JP5090092B2 - 液体圧送装置 - Google Patents

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本発明は、温水や燃料等の液体を圧送する液体圧送装置に関するものである。本発明の液体圧送装置は、各種蒸気使用装置で発生した復水をボイラーや廃熱利用箇所に送る装置として特に適するものである。
従来の液体圧送装置は、密閉容器に作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられ、密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて液体流入口から液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、給気弁口の作動流体導入口側に球状の給気弁体を配置し、球状給気弁体を開弁操作する昇降棒を給気弁口を貫通して配置したものである。
上記従来の液体圧送装置は、球状給気弁体を開弁操作する昇降棒の下動により球状給気弁体が下動して給気弁口を閉じるものであるが、昇降棒が下動しても球状給気弁体が下動せず給気弁口を閉じることができない問題点があった。これは、比較的低圧の作動流体を用いたときに球状給気弁体が給気弁口を開いた位置で周囲の内周壁に沿って旋回し、昇降棒が下動しても球状給気弁体が旋回し続けて下動しないためである。
特開2005−325772
解決しようとする課題は、球状給気弁体が給気弁口を開いた位置で旋回することを防止することにより、昇降棒の下動により球状給気弁体が下動できる液体圧送装置を提供することである。
本発明は、密閉容器に作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられ、密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて液体流入口から液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、給気弁口の作動流体導入口側に球状の給気弁体を配置し、球状給気弁体を開弁操作する昇降棒を給気弁口を貫通して配置し、球状給気弁体の上方に開弁した球状給気弁体を保持する円錐状壁部材を配置し、給気弁口と円錐状壁部材との間に作動流体導入口と給気弁口とを連通する開口を設けたことを特徴とする。
本発明の液体圧送装置は、開弁した球状給気弁体を保持する円錐状壁部材により、球状給気弁体が給気弁口を開いた位置で旋回することを防止できるので、昇降棒の下動により球状給気弁体が下動でき給気弁口を閉じることができる。そのため、作動流体を浪費することがないという優れた効果を生じる。
本発明は、球状給気弁体の上方に開弁した球状給気弁体を保持する円錐状壁部材を配置したたものである。そのため、球状給気弁体は給気弁口を開いた位置で円錐状壁部材により保持されて旋回することがない。そのため、昇降棒の下動により球状給気弁体が下動できる液体圧送装置を提供することができる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。本実施例の液体圧送装置1は密閉容器2内にフロート3と切替え弁4及びスナップ機構5が配されたものである。密閉容器2は本体部7と蓋部8が図示しないネジによって結合され、内部に液体溜空間10が形成されたものである。蓋部8には作動流体導入口11,作動流体排出口13,液体流入口16,液体排出口17が設けられている。
作動流体導入口11の内側に給気弁18が取り付けられ、作動流体排出口13の内側に排気弁19が取り付けられている。給気弁18は弁ケース20と球状給気弁体21と昇降棒22及び円錐状壁部材23によって構成される。弁ケース20は軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の上部に給気弁口24が形成されている。弁ケース20の給気弁口24の上方の周囲壁には作動流体導入口11と給気弁口24とを連通する2つの開口25が設けられている。弁ケース20の中間部の周囲壁には給気弁口24と密閉容器2内方側とを連通する4つの開口26が設けられている。球状給気弁体21は給気弁口24の作動流体導入口11側に位置し、給気弁口24を貫通する昇降棒22の上に載っている。弁ケース20の上端には開弁した球状給気弁体21を保持する円錐状壁部材23が圧入により固定されている。昇降棒22の下部は密閉容器2内方側に抜け、連設板27に当接するようになっている。連設板27は弁軸操作棒28に連結され、弁軸操作棒28はスナップ機構5と連結されている。排気弁19は弁ケース29と排気弁体30と昇降棒31によって構成される。弁ケース29は軸方向に貫通孔を有し、貫通孔の上部に排気弁口32があり、排気弁口32の下から昇降棒31の上端に保持固定された排気弁体30が当接して開閉を行うものである。昇降棒31の下端はピンで弁軸操作棒28に連結されている。給気弁18と排気弁19で切替え弁4が構成され、給気弁18が開くと排気弁19は閉じ、給気弁18が閉じると排気弁19は開く。
フロート3はレバー34及び軸35を介してブラケット36によって支持され、スナップ機構5は揺動軸37を介してブラケット38によって支持されている。ブラケット36とブラケット38は図示しないネジによって結合され、密閉容器2の蓋部8に一体的に取り付けられている。レバー34は板を「U」字状に曲げ加工して作られたものであり、2枚の板が平行に対向し、曲げ加工された部分にフロート3が結合されている。レバー34の他端部には軸40が取り付けられている。ブラケット36は「L」字状をした2枚の板よりなり、軸35及び軸41,42が掛け渡されて連結されたものである。軸35を中心としてフロート3は回転する。軸41,42はそれぞれフロート3の上下限のストッパを兼用している。ブラケット38も同様に「L」字状をした2枚の板よりなり、揺動軸37及び軸43が掛け渡されて連結されたものである。軸43は下記の副アーム52のストッパを兼ねている。
スナップ機構5はフロートアーム51、副アーム52、圧縮状態のコイルバネ54、バネ受け部材55及びバネ受け部材56からなる。フロートアーム51は平行に対向した2枚の板よりなり、2枚の板の左端部には溝57が設けられている。フロートアーム51の溝57にはレバー34の軸40が嵌合している。フロートアーム51は揺動軸37によって右端部が回転可能に支持されている。そのためフロートアーム51はフロート3の浮沈に追従し、揺動軸37を中心として上下に揺動する。
