JP2012017719A - ドレンポンプ - Google Patents

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Abstract


【課題】 効率が良くて騒音も小さいものとする。
【解決手段】 下端に吸入口を、上部外周面に吐出口を備えた漏斗状のハウジング2と、該ハウジング内に配されて回転駆動される羽根車1とからなる。上記羽根車1は、裁頭逆円錐状のカップ11の中心に回転軸部10を設けるとともに、カップの内周面と回転軸部外周面との間に複数枚の羽根12を架設したもので、上記羽根12は、その外周側が逆円錐状のカップ内面の軸方向全長にわたってつながり、内周側が回転軸部の下部側にのみつながった後退翼形状であり、回転軸部の上部外周面と羽根及びカップの上部内周との間に羽根によって区画されていない環状空間16を形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドレンポンプ、殊に空気調和装置におけるドレン水の排出に用いられる自吸式非容積型回転ポンプとしてのドレンポンプに関するものである。
空気調和装置用のドレンポンプとして、図3に示すように、下端部に吸入口21を備えるとともに上部外周面に吐出口22を備えた漏斗状のハウジング2内に回転駆動される羽根車1を配した遠心ポンプ型のものがある。
ハウジング2の上端開口を閉じるカバーハウジング4上に設置したモータ3で駆動される羽根車1は、裁頭逆円錐状で上下端が共に開口しているカップ11と、該カップ11の中心に位置する回転軸部10と、上記カップ11の内周面と上記回転軸部11外周面との間に架設された複数枚の羽根12と、回転軸部10におけるカップ11よりも下方に突出する部分の外周面に設けた補助羽根13とからなり、カップ11の下端部には吸い込み用開口14が形成されている。羽根12によって内周側が複数室に区画されたものとなっている上記カップ11は、大径側である上部外周面から周壁15が立ち上がっており、周壁15の上端はハウジング2における吐出口22よりも高い位置にある。
吸い込み口21を水面下に沈めた状態でモータ3によって羽根車1を回転させたならば、羽根車1の回転で水は遠心力によって上方に持ち上げられ、周壁15を乗り越えて吐出口22に送られる。ここで、羽根12の外周端をつなぐ周壁15及びカップ11は、気泡の発生を低減して気泡が原因となる騒音の発生を抑えるとともに、ポンプを停止させた時の急激な水落ちを防ぐ。
ところで、近年の家庭用空気調和装置においては、結露水として生じるドレン水を速く排出する能力に加えて、きわめて高い静音性が求められており、カップ11内の空間を羽根12で複数室に区画した形態となっている上記のものにおいても、特許文献1などで示される騒音防止構成を設けたものが提案されているが、効率の良さと騒音の低減との双方を共に満足できるものとはなっていない。
特開2004−060463号公報
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、効率が良くて騒音も小さいドレンポンプを提供することを課題とするものである。
本発明に係るドレンポンプは、小径となっている下端に吸入口を、大径となっている上部外周面に吐出口を備えた漏斗状のハウジングと、該ハウジング内に配されて回転駆動される羽根車とからなり、上記羽根車は、外周面が上記ハウジング内面と所定間隔で対向する裁頭逆円錐状のカップの中心に回転軸部を設けるとともに、上記カップの内周面と上記回転軸部外周面との間に複数枚の羽根を架設したもので、上下端が共に開口している上記カップは、小径側である下端開口を吸い込み用開口とするものであり、上記回転軸部の軸回りに等間隔で設けられている上記羽根は、その外周側が逆円錐状の上記カップ内面の軸方向全長にわたってつながっているとともに、内周側が回転軸部の下部側にのみつながった後退翼形状のもので、回転軸部の上部外周面と羽根及びカップの上部内周との間に羽根によって区画されていない環状空間を形成していることに特徴を有している。
上記羽根は回転軸部に対して螺旋状であることが羽根車の回転による水流音の低減の点で好ましい。
また、上記吐出口は、ハウジングにおける逆円錐状カップが内周に位置するところに設けられていると、ポンプ停止時や吐出側の配管抵抗が高い場合に逆流する逆流水をスムーズに吸入口側に流すことができる。
さらに上記吐出口は、漏斗状ハウジングにおける逆円錐状カップ外周面と定間隔で対向するところに設けられていることが乱流の発生を防ぐことができる点で好ましい、
本発明においては、揚水した水をカップ内周面に沿って持ち上げて吐出口から吐出することができるものであり、しかも羽根及びカップの上部側の部分の内周側には、羽根で区画されていなくて滞留バッファとして機能することになる環状空間があるために、羽根車の回転による水流音を低減することができる。
本発明の実施の形態の一例の断面図である。 同上の羽根車の平面図である。 従来例の断面図である。 同上の羽根車の平面図である。
本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1に示すように、このドレンポンプは、下端部に吸入口21を備えるとともに上部外周面に吐出口22を備えた漏斗状のハウジング2内にモータ3によって回転駆動される羽根車1を配した自吸式非容積型回転ポンプ(遠心ポンプ)型のもので、ハウジング2の上端開口を閉じるカバーハウジング4上に羽根車1の駆動用のモータ3を配してある。
なお、図3に示した従来例のハウジングの傾斜角αが20°程度であるものに対して、ここで示す漏斗状ハウジング2は、その傾斜角αが45°以上(図示例は55°)の角度を有するものとしてある。
羽根車1は、上記モータ3の出力軸に直結される回転軸部10と、周方向において等間隔に設けられた複数枚の羽根12と、裁頭逆円錐状で上下端が共に開口しているカップ11とからなるもので、カップ11の下方開口が吸い込み用開口14となっている。また、この羽根車1は、前記従来例のような補助羽根13を有しておらず、ハウジング2も逆円錐状の部分のみを有して、逆円錐の頂部に吸入口21が開口するものとなっている。
さらに羽根車1における羽根12であるが、従来の三角翼形状ではなく、カップ11が有している傾斜角とほぼ同じ角度の後退角を有する後退翼形状となっており、外周側がカップ11の軸方向の全長においてつながっているのに対して、内周側の回転軸部10との接続部は回転軸部10の下端側においてのみ繋がっている。このために、回転軸部10の上部側の周囲は、羽根12によって区画されていない環状空間16が存在している。また、ここでの羽根12は、図2に示すように、軸方向から見て螺旋を描くものとなっている。
このほか、カップ11の上部縁からは前記従来例のような周壁を立設することはせずに、逆円錐状の部分が吐出口22よりも上方にくるようにしており、また、羽根12の上端はカップ11上端よりもさらに高さdだけ上方にくるようにしている。
ハウジング1の下部を水面下に沈めた状態で、モータ3による駆動で羽根車1を回転させたならば、吸入口21から吸い込み用開口14を通じて水がカップ11内に入るとともに、羽根12によって押されることで遠心力が加えられる水はカップ11内周面に沿って上方へ移動してカップ11の縁を乗り越え、ハウジング2の吐出口22を経て外部に排出される。
ここで、吸入口21の径D1よりも羽根車1の吸い込み用開口14の径D2を小さく(D1>D2)しているために、吸入口21から吸い込み用開口14へ水をスムーズに吸い込むことができ、流水音を低減することができる。なお、径D1と径D2とは、10:9程度の比率を持つものとするのが好ましい。
また羽根車1内に入った水は、カップ11内周面に沿って上方へ移動するものであり、また羽根12間の空間は回転軸部10回りの環状空間16に連続しており、しかも環状空間16は羽根12によって区画されていないために、前記環状空間16は滞留バッファとして機能するものであり、従って気泡をスムーズに排出することができる上に、羽根12による水切り音を低減することができる。
そしてカップ11内周面に沿って上昇する水は、カップ11の上端から従来のような周壁が立ち上がっていないために、カップ11の縁を乗り越えるのに障壁となるものが存在せず、せき止められることなくカップ11の外に飛び出すものであり、しかも羽根12の上端はカップ12の縁よりも高さdだけ高くなっているために、カップ11の縁を乗り越えた水は遠心力で外周方向に飛び出す。従って効率良く吐出口22へと水を送り出すことができる。
加えるに、羽根12は軸方向から見て螺旋状としてあるために、羽根車1の回転に対して外周部の水切りを滑らかにすることができ、水流音を低減することができる。
そして、ポンプ停止時や、吐水側の配管抵抗が高い場合、吐出口22から水が逆流することになるが、この逆流水は、カップ11の上端が吐出口22よりも高いために、図にも示すように、逆円錐状のカップ11の外周面と、同じく逆円錐状のハウジング2内周面との間の空隙を通じて吸入口21側に戻るものであり、殊に、逆円錐状カップ11の外周面と、同じく逆円錐状のハウジング2内周面との間の空隙は一定寸法となるように両者の傾斜角度を同じとしていることや、ハウジング2内周面における吐出口22の開口を、カップ11外周面と対向する逆円錐状のところに設けているために、逆流時の水流音も低減することができる。
ちなみに、逆円錐状のカップ11の外周面と、同じく逆円錐状のハウジング2内周面との間の空隙は、前記径D1の1/10程度の寸法とするのが好ましい。羽根11の上端のカップ11上端からの突出量dも、やはり前記径D1の1/10程度の寸法とするのが好ましい。
1 羽根車
2 ハウジング
3 モータ
4 カバーハウジング
10 回転軸部
11 カップ
12 羽根
14 吸い込み用開口
16 環状空間
21 吸入口
22 吐出口

