JP2002138983A - 立軸ポンプの水槽内据付構造 - Google Patents

立軸ポンプの水槽内据付構造

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JP2002138983A
JP2002138983A JP2000337065A JP2000337065A JP2002138983A JP 2002138983 A JP2002138983 A JP 2002138983A JP 2000337065 A JP2000337065 A JP 2000337065A JP 2000337065 A JP2000337065 A JP 2000337065A JP 2002138983 A JP2002138983 A JP 2002138983A
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water tank
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floor
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Hiroyuki Inoue
裕之 井上
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の小容量立軸ポンプに代えて大容量立軸
ポンプを水槽内に据付ける仕様変更に際して、煩雑な土
木工事によるポンプ床の強度アップを図ることなく、既
存のポンプ床を活用して、大容量立軸ポンプを水槽内に
据付けることができる立軸ポンプの水槽内据付構造を提
供する。 【解決手段】 ポンプ主軸1の第1吐出しエルボ43か
ら上側に導出されている部位を、軸受ボックス9内の軸
受によって回転自在かつ縦軸線C方向の移動を不能に支
持し、軸受ボックス9に設けたフランジ10をポンプ挿
通孔7Aの周辺部に配置したソールプレート8に載置し
て固定することにより、回転側部材3をポンプ床7で支
持する。また、筒状の固定側部材4における第2吐出し
エルボ44と揚水管42は、これらに一体に設けた支持
板11,11を介して水槽6の立壁6Aに固着すること
によって立壁6Aで支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立軸ポンプの水槽
内据付構造に係り、ポンプ重量をポンプ床のみならず水
槽の底あるいは立壁に分散支持させることで、ポンプ床
の負荷荷重を軽減し、ポンプ床の強度アップを図ること
なく、たとえば、小容量立軸ポンプに代えて大容量立軸
ポンプを水槽内に据付ける仕様変更に対応できる立軸ポ
ンプの水槽内据付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すように、縦軸線C
を有するポンプ主軸1と該ポンプ主軸1に固着した羽根
車2とからなる回転側部材3と、この回転側部材3を回
転自在に収容し該回転側部材3におけるポンプ主軸1の
上部を回転自在かつ液密に上側に導出させている筒状の
固定側部材4とを備え、主軸1の上端部を図示していな
い原動機の出力軸に連結し、原動機によってポンプ主軸
1および羽根車2を回転させて、筒状の固定側部材4の
下端部入口4Aから吸い込んだ水を揚水して上端部吐出
口4Bから排水管5に吐出するように構成して、排水機
場のポンプ井(水槽)6に吊り下げて据付けられた立軸
ポンプPが知られている。
【0003】前記立軸ポンプPにおける筒状の固定側部
材4は、下端部入口4Aを下向きに開口した吸込ベルマ
ウス40と、羽根車2を回転自在に収容しているととも
に、ポンプ主軸1における羽根車固着部の直上部位を回
転自在に支持している吐出しボウル41と、ポンプ主軸
1を挿通してその中間部を回転自在に支持している揚水
管42と、ポンプ主軸1の上部を回転自在かつ液密に上
側に導出させているとともに、上端部吐出口4Bを横向
きに開口した吐出しエルボ43とを備えており、これら
は下から順に互いに連通するように一体に連結して縦長
に構成されている。したがって、原動機(図示省略)に
よってポンプ主軸1および羽根車2を回転させること
で、水槽6内の水は、吸込ベルマウス40に吸い込ま
れ、羽根車2から吐出しボウル41に吐出されたのち、
揚水管42内を上昇して吐出しエルボ43に至り、該吐
出しエルボ43の出口(上端部吐出口)4Bから排水管
5に吐出することによって排水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の立軸
ポンプPは、排水機場の床7、つまり水槽6の上部開口
を覆うコンクリート製のポンプ床7にポンプ挿通孔7A
を設け、このポンプ挿通孔7Aから吸込ベルマウス4
0、吐出しボウル41および揚水管42を水槽6の内部
に挿通して、たとえば揚水管42の上端部に設けた吊設
