JP2012022743A - ポータブルハイブリッドシステム - Google Patents

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範明 坂本
Akinori Koga
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Abstract

【課題】光ディスク装置を備えたハイブリッドドライブ装置と、持ち運び可能な表示装置とによって構成されるシステムにおいて、少ない消費電力で大容量のデータを扱うことが出来るポータブルハイブリッドシステムを提供する。
【解決手段】ポータブルハイブリッドシステム1は、光ディスク装置と、大容量不揮発性メモリを含んだ着脱可能なハイブリッドユニット30とを備えたハイブリッドドライブ装置110を含む補助装置10と、ハイブリッドユニット30を取り付けるための挿入口21を有する表示部207とによって構成される。消費電力の小さい大容量不揮発性メモリを装着した表示部207のみで、大容量不揮発性メモリに蓄積されたコンテンツの再生が可能であり、長時間駆動が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク装置と、大容量不揮発性メモリとを有するハイブリッドユニットと、ポータブル表示装置とを有するポータブルハイブリッドシステムに関する。
現在、BD(ブルーレイディスク)等の大容量光ディスクを用いる持ち運び可能な記録再生装置(以下、光ディスク装置という。)が普及している。しかし、光ディスクへの記録・再生には、光ディスク装置のスピンドルモータにより光ディスクを回転駆動し続ける必要がある。スピンドルモータは、通常、12Vの電源に接続され、1.2〜2.4A程度の電流により駆動される。したがって、再生時および記録時には、少なくとも12〜24W程度の電力を消費するため、大容量のバッテリが必要となり、必ずしも持ち運びしやすいものではなかった。
特許文献1には、コンピューティングデバイス(モバイルコンピュータ)と、サポートスタンドと、各種の外部機器を接続可能にするインターフェースを備えた拡張装置とにより構成される拡張システムであって、前記コンピューティングデバイスとサポートスタンドと拡張装置とを夫々着脱可能に構成した拡張システムが記載されている。
特許文献2には、キーボード、HDD、CPU等を有するベース部と、液晶パネルが組み込まれているディスプレイ部とを分離可能にすると共に、前記ディスプレイ部に表示回路、主メモリ、表示メモリ等を内蔵させ、ディスプレイ部のみを分離して持ち運んだ時にも主メモリに記憶させたデータをディスプレイ部に表示させることができるポータブルパソコンが記載されている。
また、従来、光ディスク装置にSDRAM(Synchronous Dynamic RAM)を組み合わせ、使い勝手を改善したハイブリッドドライブ装置が提案されている。
図6は、光ディスク装置にキャッシュメモリとして使用されるSDRAMを組み合わせたハイブリッドドライブ装置と表示装置とを備えた従来のポータブルハイブリッドシステムの例を示す図である。図6(a)は、光ディスク装置の駆動部60を示す図であり、図6(b)は、前記駆動部60と、前記駆動部60を制御するための制御部50を備えた光ディスク装置70とSDRAM41とからなるハイブリッドドライブ装置100と、ハイブリッドドライブ装置100に対して、上位システムとなる表示装置80とを備えたポータブルハイブリッドシステム200を示す図である。
図6(a)において、光ディスク装置の駆動部60は、レーザ素子63を有する光ピックアップ64と、前記光ピックアップ64をガイドレール62に沿って駆動するための水平駆動用モータ61と、光ディスク68を回転駆動するスピンドルモータ65とを有しており、レーザ素子63からのレーザ光を、レンズアクチュエータ66によって光ディスク上に焦点を結ぶ光ビーム67として光ディスク68に照射して、信号の記録を行い、また、光ディスクからの反射光を受けて信号の再生を行う。
図6(b)には、前述のとおり光ディスク装置70と、バッファメモリあるいはキャッシュメモリとして動作するSDRAM41とを有するハイブリッドドライブ装置100と、ハイブリッドドライブ装置100に対して、テレビ等の上位システムである表示装置80とを備えたポータブル光ディスク装置200の詳細が示されている。ハイブリッドドライブ装置100と表示装置80とは、ハイブリッドドライブ装置100のホストI/F101と、表示装置80のホストI/F88とを介して接続されている。
前記光ディスク装置70の駆動部60を制御するための制御部50自体は既に公知の構成であり、その動作についての詳細な説明は省くが、制御部50は、ハイブリッドドライブ装置100全体の制御を行うCPU51、制御用のプログラム等が書きこまれたPROM52、CPU51のワークメモリとして使用されるRAM53の外、メカ/サーボ制御部54、サーボ制御部55を有し、更に、バス59を介して接続された、変調/復調回路及びECC処理部58と、この変調/復調回路及びECC処理部58に接続された再生制御部56、記録制御部57を有している。また、前記制御部50のバス59にはSDRAMバス48を介してSDRAM41が接続されている。
また、表示装置80は、映像を表示する表示部、表示部81へ表示する映像の入力を切り替える入力切替部82、表示装置の電源の入切とバッテリとして使用される電源/バッテリ83、バッテリの残量を検出する残量有無検出84、入力切替部82から入力された映像もしくはホストI/F88を介して入力されたデータを表示部81へ表示される形式に伸長し、また、ホストI/F88を介してハイブリッドドライブ装置100にデータを送信する形式にデータを圧縮するデータ圧縮伸長処理部85、コマンド/機器制御部87のワークメモリとして使用されるRAM86、及び、表示装置80全体を制御し、ホストI/F88を介してハイブリッドドライブ装置100にデータを送信する際にデータと一緒に送るコマンドを発行するコマンド/機器制御部87を備えている。また、各部はバス89に接続されている。
