JPH0728960A - Icカードの情報処理装置 - Google Patents

Icカードの情報処理装置

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JPH0728960A
JPH0728960A JP5170066A JP17006693A JPH0728960A JP H0728960 A JPH0728960 A JP H0728960A JP 5170066 A JP5170066 A JP 5170066A JP 17006693 A JP17006693 A JP 17006693A JP H0728960 A JPH0728960 A JP H0728960A
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connector
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JP5170066A
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Inventor
Hiroshi Yuitsuka
博史 結束
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯型パソコン等のコンピュータ機器の規格化
されたメモリカード用スロットに挿入接続が可能な薄型
のICカード情報処理装置を提供する。 【構成】ICカード6のコンタクト6Bに接離するコン
タクト23,24 と、このコンタクト23,24 とフレキシブル
基板25B を介して電気的に接続し制御を行なう制御部51
と、この制御部51をコンピュータ機器2 の規格化された
メモリカード用コネクタ2Bに接続するコネクタ3 とを有
し、かつ、コンタクト23,24 が、フレキシブル基板 25B
に接続される接続部100 を一端に、他端にICカード6
の接点6Bと接触し得る接触部101 を有し、かつ前記接続
部100 と接触部101 とを無負荷状態で円弧状を呈する支
持腕部102 で接続してなる線状ばね部材105 からなり、
前記支持腕部102 が直線状態になるように弾性変形させ
てコンタクトホルダ 22 に保持してなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカードの情報の読
取り、書込み等の情報処理を行うICカードの情報処理
装置に係わり、詳しくは携帯型パソコン等のコンピュー
タ機器に接続して使用するICカードの情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカードの情報処理装置は、外
置型でコネクタケーブル等でコンピュータ機器に設けら
れたRS−232C等のインターフェイスに接続して使
用するようになっている。
【0003】一方、携帯型のコンピュータ機器において
は、一般に機能拡張用の拡張基板が装着できるように拡
張スロットを備えている。近年、この拡張基板のカ−ド
化および標準化が進められており、サイズが統一化され
る傾向にある。
【0004】今後、標準化される拡張スロットとして、
例えばPCMCIAカ−ドスロットがあり、このスロッ
トに挿入されるカ−ドは、米国での拡張ICカ−ド標準
化団体であるPCMCIA(PC Memory Card Internati
onal Association) が基準を定めている。そして、半導
体メモリを搭載したICメモリは、タイプ2として厚さ
5mmとサイズが決められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ICカードの情報処理装置は、接続するコンピュータ機
器と別置でサイズも大きく、コネクタケーブル等でRS
−232C等のインターフェイスに接続する必要があ
る。
【0006】このため、使用場所に制約されたり、運搬
上も繁雑で不便であった。また、RS−232C等のイ
ンターフェイスを占有してしまい、他のI/O機器を接
続する時には取外さなければならない等の不便さもあっ
た。
【0007】本発明は、従来技術の課題を解決すべくな
されたもので、携帯型パソコン等のコンピュータ機器の
規格化されたメモリカード用スロットに挿入接続が可能
であって、コンピュータ機器と一体で使用や運搬が行
え、使用場所を選ばず使えて利便性が大幅に向上すると
ともにRS−232C等のインターフェイスを占有せず
他のI/O機器類を接続したままで使用することも可能
な薄形のICカードの情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく、ICカードを挿入するカ−ド挿入口を有する
とともにコンピュータ機器のメモリカード用スロットに
挿入できる外形形状を有する装置本体と、この装置本体
の前記カ−ド挿入口から挿入されたICカードの接点に
接離するコンタクトと、このコンタクトと接続媒体を介
して電気的に接続し制御を行なう制御回路部と、この制
御回路部をコンピュータ機器の規格化されたメモリカー
ド用コネクタに接続するコネクタと、前記コンタクトを
保持し前記ICカードの挿入方向と直交する方向に移動
することにより前記コンタクトをICカードの接点に接
離するコンタクトホルダとを具備してなるICカードの
情報処理装置であって、前記コンタクトが、前記接続媒
体と接続される接続部を一端に有するとともに他端に前
記ICカードの接点と接触し得る接触部を有し、かつ前
記接続部と接触部とを無負荷状態で円弧状を呈する支持
腕部で接続してなる線状ばね部材からなり、前記支持腕