用のフランジ42Aをポンプ挿通孔7Aの周辺部に配置
したソールプレート8に載置して固定することにより、
立軸ポンプPをポンプ床7に吊設して水槽6内に据付け
られている。
【0005】このように、立軸ポンプPをポンプ床7に
吊設した据付構造では、吸込ベルマウス40、吐出しボ
ウル41、揚水管42、吐出しエルボ43などによって
なる筒状の固定側部材4の重量(ポンプ重量)と、ポン
プ主軸1および羽根車2からなる回転側部材3の重量に
羽根車2に作用する水の重量を加えたスラスト荷重の全
てが吊設用のフランジ42Aとソールプレート8を介し
てポンプ床7に負荷されることになる。したがって、立
軸ポンプPの容量によって決まるポンプ重量とスラスト
荷重に基づいてポンプ床7の強度が設定されている。
【0006】ところが、前記従来の立軸ポンプの水槽内
据付構造では、既設の立軸ポンプPに代えて大容量立軸
ポンプPを水槽6内に据付ける排水機場の仕様変更が要
求されると、ポンプ床7の強度アップを図るために煩雑
な土木工事が必要になって、仕様変更コストが高くな
る。
【0007】そこで、本発明は、既設の小容量立軸ポン
プに代えて大容量立軸ポンプを水槽内に据付ける仕様変
更に際して、煩雑な土木工事によるポンプ床の強度アッ
プを図ることなく、既存のポンプ床を活用して、大容量
立軸ポンプを水槽内に据付けることができる立軸ポンプ
の水槽内据付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る立軸ポンプの水槽内据付構造は、縦軸
線を有するポンプ主軸と該ポンプ主軸に固着した羽根車
とからなる回転側部材と、この回転側部材を回転自在に
収容し該回転側部材における前記ポンプ主軸の一部を回
転自在かつ液密に外側に導出させている筒状の固定側部
材とを備え、前記回転側部材の回転によって前記筒状の
固定側部材の下端部入口から吸い込んだ水を揚水して上
端部吐出口から吐出するように構成された立軸ポンプに
おいて、前記筒状の固定側部材が水槽の底と立壁の少な
くともいずれか一方に支持されているとともに、前記回
転側部材のポンプ主軸が前記筒状の固定側部材の外側で
回転自在に前記水槽の上部開口を覆うポンプ床に支持さ
れていることを特徴としている。
【0009】本発明によれば、筒状の固定側部材の重量
(ポンプ重量)と回転側部材の重量に羽根車に作用する
水の重量を加えたスラスト荷重を、水槽の底と立壁の少
なくともいずれか一方とポンプ床とに分散して個別に支
持しているので、ポンプ床に負荷される荷重をスラスト
荷重のみに大幅に軽減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施の形態
を示す縦断面図である。なお、前記従来例と同一もしく
は相当部分には、同一符号を付して説明する。
【0011】図1において、回転側部材3は、縦軸線C
を有するポンプ主軸1と該ポンプ主軸1に固着した羽根
車2とからなる。また、筒状の固定側部材4は、下端部
入口4Aを下向きに開口した吸込ベルマウス40と、羽
根車2を回転自在に収容しているとともに、ポンプ主軸
1における羽根車固着部の直上部位を回転自在に支持し
ている吐出しボウル41と、ポンプ主軸1を回転自在か
つ液密に上側に導出させているとともに、入口を下向き
に出口を横向きに開口した第1吐出しエルボ43と、入
口を横向きに出口を上向きに開口した第2吐出しエルボ
44と、揚水管42と、入口を下向きに出口を横向きに
開口した第3吐出しエルボ45ととを備えており、これ
らは下から順に互いに連通するように一体に連結して縦
長に構成されている。したがって、原動機(図示省略)
によってポンプ主軸1および羽根車2を回転させること
で、水槽6内の水は、吸込ベルマウス40に吸い込ま
れ、羽根車2から吐出しボウル41に吐出されたのち、
第1、第2吐出しエルボ43,44を経て揚水管42内
を上昇して第3吐出しエルボ45に至り、該第3吐出し
エルボ45の出口(上端部吐出口)4Bから排水管5に
吐出することによって排水される。
【0012】一方、ポンプ主軸1における第1吐出しエ
ルボ43から上側に導出されている部位は、軸受ボック
ス9内のラジアルおよびスラスト軸受(図示省略)によ
って回転自在かつ縦軸線C方向の移動を不能に支持さ
れ、軸受ボックス9に設けたフランジ10をポンプ挿通
孔7Aの周辺部に配置したソールプレート8に載置して
固定することにより、回転側部材3をポンプ床7で支持
している。
【0013】他方、筒状の固定側部材4における第2吐
出しエルボ44と揚水管42は、これらに一体に設けた
支持板11,11を介して水槽6の立壁6Aに固着する
ことによって該立壁6Aに支持されている。
【0014】このように、吸込ベルマウス40、吐出し
ボウル41、第1吐出しエルボ43、第2吐出しエルボ
44、揚水管42、第3吐出しエルボ45などによって
