JP3735188B2 - 立軸型軸流又は斜流ポンプ - Google Patents
立軸型軸流又は斜流ポンプ Download PDFInfo
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04D3/00—Axial-flow pumps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は排水その他に適用される立軸型軸流又は斜流ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の立軸型軸流ポンプの１例が図２に示されている。
吐出しエルボ１を貫通する駆動軸２を介して羽根車３を駆動すると、液体が吸込ベル４を通って吐出しボウル５に吸い込まれ、ここで羽根車３により付勢される。
【０００３】
この液体は吐出しボウル５の上端に連結された揚水管６に入り、ここで案内羽根７によりその速度エネルギが圧力に変換され、次いで、揚水管６の上端に連結された吐出しエルボ１を通り仕切弁８を経て吐出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記立軸型軸流ポンプは吐出しエルボ１を具備しているため、中・低揚程ポンプではその効率を他の形式に比べて向上させることができるとともに、大型ポンプではその土木構造が簡単で、床板荷重を軽減しうるという利点があるが、案内羽根７が揚水管６内に設置されているため、揚水管６の高さＨだけ他の形式に比べて高さ寸法が大きくなり、ポンプ機場が大型化するという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであって、その要旨とするところは、羽根車によって付勢された液体の速度エネルギを圧力に変換する案内羽根及び吐出しエルボを具備する立軸型軸流又は斜流ポンプにおいて、上記吐出しエルボの内部に上記案内羽根を設置するとともに、同案内羽根は上記吐出しエルボの入口からエルボ中間部まで配置されてなることを特徴とする立軸型軸流又は斜流ポンプにある。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図１に示されている。
吐出しエルボ１は吐出しボウル５の上端に直接連結され、この吐出しエルボ１の内部に案内羽根７が設置されている。
そして、揚水管６が省略されている。
他の構成は図２に示す従来ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【０００７】
しかして、吐出しエルボ１を貫通する駆動軸２を介して羽根車３を駆動すると、液体が吸込ベル４を通って吐出しボウル５に吸い込まれ、ここで羽根車３により付勢される。
この液体は吐出しエルボ１に入り、この吐出しエルボ１を流路する過程で案内羽根７によりその速度エネルギが圧力に変換された後、仕切弁８を経て流出する。
【０００８】
図１に示されるように吐出しエルボ１の内部に案内羽根７を設置したので、揚水管６を省略することができ、従って、その分だけ流路長さを短縮できるとともにポンプの高さを低くしうるので、ポンプ機場の高さを低減し、その土木建設費を削減できる。
【０００９】
なお、案内羽根７の性能は従来のものに比し若干悪化するが、中・低揚程のポンプではポンプ効率への影響が高揚程のポンプに比し小さいので、ポンプ全体の効率への悪影響は比較的小さくて済む。
【００１０】
上記実施形態は軸流ポンプであるが、本発明を立軸型斜流ポンプに適用しうることは勿論である。
【００１１】
【発明の効果】
本発明においては、吐出しエルボの内部にその入口からエルボ中間部まで案内羽根を設置したため、液体が吐出しエルボを流路する過程で案内羽根によりその速度エネルギを圧力に変換することができるので、従来の揚水管を省略することができ、従って、揚水管の分だけ流路長さを短縮できるとともにポンプの高さを低くすることができる。
【００１２】
この結果、ポンプのコストを低減できるのみならずポンプ機場の高さを低減しうるので、その土木建設費を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す略示的縦断面図である。
【図２】従来の立軸型軸流ポンプの略示的縦断面図である。
【符号の説明】
１ 吐出しエルボ
２ 駆動軸
３ 羽根車
４ 吸込ベル
５ 吐出しボウル
７ 案内羽根
【発明の属する技術分野】
本発明は排水その他に適用される立軸型軸流又は斜流ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の立軸型軸流ポンプの１例が図２に示されている。
吐出しエルボ１を貫通する駆動軸２を介して羽根車３を駆動すると、液体が吸込ベル４を通って吐出しボウル５に吸い込まれ、ここで羽根車３により付勢される。
【０００３】
この液体は吐出しボウル５の上端に連結された揚水管６に入り、ここで案内羽根７によりその速度エネルギが圧力に変換され、次いで、揚水管６の上端に連結された吐出しエルボ１を通り仕切弁８を経て吐出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記立軸型軸流ポンプは吐出しエルボ１を具備しているため、中・低揚程ポンプではその効率を他の形式に比べて向上させることができるとともに、大型ポンプではその土木構造が簡単で、床板荷重を軽減しうるという利点があるが、案内羽根７が揚水管６内に設置されているため、揚水管６の高さＨだけ他の形式に比べて高さ寸法が大きくなり、ポンプ機場が大型化するという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであって、その要旨とするところは、羽根車によって付勢された液体の速度エネルギを圧力に変換する案内羽根及び吐出しエルボを具備する立軸型軸流又は斜流ポンプにおいて、上記吐出しエルボの内部に上記案内羽根を設置するとともに、同案内羽根は上記吐出しエルボの入口からエルボ中間部まで配置されてなることを特徴とする立軸型軸流又は斜流ポンプにある。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図１に示されている。
