JP3694592B2 - コラム内設置型水中ポンプ用コラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コラム内設置型水中ポンプ用コラムに係り、特に、コラムの内径を大きくすることなくポンプ本体部の吸込口に接続される吸込カバーの入口径を大きくすることが可能なコラム内設置型水中ポンプ用コラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図3に示すように、コラム内設置型水中ポンプPは、水中モータによってなる原動機1と、この原動機1によって回転駆動される羽根車(図示省略)を回転自在に収容したポンプケーシング2とでポンプ本体部3を構成し、ポンプ本体部3におけるポンプケーシング2の下側に下向きの吸込カバー10を取付けて、ポンプケーシング2の下端部吸込口4と吸込カバー10の上端開口部5とを連通接続した構造になっている。このコラム内設置型水中ポンプPはコラム6に上側から挿入して設置される。
【0003】
具体的には、コラム6の下端部に設けた開口8を通して、ポンプケーシング2と吸込カバー10とをコラム6の下方に突出させ、原動機1とポンプケーシング2との境界部に設けたフランジ部7を開口8周辺のフランジ部9に載置して支持している。
【0004】
一方、この種のコラム内設置型水中ポンプPには、固有の運転可能最低水位LLWLが存在し、この運転可能最低水位LLWL以下の水位で排水運転を行うと、空気吸込渦が発生して空気混じりの水を吸い込むことになる。その結果、激しい振動や大きい騒音を生じて、ポンプ運転機能障害を引き起こしたり、周辺設備を損傷させるおそれがある。このため、吸水槽11の水位が運転可能最低水位LLWLまで低下した場合には、この水位LLWLを検出して、コラム内設置型水中ポンプPの運転を停止する制御がなされる。
【0005】
ところが、運転可能最低水位LLWLにおいてコラム内設置型水中ポンプPの運転を停止する深さHの吸水槽11では、運転可能最低水位LLWLから吸水槽11の底11Aまでの深さH1が大きくなって、吸水槽11の構築土木費用が高くなる。
【0006】
一方、吸込カバー10の入口径を大きくすると、吸込流速が遅くなって、空気吸込渦が発生し難くなるので、運転可能最低水位LLWLを同じレベルに設定すると、運転可能最低水位LLWLから吸水槽11の底11Aまでの深さを二点鎖線で示すH2の位置まで底上げして、吸水槽11の構築土木費用を低減することができる。このため、吸込カバー10の入口径を大きくして、吸水槽11の構築土木費用を低減したい要求がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コラムの下端部に設けた開口を通して、ポンプケーシングと吸込カバーとをコラムの下方に突出させ、原動機とポンプケーシングとの境界部に設けたフランジ部を開口周辺のフランジ部に載置して支持している従来のコラム内設置型水中ポンプでは、吸込カバーの入口径を大きくすると、開口の内径およびコラムの内径をともに大きくした大径のコラムが必要になる。このため、コラムのコストが高くなる。
【0008】
そこで、本発明は、開口の内径およびコラムの内径を拡大することなく、吸込カバーの入口径のみを大きくすることで、コラムがコスト高になるのを抑えて、たとえば、吸水槽の構築土木費用を低減したい要求に応じることができるコラム内設置型水中ポンプ用コラムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るコラム内設置型水中ポンプ用コラムは、コラム内設置型水中ポンプのポンプ本体部を挿入して設置するとともに、下端部に開口を設けたコラム内設置型水中ポンプ用コラムであって、前記コラムの下端部開口周辺に、コラム内に突出した前記ポンプ本体部を支持するフランジ部を設け、前記ポンプ本体部の下端部吸込口に接続可能な、上端周辺にフランジ部を設けた吸込カバーを有し、該吸込カバーの上端開口部前記開口に連通してコラムの下端に、前記ポンプ本体部を支持するフランジ部と前記吸込カバーのフランジ部を接合することで取付けられており、その吸込カバーの入口径が前記コラムの内径よりも大きいことを特徴としている。
【0010】
本発明によれば、ポンプ本体部と吸込カバーを分離し、吸込カバーの上端開口部をコラムの下端部に設けた開口に連通させた状態で、吸込カバーをコラムの下端に取付けているので、前記開口の内径およびコラムの内径を拡大することなく、吸込カバーの入口径のみを大きくすることができる。また、吸込カバーがポンプ本体部から分離されることにより、吸込カバーの重量に相当してポンプ本体部の重量を軽減できる。このため、コラムに対して上側からポンプ本体部を挿入する場合の吊り重量が軽くなるので、コラムに対するポンプ本体部の挿入作業が容易になる
