両を用いて配送作業者が配送・集荷する配送・集荷システムで、複数の顧客からの運送依頼に基づき配送リストと該配送リストに基づく配送ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信し、配送顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて通信し、配送・集荷指示情報を配送作業者に伝送するようにしたことである。
【0008】
そして、遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信する配送リストデータは、事前に送信しておき、近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて通信する配送顧客周辺の詳細情報データは、近距離無線データ通信網の整備されたサービスステーションから配信するようにしてある。
【0009】
さらに、配送リストデータと、この配送リストに基づく配送ルートデータに変更が生じたときは、変更に基づいて新たに配送ルートの検索を行い、この変更に基づく配送ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて配送作業者に送信するようにしてある。そして、この変更配送ルートの詳細情報データは、近距離無線データ通信網の整備されたサービスステーションから配信するようにしてある。
【0010】
また、運送車両が各配送先を発車するときに、次の配送・集荷先顧客までの所要時間を演算し、次の配送・集荷先顧客に、到着予定時刻を遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信するようにしてもよい。
【0011】
本発明の他の1つの特徴は、複数の顧客からの運送依頼に基づき配送リストと、この配送リストに基づいて設定した配送ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信し、配送顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて通信し、配送・集荷指示情報を配送作業者に伝送する配送・集荷指示情報伝送システムで、配送ルート上、あるいは配送ルートから所定距離内にある顧客からの運送依頼に基づいて集荷作業が生じた場合は、未配送リストに集荷顧客を含めて新たに配送ルートの検索を行い、この検索した新たな配送・集荷ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて配送作業者に送信するようにしたことである。
【0012】
そして、新たに設定した配送・集荷ルートに基づいて求めた配送・集荷先顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて近距離無線データ通信網の整備されたサービスステーションから配信するようにしてある。さらに、運送車両がそれぞれの配送・集荷先を発車するときに、次の配送・集荷先顧客のところまで到着するに要する時間を演算し、次の配送・集荷先顧客に対して、到着予定時刻を遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信するようにすることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、配送・集荷指示情報伝送システムを実施するための全体構成を示し、図2に、図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの情報の送受信関係の具体的構成が示されている。
【0014】
図1、図2において、運送業者10(本店10A、本社10B)は、運送利用者30に運送サービスを行っている。この運送利用者30は、商品の販売を行っている場合、自社の車両を用いて配送しきらない商品の配送を運送業者に委託して配送することが多い。このような運送利用者30は、運送業者10に運送委託を定期的に行う場合があり、このような場合には、運送業者10との間で会員契約を締結し、会員としての特典を享受してそれなりのサービスの提供を受けている。また、一般通常の人も、自分で運送できないような場合、あるいは自分で運送したくないような場合特定の品物(例えば、ゴルフバッグ等)の運送を運送業者10に依頼することは通常行われている。このような場合、運送利用者30は、運送業者10に対し、通常の電話PC30A、携帯電話等の携帯端末30Bで、回線5Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網(携帯端末通信網)1から回線3Aを経由して運送業者10に送り、運送の依頼を行う。このように複数の運送利用者30から運送業者10に運送依頼があると、運送業者10は、特定のエリア毎に運送依頼品を仕分けし、特定のエリア毎に配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)を作成し、この配送リストに基づいて1日に配送する配送ルートを作成し、この配送ルートにしたがって集荷・配送作業を行うように指示する。
【0015】
そして、配送の際に必要な配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートは、出発時の配送荷物の積み込みの際に、運送業者10から携帯電話等によって回線3Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1から回線6Aを経由して、あるいは、配送センタ(サービスステーション20の支店20A、営業所20B)から携帯電話等によって回線4Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1から回線6Aを経由して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40Aに送信して連絡する。
【0016】
また、配送の際に必要な配送リストにある運送利用者30の周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の写真で示す画像情報等)は、出発時の配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートの連絡に前後して、配送・集荷所が運送業者10(本店10A、本社10B)の場合は、運送業者10から回線3Bを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2から回線6Bを経由して、あるいは、配送・集荷所が配送・集荷センタ(サービスステーション20の支店20A、営業所20B)の場合は、配送・集荷センタ(サービスステーション20の支店20A、営業所20B)から回線4Bを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2から回線6Bを経由して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40Aに送信して連絡する。
【0017】
このダウンロードした配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートにしたがって配送作業員は、配送・集荷所(本社であったり、営業所であったり、物流センタであったり、支所であったり、営業所であったり、運送業者によって異なる)を出発して集荷・配送作業を開始する。この集荷・配送作業を行っている途中で、運送利用者30が不在の場合もある。このように配送作業員が運送利用者30宅へ伺って、集荷・配送する際に運送利用者30が留守で集荷・配送できなかった場合は、不在者通知書(集荷・配送者名、訪問日、訪問した時刻、再集荷・配送希望連絡先等を記載したもの)を残して訪問した記録を残して行く。その後、不在であった運送利用者30から回線5Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1から回線3Aを経由して運送業者10(コールセンタ)に再集荷・配送の依頼があると、運送業者10は、配送作業員に再集荷・配送の指示を回線3Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1から回線6Aを経由して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40Aに送信し、あるいは携帯電話を使って連絡し、再度運送利用者30宅へ伺う指示をする。
【0018】
また、配送作業員が最初に運送業者10の配送センタから受け取った配送リストに基づき作成された配送ルートにしたがって集荷・配送作業を行っている途中で、この配送作業員の配送ルートにエリア内にある運送利用者30から運送業者10に対し、通常の電話PC30A、携帯電話等の携帯端末30Bで運送の依頼が行われることがある。この運送業者10に対する運送利用者30の運送依頼は、回線5Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送られ、通信中継媒体50の近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網(携帯端末通信網)1から回線3Aを経由して運送業者10に送信される。この運送利用者30から運送の依頼があると、この運送利用者30のエリアに最も近い配送ルートで集荷・配送作業を行っている配送作業員に対して、配送ルートの変更を携帯端末通信網1を用いて連絡する。そして、新たに作成した変更後の配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートは、回線3Aを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1から回線6Aを経由して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40Aに送信される。そして、配送作業員は、配送の車両(トラック)40を通して新しい配送ルートにしたがって集荷・配送を行うことの指示を受ける。
【0019】
さらに、出発時に送信していない新たな配送リストにある集荷先(運送利用者30)の周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、近隣のサービスステーションSS20(運送業者10の支店・支所20A、運送業者10の営業所20B、ガソリンスタンド20C、店舗・コンビニエンスストア20D)に立ち寄って取得する指示を行う。この連絡を受けた配送作業員は、配送の運送車両(トラック)40を近隣のサービスステーションSS20(支店・支所20A、営業所20B、GS20C、店舗・コンビニ20D)に走行させる。すると、このSS20では、新たな配送リストにある出発時に送信していない運送利用者30宅周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)をSS20から回線4Bを使用して衛星等の通信中継媒体50に送り、通信中継媒体50の高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2から回線6Bを経由して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40Aに送信してダウンロードする。
【0020】
このように運送業者10は、荷物の運搬(集荷・配送)を行う運送会社で説明してあるが、人を運ぶタクシー会社であってもよく、観光旅行で団体旅行者を運ぶ観光旅行会社等であってもよい。また、図2に図示の運送業者10は、例えば、ある程度の地域を管轄する本店営業所10Aであったり、本社10Bであったりする。この運送業者10は、管理PCを有しており、通信中継媒体50を介して配送の運送車両(トラック)40の車載機器40A、運送利用者30、サービスステーションSS20(運送業者10の支店・支所20A、運送業者10の営業所20B、ガソリンスタンド20C、店舗・コンビニエンスストア20D)と通信できるようになっている。
【0021】
また、運送業者10が所有する運送車両(トラック)40の車載機器40Aは、図26に示す如き構成となっている。すなわち、車載機器40Aは、CPU41を有しており、このCPU41によってあらゆる演算が行われる。このCPU41には、バスラインを介して送受信装置42が接続されている。この送受信装置42は、運送業者10、サービスステーションSS20(支店・支所20A、営業所20B、GS20C、店舗・コンビニ20D)から送信されるデータの受信を、アンテナ43を介して行うものである。
また、CPU41には、バスラインを介してI/O44が接続されており、このI/O44には、運送業者10、サービスステーションSS20(支店・支所20A、営業所20B、GS20C、店舗・コンビニ20D)から受信したデータを表示するディスプレイ45と、燃料計量センサ、速度センサ、車速センサ、降雨センサ、照度センサ、エンジン温度センサ、エンジン回転センサ、前照灯・フォグランプ点灯センサ、室内温度センサ等の各種センサ46が接続されている。さらに、CPU41には、バスラインを介してGPS受信機47が接続されており、このGPS受信機47によってGPS衛星7からの位置信号をGPS回線8を利用してアンテナ48から受信できるようになっている。
【0022】
そして、CPU41にバスラインを介して接続される送受信装置42は、図27に示す如く構成されている。この送受信装置42は、第1の通信路(IMT2000DSP)をマスターキャリアとして通信し、基本的にはこの第1の通信路(IMT2000DSP)が常時接続されており、高速通信モード(高周波数のデータ)が送信されてくると、この高速通信モード(高周波数のデータ)を検知し、第2の通信路(802.11bDSP)に自動的に切り替えるように構成されている。この図27に示されるスイッチは、常時、第1の通信路(IMT2000DSP)がIPプロトコル処理部に接続されるよう作動しており、高速通信モード(高周波数のデータ)が送信されてきて高速通信モード(高周波数のデータ)を検知すると、第2の通信路(802.11bDSP)がIPプロトコル処理部に接続されるように自動的に切り替え作動する。
【0023】
また、運送業者10は、図28に示す如き構成の処理装置を有している。すなわち、処理装置11は、CPU12を有しており、このCPU12によってあらゆる演算が行われる。このCPU12には、バスラインを介してマンマシンインターフェース13が、また、バスラインを介して各種データベースである記憶装置が接続されている。このマンマシンインターフェース13は、処理装置11の処理(データの書き込み、読み出し等)を行うものである。14は、アンテナで、運送利用者30が所有するPC30Aあるいは携帯端末30B等や、運送業者10、サービスステーションSS20(支店・支所20A、営業所20B、GS20C、店舗・コンビニ20D)と通信事業者50を介して交信を行うためのものである。また、記憶装置には、運送利用会員のデータベース15、運送ルートデータベース16、位置情報データベース17、プローブ情報(道路情報)配送先周辺環境情報データベース18、地図情報データベース19がある。
【0024】
図3〜図9に、図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示す。この図3〜図9に図示の第1の実施の形態は、運送利用会員30から配送依頼を受けた運送業者10が、配送する場合の実施の形態である。
図3〜図9において、運送業者10は、サービスステーションSS20との交信、運送利用者(運送利用会員)30との交信、運送車両40との交信にあたって、通信事業者50の公衆回線、衛星等を利用するため、通信事業者50と事業契約を締結する(100)。この運送業者10は、運送業者10の運送サービスを受けることを希望する者から運送利用会員の申込(顧客登録申込)を受理する(102)。この運送業者10は、荷物の運送の場合は運送会社、人の配送の場合はタクシー会社、旅行者の輸送の場合は観光旅行社である。また、運送利用者(運送利用会員)30は、荷物の運搬を常時委託する場合は商社、販売店等、お客の送迎に利用する場合は飲食店業等、頻繁に旅行する者の場合は旅行者、ビジネスマン等である。この運送利用会員の会員申込があると、運送業者10は、会員申込者の必要な個人データを記録して運送利用会員の会員登録(顧客登録)処理を行い、会員番号である認証番号(IDコード)を特定し、会員証としてのカード(例えば、IDカード、又はカードにICチップが埋め込まれ情報の入力と入力された情報を読み出すことのできるICカード)を作成し(104)、運送利用申込者に会員登録通知(例えば、IDカードを発行して)を行う(106)。このような会員登録は、必ずしも会員制を採るという意味ではなく、運送業者10側から見ると、顧客登録であって運送業者10側の顧客名簿の役割を果たすものである。この会員登録をし、IDカードを発行することによって、次回の利用から特別な特典(例えば、利用毎にポイントを加算し、特定のポイントが溜まると割引を受けられる等)が得られるようにして顧客の獲得に一役買うこともできるという利点がある。
なお、会員カードとして、ここではICカードとして説明したが、IDカード、ICカード、マルチカード等の会員を特定する個人情報、利用情報が記憶できる媒体で、持ち運びが便利な形態をしたものであれば、どのようなものでもよい。
【0025】
複数の運送利用会員30は、運送業者10に対して、運送利用会員30のPC30Aあるいは携帯端末30Bを利用して運送の依頼の申込を行う(108)。この複数の運送利用会員30から運送依頼の申込があると、運送業者10は、この複数の運送利用会員30からの運送依頼申込に基づいて運送業者10では、特定のエリア毎に運送依頼品の仕分けを行い、特定のエリア毎に配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)を作成し、この配送リストに基づいて1日に配送する運送車両の手配、各運送車両の積載荷物、道路情報に基づいて各運送車両の配送先への配送ルートを作成する配送計画の立案を行う(110)。さらに、運送業者10は、運送車両40が特定すると、計画立案した配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートを運送車両40に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を使って送信する(110)。さらに、配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)と配送ルートから配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を運送車両40に高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を使って送信する(110)。
