JP2000064996A - コラム内設置型水中ポンプ用コラム - Google Patents

コラム内設置型水中ポンプ用コラム

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JP2000064996A
JP2000064996A JP10235739A JP23573998A JP2000064996A JP 2000064996 A JP2000064996 A JP 2000064996A JP 10235739 A JP10235739 A JP 10235739A JP 23573998 A JP23573998 A JP 23573998A JP 2000064996 A JP2000064996 A JP 2000064996A
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滋博 藤井
Masato Doi
正人 土居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口の内径およびコラムの内径を拡大するこ
となく、吸込カバーの入口径のみを大きくすることで、
コラムがコスト高になるのを抑えて、たとえば、吸水槽
の構築土木費用を低減したい要求に応じることができる
コラム内設置型水中ポンプ用コラムを提供する。 【解決手段】 原動機1とポンプケーシング2とを備え
たポンプ本体部3と、吸込カバー10を分離し、この吸
込カバー10の上端開口部5をコラム6の下端部に設け
た開口8に連通させた状態で、吸込カバー10をコラム
6の下端に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コラム内設置型水
中ポンプ用コラムに係り、特に、コラムの内径を大きく
することなくポンプ本体部の吸込口に接続される吸込カ
バーの入口径を大きくすることが可能なコラム内設置型
水中ポンプ用コラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すように、コラム内
設置型水中ポンプPは、水中モータによってなる原動機
1と、この原動機1によって回転駆動される羽根車(図
示省略)を回転自在に収容したポンプケーシング2とで
ポンプ本体部3を構成し、ポンプ本体部3におけるポン
プケーシング2の下側に下向きの吸込カバー10を取付
けて、ポンプケーシング2の下端部吸込口4と吸込カバ
ー10の上端開口部5とを連通接続した構造になってい
る。このコラム内設置型水中ポンプPはコラム6に上側
から挿入して設置される。
【0003】具体的には、コラム6の下端部に設けた開
口8を通して、ポンプケーシング2と吸込カバー10と
をコラム6の下方に突出させ、原動機1とポンプケーシ
ング2との境界部に設けたフランジ部7を開口8周辺の
フランジ部9に載置して支持している。
【0004】一方、この種のコラム内設置型水中ポンプ
Pには、固有の運転可能最低水位LLWLが存在し、こ
の運転可能最低水位LLWL以下の水位で排水運転を行
うと、空気吸込渦が発生して空気混じりの水を吸い込む
ことになる。その結果、激しい振動や大きい騒音を生じ
て、ポンプ運転機能障害を引き起こしたり、周辺設備を
損傷させるおそれがある。このため、吸水槽11の水位
が運転可能最低水位LLWLまで低下した場合には、こ
の水位LLWLを検出して、コラム内設置型水中ポンプ
Pの運転を停止する制御がなされる。
【0005】ところが、運転可能最低水位LLWLにお
いてコラム内設置型水中ポンプPの運転を停止する深さ
Hの吸水槽11では、運転可能最低水位LLWLから吸
水槽11の底11Aまでの深さH1が大きくなって、吸
水槽11の構築土木費用が高くなる。
【0006】一方、吸込カバー10の入口径を大きくす
ると、吸込流速が遅くなって、空気吸込渦が発生し難く
なるので、運転可能最低水位LLWLを同じレベルに設
定すると、運転可能最低水位LLWLから吸水槽11の
底11Aまでの深さを二点鎖線で示すH2の位置まで底
上げして、吸水槽11の構築土木費用を低減することが
できる。このため、吸込カバー10の入口径を大きくし
て、吸水槽11の構築土木費用を低減したい要求があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コラムの下端
部に設けた開口を通して、ポンプケーシングと吸込カバ
ーとをコラムの下方に突出させ、原動機とポンプケーシ
ングとの境界部に設けたフランジ部を開口周辺のフラン
ジ部に載置して支持している従来のコラム内設置型水中
ポンプでは、吸込カバーの入口径を大きくすると、開口
の内径およびコラムの内径をともに大きくした大径のコ
ラムが必要になる。このため、コラムのコストが高くな
る。
【0008】そこで、本発明は、開口の内径およびコラ
ムの内径を拡大することなく、吸込カバーの入口径のみ
を大きくすることで、コラムがコスト高になるのを抑え
て、たとえば、吸水槽の構築土木費用を低減したい要求
に応じることができるコラム内設置型水中ポンプ用コラ
ムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るコラム内設置型水中ポンプ用コラム
は、コラム内設置型水中ポンプのポンプ本体部を挿入し
て設置するとともに、下端部に開口を設けたコラム内設
置型水中ポンプ用コラムであって、前記ポンプ本体部の
下端部吸込口に接続可能な吸込カバーの上端開口部が前
