JP3926007B2 - 下地化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下地化粧料に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
下地化粧料は、色の仕上がりを変化させたり、メークアップ化粧料ののりを良くしたりする目的で使用される。これらの内、色の仕上がりに変化を持たせるものはコントロールカラーと名付けられ、色材を乳化剤に分散させた剤形のものが用いられ、化粧ののりを改善させるものは、アンダーメークアップと名付けられ、少量の固形脂を含む乳化剤形のものや、ポリアクリル酸塩等で増粘ゲル化させた水系ゲル剤形のものが多く使用されている。一般的には、乳化剤形のものは冬用アンダーメークアップに使用され、水系ゲル剤形のものは夏に使用されることが多い。又、商品設計も、夏用は皮膚に水分を与えのりを良くし、冬用はオイル分を補給しのりを良くするような設計になっている。しかしながら、化粧持ちに関しては、これら従来の下地化粧料では寄与が少なく、現在あるこの様な化粧ののりの改善作用を維持しつつ化粧持ちを改善させる技術が望まれていた。特に、夏用の下地化粧料においては、外気温と湿度が高い中で使用されるため、汗などに起因する化粧崩れを防ぐことが強く望まれていた。化粧持ちの改善技術としては、ゲンノショウコタンニン等の皮膚収斂物質を含有させること、シリコーン等の溌水溌油作用の大きい化合物を含有させるなどの積極的な化粧持ち向上手段や界面活性剤量を減らしたり、水溶性の高い化合物の含有量を減らす等の消極的手段が知られているが、これらの手段何れもが満足いくほど十分な効果を発揮し得なかった。又、下地化粧料の一方の機能である、色の仕上がりの変化については、虹彩箔を配合して明るい仕上がりにする技術や、青や黄色等の色をつけて肌色を補正させたりする技術は知られているが、質感を変えて仕上がりを立体的に見せる試みは行われていなかった。
【0003】
一方、アクリル酸・アクリル酸エチレン・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体等のアクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体は、メークアップ化粧料の密着性を向上させる目的でメークアップ化粧料に含有させることは知られているが、下地化粧料に用いられている粉体の光学特性に影響を与えず、ファンデーション等のメークアップ化粧料の持ちを良くする作用を有していることは知られていなかった。更に、シリカ・金属酸化物複合体が、シリカを中核とし、その外層に二酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムの層を有し、更にその外層にシリカの層を有している粉体のような、シリカ・金属酸化物複合体は、ファンデーション等に含有させると、角層特性に類似した優れた光学効果を発揮することが知られているが、このものを下地化粧料に含有させることにより、下地料が立体的な印象をつくりうる光学特性を改変する作用を有するようになることは全く知られてもいなかったし、期待もされていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況を踏まえて為されたものであり、化粧持ちを向上させ質感を変えうる下地化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは、かかる状況に鑑みて、化粧持ちを向上させ質感を変えうる下地化粧料を求めて鋭意研究を重ねた結果、アクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体とシリカ・金属酸化物複合体とを含有することを特徴とする、化粧料にその様な特性を見いだし、発明を完成させるに至った。尚、本発明に於いて下地化粧料とは、それ自体ではメークアップ効果が充分ではなく、その上にファンデーション等のメークアップ化粧料などを塗布することを必須とする化粧料を意味するものであって、具体的には、アンダーメークアップ、コントロールカラー、スポッツカバー等が例示できる。以下、本発明について実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料に用いる重合体及び/又は共重合体
本発明の化粧料に用いる、重合体及び/又は共重合体は、アクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体であることを特徴とする。ここでエステルとしては、アルキルエステル、アルキレンエステル、アリールエステル、置換基を有していても良いフェニルエステル等が例示でき、これらの炭素数としては2〜10が好ましい。この様な重合体や共重合体は、例えば、乳化重合などによって製造したもの等が市販されている。本発明では、この様な乳化重合によって製造されたものを用いても良いし、他の重合法を用いて製造されたものを用いても良い。乳化重合は、モノマー類を界面活性剤などで均一な粒子径に分散させた後、過酸化ベンゾイルなどの重合開始剤を用いて重合させれば良い。又、乳化重合に於いては、通常の一段階反応で製造するものでも良いし、内層外層の順に順次反応させる、いわゆるコア−シェルタイプのものでもかまわない。かかる重合体又は共重合体として好ましいものとしては、乳化重合によるアクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体である、ポリジョイントJN(大成化工株式会社製、樹脂分50重量%)とアクリル酸・アクリル酸−2−エチルヘキシル・メタクリル酸メチル・α−メチルスチレンのコア−シェル型共重合体であるエマポリーCE−119N(日光ケミカルズ株式会社販売)が特に好ましい。これら重合体又は共重合体は唯一種を含有させても良いし、二種以上を組み合わせて含有させても良い。本発明の化粧料に於けるアクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体の好ましい含有量は、樹脂量に換算して0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.03〜3重量%である。これは多すぎるとファンデーション等の仕上がりが厚ぼったくなることがあり、少なすぎると化粧持ちが向上しないことがあるためである。
【0007】
(2)本発明の化粧料で用いるシリカ・金属酸化物複合体
本発明で用いる、シリカ・金属酸化物複合体は、シリカと二酸化チタンなどの金属酸化物から構成される複合体であり、例えば、金属酸化物をシリカでコーティングしたものや、金属酸化物とシリカを多層構造の構築した多層複合体などが例示できる。金属酸化物としては、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化亜鉛などが例示できる。これら金属酸化物は唯一種用いても良いし、二種以上用いても良い。この様なシリカ・金属複合体として最も好ましいものは、シリカを中核とし、その外層に二酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムの層を有し、更にその外層にシリカの層を有しているものが特に好ましく、この様なものとしては触媒化成株式会社製のマルチプルビーズが市販されており、これを用いるのが特に好ましい。勿論、シリカ上に水酸化チタンを析出させ、これを焼成し、更にこれを水ガラスと酸で処理し、焼成し作成することも可能である。これらシリカ・金属酸化物複合体は唯一種を含有させても良いし、二種以上を含有させても良い。本発明の化粧料に於ける、シリカ・金属酸化物複合体の好ましい含有量は、0.01〜30重量%であり、更に好ましくは0.05〜10重量%である。これは、多すぎるとファンデーション等のメークアップ化粧料ののりを損なうことがあり、少なすぎると仕上がりへの影響が少なくなりすぎることがあるためである。本発明の化粧料、取り分け下地化粧料に於いて、この粉体を1重量%以上含有することにより、優れたシワ補正効果が副次的に付加される。
【0008】
(3)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、上記、重合体及び/又は共重合体とシリカ・金属酸化物複合体とを含有することを特徴とする。本発明の化粧料は、下地化粧料として特に好適であり、化粧持ちを向上させ、立体感を付与することにより化粧仕上がりの質感を変えうる特性を有する。本発明の化粧料に於いては、これら必須成分以外に通常化粧料で使用される任意成分を含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が例示できる。任意成分の内、特に好ましいものは、汗などの水性成分の影響を受けにくい化粧映え向上効果を有する、赤色226号等の赤色有機顔料類、化粧崩れがしにくく可溶化力に富むポリオキシブチレンポリグリセリルアルキルエーテルである、ハイグリオールS−26(日本サーファクタント株式会社製)である。赤色有機顔料の好ましい含有量は、0.001〜0.05重量%であり、ポリオキシブチレンポリグリセリルアルキルエーテルの好ましい含有量は0.01〜0.5重量%である。本発明の化粧料はこれら必須成分と任意成分とを常法に従って処理することにより、得ることができる。
【0009】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて更に詳細に本発明について説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0010】
<実施例1>
以下に示す処方に従ってアンダーメークアップ化粧料を作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しアンダーメークアップを得た。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.8重量部

