JPH0587084A - 水中ポンプ - Google Patents
水中ポンプInfo
- Publication number
- JPH0587084A JPH0587084A JP24636391A JP24636391A JPH0587084A JP H0587084 A JPH0587084 A JP H0587084A JP 24636391 A JP24636391 A JP 24636391A JP 24636391 A JP24636391 A JP 24636391A JP H0587084 A JPH0587084 A JP H0587084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- discharge port
- discharge
- pump
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポンプケーシングを着脱自在な二つの部位に
分割して形成し、一方の部位を吸込口12を有する本体
ケーシング11に形成し、他方の部位を吐出口を有する
吐出口ケーシング26に形成し、吐出口ケーシングに異
なる方向に向けて開口する複数の吐出口27,29を設
けた。 【効果】 吐出口ケーシング自身において揚水経路を分
岐路することができるとともに、ポンプの設置場所の条
件に応じて吐出口レベルを選択して用途に応じた水中ポ
ンプを構成することができ、吐出口の開口方向および箇
所の異なる吐出口ケーシングに取り替えることにより、
任意のポンプ構成を具現することができる。
分割して形成し、一方の部位を吸込口12を有する本体
ケーシング11に形成し、他方の部位を吐出口を有する
吐出口ケーシング26に形成し、吐出口ケーシングに異
なる方向に向けて開口する複数の吐出口27,29を設
けた。 【効果】 吐出口ケーシング自身において揚水経路を分
岐路することができるとともに、ポンプの設置場所の条
件に応じて吐出口レベルを選択して用途に応じた水中ポ
ンプを構成することができ、吐出口の開口方向および箇
所の異なる吐出口ケーシングに取り替えることにより、
任意のポンプ構成を具現することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水中ポンプは吸込口と吐出口を有
するポンプケーシングと、ポンプケーシング内に配置さ
れて羽根車を回転駆動するモータと、モータを防水する
ためのモータケーシングとを有しており、特に軸・斜流
形式のものは吸込口と吐出口が軸心上で対向するように
形成されている。
するポンプケーシングと、ポンプケーシング内に配置さ
れて羽根車を回転駆動するモータと、モータを防水する
ためのモータケーシングとを有しており、特に軸・斜流
形式のものは吸込口と吐出口が軸心上で対向するように
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成において、図3の(a)に示すように、水中ポン
プ1から吸い上げられる流体を複数箇所に供給する場合
には、ポンプケーシング2の吐出口に連結した配管3の
途中から分岐路を設ける必要があった。また、図3の
(b)に示すように、軸流形式の水中ポンプ1において
は吐出口がポンプの頂部に設けられるために吸込口から
吐出口までの距離が高くなり、設置場所の吸込口ピット
4の水深が浅い場合には、曲管を用いて吐出口のレベル
を下げる必要があった。
の構成において、図3の(a)に示すように、水中ポン
プ1から吸い上げられる流体を複数箇所に供給する場合
には、ポンプケーシング2の吐出口に連結した配管3の
途中から分岐路を設ける必要があった。また、図3の
(b)に示すように、軸流形式の水中ポンプ1において
は吐出口がポンプの頂部に設けられるために吸込口から
吐出口までの距離が高くなり、設置場所の吸込口ピット
4の水深が浅い場合には、曲管を用いて吐出口のレベル
を下げる必要があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、目的
に応じて吐出口のレベルおよび配管構成を選択すること
ができる水中ポンプを提供することを目的とする。
に応じて吐出口のレベルおよび配管構成を選択すること
ができる水中ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の水中ポンプは、ポンプケーシングを着脱自在
な二つの部位に分割して形成し、一方の部位を吸込口を
有する本体ケーシングに形成し、他方の部位を吐出口を
有する吐出口ケーシングに形成し、吐出口ケーシングに
異なる方向に向けて開口する複数の吐出口を設けた構成
としたものである。
に本発明の水中ポンプは、ポンプケーシングを着脱自在
な二つの部位に分割して形成し、一方の部位を吸込口を
有する本体ケーシングに形成し、他方の部位を吐出口を
有する吐出口ケーシングに形成し、吐出口ケーシングに
異なる方向に向けて開口する複数の吐出口を設けた構成
としたものである。
【0006】
【作用】上記した構成により、水中ポンプから吸い上げ
られる流体を複数箇所に供給する場合には、吐出口ケー
シングに設けた各吐出口に配管を連結し、吐出口ケーシ
ング自身において揚水経路を分岐路する。また、水中ポ
ンプの設置場所の条件に応じて、たとえば吸込口ピット
の水深が浅い場合には、吐出口のうちで対応する高さに
位置する吐出口に配管を接続し、他の吐出口を蓋体で閉
塞することにより吐出口レベルを選択して用途に応じた
水中ポンプを構成することができる。さらに、吐出口ケ
ーシングは本体ケーシングに対して着脱自在であるの
で、吐出口の開口方向および箇所の異なる吐出口ケーシ
ングに取り替えることにより、任意のポンプ構成を具現
することができる。
られる流体を複数箇所に供給する場合には、吐出口ケー
シングに設けた各吐出口に配管を連結し、吐出口ケーシ
