JP2876727B2 - 自吸式多段うず巻ポンプ - Google Patents
自吸式多段うず巻ポンプInfo
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- JP2876727B2 JP2876727B2 JP17773890A JP17773890A JP2876727B2 JP 2876727 B2 JP2876727 B2 JP 2876727B2 JP 17773890 A JP17773890 A JP 17773890A JP 17773890 A JP17773890 A JP 17773890A JP 2876727 B2 JP2876727 B2 JP 2876727B2
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- Japan
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- self
- stage
- impeller
- priming
- partition plate
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液体を揚水する自吸式多段うず巻ポンプに
関する。
関する。
従来の技術 従来の自吸式２段うず巻ポンプについて、第２図にも
とづき説明する。図において１は羽根車を回転駆動する
駆動機であり、ブラケット２を介してポンプケーシング
３を結合している。前記駆動機１の出力軸４はポンプケ
ーシング３内に挿入され、この出力軸４には２段目羽根
車５と１段目羽根車６とをとりつけてある。
とづき説明する。図において１は羽根車を回転駆動する
駆動機であり、ブラケット２を介してポンプケーシング
３を結合している。前記駆動機１の出力軸４はポンプケ
ーシング３内に挿入され、この出力軸４には２段目羽根
車５と１段目羽根車６とをとりつけてある。
前記ブラケット２には２段目案内羽根７を固定してあ
り、２段目案内羽根７には戻り羽根８を固定している。
また、前記２段目案内羽根７には１段目案内羽根９を固
定している。そして、前記ポンプケーシング３は気水分
離室10を有するとともに、吸込口部11と吐出口部12を有
している。なお図中の13は環流孔、14は軸封部材、15は
羽根車固定用のナットである。
り、２段目案内羽根７には戻り羽根８を固定している。
また、前記２段目案内羽根７には１段目案内羽根９を固
定している。そして、前記ポンプケーシング３は気水分
離室10を有するとともに、吸込口部11と吐出口部12を有
している。なお図中の13は環流孔、14は軸封部材、15は
羽根車固定用のナットである。
以上のように構成された自吸式２段うず巻ポンプにつ
いてその動作を説明する。吸込口部11より吸込まれた液
体は図に矢印で示すように１段目羽根車６より昇圧され
１段目案内羽根９を通り戻り羽根８に流され、さらに２
段目羽根車５により昇圧され２段目案内羽根７を通り気
水分離室10へと流され、吐出口12を通り吐出される。
いてその動作を説明する。吸込口部11より吸込まれた液
体は図に矢印で示すように１段目羽根車６より昇圧され
１段目案内羽根９を通り戻り羽根８に流され、さらに２
段目羽根車５により昇圧され２段目案内羽根７を通り気
水分離室10へと流され、吐出口12を通り吐出される。
発明が解決しようとする課題 しかし、気水分離室10へ流された液体の一部は、自吸
用環流のために１段目案内羽根９に設けられた環流孔13
を通りポンプ内を環流する。この自吸用環流により環流
孔13が無いときのポンプ昇圧に対し大幅な圧力低下が発
生する問題があった。また気水分離室10が案内羽根９の
外周に位置するために、ポンプの外径が大きくなる欠点
があった。
用環流のために１段目案内羽根９に設けられた環流孔13
を通りポンプ内を環流する。この自吸用環流により環流
孔13が無いときのポンプ昇圧に対し大幅な圧力低下が発
生する問題があった。また気水分離室10が案内羽根９の
外周に位置するために、ポンプの外径が大きくなる欠点
があった。
本発明は上記従来の問題に留意し、自吸用環流による
圧力低下を最小限にする自吸式多段うず巻ポンプを提供
することを目的とするものである。
圧力低下を最小限にする自吸式多段うず巻ポンプを提供
することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するため、最終段羽根車と前
段羽根車との間に自吸用気水分離室を形成する仕切板を
設け、前記仕切板の最終段羽根車側に環流孔を設け、前
記仕切板と羽根車を収納する吸込ケーシングを備え、前
記最終段羽根車からの吐出液を吐出する吐出ケーシング
を、前記仕切板の気水分離室の上部に前記吸込ケーシン
