JP3248507B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP3248507B2
JP3248507B2 JP03735299A JP3735299A JP3248507B2 JP 3248507 B2 JP3248507 B2 JP 3248507B2 JP 03735299 A JP03735299 A JP 03735299A JP 3735299 A JP3735299 A JP 3735299A JP 3248507 B2 JP3248507 B2 JP 3248507B2
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昌樹 松田
文久 磯野
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    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K7/08Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes
    • G06K7/082Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードやIC
カードのデータを処理するカード処理装置に関し、特に
カード処理装置におけるカードの挿入機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のカード処理装置は、カ
ードが挿入、排出されるカード挿入口と、カード挿入口
に連通して形成されたカード挿入路と、カード挿入路内
にてカードのデータを処理するデータ処理部とから概ね
構成されている。例えば、ICカード処理装置にあって
は、データ処理部として、カード挿入路に挿入されたI
Cカードに当接するカード当接部と、ICカードの電極
部と対接する接点端子とを有する接点ユニットが備えら
れている。接点ユニットは、カード当接部に挿入された
ICカードが当接することにより、挿入されたICカー
ドと共に装置本体に対して移動することにより、カード
挿入路内に接点端子を進出させるように構成されてい
る。従って、ICカード処理装置においては、挿入され
たICカードの接点端子とICカードの電極部とが対接
した状態において、これら接点端子と電極部を介してI
Cカードのデータ処理が行われる。(特開平8−263
602号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなカード
処理装置においては、カード挿入口から異物等が挿入さ
れることにより、接点ユニット等のデータ処理部が損傷
を受ける、あるいは、カード挿入路が詰まりカードが挿
入できなくなるといった問題が発生し、ICカードのデ
ータ処理が適切に行えなくなることがある。このため、
カード挿入口から異物等が挿入されることを防止するた
めに、カード挿入路にシャッタ部材を設けることが考え
られるが、使用するカードが挿入されるときには、カー
ドの挿入に対して障害とならないようシャッタ部材を移
動させる必要がある。シャッタ部材の移動制御のため
に、カードの挿入を検出するフォトセンサ、シャッタ部
材を移動させる電磁ソレノイド等を設け、電気的に制御
することが考えられる。しかしながら、上述した構造に
あっては、フォトセンサ及び電磁ソレノイド等をレイア
ウトするために、カード処理装置の大型化及び装置構成
の複雑化は避けられない。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、カード挿入口から異物等が挿入されることを防止す
るためのシャッタ部材を、カード処理装置の大型化及び
装置構成の複雑化を招くことなく、且つ、カード挿入路
へのカードの挿入に対して障害とならないように設ける
ことが可能なカード処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、カードが挿入、排出されるカード挿入口と、カード
挿入口に連通して形成されたカード挿入路と、カード挿
入路に対して進出方向及び退出方向に移動自在に設けら
れ、カード挿入路に挿入されたカードが当接することに
よりカード挿入路から退出方向に移動するシャッタ部材
と、シャッタ部材に対して、シャッタ部材の進出方向に
付勢力を付与する付勢手段と、シャッタ部材と当接し、
シャッタ部材と当接している状態では、シャッタ部材の
退出方向への移動を規制するレバー部材とを備え、レバ
ー部材は、カード挿入路に突出して設けられたカード当
接部を有しており、挿入されたカードがカード当接部に
当接することにより揺動し、シャッタ部材が退出方向に
移動可能となるようにシャッタ部材との当接状態が解か
れることを特徴としている。
【0006】請求項1に記載のカード処理装置によれ
ば、カードが挿入されていない状態において、シャッタ
部材は、付勢手段によりカード挿入路に対して進出方向
に付勢力が付与され、レバー部材により退出方向への移
動を規制されているため、カード挿入路に対して進出し
た状態が維持される。これにより、カード挿入口からカ
ード挿入路に異物等が挿入されることを防止することが
できる。また、カード挿入路に挿入されたカードが挿入
された場合には、挿入されたカードがカード当接部に当
接することによりレバー部材が揺動し、レバー部材とシ
ャッタ部材との当接状態が解かれる。これにより、シャ
ッタ部材は退出方向に移動可能となり、挿入されたカー
ドにより押され、付勢手段による付勢力に抗しながらカ
ード挿入路から退出方向に移動する。従って、フォトセ
ンサ及び電磁ソレノイド等を設けることなく、シャッタ
部材とレバー部材とによる機械的な機構により、シャッ
タ部材をカード挿入路へのカードの挿入に対して障害と
ならないように移動させることが可能となり、カード処
理装置の大型化及び装置構成の複雑化を招くことを防止
できる。
【0007】また、請求項1に記載の発明においては、
レバー部材に当接して、レバー部材の揺動方向に応じて
ON又はOFFするスイッチ手段が設けられていること
を特徴としている。このため、カードが挿入されること
によりレバー部材が揺動することを利用して、カード挿
入口からカードが挿入されたことを検出することが可能
となる。この結果、カードが挿入されたことを検出する
