JP2876728B2 - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

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誠二 下川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水,温水等の吸送水を行う自吸式ポンプに
関する。
従来の技術 従来の技術について第4図〜第6図にもとづき説明す
る。
図において1はケーシングで、ポンプ室2と、ポンプ
室2と吐出通路3を介して連絡させた吐出室4およびケ
ーシング環流孔5を有している(第6図参照)。6は、
ケーシングカバーで、吸込口7に通じた吸水室8と、吐
出口9に通じた環流室10を有している(第5図参照)。
ケーシング1とケーシングカバー6は、取付ねじ11によ
ってモータブラケット12に固定されている。ケーシング
1とケーシングカバー6内は、流入口13および流出口14
を有する補助金属板15によって仕切られ、パッキン16が
ケーシングカバー6と補助金属板15との間にはさまれて
いる。羽根車17は、駆動モータ18によって駆動され、ケ
ーシング1の貫通部は軸封装置によってシールされてい
る(第4図参照)。
第7図は、配管の状態の図である。ポンプは水槽24に
対し自吸高さ30の位置に配置され、吐出口9は吐出側出
路23で、また吸込口7は吸込側管路28でそれぞれ水槽24
に接続されている。
以上のように構成された自吸式ポンプについて、第7
図に示すような配管での自吸作用を始めたときから水が
循環するまでの状態について説明する。まず自吸式ポン
プ内に水を供給し、駆動モータ18の電源を入れると、羽
根車17が回転し水は、第6図の矢印19に示すように吐出
通路3を経て吐出室4にある壁20にあたって気水分離さ
れる。気水分離された水と空気は、矢印20′に示すよう
にケーシング環流孔5を通り羽根車17へ環流されるとと
もに、矢印21に示すように補助金属板15の流出口14を通
りケーシングカバー6の環流室10に吐出される。ケーシ
ングカバー6の環流室10へ吐出された空気と水は、第5
図の矢印22に示すように吐出口9付近へ吐出され、第7
図に示す吐出側管路23を通り水槽24へ吐出される。さら
にケーシングカバー6の環流室10へされた空気と水の一
部は、第5図の矢印25に示すように補助金属板15の環流
孔26とケーシングカバー6の環流孔27を通り、羽根車17
へ環流される。以上のようなことがポンプ内部で行わ
れ、ある程度時間が経過すると吸込側管路28内の空気が
徐々に、ポンプを経て吐出され、水槽24内の水が吸込側
管路28を通り吸込口7へ到達し、水槽24内の水が循環さ
れるようになる。
発明が解決しようとする課題 本来、ケーシング1の内部で気水分離された水はケー
シングカバー6の環流室10を通り、ケーシングカバー6
の環流孔27および補助金属板15の環流孔26より羽根車17
へ環流される。しかし、従来の構成ではケーシング1の
内部で気水分離された水は直接ケーシングカバー6の吐
出口9に吐出される。したがって、羽根車17へ環流され
る水の量が減るため、羽根車17部がしだいに空気で満た
されるようになり、羽根車17の吸込側へ十分な負圧が発
生しない。そこで、自吸高さ30に制限があった。
本発明は上記従来の問題に留意し、羽根車の吸込側へ
十分な負圧を生じさせ、自吸高さを大きくとれる自吸式
ポンプを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、ケーシングとケー
シングカバーを仕切る補助金属板の流出口とケーシング
カバー吐出口を仕切る壁をケーシングカバーの環流室に
設けてなる自吸式ポンプの構成としたものである。
作用 以上のように、補助金属板の流出口とケーシングカバ
ー吐出口を仕切る壁をケーシングカバーの環流室に設け
ることにより、ケーシング内部で気水分離された空気と
水は、補助金属板の流出口よりケーシングカバー環流室
に設けた壁にぶちあたる。そして空気はケーシングカバ
ー吐出口付近へ吐出され、水はケーシングカバーの環流
室を通り羽根車へスムーズに環流されるようになる。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第3図にもとづい
て説明する。なお、前述の従来例に示したものと同一構
成部材には同一符号を用いる。
本実施例の特徴的構成は補助金属板15の流出口14と吐
出口9を仕切る壁29をケーシング1の環流室10に設けた
ことにある(第1図参照)。なお他の構成は前述の従来
例で示した構造と同一構成となっているので、その説明
は省略する。
以上のように構成された自吸式ポンプについて、第7
図に示すような配管での自吸作用を始めたときから水が
循環するまでの状態について説明する。まず、自吸式ポ
ンプ内に水を供給し、駆動モータ18の電源を入れると、
羽根車17が回転し水は、第2図の矢印19に示すように吐
出通路3を経て吐出室4にある壁20にぶちあたり気水分
離される。気水分離された水と空気は、矢印20′に示す
ようにケーシング1の環流孔5を通り羽根車17へ環流さ
れるとともに矢印21に示すように補助金属板15の流出口
14を通りケーシングカバー6の環流室10に吐出される。
ケーシングカバー環流室10へ吐出された空気と水は、ケ
ーシングカバー6の環流室10に設けた壁29にぶちあた
る。そして空気は第1図の矢印22に示すように吐出口9
付近へ吐出され、第7図に示す吐出側管路23を通り水槽
24へ吐出される。また、水は、第1図の矢印25に示すよ
うに補助金属板15の環流孔26とケーシングカバー6の環
流孔27を通り、羽根車17へスムーズに環流されるように
なり、羽根車吸込側へ十分な負圧が発生する。したがっ
て、第7図に示すような自吸高さ30が高くなっても水槽
24内の水が吸込側管置28を通り吸込口7へ到達し、水槽
24内の水が循環できるようになる。
発明の効果 前記、実施例の説明より明らかなように、本発明の自
吸式ポンプは補助金属板の流出口とケーシングカバーの
吐出口を仕切る壁をケーシングカバーの環流室に設けた
ため、ケーシング内部で気水分離された空気と水は、補
助金属板の流出口よりケーシングカバー環流室に設けた
壁にぶちあたるようになる。そして空気は、ケーシング
カバー吐出口へ吐出され、水は、ケーシングカバー環流
室を通り羽根車へ環流されるようになる。したがって、
羽根車へは一定量の水が常に環流されるようになり、羽
根車の吸込側には十分な負圧が発生し、自吸高さを十分
に高くすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は第
3図のA−A線断面図、第2図は第3図のB−B線断面
図、第3図は自吸式ポンプ全体の断面図、第4図は従来
の自吸式ポンプの断面図、第5図は第4図のC−C線断
面図、第6図は第4図のD−D線断面図、第7図は配管
図である。 1……ケーシング、2……ポンプ室、3……吐出通路、
6……ケーシングカバー、9……吐出口、10……環流
室、14……流出口、15……補助金属板、17……羽根車、
29……仕切用の壁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ室と吐出口に通じた吐出室を有し、
    前記ポンプ室と吐出室を吐出通路を介して連絡させてな
    るケーシングを備え、前記ケーシングは、補助金属板を
    介して吐出口に連絡した環流室をもつケーシングカバー
    で覆い、前記ポンプ室には、モータからのシャフトに装
    着された羽根車を設けてなる自吸式ポンプであって、補
    助金属板の流出口とケーシングカバーの吐出口を仕切る
    壁を環流室に設けてなる自吸式ポンプ。
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