JPH0515596Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0515596Y2 JPH0515596Y2 JP1987031026U JP3102687U JPH0515596Y2 JP H0515596 Y2 JPH0515596 Y2 JP H0515596Y2 JP 1987031026 U JP1987031026 U JP 1987031026U JP 3102687 U JP3102687 U JP 3102687U JP H0515596 Y2 JPH0515596 Y2 JP H0515596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- water
- flow path
- pump
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、羽根車の吸込部および羽根車内部
に溜まつた空気を排出することのできる水中ポン
プに関するものである。
に溜まつた空気を排出することのできる水中ポン
プに関するものである。
（従来の技術）
従来の水中ポンプで第３図に示すように羽根車
１の外径とケーシング２の水切部３が離れている
構造では、水中ポンプを水中に入れたときに吸込
んだ空気は羽根車付近、例えば第４図に点線で示
す付近に溜まり、水中ポンプを運転しているにも
かかわらず、水が羽根車付近を廻るだけで揚水で
きないエアロツク状態になり易い。羽根車がエア
ーロツクした状態で運転している場合には、ポン
プ圧力は本来の発生するポンプ圧力よりも低いた
め、羽根車内の空気を吐出配管を通して水と同時
に排出できない。そこでこの対策としては、第４
図に示すように、ケーシング２のうず巻出口４に
接続する吐出管５に、圧力が必要ないように、羽
根車位置に近い高さに、小孔６をあけて水と空気
を同時に排出している。
１の外径とケーシング２の水切部３が離れている
構造では、水中ポンプを水中に入れたときに吸込
んだ空気は羽根車付近、例えば第４図に点線で示
す付近に溜まり、水中ポンプを運転しているにも
かかわらず、水が羽根車付近を廻るだけで揚水で
きないエアロツク状態になり易い。羽根車がエア
ーロツクした状態で運転している場合には、ポン
プ圧力は本来の発生するポンプ圧力よりも低いた
め、羽根車内の空気を吐出配管を通して水と同時
に排出できない。そこでこの対策としては、第４
図に示すように、ケーシング２のうず巻出口４に
接続する吐出管５に、圧力が必要ないように、羽
根車位置に近い高さに、小孔６をあけて水と空気
を同時に排出している。
（考案により解決しようとする問題点）
従来の小孔６を設けた水中ポンプでは、揚程、
吐出量の減少があり、効率の低下が大きい。ま
た、揚水中に小孔６より水が噴水のように噴出す
るため、低水位での使用時に不都合がある。
吐出量の減少があり、効率の低下が大きい。ま
た、揚水中に小孔６より水が噴水のように噴出す
るため、低水位での使用時に不都合がある。
この考案は、従来の水中ポンプのように効率を
低下させることなく羽根車の吸込部および羽根車
内部に発生した空気溜まりを解消させる水中ポン
プを提供することを目的とする。
低下させることなく羽根車の吸込部および羽根車
内部に発生した空気溜まりを解消させる水中ポン
プを提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
ケーシング２の流水路において、羽根車１の周
囲の流路とうず巻出口４方向の流路とを分岐させ
ている水切部３の先端付近に凸部７を設けて水
が、羽根車１の周囲の流路へ流れるのを一部遮
る。そして、羽根車１の周囲の流路の凸部７の近
で、凸部７により流れが一部遮られ水圧が低下す
る側に１または複数の小孔を設ける。第１図にお
いて小孔８は流路中央付近に設けたものであり、
小孔９は流路壁に接して設けたものである。
囲の流路とうず巻出口４方向の流路とを分岐させ
ている水切部３の先端付近に凸部７を設けて水
が、羽根車１の周囲の流路へ流れるのを一部遮
る。そして、羽根車１の周囲の流路の凸部７の近
で、凸部７により流れが一部遮られ水圧が低下す
る側に１または複数の小孔を設ける。第１図にお
いて小孔８は流路中央付近に設けたものであり、
小孔９は流路壁に接して設けたものである。
（作用）
エアーロツクの状態は、羽根車の回転による遠
心力と、吸込則に発生する負圧が釣り合つた状態
になつている。
心力と、吸込則に発生する負圧が釣り合つた状態
になつている。
この釣り合つた状態を、凸部７と小孔８，９に
より、吐出則でバランスをくずし、羽根車内の空
気を水と同時に小孔８，９より排出し、吸込則の
空気を羽根車内に吸い込んで、水とともに小孔
８，９より徐々に排出する。
より、吐出則でバランスをくずし、羽根車内の空
気を水と同時に小孔８，９より排出し、吸込則の
空気を羽根車内に吸い込んで、水とともに小孔
８，９より徐々に排出する。
凸部７は、羽根車１を回転させたときに、水の
流を一部遮り、かつ、うず巻出口４方向と羽根車
１の周囲の流路へと分岐させ、小孔８，９に加わ
る圧力を減少させ、小孔８，９より出る水のロス
を極力少なくさせる。
流を一部遮り、かつ、うず巻出口４方向と羽根車
１の周囲の流路へと分岐させ、小孔８，９に加わ
る圧力を減少させ、小孔８，９より出る水のロス
を極力少なくさせる。
（効果）
この考案によれば少孔は凸部により生じた低圧
部に開けられているので、ポンプの効率をほとん
ど低下させることなくエアーロツクを解消し、自
吸効果を上げることができる。
部に開けられているので、ポンプの効率をほとん
ど低下させることなくエアーロツクを解消し、自
吸効果を上げることができる。
水はポンプの下方向に出るため揚水中でも不都
合はない。
合はない。
構造簡単で安価に製造できる。
図面に示すものは、この考案の実施例を示すも
ので、第１図はポンプのケーシングおよび羽根車
の断面説明図、第２図はポンプの要部断面説明
図、第３図は従来のポンプのケーシングおよび羽
根車の断面説明図、第４図は従来ポンプの要部断
面図である。 １……羽根車、２……ケーシング、３……水切
部、４……うず巻出口、５……吐水管、６……小
孔、７……凸部、８……小孔、９……小孔。
ので、第１図はポンプのケーシングおよび羽根車
の断面説明図、第２図はポンプの要部断面説明
図、第３図は従来のポンプのケーシングおよび羽
根車の断面説明図、第４図は従来ポンプの要部断
面図である。 １……羽根車、２……ケーシング、３……水切
部、４……うず巻出口、５……吐水管、６……小
孔、７……凸部、８……小孔、９……小孔。
Claims (1)
- ケーシングの流路において、羽根車の周囲の流
路とうず巻出口方向への流路とを分岐させる水切
部の先端付近に、羽根車の周囲の流路への水流を
一部遮る凸部７と、羽根車の周囲の流路の凸部７
の近くで、かつ、凸部７で流れが遮られる側に１
または複数の小孔を設けてなる水中ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987031026U JPH0515596Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987031026U JPH0515596Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63138491U JPS63138491U (ja) | 1988-09-12 |
| JPH0515596Y2 true JPH0515596Y2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=30836377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987031026U Expired - Lifetime JPH0515596Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515596Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223703B2 (ja) * | 1972-03-31 | 1977-06-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223703U (ja) * | 1975-08-09 | 1977-02-19 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP1987031026U patent/JPH0515596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223703B2 (ja) * | 1972-03-31 | 1977-06-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63138491U (ja) | 1988-09-12 |
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