検出手段を簡素化することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、スイッチ手段が、スイッチ手段の接点
を復帰させるために付勢力を付与するバネ部材を有して
おり、バネ部材による付勢力がカード当接部をカード挿
入路に突出させる方向に作用するように設けられている
ことを特徴としている。この場合には、スイッチ手段の
バネ部材の付勢力により、カード当接部がカード挿入路
に突出し、且つ、レバー部材によりシャッタ部材の退出
方向への移動を規制した状態が維持される。従って、新
たに付勢手段を設けることなく、シャッタ部材の退出方
向への移動を規制した状態を初期状態として設定するこ
とが可能となり、レバー部材周辺の構成の簡素化及び部
品点数の削減を図ることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、カード当接部に対向するカード挿入路
の側壁から、カード挿入方向に直交する方向に所定距離
を隔てて、カードに対して磁気情報を読み書きするため
の磁気ヘッドが設けられていることを特徴としている。
この場合には、スイッチ手段のバネ部材の付勢力がカー
ド当接部に対向するカード挿入路の側壁の方向に作用す
ることにより、挿入されたカードがカード当接部に対向
するカード挿入路の側壁にて位置決めされる。これによ
り、カードを位置決めした状態で、磁気ヘッド上を通過
させることが可能となる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の発明において、カード当接部に
は、カード厚さ方向に所定間隔を有する溝部が形成され
ており、溝部の底部とカード当接部に対向するカード挿
入路の側壁とのカード挿入方向に直交する方向での間隔
が、使用されるカードの挿入方向に直交する方向でのカ
ード幅より大きい値に設定されていることを特徴として
いる。この場合には、使用されるカードより厚さの薄い
カードが挿入された場合には、使用されるカードより厚
さの薄いカードが溝部を通過するので、レバー部材が揺
動することはない。これにより、シャッタ部材の退出方
向への移動を規制した状態が維持され、誤って、使用さ
れるカードより厚さの薄いカードが挿入されることを防
止できる。以上のことから、新たにセンサ等を設けるこ
となく、カード厚さの検知を機械的に行うことが可能と
なる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、溝部の開口部近傍は、カード挿入方向
から見て、テーパ状に形成されていることを特徴として
いる。この場合には、使用されるカードのカード厚さに
バラツキが存在する場合でも、このバラツキを吸収して
スムーズにカードを挿入することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係るICカード処理装置の
全体の外観を示す斜視図、図2は同じくカバーを取った
状態での平面図、図3は同じくカバーを取った状態での
正面図、図4は同じくカバーを取った状態での背面図、
図5は図2におけるV-V線断面図、図6は図2におけるV
I-VI線断面図である。
【0014】機器本体Aは、概ねベース板1と囲い壁2
とで構成されている。ベース板1は、合成樹脂で略平板
状に形成されている。ベース板1には前方側、すなわち
ICカードCを挿入する側に矩形の切欠部3が形成され
ている。囲い壁2は、ベース板1を囲むようにして平面
視略コ字状にベース板1と一体形成されており、ICカ
ードCを挿入する側が開放されている。囲い壁2は、互
いに対向して設けられカード挿入方向に延びる壁部2
a,2bと、カード挿入方向に直交する方向に延びる壁
部2cとで構成されている。
【0015】ベース板1の下面には、切欠部3と連設さ
れた凹部4が形成されている。凹部4の両側壁4a,4
bは、ICカードCの幅よりも僅かに大きい間隔を隔て
て対向するようにして、カード挿入方向に延設されてい
る。凹部4は、囲い壁2のカード挿入方向に直交する壁
部2cに形成された開口部5にも連設されて形成されて
おり、カード挿入方向前方が機器本体Aの外に開口して
いる。両側壁4a,4bのカード挿入方向に見て略中央
の位置には、爪部6が下方に向けて立設されており、爪
部6の先端には、凹部4の下面に対向する面6aが形成
されている。爪部6の面6aは、挿入されたICカード
Cの案内面を形成している。凹部4のカード挿入方向の
前端近傍には、一方の側壁4a,4bから突出した突出
部7が凹部4内に設けられている。突出部7は、凹部4
内に挿入されるICカードCの前端が当接し、ICカー
ドCの挿入限界を決めるカード用ストッパとして機能す
る。
【0016】ベース板1のカード挿入方向に直交する方
向で見て略中央には、円弧状のガイド溝8aが穿設され
た一対のガイド壁8が対向して設けられ、一対のガイド
壁8間にはカード挿入方向前方に延在するガイド孔9が
穿設されている。ガイド孔9は、第1ガイド孔9aと第
1ガイド孔9aに連続してカード挿入方向前方側に設け
られる第2ガイド孔9bを有している。第1ガイド孔9
aは、カード挿入方向に直交する方向に所定の間隔を有
している。第2ガイド孔9bは、第1ガイド孔9aの間
隔より狭い間隔を有している。
【0017】第2ガイド孔9bの第1ガイド孔9a寄り
(カード挿入方向後方側)の位置には、第2ガイド孔9
bの両側から突出する突出部10,10が設けられてい
る。突出部10,10間には、カード挿入方向に直交す
る方向での第2ガイド孔9bの間隔より小さい間隙が形
成されている。第1ガイド孔9aの第2ガイド孔9b寄
り(カード挿入方向前方側)の位置には、案内部11が
形成されている。案内部11の上面は、面取りがなされ
ており、カード挿入方向に向かってやや上方に傾斜して
形成されている。
【0018】ガイド孔9と囲い壁2のカード挿入方向に
延びる一方の壁部2bとの間に位置するベース板1に
は、ガイド孔9と同方向に延在するサブガイド孔12が
穿設されている。サブガイド孔12は、凹部4の突出部
7が設けられる側壁4aに対向する側壁4bを切り欠く
形で形成される。サブガイド孔12のカード挿入方向前
方側の端部には、サブガイド孔12をまたぐようにして
断面略逆U字状に形成されたストッパ13が立設されて
いる。ストッパ13の上部の下面はストッパ面を形成し
ている。
【0019】平面視で、ガイド孔9と囲い壁2のカード
