JPS6042240Y2 - ポンプ - Google Patents
ポンプInfo
- Publication number
- JPS6042240Y2 JPS6042240Y2 JP15286181U JP15286181U JPS6042240Y2 JP S6042240 Y2 JPS6042240 Y2 JP S6042240Y2 JP 15286181 U JP15286181 U JP 15286181U JP 15286181 U JP15286181 U JP 15286181U JP S6042240 Y2 JPS6042240 Y2 JP S6042240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inducer
- pump
- casing
- sleeve
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はポンプ特に主羽根車の上流側にインデューサ
ーを装備したポンプに関する。
ーを装備したポンプに関する。
ポンプ等の水力装置において、流体の吸込性能を著じる
しく高めるために軸流のインデューサーが使用されてい
る。
しく高めるために軸流のインデューサーが使用されてい
る。
しかしながらインデューサーの設計流量は主羽根の流量
より大となし、インデューサー自身は低流量領域で運転
されているので、消費動力が大きいこと、゛小流量領域
での逆流により流れが不安定になること、キャビテーシ
ョンが発生すること等の問題点があった。
より大となし、インデューサー自身は低流量領域で運転
されているので、消費動力が大きいこと、゛小流量領域
での逆流により流れが不安定になること、キャビテーシ
ョンが発生すること等の問題点があった。
そこでポンプの主羽根車の前にインデューサーを有する
ポンプにおいて、主羽根車とインデューサーの間と、吸
込側上流とを、側流路で結び、流体を戻すことが考えら
れたが、従来のポンプではこの流体の戻りのための側流
路をケーシング中に穿設するか、又はケーシングの外に
別な配管を設けていた。
ポンプにおいて、主羽根車とインデューサーの間と、吸
込側上流とを、側流路で結び、流体を戻すことが考えら
れたが、従来のポンプではこの流体の戻りのための側流
路をケーシング中に穿設するか、又はケーシングの外に
別な配管を設けていた。
しかし戻り管をケーシング中に穿設したものでは製作に
手間がかかり、又別配管を用いたものでは構造が大きく
なるという不都合が生ずる。
手間がかかり、又別配管を用いたものでは構造が大きく
なるという不都合が生ずる。
又何れの場合でも戻り流路の数が少数でもあれば、流れ
に偏りが生じ、ポンプ性能上好ましくなく、多数の戻り
流路の形成する必要があり、構造も製作も複雑化せざる
を得ない欠点があった。
に偏りが生じ、ポンプ性能上好ましくなく、多数の戻り
流路の形成する必要があり、構造も製作も複雑化せざる
を得ない欠点があった。
この考案はこれらの欠点を解消しようとするもので主羽
根車の上流側のインデューサーの外周のケーシングに円
筒状のスリーブを嵌装し、スリーブの外壁とケーシング
内壁とによりバイパス流路を形成したものである。
根車の上流側のインデューサーの外周のケーシングに円
筒状のスリーブを嵌装し、スリーブの外壁とケーシング
内壁とによりバイパス流路を形成したものである。
図について説明すれば第1図はインデューサーを備えた
遠心ポンプの一例を示す側断面図であって、図示の多段
遠心ポンプにおいては駆動軸1は最上端のカップリング
19によって電動機(図示しない)と直結している。
遠心ポンプの一例を示す側断面図であって、図示の多段
遠心ポンプにおいては駆動軸1は最上端のカップリング
19によって電動機(図示しない)と直結している。
軸1の任意の段数の主羽根2、・・・・・・が取りつけ
られ、主羽根の上流側にはインデューサー3が取りつけ
られている。
られ、主羽根の上流側にはインデューサー3が取りつけ
られている。
図で11は下部スリーブ、12は下部ブリツシュ、15
はガイド羽根、18はバーレルを夫々示している。
はガイド羽根、18はバーレルを夫々示している。
ポンプは、図の矢印F1で示す如くバーレル18の上部
にあいた吸入口16から流体を吸入し、流体はバーレル
とポンプのケーシングとの間を下降して流れ、下端の吸
入端20から反転してポンプに入り、インデューサー3
、羽根車2、・・・・・・を経て上昇し、吐出口17か
ら出てゆく。
にあいた吸入口16から流体を吸入し、流体はバーレル
とポンプのケーシングとの間を下降して流れ、下端の吸
入端20から反転してポンプに入り、インデューサー3
、羽根車2、・・・・・・を経て上昇し、吐出口17か
ら出てゆく。
(F2で示す。
)第2図はこの考案のポンプの吸入端20から第1段の
主羽根までの部分を拡大して側断面図で示したもので、
駆動軸1に第1段羽根車2及びインデューサーが取りつ
けられている。
主羽根までの部分を拡大して側断面図で示したもので、
駆動軸1に第1段羽根車2及びインデューサーが取りつ
けられている。
インデューサーの外周の下ケーシング9に円筒状のスリ
ーブ4が嵌装され、スリーブ外壁と下ケーシングの内壁
との間にバイパス流路7が形成されている。
ーブ4が嵌装され、スリーブ外壁と下ケーシングの内壁
との間にバイパス流路7が形成されている。
第3図はスリーブ4の側面図であって、それから判るよ
うにスリーブ4には主羽根側に入口用の切欠5、上流側
には戻り孔6、・・・・・・が設けられている。
うにスリーブ4には主羽根側に入口用の切欠5、上流側
には戻り孔6、・・・・・・が設けられている。
