JPS6033357Y2 - 水中サンドポンプ - Google Patents
水中サンドポンプInfo
- Publication number
- JPS6033357Y2 JPS6033357Y2 JP3122581U JP3122581U JPS6033357Y2 JP S6033357 Y2 JPS6033357 Y2 JP S6033357Y2 JP 3122581 U JP3122581 U JP 3122581U JP 3122581 U JP3122581 U JP 3122581U JP S6033357 Y2 JPS6033357 Y2 JP S6033357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- stirring blade
- motor
- pump casing
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、下部に撹乱羽根を有する水中サンドポンプに
関する。
関する。
従来の水中サンドポンプは、水底の土砂を撹乱、巻き上
げる撹乱羽根と、巻き上げられた土砂を水とともに吸引
するインペラーを内蔵するポンプケーシングよりなるも
のであったが、撹乱羽根とインペラーの吸込口が近接し
ていたため、撹乱羽根による下方への水流と、インペラ
ーによる上昇流とが相互に干渉し合って効率の悪いもの
であった。
げる撹乱羽根と、巻き上げられた土砂を水とともに吸引
するインペラーを内蔵するポンプケーシングよりなるも
のであったが、撹乱羽根とインペラーの吸込口が近接し
ていたため、撹乱羽根による下方への水流と、インペラ
ーによる上昇流とが相互に干渉し合って効率の悪いもの
であった。
この欠点を解決するため、実公昭51−38005号公
報に記載のような、吸込口と撹乱羽根の間の外周に多孔
質のストレーナを配設し、そのストレーナの下端に撹乱
羽根の外径と同程度を円形切欠部を設け、その円形切欠
部に遊嵌する傘部を撹乱羽根の駆動軸に取付けた水中サ
ンドポンプが開発されている。
報に記載のような、吸込口と撹乱羽根の間の外周に多孔
質のストレーナを配設し、そのストレーナの下端に撹乱
羽根の外径と同程度を円形切欠部を設け、その円形切欠
部に遊嵌する傘部を撹乱羽根の駆動軸に取付けた水中サ
ンドポンプが開発されている。
この撹乱羽根上に傘部を有する水中サンドポンプは、土
砂水流の流れを撹乱流とストレーナに吸引される上昇水
流とに分離し、相互の干渉を減少することができる。
砂水流の流れを撹乱流とストレーナに吸引される上昇水
流とに分離し、相互の干渉を減少することができる。
しかし、撹乱羽根と傘部とが垂直方向に相互に離れてい
るため、その間隙部に運転中真空部分が生じ、いわゆる
キャビテーションにより振動や気泡が発生し、さらに土
砂中の小石などがシャフトに衝突して装置の傷みも激し
く、さらに、サンドポンプとしての効率も十分なもので
はなかった。
るため、その間隙部に運転中真空部分が生じ、いわゆる
キャビテーションにより振動や気泡が発生し、さらに土
砂中の小石などがシャフトに衝突して装置の傷みも激し
く、さらに、サンドポンプとしての効率も十分なもので
はなかった。
本考案は、上記問題点を解決することができる水中サン
ドポンプを提供することを目的とする。
ドポンプを提供することを目的とする。
以下、添付図に示す実施例に基づいて、上記問題点を解
決するための手段を具体的に説明する。
決するための手段を具体的に説明する。
第1図において、水中サンドポンプ1が水底2上に垂直
状態に立設されている。
状態に立設されている。
かかる水中サンドポンプ1は、水底2上に支持枠4によ
って支持した長尺のポンプケーシング3と、ポンプケー
シング3と支持枠4間に介設した多孔質かつ筒状のスト
レーナ5と、ポンプケーシング3内に内蔵されたモータ
6と、モータ6の駆動軸8に固着した撹乱羽根7と、駆
動軸8に固着したインペラー9と、一端を水中サンドポ
ンプ1の上端と連通連結した土砂搬送ダクト10とから
構成される。
って支持した長尺のポンプケーシング3と、ポンプケー
シング3と支持枠4間に介設した多孔質かつ筒状のスト
レーナ5と、ポンプケーシング3内に内蔵されたモータ
6と、モータ6の駆動軸8に固着した撹乱羽根7と、駆
動軸8に固着したインペラー9と、一端を水中サンドポ
ンプ1の上端と連通連結した土砂搬送ダクト10とから
構成される。
第2図に水中サンドポンプ1の下部構造が示されており
、図示するように、サンド攪乱流と、サンド吸引流は、
それぞれ、モータ6の駆動軸8が回転した際、撹乱羽根
7とインペラー9とによって発生する。
、図示するように、サンド攪乱流と、サンド吸引流は、
それぞれ、モータ6の駆動軸8が回転した際、撹乱羽根
7とインペラー9とによって発生する。
図中、9aはインペラー9の下部に形成した吸引開口で
ある。
ある。
多孔質かつ筒状のストレーナ5は、下端に、同様に多孔
質の水平端板11を有している。
質の水平端板11を有している。
水平端板11は撹乱羽根7が貫通可能な円形開口12を
有している。
有している。
第2図及び第3図から明らかなように、撹乱羽根7は、
円形開口12の直下に配設されており、截頭円錐体Ia
z同円錐体7aの周壁に半径方向に取付けた複数の羽根
7bと、撹乱羽根7を駆動軸8の下端に固着する連結用
ボス7cとから構成される。
円形開口12の直下に配設されており、截頭円錐体Ia
z同円錐体7aの周壁に半径方向に取付けた複数の羽根
7bと、撹乱羽根7を駆動軸8の下端に固着する連結用
ボス7cとから構成される。
また、第2図及び第3図において、13は、截頭円錐体
7aの上端に一体的にかつ連続して取りつけた水流分離
用の切欠円板であり、同切欠円板13は円形開口12内
に配設されている。
7aの上端に一体的にかつ連続して取りつけた水流分離
用の切欠円板であり、同切欠円板13は円形開口12内
