JPS5919836Y2 - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

Info

Publication number
JPS5919836Y2
JPS5919836Y2 JP1975136151U JP13615175U JPS5919836Y2 JP S5919836 Y2 JPS5919836 Y2 JP S5919836Y2 JP 1975136151 U JP1975136151 U JP 1975136151U JP 13615175 U JP13615175 U JP 13615175U JP S5919836 Y2 JPS5919836 Y2 JP S5919836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
water
priming
shaft
suction pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1975136151U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5250201U (ja
Inventor
洋二 森
Original Assignee
(株) ワ−ルドケミカル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by (株) ワ−ルドケミカル filed Critical (株) ワ−ルドケミカル
Priority to JP1975136151U priority Critical patent/JPS5919836Y2/ja
Publication of JPS5250201U publication Critical patent/JPS5250201U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919836Y2 publication Critical patent/JPS5919836Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自吸式ポンプに関し、特に構造が簡単にして自
吸水を残留させる装置を有する自吸式ポンプに関する。
従来、この種の装置としては、たとえば特公昭38−1
435に記載されている内容の装置が提案されていた。
このような従来の装置においては、空気分離タンクに穿
設されている直通孔と噴射タンク吸込口に穿設されてい
る直通孔とを、直通管により連通していたので、構造が
複雑になるという欠点があった。
本考案の目的は、サクションパイプの吸水口近傍に自吸
水残留用孔を穿設して上記従来の欠点を除去した自吸式
ポンプを提供することにある。
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
図面において、適宜形状のケーシング1には吸水口2お
よび吐水口3が形成され、この吸水口2にはサクション
パイプ4が連設されている。
このサクションパイプ4は、駆動モータ5に連結されて
いぬシャフト6と間隙7,7を形成するように配置し、
この間隙7,7により自吸室15およびサクションパイ
プ4等が形成されている。
前記サクションパイプ4には、自吸水残留用孔4aが穿
設され、15は自吸室を示す。
前記シャフト6の下端には、羽根車8が固定されかつ中
央近傍には空気逆流防止板9が固定されている。
また、シャフト6の上部には、メカニカルシール10が
装着され、このメカニカルシール10は固定部材11に
よってケーシング1に固定され、ケーシング1と固定部
材11とはボルト12によって固定されている。
さらに、空気排出口13 aが穿設されている取付部材
13は、前記ケーシング1と前記駆動モータ5とにボル
ト12によって固定されている。
さらにまた、前記サクションパイプ4には循環口4bお
よび吐出口4Cが穿設されている。
なお、14はOリングを示す。
上記構成の自吸式ポンプによれば、始動時においては、
自吸水残留用孔4aの水位まで呼水を注入すると、シャ
フト6とサクションパイプ4とにより形成されている間
隙7,7に呼水が流入して流路を形成するので、この呼
水によりシャフト6と空気とはしゃ断する。
このような状態において平常運転をするため駆動モータ
5を駆動すれば、水はシャフトに固定されている羽根車
8の回転により渦室を通り吐出口4Cから自吸室15に
移動する。
この場合、循環口4bより水は常に補充されるが、羽根
車8の外径の遠心力でシャフト6の中心部が真空になり
、サクションパイプ4側からの空気が常に吸込まれる。
この空気と循環口4bより流入した水は、羽根車8の回
転作用で自吸室15に移動し、吐水口3より外部へ排気
される。
このような平常運転時においては、ケーシング1内の水
は、吐出圧とシャフト6の回転によりケーシング1内を
流動する。
この場合、羽根車8の遠心力作用により外側の方が液面
が高くなり、自吸水残留用水4aを液で塞さぐので、キ
クジョンパイプ4に空気が入らなくなり気密をたかめて
真空度を高くし自吸を確実にする。
なお、シャフト6が回転すると、液面が低下して吸水口
2に空気が流入しやすくなるので、空気逆流防止板9を
設けて空気の流入を防止している。
次に運転を停止すると、逆止弁が装着していないので、
水は吐出口4Cから羽根車8を通ってサクションパイプ
4に戻されるので、液面は低くなる。
この液面が自吸水残留用孔4aに達すると、空気が自吸
水残留用孔4aより空気が吸い込まれるので、空気がサ
クションパイプ4に移動し、自吸水残留用孔4aの水面
下の水はそのまま残留する。
このように運転の停止により吐水口3側から逆流した水
は、自吸水残留用孔4aが逆止弁と同様に機能するので
ケーシング1内に次回の自吸水として残留する。
また自吸水残留用孔が穿設されている位置は、水位Hよ
りも低いので空気を吸わないので連続運転を可能にする
とともに、運転を停止しても常に自吸水を貯水できる。
なお、本考案は上記実施例に限定されることがなく種々
の応用例および変形例があり、たとえばグランド方式に
も実施できる。
本考案は以上説明したように逆止弁と同様に機能する自
吸水残留用孔を有しているので、従来の逆止弁を装着し
ていた自吸式ポンプと比較して構造が非常に簡単となり
顕著な経済性を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る自吸式ポンプの一実施例を示す概略
構成説明図である。 1・・・ケーシング、4・・・サクションパイプ、4a
・・・自吸水残留用孔、6・・・シャフト、8・・・羽
根車、10・・・メカニカルシール、15・・・自吸室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸水口および吐水口が形成されているケーシングと、駆
    動機構に連結され下端に羽根車が固定されているシャフ
    トと、このシャフトとで間隙を形成するように配置され
    ているサクションパイプと、前記シャフトに装着してい
    るシール部材とを有するポンプにおいて、運転停止によ
    って前記吐水口側から水が逆流したときに次回の自吸作
    用に使用する自吸水を自吸室に残留させるような機能を
    有する自吸水残留用孔を前記サクションパイプに穿設し
    たことを特徴とする自吸式ポンプ。
JP1975136151U 1975-10-05 1975-10-05 自吸式ポンプ Expired JPS5919836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975136151U JPS5919836Y2 (ja) 1975-10-05 1975-10-05 自吸式ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975136151U JPS5919836Y2 (ja) 1975-10-05 1975-10-05 自吸式ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5250201U JPS5250201U (ja) 1977-04-09
JPS5919836Y2 true JPS5919836Y2 (ja) 1984-06-08

