JP3700134B2 - 階段用側板を使用する階段 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、施工性及び取付施工後の仕上り外観に優れた階段用側板を使用する階段に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17に示すごとく、階段用側板91は一般に幅木とも呼ばれ、階段9における踏板92の踏板突出部に取付施工されている。
この階段用側板91は、略平方四辺形であったり、また柱94の全体を覆うごとく略略三角形のものがある。なお、階段用側板91の上方には手すり95が取付施工されている。
【0003】
そして、図15に示すごとく、柱94に垂直方形された壁96と踏板9の前方側端近傍94及び形成との間に生じる隙間を隠蔽するに当り、下辺が踏板9の形状に適合する鋸歯状に踏板嵌入部された長尺板が提案されている。
この階段用側板91は、現場での取付施工の際には、単に踏板9に嵌め込むだけで済むため、施工性に優れる長所がある。
【0004】
しかしながら、上記従来の階段用側板91は、図16に示すごとく、一般に前方側端近傍の先端部にはステップ(滑り止め板)921や突起状の段鼻部が設けられている。
そのため、階段用側板91の鋸歯下辺901との間には隙間90を生じる。また、階段用側板91の鋸歯側辺902と蹴込み板93との間には前方側端近傍が前方に突出しているため、同様に隙間90を生じる。
【0005】
この状態では、階段用側板91の仕上り外観が優れず、見栄えが悪い。また、隙間90よりゴミやホコリの出入があって、環境衛生上好ましくない現象を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、階段用側板91の取付施工後の仕上り外観を向上させ、踏板92の前方側端近傍と蹴込み板93とを強固に階段用側板に取付施工することを目的とした仕上り外観に優れた、階段用側板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の採った手段は、下記に示す通りである。以下、実施例において、使用する図面の符号を用いて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0009】
まず、請求項1記載の発明の採った手段は、板厚さが10〜40ミリメートルで、板形状が略平方四辺形又は略三角形で、踏板21がその端部蹴込み板22よりも水平方向に突出した階段2(以下、便宜上、これを踏板突出階段(図4参照)という)に使用する階段用側板1であって、前記階段2の端部210において取付施工する階段用側板1の踏板端部当接部に踏板突出部211が嵌入する踏板嵌入部101と、その下方にくさび嵌入部102とを有する切り欠き凹部10を形成してなることを特徴としている。これにより前記踏板突出部211が切り欠き凹部10内に嵌入され、階段用側板1は階段2に強固に取付施工される。
【0010】
次に、請求項2記載の発明の採った手段は、板厚さが10〜40ミリメートルで板形状が略平方四辺形又は略三角形で、踏板21と蹴込み板22の端部が垂直方形で略同一の面一階段2(以下、便宜上これを「つらいち階段」ともいう(図5参照))の階段2に使用する階段用側板1であって、前記階段2の端部において取付施工する階段用側板1の踏板端部当接部に踏板突出部211が嵌入する踏板嵌入部101と、その下方にくさび嵌入部102とを有する切り欠き凹部10を形成してなることを特徴としている。これにより、踏板21と蹴込み板22とが階段用側板1の切り欠き凹部10内に嵌入して、階段2と階段用側板1との間に隙間を生じることなく(図14参照)、また、従来の如く、くさび止めや釘打ちを必要とすることなく、階段2に階段用側板を取付施工するに際して、施工性及び仕上り外観に優れることになる。
【0011】
