JP2003036935A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2003036935A
JP2003036935A JP2001219004A JP2001219004A JP2003036935A JP 2003036935 A JP2003036935 A JP 2003036935A JP 2001219004 A JP2001219004 A JP 2001219004A JP 2001219004 A JP2001219004 A JP 2001219004A JP 2003036935 A JP2003036935 A JP 2003036935A
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card
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card holder
contact
holder
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JP2001219004A
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Mitsuo Suzuki
光雄 鈴木
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Original Assignee
Kel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードを破損させることなく確実に装着でき
るカードホルダを用いつつ、従来品よりも接触信頼性を
向上させた構成のカードコネクタを提供する。 【解決手段】 コンタクト30が設けられたベースプレ
ート10と、前端側にカード80の挿抜口26を有し、
後端側がベースプレート10に揺動開閉可能に支持され
たカードホルダ20とを備える。カードホルダ20は閉
姿勢において前後にスライド移動可能に支持され、カー
ドホルダ20を閉じて前方にスライド移動させたとき
に、カードホルダの突出端部23hがベースプレートの
保持溝13hに嵌入するとともに、ホルダ側ロックアー
ム22lがプレート側ロックアーム14lと係合しカー
ドホルダ20がロックされる。カードホルダの下面には
カードの端面と係合するストッパ27が形成されており
上記ロック操作時にカード80がカードホルダ20とと
もに前方にスライド移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリーカードな
どの情報が記録されたカードと電子機器等との間に介在
してこれら両者間の情報伝送を可能にするカードコネク
タに関し、特にカードの着脱がカードホルダを介してな
される構成のカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリーカードは内部に小型のICチッ
プを有して種々の情報を記録可能な構成となっており、
小型の携帯機器にもメモリーカードが使用されるように
なってきている。例えば、標準携帯電話方式GSM(Gl
obal Systems for Mobile communication)にはSIM
(Subscriber Identification Module)カードと呼ばれ
る小型のメモリーカードが用いられており、基板に実装
されたカードコネクタを介して電子機器等との間で情報
伝送が行われる。
【0003】携帯機器に使用されるカードコネクタとし
て、従来から種々の型式のカードコネクタが考案されて
いる。例えば、機器の裏蓋内部にカード取り付けスペー
スを設け、メモリーカード(以下、カードと称する)の
端子が取り付けスペース奥部のコンタクトに当接接触す
るようにカードを取り付けた後、カードの上から機器の
裏蓋を装着する構成のものが知られている。このような
構成のカードコネクタは構成が簡単であるものの、カー
ドの着脱がしにくいという難点がある他、カードの着脱
時にカードを強く押さえ過ぎたりコンタクトの延びる方
向と直交方向にカードをこすりつけたりした場合に、端
子やコンタクトを損傷させるおそれがあるという問題が
あった。
【0004】一方、上記問題に対処するため、カードユ
ーザーが直接カードを扱って端子とコンタクトとを接触
させるのではなく、カードを一旦カードホルダに取り付
け、このカードホルダを揺動させて端子とコンタクトと
を接触させる構成のカードコネクタが知られている。図
8(a)はこのようなカードホルダを有するカードコネク
タの第1の例であり、コンタクト130が設けられたベ
ースプレート110に対してカードホルダ120が開閉
自在に取り付けられた構成となっている。このカードコ
ネクタ100にカード80を装着するには、先ずカード
ホルダ120を開いた状態でカード80をカード挿入口
に挿入して保持させ、カードを保持したカードホルダ1
20をベースプレート110と平行な状態まで倒伏させ
た上で、カードホルダ120をベースプレート110に
対してスライド移動させ、カードホルダ120の先端部