【0026】
この運送業者10から送信される配送リスト、配送ルートの送信モードと、配送先周辺の詳細情報の送信モードの検知は、送受信装置42によって自動的に行われる。すなわち、配送リスト、配送ルートの送信は、低周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第1の通信路(IMT2000DSP)をマスターキャリアとして通信し、配送先周辺の詳細情報の送信は、高周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第2の通信路(802.11bDSP)の通信モードとして検知し、第1の通信路(IMT2000DSP)から第2の通信路(802.11bDSP)に自動的に切り替えられる。
【0027】
このように送信された配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の配送先への配送ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(114)。この配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された配送ルートにしたがって配送を開始する(116)。
【0028】
この運送業者10から配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(118)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握する(120)。
【0029】
また、運送車両40においては、運送業者10から送信された配送リストに基づいて、各配送先の位置データの入力を行う(122)。この配送リストに基づく各配送先の位置データの入力の際に、各配送先の特定エリアの入力を行う。この各配送先の位置データの入力は、各配送先の位置を特定する緯度・経度を、各配送先の特定エリアの入力は、各配送先を中心とした円で特定した範囲を、配送作業車が入力する。この各配送先の位置データの入力、各配送先の特定エリアの入力は、配送作業車が入力するのではなく運送業者10からの送信によって入力してもよい。この配送リスト、配送ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の各配送先への到着予定時刻を演算し、この運送車両40の各配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(124)。そして、この運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(126)。
【0030】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(128)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(130)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(132)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(134)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(136)。
【0031】
また、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(138)、この運送車両40の各配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(140)。そして、この運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(142)。この各配送先顧客(運送利用会員30)に対する運送車両40の各配送先への到着予定時刻の送信は、各配送先顧客が配送されることが事前に判っている場合に有効であるが、配送されることが事前に判っていない場合は、必ずしも各配送先への到着予定時刻の送信を行うことを要しない。
【0032】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各配送先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(146)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が配送先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(148)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行い(150)、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(152)。
【0033】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送先への荷物の配送を終了したものとして処理する(154)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送先(運送利用会員30)から次に配送する配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(156)。
【0034】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(158)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(160)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(162)。このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(164)。また、このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて次の配送先(運送利用会員30)に提供される(166)。
【0035】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(168)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(170)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(172)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(174)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(176)。
【0036】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(178)、この運送車両40の配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(180)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(182)。
【0037】
ここで、運送業者10は、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことを検出する(184)。この運送車両40が配送先の特定エリアに到着したことを検出すると、この配送先の特定エリアに到着したことは、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信される(186)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行う(188)。この荷物の配送に配送先(運送利用会員30)を訪問した際に、配送先が不在の場合は、不在者通知書(配送者名、訪問日、訪問した時刻、再配送希望連絡先等を記載したもの)を残して訪問した記録を残しておく(190)。そして、配送作業員は、配送先が不在であり、集荷物を集荷できなかった、あるいは配送物を配送できずに持ち帰ったことを運送業者10に送信する(192)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送先(運送利用会員30)から次に配送する配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(194)。
【0038】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(196)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(198)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(200)。このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(202)。また、このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて次の配送先(運送利用会員30)に提供される(204)。
【0039】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(206)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(208)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(210)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(212)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(214)。
【0040】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(216)、この運送車両40の配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(218)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(220)。
【0041】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各配送先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(222)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が配送先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(224)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行い(226)、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(228)。
【0042】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送先への荷物の配送を終了したものとして処理する(230)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送先(運送利用会員30)から次に配送する配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(232)。
【0043】
ここで、配送作業員が荷物の配送のため、運送車両40で移動中に不在にしていた運送利用会員30から運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて再配送依頼が行われる(234)。この不在にしていた運送利用会員30からの再配送依頼を受けると、運送業者10では、当初設定した配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)に基づく配送ルートにしたがって途中まで消化した配送リスト及び配送ルートの変更が必要となる。この不在にしていた運送利用会員30への配送を配送ルートの最後に回せれば問題はないが、不在にしていた運送利用会員30からの再配送依頼が時刻を指定してくるような場合、配送ルートの組み替えが必要となる。そこで、運送業者10においては、不在にしていた運送利用会員30からの再配送依頼に基づき、現在未消化の配送リストに再配送依頼の運送利用会員30を加え、再配送ルートを作成する再配送計画の立案を行う(236)。この再度計画立案した再配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、再配送ルートを運送車両40に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を使って送信する(238)。
【0044】
このように送信された再配送リスト(再配送品物リスト、再配送先リスト)、再配送ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(240)。運送車両40の配送先への配送ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、最初に送信してあるので通常は不要である。この再配送リスト、再配送ルートを受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された再配送ルートにしたがって配送を再開する(242)。
【0045】
この運送業者10から配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(244)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握し、この再配送リスト、再配送ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の再開後の配送先への到着予定時刻を演算する(246)。この運送車両40の各配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(248)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(250)。
【0046】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各配送先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(252)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が配送先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(254)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行い(256)、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(258)。
このように繰り返しを行うことによって各配送先(運送利用会員30)への配送作業を完了させる。
【0047】
図10〜図16に、図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示す。この図10〜図16に図示の第2の実施の形態は、運送利用会員30から配送依頼を受けた運送業者10が、集荷する場合の実施の形態である。
運送利用会員30からの運送の依頼は、運送利用会員30が自ら運送業者10のところに荷物を持ち込み運送依頼する場合も有るが、会社が定期的に運送依頼を行う場合は、特定の場所に運送業者10が、荷物を集荷する方法が採られている。また、運送利用会員30が個人の場合であっても、運送利用会員30が自ら運送業者10のところに荷物を持ち込むのが困難(嵩高のもの等)な荷物の場合は、運送業者10が特定の場所に集荷する方法が採られる。
【0048】
運送利用会員30は、運送依頼の申込を行うに当たり、集荷して配送する運送方法での依頼(集荷運送依頼)を、運送利用会員30のPC30Aあるいは携帯端末30Bを利用して運送業者10に行う(300)。この複数の運送利用会員30から集荷運送依頼の申込があると、運送業者10は、この複数の運送利用会員30からの集荷運送依頼申込に基づいて、特定のエリア毎に集荷運送依頼品の仕分けを行い、特定のエリア毎に集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)を作成し、この集荷リストに基づいて1日に集荷する運送車両の手配、各運送車両の積載荷物、道路情報に基づいて各運送車両の集荷先への集荷ルートを作成する集荷計画の立案を行う(302)。さらに、運送業者10は、運送車両40が特定すると、計画立案した集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)、集荷ルートを運送車両40に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を使って送信する(302)。さらに、集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)と集荷ルートから集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を運送車両40に高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を使って送信する(304)。