挿入方向に延びる他方の壁部2aとの間に位置するベー
ス板1の上面には、4つのピン14a,14b,14
c,14dがカード挿入方向に略直列に立設されてい
る。ピン14a,14b,14c,14dには、カード
の挿入状態を検出する第1及び第2マイクロスイッチ1
5,16が位置決めされて固定される。カード挿入方向
後方側の2つのピン14a,14bには第1マイクロス
イッチ15が圧入されてベース板1上に取り付けられて
いる。カード挿入方向前方側の2つのピン14c,14
dには第2マイクロスイッチ16が圧入されてベース板
1上に取り付けられている。第1及び第2マイクロスイ
ッチ15,16は、共に平面視長方形を呈しており、長
軸方向がカード挿入方向と略平行、且つ、第1及び第2
マイクロスイッチ15,16のスイッチ部15a,16
aが壁部2aに対向する、すなわち、スイッチ部15
a,16aの接点を復帰させるためのバネ15b,16
bにより付与される付勢力が壁部2aに略直交する方向
に作用するように設けられている。ここで、第1マイク
ロスイッチ15(スイッチ部15a)が各請求項におけ
るスイッチ手段を、バネ15bが同じくバネ部材を構成
する。
【0020】ベース板1の下面には、ICカードCの厚
みよりもやや大きい間隔を隔てて、ベース板1と対向す
る底板18が固定されている。底板18には、ベース板
1の切欠部3に対応して略同じ外形の切欠部19が形成
されている。ベース板1の凹部4がこの底板18によっ
て覆われることにより、凹部4と底板18とで画成され
る空間がカード挿入路20を形成することになると共
に、ベース板1及び底板18の端部にカード挿入口21
が形成されることになる。底板18のカード挿入方向に
直交する方向に見て略中央の位置には、ベース板1に形
成されたガイド孔9に対応して、カード挿入方向前方に
延在するガイド孔22が穿設されている。また、ガイド
孔9と囲い壁2のカード挿入方向に延びる一方の壁部2
bとの間に位置する底板18には、ベース板1に形成さ
れたサブガイド孔12に対応して、ガイド孔9と同方向
に延在するサブガイド孔(図示せず)が穿設されてい
る。底板18には、サブガイド孔のカード挿入方向に見
て後方側の位置に、フック部24が下方に突出して形成
されている。底板18のカード挿入方向に見て後方側に
は、切欠部19を挟んでカード載置部18a,18bが
対向するように設けられている。
【0021】底板18の一方のカード載置部18bに
は、ICカードC上に記録された磁気情報を読み出すた
めの磁気ヘッド25が、凹部4の一方の側壁4bからカ
ード挿入方向に直交する方向に所定距離を隔てて設けら
れている。磁気ヘッド25は、底板18下面からカード
厚み方向(上下方向)に延びて固定された2本の支柱2
6,26上をカード厚み方向に移動可能となっており、
バネ27,27により底板18方向(上方)に付勢力が
与えられている。磁気ヘッド25が設けられるカード載
置部18bに対向するベース板1の対向面1aには、磁
気ヘッド25に対向してローラ28が設けられている。
ローラ28は、ベース板1の対向面1a上に突設された
ボス部29に固定されたシャフト30に回転自在に軸支
されている。
【0022】ベース板1のガイド壁8には、接点ユニッ
ト31が支持されている。図7に示すように、接点ユニ
ット31は、厚みの薄い直方体に形成された端子取付部
32と、カード挿入路20に挿入されたICカードCが
当接するカード当接部33とを有している。端子取付部
32とカード当接部33とは、腕部34により接続され
ており、これら端子取付部32、カード当接部33及び
腕部34は合成樹脂により一体成形されている。端子取
付部32のカード挿入方向で後方側となる位置の両側に
は、一対のダボ35,35が突出形成されている。端子
取付部32の下面32aには、薄片状の導電材をくの字
状に折り曲げ形成した接点端子36が取り付けられてい
る。また、端子取付部32の下面32aのカード挿入方
向で見て前端部には、カード挿入方向前方に向かって上
側にやや傾斜した係合部37が形成されている。カード
当接部33には、バネ掛け部38とカード当接面39と
が形成されている。
【0023】端子取付部32のカード挿入方向前方側の
端面には、延長部40が設けられている。延長部40
は、カード挿入方向に直交するカード幅方向での幅が第
1の設定値とされた第1延長部40aと、第1延長部4
0aよりカード挿入方向後方側に位置し、カード挿入方
向に直交するカード幅方向での幅が第1の設定値より小
さい第2の設定値とされた第2延長部40bとを有して
いる。第1延長部40aには、その上面に係合面40c
が形成され、係合面40cのカード挿入方向で見て前方
側は、カード挿入方向前方に向かって下側にやや傾斜し
てテーパ状に形成されている。第1の設定値は、突出部
10,10間に形成された間隙のカード挿入方向に直交
する方向での長さより大きく設定されている。第2の設
定値は、突出部10,10間に形成された間隙のカード
挿入方向に直交する方向での長さより小さく設定されて
いる。
【0024】接点ユニット31は、ガイド壁8のガイド
溝8aの開口からダボ35,35をガイド溝8a内に係
入し、底板18のフック部24とバネ掛け部38とに引
張りスプリング41を掛けることによって、常に、カー
ド当接部33のカード当接面39がベース板1のサブガ
イド孔12を介して凹部4に臨むようにガイド壁8に支
持される。カード当接部33(カード当接面39)は凹
部4の側壁4bに近接した位置に設けられることにな
り、カード挿入路20に挿入されたICカードCの角部
が当接するように構成されている。ガイド壁8に支持さ
れた接点ユニット31は、ガイド溝8aによって、後方
斜め上方から前方斜め下方に移動自在に案内され、引張
りスプリング41によって、接点ユニット31を常時後
方側に付勢されている。端子取付部32はベース板1の
ガイド孔9内をカード挿入方向の前後方向に移動し、カ
ード当接部33はベース板1のサブガイド孔12内をカ
ード挿入方向の前後方向に移動する。
【0025】切欠部3のカード挿入方向に見て前端部分
には、シャッタ部材42が設けられている。シャッタ部
材42は、ベース板1に穿設されたシャッタ部材格納孔
43内に設けられている。シャッタ部材格納孔43は、
そのカード挿入方向に直交する方向での長さが凹部4の
カード挿入方向に直交する方向での幅より長く設定され
