JP3696394B2 - 質感補正メークアップ化粧料 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、自然な仕上がりを提供するのに有用なメークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンデーションに代表されるベースメークアップ化粧料は、シミやくすみ等の肌のトラブルを隠蔽し、色白で美しい装いを提供する目的で開発され、その様な機能を事実果たしてきた。しかしながら、かかるメークアップの仕上がりには様々な要求と流行があり、以前は二酸化チタンなどのような隠蔽性の高い粉体で白く、地肌とは大分異なった趣で仕上げるのが好まれていたが、現在ではこの様な仕上がりはかえって敬遠され、自然な肌感のある仕上がりが好まれるようになってきている。しかしながら、自然な仕上がりとトラブルの隠蔽には相反する面があり、様々な研究努力にもかかわらず、なかなか肌トラブルをカバーしながら、自然な仕上がりを提供するメークアップ化粧料は求められていながら、充分満足の行くものが開発されていないのが実状と言わざるを得なかった。
【0003】
この様な研究努力の中で、肌色の要素について、実際の肌とファンデーションなどのベースメークアップ化粧料の色の違いについて、二酸化チタンの白さの質とベンガラ等の赤の質が異なることが見いだされ、これらの色材について、二酸化チタンを黄色酸化鉄などで黄色く着色すること、或いは赤の色材に赤色202号などを使用することにより、ファンデーションなどのベースメークアップ化粧料に自然さを付加することができることが知られるようになったが、この対応だけでは未だ、自然さが充分であるとは言えなかった。
更に、この様なファンデーションに黄色4号、黄色4号レーキ体、黄色401号、群青、紺青、青色404号、青色201号、チタン酸コバルトリチウム、緑202号、酸化クロム及びオキシ水酸化クロムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有させることにより、この様な欠点を抑えることが見いだされたが、更なる向上が望まれるようになってきた。特に、色の自然さはこの様なファンデーションの登場によって大幅に改善されたが、質感の自然さは残された課題となっている。
【0004】
一方、半透明粉体10〜80重量%と黄色色素0.1〜20重量%を含有する、メークアップ化粧料は知られていないし、かかるメークアップ化粧料を上記のファンデーションの上面に塗布することにより、上記ファンデーションの質感を改善すると共に、優れた素肌感を有するメークアップを提供しうることは全く知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況を踏まえて為されたものであり、質感を改善し自然な仕上がりを提供しうるメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】
かかる状況に鑑みて、本発明者らは、質感を改善し自然な仕上がりを提供しうるメークアップ化粧料を求めて鋭意研究を重ねた結果、半透明粉体10〜80重量%と黄色色素0.1〜20重量%を含有する、メークアップ化粧料にその様な特質を見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明の実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメークアップ化粧料
本発明のメークアップ化粧料は、半透明粉体10〜80重量%、より好ましくは20〜75重量%、更に好ましくは30〜70重量%と黄色色素0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜15重量%、更に好ましくは1〜10重量%を含有することを特徴とする。ここで、半透明粉体としては、表面処理されても良い無水珪酸及びその水不溶性塩、表面処理されても良いアクリル酸系樹脂粉体及び表面処理されても良いメチルシロキサン網状重合体から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。ここで言う、表面処理とは、粉体の表面の特性を変える処理全般を意味し、例えば、シリコーンやオイル等のコーティング処理、ハイドロジェンメチルポリシロキサンやジメチルポリシロキサン等の焼き付け処理、アルミニウムステアレート等の金属石鹸処理、アシルアミノ酸塩による処理、パーフルオロアルキル処理、シリカコーティング処理、燐酸塩コーティング処理、シリル化剤によるエンドキャッピング処理等が例示できる。これらは通常知られている処理方法に従って処理をすれば良く、処理剤は粉体に対して0.1〜50重量%が好ましい。無水珪酸の水不溶性塩としては、無水珪酸とアルカリの塩であって水不溶性のものであれば特段の限定は受けず、例えば、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウムなどが好ましく例示できる。