部が直線状態になるように弾性変形させて前記コンタク
トホルダに保持してなる構成としたものである。
【0009】
【作用】上記構成のICカードの情報処理装置は、IC
カードを挿入するカ−ド挿入口を有した装置本体と、こ
の装置本体の前記カ−ド挿入口から挿入されたICカー
ドの接点としてのコンタクト部に接離すると、このコン
タクトと接続媒体であるフレキシブル基板を介して電気
的に接続し制御を行なう制御回路部と、この制御回路部
をコンピュータ機器の規格化されたメモリカード用コネ
クタに接続するコネクタと、前記コンタクトを保持し前
記ICカードの挿入方向と直交する方向に移動すること
により前記コンタクトをICカードのコンタクト部に接
離するコンタクトホルダとを有し、コンピュータ機器の
メモリカード用スロットに挿入接続して使用できる構成
となっている。これにより、携帯型パソコン等のコンピ
ュータ機器と一体で使用や運搬が可能となり、使用場所
を選ばず使え利便性が大幅に向上する。また、RS−2
32C等のインターフェイスを占有しないため、他のI
/O機器類を接続したままで使用することも可能にな
る。
【0010】また、コンタクトが、フレキシブル基板に
接続される接続部を一端に有するとともに他端に前記I
Cカードの接点と接触し得る接触部を有し、かつ前記接
続部と接触部とを無負荷状態で円弧状を呈する支持腕部
で接続してなる線状ばね部材からなからなり、前記支持
腕部が直線状態になるように弾性変形させて前記コンタ
クトホルダに保持してなる構成としたから、コンタクト
の取付時の接触部を除く厚み方向の寸法W最小限の寸法
に押さえることができ、薄型化が図れる。
【0011】また、支持腕部が、ICカードを押してし
まうようなことがなく、コンタクトの先端接触部とIC
カードの接点とが適正な値の接触荷重で接触し、良好な
情報処理状態が得られる。また、支持腕部の復元力で、
コンタクトホルダの組付けのスナップフィットを兼ねる
ため、特別の固定手段を別途必要としないものとするこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のICカ−ド情報処理装置1の外
観を示し、図2は拡張メモリ等のメモリカード(図示し
ない)を差し込むメモリカード用スロット2Aを備えた
ノート型パソコン等のコンピュータ機器2を示す。
【0013】コンピュータ機器2の前記メモリカード用
スロット2Aの内部は、各種のメモリカード規格に準じ
た形状寸法になっている。そして、本発明のICカ−ド
情報処理装置1をメモリカード用スロット2Aに挿入す
ることにより、その先端部に設けられたコネクタ部3が
コンピュータ機器2内のコネクタ2B(図15参照)に
電気的に接続されるようになっている。
【0014】ICカ−ド情報処理装置1は、大部分がメ
モリカードの規格に準じた形状寸法、具体的には厚さ方
向では最大5mm、幅方向ではICカード6とほぼ同じ寸
法である54mmとなっており、メモリカード用スロット
2Aに内蔵される部分1Aとコンピュータ機器2外に出
る部分1Bとが一体に構成されている。ただし、この外
に出る部分1Bは、コンピュータ機器2のメモリカード
用スロット2Aの形状によっては内蔵も可能な部分では
ある。
【0015】次にICカ−ド情報処理装置1の内部構造
を図3,図4,および図5を参照して説明する。図3は
メモリカード用スロット2Aに内蔵される部分1Aの蓋
部材4(図1参照)、コンピュータ機器2外に出る部分
1Bの蓋部材5(図1参照)、および図13および図1
4を参照して後述するコネクタ3と制御回路部25Aと
を接続するフレキシブル基板25B(図13参照)等を
取り除いた状態を示し、かつICカード6を挿入してい
ない状態を示す。なお、図5はICカード6を挿入して
いる状態を示す。
【0016】装置本体9は、各機構部材を保持するメイ
ンフレーム10と、このメインフレーム10が固定され
るとともに外形を構成するメインフレーム枠11とから
なる。装置本体9の構成部材であるメインフレーム枠1
1のメモリカード用スロット2Aに内蔵される部分1A
は、適用対象のメモリカードの規格に合った形状寸法に
なっている。
【0017】メインフレーム枠11のコンピュータ機器
2外に出る部分1Bの端面には、ICカード6の挿入ガ
イドとなるガイド部11A,11B,11Cを有したカ
−ド挿入口11Gが設けられている。このカ−ド挿入口
11Gは入り口が広く、ICカード6の挿入方向(矢印
A方向)に向かって狭まり所定の開口部寸法に形成され
ている。
【0018】カ−ド挿入口11Gのガイド部11Cの近
傍には、ガイドローラ26A,26Bがガイドローラば
ね26CによってICカード6の挿入方向に向かって右
方向(矢印B方向)に付勢された状態かつ回転自在に保
持されていてカ−ド付勢手段26を構成している。そし
て、これらガイドローラ26A,26BによりICカー
ド6を矢印B方向に押圧し、カ−ド挿入口11Gと連通
するICカード挿入路7の一側に設けられたガイド面1
1D,11Eに突き当たることにより、カ−ド挿入口1
1G付近での幅方向の位置決めがなされるようになって
いる。
【0019】これにより、ICカード6の後端側の幅方
向の位置決めを行う第1の位置決め機構45Aを構成し
ている。また、メインフレーム10の下面側には、メイ
ンフレーム10に形成された複数(この実施例では4か
所)のスリット10Aに、爪部30Eをそれぞれ係合さ
せることにより、ICカード挿入路7に沿って移動自在
にスライダ30が保持された状態となっている。また、
このスライダ30は、ばね31A,31BによってIC
カード挿入路7の奥行き方向(矢印A方向)に付勢され
ている。