ている。シャッタ部材42は、囲い壁2の対向する壁部
2a,2b間に架設されたシャフト44に対して揺動自
在に支持されている。シャフト44は、シャッタ部材格
納孔43の上方に位置して設けられている。これらの構
成により、シャッタ部材42は、凹部4(カード挿入路
20)に対して進出方向及び退出方向に移動自在に設け
られることになる。また、シャッタ部材42は、ベース
板1の凹部4のカード挿入方向に直交する方向での幅よ
りやや長いシャッタ部42aを有している。シャッタ部
42aは、凹部4(カード挿入路20)に対して進出し
た状態において、カード挿入路20を概ね塞ぐようにそ
の形状が設定されている。シャッタ部材42は、バネ4
5により、凹部4(カード挿入路20)に対して進出方
向に常に付勢力が付与されている。シャッタ部42aの
一方の端部には、ICカードCの挿入、引き抜きをスム
ーズに行わせるため、ICカードCと当接する爪部46
が一体形成されている。シャッタ部42aの他方の端部
には、カード挿入方向前方に延設される当接部47が一
体形成されている。ここで、バネ45は請求項における
付勢手段を構成する。
【0026】切欠部3を挟んで、磁気ヘッド25が設け
られたカード載置部18bに対向するベース板部分1b
には、第1レバー部材48が設けられている。第1レバ
ー部材48は、概ねカード挿入方向に平行な状態で、ベ
ース板1に形成された第1レバー部材支持部49に揺動
自在に支持されている。第1レバー部材支持部49は、
ベース板1から上方に延びて筒状に形成されている。第
1レバー部材48は、図2に示すように、ベース板1に
設けられた状態でカード挿入方向に見て、順に基部5
0、カード当接部51、支点部52、シャッタ部材当接
部53及びスイッチ当接部54とを有している。ここ
で、第1レバー部材48は各請求項におけるレバー部材
を構成する。
【0027】基部50は、ベース板1に設けられた状態
で、カード挿入方向に延びる略平板状に形成されてい
る。カード当接部51は、基部50のカード挿入方向後
方端から下方に延びて形成されており、カード挿入路2
0に挿入されたICカードCに当接し得るようになって
いる。スイッチ当接部54は、基部50のカード挿入方
向前方端に設けられ、第1マイクロスイッチ15のスイ
ッチ部15aに設けられたレバー部材55に当接し得る
ようになっている。支点部52は、基部50のカード当
接部51とスイッチ当接部54との間の位置に、下方に
延びて形成され、筒状に形成された第1レバー部材支持
部49に挿入されるようになっている。従って、第1レ
バー部材48は、支点部52のカードの厚さ方向に延び
る中心軸を中心にして、ICカードCに略平行な面内に
おいて揺動する。シャッタ部材当接部53は、基部50
の支点部52とスイッチ当接部54との間の位置に設け
られ、シャッタ部材42の当接部47に当接し得るよう
になっている。シャッタ部材当接部53及びスイッチ当
接部54とは剛性を高めるために基部50より所定長さ
下方に延びて形成され、また、シャッタ部材当接部53
とスイッチ当接部54との間には上下方向に延びる壁部
56が形成されている。
【0028】ベース板1の切欠部3及び底板18の切欠
部19を挟んで、磁気ヘッド25が設けられたカード載
置部18bに対向するベース板部分1b及びカード載置
部18aには、切欠部3に連設して、切欠部57が形成
されている。カード当接部51の下方部は、切欠部57
内に位置し、凹部4(カード挿入路20)内に進出した
状態で設けられる。カード挿入方向に延びる壁部2aに
略直交する方向に作用するバネ15bの付勢力が、第1
マイクロスイッチ15のレバー部材55を介して第1レ
バー部材48に作用するので、第1レバー部材48のス
イッチ当接部54は、壁部2aに向けて(図2において
上方向)付勢力を受ける。これにより、第1レバー部材
48は、カード当接部51が凹部4(カード挿入路2
0)内に進出する方向に、常時付勢されることになる。
【0029】シャッタ部材当接部53とシャッタ部材4
2の当接部47との位置関係は、第1レバー部材48に
上述した付勢力が与えられ、ICカードCが挿入されて
いない状態では、シャッタ部材42の当接部47の上方
にシャッタ部材当接部53が位置する。また、ICカー
ドCがカード挿入路20に挿入され、挿入されたカード
がカード当接部51に当接することにより第1レバー部
材48が揺動した状態では、シャッタ部材42の当接部
47の上方位置からシャッタ部材当接部53が移動し、
シャッタ部材当接部53はシャッタ部材42の当接部4
7の上方位置から外れた所に位置する。
【0030】図15に示すように、カード当接部51の
ICカードCと当接する部分には、カード厚さ方向に所
定間隔(α)を有する溝部58が形成されている。IC
カードCが挿入されていない状態において、溝部58の
底部59とカード当接部51に対向する凹部4の側壁4
bとのカード挿入方向に直交する方向での間隔は、使用
されるICカードCの挿入方向に直交する方向でのカー
ド幅より大きい値に設定されている。また、溝部58の
開口部60近傍は、カード挿入方向から見て、テーパ状
に形成されている。上述した溝部58のカード厚さ方向
での所定間隔(α)は、使用されるICカードCの厚さ
より若干小さい値に設定されており、使用されるICカ
ードに応じて設定を変更することが望ましい。
【0031】ベース板1(カード載置部18bに対向す
るベース板部分1b)の切欠部57のカード挿入方向前
端位置から、上方に壁部61が突設して形成されてい
る。壁部61は、第1レバー部材48の支点部52とカ
ード当接部51との間の基部50に概ね当接する高さを
有しており、第1レバー部材48の支点部52の中心軸
を中心とした揺動を安定させるように構成されている。
【0032】上述した第1レバー部材48と第1マイク
ロスイッチ15との当接関係により、第1マイクロスイ
ッチ15は、第1レバー部材48の支点部52を中心と
した揺動、すなわち、ICカードCがカード挿入口21
から挿入されたか否かを検出することが可能となる。第
1マイクロスイッチ15は、ICカードCがカード挿入
口21から挿入され、カード当接部51にICカードC
が当接して第1レバー部材48が揺動することにより、
スイッチ部15a(接点)が押圧されてON信号が出力
され、ICカードCがカード挿入口21から引き抜か
れ、ICカードCの無い状態では、スイッチ部15a
