JP3250883B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3250883B2
JP3250883B2 JP22725293A JP22725293A JP3250883B2 JP 3250883 B2 JP3250883 B2 JP 3250883B2 JP 22725293 A JP22725293 A JP 22725293A JP 22725293 A JP22725293 A JP 22725293A JP 3250883 B2 JP3250883 B2 JP 3250883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録再生装置、例
えば、光ディスク装置、磁気ディスク装置、半導体ディ
スク装置等のデータの記憶、再生、特に、大容量化、高
速化を達成するためのデータ圧縮、伸長手段に関し、可
搬型記録媒体の互換性の維持等にも好適な情報記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータ用の情報記録再生
装置は、データのアクセス形態によって、光ディスク装
置、磁気ディスク装置、半導体ディスク装置等の「ラン
ダムアクセス型」の情報記録再生装置と、磁気テープ装
置、DAT(DigitalAudio Tape)等
の「シーケンシャル型」の情報記録再生装置とに大別で
きる。
【0003】ところで、前記ランダムアクセス型情報記
録再生装置は、前記シーケンシャルアクセス型記録再生
装置に比較して、データのアクセス速度が速いという特
徴がある。したがって、ランダムアクセス型情報記録再
生装置が、一般に、広く普及しているのが現状である。
【0004】両情報記録再生装置とも、記憶、再生デー
タの大容量化、アクセス速度の高速化、装置の小型化等
が求められており、これらのニーズに応えるべく、年
々、装置の開発が進み、性能が向上している。特に、最
近では、記録媒体、記録/再生ヘッド技術の進歩等によ
り、記憶、再生データの大容量化が飛躍的、かつ、確実
に進んでいる。
【0005】さて、データ圧縮処理は、記憶データの大
容量化の一実現策であり、従来からシーケンシャルアク
セス型情報記録再生装置では、データを圧縮して記録す
ることが、既に行なわれており、ここでは、シーケンシ
ャルアクセス型情報記録再生装置を例にとり、その装置
構成を説明する。
【0006】図11に、一般的な圧縮/伸長機能を実現
するシーケンシャルアクセス型情報記録再生装置のブロ
ック構成を示す。上位ホストシステムとデータのやり取
りを行なうインタフェースコントローラと、データ圧縮
/伸長を行うデータ圧縮/伸長LSIと、バッファメモ
リの動作を制御するバッファコントローラと、データを
一時的に記憶するバッファメモリと、テープが有するフ
ォーマットを制御するテープフォーマットコントローラ
と、テープをドライブするテープドライブと、システム
全体の動作の制御を行うマイクロプロセッサーと、DM
A(Direct Memory Access)を備えるDMAコントローラ
を有して構成される。
【0007】本装置におけるデータのライトおよびリー
ド動作は、以下のようになる。
【0008】データライト時には、上位ホストシステム
から転送されてきたデータは、データ圧縮/伸長LSI
で圧縮された後、バッファコントローラ、テープフォー
マットコントローラを介して、テープドライブ内に装着
された記憶媒体たるテープに記録される。
【0009】データリード時、テープドライブ内に装着
された記憶媒体たるテープから読み出されたデータは、
テープフォーマットコントローラ、バッファコントロー
ラを介し、データ圧縮/伸長LSIによって伸長されな
がら、さらに、上位ホストシステムへと転送される。
【0010】すなわち、データを圧縮して記録すること
で、記録媒体の見かけ上の容量が大容量化するととも
に、データ転送の速度が高速になる。
【0011】一方、特開昭58−6514号公報では、
ディスク制御装置に画像データ等の記憶する際の記憶効
率を向上させるために、データ圧縮/伸長回路を備え
て、該回路を選択するための制御回路も設けたディスク
制御装置を提供している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
データ圧縮/伸長機能を実現可能な情報記録再生装置間
での、装置に出し入れする記録媒体側の互換性、およ
び、与えられた記憶媒体を装着する装置側の互換性に対
しては、このことが全く配慮されていないのが実情であ
る。
【0013】特に、記録媒体が可搬型である光ディスク
装置、フロッピーディスク装置、リムーバル・カートリ
ッジ・ハードディスク装置等では、光ディスク、磁気デ
ィスク等の記録媒体の互換性の維持を図ることは、ユー
ザの使い勝手を考えたとき、極めて重要な問題である。
【0014】すなわち、圧縮データが記録されている記
録媒体が格納されているディスクカートリッジと、未圧
縮データが記録されている記録媒体が格納されているデ
ィスクカートリッジとが、一つの情報記録装置で同じよ
うに取り扱われることが、ユーザの使い勝手を向上する
上での必然的な要求となってくる。しかしながら、現状
では、データ圧縮/伸長に対する記録媒体の互換性を維
持することができず、このことが大きな問題となってい
る。
【0015】一方、上位ホストシステムでデータ圧縮/
伸長機能をサポートしているシステムも存在するが、フ
ァイル管理方式等を考慮すると、OS(オペレーション
・システム)の大幅な変更を余儀なくされたり、データ
処理速度の低下等の点で問題が発生する。ただし、デー
タ圧縮/伸長機能をサポートしているシステムに対して
も、情報記録再生装置として、装置間の互換性を維持す
る必要がある。
【0016】すなわち、上位ホストシステムと情報記録
再生装置との間で取り扱われるデータが、圧縮データま
たは未圧縮データのいずれの場合でも対処可能な装置の
実現が望まれている。
【0017】以上のことから、可搬型記録媒体を使用す
る光ディスク装置、磁気ディスク装置、リムーバル・カ
ートリッジ・ハードディスク装置等においては、データ
の圧縮/伸長機能に対しても、記憶媒体の互換性を維持
する必要がある。また、情報記録再生装置に対しても、
装置間の互換性を維持する必要がある。
【0018】そこで、本発明では、可搬型記録媒体を使
用する光ディスク装置、磁気ディスク装置、リムーバル
・カートリッジ・ハードディスク装置等のランダムアク
セス型情報記録再生装置においても、データ圧縮/伸長
機能をサポートしつつ、記憶媒体の互換性の維持を可能