また、光ディスク68からの再生信号は、図6(b)に示された再生制御部56、変調/復調回路及びECC回路58を経由して、表示装置80側に送られる。
図7は、図6(b)に示したハイブリッドドライブ装置100の動作の概略を示すフロー図である。図7(a)は、前記ハイブリッドドライブ装置100を構成する光ディスク装置70立上げ時の動作の概略を示しており、図7(b)は、前記ハイブリッドドライブ装置100における前記光ディスク68からのデータ再生時のフローを示しており、図7(c)は、前記光ディスク68へのデータ記録時のフローを示している。
前記光ディスク装置70の立上げは、図7(a)に示すとおり、電源がオン(ステップ1、以下単にS.1と記載する。)された後、光ディスク68(以下、単にディスクという場合がある。)が挿入されると(S.2)、スピンドルモータが回転を開始し(S.3)、フォーカスサーボがオンになって(S.4)、ディスク種類の判別が行われ(S.5)、更に、トラッキングサーボがオンになる(S.6)。
ディスク/サーボの確定が確認された後(S.7)、光ディスク68の基本データが再生され(S.8)、表示装置80のような上位システムによる記録又は再生要請に対しての準備が完了して(S.9)、上位システムからの指令を受けて光ディスク68への記録又は再生が行われる(S.10)ことになる。
図7(b)は、前記ハイブリッドドライブ装置100における光ディスク再生時のデータの流れを示しており、光ディスク68からの再生データはSDRAM41を介して(S.11)、前記表示装置80のような上位システムに転送される(S.12)。
図7(c)は、上位システムからのデータを光ディスク68へ記録する際のデータの流れを示す図である。上位システムからは、コマンドと共にデータが送られてくる(S.13)ので、このデータ付きのコマンドはSDRAM41経由(S.14)で光ディスク装置70に送られ、光ディスク68にデータが記録される。なお、既に説明したとおり、図7(b)に示す場合も図7(c)に示す場合も、何れもSDRAM41は、バッファメモリあるいはキャッシュメモリとしての役割を果たすことになる。
特開2006−228234号公報(2006年8月31日公開) 特開平5−158578号公報(平成5年6月25日公開)
特許文献1には、コンピューティングデバイスを拡張装置から分離して、超軽量モバイルコンピュータとすることができる旨の記載があるが、大容量の映像情報等を扱えるようなものではなく、また、バッテリについての記載もない。
特許文献2に記載の技術には、表示部内蔵のメモリはリジュームレベルのメモリ量でしかなく、BD(Blu‐ray Disc、登録商標)のような大容量メモリに記録されている映像情報を扱えるものではない。また、表示部が有するバッテリについては記述されていない。
また、図6、図7に示された技術によれば、SDRAMをキャッシュとして用いることが記載されているが、通常、SDRAMへのデータのリード/ライトを行うためのアドレスは、8MBから16MB程度であるため、大量のデータ保存等は不可能であり、使い勝手を改善するための根本的な解決にはなっていないという課題を有する。
上記の課題を解決するために、本発明は、補助装置と、表示装置と、大容量不揮発性メモリを含んだハイブリッドユニットとを有するポータブルハイブリッドシステムであって、前記補助装置は、光ディスク装置を有すると共に、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを備えており、前記表示装置は、映像を表示する表示部と、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを有することを特徴としている。
これによれば、補助装置にて記録されたデータを含んだ着脱可能なハイブリッドユニットを、表示装置に取り付けることで、ユーザは、上記データを表示装置で見ることができる。上記補助装置にて記録されたデータには、光ディスクに記録されているデータを含むことも可能であり、ユーザは上記データを、光ディスクを起動することなく、ハイブリッドユニットを装着した表示装置から見ることが出来る。
本発明におけるポータブルハイブリッドシステムにおいて、前記補助装置と持ち運び可能な表示装置は別体に構成されており、ハイブリッドユニットを装着した表示装置単体のみで、ハイブリッドユニットに記憶されているデータを再生可能に、また、ハイブリッドユニットの大容量不揮発性メモリに記録可能なように構成されていることを特徴としている。
これによれば、光ディスク装置より消費電力の小さいハイブリッドユニットを装着した表示装置を用いてハイブリッドユニットに記録させた大量のデータを長時間視聴、更に、記録することが可能となる。
また、表示装置自体は、光ディスク装置を持たないことにより、軽量化することができるため、持ち運びに最適である。
本発明におけるポータブルハイブリッドシステムにおいて、前記補助装置と表示装置とは着脱可能な構成とされており、一体化した構成でも、別体に分離した構成でも、ハイブリッドユニットに記憶されたデータを再生可能に、また、ハイブリッドユニットに記録可能なように構成されていることを特徴としている。
これによれば、ハイブリッドユニットと補助装置とは、切り分けて利用可能である。また、一体化した構成において、ハイブリッドユニットを表示装置とのどちらに取り付けているかを気にすることなく、ハイブリッドユニット内のデータを再生することが出来る。
本発明におけるポータブルハイブリッドシステムにおいて、前記補助装置は、充電部をさらに備え、前記充電部は、前記補助装置と前記表示装置とを接続したとき、前記表示装置を充電することを特徴としている。