又、ここで言うアクリル系樹脂とは、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルを構成モノマーに含む重合体及び共重合体を意味し、共重合体の場合これらのモノマー以外に、ビニルアルコール、塩化ビニル、スチレン、α−メチルスチレン及びアルキルビニルエーテルから選ばれる1種乃至は2種以上を含むことができる。この場合、アクリル系樹脂とは、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルの含有量が50重量%以上であることが望ましい。更にこれらの樹脂粉体はこれら重合体及び/又は共重合体以外に可塑剤や安定剤などの任意成分を含有することもできる。これらも上記表面処理を行って用いることができる。又、メチルシロキサン網状重合体としては、例えば、トスパール120A(東芝シリコーン株式会社製)等の市販品を利用することができ、このものを利用することが好ましい。これらも上記表面処理を行って使用することができる。一方、黄色色素としては、黄色酸化鉄、黄色401号、黄色4号及びそのレーキ体から選ばれる1種又は2種以上が好ましく例示でき、レーキ体としては、アルミニウムレーキ等が好ましく例示できる。これらの黄色色素は、黄色色素そのままで含有させることも可能であるが、上述したような表面処理を施して含有させることも可能であり、更に、マイカやタルク等の他の体質粉体や上記半透明粉体と共に複合粉体として含有させることも可能であり、これらも本発明の技術範囲に属する。この様な複合粉体は更に上述の表面処理を施しても良い。
【0008】
本発明の化粧料に於いては、上記必須成分以外に通常化粧料で使用される任意成分を含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、上記半透明粉体以外のタルク、二酸化チタン、酸化亜鉛、セリサイト、マイカなどの表面処理されても良い粉体類等が好ましく例示できる。本発明のメークアップ化粧料の種類としては、ファンデーション、プレストパウダー、フェースパウダー、フィニッシュパウダー等が好ましく、剤形としては、オイルゲルタイプや乳化系にも適用できるが、濡れによる半透明粉体の透明性の変化による発明の効果の低下が懸念されることから、白粉やプレストパウダー等の粉体系に適用するのが好ましい。
【0009】
(2)本発明のメークアップ化粧法
本発明のメークアップ化粧料は、ファンデーション等のメークアップ化粧料の質感を変え、自然な肌感を持たせる作用を有する。この為、本発明の化粧料は、仕上げメークアップ化粧料として最上部に適用する。即ち、重層メークアップの上層のメークアップ化粧料として用いる。本発明のメークアップ化粧料の下に塗布するメークアップ化粧料としては、本発明のメークアップ化粧料が、質感を変える作用を有しているもののカバー力や色味ののりの作用はあまり有していないと言う性質を有しているため、カバー力や色味ののりに優れたメークアップ化粧料が好ましい。中でも、色のパターンが肌に類似している、赤色有機色素及び/又は赤色有機色素で処理した粉体を含有するファンデーション、更に好ましくは、これらに加えて、更に黄色4号、黄色4号レーキ体、黄色401号、群青、紺青、青色404号、青色201号、チタン酸コバルトリチウム、緑202号、酸化クロム及びオキシ水酸化クロムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有するファンデーションを塗布することが特に好ましい。これらの下地となるファンデーション類は、分光スペクトルパターンが肌の色に近似していて、その塗布色の大凡のイメージも肌に近似しているものの、塗布色が赤く見えるという欠点があり、この調色のみでは克服できない欠点を、本発明のメークアップ化粧料にて質感を変えることにより克服できるからである。
【0010】
【実施例】
以下に実験例及び実施例を示して、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0011】
<実験例1>
以下に示す処方に従って、実験例1の化粧料を作製した。即ち、イの処方成分をヘンシェルミキサーで攪拌・混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの処方成分を噴霧してコーティングし、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成型してファンデーションを得た。
イ
煙霧状シリカゲル 85重量部
黄色酸化鉄 5重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
【0012】
<実験例2>