(接点)が復帰してOFF信号が出力されるように構成
されている。また、第1レバー部材48は、スイッチ部
15aの接点を復帰させるためのバネ15bから、カー
ド当接部51を凹部4(カード挿入路20)内に進出さ
せる方向に付勢力が与えられている。
【0033】ベース板1のカード挿入方向前端近傍の位
置には、カード押圧部材62が、ベース板1から上方に
延びて形成された筒部63内に納められた状態で設けら
れている。カード押圧部材62は、その下端に押圧部6
4を有し、この押圧部64がベース板1をカード厚さ方
向に貫通して形成された孔部65を介して、ベース板1
の下面から凹部4(カード挿入路20)内のカード挿入
方向前端近傍の位置に進出するように設けられると共
に、バネ66により底板18方向に付勢力が付与されて
いる。バネ66の座屈等を防ぐために、バネガイド部6
7が、バネ66の下端が当接する押圧部64のバネ当接
面68から上方に突出して一体形成されている。バネ6
6の上端部は、筒部63の上端部に係合固定されるプレ
ート部材69に当接しており、バネ66は予め圧縮され
た状態で筒部63内に納められている。押圧部64には
カード厚さ方向に延びる凸部70が形成されており、筒
部63内には、凸部70を案内するガイド溝71が同じ
くカード厚さ方向に延びて形成されている。これによ
り、カード押圧部材62が筒部63内をスムーズに移動
するようになる。また、押圧部64の下面のカード挿入
方向後方側は、カード挿入方向前方に向かって下側にや
や傾斜してテーパ状に形成されている。これにより、挿
入されたICカードC先端部が、押圧部64の下面の下
に入りやすく構成されている。
【0034】カード押圧部材62は、押圧部64から上
方に所定長さ延びて形成された延長部73を有してい
る。延長部73は、筒部63に形成された溝部74に係
合しており、押圧部64のカード厚さ方向への移動に伴
い、溝部74内をカード厚さ方向に案内されて移動す
る。延長部73の略上方には、第2レバー部材75が設
けられている。第2レバー部材75は、基部76、カー
ド押圧部材当接部77及びスイッチ当接部78とを有し
ている。基部76は、断面略円形の棒状に形成されてお
り、基部76の中心軸がカード挿入方向と略平行とされ
た状態で、その両端部79,79において、基部76が
中心軸回りに揺動可能となるようにベース板1に形成さ
れた支持部80,80に支持されている。カード押圧部
材当接部77は、基部76から基部76の径方向(ベー
ス板1に設けられた状態において、カード挿入方向から
見てICカードCと略平行となる方向、図11において
は左方向)に突出して形成され、カード押圧部材62の
延長部73に当接するようになっている。スイッチ当接
部78は、基部76の中心軸方向から見てカード押圧部
材当接部77と所定角度(本実施形態においては、略9
0°)を有して、基部76から基部76の径方向(ベー
ス板1に設けられた状態において、カード挿入方向から
見てICカードCの厚さ方向、図11においては下方
向)に突出して形成され、第2マイクロスイッチ16の
スイッチ部16aに当接するようになっている。
【0035】上述したカード押圧部材62、第2レバー
部材75及び第2マイクロスイッチ16との当接関係に
より、第2マイクロスイッチ16は、第2レバー部材7
5の中心軸回りの揺動、すなわち、ICカードCの前端
部が凹部4(カード挿入路20)のカード挿入方向前端
側の所定位置まで挿入されたか否かを検出することが可
能となる。第2マイクロスイッチ16は、ICカードC
の前端部が凹部4(カード挿入路20)のカード挿入方
向前端側の所定位置まで挿入され、カード押圧部材62
を上方に押し上げ、第2レバー部材75が揺動すること
により、スイッチ部16a(接点)が押圧されてON信
号が出力され、ICカードCがカード挿入口21から引
き抜かれ、ICカードCの無い状態では、スイッチ部1
6a(接点)が復帰してOFF信号が出力されるように
構成されている。
【0036】機器本体Aの上面は略平板状に形成された
カバー81で覆われており、カバー81はベース板1上
に立設されたボス部82にネジによって固定される。カ
バー81の下面には、第1レバー部材48のシャッタ部
材当接部53に対応する位置、第1マイクロスイッチ1
5に対応する位置、第2マイクロスイッチ16に対応す
る位置、接点ユニット31に対応する位置の各々に下方
に延設された突出部83が形成されている。各突出部8
3は、第1レバー部材48(特に、シャッタ部材当接部
53)、第1マイクロスイッチ15、第2マイクロスイ
ッチ16及び接点ユニット31の上方への移動を規制す
るようにその高さが設定されている。ICカードCの上
面には、接点ユニット31の接点端子36が対接する電
極部C1が形成されている。
【0037】このような構成において、図1に示すよう
に、ICカードCを底板18のカード載置部18a,1
8bと、凹部4の両側壁4a,4bとの間に挿入し、カ
ード挿入口21から凹部4(カード挿入路20)に挿入
する。ICカードCが未だ挿入されていない状態又は挿
入されたICカードCが第1レバー部材48のカード当
接部51に達していない状態(図8に示された状態)で
は、第1レバー部材48は、第1マイクロスイッチ15
のスイッチ部15aの接点を復帰させるためのバネ15
bからの付勢力を受けて、カード当接部51を凹部4
(カード挿入路20)内に進出させた状態にある。シャ
ッタ部材42は、バネ45からの付勢力を受けて凹部4
(カード挿入路20)に対して進出した状態にある。こ
れらの状態では、シャッタ部材当接部53はシャッタ部
材42の当接部47の上方位置にあるため、何らかの手
段によりシャッタ部材42をカード挿入方向に押圧した
としても、当接部47とシャッタ部材当接部53とが係
合し、シャッタ部材42の凹部4(カード挿入路20)
からの退出方向への移動が規制され、シャッタ部材42
は、カード挿入路20に対して進出した状態が維持され
る。
【0038】ICカードCが挿入され、挿入されるIC
カードC前端の一方の角部が第1レバー部材48のカー
ド当接部51に当接する(図9に示された状態)と、角
部はカード当接部51を平面視で見て凹部4(カード挿
入路20)から退出する方向(図9において上方向)に
押圧する。ICカードCによるカード当接部51への押
圧により、第1レバー部材48は支点部52を中心に時
計回りに揺動し、シャッタ部材当接部53及びスイッチ