フロートアーム51の右端部は下方に脹れ、その下端部には揺動軸37と平行な第1の軸58が掛け渡され、バネ受け部材55が第1の軸58によって回転可能に支持されている。揺動軸37に副アーム52の上端部が回転可能に支持されている。副アーム52は平行に対向した2枚の板よりなり、夫々の板は逆「L」字状をしている。副アーム52の下端部には揺動軸37及び第1の軸58と平行な第2の軸59が掛け渡され、バネ受け部材56が第2の軸59によって回転可能に支持されている。両バネ受け部材55,56の間に圧縮状態のコイルバネ54が取り付けられている。また副アーム52の上左端部に軸60が掛け渡され、弁軸操作棒28の下端が連結されている。フロートアーム51には、軸60の動きを妨げないように、窓61が開けられている。
次に本実施例の液体圧送装置1の作用について、作動流体として蒸気を用いた場合の一連の動作手順を追うことによって説明する。まず液体圧送装置1の外部配管は作動流体導入口11が高圧の蒸気源に接続され、作動流体排出口13は蒸気循環配管に接続される。液体流入口16は外部から液体溜空間10に向かって開く逆止弁(図示せず)を介して蒸気使用装置等の負荷に接続され、液体排出口17は液体溜空間10から外部に向かって開く逆止弁(図示せず)を介してボイラー等の液体圧送先へ接続される。
本実施例の液体圧送装置1の液体溜空間10内に復水が無い場合は、図1に示すようにフロート3は底部に位置する。このとき、切替え弁4における給気弁18は球状給気弁体21が給気弁口24を閉じ、排気弁19は排気弁体30が排気弁口32を開いている。そして、蒸気使用装置等の負荷内で復水が発生すると、復水は圧送液体流入口16から液体圧送装置1に流下して、液体溜空間10内に溜る。液体溜空間10内に溜った復水によってフロート3が浮上すると、レバー34が軸35を中心に時計回り方向に回転し、レバー34の回転による軸40の下方への移動に連動して、フロートアーム51が揺動軸37を中心に反時計回り方向に回転し、コイルバネ54との連結部である第1の軸58が右方に移動して揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線に近付き、コイルバネ54は圧縮変形する。そしてフロート3が更に上昇し、第1の軸58が揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線上に並び、なおもフロート3が上昇して第1の軸58が揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線よりも右方に移動すると、コイルバネ54は急激に変形を回復し、副アーム52が時計回り方向に回転して第2の軸59が左方にスナップ移動する。その結果、副アーム52の軸60に連結された弁軸操作棒28が上側に移動し、昇降棒22と昇降棒31が上側に移動し、切替え弁4における給気弁18は球状給気弁体21が給気弁口24を開き、排気弁19は排気弁体30が排気弁口32を閉じる。球状給気弁体21は給気弁口24を開いた位置で円錐状壁部材23により保持されて旋回することがないので、昇降棒22が下動すると下動して給気弁口24を閉じることができる。
給気弁18が開かれて作動流体導入口11が開放されると、密閉容器2内に高圧蒸気が導入され、内部の圧力が上昇し、液体溜空間10に溜った復水は、蒸気圧に押されて圧送液体排出口17から図示しない逆止弁を介して外部のボイラーや廃熱利用装置へ排出される。復水の排出によって復水溜空間10内の水位が低下すると、フロート3が降下して、レバー34が軸35を中心に反時計回り方向に回転し、レバー34の回転による軸40の上方への移動に連動して、フロートアーム51が揺動軸37を中心に時計回り方向に回転し、コイルバネ54との連結部である第1の軸58が左方に移動して揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線に近付き、コイルバネ54は圧縮変形する。そしてフロート3が更に降下し、第1の軸58が揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線上に並び、なおもフロート3が降下して第1の軸58が揺動軸37と第2の軸59を結ぶ線よりも左方に移動すると、コイルバネ54は急激に変形を回復し、副アーム52が反時計回り方向に回転して第2の軸59が右方にスナップ移動する。その結果、副アーム52の軸60に連結された弁軸操作棒28が下側に移動し、昇降棒22と昇降棒31が下側に移動し、切替え弁4における給気弁18は球状給気弁体21が給気弁口24を閉じ、排気弁19は排気弁体30が排気弁口32を開く。
本発明の実施例の液体圧送装置の断面図。 図1の給気弁の開弁した状態を示す拡大断面図。
符号の説明
1 液体圧送装置
2 密閉容器
3 フロート
4 切替え弁
5 スナップ機構
10 液体溜空間
11 作動流体導入口
13 作動流体排出口
16 液体流入口
17 液体排出口
18 給気弁
19 排気弁
21 球状給気弁体
22 昇降棒
23 円錐状壁部材
24 給気弁口
28 動力伝達軸
30 排気弁体
32 排気弁口

Claims (1)

  1. 密閉容器に作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられ、密閉容器内に溜った液体の液面の高さに応じて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えて、初めに排気弁口を開き給気弁口を閉じて液体流入口から液体を流入させ、次いで排気弁口を閉じ給気弁口を開いて密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、給気弁口の作動流体導入口側に球状の給気弁体を配置し、球状給気弁体を開弁操作する昇降棒を給気弁口を貫通して配置し、球状給気弁体の上方に開弁した球状給気弁体を保持する円錐状壁部材を配置し、給気弁口と円錐状壁部材との間に作動流体導入口と給気弁口とを連通する開口を設けたことを特徴とする液体圧送装置。
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