をベースプレート110に係合させてベースプレートに
ロックさせる。これによりカード80はその端子82が
コンタクト130の接触部132と適切な接触圧で当接
接触しベースプレート110上に係止保持される。カー
ド80の取り外し時には、カードホルダ120を装着時
とは反対方向にスライド移動させてロックを解除するこ
とで、カードホルダ120がコンタクトの接触圧で開
き、カード80を取り出すことができる。
【0005】図8(b)はカードホルダを有するカードコ
ネクタの第2例である。このカードコネクタ200で
は、カードホルダ220がベースプレート210に開閉
自在に取り付けられており、カード80が挿入されたカ
ードホルダ220をベースプレート210に対して閉じ
ると、ロック解除ボタン250が揺動回避して自動的に
ロックがなされ、このときカード80の端子82がコン
タクト230の接触部232と適切な接触圧で当接接触
するように構成されている。カード80の取り出し時に
はロック解除ボタン250を押圧操作すればロックが解
除され、カードホルダ220がコンタクトの接触圧で開
いてカード80を取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにカードホ
ルダを用いたカードコネクタ110,120では、カー
ド80自身は着脱時に原則的に揺動されるのみであり、
揺動過渡期の部分的変位を除いて端子82とコンタクト
132,232との間に相対的な摺動変位を生じること
がないように構成されていた。このため、端子やコンタ
クトに無理な力を作用させることなく所定の接触圧で当
接接触させることができるという利点がある。しかしな
がら一方では、端子とコンタクトとの接触点で相対的な
摺動が行われないために、いわゆるワイピング効果(セ
ルフクリーニング効果)が低く、カード装着時に端子や
コンタクトの表面に異物が付着していると異物を挟み込
んで接触不良を起こす可能性がある、という問題があっ
た。
【0007】また、第1例のカードコネクタ100で
は、カード80をカードホルダ120の奥まで充分に挿
入せずにカードホルダ120を閉じると、カード80の
揺動端部とベースプレート110の上端部とが当接して
カード80をうまく装着することができず、さらにこの
状態でカードホルダ120を上方から押圧すると、カー
ド80自身やカードホルダ120、ベースプレート11
0等を破損させるおそれがある、という問題があった。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、カードの端子やコンタクト無理な外力を作
用させずに確実に装着できるカードホルダを用いつつ、
ゴミや埃等の異物に対する接触信頼性を向上させ、また
カードの挿入位置に対する許容度を拡大して操作性を向
上させることができる構成のカードコネクタを提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明は、コンタクトが設けられたベースプレート
と、前端側にカードの挿抜口を有し後端側がベースプレ
ートに上下に揺動可能に支持されたカードホルダとを備
え、ベースプレートに対してカードホルダを開いた開姿
勢位置で挿抜口からカードを受容して保持し、このよう
にカードを保持したカードホルダをベースプレートの上
面を覆うように倒伏させて閉じた閉姿勢位置でカードに
設けられた端子とコンタクトとを当接接触させる形態の
カードコネクタである。そのうえで本発明のカードコネ
クタは、カードホルダの少なくとも一部がベースプレー
トに対して前後方向にスライド移動可能に構成されてお
り、カードを保持したカードホルダを倒伏させてスライ
ド移動させたときに、カードがカードホルダとともにベ
ースプレートに対してスライド移動して閉姿勢位置にロ
ック手段(例えば実施形態における保持溝13hと突出
端部23hとで構成される係止保持機構、プレート側ロ
ックアーム14lとホルダ側ロックアーム22lと出構
成されるロック機構など)で係止保持されるように構成
される。
【0010】本構成のカードコネクタでは、カードホル
ダの少なくとも一部がベースプレートに対して前後方向
にスライド移動可能に配設され、カードを保持したカー
ドホルダをベースプレート上に倒伏させてスライド移動
させたときに、カードがカードホルダとともにベースプ
レートに対してスライド移動してベースプレート上に係
止保持される。ここで、カードホルダの少なくとも一部
がスライド移動可能とは、揺動支点を含むカードホルダ
全体がベースプレートに対してスライド移動する形態の
他、例えば、カードホルダの揺動支点を含む基端側部分
はスライド移動せず、カードを保持する前端側部分のみ
がスライド移動(基端側に対して伸縮移動)する形態
や、カードホルダの一部であるロックレバーがスライド
移動してカードをスライド移動させる形態等を含む意味
である。
【0011】従って本構成のカードコネクタによれば、
カードホルダを用いた従来のカードコネクタと同様にカ
ードの端子やコンタクトに無理な外力を与えることなく
確実にカードを着脱することができるうえ、カードホル
ダを倒伏させた一定の接触圧の下で端子とコンタクトと