ング自身において揚水経路を分岐路する。また、水中ポ
ンプの設置場所の条件に応じて、たとえば吸込口ピット
の水深が浅い場合には、吐出口のうちで対応する高さに
位置する吐出口に配管を接続し、他の吐出口を蓋体で閉
塞することにより吐出口レベルを選択して用途に応じた
水中ポンプを構成することができる。さらに、吐出口ケ
ーシングは本体ケーシングに対して着脱自在であるの
で、吐出口の開口方向および箇所の異なる吐出口ケーシ
ングに取り替えることにより、任意のポンプ構成を具現
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、本体ケーシグ11は吸込口12
を形成する吸込口ケーシング13と案内羽根ケーシング
14とで構成されており、案内羽根ケーシング14の内
部には羽根車15が配置されている。また、吸込口ケー
シング13の内部には羽根車15の前方に位置して整流
羽根16が設けられている。さらに、本体ケーシング1
1の下端には台座部11aが設けられている。
明する。図1において、本体ケーシグ11は吸込口12
を形成する吸込口ケーシング13と案内羽根ケーシング
14とで構成されており、案内羽根ケーシング14の内
部には羽根車15が配置されている。また、吸込口ケー
シング13の内部には羽根車15の前方に位置して整流
羽根16が設けられている。さらに、本体ケーシング1
1の下端には台座部11aが設けられている。
【0008】そして、案内羽根ケーシング14は吸込口
ケーシング13の上端に続く形状をなす外ケーシング1
7と、外ケーシング17の内部に配置された円錐状の内
ケーシング18を有し、外ケーシング17と内ケーシン
グ18が案内羽根19を介して一体に形成されている。
また、内ケーシング18の内部にはメカニカルシール機
構をなす油溜り部20が形成されており、内ケーシング
18の上部には軸受け部21が設けられている。
ケーシング13の上端に続く形状をなす外ケーシング1
7と、外ケーシング17の内部に配置された円錐状の内
ケーシング18を有し、外ケーシング17と内ケーシン
グ18が案内羽根19を介して一体に形成されている。
また、内ケーシング18の内部にはメカニカルシール機
構をなす油溜り部20が形成されており、内ケーシング
18の上部には軸受け部21が設けられている。
【0009】さらに、筒状をなすモータケーシング22
が内ケーシング18の上端に軸受け部21を介して着脱
自在に固定して設けられており、モータケーシング22
の内部にはモータ23が内包されている。このモータ2
3の駆動軸24の先端側は軸受け部21および内ケーシ
ング18を貫通し、先端に羽根車15が装着固定されて
おり、駆動軸24はベアリング25を介して軸受け部2
1に回転自在に支承されている。
が内ケーシング18の上端に軸受け部21を介して着脱
自在に固定して設けられており、モータケーシング22
の内部にはモータ23が内包されている。このモータ2
3の駆動軸24の先端側は軸受け部21および内ケーシ
ング18を貫通し、先端に羽根車15が装着固定されて
おり、駆動軸24はベアリング25を介して軸受け部2
1に回転自在に支承されている。
【0010】そして、外ケーシング17の上端に着脱自
在に固定して吐出口ケーシング26が設けられており、
吐出口ケーシング26は横向吐出口27を有する直管状
の胴ケーシング28と上向吐出口29を形成する上部ケ
ーシング30とモータケーシング22の上端を覆うガイ
ドケーシング31とで構成されている。また、上部ケー
シング30とガイドケーシング31はサポート部32を
介して一体に形成されており、電源コード類33がサポ
ート部32の内部を挿通して上部ケーシング30の外に
引き出されている。
在に固定して吐出口ケーシング26が設けられており、
吐出口ケーシング26は横向吐出口27を有する直管状
の胴ケーシング28と上向吐出口29を形成する上部ケ
ーシング30とモータケーシング22の上端を覆うガイ
ドケーシング31とで構成されている。また、上部ケー
シング30とガイドケーシング31はサポート部32を
介して一体に形成されており、電源コード類33がサポ
ート部32の内部を挿通して上部ケーシング30の外に
引き出されている。
【0011】そして、横向吐出口27は駆動軸24に対
して直角方向に向けて開口し、上向吐出口29は駆動軸
24に沿う方向に向けて開口しており、横向吐出口27
には着脱装置34が設けられている。
して直角方向に向けて開口し、上向吐出口29は駆動軸
24に沿う方向に向けて開口しており、横向吐出口27
には着脱装置34が設けられている。
【0012】以下、上記構成における作用を説明する。
モータ23の駆動により駆動軸25の先端に装着された
羽根車15を回転駆動し、吸込口12から流体を吸い込
む。吸い込まれた流体は外ケーシング17と内ケーシン
グ18の間の流路を通過し、吐出口ケーシング26の横
向吐出口27および上向吐出口29から外部に吐き出さ
れる。
モータ23の駆動により駆動軸25の先端に装着された
羽根車15を回転駆動し、吸込口12から流体を吸い込
む。吸い込まれた流体は外ケーシング17と内ケーシン
グ18の間の流路を通過し、吐出口ケーシング26の横
向吐出口27および上向吐出口29から外部に吐き出さ
れる。
【0013】したがって、水中ポンプから吸い上げられ
る流体を複数箇所に供給する場合には、図2の(a)に
示すように、吐出口ケーシング26に設けた各吐出口2
9,27に配管を連結し、吐出口ケーシング自身におい
て揚水経路を分岐路する。
る流体を複数箇所に供給する場合には、図2の(a)に
示すように、吐出口ケーシング26に設けた各吐出口2
9,27に配管を連結し、吐出口ケーシング自身におい
て揚水経路を分岐路する。
【0014】また、図2の(b)に示すように、水中ポ
ンプの設置場所の条件に応じて、たとえば吸込口ピット
の水深が浅い場合には、横向吐出口27に配管を接続