そして、請求項1記載の発明が併せて採った手段は、踏板21がその両端部又は片側部で水平方向に突出した階段用側板1(図4参照)であって、前記踏板21の裏面側202において階段用側板1の踏板端部当接部に形成した切り欠き凹部に隣接する前方側端部203にくさび挿入ガイド部30を形成してなり(図11、図12参照)、前記くさび挿入ガイド部20は平面形状が略長方形で、断面形状が扁平な略三角形であって、蹴込み板からなる補強用くさび(図6、図7参照)が定着する切り欠き凹部30を形成してなることを特徴としている。
これにより、前記切り欠き凹部10が空気中の水分(湿分)を吸収することにより体積が膨張して、踏板21と蹴込み板22とを切り欠き凹部10の前方側に押し出して、階段用側板1と階段2との密着性を向上させることにより、階段用側板1の階段2に対する取付施工の仕上り外観を良好にすることができる。
【0012】
また、請求項2記載の発明が併せて採った手段は、踏板21と蹴込み板22の端部が垂直方形で略同一の面一階段2であって、前記踏板21の裏面側202において階段用側板1の踏板端部当接部に形成した切り欠き凹部10に隣接する前方側端部203のくさび挿入ガイド部20を形成してなり、前記くさび挿入ガイド部20は平面形状が略長方形で、断面形状が扁平な略三角形であって、湿分膨張体からなる補強用くさび4が定着する切り欠き凹部10を形成してなることを特徴としている。
これにより、補強用くさび4が踏板21の裏面側202において、円滑に前方側に押し出されると共に、その後、補強用くさび4の水平方向面より切り欠き凹部10のくさび嵌入部102内に円滑に水平移動するように打設させて、補強用くさび4一端部をくさび嵌入部102内に嵌入することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の階段用側板1は、板厚さが10〜40ミリメートルで、板形状が略平方四辺形又は略三角形で踏板21がその端部210で水平方向に突出した階段2に使用するものである。階段用側板1は、木材、集成材、強化合板又は合成木材等或いは硬質プラスチック板(合成木材)等を使用する。
【0014】
前記階段用側板1の板厚さは、10〜40ミリメートルであることが必要である。板厚さが10ミリメートル未満であると、切り欠き凹部10の深さを十分とることができず、踏板突出部211を強固に嵌入保持することができないからである。
【0015】
一方、階段用側板1の板厚さが40ミリメートルを超えることになると、階段用側板1全体の重量が大きくなり過ぎて、階段用側板1の取扱い施工性が優れないことになり、板厚さが40ミリメートル未満で階段2を強固に支持する剛性を十分に得ることができるからである。
【0016】
階段用側板1の板形状は、略平方四辺形(図1、図2参照)又は略三角形(図3参照)である。これにより、階段2と壁面との隙間を十分に隠蔽することができる。略平方四辺形及び略平方四辺形の傾斜線は階段2の傾斜角に相応することになるからである。
【0017】
踏板21は、その端部210において水平方向に突出した階段2に使用(図4参照)するものである。これにより、階段2と壁面の隙間をも十分に隠蔽することができる。
【0018】
前記階段2の端部210においては、取付施工する階段用側板1の踏板端部当接部に踏板突出部211が踏板する踏板嵌入部101と、その下方にくさび嵌入部102とを有する切り欠き凹部10が形成されてなる。なお、この切り欠き凹部10は、各種形状を採用することができる(図8〜図10参照)。
【0019】
階段2の端部210には、踏板突出部210を有する(図4参照)。この踏板突出部210は、通常5〜20ミリメートル位、水平方向に突出している。この部分が踏板突出部211である。また、踏板端部当接部とはこの踏板突出部211が階段用側板1の踏板嵌入部101に嵌入した時に、階段用側板1の踏板嵌入部101内の内壁面に当接(接触)する部分のことである。
【0020】
前記踏板嵌入部101の下方には、くさび嵌入部102が形成されている(図8〜図10参照)。これにより、踏板突出部211が嵌入した踏板嵌入部101には補強用くさび4の一端部がくさび嵌入部102に嵌入し、踏板突出部211を踏板嵌入部101の内壁の上方へ押しやることになる。そのため、階段用側板1と階段2の側面である踏板21の端部210には隙間を生じることがない(図14参照)。