これによれば、補助装置と表示装置とを接続することによって自動的に充電が行われるため、ユーザは意識することなく、表示装置のバッテリを充電することが出来る。
本発明におけるポータブルハイブリッドシステムの補助装置は、バッテリと、充電部と、光ディスク装置とを備え、更に、大容量不揮発性メモリを着脱自在に取り付け可能とするインターフェース部とを有することを特徴としている。
これによれば、大容量不揮発性メモリの追加が容易であり、且つ、高速動作が可能な補助装置を提供することが出来る。
本発明におけるポータブルハイブリッドシステムの表示装置は、補助装置に備えられているバッテリより小容量のバッテリと、表示部と、大容量不揮発性メモリを着脱自在に取り付け可能とするインターフェース部とを有することを特徴としている。
これによれば、大容量不揮発性メモリの追加が容易であり、且つ、消費電力が少なく高速動作が可能な表示装置を提供することが出来る。
以上に述べたとおり、本発明は、補助装置と、表示装置と、大容量不揮発性メモリを含んだハイブリッドユニットとを有するポータブルハイブリッドシステムであって、前記補助装置は、光ディスク装置を有すると共に、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを備えており、前記表示装置は、映像を表示する表示部と、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを有することを特徴としている。
上記の発明によれば、ユーザは補助装置で記録再生可能な光ディスクに記録されたデータを、光ディスクを起動することなく、光ディスク装置より消費電力の小さい表示装置から見ることが可能であり、長時間駆動が実現できる。
本発明に係るポータブルハイブリッドシステムのシステム構成を示す図である。 本発明に係るポータブルハイブリッドシステムのシステム構成の他の例を示す図である。 本発明に係るポータブルハイブリッドシステムの内部構成を示すブロック図である。 本発明に係るハイブリッドユニットの内部構成を示すブロック図である。 本発明に係るポータブルハイブリッドシステムの使用例を示すフロー図である。 光ディスク装置にSDRAMを組み合わせた従来のハイブリッドドライブ装置と表示装置とを備えた従来のポータブルハイブリッドシステムの例を示す図である。 従来のハイブリッドドライブ装置における光ディスク再生時のデータの流れを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明では本発明を実施するために好ましい種々の限定が付与されているが、本発明の技術的範囲は以下の実施例及び図面の記載に限定されるものではない。
始めに、図1を用いて本発明に係るポータブルハイブリッドシステムのシステム構成の概略を説明し、次いで、図2を用いて、本発明に係るポータブルハイブリッドシステムのシステム構成の変形例を説明する。更に、図3、図4を用いて本発明に係るポータブルハイブリッドシステムの内部構成を説明し、図5を用いて、本発明に係るポータブルハイブリッドシステムの使用例を説明する。
図1において、1は、本発明のポータブルハイブリッドシステムである。ポータブルハイブリッドシステム1は、補助ユニット(補助装置)10とポータブル表示装置(表示装置)20とによって構成される。なお、図1に示す光ディスク68は、ポータブルハイブリッドシステム1を構成する部材ではないが、本発明の理解を容易にするために、便宜上図1に示している。
補助ユニット10は、ハイブリッドドライブ装置110、補助ユニット10に電力を供給する電源部120、及び、光ディスクなどを保存するためのディスクケース130を備えている。
ハイブリッドドライブ装置(ハイブリッド光ディスクドライブ装置)110は、後で詳細を説明する光ディスクドライブ装置と、着脱可能とされたハイブリッドユニット30と、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能にする挿入口(接続部)11を有している。また、前記ハイブリッドユニット30は、大容量不揮発性メモリを備えているが構成の詳細は後で説明する。12は、光ディスク68をハイブリッドドライブ装置110に装填するための挿入口である。
ディスクケース130は、光ディスクなどを保存するためのケースである。ディスクケース130は、補助ユニット10の大きさをポータブル表示装置20と同じ大きさにするために使用することが好ましいが、これに限られない。また、ディスクケース130は、補助ユニット10に構成されていなくてもよい。
ポータブル表示装置20は、映像を表示する表示部207と、ハイブリッドドライブ装置110に装填されるハイブリッドユニット30を着脱自在に取り付け可能にするための挿入口(接続部)21とを備えている。ハイブリッドユニット装着時には映像等のデータを記録再生可能とするよう構成される。
図2は、ポータブルハイブリッドシステム1のシステム構成の変形例を示す。図2(a)は、補助ユニット10とポータブル表示装置20とを接続ケーブル14aを用いて接続している。接続ケーブル14aは、補助ユニット10とポータブル表示装置20を接続するためのケーブルであり、例えば、ATAPIによる接続が好ましいが、補助ユニット10からポータブル表示装置20へ電力を供給するケーブルとデータを送信するケーブルとを別々に設けてもよい。また、接続ケーブル14aの例としては、USBケーブル、HDMIケーブル等であっても良い。
図2(b)は、補助ユニット10の上部と、ポータブル表示装置20の表示部207の反対側の面とを接続している例であり、図2(c)は、図2(b)の接続例における接続箇所を表した図である。ピン13cは補助ユニット10とポータブル表示装置20とを接続する位置を示すガイド用のピンであり、接続コネクタ14cは、補助ユニット10と表示装置20とを接続するインターフェースとして働き、補助ユニット10からポータブル表示装置20へ電力を供給すると共に、データを送受信するインターフェースであってもよい。接続コネクタ14cの例としては、ATAPIによる接続が好ましいが、USBインターフェース、SCSIなどが挙げられる。