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、前記図3の従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す要部の拡大縦断面図であり、この図において、コラム6の下端部には開口8が設けられ、吸込カバー10の上端開口部5を開口8に連通させてコラム6の下端に取付けられている。具体的には、開口8周辺のフランジ部9の下側に上端開口部5周辺のフランジ部5Aを当接させて、複数組のボルト・ナットによってなる締結部材12により両者9、5Aaを一体に結合することによって、コラム6の下端に吸込カバー10を取付けている。
【0012】
コラム6には、図2のように、コラム内設置型水中ポンプPにおける原動機1とポンプケーシング2とを備えたポンプ本体部3が上側から挿入して設置される。つまり、ポンプケーシング2の下端部に設けたフランジ部7を開口8周辺のフランジ部9に載置して支持する。この時、ポンプケーシング2の下端部吸込口4が吸込カバー10の上端開口部5に挿入されて、下端部吸込口4と上端開口部5が互いに接続される。
【0013】
このように、ポンプ本体部3と吸込カバー10を分離し、吸込カバー10の上端開口部5をコラム6の下端部に設けた開口8に連通させた状態で、吸込カバー10をコラム6の下端に取付けているので、開口8の内径およびコラム6の内径を拡大することなく、吸込カバー10の入口径Dのみを大きくすることができる。このため、コラム6がコスト高になるのを抑えて、たとえば、吸水槽11(図3参照)の構築土木費用を低減したい要求に応じることができる。すなわち、吸込カバー10の入口径Dを大きくすることにより、吸込流速を遅くして、空気吸込渦の発生を難くすることで、運転可能最低水位LLWLを同じレベルに設定した場合、運転可能最低水位LLWLから吸水槽11の底11Aまでの深さを二点鎖線で示すH2の位置まで底上げして、吸水槽11の構築土木費用を低減することができる。
【0014】
また、吸込カバー10がポンプ本体部3から分離されることにより、吸込カバー10の重量に相当してポンプ本体部3の重量を軽減できる。このため、コラム6に対して上側からポンプ本体部3を挿入する場合の吊り重量が軽くなるので、コラム6に対するポンプ本体部3の挿入作業が容易になる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ポンプ本体部と吸込カバーを分離し、吸込カバーの上端開口部5をコラムの下端部に設けた開口に連通させた状態で、吸込カバーをコラムの下端に取付けているので、開口の内径およびコラムの内径を拡大することなく、吸込カバーの入口径のみを大きくすることができる。このため、コラムがコスト高になるのを抑えて、たとえば、吸水槽の構築土木費用を低減したい要求に応じることができる。また、吸込カバーがポンプ本体部から分離されることにより、吸込カバーの重量に相当してポンプ本体部の重量を軽減できる。したがって、コラムに対して上側からポンプ本体部を挿入する場合の吊り重量が軽くなるので、コラムに対するポンプ本体部の挿入作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図2】 ポンプの設置状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図3】 従来のコラム内設置型水中ポンプ用コラムの設置状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 原動機
2 ポンプケーシング
3 ポンプ本体部
4 ポンプ本体部の下端吸込口
5 吸込カバーの上端開口部
5A 吸込カバーの上端開口部周辺のフランジ部
6 コラム
8 コラムの下端部に設けた開口
9 コラムの下端部開口周辺のフランジ部
10 吸込カバー
P コラム内設置型水中ポンプ
D 吸込カバーの入口径

Claims (1)

  1. コラム内設置型水中ポンプのポンプ本体部を挿入して設置するとともに、下端部に開口を設けたコラム内設置型水中ポンプ用コラムであって、前記コラムの下端部開口周辺に、コラム内に突出した前記ポンプ本体部を支持するフランジ部を設け、前記ポンプ本体部の下端部吸込口に接続可能な、上端周辺にフランジ部を設けた吸込カバーを有し、該吸込カバーの上端開口部前記開口に連通してコラムの下端に、前記ポンプ本体部を支持するフランジ部と前記吸込カバーのフランジ部を接合することで取付けられており、その吸込カバーの入口径が前記コラムの内径よりも大きいことを特徴とするコラム内設置型水中ポンプ用コラム。
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