【0020】スライダ30には、ICカード挿入口11
Gの方向に位置する端部の幅方向中央部に、長孔30F
が形成されている。一方、メインフレーム10には、軸
36Aを介して回動可能にリンク36が保持されてお
り、このリンク36の一端側に突設されたピン36Bが
長孔30Fに係合して連結されている。
【0021】また、リンク36の他端側には、排出手段
としてのリリース釦37がピン36Cを介して連結され
ている。そして、このリリース釦37を押すことによ
り、スライダ30が反矢印A方向(図3中左方向)に移
動するように構成されている。
【0022】さらに、スライダ30の中央部には、メイ
ンフレーム10に形成された開口部10Bに対応する開
口部30Gがあり、この開口部30G内にコンタクトホ
ルダ22が嵌入されている。このコンタクトホルダ22
は、後述するが図6に示すように両側端面中央部に突設
された突起22G,22Gを、前記メインフレーム10
の開口部10Bに固定されたコンタクトガード16の両
側端面部に形成されたスライド溝16A,16Aに係合
させることにより、上下方向にのみ移動可能となってい
る。
【0023】コンタクトホルダ22の両側端面には、図
7および図8に示すように、ガイド溝22A,22Bが
形成されていて、スライダ30に突設されたクランク状
の突起部30C,30Dが係合した状態となっていてコ
ンタクトホルダ移動手段40を構成しており、スライダ
30が矢印A方向に沿って往復移動することでコンタク
トホルダ22が上下動する構成となっている。
【0024】ICカード挿入路7の奥行き方向には、図
3および図5に示すように、メインフレーム10に突設
された支軸32Dを介して回動可能、かつ、ばね33に
よって反時計方向(矢印D方向)に回動するように付勢
されたレバー32が設けられている。
【0025】このレバ−32の一端部には、自己潤滑性
のある部材からなるカ−ド当接部38が形成されてお
り、挿入されたICカード6の端面と当接するようにな
っている。レバ−32は、ICカード6の押込み動作に
伴ってカ−ド当接部38が押されることにより時計方向
(矢印E方向)に回動するようになっている。
【0026】また、レバー32には、ストッパ部となる
扇形部32Aが設けられていて、スライダ30の切起し
部30Aと当接してスライダ30が図3中右側へ移動し
ないように押さえている。この扇形部32Aは、レバー
32が時計方向(矢印E方向)に回動してICカード6
が所定位置に来た時に扇形が途切れスライダ30が図中
右方向(矢印A方向)へ移動できるような形状になって
いる。
【0027】レバー32の配設位置の近傍かつICカー
ド6の位置決め基準側には、メインフレーム10とベー
スフレーム12(図4参照)との間で狭持され、かつ支
軸34Eを中心として回動可能に保持された第1のガイ
ド部材34が設けられている。この第1のガイド部材3
4は、ばね34Aによって時計回り方向(矢印G方向)
に付勢され通常の状態ではメインフレーム枠11の内側
に収納されている。
【0028】また、この第1のガイド部材34には、前
記レバー32に設けられた突起部32Bと当接する部分
34Cと、反時計回りにレバーの突起部32Bによって
回動させられ所定位置に来た時にICカード3の先端が
入り込む突当て面34Bとが形成されている。
【0029】レバー32の配設位置の近傍かつICカー
ド6の反位置決め基準側である押え側には、メインフレ
ーム10とベースフレーム12との間で狭持され、かつ
支軸35Eを中心として回動可能に保持された第2のガ
イド部材35が設けられている。この第2のガイド部材
35は、ばね35Aによって反時計回り方向(矢印H方
向)に付勢され通常の状態ではメインフレーム枠11の
内側に収納されている。
【0030】また、この第2のガイド部材35には、ガ
イド34に当接する部分35Cと、ICカード6の先端
が入り込む突当て面35Bとが形成され、通常の状態で
は収納されているのも第1のガイド部材34と同様であ
る。
【0031】ここで、第2のガイド部材35を矢印H方
向に付勢するばね35Aは、第1のガイド部材34を矢
印G方向に付勢するばね34Aよりも強く設定されてい
る。また、ICカード6が所定位置に来た時に回動した
位置決め基準側の第1のガイド部材34が、メインフレ
ーム枠11のストッパ手段としての突当て部11Fに当
たり、これ以上反矢印G方向に回動しないようになって
いる。
【0032】一方、押え側の第2のガイド35は、この
突当て部11Fに相当するものを設けず遊びを持たせて
おく。このことによりICカード6が所定位置に来た時
に先端の幅方向の位置が基準側の第1のガイド部材34
によって決められることになる。
【0033】これにより、ICカード6の先端側の幅方
向の位置決めを行う第2の位置決め機構45Bを構成し
ている。上記のように、この装置は、ICカ−ド6が所
定位置に挿入された際に前記ICカード6の幅方向の位
置決めを行う第1,第2の位置決め機構45A,45B
からなる位置決め手段45を有する。
【0034】また、カ−ド挿入口11Gの近傍には、メ
インフレーム枠11に固定された状態にICカ−ド挿入
検知用のマイクロスイッチ8Aと,ICカ−ド装着検知
用のマイクロスイッチ8Bが設けられている。
【0035】そして、ICカード6が挿入されてガイド
ローラ26Aが矢印C方向へ移動すると、このローラ2
6Aによってスイッチ8Aが入るようになっている。ま
た、ICカード6が奥まで挿入されることにより、スラ
イダ30が矢印A方向へ移動すると、スライダ30に突
設された左に行くに従ってスイッチ8Bに近づくような
