JP3177750B2 - インペラーポンプ - Google Patents
インペラーポンプInfo
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- JP3177750B2 JP3177750B2 JP06103592A JP6103592A JP3177750B2 JP 3177750 B2 JP3177750 B2 JP 3177750B2 JP 06103592 A JP06103592 A JP 06103592A JP 6103592 A JP6103592 A JP 6103592A JP 3177750 B2 JP3177750 B2 JP 3177750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- impeller
- port
- suction port
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
を供給する際に利用するインペラーポンプに関するもの
である。
湯を供給するために用いられるインペラーポンプは、図
4に示すように給湯装置の容器20の底に穴を設け、こ
れにポンプの吸入口を接続して使用される。即ち図にお
いて、21はポンプのケース、22はポンプ室23と駆
動部24とを気密に仕切る仕切り板、25は支持部材2
6により支持されている軸、27は、軸15に対し回転
可能に設けられているインペラーとマグネットの固定部
材、28は固定部材27と一体に回転するインペラー、
29は固定部材27と一体に回転する従動マグネットで
以上はポンプ室23内に配置されている。30は駆動部
24内に設けられた駆動マグネットでモーター31によ
り回転される。
よって駆動マグネット30を回転させ、駆動マグネット
30と従動マグネット29との磁気的結合によって従動
マグネット29を回転させ、これによってインペラー2
8が回転してポンプとして働く。このポンプの働きによ
って、容器20内の湯は吸引され、吸入口32より吸入
され吐出口33より吐出されて供給される。
り高温の湯を供給する際に泡が発生する。特にインペラ
ー28の回転中心付近は他に比べて気圧が低くなるた
め、発生した泡はここに集まりそのため吸入口32を塞
いで湯が流れにくくなりこれによって給湯能力が著しく
低下し給湯不能となることもある。
湯能力の低下することのないインペラーポンプを提供す
ることを目的とするものである。
プは、ポンプ室内に回転可能に配置されたインペラーの
回転軸線上付近に設けられている吸入口に隔壁をへだて
て導通口を更に設けたもので、これによってポンプ室内
に発生した気泡をこの導通口より容器内に逃がしてポン
プ室内特に吸入口に気泡が存在しないようにしてポンプ
能力の低下を防止している。
壁をへだてて同心円状に形成してもよい。
ば、導通口の気泡を逃がす部分の面積が広くなるため効
果的である。
よりその先端が容器に近づくようにすれば、気泡が容器
内に逃げやすい。
面をもとに説明する。
実施例で、(A)は断面図、(B)は(A)図のB−B
の断面図である。これら図において、1はケース、2は
ポンプ室3と駆動部4とを気密に仕切る仕切り板、5は
支持軸、6は支持部材、7は固定部材、8はインペラ
ー、9は従動マグネット、10はコイル、11は整流
子、19’は整流子を回転させる為等に用いられる補助
マグネットである。この実施例のポンプは、整流子11
を介してコイル10に通電し、コイル10の通電方向の
切り換えによる磁場の変化により、この磁場とマグネッ
ト9との作用からマグネット9が回転されこれと一体に
インペラーが回転されポンプ作用が行なわれる。つまり
以上のような構成によりインペラーポンプを形成する。
このようなインペラーポンプは、容器20の底部に配置
されていて、吸入口12より容器内の液体(湯)を吸入
して吐出口13より吐出しパイプ14を通って供給され
る。
りに隔壁16をはさんで導通口15を更に設け、この導
通口の外壁部17を容器20とその底部において連結し
た構成にした点で従来のものと異なっている。
に、導通口15を形成した場合、コイルに通電してポン
プを働かせた時、インペラーの回転によりその回転軸の
付近の圧力は低下する。これによって吸入口12の流速
は大になり導通口15の流速は小になる。したがって浮
力により上昇して行くポンプ室内の気泡は、流速が小で
ある導通口15より上昇して容器へ移動する。
インペラーポンプによれば、流入口12に気泡が集まっ
て液体の流れを阻害し、これによって給湯能力が低下す
ることはない。
同様に(A)は全体の断面図、(B)はB−Bの部分の
断面図である。この実施例は、導通口18を流入口12
に対して偏芯させたもので、更にインペラーポンプとし
て図4に示すような、磁気結合を利用してインペラ−を
回転させるインペラ−ポンプを用いている。即ち図2に
おいて、1はケース、2はポンプ室3と駆動部4とを気
密に仕切る仕切り板、5は支持軸、6は支持部材、7は
固定部材、8はインペラー、9は従動マグネット、19
は駆動マグネット、35はモーターである。
入口12のまわりの比較的間隙の小さいリング状である
のに対し、この第2の実施例はリング状ではないため同
一の断面積であっても間隔の広い気泡の通りやすい形状
となっている。したがって容器へ気泡を逃す効果は大で
ある。
付近を示した断面図で、ポンプとしては第1の実施例又
は第2の実施例と同じインペラーポンプが用いられる。
この実施例は、吸入口12と導通口18との境の隔壁1
6の長さを大にしてある。したがって吸入口12および
導通口18の先端が容器20の底面の近く又は底面上に
位置することになり、導通口18を通った気泡は、導通
口18から直接容器20内に入り、それだけ気泡の吐出
が容易になり、又気泡による容器内からの流体の流れを
全く阻害しないため極めて効果的である。
付近又は容器内に達するようにして気泡を更に容易に逃
がし得るようにする手段は、実施例2に示す構成のもの
にも適用し得る。又、実施例1においてはコイルを用い
たインペラ−ポンプが、実施例2においてはマグネット
とマグネットの磁気結合を利用したインペラ−ポンプが
用いられているが、逆に、吸入口の構造が実施例1のタ
イプに図2に示す様な構造のインペラ−ポンプを、吸入
口の構造が実施例2のタイプに図1に示す様なインペラ
−ポンプを用いても良い。更に他の構造のインペラ−ポ
ンプを用いることも可能である。
外周に導通口を設けたことによりここから気泡を逃がし
得てポンプによる給湯能力の低下等のおそれがない。
示す図
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプ室内に回転可能に設けたインペ
ラーの回転により前記ポンプ室の前記インペラーの回転
軸線上付近に配置され液体を収納する容器に接続される
吸入口より吸入し吐出口より吐出して液体を供給するポ
ンプにおいて、前記吸入口の外周部分に隔壁をへだてて
ポンプ内で発生した気泡を前記容器内に導く導通口を設
けたことを特徴とするインペラーポンプ。 - 【請求項2】 前記導通口を前記吸入口に対し偏心さ
せ配置したことを特徴とする請求項1のインペラーポン
プ。 - 【請求項3】 吸入口の隔壁を導通口の外壁よりも長
くしたことを特徴とする請求項1又は2のインペラーポ
ンプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103592A JP3177750B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | インペラーポンプ |
DE4305023A DE4305023C2 (de) | 1992-02-18 | 1993-02-18 | Flügelradpumpe |
US08/019,260 US5314302A (en) | 1992-02-18 | 1993-02-18 | Centrifugal pump for supplying hot liquid from a container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06103592A JP3177750B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | インペラーポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617785A JPH0617785A (ja) | 1994-01-25 |
JP3177750B2 true JP3177750B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=13159625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06103592A Expired - Lifetime JP3177750B2 (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | インペラーポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177750B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105917121B (zh) | 2013-12-27 | 2019-01-01 | 株式会社岩城 | 磁泵 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP06103592A patent/JP3177750B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0617785A (ja) | 1994-01-25 |
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