図2(d)は、補助ユニット10の上部にポータブル表示装置20を接続している他の例である、図2(d)においては、ディスクケース130が無い場合の補助ユニット10の上部にポータブル表示装置20を接続している。このような場合においても、図2(b)と同様に補助ユニット10の上部にポータブル表示装置20を接続することが出来る。
図2(e)は、補助ユニット10の上部とポータブル表示装置20の表示部207とが向かい合わさる形で接続され、補助ユニット10とポータブル表示装置20とが開閉自在に結合されている例を示す。図2(f)は、図2(e)の接続例における接続箇所を表した図である。ピン13fは、補助ユニット10とポータブル表示装置20とを接続する位置を示すガイド用のピンである。また、ピン13fは、補助ユニット10とポータブル表示装置20とを開閉自在に結合させる結合部材としても働くものである。接続コネクタ14fは、補助ユニット10と表示装置20とを接続するインターフェースであり、補助ユニット10からポータブル表示装置20へ電力を供給すると共に、データを送信するインターフェースである。接続コネクタ14fの例としては、ATAPIによる接続が好ましいが、USBインターフェース、SCSIなどであっても良い。
図2に示したいずれの場合も、ポータブル表示装置20は、補助ユニット10と分離可能であり、補助ユニット及びポータブル表示装置の双方に対して、大容量不揮発性メモリを有するハイブリッドユニット30が着脱可能に構成されており、ハイブリッドユニット30を装着したポータブル表示装置20を持ち出して、ハイブリッドユニット30に記憶させたコンテンツを楽しむことができる。
また、ポータブル表示装置20は、チューナなどから受信したデータをハイブリッドユニット30に記録可能である。ポータブル表示装置20にてデータが記録された、ハイブリッドユニット30を、補助ユニット10のハイブリッド光ディスクドライブ装置110に装着した場合、ハイブリッド光ディスクドライブ装置110は、ハイブリッドユニット30に記録されたデータを光ディスクに記録することも可能である。
図3は、図1のポータブルハイブリッドシステム1における各装置の内部構成を示すブロック図であり、図3(a)は、補助ユニット10の内部構成を示し、図3(b)は、補助ユニット10を構成するハイブリッドドライブ装置110の内部構成を示し、図3(c)は、ポータブル表示装置20の内部構成を示す。
図3(a)に示すとおり、補助ユニット10は、ハイブリッドドライブ装置(ハイブリッド光ディスクドライブ装置)110、電源部120、及び、ディスクケース130を備えている。電源部120は、補助ユニット10に電力を供給する大容量バッテリ(バッテリ)121と、図2で示したように補助ユニット10とポータブル表示装置20とが接続した際、ポータブル表示装置20に含まれる小バッテリ(バッテリ)202を充電するためのインターフェースである充電I/F(充電部)122とによって構成される。
大容量バッテリ121は、ハイブリッド光ディスクドライブ装置110が消費する十分な電力を保持しており、例えば、ハイブリッド光ディスクドライブ装置110が光ディスクにデータを連続して2時間程度記録する場合に消費される電力を保持している。なお、大容量バッテリ121を用いたハイブリッド光ディスクドライブ装置110の連続駆動時間はこれに限定されない。
また、ポータブル表示装置20に含まれる小バッテリ202は、前記大容量バッテリ121より小容量で軽量のバッテリとすることができる。即ち、ハイブリッドユニット30をポータブル表示装置に装着し、ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記憶されているデータを再生する場合、或いは、大容量不揮発性メモリ303にデータを記憶する場合の何れの場合も、消費電力の大きい光ディスク装置70を駆動する必要がないため、大幅に消費電力を小さくすることができる。従って、例えば、ポータブル表示装置20を連続して10時間程度駆動可能としても、前記大容量バッテリ121より、より小容量で軽量のバッテリとすることができる。小バッテリ202の容量は、ポータブル表示装置20の連続駆動可能時間と、ポータブル表示装置20の重さを勘案して決定すれば良い。また、小バッテリ202として、容量の異なる複数種類のバッテリを準備しておくこともできる。
図3(b)は、図3(a)の補助ユニット10を構成するハイブリッドドライブ装置(ハイブリッド光ディスクドライブ装置)110の内部構成を示すブロック図である。図3(b)に示すとおり、ハイブリッドドライブ装置110は、制御部50、駆動部60、インターフェース部119、及び、ハイブリッドユニット30を備えている。また、制御部50は、レーザ駆動部111、再生信号処理部112、ピックアップ駆動部113、スピンドルモータ駆動部114、ローデングメカ駆動部115、変調/インターリーブ部116、復調/デインターリーブ部117及びドライブ制御部118を有している。なお、70は、光ディスク装置を示しており、前記制御部50と前記駆動部60とから構成される。
また、ハイブリッドユニット30は、インターフェース部301、バッファメモリ302、大容量不揮発性メモリ303、ハイブリッド制御部304及びインターフェース部305を備えており、各部はバス306に接続されている。大容量不揮発性メモリ303は、例えば、eMMC(Embedded Multi Media Card)メモリから構成されており、例えば、BDの1枚分程度の容量、即ち、25GB〜50GBの容量を有している。大容量不揮発性メモリ303へのアクセスの方法の一例については、図4を用いて後で説明する。なお、本発明では、このような大容量不揮発性メモリ303を含むユニットをハイブリッドユニットと定義している。