を相対的に摺動移動させる構成のため、接触点に高いワ
イピング効果をもたせることができ、これによりゴミや
埃等の異物に対する接触信頼性を向上させることができ
る。
【0012】また、カードがカードホルダとともに倒伏
された後にスライド移動される構成のため、カードがカ
ードホルダの奥まで完全には挿入されていない不完全挿
入状態で倒伏させても、カードの揺動端部とベースプレ
ート上面とを当接させるおそれが低くなり、カードの挿
入位置についてスライド移動量に相当する寸法分のばら
つきを許容することができる。このため、カード装着時
のカードやカードコネクタの破損を未然に防止するとと
もに、カード挿入位置の許容度を拡大して操作性を向上
させることができる。
【0013】なお、ロック手段はカードホルダとベース
プレートとで構成され、スライド移動されたカードホル
ダがベースプレートと係合して閉姿勢位置に係止保持さ
れるように構成することができる。
【0014】また、ロック手段はカードとベースプレー
トとで構成され、スライド移動されたカードがベースプ
レートと係合して閉姿勢位置に係止保持されるように構
成することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。図1に本発明に係る
カードコネクタ1の好ましい実施例を斜視図として示
し、図2(a),(b),(c)にそれぞれカードコネクタ1の平
面図、側面図、正面図を示す。また、図1(a)におけるV
I−VI矢視の側断面図を図6に、VII−VII矢視の部分断
面図を図7に示している。なお、本明細書においては、
説明の便宜上、図1中に座標軸および方向を付記する様
に、前後・左右および上下を定義して説明する。
【0016】カードコネクタ1は、矩形平板状のベース
プレート10と、このベースプレートに揺動およびスラ
イド移動可能に支持されたカードホルダー20と、ベー
スプレート10に圧入固定された複数のコンタクト30
とから構成されており、図1に示すようにベースプレー
ト10に対してカードホルダー20を開いた開姿勢位置
でカード80を受容して保持し、ベースプレート10の
上面を覆うように倒伏させて閉じた閉姿勢位置(図4
(c)参照)においてカード80に設けられた端子82と
コンタクト30とを当接接触させる形態のカードコネク
タである。
【0017】ベースプレート10は、矩形平板状のプレ
ート部11、このプレート部11の後端側の左右に形成
された軸支部12,12、プレート部11の前端側の左
右に形成された前方保持部13L,13R、プレート部
11の左右側部に立設された中央張出部14,14、プ
レート部11の下面に突出して形成された位置決めピン
18a,18bなどからなり、例えば、液晶ポリマー
(LCP)やポリフェニレンサルファイド(PPS)ポ
リアミドイミド(PAI)などの電気絶縁性の樹脂材料
を用いて射出成形等の成形手段により図示する形状に一
体成形される。
【0018】プレート部11の中央には、プレート部1
1の前後方向に延びる長孔状のコンタクトスロット11
aが左右に4個ずつ前後2列に並んで形成されるととも
に、コンタクトスロット11aとプレート部11の前後
の側端面との間にはコンタクト30を保持する蟻溝状の
コンタクト保持溝11bが形成されている。
【0019】コンタクト30は、コンタクト保持溝11
bに固定される基部31と、この基部31から細長いフ
ィンガー状に延びて一部斜め上方に折り曲げられたコン
タクトアーム部32と、コンタクトアーム部32の先端
部に形成されて上方に凸な円弧状の接触部33と、基部
31から下方に屈曲および水平に折り返されてコンタク
トアーム部32と反対方向に延びるリード部34とから
なり、例えば、ベリリューム銅やバネ用ステンレス鋼な
どの導電性金属材料の薄板をファインブランキングプレ
ス等の成形手段により加工成形して図示する形状に構成
する。
【0020】各コンタクト30は、プレート部11の前
後に形成されたコンタクト保持溝11bからコンタクト
スロット11aに向けて挿入され、基部31がコンタク
ト保持溝に圧入されてベースプレート10に取り付けら
れる。コンタクト30は、基部31がコンタクト保持溝
11bに固定保持されると、コンタクトスロット11a
に突出するコンタクトアーム部32が片持ち支持された
板バネのように作用し、アーム先端の接触部33が上下
方向に揺動変位自在に支持される。
【0021】このため、接触部33は無負荷時において
コンタクトスロット11aからプレート部11の上面に
突出して位置しているが、上方から押圧されるとコンタ
クトアーム部32が弾性変形して下方に揺動変位し、接
触部33を含むコンタクトアーム部32全体がコンタク
トスロット11a内に押し沈められるように収容される
(図6参照)。基部31から下方に屈曲および水平に折
り返されたリード部34は、コンタクト取付姿勢におい
てプレート部11の下面と略同一高さに位置しており、
プレート部下面に突出する位置決めピン18a,18b
で実装基板の回路パターンと位置整合されたリード部3
4が基板上の回路パターンに半田接合(サーフェースマ
ウント)される。
【0022】なお、本実施例では全8端子で構成される
