JP3694166B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット Download PDF

Info

Publication number
JP3694166B2
JP3694166B2 JP06399998A JP6399998A JP3694166B2 JP 3694166 B2 JP3694166 B2 JP 3694166B2 JP 06399998 A JP06399998 A JP 06399998A JP 6399998 A JP6399998 A JP 6399998A JP 3694166 B2 JP3694166 B2 JP 3694166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
pressing cover
package
holding member
socket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06399998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11251026A (ja
Inventor
チョイ コンラッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
Priority to JP06399998A priority Critical patent/JP3694166B2/ja
Priority to US09/255,061 priority patent/US6213806B1/en
Publication of JPH11251026A publication Critical patent/JPH11251026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3694166B2 publication Critical patent/JP3694166B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1053Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads
    • H05K7/1061Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads co-operating by abutting
    • H05K7/1069Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads co-operating by abutting with spring contact pieces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ICパッケージを着脱自在に保持するICソケット、特に、ICパッケージの放熱を行うためのヒートシンクを容易に交換できるICソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のICソケットは、ICパッケージのバーンイン試験等の性能試験を行うために、このICパッケージを保持するようにしている。
【0003】
すなわち、このICソケットは、ICパッケージがソケット本体に載置され、このソケット本体に回動自在に取り付けられた押さえカバーを下方に回動させることにより、この押さえカバーで、そのICパッケージを上方から押さえ、ICパッケージに設けられた多数の端子を、ソケット本体側に設けられたコンタクトピンに所定の力で圧接するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、ICパッケージに当接して、このICパッケージの放熱を行うヒートシンクが設けられたものがあるが、このICパッケージの厚さやヒートシンク押付け面の大きさが変化すると、同一のヒートシンクでは確実に接触できないと共に放熱性も損なわれる、という問題がある。
【0005】
そこで、この発明は、ICパッケージの厚さやヒートシンク押付け面の大きさが変化した場合でも、ソケット本体の共用化を図った上で、そのICパッケージに応じたヒートシンクに容易に交換できるICソケットを提供することを課題としている。
【0006】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、ソケット本体に対して押さえカバーが開閉可能に設けられ、該押さえカバーを閉止することにより、前記ソケット本体に載置されたICパッケージを押圧すると共に、該押さえカバーにヒートシンクを備え、該ヒートシンクを前記ICパッケージに当接させることにより、該ICパッケージからの放熱を行うようにしたICソケットにおいて、 前記押さえカバーには、前記ソケット本体側の内面側に前記ヒートシンクが配設されるヒートシンク受け部設けられ該ヒートシンク受け部には、前記ヒートシンクに形成された複数の放熱凸部が挿入可能な複数の第1の挿入開口が形成され前記押さえカバーの内面側に、前記ヒートシンクの底面を覆う板状の保持部材着脱自在に取付けられ、該保持部材には、前記ヒートシンクに形成されて前記ICパッケージに接触する接触凸部が挿入される第2の挿入開口が形成され該保持部材の前記ヒートシンクより外側部位が、前記押さえカバーに取付けられることにより、前記ヒートシンクを前記ヒートシンク受け部と前記保持部材との間で着脱可能に挟持されて保持され、前記ヒートシンクの前記接触凸部が前記保持部材の前記第2の挿入開口から前記ICパッケージに接触可能となるICソケットとしたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記保持部材は、前記押さえカバーの閉