JPS6331037B2 - - Google Patents

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JPS6331037B2
JPS6331037B2 JP57192570A JP19257082A JPS6331037B2 JP S6331037 B2 JPS6331037 B2 JP S6331037B2 JP 57192570 A JP57192570 A JP 57192570A JP 19257082 A JP19257082 A JP 19257082A JP S6331037 B2 JPS6331037 B2 JP S6331037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
ball valve
ball
check valve
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP57192570A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5983875A (ja
Inventor
Hiroshi Endo
Shiro Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19257082A priority Critical patent/JPS5983875A/ja
Publication of JPS5983875A publication Critical patent/JPS5983875A/ja
Publication of JPS6331037B2 publication Critical patent/JPS6331037B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K15/00Check valves
    • F16K15/02Check valves with guided rigid valve members
    • F16K15/04Check valves with guided rigid valve members shaped as balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Check Valves (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ウオータハンマー現象の発生を防止
するため水中ポンプに内蔵される水中チエツク
弁、特に弁体として弾性体のボールを用いた水中
チエツク弁に関する。
〔従来技術〕
高揚程の水中ポンプなど、吐出側管路の垂直長
さが大で吐出圧の大きな液体ポンプにおいては、
ポンプの運転を停止したときに吐出側管路内から
ポンプに液体が逆流するとウオータハンマー現象
を誘起し、騒音や振動を発生したり、管路やポン
プの破壊の原因にもなる場合がある。
そのため、このような水中ポンプには、その吐
出側に逆流防止用のチエツク弁を内蔵するのが通
例であり、このチエツク弁としては従来から種々
の形式のものが用いられているが、そのうち、比
較的小容量のポンプに用いられるチエツク弁の一
種に、堅質ゴム、プラスチツクなどの弾性体で作
られたボールを弁体としたチエツク弁が知られて
いる。
この従来から知られているボール弁体によるチ
エツク弁は、内面がほぼ球面となつたケーシング
内にボールを収容し、液体の流入口をボール弁体
に合わせた弁座とし、流出口はボール弁体によつ
て塞がれないようにケーシング内に設けてあるリ
ブによつてボール弁体の位置を規制するようにな
つているもので、構成が簡単で動作が確実なため
広く採用されていた。
しかしながら、この従来のボール弁体によるチ
エツク弁においては、ポンプが動作して液体を送
出中、流体中でボール弁体に振動が発生し、ポン
プや管路の振動、騒音を生じたり、或いは吐出圧
に変動を与えたりし易いという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、簡単な構成で液体流通時におけるボール弁体
の振動を充分に抑圧し、ポンプなどに振動、騒音
や圧力変動を発生することのない水中チエツク弁
を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、液体流通
時に弁座から離れたボール弁体の位置が、ケーシ
ング内面とボール弁体の間に形成される液体流通
路の断面積がボール弁体の液体流通方向の前方で
は大きく、後方では小さくなるように、ケーシン
グ内のリブで規制した点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による水中チエツク弁の実施例を
図面について説明する。
第1図は本発明による水中チエツク弁を水中深
井戸ポンプに適用した一実施例で、第2図は水中
チエツク弁だけを詳細に示したものであり、これ
らの図において、1は水中チエツク弁、2,3は
ポンプ、4は水中モートル、5は吸込ケーシン
グ、6は軸継手、7はストレーナ、8はポンプ
軸、9は揚水管(吐出管)、10は弁ケーシング、
11はボール弁体、12は弁ブラケツト、13は
弁座、14はリブである。
ポンプ2,3はポンプ軸8に結合した羽根車を
有し、水中モートル4により駆動されると吸込ケ
ーシング5のストレーナ7から水を吸込み、チエ
ツク弁1を図の矢印のように通つてボール弁体1
1を押上げ、揚水管9の中に水を送り込む。
このとき、ポンプ2,3からチエツク弁1の中
に流れる水によるボール弁体11の押し上げ位置
は、リブ14によつて規制され、ボール弁体11
が揚水管9の入口を塞いでしまうことがないよう
にしている。
水中モートル4の回転を停め、ポンプ2,3の
運転を停止すると、チエツク弁1の中の水の流れ
が止るため、ボール弁体11は自重で落下して弁
座13の上に位置し、水の通路を塞いで揚水管9
の中の水がポンプ2,3の中に逆流するのを防止
し、ウオータハンマー現象が起きないようにす
る。
ポンプ2,3が動作して図の矢印のように水が
圧送されているときのボール弁体11の位置は、
上述のようにリブ14によつて規制されるが、こ
のとき、第2図に示すように、ボール弁体11の