に配設されている。
かかる切欠円板13は、円周方向に配設した複数の扇状
水平板13aを撹乱羽根7の羽根7bの上端間に配設し
、かつ、その両端に空隙13bを形成することによって
構成している。
水平板13aを撹乱羽根7の羽根7bの上端間に配設し
、かつ、その両端に空隙13bを形成することによって
構成している。
さらに、切欠円板13は、円形開口12の直径と略等し
い直径を有している。
い直径を有している。
上記構成において、撹乱羽根7と切欠円板13間には垂
直方向の間隙がなく、これより、同間隙の存在に起因す
るキャビテーションの発生を未然に防止できる。
直方向の間隙がなく、これより、同間隙の存在に起因す
るキャビテーションの発生を未然に防止できる。
また、空隙13bを通して水平端板11の上下空間の水
を少量連通することができ、これもキャビテーションの
防止に寄与する。
を少量連通することができ、これもキャビテーションの
防止に寄与する。
ついで、上記構成を有する水中サンドポンプを用いた土
砂採取作業について説明する。
砂採取作業について説明する。
モータ6の駆動軸8の回転により撹乱羽根7及びインペ
ラー9が開時に回転し、水が第2図の矢印に示すように
流れ、まず水底の土砂を巻き上げる。
ラー9が開時に回転し、水が第2図の矢印に示すように
流れ、まず水底の土砂を巻き上げる。
しかるに、切欠円板13はその回転によって円形開口1
2を水が貫流するのを防止し、これによって土砂を含ん
だ水はインペラー9の作動によりポンプケーシング3内
にストレーナ5を通して吸引され、その後、土砂搬送ダ
クト10を通して所要の個所まで搬送される。
2を水が貫流するのを防止し、これによって土砂を含ん
だ水はインペラー9の作動によりポンプケーシング3内
にストレーナ5を通して吸引され、その後、土砂搬送ダ
クト10を通して所要の個所まで搬送される。
以上述べてきたごとく、本考案は、以下の効果を奏する
。
。
イ 水流分離用の切欠円板を撹乱羽根の上部に一定的か
つ連続して連結し、かつ切欠円板の周縁に水平端板の上
下空間を連結する空隙を設けたので、水流はキャビテー
ションを発生することなく円滑に流れて、振動や気泡が
発生したり、小石が駆動軸に衝突して装置を傷めること
を防止できる。
つ連続して連結し、かつ切欠円板の周縁に水平端板の上
下空間を連結する空隙を設けたので、水流はキャビテー
ションを発生することなく円滑に流れて、振動や気泡が
発生したり、小石が駆動軸に衝突して装置を傷めること
を防止できる。
従って、装置の寿命を伸ばすことができる。
口 上記キャビテーションの発生を防止することができ
るので、水流が円滑になり、吸引効率を向上することが
できる。
るので、水流が円滑になり、吸引効率を向上することが
できる。
第1図は本考案にかかる水中サンドポンプの垂直正面図
、第2図は上記水中サンドポンプの下部の断面正面図、
第3図は撹乱羽根の斜視図である。 図中、1:水中サンドポンプ、2:水底、3:ポンプケ
ーシング、4:支持枠、5ニストレーナ、6:モータ、
7:撹乱羽根、7a:截頭円錐体、7b:羽根、7c:
連結用ボス、8:駆動軸、9:インペラー、10:土砂
搬送ダクト、11:水平端板、12:円形開口、13:
切欠円板、13a:扇状水平板、13b:空隙。
、第2図は上記水中サンドポンプの下部の断面正面図、
第3図は撹乱羽根の斜視図である。 図中、1:水中サンドポンプ、2:水底、3:ポンプケ
ーシング、4:支持枠、5ニストレーナ、6:モータ、
7:撹乱羽根、7a:截頭円錐体、7b:羽根、7c:
連結用ボス、8:駆動軸、9:インペラー、10:土砂
搬送ダクト、11:水平端板、12:円形開口、13:
切欠円板、13a:扇状水平板、13b:空隙。
Claims (1)
- ポンプケーシング3と、ポンプケーシング3内に配設し
、ポンプケーシング3の底部から下方に伸延する駆動軸
8を有するモータ6と、同モータ6の下端に取付け、か
つ駆動軸8に固着した截頭円錐体7a及び同截頭円錐体
7aの周面に放射状に設けた羽根7bとからなる撹乱羽
根7と、截頭円錐体7aから上方に距離を開けた位置で
駆動軸8に固着し、かつ下面中央に吸引開口9aを有す
るインペラー9と、上記撹乱羽根7とインペラー9との
間で駆動軸8の軸線と直交する方向に配設され、かつ中
央部に円形開口12を有する水平端板11と、同吸引開
口9aと水平端板11間に介設した多孔質かつ筒状のス
トレーナ5と、撹乱羽根7の上端に一体的に取付け、か
つ円周方向に配設した複数の扇状水平板13aを両端に
空隙13bを開けて撹乱羽根7の羽根7b間に配設して
形成した切欠円板13とからなり、同切欠円板13を円
形開口12内に配設し、さらに切欠円板13の直径を、
円形開口12の直径と略等しくしたことを特徴とする水
中サンドポンプ。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122581U JPS6033357Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 水中サンドポンプ |
US06/352,619 US4456424A (en) | 1981-03-05 | 1982-02-25 | Underwater sand pump |
FR8203296A FR2501305A1 (fr) | 1981-03-05 | 1982-02-26 | Pompe a sable fonctionnant sous l'eau |
PT74525A PT74525B (en) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Under water sand pump |
DE3207648A DE3207648C2 (de) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Unterwasser-Schlamm-(oder Sand-)Pumpe |
