JPS5842632Y2 - 自吸式軸流ポンプ - Google Patents
自吸式軸流ポンプInfo
- Publication number
- JPS5842632Y2 JPS5842632Y2 JP10893180U JP10893180U JPS5842632Y2 JP S5842632 Y2 JPS5842632 Y2 JP S5842632Y2 JP 10893180 U JP10893180 U JP 10893180U JP 10893180 U JP10893180 U JP 10893180U JP S5842632 Y2 JPS5842632 Y2 JP S5842632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- water
- self
- impeller
- separation chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自吸作用を有する軸流ポンプに関するもの
である。
である。
軸流ポンプは大水量、低揚程に適するもので渦巻ポンプ
に比較して遥かに小さい電力で運転でき、構造簡単でト
ラブルも少なく、羽根車の形状も簡単であるから羽根車
を強固にできるなどの種々の利点を有する。
に比較して遥かに小さい電力で運転でき、構造簡単でト
ラブルも少なく、羽根車の形状も簡単であるから羽根車
を強固にできるなどの種々の利点を有する。
しかし、従来の軸流ポンプは起動時にケーシング１内よ
び吸水管内の空気を真空ポンプにより真空にして揚水を
行なう必要があるため、自吸式の渦巻ポンプに比較して
揚水に手数がかかる点で問題がある。
び吸水管内の空気を真空ポンプにより真空にして揚水を
行なう必要があるため、自吸式の渦巻ポンプに比較して
揚水に手数がかかる点で問題がある。
この考案は上記のような問題を解決するため、軸流ポン
プの機構な気水分離室を有するポンプケーシング内に設
けて自吸作用を行なうようにした自吸式軸流ポンプを提
供するものである。
プの機構な気水分離室を有するポンプケーシング内に設
けて自吸作用を行なうようにした自吸式軸流ポンプを提
供するものである。
以下に、この考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
図にトいて、１はポンプケーシングで上端に吐出口２を
有し、一側壁の上部寄りには吸込口３を設け、この吸込
口３の内側にはゴムなどで作られた逆止弁４を取付けて
ケーシング１内の水が吸込口３から流出することを防止
している。
有し、一側壁の上部寄りには吸込口３を設け、この吸込
口３の内側にはゴムなどで作られた逆止弁４を取付けて
ケーシング１内の水が吸込口３から流出することを防止
している。
また、ポンプケーシング１の他側壁の下部を開口として
、この開口にケーシング１の側壁の一部となるカバー５
を固定し、このカバー５の中央には遍在の軸受トよび軸
封装置を介して水平の回転軸６を取付け、この軸６の内
端に軸流式の羽根車７を固定する。
、この開口にケーシング１の側壁の一部となるカバー５
を固定し、このカバー５の中央には遍在の軸受トよび軸
封装置を介して水平の回転軸６を取付け、この軸６の内
端に軸流式の羽根車７を固定する。
８は羽根車７の外側を囲む円筒状の周壁で、この周壁８
と前記吸込口３とは滑らかに屈曲した曲管９により一体
に連通させる。
と前記吸込口３とは滑らかに屈曲した曲管９により一体
に連通させる。
前記周壁８の吐出側の端部は開口１０となり、この開口
１０に対向するケーシング１の側壁の一部としてのカバ
ー５の内側には開口１０から吐出される水を外方へ反転
させるための半円弧状横断面の環状導水路１１を形成し
、開口１０の外周となる周壁８の端部外側には半円横断
面の成形リング１２を一体に形成し、前記導水路１１に
は複数の案内板１３を設ける。
１０に対向するケーシング１の側壁の一部としてのカバ
ー５の内側には開口１０から吐出される水を外方へ反転
させるための半円弧状横断面の環状導水路１１を形成し
、開口１０の外周となる周壁８の端部外側には半円横断
面の成形リング１２を一体に形成し、前記導水路１１に
は複数の案内板１３を設ける。
また、前記、羽根車７のボス部の吸入口側にはインペラ
ーキャップ１４を固定する。
ーキャップ１４を固定する。
な訃、ケーシング１の下部は前記曲管９トよび周壁を囲
む大きさの気水分離室１５としである。
む大きさの気水分離室１５としである。
この考案のポンプは上記の構成であり、気水分離室１５
から逆止弁４附近にまで水が存在する条件にむいて、回
転軸６をモータなどにより駆動すると、周壁８内から曲
管９内に入っている水が羽根車７により環状導水路１１
へ送られて、ここで反転して気水分離室１５へ送り出さ
れる。
から逆止弁４附近にまで水が存在する条件にむいて、回
転軸６をモータなどにより駆動すると、周壁８内から曲
管９内に入っている水が羽根車７により環状導水路１１
へ送られて、ここで反転して気水分離室１５へ送り出さ
れる。
こうして、気水分離室１５へ入った水に含まれていた空
気は気泡となって浮上し、上部の吐出口２から図示省略
しである吐出管を経て大気中に放出される。