【0049】
この運送業者10から送信される集荷リスト、集荷ルートの送信モードと、集荷先周辺の詳細情報の送信モードの検知は、送受信装置42によって自動的に行われる。すなわち、集荷リスト、集荷ルートの送信は、低周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第1の通信路(IMT2000DSP)をマスターキャリアとして通信し、集荷先周辺の詳細情報の送信は、高周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第2の通信路(802.11bDSP)の通信モードとして検知し、第1の通信路(IMT2000DSP)から第2の通信路(802.11bDSP)に自動的に切り替えられる。
【0050】
このように送信された集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)、集荷ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の集荷先への集荷ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(306)。この集荷リスト、集荷ルート、集荷先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された集荷ルートにしたがって集荷を開始する(308)。
【0051】
この運送業者10から集荷リスト、集荷ルート、集荷先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(310)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握する(312)。
【0052】
また、運送車両40においては、運送業者10から送信された集荷リストに基づいて、各集荷先の位置データの入力を行う(314)。この集荷リストに基づく各集荷先の位置データの入力の際に、各集荷先の特定エリアの入力を行う。この各集荷先の位置データの入力は、各集荷先の位置を特定する緯度・経度を、各集荷先の特定エリアの入力は、各集荷先を中心とした円で特定した範囲を、集荷作業車が入力する。この各集荷先の位置データの入力、各集荷先の特定エリアの入力は、集荷作業車が入力するのではなく運送業者10からの送信によって入力してもよい。この集荷リスト、集荷ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の各集荷先への到着予定時刻を演算し、この運送車両40の各集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(316)。そして、この運送車両40の各集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(318)。
【0053】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(320)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(322)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(324)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(326)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(集荷ルート)に基づく集荷先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(328)。
【0054】
また、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、集荷先周辺の交通情報を基に運送車両40の各集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(330)、この運送車両40の各集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(332)。そして、この運送車両40の各集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(334)。この各集荷先顧客(運送利用会員30)に対する運送車両40の各集荷先への到着予定時刻の送信は、各集荷先顧客が集荷されることが事前に判っている場合に有効であるが、集荷されることが事前に判っていない場合は、必ずしも各集荷先への到着予定時刻の送信を行うことを要しない。
【0055】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各集荷先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったことを検出し(336)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が集荷先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(338)。そして、運送車両40が集荷先に荷物の集荷を行い(340)、集荷先に到着し、集荷作業員が荷物の集荷を行う(342)。
【0056】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が集荷先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、集荷先への荷物の集荷を終了したものとして処理する(344)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の集荷を終了した集荷先(運送利用会員30)から次に集荷する集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(346)。
【0057】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(348)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(350)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(352)。このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の集荷先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(354)。また、このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の集荷先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて次の集荷先(運送利用会員30)に提供される(356)。
【0058】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(358)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(360)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(362)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(364)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(集荷ルート)に基づく集荷先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(366)。
【0059】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、集荷先周辺の交通情報を基に運送車両40の各集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(368)、この運送車両40の集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(370)。そして、この運送車両40の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(372)。
【0060】
ここで、運送業者10は、運送車両40が次の集荷先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことを検出する(374)。この運送車両40が集荷先の特定エリアに到着したことを検出すると、この集荷先の特定エリアに到着したことは、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信される(376)。そして、運送車両40が集荷先に荷物の集荷を行う(378)。この荷物の集荷に集荷先(運送利用会員30)を訪問した際に、集荷先が不在の場合は、不在者通知書(集荷者名、訪問日、訪問した時刻、再集荷希望連絡先等を記載したもの)を残して訪問した記録を残しておく(380)。そして、集荷作業員は、集荷先が不在であり、集荷物を集荷できなかった、あるいは集荷物を集荷できずに持ち帰ったことを運送業者10に送信する(382)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の集荷を終了した集荷先(運送利用会員30)から次に集荷する集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(384)。
【0061】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(386)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(388)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(390)。このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の集荷先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(392)。また、このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の集荷先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて次の集荷先(運送利用会員30)に提供される(394)。
【0062】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(396)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(398)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(400)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(402)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(集荷ルート)に基づく集荷先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(404)。
【0063】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、集荷先周辺の交通情報を基に運送車両40の各集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(406)、この運送車両40の集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(408)。そして、この運送車両40の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(410)。
【0064】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各集荷先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(412)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が集荷先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(414)。そして、運送車両40が集荷先に荷物の集荷を行い(416)、集荷先に到着し、集荷作業員が荷物の集荷を行う(418)。
【0065】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が集荷先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、集荷先への荷物の集荷を終了したものとして処理する(420)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の集荷を終了した集荷先(運送利用会員30)から次に集荷する集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(422)。
【0066】
ここで、集荷作業員が荷物の集荷のため、運送車両40で移動中に不在にしていた運送利用会員30から運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて再集荷依頼が行われる(424)。この不在にしていた運送利用会員30からの再集荷依頼を受けると、運送業者10では、当初設定した集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)に基づく集荷ルートにしたがって途中まで消化した集荷リスト及び集荷ルートの変更が必要となる。この不在にしていた運送利用会員30への集荷を集荷ルートの最後に回せれば問題はないが、不在にしていた運送利用会員30からの再集荷依頼が時刻を指定してくるような場合、集荷ルートの組み替えが必要となる。そこで、運送業者10においては、不在にしていた運送利用会員30からの再集荷依頼に基づき、現在未消化の集荷リストに再集荷依頼の運送利用会員30を加え、再集荷ルートを作成する再集荷計画の立案を行う(426)。この再度計画立案した再集荷リスト(集荷品物リスト、集荷先リスト)、再集荷ルートを運送車両40に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を使って送信する(428)。
【0067】
このように送信された再集荷リスト(再集荷品物リスト、再集荷先リスト)、再集荷ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(430)。運送車両40の集荷先への集荷ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、最初に送信してあるので通常は不要である。この再集荷リスト、再集荷ルートを受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された再集荷ルートにしたがって集荷を再開する(432)。
【0068】
この運送業者10から集荷リスト、集荷ルート、集荷先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(434)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握し、この再集荷リスト、再集荷ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の再開後の集荷先への到着予定時刻を演算する(436)。この運送車両40の各集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(438)。そして、この運送車両40の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(440)。
【0069】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各集荷先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(442)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が集荷先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(444)。そして、運送車両40が集荷先に荷物の集荷を行い(446)、集荷先に到着し、集荷作業員が荷物の集荷を行う(448)。
このよう繰り返しを行うことによって各集荷先(運送利用会員30)への集荷作業を完了させる。
【0070】
図17〜図25に、図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示す。この図17〜図25に図示の第3の実施の形態は、運送利用会員30から運送依頼を受けた運送業者10が、配送ルートにしたがって配送している途中で運送利用会員30からの運送依頼に基づき集荷する場合の実施の形態である。
運送利用会員30からの運送の依頼に基づき配送している最中に、配送ルートのエリア内にある運送利用会員30から運送依頼を受け、荷物を集荷する必要が生じ配送途中で荷物の集荷を繰り入れる場合がある。
【0071】