なる筒状の固定側部材4の重量(ポンプ重量)と回転側
部材3の重量に羽根車2に作用する水の重量を加えたス
ラスト荷重を、水槽6の立壁6Aとポンプ床7Aとに分
散して個別に支持しているので、ポンプ床7Aに負荷さ
れる荷重をスラスト荷重のみに軽減することができる。
したがって、既設の立軸ポンプPに代えて大容量立軸ポ
ンプPを水槽6内に据付ける排水機場の仕様変更に際し
ても、煩雑な土木工事によるポンプ床7の強度アップを
図ることなく、既存のポンプ床7を活用して、大容量立
軸ポンプPを水槽6内に据付けることができる。このた
め、仕様変更コストを安く抑えることが可能になる。
【0015】つぎに、本発明の第2実施の形態を説明す
る。図2は、本発明の第2実施の形態を示す縦断面図で
ある。なお、前記図1で説明した第1実施の形態と同一
もしくは相当部分には、同一符号を付して重複した説明
は省略する。図2において、吐出しボウル41のフラン
ジ12を水槽6の底6Bに設置した架台13で支持する
ことにより、筒状の固定側部材4を架台13を介し水槽
6の底6Bで支持するとともに、振れ止め金具14,1
4を介して揚水管42を水槽6の立壁6Aに取付けてあ
る。このような構成であっても、図1の第1実施の形態
と同様に、ポンプ床7Aに負荷される荷重をスラスト荷
重のみに軽減して、排水機場の仕様変更に際して、煩雑
な土木工事によるポンプ床7の強度アップを図ることな
く、既存のポンプ床7を活用して、大容量立軸ポンプP
を水槽6内に据付けることができる。このため、仕様変
更コストを安く抑えることが可能になる。
【0016】なお、前記実施の形態では、筒状の固定側
部材4を水槽6の立壁6Aまたは底6Bのいずれかによ
って支持しているが、筒状の固定側部材4を水槽6の立
壁6Aと底6Bの両者で複合的に支持した構造であって
もよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る立軸
ポンプの水槽内据付構造は構成されているので、以下の
ような格別の効果を奏する。
【0018】すなわち、筒状の固定側部材の重量(ポン
プ重量)と回転側部材の重量に羽根車に作用する水の重
量を加えたスラスト荷重を、水槽の底と立壁の少なくと
もいずれか一方とポンプ床とに分散して個別に支持して
いるので、ポンプ床に負荷される荷重をスラスト荷重の
みに軽減することができる。したがって、既設の立軸ポ
ンプに代えて大容量立軸ポンプを水槽内に据付ける排水
機場の仕様変更に際しても、煩雑な土木工事によるポン
プ床の強度アップを図ることなく、既存のポンプ床を活
用して、大容量立軸ポンプを水槽内に据付けることがで
きる。このため、仕様変更コストを安く抑えることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施の形態を示す縦断面図であ
る。
【図3】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ主軸 2 羽根車 3 回転側部材 4 筒状の固定側部材 6 ポンプ井(水槽) 6A 立壁 6B 底 7 水槽の上部開口を覆うポンプ床 C 縦軸線 P 縦軸ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸線を有するポンプ主軸と該ポンプ主
    軸に固着した羽根車とからなる回転側部材と、この回転
    側部材を回転自在に収容し該回転側部材における前記ポ
    ンプ主軸の一部を回転自在かつ液密に外側に導出させて
    いる筒状の固定側部材とを備え、前記回転側部材の回転
    によって前記筒状の固定側部材の下端部入口から吸い込
    んだ水を揚水して上端部吐出口から吐出するように構成
    された立軸ポンプにおいて、前記筒状の固定側部材が水
    槽の底と立壁の少なくともいずれか一方に支持されてい
    るとともに、前記回転側部材のポンプ主軸が前記筒状の
    固定側部材の外側で回転自在に前記水槽の上部開口を覆
    うポンプ床に支持されていることを特徴とする立軸ポン
    プの水槽内据付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102536873A (zh) * 2011-12-19 2012-07-04 镇江正汉泵业有限公司 化工槽罐上立式自吸泵安装结构
JP2013174136A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Chuo Univ ポンプユニット
CN106321460A (zh) * 2016-08-31 2017-01-11 江阴德尔热能机械有限公司 一种全焊接结构立式大流量高效率水泵

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