水 47.6重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
トリエタノールアミン 0.4重量部
ポリジョイントJN 0.2重量部
(アクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体 0.1重量部)

タルク 8 重量部
二酸化チタン 1 重量部
虹彩箔 3 重量部
マルチプルビーズ 2 重量部
【0011】
<実施例2>
実施例1のアンダーメークについて、化粧持ち向上効果を、サウナ試験によって確かめた。例数は5名を用いた。即ち、アンダーメークアップで処理した後、下記に処方を示すファンデーションを塗布し、仕上がりを専門パネラーによって評価した後、サウナに30分間入り、化粧仕上がりを再び専門パネラーにより判定した。化粧仕上がりの評価項目は、化粧仕上がりの立体感、化粧仕上がりの美しさ、ファンデーションののりであった。評価は、++:非常によい、+:良い、±:普通、−:悪い、−−:非常に悪いであった。対照例はアンダーメークアップを用いないもの、比較例1は、実施例1のポリジョイントJNを水に置換したもの、比較例2は、実施例1のマルチプルビーズを水に置換したもの、比較例3は、実施例1のマルチプルビーズとポリジョイントJNを水に置換したものを用いた。結果例数としてを表1に示す。これより、本発明のアンダーメークアップによって質感を変え立体感が得られること、化粧持ちが著しく向上すること及びこの効果がアクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体とシリカ・金属酸化物複合体との組み合わせ効果によることがわかる。
【0012】
【表1】
Figure 0003926007
【0013】
(ファンデーション)
3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部
ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部
アセチル化ラノリン 3 重量部
メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部
デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部
12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部
トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部
ブチルパラベン 0.1重量部
水 25 重量部
ラポナイトXLG 0.1重量部