止時に、前記ICパッケージの押圧部材を兼ねることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記保持部材に、前記押さえカバー側に突出するピンを設け、該ピンを前記押さえカバーに貫通させて突出させ、該ピンの突出した部分を該押さえカバーの外面側に設けられた抜止め手段により抜け止め固定したことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記抜止め手段は、前記ピンの前記押さえカバーより突出した部分にロックシムが係脱可能に設けられ、該ロックシムを係止することにより、該ピンを抜け止め固定するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2記載の構成に加え、前記保持部材と前記押さえカバーの少なくとも一方に、弾性変形可能な係止片を設け、他方に該係止片に係脱可能に係止される被係止部を設け、前記係止片と前記被係止部を係止させることにより、前記保持部材を前記押さえカバーに係止させるようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記押さえカバーの前記ヒートシンク受け部には、前記ヒートシンクに形成された複数の前記放熱凸部の一部のみを挿入可能となるように構成されたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0012】
[発明の実施の形態1]
図1乃至図12には、この発明の実施の形態1を示す。
【0013】
まず構成を説明すると、図中符号11はICソケットで、このICソケット11は、図11に示すようなICパッケージ12を着脱自在に保持し、このICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の端子12bを測定器(テスター)のプリント回路基板(図示省略)に電気的に接続するようにしている。
【0014】
そのICパッケージ12は、パッケージ本体12aの下面の周縁部から多数のボール状の端子12bが突出し、パッケージ本体12aの上部には放熱部12cが上方に突出して設けられている。
【0015】
一方、ICソケット11は、大略すると、ICパッケージ12が載置されるソケット本体13を有し、このソケット本体13に、回動軸14を介して押さえカバー15が回動自在に配設され、この押さえカバー15を下方に向けて回動させることにより、この押さえカバー15に取り付けられた保持部材16にて、ソケット本体13上に載置されたICパッケージ12が上方から押さえられるようになっていると共に、この押さえカバー15に前記保持部材16により取り付けられたヒートシンク17がICパッケージ12に当接されて放熱されるようになっている。
【0016】
詳しくは、そのソケット本体13には、四角形の凹所13aが形成され、この凹所13aの底面部13bに形成された多数の貫通孔13cにコンタクトピン18が挿入されている。このコンタクトピン18は、導電性を有する材料で形成され、上端部18aがフローティングプレート20の挿通孔20aに挿通されて取り付けられ、このコンタクトピン18の中間部には、弾性変形可能なバネ部18bが形成されている。かかるコンタクトピン18の上端部18aに、ICパッケージ12の端子12bが当接されるようになっている。
【0017】
なお、符号21はロケートボードで、このロケートボード21の挿通孔21aにコンタクトピン18の下端部が挿通された状態で、上下動自在に配設されている。
【0018】
一方、押さえカバー15は、基端部側が前記回動軸14によりソケット本体13に回動自在に取り付けられ、スプリング23により開成方向に付勢されている。また、この押さえカバー15の先端部側には、「ストッパー手段」としてのストッパー25が支持軸26により軸支され、この支持軸26が押さえカバー15に設けられた長孔15aに挿入されて上下動可能(回動軸14を中心とする円の接線方向に移動可能)に遊嵌されている(図5参照)。そして、このストッパー25がスプリング27により図1中反時計回りに付勢され、ソケット本体13に形成されたストッパー係止部13dに係止されるようになっている。
【0019】
また、この支持軸26は、押さえカバー15に設けられたリーフスプリング15cにより上下動したときも押さえカバー15側へ常に付勢されている(図2参照)。
【0020】
さらに、その係止状態よりも、押さえカバー15をソケット本体13に更に接近させる「近接手段」が設けられている。
【0021】
すなわち、この「近接手段」は、前記支持軸26にカム部材29が回動自在に設けられている。このカム部材29は、両側に一対設けられ、これらカム部材29にコ字状のレバー部材30が接続されている。そして、このカム部材29のカム面29aが、押さえカバー15の上面に摺接し、レバー部材30を回動させると、そのカム面29aが押さえカバー15上面を摺動することにより、押さえカバー15がソケット本体13側に更に接近させられるようになっている。
【0022】
また、この押さえカバー15には、図10に示すように、略中央部に開口部15dが形成され、この開口部15dに、略コ字状のヒートシンク受け部15eが設けられ、このヒートシンク受け部15eに第1の挿入開口である複数の挿入開口15fが形成されている。
【0023】
そして、前記開口部15d内で、前記ヒートシンク受け部15eのソケット本体13側の内面側に前記ヒートシンク17が配設されるようになっている。このヒートシンク17は、板部17aの下面にICパッケージ12の放熱部12cに当接する凸部17bが形成され、又、上面に上方に突出する多数の放熱凸部17cが形成されている。そして、これら放熱凸部17cが前記ヒートシンク受け部15eに形成された多数の挿入開口15fに挿入されている。
【0024】