なお、上記ハイブリッドユニット30の、インターフェース部301は、ATAPI、USBインターフェース、及びSCSIなど規格化されたインターフェースであってもよいし、より薄型化、小型化された、規格化されていない独自インターフェースであってもよい。つまり、上記ハイブリッドユニット30の、インターフェース部301は、光ディスク装置70のインターフェース部119及びポータブル表示装置20のインターフェース201の両方に接続可能なインターフェースであればよい。
ハイブリッドドライブ装置110のドライブ制御部118は、光ディスクが装填されると、スピンドルモータ駆動部114に光ディスクを回転させるよう指示し、ピックアップ駆動部113に光ピックアップを駆動するよう指示する。また、レーザ駆動部111は、レーザ光を光ディスクに照射し、光ディスクからの反射光を受けた再生信号処理部112は、再生信号を復調/デインターリーブ部117に供給する。復調/デインターリーブ部
117は、ドライブ制御部118からの指示により、再生信号処理部112から受信した再生信号を復調し、インターフェース部119、及び、ハイブリッドユニット30のインターフェース部301を介してハイブリッドユニット30に供給する。また、ドライブ制御部118は、読み出した光ディスクを特定するための情報であるディスクIDを上記復調された再生信号と共にハイブリッドユニット30に供給する。
ハイブリッドユニット30のインターフェース部301を介して受信した復調された再生信号及び光ディスクIDは、ハイブリッド制御部304の指示により、大容量不揮発性メモリ303に格納される。
また、ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に格納されている映像信号等は、ハイブリッド制御部304の指示により、インターフェース部301及びインターフェース部119を介してハイブリッド光ディスクドライブの変調/インターリーブ部116に供給される。
変調/インターリーブ部116は、ドライブ制御部118からの指示により、インターフェース部119から受信した映像信号を変調し、レーザ駆動部111に供給する。レーザ駆動部111は、受信した映像信号をレーザ光により、光ディスクに記録する。
図3(c)は、ポータブルハイブリッドシステム1を構成するポータブル表示装置20の内部構成を示すブロック図である。図3(c)に示すとおり、ポータブル表示装置20は、インターフェース部201、小バッテリ(バッテリ)202、バッテリ残量検出部203、データ圧縮/伸長部204、ポータブル表示装置制御部205、表示/入力処理部206、表示部207、TVチューナ208、静止動画処理部209、外部機器入力部210及び通信処理部211を備えており、各部はバス220に接続されている。
また、ポータブル表示装置20は、ハイブリッドドライブ装置110に着脱可能に装填されていたハイブリットユニット30を、同様に、ポータブル表示装置20に着脱可能としており、ポータブル表示装置20に取り付けられたハイブリッドユニット30は、バス220に接続される。
インターフェース部201は、ポータブル表示装置20と補助ユニット10とが接続されたときに、補助ユニット10と通信を行うためのインターフェースである。
ポータブル表示装置制御部205は、バス220で接続された各部を制御する。ポータブル表示装置制御部205からの指示は、バス220を介して各部に通知される。
小バッテリ202は、ポータブル表示装置20に電力を供給する。バッテリ残量検出部203は、小バッテリ202から通知されるバッテリ残量を検知し、ポータブル表示装置制御部205に通知する。なお、図2に示した例のように、ポータブル表示装置20が、補助ユニット10に接続されている際には、ポータブル表示装置20は、補助ユニット10内の大容量バッテリ121から給電を受けるようにしても良い。
図3(c)に示した例では、表示部207は、文字や画像、映像などを表示する表示機能を備えた表示LCD212、及び、ユーザが指や専用のペンで画面に触れた際にこの接触を検知することにより指示を入力する入力機能を備えたタッチパネル213より構成される。表示部207の表示LCD212は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの一般的な表示装置により構成される。また、タッチパネル213は、接触を検知するための素子がディスプレイの表面に配置されて、更にその上に透明なスクリーンが積層されることにより形成されている。タッチパネル213上の接触を感知する方法は、圧力の変化を感知する感圧式であってもよいし、静電気による電気信号を感知する静電式であってもよいし、そのほかの方法であってもよい。
表示/入力処理部206は、(1)TVチューナ208が、放送局(地上局、衛星など)から送信された放送信号を、アンテナを介して受信した映像、(2)静止動画処理部209が、デジタルカメラのような静止画/動画撮影機器から受信した静止画/動画像、(3)外部機器入力部210が携帯電話端末など外部機器から受信した映像、(4)通信処理部211がインターネットなどの通信手段を用いて受信した映像、及び(5)ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記録されたデータ、のうち何れか1つを表示LCD212に表示するように選択する。なお、上記表示/入力処理部206は、上記の映像、静止画像、動画像、データ等の内の1つまたは複数を加工し組み合わせて、1つの画面に表示させても良い。また、表示/入力処理部206は、タッチパネル213から入力された情報を取得する。
なお、表示/入力処理部206がタッチパネル213に表示させる操作内容を示す操作メニューは、ポータブル表示装置20と補助ユニット10とが接続している場合と接続していない場合とで、異なっていてもよいし、同じであってもよい。