二酸化チタン 18 重量部
チュウクビーズ 5 重量部
タルク 7 重量部
黄色酸化鉄 2.1重量部
ベンガラ 0.7重量部
【0014】
<実施例3>
以下に示す処方に従ってアンダーメークアップ化粧料を作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しアンダーメークアップを得た。このものを実施例2と同様のサウナ試験で評価したところ、仕上がりの立体感について、試験前、試験後ともに++が5例、仕上がりの美しさが試験前++が5例、試験後++が4例、+が1例であった。ファンデーションののりは++が5例であった。これより、本発明の化粧料である下地料には、ポリオキシブチレンポリグリセリンアルキルエーテルや赤色有機顔料を含有するのが好ましいことがわかる。又、副次
的効果としてシワ補正作用も認められた。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.4重量部
ハイグリオールS−26 0.4重量部

水 47.6重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
トリエタノールアミン 0.4重量部
ポリジョイントJN 0.2重量部
(アクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体 0.1重量部)

タルク 8 重量部
二酸化チタン 1 重量部
虹彩箔 2.9重量部
マルチプルビーズ 2 重量部
赤色226号 0.1重量部
【0015】
<実施例4>
以下に示す処方に従ってコントロールカラーを作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しコントロールカラーを得た。このものは立体感付加作用と化粧持ち向上作用に優れていた。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.4重量部
ハイグリオールS−26 0.4重量部

水 49.2重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
アルギニン 0.4重量部
ポリジョイントJN 0.1重量部
(アクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体 0.05重量部)

タルク 6 重量部
二酸化チタン 3 重量部
虹彩箔 2.9重量部
マルチプルビーズ 0.5重量部
赤色226号 0.1重量部
【0016】
<実施例5>
以下に示す処方に従ってコントロールカラーを作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しコントロールカラーを得た。このものは立体感付加作用と化粧持ち向上作用に優れていた。更に、副次的効果であるシワ補正効果も著しかった。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.4重量部
ハイグリオールS−26 0.4重量部

水 44.3重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
アルギニン 0.4重量部
ポリジョイントJN 0.5重量部
(アクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体 0.25重量部)

タルク 6 重量部
二酸化チタン 3 重量部
虹彩箔 2.9重量部
マルチプルビーズ 5 重量部
赤色226号 0.1重量部
【0017】
<実施例7>
以下に示す処方に従ってスポッツベールを作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しスポッツベールを得た。このものは立体感付加作用と化粧持ち向上作用に優れていた。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.4重量部
ハイグリオールS−26 0.4重量部

水 31.3重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
アルギニン 0.4重量部
ポリジョイントJN 0.5重量部
(アクリル酸・アクリル酸エチ・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体 0.25重量部)

タルク 6 重量部
二酸化チタン 13 重量部
虹彩箔 2.9重量部
酸化鉄 3 重量部
マルチプルビーズ 5 重量部
赤色226号 0.1重量部
【0018】
<実施例8>
以下に示す処方に従ってアンダーメークアップを作成した。即ち、イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、ハをイに分散させ、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しアンダーメークアップを得た。このものは立体感付加作用と化粧持ち向上作用に優れていた。

環状ジメチコン 26.5重量部
ソルビタンモノオレート 1.5重量部
ステアリン酸 1 重量部
蔗糖脂肪酸エステル 2 重量部
ポリオキシエチレンステアリン酸エステル 0.4重量部
ハイグリオールS−26 0.4重量部

水 49.2重量部
1,3−ブタンジオール 6 重量部
アルギニン 0.4重量部
エマポリーCE−119N 0.1重量部
(アクリル酸・アクリル酸-2-エチルヘキシル・メタクリル酸メチル・α−メチルスチレンコアシェル共重合体 0.054重量部)

タルク 6 重量部
二酸化チタン 3 重量部
虹彩箔 2.9重量部
マルチプルビーズ 0.5重量部
赤色226号 0.1重量部
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、化粧持ちを向上させ質感を変えうる下地化粧料を提供することができる。

Claims (2)

  1. (A)アクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体からなる樹脂エマルジョンと、(B)シリカ中核、二酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムの層を被覆し、更にその上にシリカの層を被覆してなるビーズ形状のシリカ・金属酸化物複合体の顔料とを含有することを特徴とする下地化粧料。
  2. アクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのエステルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体が、アクリル酸・アクリル酸エチル・アクリル酸オクチル・メタクリル酸共重合体及び/又はアクリル酸・アクリル酸−2−エチルヘキシル・メタクリル酸メチル・α−メチルスチレンのコア−シェル型共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の下地化粧料。
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