さらに、前記保持部材16は、図10に示すように、四角形の板状を呈し、中央部にヒートシンク17の凸部17bが挿入される第2の挿入開口である挿入開口部16aが形成され、この開口部16aの両側に一対のピン16bが上方に向けて突設され、これらピン16bが押さえカバー15に形成された貫通孔15gに挿通されて、この貫通孔15gから上方に突出したピン16bの先端部の係止溝16cに、押さえカバー15外面側に設けられた「抜止め手段」としてのロックシム32が係脱可能に設けられている。
【0025】
このロックシム32は、図12に示すように、一対の係止片32aとこれら両係止片32aを連結する操作片32bとから略コ字状に形成され、それら一対の係止片32aにスリット32cが形成されている。このスリット32cには、ピン16bが挿入可能な大きさの挿入部32dが形成され、他の部分はそれより狭く、ピン16bの係止溝16cに係止可能な幅に形成されている。この係止により、ピン16bが抜け止め固定されるようになっている。
【0026】
さらに、前記ヒートシンク17には、図3に示すように、複数の位置決めピン17dが下方に突出して設けられ、これら位置決めピン17dが、保持部材16の嵌合孔16dに嵌合されて位置決めされるようになっている。
【0027】
さらにまた、ヒートシンク17の板部17aと、押さえカバー15のヒートシンク受け部15eとの間に、コイルスプリング34が配設されて、ヒートシンク17が下方に付勢されている。
【0028】
これにより、ヒートシンク17は、ヒートシンク受け部15eと保持部材16とで着脱可能に挟持されるようになっている。
【0029】
次に、かかるICソケット11にICパッケージ12を保持する場合について説明する。
【0030】
まず、押さえカバー15を開いた状態で、ICパッケージ12をフローティングプレート20上にガイド突部20bにて案内した状態で所定位置に載置する。この状態で、押さえカバー15を閉じて行くと、まず、ストッパー25がソケット本体13のストッパー係止部13dを乗り越えて係止する。この状態では、レバー部材30が起立している。
【0031】
そして、レバー部材30を図8中時計回りに回動させると、ストッパー25はスプリング27により付勢されてストッパー係止部13dに係止した状態で、カム部材29が支持軸26を中心に回動し、カム部材29のカム面29aが押さえカバー15の上面を摺動する。これにより、ストッパー25がストッパー係止部13dに係止しているため支持軸26の位置は変化しないと共に、この支持軸26は押さえカバー15に対して回動軸14を中心とする接線方向に移動可能とされていることから、この支持軸26に対して押さえカバー15の上面は下方に離間する結果、押さえカバー15が下方に回動され、ソケット本体13側に接近されることとなる。
【0032】
これで、押さえカバー15に取り付けられた保持部材16により、ICパッケージ12のパッケージ本体12aが所定の押圧力で押圧されて、ICパッケージ12の端子12bとコンタクトピン18の上端部18aとが所定圧で接触されることとなる。
【0033】
この接触時には、ICパッケージ12の端子12bの損傷を防止するため、コンタクトピン18のバネ部18bが弾性変形することにより、フローティングプレート20が下方に変位することで、過剰な接触圧を回避している。
【0034】
また、この際には、ヒートシンク17の凸部17bが、ICパッケージ12の接触凸部である放熱部12cに面接触してICパッケージ12の熱を放熱凸部17c等から放散するようにしている。この当接状態では、ヒートシンク17は、コイルスプリング34の付勢力に抗して多少上方に変位して、保持部材16との間に間隙が発生している(図11参照)。
【0035】
一方、上記のように保持されたICパッケージ12を取り出すには、上記と反対に、まず、レバー部材30を回動させて起立させることにより、ストッパー25とストッパー係止部13dとの係止状態を緩める。次いで、ストッパー25をスプリング27の付勢力に抗して回動させて係止状態を解除することにより、スプリング23の付勢力により、押さえカバー15が開かれることとなる。この状態で、ICパッケージ12の取り出しが可能となる。
【0036】
上記のように、カム部材29をレバー部材30を用いて回動させることにより、てこの原理を利用して、ストッパー25の係止状態より更にICパッケージ12の押圧力を向上させることができ、ICパッケージ12の端子12bと、コンタクトピン18の上端部18aとの接触をより確実なものとすることができる。
【0037】
一方、厚さや大きさ等の異なったICパッケージ12をICソケット11に保持する場合には、そのICパッケージ12に対応したヒートシンク17に交換する。すなわち、押さえカバー15を開いた状態で、ロックシム32の操作片32bを持って、図2中回動軸14の方向にスライドさせると、保持部材16のピン16bが、ロックシム32のスリット32cの挿入部32dの位置に至る。これにより、保持部材16のピン16bを押さえカバー15の貫通孔15gから抜くことが出来るため、この保持部材16とヒートシンク17とを押さえカバー15の内側(ソケット本体13側)に外すことが出来る。
【0038】
また、他のヒートシンク17を装着するときには、上記と反対の動作により取り付けることが出来る。
【0039】
このようにヒートシンク17を、押さえカバー15のヒートシンク受け部15eと保持部材16との間で着脱自在に挟持することにより、この保持部材16を着脱するだけで簡単にヒートシンク17を交換することが出来る。
【0040】
しかも、その保持部材16の着脱は、押さえカバー15の外面側で、ロックシム32を操作することにより行うことが出来るため、着脱作業性が良好である。また、ロックシム32をピン16bの係止溝16cに抜き差しするだけで、簡単に保持部材16を着脱できる。
【0041】
