JPS6341599Y2 - - Google Patents

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JPS6341599Y2
JPS6341599Y2 JP1985015603U JP1560385U JPS6341599Y2 JP S6341599 Y2 JPS6341599 Y2 JP S6341599Y2 JP 1985015603 U JP1985015603 U JP 1985015603U JP 1560385 U JP1560385 U JP 1560385U JP S6341599 Y2 JPS6341599 Y2 JP S6341599Y2
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JP
Japan
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casing
chamber
water
steam
opening edge
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JP1985015603U
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JPS61132497U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、構造及び製造の簡単な自吸式渦巻ポ
ンプに関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する実開昭58−165296号公報に記
載された従来技術では、第4図、第5図に示す様
に、渦巻室1及び吐出室2を有するケーシング3
と、流入口4に連通した吸水室5及び気水分離室
6を有するケーシングカバー7とを設け、両者
3,7を隔離板8を介して締結すると共に、前記
ケーシング3でインペラシヤフト9の軸受部10
を保持しているが、ケーシング3及びケーシング
カバー7の両者が複雑な形状に金型製作されてい
るため、製造コストが高くなる。また、ケーシン
グ3で発熱性軸受部10を保持する都合上、この
ケーシング3全体が耐熱性素材で形成されている
ため、材料コストが高くなる。更に、形状の複雑
なもの3,5どうしを締結しているので、その締
付力により渦巻室1等が変形してポンプ性能及び
自吸性能にバラツキを生じる欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は前述の欠点を解消し、金型製作される
合成樹脂製ケーシングの構造を簡素化し且つ耐熱
性素材の量を必要箇所だけに制限することにより
製造コストを低減すると共に、渦巻室等の変形を
防止することにより性能のバラツキを解消するも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、吸水室、渦巻室及び気水分離室等を
備えたケーシングを合成樹脂で一体成形し、この
ケーシングの各開口縁部を互いに平行に延設し、
各開口縁部の開口端を平板状のケーシングカバー
で覆うと共に、前記ケーシングの渦巻室の外郭壁
に欠損部を設け、この欠損部に、インペラシヤフ
トの軸受部を保持する耐熱性保持部材を嵌着した
ものである。
(ホ) 作 用 本考案によれば、吸水室、渦巻室及び気水分離
室は全てケーシングに一体的に形成されているの
で、各室の位置関係及び接続関係は高精度なもの
となり、各装置間でバラツキを生じることなく安
定した性能で作動するようになる。
(ヘ) 実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図、第2図及び第3図に於て、11はイン
ペラで、シヤフト12を介してモータ13に連結
されている。14は前記インペラ11が臨設され
た渦巻室15を備えたポンプケーシングである。
このケーシング14には、渦巻室15の他に、吸
水室16及び気水分離室17も備えられている。
このケーシング14は成形金型にて合成樹脂で一
体成形され、且つその各開口縁部14a,14
b,14c,14d,14eを型抜き方向に互い
に平行に延設することにより成型金型の抜き出し
を容易として簡単に造型されるようになつてい
る。ケーシング14では、吸込口18から吸入水
が吸水室16を経て渦巻室15に吸込まれ連通部
19を通つて気水分離室17に抜けて吐出口20
から吐出すべく構成されている。21はケーシン
グ14の開口縁部14a,14b,14c,14
d,14eの開口端を覆う平板状のケーシングカ
バーで、ケーシング開口端との間に水封用パツキ
ン22を介在して、このパツキン22と共にケー
シング14にネジ止めされている。23はインペ
ラシヤフト12の軸受部24の保持部材で、軸受
部24の発熱に対処すべく耐熱性素材にて形成さ
れている。この保持部材23は、ケーシングの渦
巻室15の外郭壁に設けた欠損部にOリングを介
して嵌着されている。前記軸受部24は、具体的
には、保持部材23に固着した固定密封環と該固
定密封環に対して摺接して前記シヤフト12と共
に回転する回転密封環とよりなるメカニカルシー
ル構造となつている。25は気水分離室17と渦
巻室15を連通させる循環穴である。
前記自吸式渦巻ポンプでは、ケーシング14に
呼水を満たしてモータ13にてインペラ11を回
転すると、渦巻室15の水は連通部19から気水
分離室17に吐出され、気水分離室17で水と空
気に分離し、比重差により空気は上方へ、水は下
方に夫々移動し、下方の水は循環穴25を通つて
渦巻室15へ還流されインペラ11によつて再び
気水分離室17へ吐出される。この循環水が気水
分離室17に吐出されることによりインペラ11
の中央部は負圧になり、この負圧によつて吸込口
18から吸込側配管(図示しない)の空気を吸入
する。吸入された空気はインペラ11にて水と混
合され気水分離室17に吐出される。この作用を
繰り返すことにより、吸込側配管の空気は、吸込
口18−吸入室16−渦巻室15−連通部19−
気水分離室17−吐出管20を経て排出される。
この空気の排出が終了すると揚水運転に至るよう
になる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に構成され、ケーシング側に
吸水室、渦巻室及び気水分離室等を形成したか
ら、相型としての他方のケーシングカバーには複
雑な室内壁の形成が不要となり、このケーシング
カバーを平板状として、このケーシングカバーの
ための成型金型を省略できると共に、前記ケーシ
ングの各開口縁部を型抜き方向に平行に延設した
から、前記ケーシングを共通の成形金型で簡単に
樹脂成形でき、且つ高価な耐熱性素材の量を保持
部材だけに制限でき、従つて、成形金型について
もまたケーシング材料についても製造コストを低
減できる。また、吸水室、渦巻室及び気水分離室
の形状及び接続構造を精密に形成でき、従つて自
吸式渦巻ポンプの性能を安定させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本考案の一実施例
を示し、第1図は第2図に於けるA−O−B線箇
所の端面図、第2図は第1図に於けるC−D線箇
所の端面図、第3図は第2図に於けるE−O−B
線箇所の端面図、第4図及び第5図は従来例を示
し、第4図は縦断面図、第5図は第4図に於ける
F−G線箇所の端面図である。 12……インペラシヤフト、14……ケーシン
グ、14a,14b,14c,14d,14e…
…開口縁部、15……渦巻室、16……吸水室、
17……気水分離室、21……ケーシングカバ
ー、23……保持部材、24……軸受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸水室、渦巻室及び気水分離室等を備えたケー
    シングを合成樹脂で一体成形し、このケーシング
    の各開口縁部を型抜き方向に平行に延設し、各開
    口縁部の開口端を平板状のケーシングカバーで覆
    うと共に、前記ケーシングの渦巻室の外郭壁に欠
    損部を設け、この欠損部に、インペラシヤフトの
    軸受部を保持する耐熱性保持部材を嵌着したこと
    を特徴とする自吸式渦巻ポンプ。
JP1985015603U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPS6341599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985015603U JPS6341599Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JP1985015603U JPS6341599Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JPS61132497U JPS61132497U (ja) 1986-08-19
JPS6341599Y2 true JPS6341599Y2 (ja) 1988-11-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4701906B2 (ja) * 2005-08-03 2011-06-15 パナソニック電工株式会社 自吸式ポンプ及びそれを備えた液体給排装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973702A (ja) * 1972-11-20 1974-07-16

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JPS4973702A (ja) * 1972-11-20 1974-07-16

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