【0021】
そして、前記踏板嵌入部101とくさび嵌入部102とを有する切り欠き凹部10が構成される。この切り欠き凹部10のの深さは、踏板端部当接部11の板厚さである10〜40ミリメートルの10分の1〜10分の5位であることが好ましい。すなわち、最低5ミリメートル、最大20ミリメートルである。
【0022】
なお、前述と同様に、切り欠き凹部10の深さが、5ミリメートル未満であると、踏板突出部211の踏板嵌入部101の保持力(支持力)が不十分となる。一方、切り欠き凹部10の深さが20ミリメートルを超えると、階段用側板1の板厚さが40ミリメートルを超えることにより、階段用側板1の重量が大きくなり過ぎて、その作業取扱い性が優れないことになる。
つまり、踏板突出部211の保持力と階段用側板1の剛性による支持力は、板厚さが10〜40ミリメートルで切り欠き凹部10の深さが5〜20ミリメートル位で実用上十分である。
【0023】
そして前記踏板2は、その両端部又は片側部で水平方向に突出している。通常前述の如く、5〜20ミリメートル位であるが、予め階段2における切り欠き凹部10の深さと、略同一になるよう調整しておくことが好ましい。つまり、踏板突出部211は階段2の製造時おいて、使用する予定の階段用側板1の切り欠き凹部10の深さと略同一に突出しておくことが必要である。なお、階段2の種類や配置間取の関係上両端部又は片側部に踏板突出部211を有している。
【0024】
階段2の両側面が壁面である場合には踏板突出部211は両端部に、また片側面が壁面である場合には踏板突出部211は片側部であることが通常行われている現状である。
【0025】
ここで注目すべきことは、踏板21の裏面側202において階段用側板1の踏板端部当接部に形成した切り欠き凹部10に隣接する前方側端部203にはくさび挿入ガイド部20が形成されていることである。
【0026】
ここで前方前方側端部203とは、踏板21の前方(外側)寄りの端部210である踏板突出部211の近傍部分のことである。
そして、くさび挿入ガイド部20は平面形状が略長方形で、断面形状が扁平な略三角形である(図6、図7参照)。これにより、補強用くさび4が打ち込み易くなり、打ち込み後の定着(おさまり)が良好となる(図13参照)。
【0027】
つまり、補強用くさび4を踏板21の裏面側202において、円滑に打設する機能をくさび挿入ガイド部20は有している。そして、その断面形状は略三角形又は扁平なU字形状を呈することが好ましい。
【0028】
ここで、最も重要なことは、前記補強用くさび4は、湿分膨張体から構成されていることである。湿分膨張体とは、空気中の水分を吸収して、その体積が膨張する性質を有する材料からなるものである。これにより、空気中の湿度の上昇と共に、補強用くさび4の体積が膨張して、階段用側板1と階段2、踏板21と蹴込み板22との接合を強固にすることができる。そのため、従来の如く、くさび止めや釘打ちを必要とすることなく前記補強用くさびを階段用側板1に固定することができる。
【0029】
前記湿分膨張体からなる補強用くさび4としては、例えば竹材、杉、檜等のごとき、短期間内に生長が早く、広葉樹に比して組織が多孔性に富む木材、硬質発泡プラスチック成形材のごとき合成木材に吸着や吸湿材の溶液を含浸したものを有利に使用することができる。
【0030】
以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照して符号を付して具体的に説明する。なお、下記の実施例は本発明の一態様であるから、本発明の技術的範囲は何ら制限を受けるものではない。
【0031】
(実施例1)
本例の階段用側板1は、図1に示すごとく、板形状が略平方四辺形の杉材により構成したものである。
そして、踏板21の端部210である踏板端部当接部の一端部に切り欠き凹部10が階段2のそれぞれの踏板21に相当する部分に形成されている。
この階段2は、図4に示すごとく、踏板突出階段201に取付施工される。
【0032】