複数の運送利用会員30は、運送業者10に対して、運送利用会員30のPC30Aあるいは携帯端末30Bを利用して運送の依頼の申込を行う(500)。この複数の運送利用会員30から運送依頼の申込があると、運送業者10は、この複数の運送利用会員30からの運送依頼申込に基づいて運送業者10では、特定のエリア毎に運送依頼品の仕分けを行い、特定のエリア毎に配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)を作成し、この配送リストに基づいて1日に配送する運送車両の手配、各運送車両の積載荷物、道路情報に基づいて各運送車両の配送先への配送ルートを作成する配送計画の立案を行う(502)。さらに、運送業者10は、運送車両40が特定すると、計画立案した配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートを運送車両40に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を使って送信する(110)。さらに、配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)と配送ルートから配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を運送車両40に高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を使って送信する(504)。
【0072】
この運送業者10から送信される配送リスト、配送ルートの送信モードと、配送先周辺の詳細情報の送信モードの検知は、送受信装置42によって自動的に行われる。すなわち、配送リスト、配送ルートの送信は、低周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第1の通信路(IMT2000DSP)をマスターキャリアとして通信し、配送先周辺の詳細情報の送信は、高周波数のデータとして送信し、送受信装置42において第2の通信路(802.11bDSP)の通信モードとして検知し、第1の通信路(IMT2000DSP)から第2の通信路(802.11bDSP)に自動的に切り替えられる。
【0073】
このように送信された配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)、配送ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の配送先への配送ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の写真で示す画像情報等)及び配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(506)。この配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された配送ルートにしたがって配送を開始する(508)。
【0074】
この運送業者10から配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(510)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握する(512)。
【0075】
また、運送車両40においては、運送業者10から送信された配送リストに基づいて、各配送先の位置データの入力を行う(514)。この配送リストに基づく各配送先の位置データの入力の際に、各配送先の特定エリアの入力を行う。この各配送先の位置データの入力は、各配送先の位置を特定する緯度・経度を、各配送先の特定エリアの入力は、各配送先を中心とした円で特定した範囲を、配送作業車が入力する。この各配送先の位置データの入力、各配送先の特定エリアの入力は、配送作業車が入力するのではなく運送業者10からの送信によって入力してもよい。この配送リスト、配送ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の各配送先への到着予定時刻を演算し、この運送車両40の各配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(516)。そして、この運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(518)。
【0076】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(520)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(522)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(524)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(526)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(528)。
【0077】
また、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(530)、この運送車両40の各配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(532)。そして、この運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、各配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(534)。この各配送先顧客(運送利用会員30)に対する運送車両40の各配送先への到着予定時刻の送信は、各配送先顧客が配送されることが事前に判っている場合に有効であるが、配送されることが事前に判っていない場合は、必ずしも各配送先への到着予定時刻の送信を行うことを要しない。
【0078】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各配送先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったことを検出し(536)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が配送先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(538)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行い(540)、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(542)。
【0079】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送先への荷物の配送を終了したものとして処理する(544)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送先(運送利用会員30)から次に配送する配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(546)。
【0080】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(548)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(550)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(552)。このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(554)。また、このように演算して得られた次の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて次の配送先(運送利用会員30)に提供される(556)。
【0081】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(558)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(560)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(562)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(564)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(566)。
【0082】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(568)、この運送車両40の配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(570)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(572)。
【0083】
ここで、運送業者10は、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことを検出する(574)。この運送車両40が配送先の特定エリアに到着したことを検出すると、この配送先の特定エリアに到着したことは、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信される(576)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行う(578)。そして、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(580)。
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送先への荷物の配送を終了したものとして処理する(582)。
【0084】
ここで、運送利用会員30から携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて運送依頼に基づいた集荷依頼が運送業者10に行われる(584)。すると、運送業者10においては、運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30の位置情報、及び配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)の検索を行う(586)。そして、運送業者10においては、運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30の周辺を配送ルートとし、配送荷物を集荷できる運送車両40の検索を行う(588)。
【0085】
この運送業者10において運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30の周辺を配送ルートとし、配送荷物を集荷できる運送車両40が検索されると、検索した運送車両40の当初設定した配送リスト(配送品物リスト、配送先リスト)に基づく配送ルートにしたがって途中まで消化した配送リスト及び配送ルートの変更が必要となる。この運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30への集荷を配送リストの最後に回せれば問題はないが、運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30からの集荷依頼が時刻を指定してくるような場合、配送ルートの組み替えが必要となる。そこで、運送業者10においては、運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30からの集荷依頼に基づき、現在未消化の配送リストに集荷依頼の運送利用会員30を加え、配送・集荷ルートを作成する配送・集荷計画の立案を行う(590)。この運送業者10においては、運送依頼に基づいた集荷依頼を行った運送利用会員30からの集荷依頼に基づき、現在未消化の配送リストに集荷依頼の運送利用会員30を加え、配送・集荷ルートの作成を行うと、運送依頼に基づいた集荷依頼があったことの通知、配送ルートの変更の連絡、変更後の配送・集荷ルート計画の送信、変更後の配送・集荷リスト(配送・集荷品物リスト、配送・集荷先リスト)の送信を、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて運送車両40の車載機器40Aに送信する(592)。
【0086】
このように送信された配送・集荷リスト(配送・集荷品物リスト、配送・集荷先リスト)、配送・集荷ルートは、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1によって運送車両40の車載機器40Aで受領され、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)に記憶される(506)。この配送リスト、配送ルート、配送先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、運送業者10によって設定された配送ルートにしたがって配送を開始する(594)。そして、この新しい配送先への配送ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び配送先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、店舗・サービスステーション20において高速でダウンロードできることの案内を行う。さらに運送業者10は、配送・集荷ルートに新たに加えられた集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2によって店舗・サービスステーション20に送信する(596)。
【0087】
その後、運送車両40を店舗・サービスステーション20に立ち寄らす(598)と、店舗・サービスステーション20の無線LAN等の高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を用いて運送車両40の車載機器40Aに送信し、配送・集荷ルートに新たに加えられた集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)は、運送車両40の車載機器40AのCPU41に内蔵されるメモリ(RAM)にダウンロードされる(600)。このダウンロードされると、運送車両40の車載機器40Aは、集荷依頼人の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)のは、店舗・サービスステーション20において高速でダウンロードできることのダウンロードを行ったことの通知を運送業者10に行う(602)。新たに作成された配送・集荷リスト、配送・集荷ルート、配送・集荷先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、運送業者10によって新たに作成された配送・集荷ルートにしたがって配送・集荷を再開する(604)。
【0088】
運送業者10は、新たに作成された配送・集荷リスト、配送・集荷ルート、配送・集荷先周辺の詳細情報に基づいて演算した各配送・集荷先の到着予定時刻の連絡を運送利用会員30に通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて運送利用会員30に行う(606)。
【0089】
この運送業者10から配送・集荷リスト、配送・集荷ルート、配送・集荷先周辺の詳細情報を受領した運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信する(608)。この運送車両40からの位置データを定周期に受信すると、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置データを解析し、運送車両40の位置状況を把握し、この配送・集荷リスト、配送・集荷ルートに基づいて運送業者10においては、運送車両40の再開後の配送・集荷先への到着予定時刻を演算する(610)。この運送車両40の各配送・集荷先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(612)。そして、この運送車両40の配送・集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送・集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(614)。
【0090】
このように走行する運送車両40において、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって演算した車両位置が、予め設定されている各配送・集荷先を中心とした円で特定した範囲で決められた特定エリア内に入ったこと検出し(616)、運送車両40の車載機器40Aからは、運送車両40が配送・集荷先の特定エリアに到着した情報を運送業者10に送信する(618)。そして、運送車両40が配送・集荷先に荷物の集荷・配送を行い(620)、配送・集荷先に到着し、集荷・配送作業員が荷物の集荷・配送を行う(622)。
【0091】
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送・集荷先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送・集荷先への荷物の配送を終了したものとして処理する(624)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送・集荷先(運送利用会員30)から次に集荷・配送する配送・集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(626)。
【0092】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(628)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(630)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(632)。このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(634)。そして、この運送車両40の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(636)。