したがってインデューサーを通過した流体は一部は主羽
根2に入り、残部はバイパス流路7を経て上流に戻る。
根2に入り、残部はバイパス流路7を経て上流に戻る。
図で8は中ケーシング、10は下部ケーシング9の上流
部分に形成された絞り板、11は下部スリーブ、12は
下部ブツシュ、13は吸入ロスチーである。
部分に形成された絞り板、11は下部スリーブ、12は
下部ブツシュ、13は吸入ロスチーである。
絞り板10には多数の開口14があり、流体はその開口
を通過する。
を通過する。
この絞り板の存在によって、この部分に渦が発生するの
が避けられ、ポンプの騒音や振動の発生を防止すること
ができる。
が避けられ、ポンプの騒音や振動の発生を防止すること
ができる。
この考案は以上のような構成であって、インデューサー
の外周のケーシングに円筒状のスリーブを嵌装して、ス
リーブの外壁とケーシングの内壁との間でバイパス流路
を形成するようにしているので、バイパス流路をケーシ
ング中に穿設したり、別な配管を用うるのもに比して製
作が簡単でポンプを小型化し、又流体をスリーブ外壁を
全周に亘って均一に流すことができ、かつスリーブの外
径を適当に選択することにより、戻り量を自由に変える
ことができる等、幾多の利点を有するポンプを得ること
ができたものである。
の外周のケーシングに円筒状のスリーブを嵌装して、ス
リーブの外壁とケーシングの内壁との間でバイパス流路
を形成するようにしているので、バイパス流路をケーシ
ング中に穿設したり、別な配管を用うるのもに比して製
作が簡単でポンプを小型化し、又流体をスリーブ外壁を
全周に亘って均一に流すことができ、かつスリーブの外
径を適当に選択することにより、戻り量を自由に変える
ことができる等、幾多の利点を有するポンプを得ること
ができたものである。
第1図はインデューサーを備えたポンプの一例の側面図
、第2図はこの考案のポンプの側断面図、第3図はスリ
ーブの側面図を夫々示す。 符号の説明、1・・・・・・駆動軸、2・・・・・・主
羽根、3・・・・・・インデューサー、4・・・・・・
スリーブ、5・・・・・・入口用切欠、6・・・・・・
戻り孔、7・・・・・・バイパス流路、8・・・・・・
中ケーシング、9・・・・・・下ケーシング、1゜・・
・・・・絞り板、11・・・・・・下部スリーブ、12
・聞・下部ブツシュ、13・・・・・・吸入ロスチー、
14・・・・・・孔、15・・・・・・ガイド羽根、1
6・・・・・・吸入口、17・・・・・・吐出口、18
・・・・・・バーレル、19・・・・・・カップリング
、20・・・・・・吸入端。
、第2図はこの考案のポンプの側断面図、第3図はスリ
ーブの側面図を夫々示す。 符号の説明、1・・・・・・駆動軸、2・・・・・・主
羽根、3・・・・・・インデューサー、4・・・・・・
スリーブ、5・・・・・・入口用切欠、6・・・・・・
戻り孔、7・・・・・・バイパス流路、8・・・・・・
中ケーシング、9・・・・・・下ケーシング、1゜・・
・・・・絞り板、11・・・・・・下部スリーブ、12
・聞・下部ブツシュ、13・・・・・・吸入ロスチー、
14・・・・・・孔、15・・・・・・ガイド羽根、1
6・・・・・・吸入口、17・・・・・・吐出口、18
・・・・・・バーレル、19・・・・・・カップリング
、20・・・・・・吸入端。
Claims (1)
- 主羽根車の上流側にインデューサーを備えたポンプにお
いて、インデューサー外周のケーシングの円筒状のスリ
ーブが嵌装され、スリーブの外壁とケーシング内壁とに
よりバイパス流路が形成され、そのバイパス流路はイン
デューサーの前部および後部の流路に開口していること
を特徴とするポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15286181U JPS6042240Y2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15286181U JPS6042240Y2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857600U JPS5857600U (ja) | 1983-04-19 |
JPS6042240Y2 true JPS6042240Y2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=29945499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15286181U Expired JPS6042240Y2 (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042240Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643839Y2 (ja) * | 1984-08-31 | 1989-02-01 | ||
JP5458356B2 (ja) * | 2009-10-07 | 2014-04-02 | 日本機械工業株式会社 | 2段バランス式消防用ポンプ |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP15286181U patent/JPS6042240Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857600U (ja) | 1983-04-19 |
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