グを介して固定してなる自吸式多段うず巻ポンプの構成
としたものである。
段羽根車との間に自吸用気水分離室を形成する仕切板を
設け、前記仕切板の最終段羽根車側に環流孔を設け、前
記仕切板と羽根車を収納する吸込ケーシングを備え、前
記最終段羽根車からの吐出液を吐出する吐出ケーシング
を、前記仕切板の気水分離室の上部に前記吸込ケーシン
グを介して固定してなる自吸式多段うず巻ポンプの構成
としたものである。
作用 本発明は上記構成において、最終段羽根車と、仕切板
の環流孔とにより、自吸性能を確保するために、最少限
の圧力低下にすることとなる。
の環流孔とにより、自吸性能を確保するために、最少限
の圧力低下にすることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例を第１図にもとづき説明する。
図において16は羽根車を回転駆動する駆動機であり、そ
の端面にはブラケット17を取付けている。前記駆動機１
の出力軸18には２段目羽根車19と１段目羽根車20を取付
けてある。２段目羽根車19と１段目羽根車20との間には
気水分離室21を設け、気水分離室21は２段目案内羽根を
一体に形成した仕切板22によって形成されている。そし
て仕切板22には環流孔22aを形成している。前記仕切板2
2には１段目案内羽根と戻り羽根を一体に形成した戻り
羽根23を取付けている。これらの１段目羽根車20、２段
目羽根車19、戻り羽根23および仕切板22は、吸込口を有
する吸込ケーシング24に収納されている。そして仕切板
22の気水分離室21の上部には吸込ケーシング24を介して
吐出ケーシング25を固定してある。
図において16は羽根車を回転駆動する駆動機であり、そ
の端面にはブラケット17を取付けている。前記駆動機１
の出力軸18には２段目羽根車19と１段目羽根車20を取付
けてある。２段目羽根車19と１段目羽根車20との間には
気水分離室21を設け、気水分離室21は２段目案内羽根を
一体に形成した仕切板22によって形成されている。そし
て仕切板22には環流孔22aを形成している。前記仕切板2
2には１段目案内羽根と戻り羽根を一体に形成した戻り
羽根23を取付けている。これらの１段目羽根車20、２段
目羽根車19、戻り羽根23および仕切板22は、吸込口を有
する吸込ケーシング24に収納されている。そして仕切板
22の気水分離室21の上部には吸込ケーシング24を介して
吐出ケーシング25を固定してある。
前記仕切板22は、気水分離室21の昇圧水が戻り羽根23
部へ流出しないように吸込ケーシング24との間でＯリン
グ26を介してシールしてある。図中の27は軸封部材、28
は羽根固定用のナットである。
部へ流出しないように吸込ケーシング24との間でＯリン
グ26を介してシールしてある。図中の27は軸封部材、28
は羽根固定用のナットである。
以上のように構成した自吸式２段うず巻ポンプの動作
について説明する。吸込口部24aより吸込まれた液体は
図に矢印で示すように１段目羽根車20により昇圧され、
戻り羽根23を通り２段目羽根車19へと送られる。２段目
羽根車19により昇圧された液体は気水分離室21へ送られ
る、気水分離室21へ送られた液体の一部は、自吸用環流
のために仕切板22に設けられた環流孔22aを通り、２段
目羽根車19と気水分離室22の間を環流する。しかしこの
環流によるポンプ圧力の低下は、環流孔22aの位置を２
段目羽根車19の外径より外側に設置することにより、ほ
とんど無視出来る。
について説明する。吸込口部24aより吸込まれた液体は
図に矢印で示すように１段目羽根車20により昇圧され、
戻り羽根23を通り２段目羽根車19へと送られる。２段目
羽根車19により昇圧された液体は気水分離室21へ送られ
る、気水分離室21へ送られた液体の一部は、自吸用環流
のために仕切板22に設けられた環流孔22aを通り、２段
目羽根車19と気水分離室22の間を環流する。しかしこの
環流によるポンプ圧力の低下は、環流孔22aの位置を２
段目羽根車19の外径より外側に設置することにより、ほ
とんど無視出来る。
また実施例で示すように、ポンプ全長が長くなる欠点
はあるが、気水分離室21を２段目羽根車19と１段目羽根
車20間に設置することにより従来例よりポンプ外径を小
さくすることができ、さらに自吸用のポンプ内残水も小
量となる長所がある。
はあるが、気水分離室21を２段目羽根車19と１段目羽根
車20間に設置することにより従来例よりポンプ外径を小
さくすることができ、さらに自吸用のポンプ内残水も小
量となる長所がある。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明は、最
終段羽根車と前段羽根車との間に自吸用気水分離室を形
成する仕切板を設け、前記仕切板の最終段羽根車側に環