【0093】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(638)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(640)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(642)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(644)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(646)。
【0094】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送・集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(648)、この運送車両40の配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(650)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(652)。
【0095】
ここで、運送業者10は、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことを検出する(654)。この運送車両40が配送先の特定エリアに到着したことを検出すると、この配送先の特定エリアに到着したことは、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信される(656)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行う(658)。そして、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(660)。
運送業者10においては、運送車両40の車載機器40Aから運送車両40が配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことの情報を受信し、配送先への荷物の配送を終了したものとして処理する(662)。そして、運送業者10においては、運送車両40が荷物の配送を終了した配送・配送先(運送利用会員30)から次に配送・配送する配送・配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(664)。
【0096】
この運送車両40からは、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(666)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(668)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻の演算を行う(670)。このように演算して得られた次の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、前の配送先(運送利用会員30)への到着したときに演算した到着予定時刻と異なる場合に、運送業者10から通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(672)。そして、この運送車両40の集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(674)。
【0097】
また、運送車両40は、GPS受信機47によって一定期間毎に複数のGPS衛星7からの位置信号をアンテナ48を介して受信しCPU41によって車両位置を演算し、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送車両40の位置情報を運送業者10に送信する(676)。この運送車両40から定周期に送信されてくる運送車両40の位置情報に基づいて、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40の位置状況を把握する(678)。そして、運送業者10は、これら運送車両40から送信されてきた位置情報を解析し、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)の演算を行う(680)。このように演算して得られた道路状況は、運送業者10から道路情報として通信事業者50を介して、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて各運送車両40に提供される(682)。また、運送業者10は、運送車両40から送信されてきた位置情報を基に、設定された運送計画(配送ルート)に基づく配送先周辺の交通情報の提供を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信する(684)。
【0098】
ここで、運送業者10は、運送車両40が走行している道路状況(渋滞状態、通行禁止等)、配送先周辺の交通情報を基に運送車両40の各配送・集荷先(運送利用会員30)への到着予定時刻を演算し(686)、この運送車両40の配送先への到着予定時刻を通信事業者50を介し、運送車両40の車載機器40Aに送信する(688)。そして、この運送車両40の配送先(運送利用会員30)への到着予定時刻は、配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて送信してもよい(690)。
【0099】
ここで、運送業者10は、運送車両40が次の配送先(運送利用会員30)の特定エリアに到着したことを検出する(692)。この運送車両40が配送先の特定エリアに到着したことを検出すると、この配送先の特定エリアに到着したことは、運送車両40の送受信装置42を用いアンテナ43から通信事業者50を介して、運送業者10に送信される(694)。そして、運送車両40が配送先に荷物の配送を行う(696)。そして、配送先に到着し、配送作業員が荷物の配送を行う(698)。
このよう繰り返しを行うことによって各配送・集荷先(運送利用会員30)への集荷・配送作業を完了させる。
【0100】
次に会員登録の申込みに基づく運送サービスの提供を希望する運送利用会員30側の会員登録の処理フローについて図29を用いて説明する。
【0101】
図において、運送業者10の運送サービスの提供を希望する者(運送利用会員30)は、運送業者10に会員登録をすることができる。この運送業者10に会員登録を希望する者(運送利用会員30)は、ステップ802において、PC30A、携帯端末30B等の端末機器を用いて運送業者10を呼び出す。このステップ802において会員登録を希望する者が運送業者10を呼び出す(アクセスする)と、ステップ804において、運送業者10が応答し、会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対し運送業者10からは、図49に示す如く、
「新規会員登録ですか 」
という表示画面が送信される。この運送業者10からの運送利用会員か否かを問い合わせるメッセージ画面が会員登録を希望する者(運送利用会員30)側のPC30A、携帯端末30B等の端末機器に送信され表示される。この図49に示す如き表示画面において「YES」を選択(クリック)すると、ステップ804において、運送利用会員登録を希望する者は、運送業者10に対して運送利用会員登録の申込を行うことになる。
【0102】
このステップ804において会員登録を希望する者が会員登録の申込を行うと、この会員登録を希望する者(運送利用会員30)からの運送業者10に対する会員登録の申込は、運送業者10に送信される。この会員登録を希望する者(運送利用会員30)からの会員登録の申込を受けると、運送業者10では、ステップ806において、会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対し、運送利用会員登録のために必要な入力事項、利用者氏名(法人名)、住所、生年月日(年齢)、電話番号、連絡先、事業規模、その他(利用頻度、銀行口座名)等の入力画面が図50に示す如く、
「次の事項を入力して下さい。
1.氏名(法人名)
2.住所
3.生年月日/年令/性別
4.電話番号
5.連絡先
6.事業規模
7.その他 」
と送信されてくる。
【0103】
すると、会員登録を希望する者(運送利用会員30)は、ステップ806において、この運送業者10からの画面表示データを受領し、ステップ808において、この運送業者10からの送信された図50に示す如き会員登録のために必要な入力事項を入力する。この入力した会員登録のために必要な入力事項は、運送業者10に送信され、運送業者10に運送委託会員として登録される。すなわち、運送業者10においては、会員登録の入力(会員Noの付与)を行い、図31に示す如き会員登録カード60の作成を行う。さらに、運送業者10側では、図28に図示の運送利用会員のデータベース15に運送利用会員として会員登録のために必要な入力事項を格納して会員登録を行い、運送利用会員としてのIDコードの割り当てを行い会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対しIDコードの付与を行う。この運送利用会員として会員登録のために必要な入力事項の入力、IDコードの付与が行われると、運送業者10側は、ステップ810において、会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対し、運送利用会員として登録されたことを示す会員としての登録通知書を、図51に示す如く、
「会員として登録されました。
貴方の会員番号とIDコードは次のとおりです。
会員番号:○○○○○
IDコード:△△△△△ 」
という表示画面として送信する。この運送業者10からの運送サービス会員としての登録通知書の送信を受けて、会員登録を希望する者(運送利用会員30)は、会員としての登録通知書を受領したことの報告を運送業者10に送信し処理フローを終了する。この一連の動作フローが終了すると、会員登録を希望する者は、運送業者10における運送利用会員30となる。
【0104】
次に運送利用会員30の運送業者10に対する運送利用会員30の加入申込みに基づく運送業者10側の処理フローについて図30を用いて説明する。
図30において、運送利用会員30は、運送業者10から提供される運送サービスの提供を受ける会員(運送利用会員)登録を希望した場合、運送利用会員登録希望者は、PC30A、携帯端末30B等の端末機器を用いて運送業者10を呼び出す。すると、運送業者10は、ステップ902において、運送利用会員申込者からの呼び出しに応答し、図49に示す如き「新規会員登録ですか」のメッセージ画面を送信する。この図49に示されるメッセージ画面で会員登録を希望する者(運送利用会員30)が「YES」を選択(クリック)すると、運送業者10は、ステップ904において、各種運送サービスを利用する人の運送利用会員申込の受付を行う。このステップ904において各種運送サービスを利用する人の運送利用会員申込の受付を行うと、ステップ906において、運送利用会員申込者に対し、図50に示す如き、会員登録のために必要な入力事項、利用者氏名(法人名)、住所、生年月日(年齢)、電話番号、連絡先、事業規模、その他(利用頻度、銀行口座名)等の入力を行う画面表示データを送信する。
【0105】
その後、ステップ908において、運送利用会員申込者が入力した図50に示す如き会員登録のために必要な入力事項を受領すると、運送業者10は、ステップ910において、運送業者10の提供する各種運送サービスの内容とサービスを受けるための料金の提示を行う。そして、運送業者10は、ステップ912において、運送利用会員としてのIDコードの割り当てを行い会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対しIDコードの付与を行う。この運送利用会員として会員登録のために必要な入力事項の入力、IDコードの付与を行い、会員登録を希望する者(運送利用会員30)に対し、運送利用会員として登録されたことを示す会員としての登録通知書を送付すると共に、会員カードの発行を行う。そして、運送業者10は、ステップ914において、運送利用会員申込者に対し、運送利用会員登録完了の通知と、認識番号(IDコード)の通知を行う。
【0106】
このステップ914において運送利用会員申込者に対し、運送利用会員登録完了の通知と、認識番号(IDコード)の通知を行うと、ステップ916において、図31に示す如き会員登録カード60の作成を行い、図28に図示の運送利用会員のデータベース15に運送利用会員として会員登録のために必要な入力事項を格納して会員登録を行い、管理データの作成を行う。このステップ916において管理データの作成を行うと、ステップ918において、運送業者の所有する車両の位置情報管理データの作成を行う。すなわち、運送業者の所有する車両から送信されてくる位置情報に基づいて、各運送車両の位置データを集約する。そして、ステップ920において、運送業者10は、運送利用会員のデータベース15と運送車両の位置情報データベース17の作成を行う。
【0107】
次に運送利用会員30と運送サービスを行う運送業者10との間の処理フローについて図32を用いて説明する。
【0108】
図において、運送利用会員30は、ステップ1002において、PC30A、携帯端末30B等の端末機器を用いて運送業者10にアクセスする。すると、運送利用会員30側のPC30A、携帯端末30B等の端末機器には、図52に示す如く、
「運送利用の申込ですか」
というメッセージ画面が表示される。そして、運送利用会員30が図52に示されるメッセージ画面で「NO」を選択(クリック)すると、このフローは終了する。また、図52に示されるメッセージ画面で「YES」を選択(クリック)すると、運送業者10に対して運送利用の申込を行うことになる。
【0109】
このように運送利用会員30は、ステップ1002において、運送業者10に対し運送依頼(配送依頼、集荷・配送依頼)の申込を行う。このステップ1002において運送利用会員30が図52に示されるメッセージ画面で「YES」を選択(クリック)して運送依頼の申込を行うと、運送業者10からは、図53に示す如く、
Figure 0003707677
というメッセージ画面が表示される。
【0110】
すると、運送利用会員30は、ステップ1004において、この運送業者10からの送信された図53に示す如き運送依頼申込画面の入力事項を入力する。このようにステップ1004において、運送利用会員30が運送依頼した運送対象物、運送先の特定を行う。このステップ1004において運送対象物、運送先の特定を行うと、ステップ1006において、運送対象物、運送先の情報を管理カードに入力する。このステップ1006において運送対象物、運送先の情報の入力を行うと、ステップ1008において、運送利用会員30が運送依頼した運送対象物の運送条件(取り扱い)、運送日時の特定を行う。この運送条件の『取り扱い』は、例えば、『ワレモノ注意』、『生もの要冷蔵』、『上積厳禁』等である。また、運送日時は、運送日の指定(例えば、○月○日午前10時)である。このステップ1008において運送利用会員30が運送依頼した運送対象物の運送条件の特定が行われると、運送業者10からは、運送利用会員30に対して運送条件に応じた運送料金の請求が行われる。すなわち、ステップ1008において運送利用会員30が運送依頼した運送対象物の運送条件の特定を行うと、ステップ1010において、運送利用会員30は運送業者10からの運送条件に応じた運送料金請求を受領する。このステップ1010において運送業者10からの運送条件に応じた運送料金請求を受領すると、運送利用会員30は、ステップ1012において、運送業者10からの運送対象物に対する運送契約成立を受領する。このステップ1012における運送業者10からの運送対象物に対する運送契約成立を受領し、運送利用会員30は、ステップ1014において、運送業者10から請求された運送料金の支払を行い、このフローを終了する。
【0111】
次に図3〜図9に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員30からの配送依頼に基づく運送業者10の処理フローについて図33〜図37を用いて説明する。
【0112】
図において、運送業者10は、ステップ1102において、運送利用会員30からの運送依頼(配送依頼)の申込を受領する。このステップ1102において運送依頼(配送依頼)の申込を運送利用会員30から受領すると、ステップ1104において、運送業者10は、運送利用会員30に対し、配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせを行う。この運送業者10からの配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせがあると、運送利用会員30は運送業者10に対し配送対象物、配送先、配送条件の回答を行う。このステップ1104における配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせに対し、ステップ1106において、運送利用会員30からの情報を受領する。このステップ1106において運送利用会員30からの配送対象物、配送先、配送条件の情報を受領すると、ステップ1108において、配送エリア毎に配送対象物の仕分けを行う。このステップ1108において配送エリア毎に配送対象物の仕分けを行うと、ステップ1110において、配送対象物の配送計画の立案(配送リストの作成、配送ルートの作成)を行う。
【0113】
