JP2903752B2 - 水中モータポンプ設備 - Google Patents

水中モータポンプ設備

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JP2903752B2
JP2903752B2 JP8221091A JP8221091A JP2903752B2 JP 2903752 B2 JP2903752 B2 JP 2903752B2 JP 8221091 A JP8221091 A JP 8221091A JP 8221091 A JP8221091 A JP 8221091A JP 2903752 B2 JP2903752 B2 JP 2903752B2
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JP
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submersible motor
pump
motor pump
pipe
discharge
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雅之 山田
健二 大谷
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Hitachi Ltd
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  • Sewage (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中モータポンプ設備
に係り、特に、設置スペースの縮小,据付の容易化をは
かることができ、簡易排水ポンプ設備,汚水中継ポンプ
設備に好適な水中モータポンプ設備に関する。
【0002】
【従来の技術】水中モータポンプには、例えば、実開昭
60−32599号公報にあるように揚水管底部のソールプレ
ート上にポンプユニットを着脱自在に取り付けるように
したものが知られている。
【0003】又、着脱式の水中ポンプをマンホール内に
複数台入れポンプステーション化した実開昭61−162598
号公報に開示された技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち前
者のものは、ソールプレート取付面を円錐状にしたり、
回転防止のためリブやピンを設ける必要があった。又、
ポンプユニットは揚水管底部に差込まれて支持されてい
るため、揚水管を剛性のあるものにしないと振動の問題
があり、揚水管の肉厚を極端に薄肉にすることはできな
かった。さらに、揚水管を含めたポンプユニットをピッ
トに入れているため機器の設置スペースも極端に少なく
することができなかった。
【0005】上記従来技術の後者のものは、ユニットと
してまとまっているが、設置スペースの割に揚水量が少
なく、省スペースが困難で、大容量化もむずかしいと考
えられる。
【0006】本発明の目的は、省スペース、低コストの
水中モータポンプ設備を得ることにある。
【0007】本発明の第二の目的は、土木構造物の製作
を容易にし、据付も簡単で、剛性の高い水中モータポン
プを提供することにある。
【0008】本発明の第三の目的は、水中モータのケー
ブル部にシール構造が必要ない水中モータポンプ設備を
得ることにある。
【0009】本発明の第四の目的は、吐出弁等の付帯設
備を取付けてユニット化した水中モータポンプ設備を得
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、吸込ケーシ
ング、吐出しボウル、羽根車、水中モータを含む水中モ
ータポンプ設備において、前記水中モータポンプの吐出
し流路を前記水中モータポンプの外周に形成される土木
構造物と兼用し、この土木構造物の内周に型枠兼用の鋼
板パイプを固定し、前記水中モータポンプを、中空の吊
下げ支持具により前記土木構造物の上部開口部から吊り
下げて設置する構成とし、かつ前記型枠兼用の鋼板パイ
プに吐出弁等のポンプ付帯設備を取付け、ユニット化し
たことにより達成される。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】ポンプ吐出し流路は、鋼板で作られるものが多
く、土木構造物と別々にすると省スペース,トータルコ
ストミニマムは困難となる。そこで、吐出し流路を土木
構造部として別にピットを作ることをやめた。又、この
ことにより吐出し流路の剛性が増すため振動等の問題も
起こりにくくなった。さらに、上部開口部からポンプを
吊下げているため、フランジ部をボルト締めすることが
可能で、回り止め等もいらず確実に支持することができ
る。
【0016】また、吐出し流路を土木で形成する際、型
枠を兼用した鋼製のパイプを使用するので土木構造物の
製作が容易になる。さらに、ポンプとのシール面が鋼製
パイプとなるためシール,据付共に容易となる。
【0017】又、水中モータポンプの吊下げ支持具を中
空にしているので、水中モータのケーブルは、この中空
部分を通して外部に出せば良いのでシール構造が不要と
なる。
【0018】さらに、型枠兼用の鋼製パイプに吸込弁,
吐出弁等のポンプ付帯設備を取付け、ユニット化してい
るので、据付けが短期間に可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0020】ポンプ1は、吸込ケーシング,吐出しボウ
ル,羽根車より構成され、羽根車は、水中モータ2に直
結されている。
【0021】吸込流路及び吐出し流路は土木構造物3で
製作され、その際、土木構造物の製作を容易にするよう
に鋼板パイプ4aを型枠としている。
【0022】水中モータポンプは、上部支持板5aと中
空の吊下げ支持パイプ5bにより吊下げられソールプレ
ート4bにボルト締めて固定されている。吸込流路,吐
出し流路を土木構造物で製作しているため、あらためて
ポンプピットを作る必要がなく省スペース化が図れる。
【0023】又、鋼製パイプ4aが薄肉でも十分な剛性
が得られ、水中モータポンプが剛支持となるため振動低
減が可能で、信頼性が向上する。
【0024】又、吊下げ支持パイプ5bは中空であるた
め、水中モータ2のケーブル7をこの中空パイプの中を
通して外部へ出せるため従来の水中モータのようにケー
ブルのシール構造に細心の注意を払う必要はなく構造が
簡単になる。
【0025】吐出しボウル外周にはパッキン6があり、
吸込側と吐出し側の間のシールをしている。このパッキ
ンとの摺動部は鋼板パイプ4aとなっているので、シー
ル性も良く又、上下方向に多少ずれてもシールできるの
で、据付等も容易となる。
【0026】又、鋼板パイプ4aには、逆止弁8が取付
けられ逆流を防いでいる。逆止弁8は、鋼製パイプとユ
ニット化しているので、鋼板パイプを型枠として土木構
造物を作ることによって据付けが完了できる。本実施例
では吐出側の逆止弁のみであるが、吸込弁や、水位計,
圧力伝送器等ポンプ付帯設備をあらかじめユニット化し
ておいて製作することもできる。
【0027】本実施例によれば、省スペース,トータル
コストミニマムのポンプ設備が実現できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、(1) 省スペース,ト
ータルコストミニマムを目指したポンプ設備が可能とな
る。
【0029】(2) 吐出し流路を含む土木構造物の製作
が容易となる。
【0030】(3) 水中モータポンプの支持が剛支持と
なりポンプの振動低減が可能となる。
【0031】(4) 水中モータのケーブルのシール構造
が不要となる。
【0032】(5) 据付が容易で、精度をあまり必要と
しない。
【0033】(6) ポンプ付帯設備のユニット化が可能
で据付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】本発明の要部の断面図。
【符号の説明】
1…ポンプ、2…水中モータ、3…土木構造物、4a…
鋼板パイプ、4b…ソールプレート、5a…上部支持
板、5b…吊下げ支持パイプ、6…パッキン、7…ケー
ブル、8…逆止弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込ケーシング、吐出しボウル、羽根車、
    水中モータを含む水中モータポンプ設備において、前記
    水中モータポンプの吐出し流路を前記水中モータポンプ
    の外周に形成される土木構造物と兼用し、この土木構造
    物の内周に型枠兼用の鋼板パイプを固定し、前記水中モ
    ータポンプを、中空の吊下げ支持具により前記土木構造
    物の上部開口部から吊り下げて設置する構成とし、かつ
    前記型枠兼用の鋼板パイプに吐出弁等のポンプ付帯設備
    を取付け、ユニット化したことを特徴とする水中モータ
    ポンプ設備。
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