データ圧縮/伸長部204は、ポータブル表示装置制御部205からの指示に従い、(1)TVチューナ108が、放送局(地上局、衛星など)から送信された放送信号を、アンテナを介して受信した映像、(2)静止動画処理部209が、デジタルカメラのような静止画/動画撮影機器から受信した静止画/動画像、(3)外部機器入力部210が携帯電話端末など外部機器から受信した映像、(4)通信処理部211がインターネットなどの通信手段を用いて受信した映像及び(5)ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記録されたデータ、を表示LCDに表示可能な形式にし、表示/入力処理部206に供給する。
また、データ圧縮/伸長部204は、ポータブル表示装置制御部205からの指示に従い、(1)TVチューナ108が、放送局(地上局、衛星など)から送信された放送信号を、アンテナを介して受信した映像、(2)静止動画処理部209が、デジタルカメラのような静止画/動画撮影機器から受信した静止画/動画像、(3)外部機器入力部210が携帯電話端末など外部機器から受信した映像、及び(4)通信処理部211がインターネットなどの通信手段を用いて受信した映像をハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記録可能な形式にし、ハイブリッドユニット30に供給する。
ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記録されたデータは、ハイブリッドドライブ装置110にハイブリッドユニット30を装填した際に記録されたデータであってもよく、該データは、光ディスク68に記録されているデータを含むことも可能である。そのため、ユーザは、光ディスクを起動することなく、ハイブリッドユニット30をポータブル表示装置20の挿入口21に挿入することによって、上記データを見ることが出来る。
また、大容量不揮発性メモリ303に記録された光ディスク68のデータは、光ディスク68の回転時などに消費される電力が無いため、光ディスク装置70を用いて光ディスク68に記録されたデータを視聴しているときと比べ、少ない消費電力で視聴することが出来る。そのため、ユーザは、大容量不揮発性メモリ303を用いることで少ないバッテリで光ディスク68に記録されたデータを視聴すること、または光ディスク68にデータを記録することが可能となる。特に、前記ポータブル表示装置20を補助ユニット10から分離し、軽量なポータブル表示装置20のみを持ち出した場合等において、ユーザは小バッテリ202の電力を使用しながらも、比較的長時間に渡り、大容量不揮発性メモリ303に記録された種々のコンテンツを楽しむことができる。
また、ポータブル表示装置20は、チューナなどから受信したデータをハイブリッドユニット30に記録可能である。ポータブル表示装置20にてデータが記録された、ハイブリッドユニット30を、補助ユニット10のハイブリッド光ディスクドライブ装置110に装着した場合、ハイブリッド光ディスクドライブ装置110は、ハイブリッドユニット30に記録されたデータを光ディスクに記録することも可能である。
図4は、ハイブリッドユニット30の内部構成の詳細を示すブロック図である。図4において、図3(b)に示したハイブリッドユニット30と同一の番号が付されている構成部分には、同一の構成を示しているので、それらの構成部分の説明は除く。なお、図4には、ハイブリッドユニット30のハイブリッド制御部304をFPGA(Field Programmable Gate Array)で作成する場合を例として記載しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
図4に示すとおり、本発明に係るハイブリッドユニット30のハイブリッド制御部304は、インターフェース変換回路307、FPGA(Field Programmable Gate Array)内回路入力制御部308、及び、大容量不揮発性メモリアドレス指定用レジスタ309を備えている。
なお、大容量不揮発性メモリ303には、例えばeMMC(Embedded Multi Media Card)等を用いることが出来るが、これに限られること無く、モータ等による駆動を必要としない半導体メモリ等の静的記憶装置であればよい。
FPGA内回路入力制御部308は、FPGAを用いたインターフェース変換回路307の動作を制御するものである。また、大容量不揮発性メモリアドレス指定用レジスタ309は、大容量不揮発性メモリ303にデータを記憶する際に指定されたメモリアドレス等を記憶しておくためのレジスタである。
即ち、大容量不揮発性メモリ303にデータを転送する場合、予め、前記大容量不揮発性メモリアドレス指定用レジスタ309に、記録スタートのアドレスと長さ情報を指定してからDMA転送することになる。逆に、読み出しの際には、前記大容量不揮発性メモリアドレス指定用レジスタ309を参照して、大容量不揮発性メモリ303にアクセスする。
図5は、ポータブルハイブリッドシステム1の使用例を示すフロー図である。図5(a)は、ハイブリッドユニット30をハイブリッドドライブ装置110に装填している場合において、光ディスクを再生する場合のフローを示す。図3を参照しながら、以下にポータブルハイブリッドシステム1の動作を説明する。
ハイブリッドドライブ装置110を含む補助ユニットの電源をONにし、光ディスクを光ディスク装置70に装填すると、ハイブリッドドライブ装置110は、光ディスク装置70を立ち上げる(S.21)。ドライブ制御部118は、光ディスクのディスクIDを確認し、インターフェース部119を介して、ハイブリッドユニット30のハイブリッド制御部304に供給する。ハイブリッド制御部304は、ドライブ制御部118から供給されたディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されているか否かを確認する(S.22)。
ディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されている場合(S.22にてYes)、ハイブリッド制御部304は、該ディスクIDに関連付けて記録されているデータのタイトルをドライブ制御部118に通知する。ドライブ制御部118は、該光ディスクに記録されているデータのうち、通知されたタイトル以外のタイトルのデータ、即ち、大容量不揮発性メモリに記憶されていないデータを再生すると同時に、該タイトルと、該タイトルが付与されているデータとを該ディスクIDに関連付けて大容量不揮発性メモリ303に記録する(S.23)。
ディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されていない場合(S.22にてNo)、ドライブ制御部118は、光ディスクに記録されているデータを順に再生すると同時に、該データを大容量不揮発性メモリ303もしくは、その他の記憶部に記録する(S.24)。このとき、該データのタイトルと該データとを、該ディスクIDと関連付けて大容量不揮発性メモリに記録してもよい。
ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303への記録が完了すると(S.25)、光ディスク装置70は、光ディスクを排出し、ドライブ制御部118は、ハイブリッドドライブ装置110の電源をOFFにする(S.26)。
なお、S.23及びS.24にて記録される光ディスクは1枚に限定されない。大容量不揮発性メモリ303は、数十GB以上の記憶領域を持ったメモリであるため、光ディスク数枚分のデータを記録することが可能である。そのため、ハイブリッドドライブ装置110がディスク数枚を格納し、使用する光ディスクを切り替えることが出来るチェンジャー機能を持っている場合、S.23及びS.24終了後は、S.22に戻り、次の光ディスクのディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されているか否かを確認する。
図5(b)は、予めデータが記録されているハイブリッドユニット30を、ハイブリッドドライブ装置110に装填していた場合において、ハイブリッドユニット30に記録されているデータを光ディスクに記録する処理の流れを示す。
ハイブリッドユニット30を挿入口11から、ハイブリッドドライブ装置110に装填し(S.31)、ハイブリッドドライブ装置110の電源をONにして、光ディスクを光ディスク装置70に挿入する(S.32)と、ドライブ制御部118は、光ディスクのディスクIDを確認し、インターフェース部119を介して、ハイブリッドユニット30のハイブリッド制御部304に供給する。ハイブリッド制御部304は、ドライブ制御部118から供給されたディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されているか否かを確認する(S.33)。
ディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されている場合(S.33にてYes)、ハイブリッド制御部304は、該ディスクIDに関連付けて記録されているタイトル及びデータを該光ディスクにて再生可能な形式で、該光ディスクの空き領域に記録する(S.34)。
ディスクIDが大容量不揮発性メモリ303に記録されていない場合(S.33にてNo)、ハイブリッド制御部304は、大容量不揮発性メモリ303に記録されているデータを、該光ディスクにて再生可能な形式で、該光ディスクの空き領域に記録する(S.35)。
ドライブ制御部118は、ユーザが選択した大容量不揮発性メモリ303のデータを光ディスクに記録する際の記録モードが、コピーであるかムーブであるかを確認し(S.36)、コピーである場合、ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303のデータはそのままの状態にする(S.37)。記録モードがムーブである場合、ハイブリッド制御部304は、大容量不揮発性メモリ303に記録されており、S.34またはS.35にて光ディスクに記録したデータを、その内容をユーザに確認させ、消去する(S.38)。光ディスクへの記録が完了する、光ディスク装置70は、光ディスクを排出する(S.39)。
図5(c)は、ハイブリッドユニット30をポータブル表示装置20に取り付けた場合における、データの流れを示す。
ポータブル表示装置20の電源を入れる(S.41)と、ポータブル表示装置20のバッテリ残量検出部203は、小バッテリ202からバッテリの残量を取得する(S.42)。バッテリ残量検出部203は、バッテリの残量が有るか否かを判定し(S.43)、バッテリの残量が無い場合(S.43にてNo)、補助ユニット10の大容量バッテリ121から充電I/F122を介して、充電をおこなう(S。44)。
バッテリの残量が有る場合(S.43にてYes)、ハイブリッドユニット30にデータを記録する、または、ハイブリッドユニット30のデータを編集するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザからの回答を判定する(S.45)。
ハイブリッドユニット30にデータを記録せず、ハイブリッドユニット30のデータを編集しない場合(S.45にてNo)、ユーザによって選択されたデータをハイブリッドユニット30から再生する(S.46)。このとき、再生しているデータを編集することも出来る。
ハイブリッドユニット30にデータを記録する、または、ハイブリッドユニット30のデータを編集する場合(S.45にてYes)、ハイブリッド制御部304は、テレビ、通信及びその他種々機器を用いて入力処理されたデータを光ディスクと関連付けられたデータ形式で、ハイブリッドユニット30の大容量不揮発性メモリ303に記録する(S.47)。
