JP2000240585A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2000240585A
JP2000240585A JP4254499A JP4254499A JP2000240585A JP 2000240585 A JP2000240585 A JP 2000240585A JP 4254499 A JP4254499 A JP 4254499A JP 4254499 A JP4254499 A JP 4254499A JP 2000240585 A JP2000240585 A JP 2000240585A
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JP
Japan
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pump
hot water
impeller
sucking
pipes
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Pending
Application number
JP4254499A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Anami
哲也 阿南
Masahiro Yasutake
昌洋 安武
Minoru Kashiwabara
稔 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000240585A publication Critical patent/JP2000240585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ内に湯水を吸込むための吸込管が詰り
閉塞された場合の水無運転(空運転)や、ポンプ内から
湯水を吐出するための吐出管が詰り閉塞された場合の締
切運転を防止するポンプを提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 モーター1、モーター1を内蔵している
モーターフレーム2、湯水を吸込み吐出するための羽根
車6、羽根車6を内蔵しているポンプケーシング7、ポ
ンプケーシングカバー3を備え、ポンプケーシングカバ
ー3に、湯水を吸込むための複数の吸込管4および湯水
を吐出するための複数の吐出管5を設けたポンプの構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気泡浴槽装置等に
使用する小型のポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、気泡浴槽装置に使用するポンプ
は、浴室内に設置するために小型化することが望まれて
いる。また、前記ポンプは、髪の毛や糸屑等のごみが入
りやすいために、ポンプ吸込口や吐出口が詰りやすいと
いう問題があり、何らかの対策を行う必要がある。
【0003】以下、従来のポンプについて図3を参照に
しながら説明する。
【0004】図3に示すようにポンプは、モーター1
と、モーター1を内蔵しているモーターフレーム2と、
湯水を吸込むための吸込管4および湯水を吐出するため
の吐出管5を有するポンプケーシングカバー3と、湯水
を吸込み吐出するための羽根車6と、前記羽根車6を内
蔵しているポンプケーシング7と、前記羽根車6の中心
軸を確保するための軸8と、前記羽根車6の中心軸を確
保するため羽根車6内に圧入されている軸受9を備えて
構成されている。
【0005】つぎに、前記の従来のポンプを気泡浴槽装
置に使用した場合について、図4を参照にしながら説明
する。
【0006】図4に示すように、気泡浴槽装置は浴槽内
に気泡を発生させる噴流部を内蔵している2つの風呂接
続部10を有し、ポンプの吸込管4は前記風呂接続部1
0に吸込用配管11を介して接続され、また、吐出管5
は前記風呂接続部10に吐出用配管12を介して接続さ
れている。
【0007】上記気泡浴槽装置における湯水の流れにつ
いて説明すると、ポンプにおける羽根車6が回転するこ
とで、浴槽内の湯水は、浴槽内に気泡を発生させる噴流
部を内蔵している風呂接続部10から吸込用配管11を
介して吸込管4を通ってポンプ内に取り込まれ、ポンプ
内で昇圧された後、吐出管5より吐出用配管12を介し
て前記風呂接続部10へ流出し、浴槽内に気泡とともに
噴流させられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記湯水の循環におい
て、湯水中の髪の毛や糸屑等のごみがポンプ内に入り、
ポンプの吸込管4や吐出管5が詰りやすいという問題が
発生していた。そして、ポンプの吸込管4が詰り閉塞さ
れた場合には、ポンプ内に湯水は供給されず水無運転
(空運転)となる。また、ポンプの吐出管5が詰り閉塞
された場合には、ポンプ内から湯水は吐出されず締切運
転となる。
【0009】前記水無運転(空運転)は、ポンプの羽根
車6の中心軸に設置されている軸8や、羽根車6内に圧
入されている軸受9を摩耗させる。また、締切運転はポ
ンプ内の圧力が高くなり、吸込管4および吐出管5を有
するポンプケーシングカバー3、羽根車6を内蔵してい
るポンプケーシング7が変形したり、水漏れの原因とな
る。
【0010】また、図4のように気泡浴槽装置にポンプ
が接続された場合、浴槽の湯水を排水してもポンプ内に
湯水は残り、ポンプ内に残った湯水は腐敗による異臭・
湯水の凍結による破壊等が問題となっていた。
【0011】本発明は上記従来の問題に留意し、比較的
簡単な構造で、ポンプの吸込管が詰り閉塞された場合の
水無運転(空運転)や、ポンプの吐出管が詰り閉塞され
た場合の締切運転を防止し、また、気泡浴槽装置で使用
された際に浴槽の湯水を排水してもポンプ内に湯水が残
らないようにするポンプを提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のポンプは、ポンプケーシングカバーに、湯水
を吸込むための吸込管および湯水を吐出するための吐出
管を複数個配設した構成とする。
【0013】この発明によれば、ポンプ内に湯水を吸込
むための吸込管が詰り閉塞された場合の水無運転(空運
転)や、ポンプ内から湯水を吐出するための吐出管が詰
り閉塞された場合の締切運転を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、モーターと、前記モーターを内蔵したモーターフレ
ームと、湯水を吸込み吐出するための羽根車と、前記羽
根車を内蔵しているポンプケーシングと、ポンプケーシ
ングカバーを備え、前記ポンプケーシングカバーに湯水
を吸込むための複数の吸込管と湯水を吐出するための複
数の吐出管を設けたポンプであり、吸込管のいずれかが
閉塞されても他の吸込管は連通するため水無運転(空運
転)を防止し、また、吐出管のいずれかが閉塞されても
他の吐出管は連通するため締切運転を防止するという作
用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のモータにおいて、湯水を吸込むための吸込管