このステップ1110において配送対象物の配送計画の立案を行うと、ステップ1112において、立案した配送計画に適した配送車両40の特定(1t車か、2t車か、4t車か等)を行う。このステップ1112において配送車両40の特定を行うと、ステップ1114において、1日の配送リスト、配送ルート、配送ルート上にある店舗・サービスステーション20とその所在地を、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて配送車両40の車載機器40Aに送信し、配送リストに記載される主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を用いて配送車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1114において1日の配送リスト、配送ルート、配送ルート上にある店舗・サービスステーション等の送信を行うと、ステップ1116において、定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信する。このステップ1116において配送車両40の位置情報を受信すると、ステップ1118において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1118において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1120において、配送車両40の車載機器40Aに演算して求めた道路状況、交通情報を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0114】
このステップ1120において道路状況、交通情報を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1122において、この演算した配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1122において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1124において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1124において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1126において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の配送先への到着予定時刻を次の配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1126において配送車両40の到着予定時刻を配送先顧客に送信すると、ステップ1128において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着したか否かの判定を行う。
【0115】
このステップ1128において配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着するのを待ち、このステップ1128において配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着したと判定すると、ステップ1130において、配送先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1130において配送先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1134に移る。また、このステップ1130において配送先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1132において、配送車両40の車載機器40Aから配送リストの配送先顧客の不在通知を受信する。このステップ1132において配送車両40の車載機器40Aから配送リストの配送先顧客の不在通知を受信すると、ステップ1134において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1134において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1136において、配送車両40の位置情報に基づいて演算して求めた次の配送先への到着予定時刻を配送配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0116】
このステップ1136において次の配送先への到着予定時刻を配送配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1138において、この演算して求めた配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1138において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して送信すると、ステップ1140において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が配送先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1140において配送車両40が配送先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1140において配送車両40が配送先の特定エリアに到着したと判定すると、ステップ1142において、配送先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1142において配送先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1144において、不在者宅に不在者伝票を置いて連絡先を通知する。
【0117】
また、このステップ1142において配送先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1146において、配送リストに載っている荷物の配送が完了したか否かの判定を行う。ステップ1146において配送リストに載っている荷物の配送が完了していないと判定すると、ステップ1134に移る。また、このステップ1146において配送リストに載っている荷物の配送が完了したと判定すると、ステップ1148において、配送リストに載っている配送先への荷物の配送の終了を運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信し、フローを終了する。
【0118】
また、ステップ1144において不在者宅に不在者伝票を置いて連絡先を通知すると、ステップ1150において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1150において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1152において、配送車両40の位置情報に基づいて演算して求めた次の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1152において次の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1154において、配送車両40の位置情報に基づいて演算して求めた配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0119】
このステップ1154において配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して送信すると、ステップ1156において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が配送先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1156において配送車両40が配送先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1156において配送車両40が配送先の特定エリアに到着したと判定すると、ステップ1158において、配送先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1158において配送先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1160において、配送リストの配送先顧客の不在通知を受信する。このステップ1158において配送先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1162において、不在者からの再配送依頼が有ったか否かの判定を行う。このステップ1162において不在者からの再配送依頼が無かったと判定すると、ステップ1146に戻る。また、このステップ1162において不在者からの再配送依頼が有ったと判定すると、ステップ1168に移る。
【0120】
また、ステップ1160において配送リストの配送先顧客の不在通知を受信すると、ステップ1164において、配送リストに載っている荷物の配送が完了したか否かの判定を行う。ステップ1164において配送リストに載っている荷物の配送が完了していないと判定すると、ステップ1150に移る。また、このステップ1164において配送リストに載っている荷物の配送が完了したと判定すると、ステップ1166において、配送リストに載っている配送先への荷物の配送の終了を運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信し、フローを終了する。
【0121】
また、ステップ1162において不在者からの再配送依頼が有ったと判定すると、ステップ1168において、未配送顧客リストに再配送依頼をしてきた顧客を加えて配送計画を立案し直し、再度、配送ルートの決定を行う。このステップ1168において未配送顧客リストに再配送依頼をしてきた顧客を加えて配送計画を立案し直し、再度、配送ルートの決定を行うと、ステップ1170において、改めて設定された配送ルートを受信したことの連絡を受領する。このステップ1170において改めて設定された配送ルートを受信したことの連絡を受領すると、ステップ1172において、定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信する。このステップ1172において定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信すると、ステップ1174において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1174において配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1176において、演算して求めた道路状況、交通情報を配送車両40の車載機器40Aに携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1176において道路状況、交通情報を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1178において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の再配送ルートの直近の配送先への到着予定時刻を演算する。このステップ1178において配送車両40の再配送ルートの直近の配送先への到着予定時刻を演算すると、ステップ1180において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1180において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1182において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻を顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1182において配送車両40の次の配送先への到着予定時刻を顧客に送信すると、ステップ1128に戻る。
【0122】
次に図10〜図16に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員30からの集荷依頼に基づく運送業者10の処理フローについて図38〜図42を用いて説明する。
【0123】
図において、運送業者10は、ステップ1202において、運送利用会員30からの運送依頼(集荷依頼)の申込を受領する。このステップ1202において運送依頼(集荷依頼)の申込を運送利用会員30から受領すると、ステップ1204において、運送業者10は、運送利用会員30に対し、集荷対象物、集荷先、集荷条件の問い合わせを行う。この運送業者10からの集荷対象物、集荷先、集荷条件の問い合わせがあると、運送利用会員30は運送業者10に対し集荷対象物、集荷先、集荷条件の回答を行う。このステップ1204における集荷対象物、集荷先、集荷条件の問い合わせに対し、ステップ1206において、運送利用会員30からの情報を受領する。このステップ1206において運送利用会員30からの集荷対象物、集荷先、集荷条件の情報を受領すると、ステップ1208において、集荷エリア毎に集荷対象物の仕分けを行う。このステップ1208において集荷エリア毎に集荷対象物の仕分けを行うと、ステップ1210において、集荷対象物の集荷計画の立案(集荷リストの作成、集荷ルートの作成)を行う。
【0124】
このステップ1210において集荷対象物の集荷計画の立案を行うと、ステップ1212において、立案した集荷計画に適した集荷車両40の特定(1t車か、2t車か、4t車か等)を行う。このステップ1212において集荷車両40の特定を行うと、ステップ1214において、1日の集荷リスト、集荷ルート、集荷ルート上にある店舗・サービスステーション20とその所在地を、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて集荷車両40の車載機器40Aに送信し、集荷リストに記載される主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を用いて集荷車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1214において1日の集荷リスト、集荷ルート、集荷ルート上にある店舗・サービスステーション等の送信を行うと、ステップ1216において、定周期毎に集荷車両40の車載機器40Aから送信されてくる集荷車両40の位置情報を受信する。このステップ1216において集荷車両40の位置情報を受信すると、ステップ1218において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1218において集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1220において、集荷車両40の車載機器40Aに演算して求めた道路状況、交通情報を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0125】
このステップ1220において道路状況、交通情報を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1222において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1222において集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1224において、この演算した集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1224において集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1226において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の集荷先への到着予定時刻を次の集荷先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1226において集荷車両40の到着予定時刻を集荷先顧客に送信すると、ステップ1228において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40が直近の集荷先の特定のエリアに到着したか否かの判定を行う。
【0126】
このステップ1228において集荷車両40が直近の集荷先の特定のエリアに到着するのを待ち、このステップ1228において集荷車両40が直近の集荷先の特定のエリアに到着したと判定すると、ステップ1230において、集荷先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1230において集荷先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1234に移る。また、このステップ1230において集荷先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1232において、集荷車両40の車載機器40Aから集荷リストの集荷先顧客の不在通知を受信する。このステップ1232において集荷車両40の車載機器40Aから集荷リストの集荷先顧客の不在通知を受信すると、ステップ1234において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1234において集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1236において、集荷車両40の位置情報に基づいて演算して求めた次の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0127】
このステップ1236において次の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1238において、この演算して求めた集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の到着予定時刻を次の集荷先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1238において集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の到着予定時刻を次の集荷先の顧客に対して送信すると、ステップ1240において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1240において集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1240において集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着したと判定すると、ステップ1242において、集荷先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1242において集荷先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1244において、不在者宅に不在者伝票を置いて連絡先を通知する。