傾斜部分を有する切起し部30Bによって、スイッチ8
Bが入るようになっている。
【0036】次に、コンタクトホルダ22の構造につい
て図6ないし図10を参照して説明する。前述したよう
にコンタクトホルダ22の側面には、図7および図8に
示すように、スライダ30のクランク状突起30C,3
0Dと嵌合うガイド溝22A,22Bが設けられてい
る。このガイド溝22Aには、クランク状突起30Cが
当接して移動するカム面22C,22D,22E,22
Fが設けられている。また、コンタクトホルダ22は両
側に突起22G,22Gが設けられていてメインフレー
ム10に固定されたコンタクトガード16に設けられた
スライド溝16A,16Aによって、上下方向のみに移
動可能に保持されている。
【0037】この状態でスライダ30が右(矢印A方
向)へ移動すればクランク状突起部30Cの下面がカム
面22C,22D,22Eと移動してコンタクトホルダ
22を下(矢印J方向)へ押下げ、スライダ30が戻れ
ばクランク状突起部30Cの上面がカム面22Fを介し
てコンタクトホルダ22を押上げることになる。
【0038】また、コンタクトホルダ22には、図9お
よび図10に示すように複数の細長い溝22Hが傾斜状
態に設けられていて、この中にコンタクト23,24が
嵌込まれている。
【0039】コンタクト23,24は、補助コンタクト
ホルダ21の下から孔21Aを通して挿入されフレキシ
ブル基板25Bに、半田付部23A,24Aによって保
持されている。
【0040】さらに、この補助コンタクトホルダ21
が、コンタクトホルダ22に嵌め込まれて固定されてい
ると同時に、コンタクト23,24が前述の溝22Hに
嵌め込まれ、突当て部22Jにコンタクト23,24自
身のばね圧によって所定の荷重で付勢されている。
【0041】この状態でコンタクトホルダ22が下に移
動し、コンタクトの接点部23B,24BがICカード
6に押し付けられると、コンタクト23,24が上に押
上げられ突当て部22Jから離れるため、予め付勢され
ていた予圧が開放され、所定の接触荷重によって接続さ
れることになる。
【0042】また、図7に示すように、コンタクトガー
ド16の下面16B,16Cが、コンタクト先端23
B,24Bより、下側に出張る位置関係になっており、
ICカード6を挿入時には、コンタクトガード下面16
B,16CによってICカード6がコンタクト23B,
24Bに衝突することによる変形を防止できるようにな
っている。
【0043】以上の構成によりコンタクトホルダ22
は、コンタクト23,24部分にはコンタクト23,2
4を保持するのに必要な部材以外の余計な部材が一切な
いため、コンタクト23,24として必要な厚さの確保
がし易い構造となっている。
【0044】また、厚さの一番必要なコンタクトホルダ
22自身が、ICカード6の挿入および排出方向に移動
しないため、厚さ寸法を充分に確保しなければならない
領域を、必要最小限に留めることが可能となり、薄形化
が実現できる。
【0045】さらに、コンタクト23,24は、図11
に示すように、接続媒体であるフレキシブル基板25B
に半田付けされる接続部100を一端に有するとともに
他端に前記ICカード6の接点6Bと接触し得る接触部
101を有し、かつ前記接続部100と接触部101と
を無負荷状態で円弧状を呈する支持腕部102で接続し
てなる線状ばね部材105からなる。
【0046】そして、図12および図10に示すよう
に、前記支持腕部102が直線状態になるように弾性変
形させて前記コンタクトホルダ22に保持させたものと
なっている。これにより、薄型のコンタクトホルダ22
を使用する構成でありながら、支持腕部102がコンタ
クトホルダ22の下面、すなわち、ICカード挿入路7
内に突出するようなことがなく、支持腕部102がIC
カード6に接触するようなことがないものとなってい
る。
【0047】コンタクト23(24)を構成する線状ば
ね部材105は、図11および図12に示すように、I
Cカード挿入路7側に突出し前記接触部101を構成す
る垂直部分105Aと、ICカード挿入路7から離れて
平行状態となる水平部分105Bと、ICカード挿入路
7へ再び近づく傾斜部分105Cと、ICカード挿入路
7に近付いて取付状態では平行状態(図11の非取付状
態では非平行状態)となり前記支持腕部102を構成す
る部分105Bと、再びICカード挿入路7から離れて
いく傾斜部分105Eと、ICカード挿入路7から離れ
て平行状態となり前記接続部100を構成する水平部分
105Bとを有した形状となっている。
【0048】そして、ICカード挿入路7と反対方向に
凸の弓形をしている前記支持腕部102を構成する部分
105Bを、ICカード挿入路7と反対方向に撓ませる
ことにより付勢力を生じさせると、図12に示すように
支持腕部102を構成する部分105Bが直線状態にな
る。
【0049】これにより、コンタクト23(24)の取
付時の接触部101を除く厚み方向の寸法Wを、最小限
の寸法に押さえることができ、図12の二点鎖線で示す
ように、突出することがなく、ICカード6との接続が
適正な状態でなされる。
【0050】なお、図12の二点鎖線で示すように、突
出した状態であると、この突出部がICカード6を押し
てしまい、コンタクト23(24)の先端接触部101
がICカード6の接点6Bに適正な値の接触荷重で接触
できなくなる虞れがある。
【0051】コンタクト23(24)は、例えば、直径
0.5mmのリン青銅線材にニッケル鍍金を施した後、金
メッキを施したもので、成形状態における全長が16〜
20mm程度となっており、また、その接触圧は、約0.