また、保持部材16は、ヒートシンク17を押さえる機能と、ICパッケージ12を押圧する機能を兼ねているため、部品点数の削減を図ることが出来る。
【0042】
[発明の実施の形態2]
図13には、この発明の実施の形態2を示す。
【0043】
この実施の形態2は、ロックシム36が、実施の形態1のロックシム32と異なっている。
【0044】
すなわち、前記実施の形態1では、一対のピン16bに対して一つの大きなロックシム32を用いているが、この実施の形態2では、各ピン16bに対して一つづつロックシム36が設けられている。このロックシム36は、係止片36aと操作片36bとがL字形に折曲されて形成され、その係止片36aには、ピン16bの係止溝16cに挿入係止されるスリット36cが形成されている。
【0045】
このように小型のロックシム36を用いることにより、ICソケット11の小型化を図ることが出来ると共に、コストを低減させることができる。
【0046】
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0047】
[発明の実施の形態3]
図14には、この発明の実施の形態3を示す。
【0048】
この実施の形態3は、ピン38が、実施の形態1のピン16bと異なっている。
【0049】
すなわち、この実施の形態3のピン38は、頭部38aと軸部38bとを有し、この軸部38bには、スリ割り部38cが形成されて、このスリ割り部38cを狭くするように弾性変形させることにより、縮径できるようになっている。また、この軸部38bは、先端部側の径が大きく、途中に段差部38dが形成され、この段差部38dが押さえカバー15の貫通孔15g周縁部に係止されるようになっている。
【0050】
このピン38の押さえカバー15への取付けは、このピン38を押さえカバー15の貫通孔15gへ挿入すると、軸部38bの先端部が先細り形状に形成されているため、この先細り部分が貫通孔15g周縁部を摺動することにより、軸部38bが縮径され、挿入が完了した時点で、段差部38dがその貫通孔15g周縁部に係止されて取付けが完了するようになっている。このように、ピン38を貫通孔15gに挿入するだけで、簡単にピン38の段差部38dを貫通孔15g周縁部に係止することができる。
【0051】
また、押さえカバー15から保持部材16を外すには、ピン38の軸部38bの先端を摘んで縮径させることにより、ピン38の段差部38dと貫通孔15g周縁部との係止を解除することで、ピン38を簡単に貫通孔15gから抜くことができる。
【0052】
このようなピン38を用いれば、上記実施の形態1,2のようなロックシム32,36が必要なく、部品点数の削減を図ることができると共に、着脱性も良好にできる。
【0053】
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0054】
[発明の実施の形態4]
図15には、この発明の実施の形態4を示す。
【0055】
この実施の形態4は、押さえカバー15に弾性変化可能な複数の係止片15hが下方に向けて突出されて形成され、この係止片15hに保持部材16の「被係止部」としての周縁部16eが係止されて、保持部材16が押さえカバー15に装着されるようになっている。
【0056】
このようにすれば、保持部材16をワンタッチで押さえカバー15に着脱できる。
【0057】
勿論、保持部材16に係止片を形成し、この係止片を押さえカバー15の被係止部に係止することもできる。
【0058】
なお、上記実施の形態では、ヒートシンク17をヒートシンク受け部15eとで挟持する保持部材16で、ICパッケージ12を押圧するようにしているが、これに限らず、保持部材16とは別にICパッケージ12を押圧する押圧部材を設けても良いことは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明してきたように、各請求項に記載の発明によれば、ヒートシンクを押さえカバーのヒートシンク受け部と保持部材との間で着脱自在に挟持したため、保持部材を着脱するだけで、ヒートシンクを簡単に交換できる。
【0060】
請求項2に記載された発明によれば、前記保持部材は、前記押さえカバーの閉止時に、前記ICパッケージの押圧部材を兼ねることとしたため、部品点数を削減することが出来る。
【0061】
請求項3に記載された発明によれば、前記保持部材に、前記押さえカバー側に突出するピンを設け、該ピンを前記押さえカバーに貫通させて突出させ、該ピンの突出した部分を前記押さえカバーの外面側に設けられた抜止め手段により抜け止め固定するようにしたため、保持部材の着脱を押さえカバーの外面側で行うことが出来ることから、操作性が良好である。
【0062】
請求項4に記載された発明によれば、前記抜止め手段は、前記ピンの前記押さえカバーより突出した部分にロックシムが係脱可能に設けられているため、ロックシムの着脱性、ひいてはピンの着脱性が良好である。
【0063】
請求項5に記載された発明によれば、前記保持部材と前記押さえカバーの少なくとも一方に、弾性変形可能な係止片を設け、他方に該係止片に係脱可能に係止される被係止部を設け、当該係止片と被係止部を係止させることにより、前記保持部材を前記押さえカバーに係止させるようにしたため、保持部材をワンタッチで押さえカバーに着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る図2のA−A線に沿う断面図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの平面図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面した右側面図である。
【図4】同実施の形態に係る押さえカバーを開いた状態のICソケットの断面図である。