階段2に階段用側板1を取付施工するに当っては、まず図11に示すごとく、踏板21の裏面側202において、図13に示すごとく、踏板21の前方側端部203に平面形状が略長方形の補強用くさび4を形成する。
【0033】
補強用くさび4は、図11に示すごとく、断面形状が扁平な略三角形の切り欠き凹部20を有している。即ち、補強用くさび4が円滑に打ち込まれるよう一定の傾斜面を有する。そして、切り欠き凹部20の大きさは、補強用くさび4と略同一である。
【0034】
一方、階段2に多数形成した断面形状101とくさび嵌入部102とを有する切り欠き凹部20は、図10に示すごとく、先端部に丸味のある段鼻部33と係止穴34を有する。
【0035】
そして、補強用くさび4は、図6に示すごとく、先端部31が後端部より細くなった、断面形状が略三角形の湿分膨張体よりなる。湿分膨張体としては、竹串に吸着剤として、ベントナイト粉末、活性炭微粉末、活性白土微粉末や吸湿剤として塩化カルシウムの溶液を加圧含浸したものを使用する。なお、補強用くさび4は、図7に示すごとく、平面形状が略長方形よりなるものを使用する。
【0036】
そして、補強用くさび4は踏板21の裏面側202に形成した蹴込み板20に位置する部分に載置し、まず矢印(ニ)の方向より木槌又は金槌で前方側へ打ち込む。
【0037】
次に、所定の位置に補強用くさび4が打設された後に、矢印(ホ)方向に同様に打設する。これにより、補強用くさび4の側端部41が切り欠き凹部10のくさび嵌入部102内に嵌入する。
【0038】
そして、図14に示すごとく、階段用側板1の踏板嵌入部101には踏板突出部211が嵌入され、くさび嵌入部102には補強用くさび4の側端部41が嵌入されることになる。
【0039】
本例によれば階段用側板1を階段2に取付施工するに当り、補強用くさび4を用いて階段用側板1と踏板21と蹴込み板22とを強固に接合することができると共に、施工性に優れ、取付施工の仕上り外観に優れた階段用側板1及び階段2を得ることができる。
【0040】
(実施例2)
本例は、実施例1における階段用側板1に代えて、図2に示すごとく、「つらいち階段」に使用する階段用側板1を用い、階段2としては前記「つらいち階段」(面一階段)を使用するものである。
図5に示すごとく、「つらいち階段」2は、踏板21と蹴込み板22とか垂直線(イ)−(ロ)方向において、略同一の表面をなするものである。
【0041】
したがって、階段用側板1としては図2に示すごとく、切り欠き凹部10が踏板嵌入部11と蹴込み板嵌入部12とよりなる切り欠き凹部10を有する。その他の構成は、実施例1と同様にした。
【0042】
(実施例3)
本例は、図13に示すごとく、実施例1における階段用側板1に代えて、板形状が略三角形に階段21の踏板突出部211を嵌入するための切り欠き凹部10を階段2の各踏板21の踏板端部当接部に相当する部分に踏板嵌入部101とくさび嵌入部102とよりなる切り欠き凹部10を多数有する。その他の構成は、実施例1と同様にした。本例によれば、「つらいち階段」の踏板21と蹴込み板22との接合を仕上り外観が良く、取付施工することができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、前述の通り、請求項1〜請求項2により構成されているため、次に示すごとき、諸々の効果を発揮するものである。
【0044】
請求項1記載の発明によれば、踏板突出部211が嵌入した踏板嵌入部101には、補強用くさび4のくさび嵌入部102が嵌入し、踏板突出部211を踏板嵌入部101の内壁に上方に押しやることになる。そのため、階段用側板1と階段2の側面である踏板21の端部210には隙間を生じることがなく、取付施工後の仕上り外観に優れる。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、面一階段(つらいち階段)における踏板21と蹴込み板22とを階段2に嵌入した切り欠き凹部10内に嵌入することができる。
【0046】
併せて、請求項1記載の発明によれば、切り欠き凹部10内で空気中の水分を吸収して、補強用くさび4の体積が膨張して、踏板21と蹴込み板22とを切り欠き凹部10の前方側に押し出して、階段用側板1と階段2との密着性を向上させることにより、階段用側板1の階段2に対する取付施工の仕上り外観を良好にすることができる。