NLAANVRAGE8200847,A NL178023C (nl) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Onder water te gebruiken pomp voorzien van een waaier en een woelorgaan. |
SE8201307A SE452180B (sv) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Undervattenssandpump |
GB8206298A GB2095751B (en) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Underwater sand pumps |
DE8205881U DE8205881U1 (de) | 1981-03-05 | 1982-03-03 | Unterwasser-Schlamm-(oder Sand-)Pumpe |
AU81102/82A AU537628B2 (en) | 1981-03-05 | 1982-03-04 | Submerged sand pump |
IT8267247A IT1155111B (it) | 1981-03-05 | 1982-03-04 | Pompa sommersa per sabbia fango torbida e simili |
CA000397570A CA1185482A (en) | 1981-03-05 | 1982-03-04 | Underwater sand pump |
ES1982271994U ES271994Y (es) | 1981-03-05 | 1982-03-04 | Una bomba submarina de arena mejorada. |
BE0/207484A BE892382A (fr) | 1981-03-05 | 1982-03-05 | Pompe a sable sous-marine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122581U JPS6033357Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 水中サンドポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144295U JPS57144295U (ja) | 1982-09-10 |
JPS6033357Y2 true JPS6033357Y2 (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=29828677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3122581U Expired JPS6033357Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 水中サンドポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033357Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-05 JP JP3122581U patent/JPS6033357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57144295U (ja) | 1982-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105864054B (zh) | 一种具有转轴的泵叶轮 | |
US4456424A (en) | Underwater sand pump | |
EP2484917B1 (en) | Anti-vortex device and double-suction vertical pump provided with the anti-vortex device | |
JP6892373B2 (ja) | 渦防止装置を備えたポンプ | |
JPS6033357Y2 (ja) | 水中サンドポンプ | |
JPS6014953Y2 (ja) | 水中サンドポンプ | |
JP4601047B2 (ja) | 撹乱ポンプ | |
KR20020024179A (ko) | 수중펌프 | |
KR101811866B1 (ko) | 교반 기능을 갖는 하부모터형 수중펌프 | |
CN220622247U (zh) | 具有排水及排污功能的泵 | |
JP3390097B2 (ja) | 補助空気・水吸引機能を有する水中ポンプ | |
JPH0979171A (ja) | 排水ポンプ | |
CN210949157U (zh) | 一种单级高扬程潜水泵 | |
JP2003328978A (ja) | 立軸ポンプ | |
KR102676773B1 (ko) | 이물질 막힘이 없는 무폐쇄형 임펠러 및 이를 구비하는 수중펌프 | |
JPS6246880Y2 (ja) | ||
WO2021241341A1 (ja) | 排水ポンプ | |
JPS6343430Y2 (ja) | ||
JPH0450475Y2 (ja) | ||
JP2556362Y2 (ja) | 立形水中ポンプ | |
JP3551765B2 (ja) | 汚泥消化タンク攪拌機の渦防止装置 | |
JPH0587084A (ja) | 水中ポンプ | |
JP2855313B2 (ja) | 水中ポンプ | |
JPH1018999A (ja) | ドレンポンプ | |
JPH068791U (ja) | 深井戸用水中モ−タポンプ |