とする情報記録再生装置を提供することを第1の目的と
する。
【0019】また、本発明は、データ圧縮/伸長機能を
サポートしている上位ホストシステムに対しても、装置
間の互換性の維持(上位ホストシステムから送られてく
るデータが圧縮されているか否かにかかわらず、データ
を扱うことが可能であること)を可能とする情報記録再
生装置を提供することを第2の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記第1およ
び第2の目的を達成するために、上位ホストシステムと
情報記録再生装置間で未圧縮データを取り扱う場合にお
いて、情報記録再生装置内でデータを圧縮して、記録媒
体上に圧縮データを書き込むか、データを圧縮せずに、
そのまま記録媒体に未圧縮データを書き込むかを選択す
るための圧縮設定入力手段と、該手段でデータ圧縮を選
択して設定した場合に、記録媒体の所定エリアにデータ
が圧縮されていることを示す圧縮識別子を記録するため
の、圧縮識別子発生手段を備えたことを特徴とする第1
の情報記録再生装置を提供する。
【0021】また、第1の情報記録再生装置は、圧縮識
別子検出手段と、該圧縮識別子検出手段の検出信号に基
づいて圧縮および伸長機能を選択するための、圧縮選択
手段および伸長選択手段を備えたことを特徴とする。
【0022】また、本発明は、前記第1および第2の目
的を達成するために、情報記録再生装置内でデータを圧
縮して、記録媒体上に圧縮データを書き込むか、データ
を圧縮せずに、そのまま記録媒体に未圧縮データを書き
込むかを判定するための圧縮判定手段と、該手段でデー
タ圧縮と判定した場合には、記録媒体の所定エリアに、
データが圧縮されていることを示す圧縮識別子を記録す
るための、圧縮識別子発生手段を備えたことを特徴とす
る第2の情報記録再生装置を提供する。
【0023】また、第2の情報記録再生装置は、圧縮識
別子検出手段と、該圧縮識別子検出手段の検出信号に基
づいて圧縮および伸長機能を選択するための、圧縮選択
手段および伸長選択手段を備えたことを特徴とする。
【0024】また、本発明は、前記第1の目的を達成す
るために、データ圧縮またはデータ非圧縮を選択して設
定するための圧縮設定部を備えたことを特徴とするディ
スクカートリッジを提供する。
【0025】また、本発明は、前記第2の目的達成のた
めに、上位ホストシステムでデータを圧縮して、記録媒
体上に圧縮データを書き込む場合に備え、前記圧縮設定
入力手段、または、圧縮判定手段と、情報再生装置内で
の圧縮および伸長機能を選択、または、非選択するため
の、圧縮/伸長制御信号を発生する手段を備えたことを
特徴とする第3の情報記録再生装置を提供する。
【0026】
【作用】本発明にかかる第1の情報記録再生装置によれ
ば、圧縮設定入力手段は、情報記録再生装置内で、デー
タを圧縮するか否かを選択、設定する手段であり、その
設定状態に応じて、圧縮識別子発生手段によって、デー
タが圧縮されているか否かを示す圧縮識別子を記録す
る。
【0027】したがって、データ記録時には、圧縮識別
子検出手段の出力結果に応じて、圧縮手段の選択、非選
択を行ない、圧縮データ、または、未圧縮データを記録
する。 一方、データ再生時においても、データ記録時
と同様に、圧縮識別子検出手段の出力結果に応じて、伸
長手段の選択、非選択を行ない、圧縮データを伸長した
データ、または、未圧縮データを読み出す。
【0028】本発明にかかる第2の情報記録再生装置に
よれば、圧縮判定手段は、データを圧縮するか否かを判
定する手段であり、その判定状態に応じて、圧縮識別子
発生手段で、データが圧縮されたことを示す圧縮識別子
を記録する。
【0029】第1の情報記録再生装置と同様に、記録媒
体の所定エリアに、データが圧縮されたことを示す圧縮
識別子を記録するため、光ディスク等の可搬記憶媒体で
も、データ圧縮/伸長に対し、媒体間の互換性を維持す
ることが可能となり、加えて、装置間の互換性の維持が
実現できる。
【0030】本発明にかかる第3の情報記録再生装置に
よれば、圧縮設定入力手段は、データを圧縮するか否か
を選択、設定する手段である。また、圧縮判定手段もデ
ータを圧縮するか否かを判定する手段である。圧縮設定
入力手段および圧縮判定手段の両手段のいずれか一方を
使用し、所定の選択をすることにより、情報記録再生装
置内の圧縮/伸長手段をパス(該手段を起動させないこ
と)することが可能となり、上位ホストシステムが備え
る機能により、データ圧縮/伸長を実行することもでき
る。したがって、上位ホストシステムがデータ圧縮/伸
長を行なう機能を有し、本情報記録再生装置にデータを
転送してくるものに適用することも容易であり、装置間
の互換性を維持することが可能である。
【0031】本発明にかかる第1、第2および第3の情
報記録再生装置によれば、記録媒体の所定エリアにデー
タが圧縮されていることを示す圧縮識別子を記録するこ
とで、可搬記憶媒体でも、データ圧縮/伸長に対し、使
用媒体の互換性を、また、情報記録再生装置としての装
置間の互換性を維持することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明にかかる情報記録再生装置の実
施例を図面を参照して説明する。
【0033】先ず、第1の実施例について説明する。図
1に、第1の実施例にかかる情報記録再生装置の一般的
な機能構成を示す。
【0034】本実施例にかかる情報記録再生装置は、上
位ホストシステムとのデータのやりとりを行うデータ転
送手段100と、装置全体の動作を制御する制御手段2
00と、データを一時的に記憶するためのデータ蓄積手
段300と、圧縮または未圧縮のデータを格納するため
の記憶手段400に加えて、データ圧縮/伸長処理を行
うための、圧縮手段500、伸長手段600、伸長選択
手段700、圧縮選択手段800と、データ圧縮をする
か否かを設定する圧縮設定入力手段900と、データが
圧縮されたことを示す識別子である圧縮識別子を検出す
るための圧縮識別子検出手段1000と、前記圧縮識別
子を発生する圧縮識別子発生手段1100とを有して構
成される。
【0035】上位ホストシステムと、ランダムアクセス
型情報記録再生装置である、例えば、光ディスク装置と
の間でデータの受渡しを行なうデータ転送手段100と
しては、現在、SCSI(Small Compute
r System Interface)が広く採用さ
れており、これを使用して構成すれば良い。もちろん、
データ転送手段100の実現は、これによる実現に限ら
れるものでない。
【0036】すなわち、各種システムの小型化にともな
