JPH0115912Y2 - - Google Patents

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JPH0115912Y2
JPH0115912Y2 JP11485785U JP11485785U JPH0115912Y2 JP H0115912 Y2 JPH0115912 Y2 JP H0115912Y2 JP 11485785 U JP11485785 U JP 11485785U JP 11485785 U JP11485785 U JP 11485785U JP H0115912 Y2 JPH0115912 Y2 JP H0115912Y2
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JP
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chamber
steam
water
water separation
separation chamber
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JP11485785U
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JPS6221498U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は自吸式渦巻ポンプに関する。
(ロ) 従来の技術 本考案の出願人が実願昭60−15603号で出願し
た従来の技術では、渦巻室の吐出孔から気水分離
室に送水すると共に、気水分離室では吐出口及び
循環孔を設けて前記送水を揚水運転時には吐出口
から排出し自吸運転時には循環孔から渦巻室に循
環させている。
しかしながらこの種従来技術では、渦巻室の吐
出孔が気水分離室の吐出口に向けられているの
で、自吸のための呼び水が直接前記吐出口から排
出され渦巻室に帰還できなくなり、従つて自吸性
能の低下する等の欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は前述の欠点を解消し、自吸のための呼
び水が気水分離室の吐出口から直接排出されない
ようにするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、渦巻室の外周壁に吐出孔を設け、前
記渦巻室の外周壁及び端部壁に亘つて気水分離室
を隣設し、前記気水分離室に吐出口を設けたもの
であつて、 前記端部壁と前記気水分離室の画成壁の間に仕
切板を架設して、前記気水分離室を前記吐出孔に
隣接する室と前記吐出口に隣接する室に仕切ると
共に、 前記仕切板の中間部を折曲げて、この中間部
に、前記吐出口に対して自吸水を反対方向に吐出
させる連通孔を設けたものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、渦巻室の吐出孔から吐出され
た自吸水は一旦前記吐出孔に隣接する室に入り、
該室から仕切板の連通孔を通つて気水分離室の吐
出口に対して相反方向に吐出され直接前記吐出口
から排出されることがなく、従つて自吸性能が高
まる。
(ヘ) 実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図、第2図及び第3図に於て、1はインペ
ラで、シヤフト2を介してモータ3に連結されて
いる。4は前記インベラ1が臨設された渦巻室5
を備えたポンプケーシングである。このケーシン
グ5には、渦巻室5の他に、吸水室6及び気水分
離室7も備えられている。ケーシング4では、吸
込口8から吸入水が吸水室6を経て渦巻室5に吸
込まれ吐出孔9を通つて気水分離室7に抜けて吐
出口10から吐出すべく構成されている。気水分
離室7の上部には自吸のための呼び水注入孔(図
示しない)が設けられている。11はケーシング
4の開口端を覆う平板状のケーシングカバーで、
ケーシング開口端との間に水封用パツキン12を
介在して、このパツキン12と共にケーシング4
にネジ止めされている。13はインペラシヤフト
12の軸受部14の保持部材で、軸受部14の発
熱に対処すべく耐熱性素材にて形成されている。
この保持部材13は、ケーシングの渦巻室5の外
郭壁に設けた欠損部にOリングを介して嵌着され
ている。前記軸受部14は、具体的には、保持部
材13に固着した固定密封環と該固定密封環に対
して摺接して前記シヤフト2と共に回転する回転
密封環とよりなるメカニカルシール構造となつて
いる。15は気水分離室7と渦巻室5を連通させ
る循環穴である。
而して前記自吸式渦巻ポンプでは、気水分離室
7を渦巻室5の外周壁5a及び端部壁5bに亘つ
て隣設すると共に、渦巻室5の吐出孔9を外周壁
5aに設けている。更に、第4図に示すように外
周壁5aと気水分離室7の画成壁7aの間に仕切
板16を架設して、気水分離室7を吐出孔9に隣
接する室7bと吐出口10に隣接する室7cに仕
切ると共に、仕切板16の中間部16aを折曲げ
て、この中間部16aに、吐出口10に対して自
吸水を反対方向に吐出させる連通孔17を設けて
いる。仕切板16は金属製であつて段差状にプレ
ス成形され中間部16aが吐出口10に対して直
角な方向に折曲げられ、下段部16bにネジ1
8,18が挿通されこのネジ18,18がポンプ
ケーシング4の底壁に立設したボス状リブ19に
螺合して固定されている。
前記自吸式渦巻ポンプでは、ケーシング4に呼
水を満たしてモータ3にてインペラ1を回転する
と、渦巻室5の水は吐出孔9から気水分離室7に
吐出され、気水分離室7で水と空気に分離し、比
重差により空気は上方へ、水は下方に夫々移動
し、下方の水は循環穴15を通つて渦巻室5へ還
流されインペラ1によつて再び気水分離室7へ吐
出される。この循環水が気水分離室7に吐出され
ることによりインペラ1の中央部は負圧になり、
この負圧によつて吸込口8から吸込側配管(図示
しない)の空気を吸入する。吸入された空気はイ
ンペラ1にて水と混合され気水分離室7に吐出さ
れる。この作用を繰り返すことにより、吸込側配
管の空気は、吸込口8−吸入室6−渦巻室5−吐
出孔9−気水分離室7−吐出管10を経て排出さ
れる。この空気の排出が終了すると揚水運転に至
るようになる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上のように構成されたから、渦巻室
から吐出された自吸水は仕切板によつて通路が画
成されて整流され更に仕切板の連通孔によつて気
水分離室の吐出口に対して反対方向に吐出され前
記吐出口から直接排出されることがなくその略全
量が渦巻室に帰還でき、従つて自吸式渦巻ポンプ
の自吸性能を高め得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は第2図におけるA−O−B線断面図、第
2図は第1図におけるC−D線断面図、第3図は
第2図におけるE−O−B線断面図、第4図は要
部の斜視図である。 5……渦巻室、5a……外周壁、5b……端部
壁、7……気水分離室、7b,7c……室、9…
…吐出孔、10……吐出口、16……仕切板、1
6a……中間部、17……連通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 渦巻室の外周壁に吐出孔を設け、 前記渦巻室の外周壁及び端部壁に亘つて気水分
    離室を隣接し、 前記気水分離室に吐出口を設けたものであつ
    て、 前記端部壁と前記気水分離室の画成壁の間に仕
    切板を架設して、前記気水分離室を前記吐出孔に
    隣接する室と前記吐出口に隣接する室に仕切ると
    共に、 前記仕切板の中間部を折曲げて、この中間部
    に、前記吐出口に対して自吸水を反対方向に吐出
    させる連通孔を設けてなる自吸式渦巻ポンプ。
JP11485785U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0115912Y2 (ja)

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JPS6221498U JPS6221498U (ja) 1987-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2665140B2 (ja) * 1994-02-03 1997-10-22 株式会社ワールドケミカル 自吸式ケミカルポンプ
JP5364043B2 (ja) * 2010-06-08 2013-12-11 株式会社荏原製作所 横軸ポンプ設備、及びその運転方法

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JPS6221498U (ja) 1987-02-09

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