【0047】
併せて、請求項2記載の発明によれば、蹴込み板4が踏板21の裏面側において、円滑に前方側に押し出されると共に、その後に補強用くさび4の水平方向より切り欠き凹部10のくさび嵌入部102内に円滑に水平移動するように打設して、補強用くさび4をくさび嵌入部102内に嵌入することができる。
【0048】
以上にように、本発明によれば、階段用側板1を階段2の踏板21、蹴込み板22、補強用くさび4をそれぞれ嵌入するための蹴込み板22を有するため、階段用側板1を階段2に密着させた状態で強固に取付施工することができるため、取付施工の仕上り外観に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る階段用側板の板形状が略平方四辺形の正面図である。
【図2】本発明に係る階段用側板の他の態様の正面図である。
【図3】本発明に係る階段用側板の板形状が略三角形の正面図である。
【図4】踏板突出階段の斜視図としての要部説明図である。
【図5】面一階段の斜視図としての要部説明図である。
【図6】湿分膨張体からなる補強用くさびの側面図である。
【図7】湿分膨張体からなる補強用くさびの平面図である。
【図8】階段用側板に形成した切り欠き凹部の各種形状を示す側面図である。
【図9】階段用側板に形成した切り欠き凹部の各種形状を示す側面図である。
【図10】階段用側板に形成した切り欠き凹部の各種形状を示す側面図である。
【図11】踏板の裏面側に形成したくさび挿入ガイド部の切り欠き凹部を示す断面説明図である。
【図12】踏板の裏面側に形成したくさび挿入ガイド部の切り欠き凹部を示す断面説明図である。
【図13】本発明の階段の踏板の裏面側のくさび挿入ガイド部の平面説明図である。
【図14】本発明の階段用側板における切り欠き凹部の断面説明図である。
【図15】従来の階段用側板の階段に対する取付施工を示す斜視図である。
【図16】従来の階段用側板の階段を取付施工した状態を示す断面説明図である。
【図17】従来一般の階段における階段用側板取付施工の側面図である。
【符号の説明】
1 階段用側板
2 階段
20 くさび挿入ガイド部
21 踏板
22 蹴込み板
4 補強用くさび

Claims (2)

  1. 板厚さが10〜40ミリメートルで、板形状が略平方四辺形又は略三角形で、踏板がその端部で蹴込み板よりも水平方向に突出した階段に使用する階段用側板であって、前記階段の端部において取付施工する階段用側板の踏板端部当接部に踏板突出部が嵌入する踏板嵌入部と、該踏板嵌入部の下方にくさび嵌入部とを有する切り欠き凹部を形成してなる階段用側板と、
    前記踏板の裏面側において、前記階段用側板の切り欠き凹部のくさび嵌入部に対応したくさび挿入ガイド部を形成した前記踏板と、
    前記くさび嵌入部と前記くさび挿入ガイド部とに渡って定着される、湿分膨張体からなる補強用くさびとを備え、
    前記くさび挿入ガイド部は、平面形状が略長方形で、断面形状が扁平な略三角形に構成されたことを特徴とする階段。
  2. 板厚さが10〜40ミリメートルで板形状が略平方四辺形又は略三角形で、踏板と蹴込み板の端部が水平方向に相互に突出しない面一階段の階段に使用する階段用側板であって、前記階段の端部において取付施工する階段用側板の踏板端部当接部に踏板突出部が嵌入する踏板嵌入部と、該踏板嵌入部の下方にくさび嵌入部とを有する切り欠き凹部を形成してなる階段用側板と、
    前記踏板の裏面側において、前記階段用側板の切り欠き凹部のくさび嵌入部に対応したくさび挿入ガイド部を形成した前記踏板と、
    前記くさび嵌入部と前記くさび挿入ガイド部とに渡って定着される、湿分膨張体からなる補強用くさびとを備え、
    前記くさび挿入ガイド部は、平面形状が略長方形で、断面形状が扁平な略三角形に構成されたことを特徴とする階段。
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