3〜0.7(N)程度が使用され、この実施例では約
0.5(N)程度となっている。
【0052】また、円弧状腕部102は、半径30〜4
0mmの円弧形状に近似した形状となっている。また、
コンタクト23(24)をコンタクトホルダ22に実装
するに当たっては、まず、予め、図11に示すように、
コンタクト23(24)の接続部100を補助コンタク
トホルダ21の下面側から上面側に挿通し補助コンタク
トホルダ21の上面に重ねられたフレキシブル基板25
Bの上面側に延出させ、接続部100を半田付けして一
体化する。
【0053】この後、図12に示すように、コンタクト
23(24)の水平部分105Bをコンタクトホルダ2
2の突当部22J(A)に係止させた後、補助コンタク
トホルダ21を押上げて、補助コンタクトホルダ21に
形成された係止段部110をコンタクトホルダ22の突
当部22J(C)に形成された係止段部を111に係止
させる。
【0054】この時、コンタクト23(24)のばね力
によって、突当部22J(A)および、22J(C)を
ICカード挿入路7側へ押し、突当部22J(B)をI
Cカード挿入路7と反対側へ押すこととなり、コンタク
トホルダ22に保持される。
【0055】換言すれば、前記支持腕部の復元力で、コ
ンタクトホルダ22の組付けのスナップフィットを兼ね
る構成となっており、特別の固定手段を別途必要としな
いものとなっている。
【0056】また、コンタクト23,24は、図13お
よび図14に示すように、フレキシブル基板25Bによ
って、制御回路部25Aに電気的に接続されている。さ
らに、制御回路部25Aは、フレキシブル基板25Bに
よってコネクタ3と電気的に接続されている。このコネ
クタ3としては規格化されたメモリカード用のコネクタ
等を用いることにより、各種コンピュータ機器2のメモ
リカード用スロット2Aを利用してコンピュータ機器2
のコネクタ2Bに接続することが可能となる。
【0057】なお、コネクタ3は、前述のメインフレー
ム枠11の先端部に形成された嵌込み部22Jに嵌合保
持され、また、フレキシブル基板25Bおよび制御回路
部25Aは、メインフレーム10にそれぞれ固定保持さ
れている。そして、コンタクト接続部25CのみICカ
ード6の接離方向に自由度を持たせる構造になってい
る。
【0058】次に、本発明のICカ−ドの情報処理装置
1に適用されるハードウェア構成の一例について図15
を参照して説明する。まず、ICカ−ド情報処理装置1
は、大きく分けて3つのブロックにより構成される。
【0059】すなわち、ICカード6の挿入および装着
等を検出し、ICカード6と電気的に接続する読取り・
書込みメカニズム部50と、これらを制御する読取り・
書込み制御部51と、装着するコンピュータ機器2と接
続されるコネクタ3の3つのブロックにより構成され
る。
【0060】読取り・書込みメカニズム部50は、前述
した挿入検知スイッチ8A、装着検知スイッチ8B、コ
ンタクト23,24と、電源の入/切、情報のアクセス
表示等を行なうLED50Aとによって構成されてい
る。
【0061】また、読取り・書込み制御部51は、前記
制御回路部25Aを構成し中央処理を行なうCPU51
C、と処理プログラム、データを保持するメモリ51D
と、LED50Aを点灯させるドライバ51Aと、IC
カード6とのインターフェイス51Bとによって構成さ
れている。
【0062】読取り・書込みメカニズム50との電気的
接続は、スイッチ8A,8Bは直接、ICカードコンタ
クト22はインターフェイス51Bを介して、LED5
0Aもドライバ51Aを介してCPU51Cに接続され
る。さらに,CPU51Cはアドレス、データバス等に
よりメモリ51Dと、I/O信号ライン、電源ライン6
0によってコネクタ3に接続される。
【0063】次に、ICカ−ドの情報処理装置1の使用
手順および作動について説明する。まず、これから読み
書きを行なおうとするICカード6を、図3の状態から
カ−ド挿入口11Gへ挿入する。ICカード6は、ガイ
ド面11A,11B,11Cによって所定位置に案内さ
れながらICカード挿入路7を図中右方向(矢印A方
向)へ移動する。その時、ガイドローラ26Aが矢印C
方向へ押されスイッチ8Aが「入」の状態となり、IC
カード6が挿入されたことが検出される。
【0064】さらに、ICカード6を、右方向へ押して
行くと、ガイドローラ26BもC方向へ押上げる。ガイ
ドローラ26A,26Bは、ばね26CによってB方向
へ付勢されているので、これにより、ICカード6がB
方向へ押され、基準のガイド面11D,11Eに押し付
けられ幅方向の位置が決められながら移動する。
【0065】さらに、ICカード6を右方向に挿入して
行き、カ−ド先端6Aがコンタクトホルダ22を通過す
るあたりで、ICカード先端6Aが、レバー先端38に
当たる。
【0066】ICカード6の進行とともに、レバー32
が、軸32Dを中心に時計回り方向(矢印E方向)へ回
動していく。ICカード6が、読み書きをする所定位置
へ来ると、スライダ30の切起し部30Aを押さえてい
た扇形部32Aもレバー32と共に回動して扇形部32
Aの終わった所に来る。これにより、スライダ30が、