当接部54を平面視で見て凹部4(カード挿入路20)
の内側方向(図9において下方向)に移動させる。これ
により、スイッチ当接部54はレバー部材55を介して
第1マイクロスイッチ15のスイッチ部15a(接点)
を押圧する。第1マイクロスイッチ15は、スイッチ部
15aの押圧を受け、ON信号を出力する。シャッタ部
材当接部53はシャッタ部材42の当接部47の上方位
置から外れるため、上述したシャッタ部材42の凹部4
(カード挿入路20)からの退出方向への移動規制が解
除され、シャッタ部材42は凹部4(カード挿入路2
0)から退出が可能な状態とされる。
【0039】図15(a)に示すように、通常使用され
るICカードCが挿入された場合、ICカードCはカー
ド当接部51に形成されたテーパ面に当接し、上述した
様にカード当接部51(第1レバー部材48)が、図1
5(a)においては左方向に移動する。しかしながら、
厚さが溝部58の所定間隔(α)より薄いカードDが挿
入された場合は、図15(b)に示すように、カードD
がカード当接部51に当接することはない。従って、第
1レバー部材48が揺動することはなく、シャッタ部材
当接部53はシャッタ部材42の当接部47の上方位置
にあるため、カードDによりシャッタ部材42をカード
挿入方向に押圧したとしても、当接部47とシャッタ部
材当接部53とが係合し、シャッタ部材42の凹部4
(カード挿入路20)からの退出方向への移動が規制さ
れ、シャッタ部材42は、カード挿入路20に対して進
出した状態が維持される。
【0040】ICカードCの挿入が進むと、ICカード
Cの前端面がシャッタ部材42と当接する(図10に示
された状態)ようになる。この状態では、シャッタ部材
42の凹部4(カード挿入路20)からの退出方向への
移動規制が解除されているので、ICカードCからの押
圧力を受けて、シャッタ部材42はシャフト44を中心
にして揺動し、凹部4(カード挿入路20)から退出す
る。従って、ICカードCはシャッタ部材42を押し上
げながらカード挿入路20内を進むことになる。
【0041】更に、ICカードCが挿入されると、挿入
されるICカードC前端の他方の角部は、接点ユニット
31のカード当接部33(カード当接面39)に当接
し、カード当接部33を引張りスプリング41のバネ力
に抗してカード挿入方向に押圧する。押圧されたカード
当接部33は、サブガイド孔12内をカード挿入方向に
移動する。また、カード当接部33にICカードCから
与えられた押圧力は、腕部34を介して端子取付部32
に伝わり、端子取付部32は、ガイド壁8のガイド溝8
aによってカード挿入方向に降下する。ICカードCの
挿入が進むと、端子取付部32は、ガイド孔9(第1ガ
イド孔9a)から接点端子36をカード挿入路20内に
臨ませながら下降且つカード挿入方向に移動し、端子取
付部32の接点端子36がICカードCの電極部C1に
対接することになる。
【0042】ICカードCは、ICカードC前端の他方
の角部が突出部7に当接することにより、カード挿入方
向への挿入が規制される。このとき、ICカードC前端
の一方の角部の近傍部分は、下面のカード挿入方向後方
側がテーパ状に形成された押圧部64の下方に入り込む
ことになる(図12に示された状態)。ICカードCに
は、バネ66からの付勢力がカード押圧部材62(押圧
部64)を介して凹部4下面から底板18方向(図12
において下方向)に向かって作用する。これにより、I
CカードC前端の一方の角部の近傍部分は底板18の上
面に押圧され、ICカードCは突出部7に当接した状態
に保持される。また、カード押圧部材62は、ICカー
ドCが押圧部64の下に入り込むことにより、バネ66
の付勢力に抗しながら押し上げられて、図11に示され
た状態から上方に移動する。このカード押圧部材62の
上方への移動は、第2レバー部材75のカード押圧部材
当接部77に伝わり、第2レバー部材75を基部76の
中心軸回りに揺動させる。この揺動により、第2レバー
部材75のスイッチ当接部78は第2マイクロスイッチ
16のスイッチ部16a(接点)を押圧する。第2マイ
クロスイッチ16は、スイッチ部16aの押圧を受け、
ON信号を出力する。
【0043】上述した、ICカードC前端の他方の角部
が突出部7に当接し、且つ、端子取付部32の接点端子
36がICカードCの電極部C1に対接した状態(図1
3に示された状態)においては、第1延長部40aの係
合面40cの上方に突出部10,10が位置するように
なり、第1延長部40aのカード挿入方向に直交する方
向での幅が突出部10,10間の間隙よりも大きい第1
の設定値に設定されているので、第1延長部40aの係
合面40cと突出部10,10とが当接することにな
る。これにより、端子取付部32(接点ユニット31)
のカード厚さ方向上方への移動が規制され、接点端子3
6と電極部C1との対接状態が保持される。
【0044】この状態から、突出部7が変形してICカ
ードCが更に挿入された、あるいは、ICカードCと端
子取付部32との間に金尺等が挿入された場合、端子取
付部32(接点ユニット31)はカード挿入方向に移動
することになる(図14に示された状態)。この様に、
端子取付部32(接点ユニット31)が更に移動した場
合には、延長部40も突出部10,10に対してカード
挿入方向に移動し、突出部10,10の下方には第2延
長部40bが位置するようになる。また、端子取付部3
2の前端部が案内部11に乗り上げることにより、端子
取付部32(接点ユニット31)がカード厚さ方向で上
方に移動し、接点端子36が電極部C1から離間するこ
とになる。この際には、第2延長部40bは、カード挿
入方向に直交する方向での幅が突出部10,10間の間
隙よりも小さい第2の設定値に設定されているので、第
2延長部40bと突出部10,10とが当接することは
なく、接点端子36と電極部C1とが離間し得るように
なっている。
【0045】端子取付部32の接点端子36がICカー
ドCの電極部C1に対接した状態で、接点端子36を介
してICカードCのデータが処理される。詳細には、第
1マイクロスイッチ15及び第2マイクロスイッチ16
の両者からON信号が出力されている場合に、ICカー
ドCのデータが処理されることになる。また、ICカー
ドCの所定位置に磁気情報が記録されている場合は、磁
気情報が記録されている部分が磁気ヘッド25を通過す