【図5】同実施の形態に係る支持軸と押さえカバーとの連結部分を示す側面図である。
【図6】同実施の形態に係るカム部材を示す図で、(a)はカム部材等の平面図、(b)は同カム部材の正面図、(c)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図7】同実施の形態に係るレバー部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図8】同実施の形態に係る作用を示す図で、(a)はレバー部材を起立させた状態、(b)はレバー部材を倒した状態を示す図である。
【図9】同実施の形態に係る図2のCーC線に沿う断面図である。
【図10】同実施の形態に係る保持部材,ヒートシンク及び押さえカバーの一部を示す分解斜視図である。
【図11】同実施の形態に係るICパッケージに保持部材とヒートシンクが当接した状態を示す断面図である。
【図12】同実施の形態に係るロックシムを示す図で、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図である。
【図13】この発明の実施の形態2に係るロックシム等を示す図で、(a)はロックシムの平面図、(b)はロックシムの使用状態を示す断面図である。
【図14】この発明の実施の形態3に係るピン等を示す図で、(a)はピンの平面図、(b)はピンの使用状態を示す断面図である。
【図15】この発明の実施の形態4に係るヒートシンク受け部,ヒートシンク及び保持部材等を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット
12 ICパッケージ
12a ICパッケージ本体
12b 端子
13 ソケット本体
13d ストッパー係止部
14 回動軸
15 押さえカバー
15e ヒートシンク受け部
16 保持部材
16b ピン
16c 係止溝
17 ヒートシンク
18 コンタクトピン
32,36 ロックシム(抜止め手段)
32c,36c スリット
38 ピン
38c スリ割り部
38d 段差部

Claims (6)

  1. ソケット本体に対して押さえカバーが開閉可能に設けられ、該押さえカバーを閉止することにより、前記ソケット本体に載置されたICパッケージを押圧すると共に、該押さえカバーにヒートシンクを備え、該ヒートシンクを前記ICパッケージに当接させることにより、該ICパッケージからの放熱を行うようにしたICソケットにおいて、
    前記押さえカバーには、前記ソケット本体側の内面側に前記ヒートシンクが配設されるヒートシンク受け部設けられ
    該ヒートシンク受け部には、前記ヒートシンクに形成された複数の放熱凸部が挿入可能な複数の第1の挿入開口が形成され
    前記押さえカバーの内面側に、前記ヒートシンクの底面を覆う板状の保持部材着脱自在に取付けられ、該保持部材には、前記ヒートシンクに形成されて前記ICパッケージに接触する接触凸部が挿入される第2の挿入開口が形成され該保持部材の前記ヒートシンクより外側部位が、前記押さえカバーに取付けられることにより、前記ヒートシンクが前記ヒートシンク受け部と前記保持部材との間で着脱可能に保持され、前記ヒートシンクの前記接触凸部が前記保持部材の前記第2の挿入開口から前記ICパッケージに接触可能となることを特徴とするICソケット。
  2. 前記保持部材は、前記押さえカバーの閉止時に、前記ICパッケージの押圧部材を兼ねることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  3. 前記保持部材に、前記押さえカバー側に突出するピンを設け、該ピンを前記押さえカバーに貫通させて突出させ、該ピンの突出した部分を該押さえカバーの外面側に設けられた抜止め手段により抜け止め固定したことを特徴とする請求項1又は2記載のICソケット。
  4. 前記抜止め手段は、前記ピンの前記押さえカバーより突出した部分にロックシムが係脱可能に設けられ、該ロックシムを係止することにより、該ピンを抜け止め固定するようにしたことを特徴とする請求項3記載のICソケット。
  5. 前記保持部材と前記押さえカバーの少なくとも一方に、弾性変形可能な係止片を設け、他方に該係止片に係脱可能に係止される被係止部を設け、前記係止片と前記被係止部を係止させることにより、前記保持部材を前記押さえカバーに係止させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のICソケット。
  6. 前記押さえカバーの前記ヒートシンク受け部には、前記ヒートシンクに形成された複数の前記放熱凸部の一部のみが挿入可能となるように前記第1の挿入開口が所定数形成されたことを特徴とする請求項1に記載のICソケット。
JP06399998A 1998-02-27 1998-02-27 Icソケット Expired - Fee Related JP3694166B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06399998A JP3694166B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 Icソケット
US09/255,061 US6213806B1 (en) 1998-02-27 1999-02-22 IC socket

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06399998A JP3694166B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 Icソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11251026A JPH11251026A (ja) 1999-09-17