ばね31A,31Bの力によって右方向(矢印A方向)
へ移動する。
【0067】この時、図7および図8を参照して前述し
たように、スライダ30の動きに伴って、クランク状突
起部30C,30Dがコンタクトホルダのカム面22
C,22D,22E上を移動し、コンタクトホルダ22
を、図8に示すように下へ押下げる。
【0068】これにより、コンタクト23,24の先端
23B,24Bが、それぞれICカード6の対向配置さ
れたコンタクト部6Bに接続される。また、ICカード
6が、読み書きの所定位置に来る過程において、ICカ
ード6により押されて回動するレバー32の突起部32
Bにより、基準側の第1のガイド部材34が押されて、
反時計回り方向に回動する。
【0069】このとき、第1のガイド部材34により押
されて第2のガイド部材35が時計回り方向に回動変位
する。そして、基準側の第1のガイド部材34および押
え側の第2のガイド部材35の突当て面34B,35B
が、ICカード6を受け入れるべく互いに外方に開く。
【0070】さらに、ICカード6の移動に伴い、IC
カード6の先端両隅部に形成された円弧状部6D,6D
が、第1,第2のガイド部材34,35の突当て面34
B,35Bを、付勢部材であるばね34A,35Aの付
勢力に抗して、押し広げる。
【0071】そして、ICカード6が、読み書きの所定
位置に来た時点で、第1,第2のガイド部材34,35
の突当て面34B,35Bで挾持する。この時、前述し
たように、第2のガイド部材35を付勢するばね35A
は、第1のガイド部材34を付勢するばね34Aよりも
強く設定されている。また、ICカード6が、所定位置
に来た時に回動した位置決め基準側の第1のガイド部材
34が、メインフレーム枠11の突当て部11Fに当た
り、これ以上、反矢印G方向に回動しないようになって
いる。これにより、ICカード6の先端部の幅方向の位
置が、第1のガイド部材34の突当て面34Bによって
決められることになる。
【0072】これにより、ICカード6の幅方向の位置
決めは、ばね26Cにより付勢されたガイドローラ26
A,26B、およびばね35Aにより付勢された第2の
ガイド部材35の突当て面35Bによる押付けられるこ
とにより、基準側の3か所、すなわち、ガイド面11
D,11Eおよび突当て面34Bに押し付けられること
により行われ、正しい位置決めがなされる。
【0073】一方、挿入の方向の位置決めは、ICカー
ド6の先端6Aがレバー32のカ−ド当接部38に当接
することにより行われる。このとき、レバー32は、扇
形部32Aの端面32Cが、スライダ30の切起し部3
0Aに当接することで、回動が規制された状態となるた
め、正しい位置決めがなされることになる。
【0074】さらに、ICカード6が、読み書き位置に
来ている時には、スライダ30の切起し部30Bがスイ
ッチ5Bを入れるため、ICカード6が、所定位置に来
たことを検出することができる。
【0075】また、リンク36も、スライダ30の動き
に従って、軸36Aを中心に時計回り方向に回動して、
リリース釦37を、左へ突出させた状態とする。以上に
より、ICカード6への情報の読み書きが可能な状態と
なる。
【0076】次に、ICカード6を取出す手順および作
動について説明する。まず、ICカード6を取出すため
には、突出したリリース釦37を押す。これにより、リ
ンク36が軸36Aを中心に反時計回り方向に回動し
て、スライダ30を左へ移動させる。
【0077】スライダ30の左方向(反矢印A方向)の
移動により、クランク状突起30Cが、コンタクトホル
ダ22のカム面22Fを押上げ、コンタクト23,24
をICカード6から離すことになる。
【0078】この状態からさらにスライダ30を左方向
へ移動すると、切起し部30Aが、レバー32の扇形部
32Aの端面32Cから外れ、ばね33の力によって、
レバー32が反時計回り方向(矢印D方向)に回動す
る。
【0079】そして、この力によってICカード6がカ
−ド当接部38によって、左へ押し出されることにな
る。後は、この突出したICカード6を、手で摘んで引
き出すことにより、ICカ−ドの情報処理装置1からI
Cカード6を取出すことになる。
【0080】一方、ICカード6の先端部を、ガイドし
ていた第1,第2のガイド部材34,35も、レバー3
2の回動に伴い、内側に収納されて図3の状態に戻る。
しかして、上記のように構成されたカ−ド情報処理装置
1にあっては、ICカード6を挿入するカ−ド挿入口1
1Gを有した装置本体9と、この装置本体の前記カ−ド
挿入口11Gから挿入されたICカード6の接点として
のコンタクト部6Bに接離するコンタクト23,24
と、このコンタクト23,24と接続媒体であるフレキ
シブル基板25Bを介して電気的に接続し制御を行なう
制御回路部25Aと、この制御回路部25Aをコンピュ
ータ機器2の規格化されたメモリカード用コネクタ2B
に接続するコネクタ3と、前記コンタクト23,24を
保持し前記ICカード6の挿入方向と直交する方向に移
動することにより前記コンタクト23,24をICカー
ド6のコンタクト部6Bに接離するコンタクトホルダ2
2とを有し、コンピュータ機器2のメモリカード用スロ
ット2Aに挿入接続して使用できる構成となっている。
【0081】したがって、携帯型パソコン等のコンピュ
ータ機器2と一体で使用や運搬が可能となり、使用場所
を選ばず使え利便性が大幅に向上する。また、RS−2
32C等のインターフェイスを占有しないため、他のI
/O機器類を接続したままで使用することも可能にな
る。
【0082】また、前記コンタクト23(24)が、フ
レキシブル基板25Bに半田付けされる接続部100を
一端に有するとともに他端に前記ICカード6の接点6
Bと接触し得る接触部101を有し、かつ前記接続部1
00と接触部101とを無負荷状態で円弧状を呈する支
持腕部102で接続してなる線状ばね部材105から
り、前記支持腕部102が直線状態になるように弾性変
形させて前記コンタクトホルダ22に保持してなる構成
としたから、コンタクト23,24の取付時の接触部1
01を除く厚み方向の寸法Wを最小限の寸法に押さえる
ことができ、薄型化が図れる。
【0083】また、支持腕部102が、ICカード6を
押してしまうようなことがなく、コンタクト23,24
の先端接触部101とICカード6の接点6Bとが適正
な値の接触荷重で接触することになる。
【0084】また、支持腕部102の復元力で、コンタ
クトホルダ22の組付けのスナップフィットを兼ねるた
め、特別の固定手段を別途必要としないものとなってい
る。なお、本発明は上記一実施例に限らず、本発明の要
旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記の効果を奏する。請求項1記載のICカ−ド情報処
理装置にあっては、ICカードを挿入するカ−ド挿入口
を有した装置本体と、この装置本体の前記カ−ド挿入口
から挿入されたICカードの接点としてのコンタクト部
に接離すると、このコンタクトと接続媒体であるフレキ
シブル基板を介して電気的に接続し制御を行なう制御回
路部と、この制御回路部をコンピュータ機器の規格化さ
れたメモリカード用コネクタに接続するコネクタと、前
記コンタクトを保持し前記ICカードの挿入方向と直交
する方向に移動することにより前記コンタクトをICカ
ードのコンタクト部に接離するコンタクトホルダとを有
し、コンピュータ機器のメモリカード用スロットに挿入
接続して使用できる構成となっている。これにより、携
帯型パソコン等のコンピュータ機器と一体で使用や運搬
が可能となり、使用場所を選ばず使え利便性が大幅に向
上する。また、RS−232C等のインターフェイスを
占有しないため、他のI/O機器類を接続したままで使
用することも可能になる。
【0086】また、コンタクトが、フレキシブル基板に
接続される接続部を一端に有するとともに他端に前記I
Cカードの接点と接触し得る接触部を有し、かつ前記接
続部と接触部とを無負荷状態で円弧状を呈する支持腕部
で接続してなる線状ばね部材からなからなり、前記支持
腕部102が直線状態になるように弾性変形させて前記
コンタクトホルダ22に保持してなる構成としたから、
コンタクトの取付時の接触部を除く厚み方向の寸法W最
小限の寸法に押さえることができ、薄型化が図れる。
【0087】また、支持腕部が、ICカードを押してし
まうようなことがなく、コンタクトの先端接触部とIC
カードの接点とが適正な値の接触荷重で接触し、良好な
情報処理状態が得られる。
【0088】さらに、請求項2記載のICカ−ド情報処
理装置は、支持腕部の復元力で、コンタクトホルダの組
付けのスナップフィットを兼ねるため、特別の固定手段
を別途必要としないものとすることができるといった効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカ−ド情報処理装置の一実施例の
外観を示す斜視図。
【図2】同実施例のICカ−ド情報処理装置を差込むノ
ート型パソコンのメモリカード用スロット部分を示す斜
視図。
【図3】同実施例の部品の一部取除いたものでICカー
ドを挿入していない状態を示す平面図。
【図4】同実施例の側断面図。
【図5】同実施例の部品の一部取除いたものでICカー
ドを挿入している状態を示す平面図。
【図6】図5の一部拡大図。
【図7】同実施例の要部であるコンタクトホルダの上昇
位置における動作状態を示す断面図。
【図8】同実施例の要部であるコンタクトホルダの下降
位置における動作状態を示す断面図。
【図9】同実施例の要部であるコンタクトホルダの平面
図。
【図10】同実施例の要部であるコンタクトホルダの断
面図。
【図11】同実施例の要部であるコンタクトをコンタク
トホルダに取付ける前の状態を示す概略的断面図。
【図12】同実施例の要部であるコンタクトをコンタク
トホルダに取付けた状態を示す概略的断面図。
【図13】同実施例のフレキシブル基板によってコンタ
クトが制御回路部とコネクタとに電気的に接続された状
態を示す平面図。
【図14】同じく側面図。
【図15】同実施例のハードウェア構成の一例を示す
図。
【符号の説明】
1…カ−ド情報処理装置、1A…メモリカード用スロッ
トに内蔵される部分、1B…コンピュータ機器外に出る
部分、2…コンピュータ機器、2A…メモリカード用ス