る際に、磁気ヘッド25により記録された磁気情報が読
み出される。詳細には、第1マイクロスイッチ15から
ON信号が出力され第2マイクロスイッチ16からON
信号が出力されるまでの間、磁気情報が読み出されるこ
とになる。読み出された磁気情報は、カード会社等のホ
ストコンピュータ等に通信され、挿入されたカードが使
用可能なものか否かが判断され、その結果が返送されて
くるように構成されている。
【0046】上述したように、本実施形態のカード処理
装置においては、特に、シャッタ部材42及び第1レバ
ー部材48が設けられている。ICカードCが挿入され
ていない状態において、シャッタ部材42は、バネ45
によりカード挿入路20(凹部4)に対して進出方向に
付勢力が付与され、第1レバー部材48により退出方向
への移動を規制されているため、カード挿入路20(凹
部4)に対して進出した状態が維持される。これによ
り、カード挿入口21からカード挿入路20(凹部4)
に異物等が挿入されることを防止することができる。次
に、カード挿入路20(凹部4)に挿入されたICカー
ドCが挿入された場合には、挿入されたICカードCが
カード当接部51に当接することにより第1レバー部材
48が揺動し、第1レバー部材48とシャッタ部材42
との当接状態が解かれる。これにより、シャッタ部材4
2は退出方向に移動可能となり、挿入されたICカード
Cにより押され、バネ45による付勢力に抗しながらカ
ード挿入路20(凹部4)から退出方向に移動する。従
って、フォトセンサ及び電磁ソレノイド等を設けること
なく、シャッタ部材42と第1レバー部材48とによる
機械的な機構により、シャッタ部材42をカード挿入路
20(凹部4)へのカード挿入に対して障害とならない
ように移動させることが可能となり、カード処理装置の
大型化及び装置構成の複雑化を招くことを防止できる。
【0047】また、第1レバー部材48のカード挿入方
向前方端に形成されたスイッチ当接部54に当接して第
1マイクロスイッチ15が設けられている。第1マイク
ロスイッチ15は、第1レバー部材48の揺動方向に応
じてON信号又はOFF信号を出力する。これにより、
ICカードCが挿入されることにより第1レバー部材4
8が揺動することを利用して、カード挿入口21からI
CカードCが挿入されたことを検出することが可能とな
る。従って、ICカードCが挿入されたことを検出する
検出手段を簡素化することができる。
【0048】更に、第1マイクロスイッチ15は、スイ
ッチ部15aの接点を復帰させるために付勢力を付与す
るバネ15bを有しており、バネ15bによる付勢力が
カード当接部51をカード挿入路20に突出させる方向
に作用するように設けられている。これにより、第1マ
イクロスイッチ15のバネ15bの付勢力により、カー
ド当接部51がカード挿入路20(凹部4)に突出し、
且つ、第1レバー部材48によりシャッタ部材42の退
出方向への移動を規制した状態が維持される。従って、
新たな付勢手段を設けることなく、シャッタ部材42の
退出方向への移動を規制した状態を初期状態として設定
することが可能となり、第1レバー部材48周辺の構成
の簡素化及び部品点数の削減を図ることができる。
【0049】更に、カード当接部51に対向するカード
挿入路20(凹部4)の側壁4bから、カード挿入方向
に直交する方向に所定距離を隔てて、ICカードC上に
記録された磁気情報を読み書きするための磁気ヘッド2
5が設けられている。これにより、第1マイクロスイッ
チ15のバネ15bの付勢力がカード当接部51に対向
するカード挿入路20(凹部4)の側壁4bの方向に作
用することにより、挿入されたICカードCがカード当
接部51に対向するカード挿入路20(凹部4)の側壁
4bに押圧されて、位置決めされる。従って、新たな付
勢手段等を設けることなく、ICカードCを位置決めし
た状態で、磁気ヘッド25上を通過させることが可能と
なる。
【0050】更に、カード当接部51には、カード厚さ
方向に所定間隔(α)を有する溝部58が形成されてお
り、溝部58の底部59とカード当接部51に対向する
カード挿入路20(凹部4)の側壁4bとのカード挿入
方向に直交する方向での間隔が、使用されるカードの挿
入方向に直交する方向でのカード幅より大きい値に設定
されている。これにより、使用されるICカードCより
厚さの薄い異なるカードが挿入された場合には、使用さ
れるICカードCより厚さの薄いカードが溝部58を通
過することになり、第1レバー部材48が揺動されるこ
とはない。従って、シャッタ部材42の退出方向への移
動を規制した状態が維持され、誤って、異なるカードが
挿入されることを防止できる。また、新たに検出手段等
を設けることなく、カード厚さの検知を機械的に行うこ
とが可能となり、構造が複雑化及び部品点数が増加する
ことが抑制される。
【0051】更に、溝部58の開口部60近傍は、カー
ド挿入方向から見て、テーパ状に形成されている。これ
により、使用されるICカードCのカード厚さにバラツ
キが存在する場合でも、このバラツキを吸収してスムー
ズにICカードCを挿入することが可能となる。
【0052】更に、第1レバー部材48はカード挿入方
向に略平行な状態で、ベース板1(第1レバー部材支持
部49)に支持されており、第1マイクロスイッチ15
はその長軸方向がカード挿入方向に略平行な状態で、同
じくベース板1に設けられている。これにより、第1レ
バー部材48及び第1マイクロスイッチ15を設けるに
際して、機器本体Aのカード挿入方向に直交するカード
幅方向での長さが大きくなること抑制し、カード処理装
置の小型化を図ることが可能となる。また、ICカード
Cが先端まで挿入されたことを検出する第2マイクロス
イッチ16も、その長軸方向がカード挿入方向に略平行
な状態で、第1マイクロスイッチ15と直列にベース板
1に設けられているので、機器本体Aのカード挿入方向
に直交するカード幅方向での長さが大きくなること抑制
し、カード処理装置の小型化をより図ることが可能とな
る。
【0053】更に、第2レバー部材75も、カード挿入
方向で見て第1レバー部材48と直列に設けられてお
り、カード処理装置の小型化に貢献している。
【0054】上述した実施形態においては、ICカード
処理装置に基づいて説明したが、これに限られることな
く、磁気カードを用いた磁気カード処理装置にも採用す
ることも可能であり、その他種々のカード処理装置に適