JP3694166B2 true JP3694166B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=13245485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06399998A Expired - Fee Related JP3694166B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 Icソケット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6213806B1 (ja)
JP (1) JP3694166B2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7003230B2 (en) * 2001-12-11 2006-02-21 Jds Uniphase Corporation Coupling mechanism for an optical transceiver housing
TW543944U (en) * 2002-09-25 2003-07-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Connector assembly
TW560718U (en) * 2002-11-15 2003-11-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
JP3803099B2 (ja) * 2002-12-17 2006-08-02 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
TWM249254U (en) * 2003-04-30 2004-11-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
US6881088B2 (en) * 2003-07-29 2005-04-19 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Connector assembly with actuation system
US6891132B2 (en) * 2003-10-09 2005-05-10 Micro Control Company Shutters for burn-in-board connector openings
US7296430B2 (en) * 2003-11-14 2007-11-20 Micro Control Company Cooling air flow control valve for burn-in system
JPWO2005088191A1 (ja) * 2004-03-11 2008-01-31 森山産業株式会社 ソケット装置
JP4073439B2 (ja) * 2004-04-16 2008-04-09 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
CN2713634Y (zh) * 2004-05-28 2005-07-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 散热器固定装置
JP4312685B2 (ja) * 2004-08-31 2009-08-12 山一電機株式会社 半導体装置の着脱方法、それが用いられる半導体装置の着脱装置、および半導体装置用ソケット
TWM275587U (en) * 2005-01-21 2005-09-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector assembly
US7187552B1 (en) * 2005-03-04 2007-03-06 Sun Microsystems, Inc. Self-installing heat sink
JP4471941B2 (ja) * 2005-03-10 2010-06-02 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
CN200941459Y (zh) * 2006-07-14 2007-08-29 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器组件
JP2009036679A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット
JP4495200B2 (ja) * 2007-09-28 2010-06-30 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
JP5041955B2 (ja) * 2007-10-17 2012-10-03 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
JP2010118275A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Yamaichi Electronics Co Ltd 半導体装置用ソケット
JP2010151794A (ja) * 2008-11-27 2010-07-08 Panasonic Corp 電子部品試験装置
JP4787309B2 (ja) * 2008-12-08 2011-10-05 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ヒートシンクアッセンブリ
JP5196327B2 (ja) 2008-12-22 2013-05-15 山一電機株式会社 半導体装置用ソケット