気は気泡となって浮上し、上部の吐出口２から図示省略
しである吐出管を経て大気中に放出される。
また、気水分離室１５内で空気を分離した水の一部は羽
根車７の外周と周壁８の内周間の間隙を経て曲管９内へ
戻り、羽根車７による攪拌作用によって曲管９内の空気
と水が混合し、羽根車７によって再び開口１０から環状
導水路１１を経て気水分離室１５へ流入する循環を繰り
返す。
根車７の外周と周壁８の内周間の間隙を経て曲管９内へ
戻り、羽根車７による攪拌作用によって曲管９内の空気
と水が混合し、羽根車７によって再び開口１０から環状
導水路１１を経て気水分離室１５へ流入する循環を繰り
返す。
上記のような水の循環が繰り返されることにより、曲管
９内トよび吸込口３に連結した揚水管内の空気が徐々に
排出されるので揚水管内および曲管９内の空気モが次第
に低下し、遂には水を吸上げるに至るので揚水が始まる
。
９内トよび吸込口３に連結した揚水管内の空気が徐々に
排出されるので揚水管内および曲管９内の空気モが次第
に低下し、遂には水を吸上げるに至るので揚水が始まる
。
こうして揚水を行なったのち、回転軸６を停止すると、
吸込口３に連結した揚水管内の水は下るが逆止弁４があ
るため、ケーシング１内の水が吸込口３から排出される
ことはなく、ポンプケーシング１内には十分な水が残る
ので次回のポンプ起動も直ちに行なえる。
吸込口３に連結した揚水管内の水は下るが逆止弁４があ
るため、ケーシング１内の水が吸込口３から排出される
ことはなく、ポンプケーシング１内には十分な水が残る
ので次回のポンプ起動も直ちに行なえる。
この考案のポンプは上記のようにポンプケーシング１内
に気水分離室１５と軸流ポンプ機構を設けたことにより
、自吸式の渦巻ポンプと同様の自吸作用が得られるので
ポンプの起動が容易であり、起動後は軸流ポンプと同様
の低揚程大水量の特性が得られるものである。
に気水分離室１５と軸流ポンプ機構を設けたことにより
、自吸式の渦巻ポンプと同様の自吸作用が得られるので
ポンプの起動が容易であり、起動後は軸流ポンプと同様
の低揚程大水量の特性が得られるものである。
第１図はこの考案のポンプの縦断側面図、第２図は第１
図Ａ−Ａ線の縦１１ｆｒＥ面図である。 １・・・ポンプケーシング、２・・・吐出口、３・・・
吸込口、４・・・逆止弁、５・・・カバー、γ・・・羽
根車、８・・・周壁、９・・・曲管、１０・・・開口、
１１・・・環状導水路、１５・・・気水分離室。
図Ａ−Ａ線の縦１１ｆｒＥ面図である。 １・・・ポンプケーシング、２・・・吐出口、３・・・
吸込口、４・・・逆止弁、５・・・カバー、γ・・・羽
根車、８・・・周壁、９・・・曲管、１０・・・開口、
１１・・・環状導水路、１５・・・気水分離室。
Claims (1)
- 下部内に気水分離室を設け、上部に吐出口を設けたポン
プケーシングの一側上部寄りに逆止弁を有する吸込口を
設け、ポンプケーシング内子部寄りには軸流式の羽根車
を設けるとともにこの羽根車の外側を囲む円筒状の周壁
の吸込側は曲管により前記吸込口に連通させ、前記周壁
の吐出側開口に対向するケーシング内側には、この開口
から吐出される水を外方へ反転させて気液分離室内へ導
くための半円状横断面の環状導水路を形成した自吸式軸
流ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10893180U JPS5842632Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | 自吸式軸流ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10893180U JPS5842632Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | 自吸式軸流ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5731596U JPS5731596U (ja) | 1982-02-19 |
| JPS5842632Y2 true JPS5842632Y2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=29470143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10893180U Expired JPS5842632Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 | 自吸式軸流ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842632Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10893180U patent/JPS5842632Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5731596U (ja) | 1982-02-19 |
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