【0128】
また、このステップ1242において集荷先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1246において、集荷リストに載っている荷物の集荷がすべて完了したか否かの判定を行う。ステップ1246において集荷リストに載っている荷物のすべての集荷が完了していないと判定すると、ステップ1234に移る。また、このステップ1246において集荷リストに載っている荷物のすべての集荷が完了したと判定すると、ステップ1248において、集荷リストに載っている集荷先への荷物の集荷の終了を運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信し、フローを終了する。
【0129】
また、ステップ1244において不在者宅に不在者伝票を置いて連絡先を通知したことを受領すると、ステップ1250において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1250において集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1252において、集荷車両40の位置情報に基づいて演算して求めた次の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1252において次の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1254において、集荷車両40の位置情報に基づいて演算して求めた集荷車両40の到着予定時刻を次の集荷先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0130】
このステップ1254において集荷車両40の到着予定時刻を次の集荷先の顧客に対して送信すると、ステップ1256において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1256において集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1256において集荷車両40が集荷先の特定エリアに到着したと判定すると、ステップ1258において、集荷先の運送利用会員30が在宅していたか否かを判定する。このステップ1258において集荷先に運送利用会員30が在宅していなかったと判定すると、ステップ1260において、集荷リストの集荷先顧客の不在通知を受信する。このステップ1258において集荷先に運送利用会員30が在宅していたと判定すると、ステップ1262において、不在者からの再集荷依頼が有ったか否かの判定を行う。このステップ1262において不在者からの再集荷依頼が無かったと判定すると、ステップ1246に戻る。また、このステップ1262において不在者からの再集荷依頼が有ったと判定すると、ステップ1268に移る。
【0131】
また、ステップ1260において集荷リストの集荷先顧客の不在通知を受信すると、ステップ1264において、集荷リストに載っている荷物の集荷が完了したか否かの判定を行う。ステップ1264において集荷リストに載っている荷物の集荷が完了していないと判定すると、ステップ1250に移る。また、このステップ1264において集荷リストに載っている荷物の集荷が完了したと判定すると、ステップ1266において、集荷リストに載っている集荷先への荷物の集荷の終了を運送業者10に携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信し、フローを終了する。
【0132】
また、ステップ1262において不在者からの再集荷依頼が有ったと判定すると、ステップ1268において、未集荷顧客リストに再集荷依頼をしてきた顧客を加えて集荷計画を立案し直し、再度、集荷ルートの決定を行う。このステップ1268において未集荷顧客リストに再集荷依頼をしてきた顧客を加えて集荷計画を立案し直し、再度、集荷ルートの決定を行うと、ステップ1270において、改めて設定された集荷ルートを受信したことの連絡を受領する。このステップ1270において改めて設定された集荷ルートを受信したことの連絡を受領すると、ステップ1272において、定周期毎に集荷車両40の車載機器40Aから送信されてくる集荷車両40の位置情報を受信する。このステップ1272において定周期毎に集荷車両40の車載機器40Aから送信されてくる集荷車両40の位置情報を受信すると、ステップ1274において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1274において集荷車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1276において、演算して求めた道路状況、交通情報を集荷車両40の車載機器40Aに携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1276において道路状況、交通情報を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1278において、集荷車両40の位置情報に基づいて集荷車両40の再集荷ルートの直近の集荷先への到着予定時刻を演算する。このステップ1278において集荷車両40の再集荷ルートの直近の集荷先への到着予定時刻を演算すると、ステップ1280において、この演算した集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して集荷車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1280において集荷車両40の直近の集荷先への到着予定時刻を集荷車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1282において、この演算した集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して顧客に対して送信する。このステップ1282において集荷車両40の次の集荷先への到着予定時刻を顧客に送信すると、ステップ1228に戻る。
【0133】
次に図17〜図25に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員30からの配送・集荷依頼に基づく運送業者10の処理フローについて図43〜図48を用いて説明する。
【0134】
図において、運送業者10は、ステップ1302において、運送利用会員30からの運送依頼(配送依頼)の申込を受領する。このステップ1302において運送依頼(配送依頼)の申込を運送利用会員30から受領すると、ステップ1304において、運送業者10は、運送利用会員30に対し、配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせを行う。この運送業者10からの配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせがあると、運送利用会員30は運送業者10に対し配送対象物、配送先、配送条件の回答を行う。このステップ1304における配送対象物、配送先、配送条件の問い合わせに対し、ステップ1306において、運送利用会員30からの情報を受領する。このステップ1306において運送利用会員30からの配送対象物、配送先、配送条件の情報を受領すると、ステップ1308において、配送エリア毎に配送対象物の仕分けを行う。このステップ1308において配送エリア毎に配送対象物の仕分けを行うと、ステップ1310において、配送対象物の配送計画の立案(配送リストの作成、配送ルートの作成)を行う。
【0135】
このステップ1310において配送対象物の配送計画の立案を行うと、ステップ1312において、立案した配送計画に適した配送車両40の特定(1t車か、2t車か、4t車か等)を行う。このステップ1312において配送車両40の特定を行うと、ステップ1314において、1日の配送リスト、配送ルート、配送ルート上にある店舗・サービスステーション20とその所在地を、携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を用いて配送車両40の車載機器40Aに送信し、配送リストに記載される主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を、高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を用いて配送車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1314において1日の配送リスト、配送ルート、配送ルート上にある店舗・サービスステーション等の送信を行うと、ステップ1316において、定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信する。このステップ1316において配送車両40の位置情報を受信すると、ステップ1318において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1318において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1320において、配送車両40の車載機器40Aに演算して求めた道路状況、交通情報を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0136】
このステップ1320において道路状況、交通情報を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1322において、この演算した配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1322において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1324において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1324において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1326において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の配送先への到着予定時刻を次の配送先顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1326において配送車両40の到着予定時刻を配送先顧客に送信すると、ステップ1328において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着したか否かの判定を行う。
【0137】
このステップ1328において配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着するのを待ち、このステップ1328において配送車両40が直近の配送先の特定のエリアに到着したと判定すると、運送業者10は、ステップ1330において、配送車両40が到着した特定のエリアの配送先顧客に荷物を配送し、配送作業が終了したことの通知を受領する。このステップ1330において配送先顧客への荷物の配送作業が終了したことの通知を受領すると、運送業者10は、ステップ1332において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1332において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1334において、配送車両40の位置情報に基づいて演算して求めた次の配送先への到着予定時刻を配送配送車両40の車載機器40Aに対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。
【0138】
このステップ1334において次の配送先への到着予定時刻を配送配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1336において、この演算して求めた配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1336において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を次の配送先の顧客に対して送信すると、ステップ1338において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が配送先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1338において配送車両40が配送先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1338において配送車両40が次の配送先の特定エリアに到着したと判定すると、運送業者10は、ステップ1340において、配送車両40が到着した特定のエリアの配送先顧客に荷物を配送し、配送作業が終了したことの通知を受領する。このステップ1340において配送先顧客への荷物の配送作業が終了したことの通知を受領すると、運送業者10は、ステップ1342において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行う。このステップ1342において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻の演算を行うと、ステップ1344において、配送車両40の位置情報に基づいて演算して求めた直近の配送先への到着予定時刻を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して配送車両40の車載機器40Aに送信する。
【0139】
このステップ1344において直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1346において、この演算して求めた配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を直近の配送先の顧客に対して携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して送信する。このステップ1346において配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の到着予定時刻を直近の配送先の顧客に対して送信すると、ステップ1348において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が配送先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1348において配送車両40が配送先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1348において配送車両40が配送先の特定エリアに到着したと判定すると、ステップ1350において、配送車両40が到着した特定のエリアの配送先顧客に荷物を配送し、配送作業が終了したことの通知を受領する。
【0140】
このステップ1350において配送先顧客への荷物の配送作業が終了したことの通知を受領すると、運送業者10は、ステップ1352において、新たな顧客(運送利用会員30)からの運送依頼に基づく荷物の集荷の申込が有ったか否かを判定する。このステップ1352において新たな顧客(運送利用会員30)からの運送依頼に基づく荷物の集荷の申込が無かったと判定すると、ステップ1354において、配送リストに載っている荷物の配送がすべて完了したか否かの判定を行う。このステップ1354において配送リストに載っている荷物の配送が完了していないと判定すると、ステップ1332に戻る。また、このステップ1354において配送リストに載っている荷物の配送をすべて完了したと判定すると、ステップ1356において、配送リストに載っている配送先への荷物の配送の終了を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して運送業者10に送信し、フローを終了する。
【0141】
また、ステップ1352において新たな顧客(運送利用会員30)からの運送依頼に基づく荷物の集荷の申込が有ったと判定すると、ステップ1358において、未配送顧客リストに新たに集荷依頼をしてきた顧客を加えて配送・集荷計画を立案し直し、配送・集荷ルートの決定を行う。このステップ1358において未配送顧客リストに新たに集荷依頼をしてきた顧客を加えて配送計画を立案し直し、配送・集荷ルートの決定を行うと、ステップ1360において、改めて設定された配送・集荷ルートと、最寄りの店舗・サービスステーション20の所在地を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して配送作業員に送信する。このステップ1360において改めて設定された配送・集荷ルート、最寄りの店舗・サービスステーション20の所在地を送信すると、運送業者10は、ステップ1362において、改めて設定された配送・集荷ルートを受信したことの連絡を受領する。このステップ1362において改めて設定された配送・集荷ルートを受信したことの連絡を受領すると、ステップ1364において、新たに集荷依頼をしてきた顧客(集荷先)への集荷ルートの主要箇所の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)及び集荷先周辺の詳細情報(詳細地図情報、周辺の風景を写真で示す画像情報等)を高速無線ネットワーク(近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)2を用いて最寄りの店舗・サービスステーション20に送信する。