ハイブリッド制御部304は、大容量不揮発性メモリ303に残量があるか否かを判定し(S.48)、残量が無い場合(S.48にてNo)、ハイブリッド制御部304は、(1)ハイブリッドユニット30内の不要データを削除する、または(2)補助ユニット10にハイブリッドユニット30を挿入し、ハイブリッドユニット30に記録されているデータを光ディスクにムーブする、の両方または何れか1つを実行するようユーザに促し、ユーザが上記(1)及び(2)が実行できる状態に遷移する。
大容量不揮発性メモリ303の残量が有る場合(S.48にてYes)、ユーザに記録、編集記録が行える状態に遷移する(S.50)。また、ユーザが補助ユニット10にハイブリッドユニット30を挿入した場合、S.31〜S.39の処理を行うことで、大容量不揮発性メモリ303のデータを光ディスクに記録する(S.51)。
本発明では、以上に述べたとおり、光ディスクに記録されたデータと該光ディスクのディスクIDと関連付けて大容量不揮発性メモリ303に記録したハイブリッドユニット30を、ハイブリッドドライブ装置110から取り出すことが出来、該ハイブリッドユニット30は、ポータブル表示装置20の挿入口21に取り付けることが出来る。ハイブリッドユニット30が取り付けられたポータブル表示装置20は、光ディスクに記録されたデータをハイブリッドユニット30から視聴することが出来る。そのため、光ディスク装置70を備えている表示装置と比べ、少ない消費電力で光ディスクに記録されたデータを視聴することが可能となる。
また、ハイブリッドユニット30に記録されたデータは、ハイブリッドユニット30をハイブリッドドライブ装置110に装填することにより、光ディスクへ記録することが出来る。
更に、補助ユニット10とポータブル表示装置20とを接続した際、自動的にポータブル表示装置20の充電が行われるため、ユーザは意識することなくポータブル表示装置20を充電することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、ポータブル表示装置に対して、小さいバッテリで大容量データを用いることができるきわめて使い勝手のよいポータブルハイブリッドシステムを提供するものであり、産業上の利用可能性は高い。
1 ポータブルハイブリッドシステム
10 補助ユニット(補助装置)
11 挿入口(接続部)
20 ポータブル表示装置(表示装置)
21 挿入口(接続部)
30 ハイブリッドユニット
110 ハイブリッドドライブ装置
50 制御部
60 駆動部
70 光ディスク装置
111 レーザ駆動部
112 再生信号処理部
113 ピックアップ駆動部
114 スピンドルモータ駆動部
115 ローデングメカ駆動部
116 変調/インターリーブ部
117 復調/デインターリーブ部
118 ドライブ制御部
119 インターフェース部
120 電源部
121 大容量バッテリ(バッテリ)
122 充電I/F(充電部)
201 インターフェース部
202 小バッテリ(バッテリ)
203 バッテリ残量検出部
204 データ圧縮/伸長部
205 ポータブル表示装置制御部
206 表示/入力処理部
207 表示部
208 TVチューナ
209 静止動画処理部
210 外部機器入力部
211 通信処理部
212 表示LCD
213 タッチパネル
301 インターフェース部
302 バッファメモリ
303 大容量不揮発性メモリ(メモリ部)
304 ハイブリッド制御部
305 インターフェース部

Claims (6)

  1. 補助装置と、表示装置と、大容量不揮発性メモリを含んだハイブリッドユニットとを有するポータブルハイブリッドシステムであって、
    前記補助装置は、光ディスク装置を有すると共に、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを備えており、
    前記表示装置は、映像を表示する表示部と、前記ハイブリッドユニットを着脱自在に取り付け可能とする接続部とを有することを特徴とするポータブルハイブリッドシステム。
  2. 前記補助装置と持ち運び可能な表示装置は別体に構成されており、ハイブリッドユニットを装着した表示装置単体のみで、ハイブリッドユニットに記憶されているデータを再生可能に、また、ハイブリッドユニットのメモリ部に記録可能なように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のポータブルハイブリッドシステム。
  3. 前記補助装置と表示装置とは着脱可能な構成とされており、一体化した構成でも、別体に分離した構成でも、ハイブリッドユニットに記憶されたデータを再生可能に、また、ハイブリッドユニットに記録可能なように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のポータブルハイブリッドシステム。
  4. 前記補助装置は、充電部をさらに備え、
    前記充電部は、前記補助装置と前記表示装置とを接続したとき、前記表示装置を充電することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポータブルハイブリッドシステム。
  5. バッテリと、充電部と、光ディスク装置とを備え、更に、大容量不揮発性メモリを着脱自在に取り付け可能とするインターフェース部とを有することを特徴とする補助装置。
  6. 補助装置に備えられているバッテリより小容量のバッテリと、表示部と、大容量不揮発性メモリを着脱自在に取り付け可能とするインターフェース部とを有することを特徴とする表示装置。
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