上記実験例1のファンデーションについて、専門パネラーにより、質感付加作用を、下記のファンデーションの上に塗布して評価した。比較例1は煙霧状シリカゲルのみ、比較例2は黄色酸化鉄のみ、比較例3は下記に処方を示すルースパウダーを用い、対照例は下地ファンデーションのみとした。結果を++:対照例に比し質感が著しく増し、優れた素肌感を有する、+:対照例に比し質感が増し素肌感が明確に感じられる、±:対照例に比し質感がやや増しやや素肌感が感じられる、−:対照例に比し質感に変化がなく素肌感をあまり感じないの基準に従って評価した。結果を表1に示す。この表より、実験例のメークアップ化粧料である、ファンデーションが質感付与効果に優れ、従って、実験例のファンデーションを使用することにより、素肌感に優れるメークアップが可能であることがわかる。
(下地ファンデーション)
下記に示す処方に従って下地ファンデーションを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの成分を噴霧してコーティングした。これを1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで仕上げ粉砕し、金皿に詰め加圧成型しファンデーションを得た。
イ)
ジメチコン処理セリサイト 19.6 重量部
ジメチコン処理タルク 34.84重量部
赤色106号 3.03重量部
黄色401号 0.4 重量部
青色404号 0.03重量部
ナイロンパウダー 4.0 重量部
チタンマイカ 7.6 重量部
タイペークTTO−F2 22.9 重量部
(二酸化チタン・酸化鉄燒結粉体)
ロ)
グリセリルトリイソオクタネート 7.6 重量部
(通常のルースパウダー(比較例3))
下記に示す処方に従って、通常タイプのルースパウダーを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合し、更に、この混合物にロの成分を噴霧しながらヘンシェルミキサーで混合を続け、コーティングし、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ルースパウダーを得た。
イ
シリコーン処理タルク 30重量部
シリコーン処理マイカ 29重量部
シリコーン処理セリサイト 30重量部
シリコーン処理チタンマイカ 5重量部
シリコーン処理酸化鉄焼き付け二酸化チタン 2重量部
ロ
ジメチコン 4重量部
【0013】
【表1】
【0014】
<実験例3>
以下に示す処方に従って、実験例3の化粧料を作製した。即ち、イの処方成分をヘンシェルミキサーで攪拌・混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの処方成分を噴霧してコーティングし、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成型してファンデーションを得た。このものは上記実験例2の評価で++であった。
イ
煙霧状シリカゲル 85重量部
二酸化チタン 2重量部
セリサイト 1重量部
黄色4号アルミニウムレーキ 2重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
【0015】
<実験例4>
以下に示す処方に従って、実験例4の化粧料を作製した。即ち、イの処方成分をヘンシェルミキサーで攪拌・混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの処方成分を噴霧してコーティングし、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成型してファンデーションを得た。このものは上記実験例2の評価で++であった。
イ
煙霧状シリカゲル 85重量部
二酸化チタン 2重量部
セリサイト 2重量部
黄色401号 1重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
【0016】
<実験例5>
以下に示す処方に従って、実験例5の化粧料を作製した。即ち、イの処方成分をヘンシェルミキサーで攪拌・混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しながらロの処方成分を噴霧してコーティングし、1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成型してファンデーションを得た。半透明粉体の種類と実験例2の方法による質感の評価結果を表2に示す。これより、半透明粉体粉体の種類を変えても実験例のメークアップ化粧料は質感付与効果に優れることがわかる。
イ
半透明粉体* 85重量部
二酸化チタン 2重量部
セリサイト 2重量部
黄色401号 1重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
*半透明粉体の詳細は表2に示す。
【0017】
【表2】
【0018】
<実施例1>
下記に示す処方に従って、オイルゲルファンデーションを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕した後、予め98℃で加熱溶解したロの中に混ぜ込み、金型に流し込み、冷却固化させてオイルゲル型のファンデーションを得た。このものの実験例2に記載の評価では+〜++であった。
イ
シリコーン処理シリカゲル 75重量部
シリコーン処理黄色酸化鉄 5重量部
ロ
ジメチルポリシロキサン環状3量体 12重量部
モクロウ 3重量部
カルナウバワックス 5重量部
【0019】
<実験例13>
実験例1のファンデーションを用いて、下記に示す処方の下地ファンデーションに対する質感付与作用を調べた。方法は実験例2に準じて行った。結果は+であった。これは質感は付与されても、素肌感の向上が乏しかった為である。従って、実験例のメークアップ化粧料の下地になるファンデーションとしては、赤色有機色素及び/又は赤色有機色素で処理した粉体を含有するファンデーション、更に好ましくは、これらに加えて、更に黄色4号、黄色4号レーキ体、黄色401号、群青、紺青、青色404号、青色201号、チタン酸コバルトリチウム、緑202号、酸化クロム及びオキシ水酸化クロムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有するファンデーションが好ましいことがわかる。従って、メークアップ化粧法としては、赤色有機色素及び/又は赤色有機色素で処理した粉体を含有するファンデーション、更に好ましくは、これらに加えて、更に黄色4号、黄色4号レーキ体、黄色401号、群青、紺青、青色404号、青色201号、チタン酸コバルトリチウム、緑202号、酸化クロム及びオキシ水酸化クロムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有するファンデーションの上に、実験例のファンデーションを塗布することが好ましいことがわかる。
【0020】
<実験例14>
予め、水ガラス中に珪酸生成後、珪酸と黄色酸化鉄の比が9:1になる様に水ガラスの水溶液と黄色酸化鉄を混合し、希塩酸を加えて珪酸・黄色酸化鉄複合体を沈殿させた。このものを良く水洗いした後、220℃で一晩焼成して無水珪酸・黄色酸化鉄複合体を得た。(黄色酸化鉄10重量%含有)このものを用いて、下記に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕した後、ヘンシェルミキサーで更に混合しながらロを噴霧してコーティングし、ルース上のファンデーションを得た。このものは実 験例2の評価方法で++の評価結果であった。
イ
無水珪酸・黄色酸化鉄複合体 90重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
【0021】
<実験例15>
予め、水中に共重合後、ポリマーと黄色酸化鉄の比が9:1になる様に界面活性剤の水溶液と黄色酸化鉄を混合し、アクリル酸メチル10重量部とメタクリル酸メチル2重量部とアクリル酸−2−エチルヘキシル1重量部を加えて、重合開始剤である、過酸化ベンゾイルを加え、乳化共重合を行い、アクリル樹脂・黄色酸化鉄複合体を作製した。このものを良く水洗いした後、40℃で一晩熱風乾燥してアクリル樹脂・黄色酸化鉄複合体を得た。(黄色酸化鉄10重量%含有)このものを用いて、下記に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕した後、ヘンシェルミキサーで更に混合しながらロを噴霧してコーティングし、ルース上のファンデーションを得た。このものは実験例2の評価方法で++の評価結果であった。
イ
アクリル樹脂・黄色酸化鉄複合体 90重量部
ロ
ジメチコン 10重量部
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、質感を改善し自然な仕上がりを提供しうるメークアップ化粧料を提供することができる。
Claims (3)
- 表面処理されても良い無水珪酸及びその水不溶性塩、表面処理されても良いアクリル酸系樹脂粉体、及び表面処理されても良いメチルシロキサン網状重合体から選ばれる1種又は2種以上の半透明粉体を10〜80重量%と、黄色酸化鉄、黄色401号、及び黄色4号及びそのレーキ体から選ばれる1種又は2種以上の黄色色素を0.1〜20重量%とを含有するファンデーションであって、該ファンデーションに含有される着色色材は、全て黄色酸化鉄、黄色401号、又は黄色4号若しくはそのレーキ体から選ばれる黄色色素であることを特徴とする、下地ファンデーションの上に重層的に塗布され形成される最上層用ファンデーション。
- 前記下地ファンデーションには、赤色106号が含有されていることを特徴とする、請求項1に記載の最上層用ファンデーション。
- 前記下地ファンデーションには、更に、群青、紺青、青色404号、青色201号、チタン酸コバルトリチウム、緑202号、酸化クロム及びオキシ水酸化クロムから選ばれる1種又は2種以上が含有されていることを特徴とする、請求項2に記載の最上層用ファンデーション。
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