【0142】
このステップ1364において新たに集荷依頼をしてきた顧客(集荷先)周辺の詳細情報を最寄りの店舗・サービスステーション20に送信すると、ステップ1366において、定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信する。このステップ1366において定周期毎に配送車両40の車載機器40Aから送信されてくる配送車両40の位置情報を受信すると、ステップ1368において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求める。このステップ1368において配送車両40の走行している道路状況、交通情報を演算して求めると、ステップ1370において、演算して求めた道路状況、交通情報を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して配送車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1370において道路状況、交通情報を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1372において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の配送・集荷ルートの直近の配送先への到着予定時刻を演算する。このステップ1372において配送車両40の配送・集荷ルートの直近の配送先への到着予定時刻を演算すると、ステップ1374において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して配送車両40の車載機器40Aに送信する。このステップ1374において配送車両40の直近の配送先への到着予定時刻を配送車両40の車載機器40Aに送信すると、ステップ1376において、この演算した配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40の次の配送先への到着予定時刻を携帯端末通信網(遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いた通信網)1を介して顧客(運送利用会員30)に送信する。このステップ1376において配送車両40の次の配送先への到着予定時刻を顧客に送信すると、ステップ1378において、配送車両40の位置情報に基づいて配送車両40が直近の配送先の特定エリアに到着したか否かを判定する。このステップ1378において配送車両40が直近の配送先の特定エリアに到着するのを待つ。そして、このステップ1378において配送車両40が直近の配送先の特定エリアに到着したと判定すると、運送業者10は、ステップ1380において、配送車両40が到着した特定のエリアの配送先顧客に荷物を配送し、配送作業が終了したことの通知を受領する。このステップ1380において配送先顧客への荷物の配送作業が終了したことの通知を受領するとステップ1354に戻る。
【0143】
これらの処理は、集荷のために走行している全ての運送車両40とのやり取りに共通したものである。
【0144】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る配送・集荷指示情報伝送システムによれば、複数の顧客からの運送依頼に基づき配送・集荷する配送・集荷ルートの変更時に変更した配送・集荷リストと、該変更した配送・集荷リストに基づく変更配送・集荷ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて通信し、変更後の配送顧客周辺の詳細情報を近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて短時間で配送作業者に通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配送・集荷指示情報伝送システムを実施するための全体構成図である。
【図2】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの情報の送受信関係の具体的構成図である。
【図3】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図4】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図5】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図6】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図7】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図8】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図9】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図10】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図11】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図12】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図13】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図14】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図15】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図16】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図17】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図18】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図19】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図20】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図21】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図22】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図23】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図24】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図25】図1に図示の配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態を示すシステム構成図である。
【図26】運送車両の車載機器のブロック構成図である。
【図27】図26に図示の送受信装置の詳細構成図である。
【図28】運送業者の処理装置のブロック構成図である。
【図29】会員登録の申込みに基づく運送サービスの提供を希望する者の会員登録の処理フローチャートである。
【図30】送利用会員の運送業者に対する運送利用会員の加入申込みに基づく運送業者側の処理フローチャートである。
【図31】運送利用会員の会員登録カードを示す図である。
【図32】運送利用サービスを受ける運送利用会員の処理フローチャートである。
【図33】配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図34】配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図35】配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図36】配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図37】配送・集荷指示情報伝送システムの第1の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図38】配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員からの集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図39】配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員からの集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図40】配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員からの集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図41】配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員からの集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図42】配送・集荷指示情報伝送システムの第2の実施の形態に対応する運送利用会員からの集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図43】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図44】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図45】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図46】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図47】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図48】配送・集荷指示情報伝送システムの第3の実施の形態に対応する運送利用会員からの配送・集荷依頼に基づく運送業者における処理フローチャートである。
【図49】運送利用会員が会員登録するときのメッセージ画面を示す図である。
【図50】運送利用会員の個人情報の入力処理画面を示す図である。
【図51】運送利用会員の会員登録通知のメッセージ画面を示す図である。
【図52】運送利用会員の運送依頼かを問い合わせるメッセージ画面を示す図である。
【図53】運送利用会員の運送依頼内容を入力するメッセージ画面を示す図である。
【符号の説明】
1…………………………携帯端末通信網
2…………………………高速無線ネットワーク
7…………………………GPS衛星
10………………………運送業者
20………………………店舗・サービスステーション
30………………………運送利用会員(運送利用者)
40………………………運送車両
40A……………………車載機器
50………………………通信事業者

Claims (8)

  1. 送受信回路を備えた車載機器を用いた、荷物の配送あるいは集荷のための配送システムであって,
    送信側からは複数の顧客からの配送依頼に基づく配送リストおよび前記配送リストに関係する画像情報が前記送受信回路を備えた車載機器に対して、前記配送リストと前記画像情報とが別々に分けて送信され,
    前記車載機器は、前記送信側からの前記配送リストと該配送に関する詳細情報としての画像情報とを別々に分けて受信するものであり,
    前記車載機器の有する送受信回路は、遠距離無線データ通信モードで通常の速度によりデータ通信を行う第1の通信網と、前記第1の通信より早い速度により近距離無線データ通信モードでデータ通信を行う第2の通信網との両方の通信網からデータを異なる送受信回路によって受信できるように構成されており,
    また前記送受信回路は、第1の通信網における遠距離無線データ通信モード用IPアドレスと前記第2の通信網における近距離無線データ通信モード用IPアドレスとの両方のアドレスに対応するように構成され、前記受信する第1の通信網又は前記第2の通信網のデータに応じて前記IPアドレスを選択することにより前記送受信回路は選択されたIPアドレスに対応した回線からデータを受信するように構成されており,
    前記配送リストは遠距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて前記送信側から送信され、前記送受信回路は前記遠距離無線データ通信モード用IPアドレスに対応した回路を使用して前記配送リストを受信し,
    前記詳細情報は近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて前記送信側から前記配送リストとは分けて送信され、前記受信回路は、前記近距離無線データ通信モード用IPアドレスにより前記第2の通信網を介して前記詳細情報を、前記近距離無線データ通信モード用IPアドレスに対応した回路を使用して受信することを特徴とする配送・集荷システム。
  2. 第1の通信網と前記第1の通信網より高速でデータ伝送できる第2の通信網とを使用する車載機器を用いて配送あるいは集荷を支援する配送システムであって,
    前記車載機器は、CPUと前記CPUと電気的に接続された送受信回路とを備えており,
    前記車載機器の有する送受信回路は、遠距離無線データ通信モードで通常の速度によりデータ通信を行う第1の通信網と、前記第1の通信より早い速度により近距離無線データ通信モードでデータ通信を行う第2の通信網との両方の通信網からデータを異なる送受信回路によって受信できるように構成されており,
    前記送受信回路は、第1の通信網と送受信するための第1の通信路と第2の通信網と送受信するための第2の通信路とこれら第1の通信路と第2の通信路を選択するスイッチと、前記遠距離無線データ通信モード用IPアドレスと前記近距離無線データ通信モード用IPアドレスとの両方に共通に使用するIPプロトコル処理部とを有しており、
    送信側は配送用情報とこの情報に関連する詳細情報とを第1の通信網と第2の通信路とに分けて送信した場合に、配送に利用するための前記詳細情報は近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて第2の通信網を介して送信され、前記送受信回路は前記スイッチで選択された第2の通信路を使用して前記第2の通信網から前記詳細情報を受信し、受信した情報を前記共通に使用するIPプロトコル処理部に送ることを特徴とする配送システム。
  3. 前記送受信回路は、第2の通信網の信号を検知すると、前記スイッチにより前記第2の通信路が選択され、前記第2の通信路の後受信情報は前記共通に使用する前記IPプロトコル処理回路に送られるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の配送システム。
  4. 前記配送リストデータと該配送リストに基づく配送ルートデータに変更が生じたときは、変更に基づく配送ルートの検索を行い、前記送信側から該変更配送ルートを遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて前記車載機器に送信するようにしたものである請求項1、2又は3に記載の配送システム。
  5. 前記変更配送ルートの詳細情報データは、前記送信側から近距離無線データ通信網の整備されたサービスステーションを経由しこのサービスステーションから近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて第2の通信網を介して前記車載機器に配信するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の配送システム。
  6. 前記運送車両の前記車載機器は配送先からこの後配送または集荷する顧客の通信機器に対し当該到着予定時刻を遠距離携帯端末通信モード用IPアドレスを用いて送信するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の配送システム。
  7. 第1の通信網を使用して送信側から配送あるいは集荷に利用する情報を車載機器に送信し、さらに前記第1の通信網より高速でデータ伝送できる第2の通信網を使用して前記送信側から配送あるいは集荷に利用する前記情報に利用される画像情報を前記車載機器に送信する、車載機器用いて配送あるいは集荷を支援する配送システムであって、
    前記車載機器は、CPUと前記CPUと電気的に接続された送受信回路とを備えており、
    前記載機器の有する送受信回路は、第1の通信網における遠距離無線データ通信モード用IPアドレスと前記第2の通信網における近距離無線データ通信モード用IPアドレスとの両方の異なるIPアドレスで送受信するように構成されており、
    前記送受信回路は、第1の通信網と送受信するための第1の通信路と、第2の通信網と送受信するための第2の通信路と、これら第1の通信路と第2の通信路を選択するスイッチと、前記遠距離無線データ通信モード用IPアドレスと前記近距離無線データ通信モード用IPアドレスとの両方に共通に使用するIPプロトコル処理部とを有しており、
    配送に利用するための画像情報である詳細情報は近距離無線データ通信モード用IPアドレスを用いて第2の通信網を介して送信され、前記送受信回路は前記スイッチで選択された第2の通信路を使用して前記第2の通信網から前記詳細情報を受信して前記共通に使用されるIPプロトコル処理部に送ることを特徴とする配送システム。
  8. 請求項7に記載の配送システムにおいて、前記スイッチは第2の通信網の信号を検知すると前記第2の通信路を選択することを特徴とする配送システム。
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