JP2004192739A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、メモリカードのメモリをキュッシュとして用いることで、見かけ上のディスクアクセス性能をさらに向上させると共に、ユーザの使い勝手をさらに向上させるようにしたディスクドライブ装置を提供することである。
【解決手段】上記課題は、ホストコンピュータと接続され、リムーバブルメディアに対してデータの読み書きを行なうリーダライタと、光ディスクに対してデータの読み書きを行なう光ディスクドライブとを備えたディスクドライブ装置において、前記ホストコンピュータからのデータの読み書き命令に対し、前記リムーバブルメディアと前記光ディスクの記憶容量を1ボリュームのドライブに見せ掛けてデータの読み書きを行なうエミュレーション手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置にて解決される。
【選択図】 図1
【解決手段】上記課題は、ホストコンピュータと接続され、リムーバブルメディアに対してデータの読み書きを行なうリーダライタと、光ディスクに対してデータの読み書きを行なう光ディスクドライブとを備えたディスクドライブ装置において、前記ホストコンピュータからのデータの読み書き命令に対し、前記リムーバブルメディアと前記光ディスクの記憶容量を1ボリュームのドライブに見せ掛けてデータの読み書きを行なうエミュレーション手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置にて解決される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクドライブ装置に係り、詳しくは、メモリカードリーダライタを備えたディスクドライブ装置におけるデータの記録再生に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声や静止画、動画などあらゆるデジタルデータの書き込み・消去可能なフラッシュメモリ型記憶媒体としてカード型のメモリ、例えば、メモリスティック、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等がある(以下、これらを総称してメモリカードという)。
【0003】
このメモリカードはデジタルカメラをはじめ数多くの機器に採用されており、最近では、メモリカードに対してデータ読み書きが行なえるリーダライタを搭載したCD−R/RWドライブも存在する。
図5は、メモリカードのリーダライタを搭載したデスクトップPC用のハーフハイト型CD−R/RWドライブの外観図であり、同図(a)、(b)に示すように、このCD−R/RWドライブの場合、メモリカードリーダライタが本体正面の左側に設けられる。このメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブの利用方法としては、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオなどで撮影した動画や静止画などをメモリカードに保存し、該メモリカードに保存されたデータをCD−RやCD−RWに書き込み、付属のソフトウェアを利用して、自動再生のスライドショーやHTML形式のアルバム作成するといった利用方法がある。
【0004】
一般に、上記のようなメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブは、図6に示すように、必要に応じてCD−R/RWドライブとメモリカードリーダライタがセパレータによって切替えられるだけなので、メモリカードから直接CD−RやCD−RWに書き込めるといった機能はない。すなわち、単純に2つの機能を一体化したものが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すように、データの記憶容量は記憶媒体によって異なる。
【0006】
図7は、記憶装置のアクセス速度と容量の関係を示す図である。同図に示すように、レジスタやキャッシュメモリ等は、アクセス速度は高速であるが、容量は小さい。一方、光ディスクや磁気テープは、アクセス速度は遅いが容量は大きい。
【0007】
換言すれば、光ディスクを記憶媒体とする光ディスクドライブは、CDやDVDなど記憶容量の大きいメディアを取扱うことができるが、書き込みや読み込みの際のアクセス速度は、HDDなどと比べて、数倍〜数十倍もかかり使い勝手が悪い。また、フラッシュメモリであるメモリカードは読み書きのアクセス速度は高速であるものの、記憶容量はCDやDVDなどのメディアと比べて小さく、大量の画像データ等の保存には適していない。さらに、メモリ単価が高いというデメリットもある。
【0008】