下側、即ちボール弁体11に対する水の流通方向
の前方で、弁ケーシング10の内面とボール弁体
11との間での水の流通路の断面積をφd1、ボー
ル弁体11の中央付近での断面積をφd2、そして
ボール弁体11の後方での断面積をφd3とすれ
ば、これらの間にφd1>φd2>φd3の関係が成立す
るように、ボール弁体11の直径φDとリブ11
の寸法とを定めておく。
この結果、上記実施例では、ポンプ動作中にも
ボール弁体11はリブ14による上記した規制位
置、つまり上方に押し上げられてリブ14に充分
に押し付けられた状態に保たれ、ボール弁体11
には全く振動が発生しないようにすることができ
るのであるが、以下、その理由について説明す
る。
一般に一様流体中に非流線形の物体を置くと、
渦を発生する。球の場合も第3図に示す様に球前
面の澱点より流線は上下に分かれて壁面に沿つて
流れるが、壁面ではすべりがないので球の上面で
は時計まわり、下面では反時計まわりの渦層を生
じる。このため壁面に沿つて境界層が発達する
が、球の後面では表面の急な曲率変化による圧力
上昇に追従しきれずに、球の表面から剥離する。
境界層は渦度の大きい層であり、この面を介して
流速は不連続的に変化している。この様な速度の
不連続面は流体力学的に不安定であり分裂して渦
の群となり複雑な後流が形成される。このためこ
の渦領域では激しい流体混合運動により、大きな
エネルギー損失を生じ、その結果圧力が低下す
る。
また渦層による不連続面は不安定で第4図の様
に上下交互に渦を形成し、カルマン渦を発生す
る。そして、渦が離脱し流体の中に放出されるた
びに球のまわりの循環の方向が変化するので、ク
ツタージユーコフスキの定理により物体には流れ
と垂直の方向に交互に揚力が働く。このため弁体
が振動し、騒音を発生し、また圧力変動等を起こ
すのである。
しかして、上記本発明の実施例によれば、上述
した第2図に関する説明から明らかなように、リ
ブ14によるボール弁体11の開放時における規
制位置においては、ボール弁体11の周りの水の
流通路の断面積が、水流の前方から後方に向つて
縮小しており、これにより、第2図の各断面部分
φd1、φd2、φd3における流速をそれぞれv1、v2
v3としたとき、v1<v2<v3の関係が成立するよう
になり、ボール弁体11の前後で縮流となるので
渦が発生し難く、かつ境界層の発達、剥離も起き
難くなるので、振動や騒音の発生が防止され、圧
力変動も発生しないようにできるのである。
さらに、上記したように、v1<v2<v3となるよ
うにしてあるため、各部分での動圧成分は、 v21/2g<v22/2g<v23/2g となり、全圧ptはこの区間での損失分pvだけ減少
してpt−pvとなつたとすると、ボール弁体11の
前後の各静圧pf、prは、それぞれ pf=pt−v21/2g、pr=pt−pv−v23/2g となり、pf>prとなる。
従つて、この実施例においては、ポンプ運転
中、ボール弁体11は弁ケーシング10の上方に
押され、リブ14による規制位置に押し付けられ
た状態になつて充分安定な状態に保たれるように
されるため、振動や騒音、さらには圧力変動など
の発生を充分に抑圧することができるのである。
なお、リブ14は最少限3個必要であるが、そ
れ以外には任意に設けることができるのはいうま
でもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ポンプ
運転中の流体流通時におけるボール弁体の位置規
制用リブの寸法を所定値にするという簡単な構成
で、ボール弁体を用いたチエツク弁によるポンプ
運転時での振動、騒音、圧力変動の発生を充分に
抑圧することができるから、従来技術の欠点を除
き、ポンプの性能を低下させることなく充分にウ
オータハンマー現象の防止が可能な水中チエツク
弁をローコストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による水中チエツク弁を備えた
水中ポンプの一実施例を示す一部断面による正面
図、第2図はその一部を拡大して示した断面図、
第3図は球状体の囲りにおける流体の流れを示す
説明図、第4図は同じく渦の発生を示す説明図で
ある。 1……水中チエツク弁、2,3……ポンプ、4
……水中モータ、10……弁ケーシング、11…
…ボール弁体、12……ブラケツト、13……弁
座、14……リブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弾性体の材質からなるボール弁体を用い、チ
    エツク弁開放時での該ボール弁体の位置を弁ケー
    シング内面に形成されているリブで規制するよう
    にした水中チエツク弁において、該リブにより規
    制された位置に上記ボール弁体があるときでの、
    該ボール弁体と上記弁ケーシング内面との間に形
    成される流体流通路の断面積が、上記ボール弁体
    の前方から後方に向う流体流通方向に沿つて順次
    縮小してゆくように、上記リブを構成したことを
    特徴とする水中チエツク弁。
JP19257082A 1982-11-04 1982-11-04 水中チエツク弁 Granted JPS5983875A (ja)

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JP19257082A JPS5983875A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 水中チエツク弁

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JP19257082A JPS5983875A (ja) 1982-11-04 1982-11-04 水中チエツク弁

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Publication Number Publication Date
JPS5983875A JPS5983875A (ja) 1984-05-15
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ID=16293473

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