吐出しエルボ１は吐出しボウル５の上端に直接連結され、この吐出しエルボ１の内部に案内羽根７が設置されている。
そして、揚水管６が省略されている。
他の構成は図２に示す従来ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【０００７】
しかして、吐出しエルボ１を貫通する駆動軸２を介して羽根車３を駆動すると、液体が吸込ベル４を通って吐出しボウル５に吸い込まれ、ここで羽根車３により付勢される。
この液体は吐出しエルボ１に入り、この吐出しエルボ１を流路する過程で案内羽根７によりその速度エネルギが圧力に変換された後、仕切弁８を経て流出する。
【０００８】
図１に示されるように吐出しエルボ１の内部に案内羽根７を設置したので、揚水管６を省略することができ、従って、その分だけ流路長さを短縮できるとともにポンプの高さを低くしうるので、ポンプ機場の高さを低減し、その土木建設費を削減できる。
【０００９】
なお、案内羽根７の性能は従来のものに比し若干悪化するが、中・低揚程のポンプではポンプ効率への影響が高揚程のポンプに比し小さいので、ポンプ全体の効率への悪影響は比較的小さくて済む。
【００１０】
上記実施形態は軸流ポンプであるが、本発明を立軸型斜流ポンプに適用しうることは勿論である。
【００１１】
【発明の効果】
本発明においては、吐出しエルボの内部にその入口からエルボ中間部まで案内羽根を設置したため、液体が吐出しエルボを流路する過程で案内羽根によりその速度エネルギを圧力に変換することができるので、従来の揚水管を省略することができ、従って、揚水管の分だけ流路長さを短縮できるとともにポンプの高さを低くすることができる。
【００１２】
この結果、ポンプのコストを低減できるのみならずポンプ機場の高さを低減しうるので、その土木建設費を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す略示的縦断面図である。
【図２】従来の立軸型軸流ポンプの略示的縦断面図である。
【符号の説明】
１ 吐出しエルボ
２ 駆動軸
３ 羽根車
４ 吸込ベル
５ 吐出しボウル
７ 案内羽根
Claims (1)
- 羽根車によって付勢された液体の速度エネルギを圧力に変換する案内羽根及び吐出しエルボを具備する立軸型軸流又は斜流ポンプにおいて、上記吐出しエルボの内部に上記案内羽根を設置するとともに、同案内羽根は上記吐出しエルボの入口からエルボ中間部まで配置されてなることを特徴とする立軸型軸流又は斜流ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24026897A JP3735188B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 立軸型軸流又は斜流ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24026897A JP3735188B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 立軸型軸流又は斜流ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162872A JPH1162872A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3735188B2 true JP3735188B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=17056976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24026897A Expired - Fee Related JP3735188B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 立軸型軸流又は斜流ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3735188B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3961488B2 (ja) * | 2004-01-05 | 2007-08-22 | 株式会社酉島製作所 | 立軸ポンプ |
| CN104595239B (zh) * | 2015-01-21 | 2015-11-25 | 扬州大学 | 水力性能优异的系列斜式出水流道及其应用方法 |
| NL2014321B1 (nl) * | 2015-02-20 | 2017-01-13 | Flowserve B V | Pomp voor het verpompen van een vloeistof. |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP24026897A patent/JP3735188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1162872A (ja) | 1999-03-05 |
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