ロット、2B…メモリカード用コネクタ、3…コネク
タ、6…ICカード、6B…コンタクト(接点)、7…
ICカード挿入路、9…装置本体、11G…カ−ド挿入
口、21…補助コンタクトホルダ、22…コンタクトホ
ルダ、22J…突当部、23,24…コンタクト、23
A,24A…半田付部、25B…フレキシブル基板(接
続媒体)、51…制御部、100…接続部、101…接
触部、102…支持腕部、105…線状ばね部材、11
0,111…係止段部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードを挿入するカ−ド挿入口を有
    するとともにコンピュータ機器のメモリカード用スロッ
    トに挿入できる外形形状を有する装置本体と、 この装置本体の前記カ−ド挿入口から挿入されたICカ
    ードの接点に接離するコンタクトと、 このコンタクトと接続媒体を介して電気的に接続し制御
    を行なう制御回路部と、 この制御回路部をコンピュータ機器の規格化されたメモ
    リカード用コネクタに接続するコネクタと、 前記コンタクトを保持し前記ICカードの挿入方向と直
    交する方向に移動することにより前記コンタクトをIC
    カードの接点に接離するコンタクトホルダと、を具備し
    てなるICカードの情報処理装置であって、 前記コンタクトが、 前記接続媒体と接続される接続部を一端に有するととも
    に他端に前記ICカードの接点と接触し得る接触部を有
    し、かつ前記接続部と接触部とを無負荷状態で円弧状を
    呈する支持腕部で接続してなる線状ばね部材からなり、
    前記支持腕部が直線状態になるように弾性変形させて前
    記コンタクトホルダに保持してなることを特徴とするI
    Cカードの情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ICカードを挿入するカ−ド挿入口を有
    するとともにコンピュータ機器のメモリカード用スロッ
    トに挿入できる外形形状を有する装置本体と、 この装置本体の前記カ−ド挿入口から挿入されたICカ
    ードの接点に接離するコンタクトと、 このコンタクトと接続媒体を介して電気的に接続し制御
    を行なう制御回路部と、 この制御回路部をコンピュータ機器の規格化されたメモ
    リカード用コネクタに接続するコネクタと、 前記コンタクトを保持し前記ICカードの挿入方向と直
    交する方向に移動することにより前記コンタクトをIC
    カードの接点に接離するコンタクトホルダと、を具備し
    てなるICカードの情報処理装置であって、 前記コンタクトが、 前記接続媒体と接続される接続部を一端に有するととも
    に他端に前記ICカードの接点と接触し得る接触部を有
    し、かつ前記接続部と接触部とを無負荷状態で円弧状を
    呈する支持腕部で接続してなる線状ばね部材からなり、
    前記支持腕部が直線状態になるように弾性変形させて前
    記コンタクトホルダに保持してなるとともに、前記支持
    腕部の復元力でコンタクトホルダの組付けのスナップフ
    ィットを兼ねる構成としたことを特徴とするICカード
    の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ICカードを挿入するカ−ド挿入口を有
    する装置本体と、 この装置本体の前記カ−ド挿入口から挿入されたICカ
    ードの接点に接離するコンタクトと、 前記コンタクトを保持し前記ICカードの挿入方向と直
    交する方向に移動することにより前記コンタクトをIC
    カードの接点に接離するコンタクトホルダと、を具備し
    てなるICカードの情報処理装置であって、 前記コンタクトは、線状ばね部材からなり、ICカード
    の接点との接触方向において弾性変形させた状態で前記
    コンタクトホルダに保持してなることを特徴とするIC
    カードの情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100503014B1 (ko) * 2001-09-28 2005-07-21 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 아이씨 카드리더
US6932654B2 (en) 2003-07-31 2005-08-23 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Connector
JP2012022743A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Sharp Corp ポータブルハイブリッドシステム
JP2016099847A (ja) * 2014-11-24 2016-05-30 白川 利久 プリペイド式積算電力料金計及び当該電力料金計を設置せる消費所に給電するための給電システム。

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