流孔を設け、前記仕切板と羽根車を収納する吸込ケーシ
ングを備え、前記最終段羽根車からの吐出液を吐出す吐
出ケーシングを前記仕切板の気水分離室の上部に前記吸
込ケーシングを介して固定する構成としたため、自吸用
環流によるポンプ圧力の低下は最小限にでき、また、ポ
ンプ外径を従来より小さくすることができ、さらに自吸
用のポンプ残水も小量にすることができる優れた自吸式
多段うず巻ポンプを提供できるものである。
終段羽根車と前段羽根車との間に自吸用気水分離室を形
成する仕切板を設け、前記仕切板の最終段羽根車側に環
流孔を設け、前記仕切板と羽根車を収納する吸込ケーシ
ングを備え、前記最終段羽根車からの吐出液を吐出す吐
出ケーシングを前記仕切板の気水分離室の上部に前記吸
込ケーシングを介して固定する構成としたため、自吸用
環流によるポンプ圧力の低下は最小限にでき、また、ポ
ンプ外径を従来より小さくすることができ、さらに自吸
用のポンプ残水も小量にすることができる優れた自吸式
多段うず巻ポンプを提供できるものである。
第１図は本発明の一実施例の自吸式多段うず巻ポンプの
側断面図、第２図は従来の自吸式多段ポンプの側断面図
である。 16……駆動機、18……出力軸、19……２段目羽根車（最
終段羽根車）、20……１段目羽根車（前段羽根車）、21
……気水分離室、22……仕切板、22a……環流孔、24…
…吸込ケーシング、25……吐出ケーシング。
側断面図、第２図は従来の自吸式多段ポンプの側断面図
である。 16……駆動機、18……出力軸、19……２段目羽根車（最
終段羽根車）、20……１段目羽根車（前段羽根車）、21
……気水分離室、22……仕切板、22a……環流孔、24…
…吸込ケーシング、25……吐出ケーシング。
Claims (1)
- 【請求項１】最終段羽根車と前段羽根車との間に自吸用
の気水分離室を形成する仕切板を設け、前記仕切板と羽
根車を収納する吸込ケーシングを備え、前記最終段羽根
車からの吐出液を吐出す吐出ケーシングを、前記仕切板
の気水分離の上部に前記吸込ケーシングを介して固定し
てなる自吸式多段うず巻ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17773890A JP2876727B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 自吸式多段うず巻ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17773890A JP2876727B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 自吸式多段うず巻ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466799A JPH0466799A (ja) | 1992-03-03 |
| JP2876727B2 true JP2876727B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16036260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17773890A Expired - Lifetime JP2876727B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 自吸式多段うず巻ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876727B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100459612B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2004-12-03 | 지영배 | 다단 강자흡식 폄프 |
| CN115573919B (zh) * | 2022-10-08 | 2024-03-15 | 利欧集团浙江泵业有限公司 | 一种兼顾汽蚀与水力性能的立式自吸泵结构 |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP17773890A patent/JP2876727B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0466799A (ja) | 1992-03-03 |
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Legal Events
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