Family

ID=28616162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975136151U Expired JPS5919836Y2 (ja) 1975-10-05 1975-10-05 自吸式ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919836Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6022779B2 (ja) * 2012-03-01 2016-11-09 株式会社横田製作所 自吸式遠心ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5250201U (ja) 1977-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2335109A (en) Combination centrifugal ejector pump
USRE39813E1 (en) Vacuum-assisted pump
US7059824B2 (en) Self priming centrifugal pump
US2477079A (en) Pump
JP3964664B2 (ja) 縦型多段遠心ポンプ
US4637778A (en) Self-priming diffuser type centrifugal pump
TWM589241U (zh) 再生式泵
US3269325A (en) Pump
JPS5919836Y2 (ja) 自吸式ポンプ
CN209212574U (zh) 一种用于高海拔无密封立式自吸泵
JPS598675B2 (ja) 自吸式ポンプ
TWI698590B (zh) 再生式泵
JPH09100792A (ja) 吸込側自吸室形の立軸ポンプ
CN201232644Y (zh) 直联式立式自吸离心泵
US2483019A (en) Primer for pumps and the like
US2247654A (en) Pumping apparatus
US4624627A (en) Self-priming pump
JP3735188B2 (ja) 立軸型軸流又は斜流ポンプ
CN220354142U (zh) 一种离心泵汽蚀抑制装置
CN102777389A (zh) 安全可靠强自吸离心泵
JPS6337508Y2 (ja)
US2002454A (en) Centrifugal self-priming pump
JP2573024Y2 (ja) 竪型自吸式遠心ポンプ
JPH0622157Y2 (ja) 立軸ポンプ
JP2876728B2 (ja) 自吸式ポンプ