用できる。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、カード挿入口から異物等が挿入されることを防
止するためのシャッタ部材を、カード処理装置の大型化
及び装置構成の複雑化を招くことなく、且つ、カード挿
入路へのカードの挿入に対して障害とならないように設
けることが可能なカード処理装置を提供することができ
る。また、本発明においては、カードが挿入されること
によりレバー部材が揺動することを利用して、カード挿
入口からカードが挿入されたことをスイッチ手段にて検
出することが可能となり、カードが挿入されたことを検
出する検出手段を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード処理装置の全体の外観を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係るカード処理装置のカバーを取った
状態での平面図である。
【図3】本発明に係るカード処理装置のカバーを取った
状態での正面図である。
【図4】本発明に係るカード処理装置のカバーを取った
状態での背面図である。
【図5】図2におけるV-V線断面図である。
【図6】図2におけるVI-VI線断面図である。
【図7】本発明に係るカード処理装置に含まれる、接点
ユニットの詳細構造を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るカード処理装置に含まれる、シャ
ッタ部材の動作を説明する要部概略平面図である。
【図9】本発明に係るカード処理装置に含まれる、シャ
ッタ部材の動作を説明する要部概略平面図である。
【図10】本発明に係るカード処理装置に含まれる、シ
ャッタ部材の動作を説明する要部概略平面図である。
【図11】本発明に係るカード処理装置に含まれる、カ
ード押圧部材の動作を説明する要部概略側面図である。
【図12】本発明に係るカード処理装置に含まれる、カ
ード押圧部材の動作を説明する要部概略側面図である。
【図13】本発明に係るICカード処理装置に含まれ
る、接点ユニットに設けられた延長部とベース板に設け
られた突出部との位置関係を説明するための要部概略側
面図である。
【図14】本発明に係るICカード処理装置に含まれ
る、接点ユニットに設けられた延長部とベース板に設け
られた突出部との位置関係を説明するための要部概略側
面図である。
【図15】本発明に係るカード処理装置に含まれる、第
1レバー部材の動作を示す説明図であり、(a)は通常
使用されるICカードが挿入された状態を示し、(b)
は薄いカードが挿入された状態を示す。
【符号の説明】
A…機器本体、C…カード、C1…電極部、1…ベース
板、4…凹部、4a…側壁、4b…側壁、15…第1マ
イクロスイッチ、15a…スイッチ部、15b…バネ、
18…底板、20…カード挿入路、21…カード挿入
口、25…磁気ヘッド、31…接点ユニット、36…接
点端子、42…シャッタ部材、42a…シャッタ部、4
5…バネ、47…当接部、48…第1レバー部材、51
…カード当接部、52…支点部、53…シャッタ部材当
接部、54…スイッチ当接部、58…溝部、59…底
部、60…開口部、81…カバー。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00,13/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが挿入、排出されるカード挿入口
    と、 前記カード挿入口に連通して形成されたカード挿入路
    と、 前記カード挿入路に対して進出方向及び退出方向に移動
    自在に設けられ、前記カード挿入路に挿入されたカード
    が当接することにより前記カード挿入路から前記退出方
    向に移動するシャッタ部材と、 前記シャッタ部材に対して、前記シャッタ部材の前記進
    出方向に付勢力を付与する付勢手段と、 前記シャッタ部材と当接し、前記シャッタ部材と当接し
    ている状態では、前記シャッタ部材の前記退出方向への
    移動を規制するレバー部材とを備え、 前記レバー部材は、前記カード挿入路に突出して設けら
    れたカード当接部を有しており、前記挿入されたカード
    が前記カード当接部に当接することにより揺動し、前記
    シャッタ部材が前記退出方向に移動可能となるように前
    記シャッタ部材との前記当接状態が解かれ 前記レバー部材に当接して、前記レバー部材の揺動方向
    に応じてON又はOFFするスイッチ手段が設けられて
    いる ことを特徴とするカード処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、前記スイッチ手段
    の接点を復帰させるために付勢力を付与するバネ部材を
    有しており、前記バネ部材による付勢力が前記カード当
    接部を前記カード挿入路に突出させる方向に作用するよ
    うに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    カード処理装置。
  3. 【請求項3】 前記カード当接部に対向する前記カード
    挿入路の側壁から、カード挿入方向に直交する方向に所
    定距離を隔てて、カードに対して磁気情報を読み書きす
    るための磁気ヘッドが設けられていることを特徴とする
    請求項2に記載のカード処理装置。
  4. 【請求項4】 前記カード当接部には、カード厚さ方向
    に所定間隔を有する溝部が形成されており、 前記溝部の底部と前記カード当接部に対向する前記カー
    ド挿入路の側壁とのカード挿入方向に直交する方向での
    間隔が、使用されるカードの挿入方向に直交する方向で
    のカード幅より大きい値に設定されていることを特徴と
    する請求項1〜 3のいずれか一項に記載のカード処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記溝部の開口部近傍は、カード挿入方
    向から見て、テーパ状に形成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載のカード処理装置。
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