し、上向吐出口29を蓋体で閉塞することにより吐出口
レベルを選択して用途に応じた水中ポンプを構成するこ
とができる。このとき、横向吐出口27に着脱装置34
を設けることにより、着脱ポンプを構成することができ
る。
ンプの設置場所の条件に応じて、たとえば吸込口ピット
の水深が浅い場合には、横向吐出口27に配管を接続
し、上向吐出口29を蓋体で閉塞することにより吐出口
レベルを選択して用途に応じた水中ポンプを構成するこ
とができる。このとき、横向吐出口27に着脱装置34
を設けることにより、着脱ポンプを構成することができ
る。
【0015】さらに、吐出口ケーシング26は本体ケー
シング11に対して着脱自在であるので、吐出口の開口
方向および箇所の異なる別途の吐出口ケーシングに取り
替えることにより、任意のポンプ構成を具現することが
できる。
シング11に対して着脱自在であるので、吐出口の開口
方向および箇所の異なる別途の吐出口ケーシングに取り
替えることにより、任意のポンプ構成を具現することが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、吐出
口ケーシングに異なる方向に開口する複数の吐出口を設
けることにより、吐出口ケーシング自身において揚水経
路を分岐路することができるとともに、ポンプの設置場
所の条件に応じて吐出口レベルを選択して用途に応じた
水中ポンプを構成することができ、しかも、吐出口ケー
シングは本体ケーシングに対して着脱自在であるので、
吐出口の開口方向および箇所の異なる吐出口ケーシング
に取り替えることにより、任意のポンプ構成を具現する
ことができる。
口ケーシングに異なる方向に開口する複数の吐出口を設
けることにより、吐出口ケーシング自身において揚水経
路を分岐路することができるとともに、ポンプの設置場
所の条件に応じて吐出口レベルを選択して用途に応じた
水中ポンプを構成することができ、しかも、吐出口ケー
シングは本体ケーシングに対して着脱自在であるので、
吐出口の開口方向および箇所の異なる吐出口ケーシング
に取り替えることにより、任意のポンプ構成を具現する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例の水中ポンプを示す全体縦断
面図である。
面図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ本実施例の水中ポン
プの接続状態を示す作用状態図である。
プの接続状態を示す作用状態図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ従来の水中ポンプの
接続状態を示す作用状態図である。
接続状態を示す作用状態図である。
11 吸込口ケーシング 12 吸込口 26 吐出口ケーシング 27 横向吐出口 29 上向吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプケーシングを着脱自在な複数の部
位に分割して形成し、一方の部位を吸込口を有する本体
ケーシングに形成し、他方の部位を吐出口を有する吐出
口ケーシングに形成し、吐出口ケーシングに異なる方向
に向けて開口する複数の吐出口を設けたことを特徴とす
る水中ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24636391A JPH0587084A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 水中ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24636391A JPH0587084A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 水中ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587084A true JPH0587084A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17147443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24636391A Pending JPH0587084A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 水中ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587084A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102003396A (zh) * | 2010-12-14 | 2011-04-06 | 四川润德机电技术有限公司 | 自冷却导叶下吸式潜水泵 |
JP2013529129A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-07-18 | ペレ,アントニオ | サイトドレナー |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP24636391A patent/JPH0587084A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013529129A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-07-18 | ペレ,アントニオ | サイトドレナー |
CN102003396A (zh) * | 2010-12-14 | 2011-04-06 | 四川润德机电技术有限公司 | 自冷却导叶下吸式潜水泵 |
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