い、それに適したシステムインタフェースが規格化され
ており、例えば、PCMCIA(Personal Computer Mem
oryCard International Association)インタフェース
や、IDE(Integrated Device Electronics)インタフ
ェース等を使用してもよい。
【0037】データ蓄積手段300は、データバッファ
として機能し、データの転送速度の違いを吸収する役割
と、キャッシュとしてシステム性能を向上させる役割を
担う。 例えば、DRAM(ダイナミックラム)を使用
して実現できる。
【0038】記憶手段400は、上位ホストシステムか
ら転送されたデータを記録、保持するものである。光デ
ィスク装置の記憶手段400は、ディスクカートリッジ
に格納されている円板状の記録媒体と、光ビームを使用
したR/Wヘッド(読み書きヘッド)と、記録媒体を回
転させるスピンドルモータと、R/Wヘッドの位置決め
を行なうためのアクチュエータと、位置決め回路と、デ
ータの読み書きを行うためのR/W回路を有して構成さ
れる。
【0039】なお、上記記憶手段は、上記のように、ハ
ードディスクのごとく記憶媒体を固定した構成でも良い
が、本発明の主たる目的は、むしろ以下の記憶手段にて
実現できる。すなわち、ユーザが、外部から可搬型の記
憶媒体(例えば、光ディスク、カートリッジに格納され
た磁気ディスク、ICカード等)を与えると、与えられ
た記憶媒体に対しアクセス可能な読み書き手段を記憶手
段とする構成である。かかる場合には、記憶手段とは、
前述の、記憶媒体に対しアクセス可能な読み書き手段を
意味するものとする。かかる場合の記憶手段は、光ディ
スク、カートリッジに格納された磁気ディスク(いわゆ
る「フロッピーディスク」や「リムーバル・カートリッ
ジ・ハードディスク」と一般に称されている)等のディ
スクドライバを有して構成される。
【0040】制御手段200は、例えば、マイクロプロ
セッサ、ディスクコントローラを有して構成され、デー
タ転送の調停、管理、および、少なくとも伸長選択手段
700および圧縮選択手段800の動作を制御するため
の制御信号の生成を行なう。
【0041】データ圧縮/伸長機能を内蔵する光ディス
ク装置等では、該装置内でデータ圧縮するか、または、
圧縮しないかを、先ず、圧縮設定入力手段900で最初
に選択して設定する構成にする。具体的には、圧縮設定
入力手段900は、電気的なスイッチで構成したり(ユ
ーザがスイッチを操作する)、当該手段内に設けられた
ジャンパースイッチ等の切り替え操作等で、実現可能で
ある。
【0042】圧縮設定入力手段900で、データを圧縮
するか否かを設定するが、この設定情報は、出力信号と
して、例えば、前記制御手段200が備えるマイクロプ
ロセッサに入力される。マイクロプロセッサは、前記出
力信号に応じて、圧縮識別子検出手段1000と、圧縮
識別子発生手段1100の動作を制御するための制御信
号を生成する。
【0043】与えられた記憶媒体のフォーマット実行時
に、制御手段200からの指示で、圧縮識別子発生手段
1100を介して、記録媒体の所定のエリアに、所定の
パターンを有して構成される圧縮識別子を記録する。こ
こで、所定のエリアとは、例えば、特定のディスク管理
領域が好ましく、例えば、光ディスク装置では、データ
リード/データライト動作をする以前に、必ずディスク
管理領域の情報を読み取り、記録媒体の特性等を確認
し、装置の最適化を図る等の処理を行う。したがって、
ディスク管理領域の一部に、圧縮識別子を記録するのが
好ましい。なお、圧縮識別子は、例えば、決められたビ
ット数で構成される特定のデジタル信号パターンを繰り
返して備える構成にすればよい。
【0044】圧縮識別子検出手段1000による、圧縮
識別子の存在の有無の検出処理で、記録媒体に圧縮デー
タが記憶されているのか、または、未圧縮データが記憶
されているのかを判定できる。そこで、圧縮識別子検出
手段1000の出力信号を使用して、伸長選択手段70
0および圧縮選択手段800の動作をコントロールす
る。すなわち、圧縮識別子を検出した場合、伸長手段6
00および圧縮手段500を選択する。他方、圧縮識別
子が検出できない場合には、データは、伸長手段600
および圧縮手段500を介さずに、データ蓄積手段30
0に格納されることになる。なお、圧縮手段500、伸
長手段600、伸長選択手段700、圧縮選択手段80
0、圧縮識別子検出手段1000は、例えば、各種CM
OS回路等によって実現可能である。
【0045】また、圧縮設定入力手段を介さずに、上位
システムから、データを圧縮する旨のコマンドを送り、
該コマンドを解釈し、必要に応じ、装置内の圧縮手段を
起動する手段を備えた構成にしても好ましい。
【0046】図2に、第1の実施例にかかる、情報記録
再生装置の動作をフローチャートにて示す。
【0047】ここでは、光ディスク装置を例にとって説
明するが、もちろん、情報記録再生装置としては、光デ
ィスク装置に限られない。
【0048】まず、光ディスク装置内で、データ圧縮/
伸長を行なうか否かを、ディスク装置が備えるドライバ
のドライバ製造メーカが予め決定しておいてもよいが、
ユーザは、圧縮設定入力手段900で、データを圧縮す
るか否か等の状態設定を行なう。もちろん、圧縮設定入
力手段の900設定(すなわち、圧縮設定入力手段の
「on」、「off」)は、スイッチ操作等によって、
ユーザが容易に行える構成である。
【0049】その後、ディスクカートリッジに格納され
ている記録媒体が、装置に挿入された後、記憶媒体のフ
ォーマットを実行する場合と、実行しない場合とで処理
が分かれる。ここで、データ圧縮を設定していた場合
(圧縮設定入力手段「on」の場合)には、フォーマッ
ト実行時に、記録媒体に圧縮識別子を記録する。
【0050】この後、圧縮識別子を検出したら、圧縮/
伸長選択手段800、700をもって、圧縮/伸長手段
500、600が選択される。
【0051】また、圧縮識別子が検出できない場合に
は、圧縮/伸長選択手段800、700をもって、圧縮
/伸長手段500、600を選択しないで、データをデ
ータ蓄積手段300に格納する構成とする。上記したよ
うに、一連の状態設定が完了した後に、リード命令また
はライト命令を受けたとき、通常のデータリード、また
は、データライト動作を実行する。
【0052】光ディスク装置では、記録媒体が格納され
ている可搬型のディスクカートリッジを使用するが一般
的である。磁気ディスク装置においても、光ディスクと
同様に、交換型のディスクカートリッジに記録媒体が格
納されているものを取り扱う「リムーバル・カートリッ
ジ タイプ」があり、本実施例では、「リムーバル・カ
ートリッジ タイプ」の磁気ディスク装置にも適用可能
である。
【0053】また、「2.5(インチ)」、「1.8
(インチ)」、および「1.3(インチ)」等の小型な
磁気ディスク装置では、PCMCIAインタフェース等
を使用しており、装置ごと持ち運びが容易に行える構成
となっている。したがって、ディスクカートリッジに替
わり、ディスク装置そのものを、上位ホストシステムに
対し、抜き差しする構成のものであってもよい。
【0054】図3に、第1の実施例にかかるる情報記録
再生装置の、さらに具体的な構成を示す。
【0055】上位ホストシステムとデータをやり取りす
るためのインタフェースコントローラ110と、データ
をダイレクトアクセスするためのDMAコントローラ1
20、130を有してデータ転送手段を構成する。
【0056】また、データ蓄積手段は、半導体メモリ3
10、例えば、DRAMで構成すればよい。ここで、半
導体メモリ310を、リードキャッシュやライトバッフ
ァとして共用するには、記憶容量が比較的多くしておく
が必要である。
【0057】圧縮設定入力器910を使用して、装置内
でデータの圧縮を行うか、または、データ圧縮を行わな
いかを設定し、かかる設定情報をマイクロプロセッサ2
10に出力する。前記設定の際に、データ圧縮を選択し
た場合には、マイクロプロセッサ210は、それを把握
して、圧縮識別子発生器1110の動作を制御して、圧
縮識別子を、記録再生器410に記録する処理を行う。
【0058】圧縮識別子検出器1010によって、記録
再生器410に記録されている圧縮識別子を検出するこ
とで、マイクロプロセッサ210は、セレクタ810、
830の動作を制御して、圧縮器510、伸長器610
の機能を起動するように選択する。
【0059】まず、データライト動作時、上位ホストシ
ステムから書き込み命令がくると、インタフェースコン
トローラ110がコマンドを受け取り、マイクロプロセ
ッサ210に、書き込み命令がきたことをしらせる。
【0060】データの転送手順については、マイクロプ
ロセッサが主に管理する。インタフェースコントローラ
110がデータを受け取ると、DMAコントローラ12
0が、かかるデータを次段の手段である、圧縮器510
またはFIFOメモリ530へ転送する。
【0061】データの転送は、圧縮器510を介しての
FIFOメモリ520への転送と、FIFOメモリ53
0への直接転送がある。DMAコントローラ120は、
FIFOメモリ520、FIFOメモリ530のデータ
量を監視し、FIFOメモリがあふれる前に、FIFO
内のデータを、セレクタ810、マルチプレクサ820
を介して、半導体メモリ310に転送する。ここで、ス
イッチ1は、ライト状態のため、a側を選択している。
半導体メモリ310には、圧縮データが格納される。
【0062】次に、記録再生器410が書き込み可能な
状態になると、半導体メモリ310に格納されているデ
ータは、DMAコントローラ130によって、フォーマ
ットコントローラ220に転送される。ここで、スイッ
チ2、3はライト状態のため、a側を選択している。
【0063】フォーマットコントローラ220では、例
えば、ECC(Error Correcting Code)の付加と、フ
ォーマット変換を行ない、記録再生器410にデータを
転送する。この時、圧縮識別子発生器1110は、起動
しない構成となっている。
【0064】次に、データリード動作時、上位ホストシ
ステムから読みだし命令がくると、インタフェースコン
トローラ110がコマンドを受け取り、マイクロプロセ
ッサ210に読みだし命令が来たことをしらせる。デー
タの転送手順については、マイクロプロセッサ210が
主に管理する。ここで、スイッチ1、2、3は、リード
状態のため、b側を選択する。
【0065】DMAコントローラ130は、記録再生器
410から、目的の圧縮されたデータを読みだし、フォ
ーマットコントローラ220に転送する。フォーマット
コントローラ220内で、ECC処理が行なわれたデー
タは、DMAコントローラ130によって、伸長器61
0を介して、FIFOメモリ620へと転送されるとと
もに、FIFOメモリ630にも直接転送される。DM
Aコントローラ130は、FIFOメモリ620、FI
FOメモリ630のデータ量を監視し、FIFOメモリ
があふれる前に、FIFO内のデータをセレクタ83
0、マルチプレクサ820を介して、半導体メモリ31
0に転送する。このようにして、半導体メモリ310に
は、伸長処理されたデータが格納される。
【0066】さらに、DMAコントローラ120は、F
IFOメモリ530、インタフェースコントローラ11
0を介して、上位ホストシステムへデータを転送する。
【0067】次に、図4に、本発明にかかる他の実施例
の情報再生装置の構成例を示す。
【0068】本実施例にかかる情報再生装置は、上位ホ
ストシステムとデータをやり取りするためのデータ転送
手段100と、各手段の動作を制御する制御手段200
と、データを一時的に記憶するデータ蓄積手段300
と、データを格納するための記憶手段400を具備し、
さらに、データ伸長のために、伸長手段600、伸長選
択手段700と、圧縮設定入力手段900と、圧縮識別
子検出手段1000と、圧縮識別子発生手段1100と
を備えて構成される。
【0069】本実施例は、情報再生装置として機能する
ものであり、記憶手段400に記憶されているデータを
読みだせばよく、データを記録する機能を必要としない
構成である。各構成要素や、その動作の説明は、これま
で説明してきたものと同様であるので、ここでは、説明
を省略する。
【0070】本実施例によれば、記憶手段に与えられた
記憶媒体に記憶されているデータの読み出しのみを行う
装置を実現できる。例えば、CDROMシステム等を実
現できる。
【0071】次に、本発明にかかる第2の実施例を説明
する。
【0072】図5に、第2の実施例にかかる情報記録再
生装置の構成例を示す。
【0073】本実施例にかかる情報記録再生装置は、上
位ホストシステムとデータをやりとりするためのデータ
転送手段100と、各手段の動作を制御する制御手段2
00と、データを一時的に記憶するデータ蓄積手段30
0と、データを格納するための記憶手段400に加え
て、データ圧縮/伸長のために、圧縮手段500と、伸
長手段600と、伸長選択手段700と、圧縮選択手段
800と、圧縮判定手段1200と、圧縮識別子検出手
段1000と、圧縮識別子発生手段1100とを有して
構成される。第一の実施例と同一の符号を付加された構
成要素は、同一の機能を有するものである。
【0074】例えば、データ圧縮/伸長機能を実現する
光ディスク装置では、該装置内でデータ圧縮するか、ま
たは、圧縮しないかは、先ず、光ディスクカートリッジ
の形状等で、判断できるようにするため、かかる判断を
行う圧縮判定手段1200を設けてある。なお、前記光
ディスクカートリッジの形状等については、後述するも
のとする。また、圧縮判定手段1200は、例えば、フ
ォトダイオードとフォトトランジスタの組合せによって
信号検出ができ実現可能となる。
【0075】圧縮判定手段1200によって検出された
出力信号は、制御手段200が備えるマイクロプロセッ
サに入力される。マイクロプロセッサは、該出力信号に
応じて、圧縮識別子検出手段1000と、圧縮識別子発
生手段1100の動作を制御する信号を生成する。他の
動作については、図1に示した実施例と同じなので、こ
こでは、説明を省略する。
【0076】図6に、第2の実施例にかかる情報記録再
生装置の動作を説明するためのフローチャートを示す。
【0077】ここでは、光ディスク装置を例にとって説
明するが、もちろん、情報記録再生装置としては、光デ
ィスク装置に限られない。
【0078】まず、光ディスク装置内で、データ圧縮/
伸長を行なうかどうかは、使用しようとしているディス
クカートリッジに依存するものである。圧縮用か、非圧
縮用かは、後述するようにディスクカートリッジに細工
してあり、ユーザが簡単に、設定できる構成を有してい
る。
【0079】ここで、データ圧縮を設定していた場合に
は、記憶媒体のフォーマット実行時に、圧縮識別子を、
与えた記録媒体に記録する この後、圧縮識別子を検出した場合には、圧縮/伸長選
択手段をもって、圧縮/伸長手段が選択される。また、
圧縮識別子が検出できない場合には、圧縮/伸長選択手
段をもって、圧縮/伸長手段を選択しない構成とする。
上記したように、一連の状態設定が完了した後に、デー
タのリード命令またはライト命令が与えられると、通常
のデータライト、または、データリードの動作を実行す
る。
【0080】図7は、圧縮/伸長手段を選択するために
生成される制御信号の説明図である。
【0081】圧縮設定入力手段は、データを圧縮する、
しないかを選択、設定するものである。または、圧縮判
定手段はディスクカートリッジに備えた、圧縮設定情報
を判定し、データを圧縮する、しないかを選択、設定す
るものである。
【0082】両手段のいずれか一方を使用することによ
り、情報記録再生装置内の圧縮/伸長手段を起動させな
いことも可能となる。
【0083】また、上位ホストシステムが備える圧縮機
能で、データを圧縮処理して、そのデータをそのまま、
与えられた記録媒体に圧縮データとして書き込んだり、
記録媒体に記憶された圧縮データを、上位ホストシステ
ムが備えるで伸長機能で伸長処理する場合に備え、情報
記録装置内での圧縮および伸長機能を、選択、または、
非選択するための、圧縮/伸長制御信号を生成する手段
を設けた構成にすることで、本発明は、幅広い用途に対
応できるものとなる。
【0084】情報記録再生装置内で、データを圧縮/伸
長処理するか否かを選択するために用いられる制御信号
について、図3の機能構成図をもとに図7に示す。
【0085】読みだしデータaは、記録再生器410か
ら出力される、読み出しデータ信号であり、フォーマッ
トコントローラ220、DMAコントローラ130を介
して、伸長器610とFIFOメモリ630に、それぞ
れ入力される。また、上位ホストシステムから出力され
る、書き込みデータbは、インターフェイスコントロー
ラ110、DMAコントローラ120を介して、圧縮器
510とFIFOメモリ530に入力される。
【0086】圧縮設定入力手段910を使用して、デー
タの圧縮、非圧縮を選択設定すると、その設定状態を、
マイクロプロセッサ210が認識し、圧縮識別子発生器
110を制御するための信号を生成する。
【0087】圧縮識別子検出信号cは、記録媒体上に記
録されている圧縮識別子を検出するための圧縮識別子検
出器1010の出力信号である。マイクロプロセッサ2
10は、圧縮識別子検出信号cの示す状態に応じて、セ
レクタ810、830に対し、制御信号を出力する。こ
の結果、データリード時には、伸長器610を介した信
号、または、伸長器610を介さない信号の一方が、出
力信号eとなる。
【0088】また、データライト時には、圧縮器510
を介した信号、または、圧縮器510を介さない信号の
一方が、出力信号fとなる。
【0089】圧縮設定入力手段910から与えられる、
圧縮設定する旨の信号、もしくは、同様に、他の実施例
における圧縮判定信号(例えば、図5、圧縮判定手段1
200からの出力信号)と、圧縮識別子検出信号cが、
アクティブ状態になると、圧縮器510および伸長器6
10が選択される。
【0090】また、圧縮設定入力手段910から与えら
れる、圧縮設定する旨の信号、これと同様な、他の実施
例における圧縮判定信号、および圧縮識別子検出信号c
の状態に関係なく、圧縮/伸長制御信号dをアクティブ
状態(例えば、デジタル信号のハイレベル)にすること
で、圧縮器510および伸長器610が選択可能な構成
にしても良い。
【0091】この圧縮/伸長制御信号dは、マイクロプ
ロセッサ210によって管理され出力される。
【0092】したがって、データ圧縮を命令するため
の、圧縮制御用のコマンドを出力する機能を有する上位
ホストシステムに対しては、情報記録再生装置側で、送
られてきたコマンドの指示内容を解釈し、圧縮/伸長制
御信号dを出力する構成にすることも考えられる。
【0093】さらに、データ圧縮を、幅広く、各種のシ
ステムに適用するためには、記録媒体自体に、圧縮アル
ゴリズムや、論理アドレス/物理アドレス変換を含めた
ファイル管理アルゴリズムを記録しておくことが有効で
ある。特に、データの種類によって、それぞれ、最適な
圧縮アルゴリズムが存在することから、複数の圧縮アル
ゴリズムを記録媒体に記録するようにしておくことが好
ましい。
【0094】このような構成にすることで、専用の圧縮
/伸長器を使用せずに、情報記録再生装置が備える演算
処理器(例えば、制御手段が備えるマイクロプロセッサ
等)で、データ圧縮/伸長処理を行うこともできる。
【0095】または、上位ホストシステムが備える演算
処理器を使用して、データ圧縮/伸長処理を実行するこ
とにも、広く対処できる。したがって、上位ホストシス
テムがデータ圧縮/伸長を行なう機能を有する場合に、
本発明を適用することも容易であり、記憶媒体互換間お
よび装置間の互換性の維持を達成できるものである。
【0096】図8は、データ圧縮、または、データ非圧
縮かを設定可能な光ディスクカートリッジの構成を示
す。光ディスクカートリッジには、圧縮判別溝を設けた
構成にしてあり、当該溝内を、圧縮設定部位がスライド
できる構成となっている。例えば、図5に示す圧縮判定
手段が、圧縮設定部位の位置を、対向して配置された発
光ダイオードおよびフォトトランジスタを有して構成し
た、圧縮設定部位の位置検出手段にて検出する(圧縮設
定部位の位置に対応して、圧縮データを扱うのか否かを
予め定めておく)ことによって、圧縮/非圧縮の設定状
態を把握できる。
【0097】したがって、例えば、与えられる記憶媒体
は、圧縮設定部位および圧縮判別溝を備える構成にして
おき、前記圧縮設定部位の存在する位置を検出するため
の検出手段を備えて圧縮判定手段が構成される。
【0098】ここでは、一例として、圧縮設定部位がa
側の場合、「データを圧縮する設定状態」を示し、b側
の場合、「データを圧縮しない設定状態」を示すものと
する。 また、ここでは、光ディスクカートリッジにつ
いて説明したが、リムーバルな磁気ディスク装置、半導
体ディスク装置にも容易に適用可能である。
【0099】また、圧縮データ用のディスクカートリッ
ジの場合には、ディスクカートリッジの一部分に、反射
率の高いシール等を貼って、圧縮データ用のディスクカ
ートリッジであるか否かを、発行ダイオードの反射光の
検出レベルから識別する構成等も考えられる。
【0100】一方、記録媒体が格納されているディスク
カートリッジに、データ圧縮用であるか、非圧縮用であ
るかを明示することは、使い勝手の面から有効である。
【0101】図9に、圧縮データ表示部を設けたディス
クカートリッジの構成を示す。
【0102】例えば、圧縮データが格納されているディ
スクカートリッジに対しては、”圧縮データ”と、ユー
ザが表示可能にしておくことにより、一層の使い勝手の
向上が図れる。
【0103】図10に、本発明にかかる光ディスク装置
を応用した光ディスクライブラリシステムの構成例を示
す。
【0104】光ディスクライブラリ装置は、デジタルデ
ータを記録、再生するためのディスク制御装置を備える
光ディスク装置10と、複数枚のディスクカートリッジ
30を収納するためのディスクカートリッジ収納部20
と、ディスクカートリッジ30の光ディスク装置10へ
のマウント、デマウントを指示するためのアクセッサ制
御装置50と、該装置の指示に従って、ディスクカート
リッジ30の光ディスク装置10へのマウント、デマウ
ントを行う、アクセッサ60を有して構成される。
【0105】上位ホストシステムから光ディスク装置1
0に対し、リード/ライトコマンドが発行されると、光
ディスク装置10は、アクセッサ制御装置50に、マウ
ント動作を指示する。
【0106】光ディスク装置10には、圧縮/伸長器が
備えられており、必要に応じ圧縮/伸長器を選択可能な
構成にすることで、圧縮データが格納されている記憶媒
体を格納するディスクカートリッジと、非圧縮データが
格納されている記憶媒体を格納するディスクカートリッ
ジとが混在していても、本発明によれば、1種類の光デ
ィスク装置10で、データ処理が可能になる。
【0107】すなわち、圧縮データが格納されている記
憶媒体を格納するディスクカートリッジに対しては、圧
縮識別子を検出して、圧縮/伸長器を起動しデータリー
ドを行えば良い。一方、非圧縮データが格納されている
記憶媒体を格納するディスクカートリッジに対しては、
圧縮/伸長器を起動しない状態で、データリードを行え
ば良い。なお、データライト時には、例えば、ユーザが
設定した、設定状態に対応させて、データを圧縮して、
あるいは非圧縮のままで、データを記憶媒体に書き込む
処理を行うようにしておけば良い。
【0108】また、例えば、動画、静止画、音声、図形
等(これらの情報は、比較的大容量のものであって、一
般に圧縮処理が施されている)を取り扱うマルチメディ
アシステムにおいて、動画、静止画、音声情報等の圧縮
データに対しては、情報記録再生装置内で、圧縮/伸長
処理を行わず、逆に、テキスト情報等(これらの情報
は、比較的小容量のものであって、一般に圧縮処理が施
されていない)の未圧縮データに対しては、情報記録再
生装置内で圧縮/伸長処理を行う構成にすることも可能
である。
【0109】以上のように、本発明によれば、情報記録
再生装置が、データ圧縮/伸長機能を備えることで、装
置の大容量化、および、データ処理の高速化が実現でき
る。特に、本発明によれば、装置内でのデータ圧縮/伸
長機能を選択/非選択することが可能となるため、可搬
型の記録媒体を使用する光ディスク装置、リムーバルな
磁気ディスク装置、半導体ディスク装置等に対し、記憶
媒体の互換性を維持することが可能となる。
【0110】また、上位ホストシステムが有する機能に
より、データ圧縮/伸長を行なう場合にも、本装置を使
用することが可能であり、従来から存在する装置との間
での互換性が維持される。
【0111】また、本発明によれば、データ圧縮/伸長
機能を実現する、光ディスク装置等を使用した情報記録
再生装置を備える構成にすることで、圧縮データが格納
されているディスクカートリッジと、未圧縮データが格
納されているディスクカートリッジを混在して収納可能
な光ディスクライブラリシステムを提供することが可能
になる。
【0112】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
圧縮/伸長機能を備えた情報記録再生手段を提供し、装
置の大容量化、データ処理の高速化、さらには、記録媒
体間の互換性をも維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランダムアクセス型情報記録再生装置の構成図
である。
【図2】情報記録再生装置の動作フローチャートであ
る。
【図3】情報記録再生装置の具体的な構成図である。
【図4】情報再生装置の構成図である。
【図5】情報記録再生装置の構成図である。
【図6】情報記録再生装置の動作フローチャートであ
る。
【図7】圧縮器/伸長器を選択するための手段の構成図
である。
【図8】光ディスクカートリッジの外観図である。
【図9】光ディスクカートリッジの外観図である。
【図10】光ディスクライブラリシステムの構成図であ
る。
【図11】従来例である、圧縮/伸長機能を内蔵したシ
ーケンシャルアクセス型情報記録再生装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
500…圧縮手段、600…伸長手段、700…伸長選
択手段、800…圧縮選択手段、900…圧縮設定入力
手段、1000…圧縮識別子検出手段、1100…圧縮
識別子発生手段、1200…圧縮判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀来 敏光 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 ストレージシステム 事業部内 (56)参考文献 特開 平5−313826(JP,A) 特開 平2−103778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G11B 20/10

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位ホストシステムと本情報記録再生装
    置との間でデータのやり取りを行うデータ転送手段と、
    前記上位ホストシステムから転送されたデータを記憶保
    持する記憶手段と、前記上位ホストシステムから転送さ
    れたデータおよび前記記憶手段から読みだしたデータを
    一時的に蓄えておくデータ蓄積手段と、 前記データ転送手段、蓄積手段および記憶手段の間のデ
    ータの転送動作、および、前記情報記録再生装置の動作
    を制御する制御信号を生成する制御手段と、 前記上位ホストシステムから前記データ転送手段を介し
    て送られてきたデータを圧縮するデータ圧縮手段と、 前記記憶手段から読みだされたデータを伸長するデータ
    伸長手段と、 前記記憶手段について、記憶するデータを圧縮した状態
    で記憶するか、非圧縮の状態で記憶するかを設定するた
    めの圧縮設定入力手段と、 前記圧縮設定入力手段でのデータ圧縮の選択を受け付
    け、記憶手段内の所定エリアに、データ圧縮を選択した
    ことを示す圧縮識別子を記録する圧縮識別子発生手段を
    具備し、さらに、前記記憶手段は、圧縮データを記憶する圧縮エ
    リアおよび非圧縮データを記憶する非圧縮エリアを備
    え、 前記制御手段は、記憶手段からのデータ読みだしの際に
    は、圧縮識別子が記録されているかいなかを判断し、 圧縮識別子が記録されていない場合には、非圧縮エリア
    からデータをそのまま読みだし、上位ホストシステムへ
    データを転送し、 圧縮識別子が記録されている場合には、圧縮エリアから
    データを読みだして前記データ伸長手段で伸長処理し、
    上位ホストシステムへデータを転送し、また、 記憶手段へのデータ書き込みの際には、前記圧縮識別子
    が存在するか否かを判断し、 圧縮識別子が存在すると判断した場合には、前記圧縮手
    段で圧縮処理したデータを記憶手段に格納し、 圧縮識別子が存在しないと判断した場合において第1に、非圧縮データが既に存在する場合には、データ
    をそのまま非圧縮エリ アに格納し、 第2に、非圧縮エリアにデータがまだ1度も記憶されて
    いないときであって、データを圧縮しない状態で記憶す
    ることを選択したと判断したとき、データをそのまま非
    圧縮エリアに格納し、 第3に、圧縮エリアにデータがまだ1度も記憶されてい
    ないときであって、データを圧縮した状態で記憶するこ
    とを選択したと判断したとき、前記圧縮手段で圧縮処理
    したデータを圧縮エリア に格納し、さらに、前記圧縮識
    別子発生手段によって圧縮識別子を記録することを特徴
    とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上位ホストシステムと本情報記録再生装
    置との間でデータのやり取りを行うデータ転送手段と、
    記憶媒体の着脱が可能で、記憶媒体が装着されたとき、
    前記上位ホストシステムから転送されたデータを記憶媒
    体に書き込み、さらに、記憶媒体に書き込まれている内
    容を読みだす動作をする記録再生手段と、前記上位ホス
    トシステムから転送されたデータおよび前記記録再生手
    段が記憶媒体から読みだしたデータを一時的に蓄えてお
    くデータ蓄積手段と、 前記データ転送手段、蓄積手段および記録再生手段の間
    のデータの転送動作、および、前記情報記録再生装置の
    動作を制御する制御信号を生成する制御手段と、 前記上位ホストシステムから前記データ転送手段を介し
    て送られてきたデータを圧縮するデータ圧縮手段と、前記記録再生手段が装着した記憶媒体から読みだした
    ータを伸長するデータ伸長手段と、 前記記憶媒体について、データを圧縮した状態で記憶す
    るか、非圧縮の状態で記憶するかを設定するための圧縮
    設定入力手段と、 前記圧縮設定入力手段でのデータ圧縮の選択を受け付
    け、記憶媒体の所定エリアに、データ圧縮を選択したこ
    とを示す圧縮識別子を記録する圧縮識別子発生手段を具
    備し 記制御手段は、装着された記憶媒体からのデータ読み
    だしの際には、圧縮識別子が記録されているかいなかを
    判断し、 圧縮識別子が記録されていない場合には、データをその
    まま読みだし、上位ホストシステムへデータを転送し、 圧縮識別子が記録されている場合には、データを読みだ
    して前記データ伸長手段で伸長処理し、上位ホストシス
    テムへデータを転送し、また、 記憶媒体へのデータ書き込みの際には、前記圧縮識別子
    が存在するか否かを判断し、 圧縮識別子が存在すると判断した場合には、前記圧縮手
    段で圧縮処理したデータを記憶媒体に格納し、 圧縮識別子が存在しないと判断した場合において、 第1に、非圧縮データが既に存在する場合には、データ
    をそのまま記憶媒体に格納し、 第2に、データがまだ1度も記憶されていないときであ
    って、データを圧縮しない状態で記憶することを選択し
    たと判断したとき、データをそのまま記憶媒体に格納
    し、 第3に、データがまだ1度も記憶されていないときであ
    って、データを圧縮した状態で記憶することを選択した
    と判断したとき、前記圧縮手段で圧縮処理したデータを
    記憶媒体に格納し、さらに、前記圧縮識別子発生手段に
    よって圧縮識別子を記録することを特徴とする情報記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、および2のいずれかにおい
    て、さらに、 前記圧縮識別子を検出する圧縮識別子検出手段と、前記
    圧縮識別子検出手段による前記圧縮識別子を検出した旨
    の検出信号にもとづき、前記データ圧縮手段を起動する
    圧縮選択手段および前記データ伸長手段を起動する伸長
    選択手段を備える ことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上位ホストシステムと本情報記録再生装
    置との間でデータのやり取りを行うデータ転送手段と、
    記憶媒体の着脱が可能で、記憶媒体が装着されたとき、
    前記上位ホストシステムから転送されたデータを記憶媒
    体に書き込み、さらに、前記記憶媒体に書き込まれてい
    る内容を読みだす動作をする記録再生手段と、前記上位
    ホストシステムから転送されたデータおよび前記記録再
    生手段が記憶媒体から読みだしたデータを一時的に蓄え
    ておくデータ蓄積手段と、 前記データ転送手段、蓄積手段および記録再生手段の間
    のデータの転送動作、および、前記情報記録再生装置の
    動作を制御する制御信号を生成する制御手段と、 前記上位ホストシステムから前記データ転送手段を介し
    て送られてきたデータを圧縮するデータ圧縮手段と、 前記記録再生手段が、装着された記憶媒体から読みだし
    たデータを伸長するデータ伸長手段と、前記記憶媒体を外部から保護する筐体であるカートリッ
    ジの一部に、圧縮または非圧縮の2状態を設定するため
    の設定機構を備え、当該設定機構の設定状態にもとづい
    て、データを圧縮した状態で記憶するか、非圧縮の状態
    で記憶するかを判定する圧縮判定手段と、 前記制御手段は、装着された記憶媒体からのデータ読み
    だしの際には、前記圧縮判定手段での判定結果に基づ
    非圧縮状態と判定される 場合には、データをそのまま読
    みだし、圧縮状態と判定される場合には、データを読み
    だし、前記伸長手段で伸長処理し、上位ホストシステム
    へデータを転送し、また、前記 記憶媒体へのデータ書き込みの際には、前記圧縮判
    定手段での判定結果に基づき圧縮状態と判定されるとき 、前記圧縮手段で圧縮処理し
    たデータを記憶媒体に格納し、非圧縮状態と判定されるとき 、データをそのまま記憶媒
    体に格納することを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項において、さらに、前記圧縮判定手段でデータ圧縮が選択されたと判定され
    た場合に、前記記憶媒体の所定エリアに、記憶されるデ
    ータは圧縮データであることを示す圧縮識別子を記録す
    る圧縮識別子発生手段を備えた ことを特徴とする情報記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに、 装着された記憶媒体に記録された前記圧縮識別子を検出
    する圧縮識別子検出手段と、前記圧縮識別子検出手段に
    よる前記圧縮識別子を検出した旨の検出信号にもとづ
    き、前記データ圧縮手段を起動する圧縮選択手段および
    前記データ伸長手 段を起動する伸長選択手段を備える
    とを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5、および6の
    いずれかにおいて、さらに、上位ホストシステムから送られてきた、データ圧縮する
    旨の命令およびデータ伸長する旨の命令の少なくとも一
    方を受け付ける手段と、前記命令の内容を解釈し、前記
    データ圧縮手段および前記データ伸長手段の少なくとも
    一方を起動する圧縮/伸長制御信号生成手段とを備える
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6、および
    7のいずれかにおいて、さらに、圧縮機能を有する上位
    ホストが送ってきたデータを受け付ける手段と、受け付
    けた、上位ホストシステムが与えたデータが圧縮データ
    か否かを判断する圧縮判断手段と、圧縮データであれ
    ば、そのまま前記データ蓄積手段に格納し、また、圧縮
    データでなければ、前記データ圧縮手段を起動し、圧縮
    処理後のデータを前記データ蓄積手段に格納する手段
    備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項2、および4のいずれかにおい
    て、前記記憶媒体は、データ圧縮するためのアルゴリズムで
    ある圧縮処理アルゴリズム、および、前記与えられる記
    憶媒体上に存在する少なくとも1以上のファイルの前記
    記憶媒体上での存在位置情報の少なくとも一方を記録し
    ている ことを特徴とする情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 記憶媒体を収めたディスクカートリッ
    ジにおいて、 自身の前記ディスクカートリッジにおける存在位置が、
    前記記憶媒体に記録されるデータの圧縮、非圧縮のいず
    れかの状態であるかを表現する圧縮設定部位と、前記圧
    縮設定部位をスライド可能とする前記ディスクカートリ
    ッジに設けた圧縮判別溝を備えることを特徴とするディ
    スクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 請求項2、3、4、5、6、7、8、
    および9のいずれか記載の情報記録再生装置と、 圧縮データおよび非圧縮データのいずれかが記録されて
    いる記憶媒体を収納するディスクカートリッジを少なく
    とも1以上格納するディスクカートリッジ収納部と、与
    えられた指示に従って、該ディスクカートリッジ収納部
    に格納されたデ ィスクカートリッジを取り出し前記情報
    記録再生装置が備える記録再生装置がアクセス可能な位
    置に装着する機構および前記情報記録再生装置が備える
    記録再生装置がアクセス可能な位置に装着されたディス
    クカートリッジをディスクカートリッジ収納部に収納す
    る機構を有するアクセッサ部と、ディスクカートリッジ
    の収納、取り出しのための指示を受け付け、該指示を前
    記アクセッサ部に与えるアクセッサ制御手段を有して構
    成されるディスクライブラリシステム。
  12. 【請求項12】 請求項2、3、4、5、6、7、8、
    9、10、および11のいずれかにおいて、前記記憶媒
    体は、光ディスクであることを特徴とする情報記録再生
    装置。
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