JP5612436B2 (ja) * 2010-10-21 2014-10-22 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
US9341671B2 (en) * 2013-03-14 2016-05-17 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Testing holders for chip unit and die package
JP6239380B2 (ja) * 2013-12-26 2017-11-29 株式会社エンプラス ヒートシンクの取付構造及び電気部品用ソケット
US9425313B1 (en) 2015-07-07 2016-08-23 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP7018309B2 (ja) * 2017-12-27 2022-02-10 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
US11385281B2 (en) * 2019-08-21 2022-07-12 Micron Technology, Inc. Heat spreaders for use in semiconductor device testing, such as burn-in testing
US11372043B2 (en) 2019-08-21 2022-06-28 Micron Technology, Inc. Heat spreaders for use in semiconductor device testing, such as burn-in testing
US11832417B2 (en) * 2021-05-21 2023-11-28 Quanta Computer Inc. Support bracket for liquid cooling cold plate mechanism

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4113397A (en) * 1975-10-17 1978-09-12 Snyder Francis H Pinless resilient coupling
JPH08213128A (ja) * 1995-02-08 1996-08-20 Texas Instr Japan Ltd ソケット
US5520490A (en) * 1995-04-26 1996-05-28 General Motors Corporation Retainer clip
US5651688A (en) 1995-12-20 1997-07-29 Lin; Chuen-Sheng Apparatus for mounting CPU heat dissipator
US5870286A (en) * 1997-08-20 1999-02-09 International Business Machines Corporation Heat sink assembly for cooling electronic modules
US6019166A (en) * 1997-12-30 2000-02-01 Intel Corporation Pickup chuck with an integral heatsink

Also Published As

Publication number Publication date
US6213806B1 (en) 2001-04-10
JPH11251026A (ja) 1999-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3694166B2 (ja) Icソケット
JP3714656B2 (ja) Icソケット
JP3120077U (ja) Icソケット
JPS59162676A (ja) 電子機器
JP4322635B2 (ja) 電気部品用ソケット
US7540745B2 (en) Burn-in socket having pick-up arrangement for quickly pick-up IC package after IC package is tested
TWI791703B (zh) 電氣零件用插座
JP2003264044A (ja) 電気部品用ソケット
US6699057B2 (en) Land grid array connector assembly
JP4025323B2 (ja) 半導体装置用ソケット
JP2580074Y2 (ja) フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2003168534A (ja) 電気部品用ソケット
JP4786409B2 (ja) 電気部品用ソケット
KR20080057049A (ko) 배터리 개폐구조를 구비한 전자기기
JP2004296155A (ja) 電気部品用ソケット
CN210349632U (zh) 按键组件及显示装置
JPH08250208A (ja) Icカードコネクタ
JP3954193B2 (ja) Icソケット
JPS59165284A (ja) 電子機器
JP3897639B2 (ja) 電子部品試験用ソケット
JP4257714B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP3755705B2 (ja) Icソケット
JP2717346B2 (ja) スイッチ付きコネクタ
JPH0728960A (ja) Icカードの情報処理装置
JP6069086B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees