JP2002114638A - パール感を有するメークアップ化粧料 - Google Patents

パール感を有するメークアップ化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明度印象を変えずに色の濃淡を変える技術を
提供する。 【解決手段】 メークアップ化粧料セットを構成する化
粧料の内、少なくとも2種が、補色の関係にあることを
特徴とする、パール感を有する化粧料2種以上からなる
メークアップ化粧料セットを提供する。該パール感の付
与方法として、虹彩箔を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メークアップ化粧
料に関し、更に詳しくは、加法混色希釈に有用なメーク
アップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンデショーン、リップカラー、アイ
カラーなどのメークアップ化粧料を用いて、顔の上に色
のアクセントを置き、顔の表情や造作を美しく装うこと
は古代より行われてきたことである。この様なメークア
ップに於いて最も注力すべき事は、個々の顔の色が異な
っており、この為、顔の色によって適切なメークアップ
化粧料の色が異なるので、適した色を選択するか乃至は
創出しなければならないことである。これは、アイカラ
ーなどのポイントメークアップに関しては、更に顔の立
体的な形状に適合させる要素も加わり、必要な色は極め
て多様なものとなってくる。しかしながら、市場原理か
ら個々に対応した色を作り出し販売することは極めて困
難であり、これより、複数の色をセットにし、これを使
用時に混合して使用するメークアップ化粧料セットとし
て対応することが通常行われている。この様なメークア
ップ化粧料セットの構成は、通常は明度の異なる同系色
のセットが使用され、混合により明度を変え肌に適合さ
せる手段が執られている。この様なセットを用いての色
出しに於いては明度が変わるのでその色調のイメージは
混合により大きく変わってしまう。明度を変えずに色相
のみを変えるセットは望まれているにもかかわらず得ら
れていないのが現状であった。これは、粉体の混合が減
法調色であり、混和により補色同士が黒の色を作り出し
てしまうからである。例えば、無色の粉体で色を希釈す
る方法もあるがこの様な混和では、表色粉体の光学的特
性を損なうことが少なくないからである。例を挙げてた
とえるならば、肌の色に合わせるために混色を行うと、
のっぺりした仕上がりになったり、暗い仕上がりになっ
たりしてしまうような現象を引き起こすからである。
【0003】一方、メークアップ化粧料に於いて、パー
ル感を有する化粧料2種以上からなるメークアップ化粧
料セットであって、前記メークアップ化粧料セットを構
成する化粧料の内、少なくとも2種が、補色の関係にあ
ることを特徴とする、メークアップ化粧料セットは全く
知られていなかったし、マンセル色座標に於いて、4.
6〜6.61B 6.3〜6.8/0.90〜1.10
で表される色であることを特徴とする、メークアップ化
粧料もマンセル色座標に於いて、4.4〜4.9RP
5.8〜6.4/3.6〜4.2で表される色と、マン
セル色座標に於いて、4.6〜6.61B 6.3〜
6.8/0.90〜1.10で表される色とを構成要素
とするメークアップ化粧料も全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下為されたものであり、明度印象を変えずに色の濃淡を
変える技術を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は明度印象を変えずに色の濃淡を変える技術を求めて鋭
意研究努力を重ねた結果、パール感を有する化粧料2種
以上からなるメークアップ化粧料セットであって、前記
メークアップ化粧料セットを構成する化粧料の内、少な
くとも2種が、補色の関係にあることを特徴とする、メ
ークアップ化粧料セットを組むことによりこの様な技術
が可能であることを見出し、発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明は、以下に関する技術に関するもので
ある。 (1)パール感を有する化粧料2種以上からなるメーク
アップ化粧料セットであって、前記メークアップ化粧料
セットを構成する化粧料の内、少なくとも2種が、補色
の関係にあることを特徴とする、メークアップ化粧料セ
ット。 (2)補色の関係にある少なくとも2種のメークアップ
化粧料が、何れも含有する粉体全量に対して、パール剤
を30〜60重量%含有することを特徴とする、(1)
に記載のメークアップ化粧料セット。 (3)補色の関係にある少なくとも2種のメークアップ
化粧料の内、少なくとも1種が虹彩箔を25重量%含有
することを特徴とする、(1)又は(2)に記載のメー
クアップ化粧料セット。 (4)補色の関係にあるメークアップ化粧料セットに於
いて、該メークアップ化粧料セットがピンクとブルーの
組み合わせである、(1)〜(3)何れか1項に記載の
メークアップ化粧料セット。 (5)ピンクのメークアップ化粧料の色が、マンセル色
座標に於いて、4.4〜4.9RP 5.8〜6.4/
3.6〜4.2で表される色であり、ブルーのメークア
ップ化粧料の色が、マンセル色座標に於いて、4.6〜
6.61B 6.3〜6.8/0.90〜1.10で表
される色であることを特徴とする、(1)〜(4)何れ
か1項に記載のメークアップ化粧料セット。 (6)アイカラーであることを特徴とする、(1)〜
(5)何れか1項に記載のメークアップ化粧料セット。 (7)マンセル色座標に於いて、4.6〜6.61B
6.3〜6.8/0.90〜1.10で表される色であ
ることを特徴とする、メークアップ化粧料。 (8)パール剤を30〜60重量%含有することを特徴
とする、(7)に記載のメークアップ化粧料。 (9)アイカラーであることを特徴とする、(7)又は
(8)に記載のメークアップ化粧料。 (10)ピンクのアイカラーの加法希釈用であることを
特徴とする、(7)〜(9)何れか1項に記載のメーク
アップ化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のメークアップ化粧料セッ
トは、パール感を有する化粧料2種以上からなるメーク
アップ化粧料セットであって、前記メークアップ化粧料
セットを構成する化粧料の内、少なくとも2種が、補色
の関係にあることを特徴とする。ここで、パール感を有
するとは、成形した化粧料の外観上に真珠用光沢を肉眼
で識別できる程度に、真珠用光沢素材が含有されている
ことを言い、構成に言い換えれば、チタンマイカなどの
パール顔料が粉体全体の20〜70重量%、更に好まし
くは30〜60重量%をしめるような粉体含有化粧料の
ことを意味する。ここで言う、パール顔料としては、チ
タンマイカ、金属酸化物などを焼き付けたチタンマイ
カ、着色チタンマイカ、チタンセリサイト、虹彩箔、ア
ルミニウム粉末、所謂グリッターと言われる樹脂積層箔
小片及びこれらの表面処理物等が例示できる。更に、本
発明の目的とする加法混色効果を得るには、補色関係に
ある2つの化粧料の内、少なくともどちらかが、この様
なパール顔料の内、その30〜70重量%、更に好まし
くは40〜60重量%を虹彩箔乃至はその表面処理物が
しめることが好ましい。これは、虹彩箔によって発現し
た色を混和して得られた色は加法混色であるためであ
る。ここで、加法混和とはカラーテレビに於ける色のよ
うに、補色を混和すると白色光になるような色の混和を
意味し、これと対を為す減法混和とは、絵の具の混和の
ように補色を混和すると黒が現れてくるような色の混和
を意味する。通常のメークアップ化粧料の調色は顔料の
混和によって為されるものであり減法混和である。
【0007】本発明のメークアップ化粧料セットは、上
記のごときパール感を有するメークアップ化粧料であっ
て、補色の関係にあるものを含むことを特徴とする。か
かる補色の組み合わせとしては、ピンクとブルー、赤と
緑、黄色と紫などがあるが、これらの組み合わせの中で
は、ピンクとブルーの組み合わせを構成要素として含む
メークアップ化粧料セットが好ましい。ここで、特に好
ましいピンクとブルーの組み合わせとしては、マンセル
色座標の表現に於いて、4.4〜4.9RP5.8〜
6.4/3.6〜4.2(ピンク)と4.6〜6.61
B 6.3〜6.8/0.90〜1.10(ブルー)の
色の範囲の組み合わせが特に好ましい。又、前記ピンク
の色が特にアイカラーに好ましい色であることからこれ
らのセットはアイカラーのセットして適用することが特
に好ましい。又、前記ブルーのメークアップ化粧料は、
ピンクのメークアップ化粧料の補色としての概念から作
られたものであり、従前には知られていない色であっ
た。又、この色を前記ピンクのメークアップ化粧料と混
和させることにより、色のイメージを変えずに肌色に適
合した色を創出することができる。言い換えれば、色イ
メージを変えずに色の濃淡を演出できる。
【0008】本発明のメークアップ化粧料セットを構成
するメークアップ化粧料は、その剤形はメークアップ化
粧料に適用されている剤形であれば特段の限定は受けず
適用ができ、例えば、水性溶媒分散化粧料、オイルゲル
化粧料、乳化化粧料、粉体化粧料などが例示でき、中で
も本発明の特徴である、混和という作業に鑑みると、粉
体化粧料乃至はオイルゲル化粧料が特に好ましく例示で
きる。この様な、本発明のメークアップ化粧料セットを
構成する化粧料は、上記の条件以外には通常の化粧料に
準じて作製することができ、その構成成分としても、通
常の化粧料で使用されている任意の成分を構成成分とし
て使用し、常法に従って製造することができる。この様
な任意の成分としては、例えば、スクワラン、ワセリ
ン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ジ
メチコンやフェメチコン、架橋型メチルポリシロキサン
などのシリコーン類、ホホバ油、ビーゼルワックス、カ
ルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエ
ステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセラ
イド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等
の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オクチルドデカノール等の高級アルコール、ポリエ
チレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオー
ル等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、有機色素などの色剤、防腐剤、二酸
化チタン、酸化鉄、グンジョウ、紺青等の粉体等を例示
することができる。
【0009】本発明のメークアップ化粧料セットは上記
の補色関係にある少なくとも2種のパール感を有する化
粧料以外に、それ以外のメークアップ化粧料を構成要素
とすることができる。この様な任意の化粧料としては、
他の補色関係にある2種の化粧料、従来の化粧料であっ
て、使用部位が同じもの、前記必須構成要素の化粧料の
仕上がりのニューアンスに変化を与えるようなものなど
が例示できる。勿論、上記の必須の構成要素のみを区政
要素とすることも可能である。これら、本発明のメーク
アップ化粧料セットを構成する化粧料は、同一容器中に
収納され、極めて近傍に配置されることが好ましく、例
えば、同一中皿に充填しておくことが特に好ましい。こ
れは、調色混和が行いやすい為である。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ
限定を受けないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>下記に示す処方に従って、本
発明のブルーのパール感を有する化粧料を作製した。即
ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合し、0.9m
mの丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕
し、これをヘンシェルミキサーで混合しながら、ロをコ
ーティングし1mmヘリングボーンスクリーンを装着し
たパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成形し、
化粧料を得た。このもののマンセル色座標は4.67B
6.36/0.98であった。 イ 虹彩箔(青) 28 重量部 チタンマイカ 20 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 セリサイト 19 重量部 ロ 青色404号0.1%ジメチコン溶液 8 重量部 オレイン酸オクチルドデシル 2 重量部
【0012】<実施例2>以下に示す処方に従って、本
発明のブルーのパール感を有する化粧料を作製した。即
ち、成分を85℃で加熱攪拌し、これを金皿に流し込み
成形し化粧料を得た。このもののマンセル色座標は6.
61B 6.69/0.94であった。 虹彩箔(青) 14 重量部 チタンマイカ 9 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 デキストリン脂肪酸エステル 9.5重量部 スクワラン 6 重量部 ジメチコン 32.2重量部 フェノキシエタノール 0.3重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 青色404号0.1%ジメチコン溶液 4 重量部 ソルビタンモノオレート 0.5重量部 ビーズワックス 1.5重量部
【0013】<実施例3>下記に示す処方に従って、実
施例1と同様に本発明のメークアップ化粧料セットのパ
ール感を有するピンクのメークアップ化粧料を作製し
た。マンセル色座標は、4.56RP 6.3/3.7
であった。このものと実施例1の化粧料を組み合わせ
て、本発明のメークアップ化粧料セットとした。メーク
アップ専門家に、3人の肌色の大きく異なるモデルに対
して、この化粧料セットを用いてアイメークをしてもら
った。その使用性について、適切な色出しが容易か否か
を指標に評価してもらった。結果は、色のイメージを変
えないで色出しをすることが容易であると言う評価を得
た。 イ チタンマイカ 48 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 セリサイト 19 重量部 ロ 赤色202号0.1%ジメチコン溶液 8 重量部 オレイン酸オクチルドデシル 2 重量部
【0014】<実施例4>下記に示す処方に従って、実
施例2と同様に本発明のメークアップ化粧料セットのパ
ール感を有するピンクのメークアップ化粧料を作製し
た。このもののマンセル色座標は4.83RP 5.8
5/4.14であった。このものと実施例2の化粧料を
組み合わせて、本発明のメークアップ化粧料セットとし
た。メークアップ専門家に、3人の肌色の大きく異なる
モデルに対して、この化粧料セットを用いてアイメーク
をしてもらった。その使用性について、適切な色出しが
容易か否かを指標に評価してもらった。結果は、色のイ
メージを変えないで色出しをすることが容易であると言
う評価を得た。 (ピンクのアイメークアップ化粧料の処方) チタンマイカ 22 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 デキストリン脂肪酸エステル 9.5重量部 スクワラン 6 重量部 ジメチコン 32.2重量部 フェノキシエタノール 0.3重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 赤色202号0.1%ジメチコン溶液 5 重量部 ソルビタンモノオレート 0.5重量部 ビーズワックス 1.5重量部
【0015】<実施例5>下記に示す処方に従って、実
施例2と同様に本発明のメークアップ化粧料セットのパ
ール感を有するピンクのメークアップ化粧料を作製し
た。このもののマンセル色座標は4.86RP 6.0
3/4.04であった。このものと実施例2の化粧料を
組み合わせて、本発明のメークアップ化粧料セットとし
た。メークアップ専門家に、3人の肌色の大きく異なる
モデルに対して、この化粧料セットを用いてアイメーク
をしてもらった。その使用性について、適切な色出しが
容易か否かを指標に評価してもらった。結果は、色のイ
メージを変えないで色出しをすることが容易であると言
う評価を得た。 (ピンクのアイメークアップ化粧料の処方) チタンマイカ 17 重量部 虹彩箔(赤) 5 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 デキストリン脂肪酸エステル 9.5重量部 スクワラン 6 重量部 ジメチコン 32.2重量部 フェノキシエタノール 0.3重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 赤色202号0.1%ジメチコン溶液 5 重量部 ソルビタンモノオレート 0.5重量部 ビーズワックス 1.5重量部
【0016】<実施例6>実施例4のアイメークセット
について、その演色性と色の創出の容易さをパネラーを
用いた使用テストにより試験した。即ち、普段ピンク系
のアイメークを好んで使用する女性より17名を無作為
に抽出し、実施例4のアイメークセットと実施例4のセ
ットの実施例2のアイカラーを下記に示すピンク系淡色
のアイカラーに置換した比較アイカラーセットとを渡
し、左右のどちらかを実施例4のセットで、その反対側
を比較アイカラーセットでメークアップしてもらう使用
テストを行った。テスト期間は2週間として、テスト終
了後に演色性(色の発色性)と色の創出の容易性(肌色
に対する色あわせのしやすさ;特に明るさの合わせ易
さ。)とをどちらが良いかで判定してもらった。結果を
表1に示す。これより、本発明のメークアップセットは
演色性においても、色の創出の容易性においても従来の
ものより優れていることがわかる。 (比較セット用の淡色ピンクのアイカラー) チタンマイカ 22 重量部 アルミニウム粉末 5 重量部 架橋型メチルポリシロキサン 6 重量部 デキストリン脂肪酸エステル 9.5重量部 スクワラン 6 重量部 ジメチコン 36.2重量部 フェノキシエタノール 0.3重量部 ナイロンパウダー 12 重量部 赤色202号0.1%ジメチコン溶液 1 重量部 ソルビタンモノオレート 0.5重量部 ビーズワックス 1.5重量部
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、明度印象を変えずに色
の濃淡を変える技術を提供することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パール感を有する化粧料2種以上からな
    るメークアップ化粧料セットであって、前記メークアッ
    プ化粧料セットを構成する化粧料の内、少なくとも2種
    が、補色の関係にあることを特徴とする、メークアップ
    化粧料セット。
  2. 【請求項2】 補色の関係にある少なくとも2種のメー
    クアップ化粧料が、何れも含有する粉体全量に対して、
    パール剤を30〜60重量%含有することを特徴とす
    る、請求項1に記載のメークアップ化粧料セット。
  3. 【請求項3】 補色の関係にある少なくとも2種のメー
    クアップ化粧料の内、少なくとも1種が虹彩箔を25重
    量%含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載
    のメークアップ化粧料セット。
  4. 【請求項4】 補色の関係にあるメークアップ化粧料セ
    ットに於いて、該メークアップ化粧料セットがピンクと
    ブルーの組み合わせである、請求項1〜3何れか1項に
    記載のメークアップ化粧料セット。
  5. 【請求項5】 ピンクのメークアップ化粧料の色が、マ
    ンセル色座標に於いて、4.4〜4.9RP 5.8〜
    6.4/3.6〜4.2で表される色であり、ブルーの
    メークアップ化粧料の色が、マンセル色座標に於いて、
    4.6〜6.61B 6.3〜6.8/0.90〜1.
    10で表される色であることを特徴とする、請求項1〜
    4何れか1項に記載のメークアップ化粧料セット。
  6. 【請求項6】 アイカラーであることを特徴とする、請
    求項1〜5何れか1項に記載のメークアップ化粧料セッ
    ト。
  7. 【請求項7】 マンセル色座標に於いて、4.6〜6.
    61B 6.3〜6.8/0.90〜1.10で表され
    る色であることを特徴とする、メークアップ化粧料。
  8. 【請求項8】 パール剤を30〜60重量%含有するこ
    とを特徴とする、請求項7に記載のメークアップ化粧
    料。
  9. 【請求項9】 アイカラーであることを特徴とする、請
    求項7又は8に記載のメークアップ化粧料。
  10. 【請求項10】 ピンクのアイカラーの加法希釈用であ
    ることを特徴とする、請求項7〜9何れか1項に記載の
    メークアップ化粧料。
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