記開口に連通してコラムの下端に取付けられていること
を特徴としている。
【0010】本発明によれば、ポンプ本体部と吸込カバ
ーを分離し、吸込カバーの上端開口部をコラムの下端部
に設けた開口に連通させた状態で、吸込カバーをコラム
の下端に取付けているので、前記開口の内径およびコラ
ムの内径を拡大することなく、吸込カバーの入口径のみ
を大きくすることができる。また、吸込カバーがポンプ
本体部から分離されることにより、吸込カバーの重量に
相当してポンプ本体部の重量を軽減できる。このため、
コラムに対して上側からポンプ本体部を挿入する場合の
吊り重量が軽くなるので、コラムに対するポンプ本体部
の挿入作業が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、前記図3の従来例と同一
もしくは相当部分には、同一符号を付して説明する。図
1は本発明の一実施の形態を示す要部の拡大縦断面図で
あり、この図において、コラム6の下端部には開口8が
設けられ、吸込カバー10の上端開口部5を開口8に連
通させてコラム6の下端に取付けられている。具体的に
は、開口8周辺のフランジ部9の下側に上端開口部5周
辺のフランジ部5Aを当接させて、複数組のボルト・ナ
ットによってなる締結部材12により両者9、5Aaを
一体に結合することによって、コラム6の下端に吸込カ
バー10を取付けている。
【0012】コラム6には、図2のように、コラム内設
置型水中ポンプPにおける原動機1とポンプケーシング
2とを備えたポンプ本体部3が上側から挿入して設置さ
れる。つまり、ポンプケーシング2の下端部に設けたフ
ランジ部7を開口8周辺のフランジ部9に載置して支持
する。この時、ポンプケーシング2の下端部吸込口4が
吸込カバー10の上端開口部5に挿入されて、下端部吸
込口4と上端開口部5が互いに接続される。
【0013】このように、ポンプ本体部3と吸込カバー
10を分離し、吸込カバー10の上端開口部5をコラム
6の下端部に設けた開口8に連通させた状態で、吸込カ
バー10をコラム6の下端に取付けているので、開口8
の内径およびコラム6の内径を拡大することなく、吸込
カバー10の入口径Dのみを大きくすることができる。
このため、コラム6がコスト高になるのを抑えて、たと
えば、吸水槽11(図3参照)の構築土木費用を低減し
たい要求に応じることができる。すなわち、吸込カバー
10の入口径Dを大きくすることにより、吸込流速を遅
くして、空気吸込渦の発生を難くすることで、運転可能
最低水位LLWLを同じレベルに設定した場合、運転可
能最低水位LLWLから吸水槽11の底11Aまでの深
さを二点鎖線で示すH2の位置まで底上げして、吸水槽
11の構築土木費用を低減することができる。
【0014】また、吸込カバー10がポンプ本体部3か
ら分離されることにより、吸込カバー10の重量に相当
してポンプ本体部3の重量を軽減できる。このため、コ
ラム6に対して上側からポンプ本体部3を挿入する場合
の吊り重量が軽くなるので、コラム6に対するポンプ本
体部3の挿入作業が容易になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポンプ
本体部と吸込カバーを分離し、吸込カバーの上端開口部
5をコラムの下端部に設けた開口に連通させた状態で、
吸込カバーをコラムの下端に取付けているので、開口の
内径およびコラムの内径を拡大することなく、吸込カバ
ーの入口径のみを大きくすることができる。このため、
コラムがコスト高になるのを抑えて、たとえば、吸水槽
の構築土木費用を低減したい要求に応じることができ
る。また、吸込カバーがポンプ本体部から分離されるこ
とにより、吸込カバーの重量に相当してポンプ本体部の
重量を軽減できる。したがって、コラムに対して上側か
らポンプ本体部を挿入する場合の吊り重量が軽くなるの
で、コラムに対するポンプ本体部の挿入作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す要部の拡大縦断面
図である。
【図2】ポンプの設置状態を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【図3】従来のコラム内設置型水中ポンプ用コラムの設
置状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 原動機 2 ポンプケーシング 3 ポンプ本体部 4 ポンプ本体部の下端吸込口 5 吸込カバーの上端開口部 6 コラム 8 コラムの下端部に設けた開口 10 吸込カバー P コラム内設置型水中ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コラム内設置型水中ポンプのポンプ本体部
    を挿入して設置するとともに、下端部に開口を設けたコ
    ラム内設置型水中ポンプ用コラムであって、前記ポンプ
    本体部の下端部吸込口に接続可能な吸込カバーの上端開
    口部が前記開口に連通してコラムの下端に取付けられて
    いることを特徴とするコラム内設置型水中ポンプ用コラ
    ム。
JP23573998A 1998-08-21 1998-08-21 コラム内設置型水中ポンプ用コラム Expired - Lifetime JP3694592B2 (ja)

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