と湯水を吐出するための吐出管は、それぞれ2個とした
ものであり、いずれか一方の吸込管が詰り閉塞された場
合でも水無運転(空運転)を防止し、また、いずれか一
方の吐出管が詰り閉塞された場合でも締切運転を防止す
るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載のポンプにおいて、設置状態で、湯水
を吐出するための吐出管が少なくとも1個以上羽根車中
心位置より上に配設されたものであり、気泡浴槽装置で
使用されたときに、浴槽の湯水を排水した際にポンプ内
に湯水が残らないという作用を有する。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3のいずれかに記載のポンプにおいて、設置状態
で、湯水を吸込むための吸込管が少なくとも1個以上羽
根車中心位置より下に配設されたものであり、気泡浴槽
装置で使用されたときに、浴槽の湯水を排水した際に湯
水を吐出するための少なくとも1個以上の吐出管から空
気がポンプ内に入り、湯水を吸込むための少なくとも1
個以上の吸込管から湯水がポンプ外に排出され易く、ポ
ンプ内に湯水が残らないという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)図1(a)は、本発明の
実施の形態1のポンプの断面図、図1(b)は同ポンプ
の側面図、図2は、同ポンプを気泡浴槽装置に接続した
状態の構成図である。なお、図面において、前記従来例
と同じ構成部には、前記従来例と同じ符号を付与してい
る。
【0020】図1に示すように、ポンプは、モーター1
と、モーター1を内蔵しているモーターフレーム2と、
湯水を吸込み吐出するための羽根車6を内蔵しているポ
ンプケーシング7を備えており、特徴とする構成とし
て、ポンプケーシングカバー3に、ポンプ設置状態で湯
水を吸込むための2個の吸込管4を羽根車中心位置より
下に配設し、また、湯水を吐出するための2個の吐出管
5を羽根車中心位置より上に配設している。
【0021】このように構成されたポンプが気泡浴槽装
置に使用された場合について、図2を参照にしながら説
明する。
【0022】浴槽内の湯水は、ポンプの羽根車6が回転
することで、風呂接続部10から吸込用配管11を介し
て2つの吸込管4を通りポンプ内に取り込まれ、ポンプ
内で湯水を昇圧させた後、2つの吐出管5より吐出用配
管12を介して風呂接続部10へ流出し、浴槽内に気泡
とともに噴流させられる。
【0023】この際、髪の毛や糸屑等のごみで吸込管4
の1個が詰り閉塞された場合でも、もう一方の吸込管4
からポンプ内に湯水は供給されて水無運転(空運転)と
ならない。また、髪の毛や糸屑等のごみで吐出管5の1
個が詰り閉塞された場合でも、もう一方の吐出管5でポ
ンプ内から湯水は吐出され締切運転とならない。
【0024】さらに、水無運転(空運転)による羽根車
6の中心軸に設置されている軸8や羽根車6内に圧入さ
れている軸受9の摩耗はない。また、締切運転によるポ
ンプ内の圧力が高くなることもなく、吸込管4および吐
出管5を有するポンプケーシングカバー3、前記羽根車
6を内蔵しているポンプケーシング7が変形したり水漏
れの原因とならない。
【0025】また、図2のように気泡浴槽装置にポンプ
が設置された場合、浴槽の湯水を排水してもポンプ内に
湯水は残らず、湯水の腐敗による異臭・湯水の凍結によ
る破壊等にはならない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のポンプは吸込管や吐出管が閉塞することによる水無運
転(空運転)や締切運転を防止することができ、さら
に、気泡浴槽装置で使用された際に浴槽の湯水を排水す
れば、ポンプ内に湯水が残らないようにすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1のポンプの断面図 (b)同ポンプの側面図
【図2】同ポンプを気泡浴槽装置に接続した状態の構成
【図3】従来のポンプの断面図
【図4】同ポンプを気泡浴槽装置に接続した状態の構成
【符号の説明】
1 モーター 2 モーターフレーム 3 ポンプケーシングカバー 4 吸込管 5 吐出管 6 羽根車 7 ポンプケーシング 8 軸 9 軸受 10 風呂接続部 11 吸込用配管 12 吐出用配管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターと、前記モーターを内蔵したモー
    ターフレームと、湯水を吸込み吐出するための羽根車
    と、前記羽根車を内蔵しているポンプケーシングと、ポ
    ンプケーシングカバーを備え、前記ポンプケーシングカ
    バーに湯水を吸込むための複数の吸込管と湯水を吐出す
    るための複数の吐出管を設けたことを特徴とするポン
    プ。
  2. 【請求項2】湯水を吸込むための吸込管と湯水を吐出す
    るための吐出管は、それぞれ2個であることを特徴とす
    る請求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】設置状態で、湯水を吐出するための吐出管
    が少なくとも1個以上羽根車中心位置より上に配設され
    たことを特徴とする請求項1または2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】設置状態で、湯水を吸込むための吸込管が
    少なくとも1個以上羽根車中心位置より下に配設された
    ことを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載の
    ポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011021501A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Yukio Ota 渦巻ポンプ及びポンプユニット
CN110608173A (zh) * 2018-06-14 2019-12-24 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 双流道泵与壁挂炉

Cited By (3)

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JP2011021501A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Yukio Ota 渦巻ポンプ及びポンプユニット
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CN110608173B (zh) * 2018-06-14 2024-02-27 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 双流道泵与壁挂炉

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