このように光ディスクとメモリカードは、長短所を相互に補完する関係にあるといえる。上で述べたようなメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブは、光ディスクドライブと、メモリカードリーダライタの双方を備えるが、OS上では、IDEセカンダリのMasterにCD−R/RWドライブ、Slaveにメモリカードリーダライタが接続されたものとして認識される。つまり、ホスト側から見れば、光ディスクドライブと、メモリカードリーダライタとがそれぞれが独立して認識されるので、特徴の異なる2つのドライブを実装しても性能面では補完されていない。したがって、ユーザは、利用するメディアごとにドライブを選択しなければならず、かえって使い勝手を損ねるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、メモリカードのメモリをキュッシュとして用いることで、見かけ上のディスクアクセス性能をさらに向上させると共に、ユーザの使い勝手をさらに向上させるようにしたディスクドライブ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ホストコンピュータと接続され、リムーバブルメディアに対してデータの読み書きを行なうリーダライタと、光ディスクに対してデータの読み書きを行なう光ディスクドライブとを備えたディスクドライブ装置において、前記ホストコンピュータからのデータの読み書き命令に対し、前記リムーバブルメディアと前記光ディスクの記憶容量を1ボリュームのドライブに見せ掛けてデータの読み書きを行なうエミュレーション手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
また、本発明の請求項2は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記リムーバブルメディアをキャッシュメモリとして動作させるキャッシュ動作手段を備えたことを特徴としている。
【0012】
また、本発明の請求項3は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの書き込み命令があった場合に、前記キャッシュ動作手段を用いて、書き込み用のデータを前記リムーバブルメディアに書き込み、データの書き込みが所定時間経過したとき又はリムーバブルメディアに書き込まれているデータが所定量に達したときにリムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する第一のデータ転送制御手段を備えたことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の請求項4は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの読み込み命令があった場合に、前記リムーバブルメディア内にデータがあればそのデータを該ムーバブルメディアから読み出して前記ホストコンピュータに転送する第二のデータ転送制御手段と、前記リムーバブルメディア内にデータがなければ前記光ディスクからデータを読み出して前記ホストコンピュータに転送する第三のデータ転送制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
また、本発明の請求項5は、前記ディスクドライブ装置において、前記リムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する際に、前記データのファイルシステムを前記光ディスクドライブ上で認識可能なファイルシステムに変換するファイルシステム変換手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
また、本発明の請求項6は、前記ディスクドライブ装置において、前記リムーバブルメディアは、カード型の情報記録媒体であることを特徴としている。
【0016】
上記本願発明によれば、リムーバブルメディアをキャッシュメモリとして用いて、使用頻度の高いデータを一時的に記憶し、その後、リムーバブルメディアに記憶されたデータを光ディスクに転送する。これにより、データの読み書き回数頻度が多い小容量のデータのアクセス速度を光ディスクドライブに直接読み書きするより速くすることができる。また、リムーバブルメディアに記憶されたデータは所定のタイミングで比較的容量の大きい光ディスクに転送されるので、ユーザ側では見掛け上容量の大きいフラッシュメモリを利用していることと等価となり、利便性が大幅に向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明に係るディスクドライブ装置(以下、ドライブと略記)を側面から見た内部構成図である。
【0019】
図1において、このドライブ10は、光ディスクへのデータ書き込みを行なう光ディスクドライブ1と、フラッシュメモリを搭載し持ち運びに便利なメモリカード(リムーバブルメディアとも呼ばれる)のリーダライタ2と、これら双方を内部接続するインターフェース(I/F)部3と、光ディスクドライブとメモリカードリーダライタに挿入された双方のメディアに対して、読み書きの命令を行ない、データを双方の間で転送可能にするコントローラと4から構成される。なお、コントローラ4は、IDEインターフェース5を介してホストコンピュータ100と接続される。
【0020】
図2は、上記コントローラ4のブロック図である。
【0021】
図2において、このコントローラ4は、上記I/F部3とのインターフェース機能を有しているI/O11と、メディア間で異なるファイルシステムを変換(光ディスク←→メモリカード)するファイルシステム変換部12と、コントローラ全体の制御を司るCPU13と、メモリ14と、ホストコンピュータとのインターフェース機能を有しているホスト側I/O15とで構成される。ホスト側I/O15の機能としては、ここでは、IDEインターフェースをサポートする機能を有するものと仮定するが、上記IDEインターフェース以外、例えば、SCSI、IEEE1394、USB等であってもよい。