Claims (4)

  1. 小径となっている下端に吸入口を、大径となっている上部外周面に吐出口を備えた漏斗状のハウジングと、該ハウジング内に配されて回転駆動される羽根車とからなり、
    上記羽根車は、外周面が上記ハウジング内面と所定間隔で対向する裁頭逆円錐状のカップの中心に回転軸部を設けるとともに、上記カップの内周面と上記回転軸部外周面との間に複数枚の羽根を架設したもので、上下端が共に開口している上記カップは、小径側である下端開口を吸い込み用開口とするものであり、
    上記回転軸部の軸回りに等間隔で設けられている上記羽根は、その外周側が逆円錐状の上記カップ内面の軸方向全長にわたってつながっているとともに、内周側が回転軸部の下部側にのみつながった後退翼形状のもので、回転軸部の上部外周面と羽根及びカップの上部内周との間に羽根によって区画されていない環状空間を形成していることを特徴とするドレンポンプ。
  2. 上記羽根は回転軸部に対して螺旋状であることを特徴とする請求項1記載のドレンポンプ。
  3. 上記吐出口は、ハウジングにおける逆円錐状カップが内周に位置するところに設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のドレンポンプ。
  4. 上記吐出口は、漏斗状ハウジングにおける逆円錐状カップ外周面と定間隔で対向するところに設けられていることを特徴とする請求項3記載のドレンポンプ。
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