【0022】
上記コントローラ4によって接続される双方のドライブ、すなわち光ディスクドライブ1と、メモリカードリーダライタ2は、ホストコンピュータ100側からはメモリカードのみが光ディスクの容量を有するように認識される。すなわち、物理的にある2台のドライブを1台のドライブとして論理的に認識する。
【0023】
次に、上記のように構成されたコントローラでの動作を、図3及び図4を用いて説明する。
【0024】
図3は、ホストコンピュータ100からの書き込み命令(WRITE命令)によりデータの書き込みを実行するコントローラ4での処理手順を示したものである。ここで、光ディスクドライブ1に光ディスク、メモリカードリーダライタ2にメモリカードが実装されているものとする。
【0025】
図3において、コントローラ4のCPU13は、ホストコンピュータ100からのWRITE命令をホスト側I/O15を介して受けると、書き込みモードに移行し、ホストコンピュータ100から送られてくる書き込みデータをI/O11を介して一旦メモリカードに書き込む(S1)。
【0026】
CPU13は、メモリカードへのデータの書き込みを行ない、書き込み時間が所定時間(T)経過したか、あるいはメモリカードの記憶容量を越えるまでデータが書き込まれたかどうかを次ステップで判定(S2)し、この判定(S2)で、書き込み時間が所定時間(T)を経過した、あるいはメモリカードの記憶容量を越えたとの判定結果が得られた場合(S2でYES)、メモリカードに記憶されているデータを光ディスク上でファイルと認識できるようにメモリカード内のデータをファイルシステム変換処理部12に出力してファイルシステムを変換(S3)させる。ファイルシステム変換処理部12では、メモリカード内のデータのフォーマットを光ディスク上で認識可能なデータフォーマットに変換してCPU13に出力する。CPU13はこのようにしてファイルシステム変換処理部12にて変換処理されたデータを、光ディスクへの書き込み命令とともにI/O11を介して光ディスクに転送(S4)する(この時点でメモリカード内のデータは消去される)。一方、上記判定(S2)で、上記書き込み時間が所定時間(T)を経過していない、あるいは書き込まれたデータがメモリカードの記憶容量を越えていないと判定された場合(S2でNO)は、メモリカードへのデータの蓄積が継続して行なわれる。
【0027】
図4は、ホストコンピュータ100からの読み込み命令(READ命令)によりデータの読み込みを実行するコントローラでの処理手順を示したものである。
【0028】
図4において、コントローラ4のCPU13は、ホストコンピュータ100からのREAD命令をホスト側I/O15を介して受けると、読み込みモードに移行し、現在のステータスが▲1▼メモリカードへのデータ書き込み中なのか、あるいは▲2▼メモリカードへのデータ書き込み後、所定時間(T)を経過しているのかを判定(S11)する。CPU13は、この判定(S11)で、現在のステータスが上記▲1▼、▲2▼のいずれにあると判定した場合(S11でYES)、READ対象となるデータがメモリカードに記憶されていると判断し、メモリカードリーダライタ2にアクセスし、メモリカードに格納されているデータを一旦メモリ14に読み込んで(S12)、ホストコンピュータ100に転送(S13)する。一方、上記判定(S11)で、現在のステータスが上記▲1▼、▲2▼のいずれにもないと判定された場合(S11でNO)は、CPU13はREAD対象となるデータが光ディスクに記憶されていると判断し、光ディスクドライブ1にアクセスし、光ディスクからデータを一旦メモリ14に読み込んで(S21)、ホストコンピュータ100に転送(S13)する。
【0029】
上述したように、本実施形態では、ホストコンピュータ100からの書き込み命令があると、コントローラ4は、データと命令の読み込み速度の速いメモリカードにデータを一旦書き込み、書き込んだデータがメモリカードの記憶容量を越えたとき、あるいはデータ書き込み後、所定時間経過したときに、メモリカードに書き込まれているデータを、データと命令の読み込み速度の遅い光ディスクに転送する。つまり、メモリカードをキャッシュとして用いることで、最も使用頻度の高いデータ(画像データなど)を素早く書き込むことができ、パフォーマンスを飛躍的に向上させることができる。この結果、ユーザの使い勝手を大幅に向上させることが可能となる。
【0030】
また、データ読み込み時において、メモリカード内にデータが格納されていれば、メモリカードからデータが読み出されるので、頻繁に使用される画像データ等の読み込み動作を高速に行なうことができ、ユーザはストレスなくデータを取得することができる。
【0031】
また、本実施形態によれば、コントローラ4側では、メモリカードが光ディスクドライブ1の容量を有するように認識し、ユーザ側では、光ディスクの容量を有するに認識されるので、ユーザはあたかも大容量のフラッシュメモリに対してデータの書き込み・読み込みを行なっているのと同等の速度感を得ることができる。すなわち、本実施形態の場合、大容量のフラッシュメモリを用いなくてもそれ同等のパフォーマンスを得ることができ、かつコスト低減が可能である。
【0032】
さらに、メモリカードに格納されたデータの光ディスクへの書き込みは後で行なわれるため、光ディスクへの書き込み速度は高速でなくてもよい。このため、ディスク回転数の低速化が可能となり、振動が抑えられて静音効果を奏す。
【0033】
また、光ディスク、メモリカードともに、リムーバブルタイプのメディアとして使用できるため、双方のメディアタイプの持ち運びに対応でき、ユーザは柔軟な使い勝手を得られる。
【0034】
次に、メモリカードを、メモリカードリーダライタ2から取り出す場合の動作について説明する。
【0035】
メモリカードをメモリカードリーダライタ2から取り出す際には、所定のEJECTボタン又はホストコンピュータ100からのコマンド指示により、メモリカードに格納されているデータがCPU13からの命令に基づき光ディスクにフラッシュされる。つまり、メモリカード内のデータの内容を光ディスクも必ず保有するようにすることで、メモリカード内のデータが消去されてしまうのを防ぐことができる。
【0036】
続いて、光ディスクを光ディスクドライブ1から取り出す場合の動作について説明する。光ディスクを光ディスクドライブ1から取り出す際には、ホストコンピュータ100に対してメモリメディアの空き容量を変更する通知がCPU13にて行なわれる(メモリカードのみの容量になったことを通知)。これにより、ホストコンピュータ100は、ドライブ10側の状態が変わっても常に最新のドライブ状態を把握することができる。
【0037】
上記実施形態では、コントローラ4は、ホストコンピュータ100から見たドライブが、メモリカードのみと認識されるよう設定していたが、本実施形態はこのような接続形態に限定されるものではない。例えば、ホストコンピュータ100から見たドライブが、光ディスクのみであってもよいし、メモリカードと光ディスクのそれぞれが別々に見えてもよい。これらはユーザのニーズに応じて自由に切替えることができる。
【0038】
また、ホストコンピュータ100側から見たドライブを、メモリカードでなく光ディスクにすることも勿論可能である。この場合、ユーザはホストコンピュータ100に搭載されるOS(オペレーティングシステム)との相性などを考慮していずれを選択すればよい。
【0039】
上記例において、コントローラ4のCPU13のエミュレート機能がエミュレーション手段に、キャッシュ動作制御機能がキャッシュ動作手段に、データの転送制御機能が、第一のデータ転送制御手段〜第三のデータ転送制御手段に対応する。また、ファイルシステム変換処理部12のファイルシステム変換機能がファイルシステム変換手段に対応する。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、メモリカードをキャッシュメモリとして用いて、使用頻度の高いデータを一時的に記憶し、その後、メモリカードに記憶されたデータを光ディスクに転送する。これにより、データの読み書き回数頻度が多い小容量のデータのアクセス速度を光ディスクドライブに直接読み書きするより速くすることができる。また、メモリカードに記憶されたデータは所定のタイミングで比較的容量の大きい光ディスクに転送されるので、ユーザ側では見掛け上容量の大きいフラッシュメモリを利用していることと等価となり、利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置を側面から見た内部構成図である。
【図2】図1に示すコントローラのブロック図である。
【図3】コントローラでの処理手順(その1)を示すフローチャートである。
【図4】コントローラでの処理手順(その2)を示すフローチャートである。
【図5】メモリカードリーダライタ搭載内蔵型CD−R/RWドライブの外観図である。
【図6】メモリカードリーダライタ搭載内蔵型CD−R/RWドライブを側面から見た内部構成図である。
【図7】記憶装置のアクセス速度と容量の関係を示す図である。
【符号の説明】
1、51 光ディスクドライブ
2、52 メモリカードリーダライタ
3 I/F部
4 コントローラ
5、54 IDEインターフェース
11 I/O
12 ファイルシステム変換部
13 CPU
14 メモリ
15 ホスト側I/O
53 セパレータ
100 ホストコンピュータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクドライブ装置に係り、詳しくは、メモリカードリーダライタを備えたディスクドライブ装置におけるデータの記録再生に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声や静止画、動画などあらゆるデジタルデータの書き込み・消去可能なフラッシュメモリ型記憶媒体としてカード型のメモリ、例えば、メモリスティック、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等がある(以下、これらを総称してメモリカードという)。
【0003】
このメモリカードはデジタルカメラをはじめ数多くの機器に採用されており、最近では、メモリカードに対してデータ読み書きが行なえるリーダライタを搭載したCD−R/RWドライブも存在する。
図5は、メモリカードのリーダライタを搭載したデスクトップPC用のハーフハイト型CD−R/RWドライブの外観図であり、同図(a)、(b)に示すように、このCD−R/RWドライブの場合、メモリカードリーダライタが本体正面の左側に設けられる。このメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブの利用方法としては、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオなどで撮影した動画や静止画などをメモリカードに保存し、該メモリカードに保存されたデータをCD−RやCD−RWに書き込み、付属のソフトウェアを利用して、自動再生のスライドショーやHTML形式のアルバム作成するといった利用方法がある。
【0004】
一般に、上記のようなメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブは、図6に示すように、必要に応じてCD−R/RWドライブとメモリカードリーダライタがセパレータによって切替えられるだけなので、メモリカードから直接CD−RやCD−RWに書き込めるといった機能はない。すなわち、単純に2つの機能を一体化したものが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示すように、データの記憶容量は記憶媒体によって異なる。
【0006】
図7は、記憶装置のアクセス速度と容量の関係を示す図である。同図に示すように、レジスタやキャッシュメモリ等は、アクセス速度は高速であるが、容量は小さい。一方、光ディスクや磁気テープは、アクセス速度は遅いが容量は大きい。
【0007】
換言すれば、光ディスクを記憶媒体とする光ディスクドライブは、CDやDVDなど記憶容量の大きいメディアを取扱うことができるが、書き込みや読み込みの際のアクセス速度は、HDDなどと比べて、数倍〜数十倍もかかり使い勝手が悪い。また、フラッシュメモリであるメモリカードは読み書きのアクセス速度は高速であるものの、記憶容量はCDやDVDなどのメディアと比べて小さく、大量の画像データ等の保存には適していない。さらに、メモリ単価が高いというデメリットもある。
【0008】
このように光ディスクとメモリカードは、長短所を相互に補完する関係にあるといえる。上で述べたようなメモリカードリーダライタ搭載型CD−R/RWドライブは、光ディスクドライブと、メモリカードリーダライタの双方を備えるが、OS上では、IDEセカンダリのMasterにCD−R/RWドライブ、Slaveにメモリカードリーダライタが接続されたものとして認識される。つまり、ホスト側から見れば、光ディスクドライブと、メモリカードリーダライタとがそれぞれが独立して認識されるので、特徴の異なる2つのドライブを実装しても性能面では補完されていない。したがって、ユーザは、利用するメディアごとにドライブを選択しなければならず、かえって使い勝手を損ねるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、メモリカードのメモリをキュッシュとして用いることで、見かけ上のディスクアクセス性能をさらに向上させると共に、ユーザの使い勝手をさらに向上させるようにしたディスクドライブ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ホストコンピュータと接続され、リムーバブルメディアに対してデータの読み書きを行なうリーダライタと、光ディスクに対してデータの読み書きを行なう光ディスクドライブとを備えたディスクドライブ装置において、前記ホストコンピュータからのデータの読み書き命令に対し、前記リムーバブルメディアと前記光ディスクの記憶容量を1ボリュームのドライブに見せ掛けてデータの読み書きを行なうエミュレーション手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
また、本発明の請求項2は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記リムーバブルメディアをキャッシュメモリとして動作させるキャッシュ動作手段を備えたことを特徴としている。
【0012】
また、本発明の請求項3は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの書き込み命令があった場合に、前記キャッシュ動作手段を用いて、書き込み用のデータを前記リムーバブルメディアに書き込み、データの書き込みが所定時間経過したとき又はリムーバブルメディアに書き込まれているデータが所定量に達したときにリムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する第一のデータ転送制御手段を備えたことを特徴としている。
【0013】
また、本発明の請求項4は、前記ディスクドライブ装置において、前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの読み込み命令があった場合に、前記リムーバブルメディア内にデータがあればそのデータを該ムーバブルメディアから読み出して前記ホストコンピュータに転送する第二のデータ転送制御手段と、前記リムーバブルメディア内にデータがなければ前記光ディスクからデータを読み出して前記ホストコンピュータに転送する第三のデータ転送制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
また、本発明の請求項5は、前記ディスクドライブ装置において、前記リムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する際に、前記データのファイルシステムを前記光ディスクドライブ上で認識可能なファイルシステムに変換するファイルシステム変換手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
また、本発明の請求項6は、前記ディスクドライブ装置において、前記リムーバブルメディアは、カード型の情報記録媒体であることを特徴としている。
【0016】
上記本願発明によれば、リムーバブルメディアをキャッシュメモリとして用いて、使用頻度の高いデータを一時的に記憶し、その後、リムーバブルメディアに記憶されたデータを光ディスクに転送する。これにより、データの読み書き回数頻度が多い小容量のデータのアクセス速度を光ディスクドライブに直接読み書きするより速くすることができる。また、リムーバブルメディアに記憶されたデータは所定のタイミングで比較的容量の大きい光ディスクに転送されるので、ユーザ側では見掛け上容量の大きいフラッシュメモリを利用していることと等価となり、利便性が大幅に向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明に係るディスクドライブ装置(以下、ドライブと略記)を側面から見た内部構成図である。
【0019】
図1において、このドライブ10は、光ディスクへのデータ書き込みを行なう光ディスクドライブ1と、フラッシュメモリを搭載し持ち運びに便利なメモリカード(リムーバブルメディアとも呼ばれる)のリーダライタ2と、これら双方を内部接続するインターフェース(I/F)部3と、光ディスクドライブとメモリカードリーダライタに挿入された双方のメディアに対して、読み書きの命令を行ない、データを双方の間で転送可能にするコントローラと4から構成される。なお、コントローラ4は、IDEインターフェース5を介してホストコンピュータ100と接続される。
【0020】
図2は、上記コントローラ4のブロック図である。
【0021】
図2において、このコントローラ4は、上記I/F部3とのインターフェース機能を有しているI/O11と、メディア間で異なるファイルシステムを変換(光ディスク←→メモリカード)するファイルシステム変換部12と、コントローラ全体の制御を司るCPU13と、メモリ14と、ホストコンピュータとのインターフェース機能を有しているホスト側I/O15とで構成される。ホスト側I/O15の機能としては、ここでは、IDEインターフェースをサポートする機能を有するものと仮定するが、上記IDEインターフェース以外、例えば、SCSI、IEEE1394、USB等であってもよい。
【0022】
上記コントローラ4によって接続される双方のドライブ、すなわち光ディスクドライブ1と、メモリカードリーダライタ2は、ホストコンピュータ100側からはメモリカードのみが光ディスクの容量を有するように認識される。すなわち、物理的にある2台のドライブを1台のドライブとして論理的に認識する。
【0023】
次に、上記のように構成されたコントローラでの動作を、図3及び図4を用いて説明する。
【0024】
図3は、ホストコンピュータ100からの書き込み命令(WRITE命令)によりデータの書き込みを実行するコントローラ4での処理手順を示したものである。ここで、光ディスクドライブ1に光ディスク、メモリカードリーダライタ2にメモリカードが実装されているものとする。
【0025】
図3において、コントローラ4のCPU13は、ホストコンピュータ100からのWRITE命令をホスト側I/O15を介して受けると、書き込みモードに移行し、ホストコンピュータ100から送られてくる書き込みデータをI/O11を介して一旦メモリカードに書き込む(S1)。
【0026】
CPU13は、メモリカードへのデータの書き込みを行ない、書き込み時間が所定時間(T)経過したか、あるいはメモリカードの記憶容量を越えるまでデータが書き込まれたかどうかを次ステップで判定(S2)し、この判定(S2)で、書き込み時間が所定時間(T)を経過した、あるいはメモリカードの記憶容量を越えたとの判定結果が得られた場合(S2でYES)、メモリカードに記憶されているデータを光ディスク上でファイルと認識できるようにメモリカード内のデータをファイルシステム変換処理部12に出力してファイルシステムを変換(S3)させる。ファイルシステム変換処理部12では、メモリカード内のデータのフォーマットを光ディスク上で認識可能なデータフォーマットに変換してCPU13に出力する。CPU13はこのようにしてファイルシステム変換処理部12にて変換処理されたデータを、光ディスクへの書き込み命令とともにI/O11を介して光ディスクに転送(S4)する(この時点でメモリカード内のデータは消去される)。一方、上記判定(S2)で、上記書き込み時間が所定時間(T)を経過していない、あるいは書き込まれたデータがメモリカードの記憶容量を越えていないと判定された場合(S2でNO)は、メモリカードへのデータの蓄積が継続して行なわれる。
【0027】
図4は、ホストコンピュータ100からの読み込み命令(READ命令)によりデータの読み込みを実行するコントローラでの処理手順を示したものである。
【0028】
図4において、コントローラ4のCPU13は、ホストコンピュータ100からのREAD命令をホスト側I/O15を介して受けると、読み込みモードに移行し、現在のステータスが▲1▼メモリカードへのデータ書き込み中なのか、あるいは▲2▼メモリカードへのデータ書き込み後、所定時間(T)を経過しているのかを判定(S11)する。CPU13は、この判定(S11)で、現在のステータスが上記▲1▼、▲2▼のいずれにあると判定した場合(S11でYES)、READ対象となるデータがメモリカードに記憶されていると判断し、メモリカードリーダライタ2にアクセスし、メモリカードに格納されているデータを一旦メモリ14に読み込んで(S12)、ホストコンピュータ100に転送(S13)する。一方、上記判定(S11)で、現在のステータスが上記▲1▼、▲2▼のいずれにもないと判定された場合(S11でNO)は、CPU13はREAD対象となるデータが光ディスクに記憶されていると判断し、光ディスクドライブ1にアクセスし、光ディスクからデータを一旦メモリ14に読み込んで(S21)、ホストコンピュータ100に転送(S13)する。
【0029】
上述したように、本実施形態では、ホストコンピュータ100からの書き込み命令があると、コントローラ4は、データと命令の読み込み速度の速いメモリカードにデータを一旦書き込み、書き込んだデータがメモリカードの記憶容量を越えたとき、あるいはデータ書き込み後、所定時間経過したときに、メモリカードに書き込まれているデータを、データと命令の読み込み速度の遅い光ディスクに転送する。つまり、メモリカードをキャッシュとして用いることで、最も使用頻度の高いデータ(画像データなど)を素早く書き込むことができ、パフォーマンスを飛躍的に向上させることができる。この結果、ユーザの使い勝手を大幅に向上させることが可能となる。
【0030】
また、データ読み込み時において、メモリカード内にデータが格納されていれば、メモリカードからデータが読み出されるので、頻繁に使用される画像データ等の読み込み動作を高速に行なうことができ、ユーザはストレスなくデータを取得することができる。
【0031】
また、本実施形態によれば、コントローラ4側では、メモリカードが光ディスクドライブ1の容量を有するように認識し、ユーザ側では、光ディスクの容量を有するに認識されるので、ユーザはあたかも大容量のフラッシュメモリに対してデータの書き込み・読み込みを行なっているのと同等の速度感を得ることができる。すなわち、本実施形態の場合、大容量のフラッシュメモリを用いなくてもそれ同等のパフォーマンスを得ることができ、かつコスト低減が可能である。
【0032】
さらに、メモリカードに格納されたデータの光ディスクへの書き込みは後で行なわれるため、光ディスクへの書き込み速度は高速でなくてもよい。このため、ディスク回転数の低速化が可能となり、振動が抑えられて静音効果を奏す。
【0033】
また、光ディスク、メモリカードともに、リムーバブルタイプのメディアとして使用できるため、双方のメディアタイプの持ち運びに対応でき、ユーザは柔軟な使い勝手を得られる。
【0034】
次に、メモリカードを、メモリカードリーダライタ2から取り出す場合の動作について説明する。
【0035】
メモリカードをメモリカードリーダライタ2から取り出す際には、所定のEJECTボタン又はホストコンピュータ100からのコマンド指示により、メモリカードに格納されているデータがCPU13からの命令に基づき光ディスクにフラッシュされる。つまり、メモリカード内のデータの内容を光ディスクも必ず保有するようにすることで、メモリカード内のデータが消去されてしまうのを防ぐことができる。
【0036】
続いて、光ディスクを光ディスクドライブ1から取り出す場合の動作について説明する。光ディスクを光ディスクドライブ1から取り出す際には、ホストコンピュータ100に対してメモリメディアの空き容量を変更する通知がCPU13にて行なわれる(メモリカードのみの容量になったことを通知)。これにより、ホストコンピュータ100は、ドライブ10側の状態が変わっても常に最新のドライブ状態を把握することができる。
【0037】
上記実施形態では、コントローラ4は、ホストコンピュータ100から見たドライブが、メモリカードのみと認識されるよう設定していたが、本実施形態はこのような接続形態に限定されるものではない。例えば、ホストコンピュータ100から見たドライブが、光ディスクのみであってもよいし、メモリカードと光ディスクのそれぞれが別々に見えてもよい。これらはユーザのニーズに応じて自由に切替えることができる。
【0038】
また、ホストコンピュータ100側から見たドライブを、メモリカードでなく光ディスクにすることも勿論可能である。この場合、ユーザはホストコンピュータ100に搭載されるOS(オペレーティングシステム)との相性などを考慮していずれを選択すればよい。
【0039】
上記例において、コントローラ4のCPU13のエミュレート機能がエミュレーション手段に、キャッシュ動作制御機能がキャッシュ動作手段に、データの転送制御機能が、第一のデータ転送制御手段〜第三のデータ転送制御手段に対応する。また、ファイルシステム変換処理部12のファイルシステム変換機能がファイルシステム変換手段に対応する。
【0040】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、メモリカードをキャッシュメモリとして用いて、使用頻度の高いデータを一時的に記憶し、その後、メモリカードに記憶されたデータを光ディスクに転送する。これにより、データの読み書き回数頻度が多い小容量のデータのアクセス速度を光ディスクドライブに直接読み書きするより速くすることができる。また、メモリカードに記憶されたデータは所定のタイミングで比較的容量の大きい光ディスクに転送されるので、ユーザ側では見掛け上容量の大きいフラッシュメモリを利用していることと等価となり、利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置を側面から見た内部構成図である。
【図2】図1に示すコントローラのブロック図である。
【図3】コントローラでの処理手順(その1)を示すフローチャートである。
【図4】コントローラでの処理手順(その2)を示すフローチャートである。
【図5】メモリカードリーダライタ搭載内蔵型CD−R/RWドライブの外観図である。
【図6】メモリカードリーダライタ搭載内蔵型CD−R/RWドライブを側面から見た内部構成図である。
【図7】記憶装置のアクセス速度と容量の関係を示す図である。
【符号の説明】
1、51 光ディスクドライブ
2、52 メモリカードリーダライタ
3 I/F部
4 コントローラ
5、54 IDEインターフェース
11 I/O
12 ファイルシステム変換部
13 CPU
14 メモリ
15 ホスト側I/O
53 セパレータ
100 ホストコンピュータ
Claims (6)
- ホストコンピュータと接続され、リムーバブルメディアに対してデータの読み書きを行なうリーダライタと、光ディスクに対してデータの読み書きを行なう光ディスクドライブとを備えたディスクドライブ装置において、
前記ホストコンピュータからのデータの読み書き命令に対し、前記リムーバブルメディアと前記光ディスクの記憶容量を1ボリュームのドライブに見せ掛けてデータの読み書きを行なうエミュレーション手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 請求項1記載のディスクドライブ装置において、
前記エミュレーション手段は、前記リムーバブルメディアをキャッシュメモリとして動作させるキャッシュ動作手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 請求項1又は2記載のディスクドライブ装置において、
前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの書き込み命令があった場合に、前記キャッシュ動作手段を用いて、書き込み用のデータを前記リムーバブルメディアに書き込み、データの書き込みが所定時間経過したとき又はリムーバブルメディアに書き込まれているデータが所定量に達したときにリムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する第一のデータ転送制御手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 請求項1又は2記載のディスクドライブ装置において、
前記エミュレーション手段は、前記ホストコンピュータからデータの読み込み命令があった場合に、前記リムーバブルメディア内にデータがあればそのデータを該ムーバブルメディアから読み出して前記ホストコンピュータに転送する第二のデータ転送制御手段と、
前記リムーバブルメディア内にデータがなければ前記光ディスクからデータを読み出して前記ホストコンピュータに転送する第三のデータ転送制御手段と、を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 請求項3記載のディスクドライブ装置において、
前記リムーバブルメディア内のデータを前記光ディスクドライブに転送する際に、前記データのファイルシステムを前記光ディスクドライブ上で認識可能なファイルシステムに変換するファイルシステム変換手段を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。 - 請求項1乃至5いずれか記載のディスクドライブ装置において、
前記リムーバブルメディアは、カード型の情報記録媒体であることを特徴とするディスクドライブ装置。
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KR100766121B1 (ko) | 2006-08-01 | 2007-10-12 | 엘지전자 주식회사 | 메모리 제어방법 및 장치 |
EP2172935A1 (en) * | 2008-10-06 | 2010-04-07 | Hitachi-LG Data Storage Korea Inc. | Optical disc drive |
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2002
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