カードコネクタのうち、カード80の付加機能用の2端
子を除く主要機能用の6端子についてコンタクト30を
圧入固定した場合について例示している。
【0023】カードホルダ20は、矩形平板状のカバー
部21、カバー部21の後端側の左右に形成された後方
張出部22,22、カバー部21の前端側の左右に形成
された前方張出部23,23、カバー部21の後端側の
中央部に突出成形されたストッパ27,27…などから
なり、ベースプレート10と同様の樹脂材料を用いて一
体成形される。
【0024】カバー部21の前端側の左右に設けられた
前方張出部23,23は、正面視においてそれぞれ左右
内側に開いた「コ」の字状に形成されており、前端のカ
ード挿入口26から挿入されるカード80を左右の対峙
する側壁面21a,21aおよびカバー部21と平行に
配設された支持辺部23b,23bとで案内して、スム
ーズに挿入できるように構成されている。また、カバー
部21の後端側の左右に設けられた後方張出部22,2
2にも前方張出部23と同様に側壁面22aと支持辺部
22bとが形成されており、カード挿入口26から挿入
されたカード80が傾くことなくカードホルダ奥部まで
挿入されるように案内する。
【0025】カードホルダ20の後方にはストッパ2
7,27…が下方に突出して設けられており、カードホ
ルダ20に挿入されたカード80は、その先端部(カー
ドホルダ20に挿入された側の端部)がこれらのストッ
パ27に前方から当接することにより、カードホルダ2
0内で位置決めされる。なお、図1に示すように、カー
ド80の本体部81の一隅には、カード80の向きを明
瞭にするためのテーパ部81aが形成されており、カー
ド80はこのテーパ部81aがカード80の挿入方向に
対して後方右側に位置する姿勢(このときカード裏面の
端子82が倒伏方向下面になる)でカードホルダ20内
に挿入される。
【0026】左右の後方張出部22,22の後端部分は
カバー部21と分かれて後方にアーム状に延びており、
その先端部にそれぞれ左右内側に突出する半円筒状の軸
部22a,22aが形成されている。
【0027】一方、左右の軸部22a,22aを受容し
て支持するベースプレート10側の軸支部12,12
は、図1(a)におけるVII−VII矢視の部分断面図をカー
ドホルダ20の位置変化と併せて図7(a),(b),(c)に示
すように、前後に形成されたスライド規制面12a,1
2b、下方に凸の円筒形状のカム面12c、および前側
スライド規制面12aとカム面12cとの間を滑らかに
繋げる逃げ面12dなどから構成されており、これらの
各面に囲まれて下方および左右外方に開いた軸支空間1
2sが形成されている。後側スライド規制面12bとカ
ム面12cとの間には、平面視において左右外側に開く
「コ」の字状のカードホルダ取付口が形成されており
(図1(a)参照)、カードホルダ側の軸部22cはカー
ドホルダ20を垂直にした取付姿勢(軸部22cの平坦
面がカム面12cに当接する姿勢)で取付口上方から圧
入され、軸支空間12s内に挿入される。
【0028】軸支空間12s内では、下方に凸のカム面
12cと上方に凸の軸部22cとが対峙し常には円筒面
どうしが当接している。また軸支空間12sにおける前
後のスライド規制面12a,12bの間隔は軸部22c
の直径よりも大きく設定されており、軸部22cはこの
軸支空間12s内を前後に移動することができる。この
ため、カードホルダ20はベースプレート10に対して
開いた開姿勢位置と、カバー部21がコンタクト30,
30,…を上方から覆うようにベースプレート10上に
閉じた閉姿勢位置との間で上下に揺動(開閉)可能であ
り、かつ、カバー部21がプレート部11と平行な倒伏
姿勢において前後にスライド移動可能である。
【0029】このようにして揺動可能かつスライド移動
可能に支持されたカードホルダ20の前方張出部22と
後方張出部23の間は、プレート部11から上方に突出
する中央張出部14と位置整合して切り欠かれており、
中央張出部14の後部と後方張出部22の前部との間に
デテント構造のロック機構が設けられ、中央張出部14
の前部と前方張出部23の後部との間にガイド機構が設
けられている。
【0030】ロック機構は、左右の中央張出部14の後
部に形成されたプレート側ロックアーム14lと、後方
張出部22の前部に形成されたホルダー側ロックアーム
22lとからなる。プレート側ロックアーム14lは、
中央張出部14の後方上部から後方に向けて突出する腕
部の後端側に下向きに凸の円弧状突起が形成されて構成
され、ホルダー側ロックアーム22lは後方張出部の前
方下部から前方に向けて突出する腕部の前端側に上向き
に凸の円弧状突起が形成されて構成される。
【0031】両ロックアーム14l,22lはカードホ
ルダ20が開閉される開閉位置(具体的には軸部22c
が後側スライド規制面12b側に位置するとき、図7
(a)参照)では離れて位置しており、カードホルダ20
が倒伏されて前方にスライド移動されたときにホルダ側
ロックアーム22lの円弧状突起がプレート側ロックア
ーム14lの円弧状突起を乗り越えるように移動して相
互に係合し、カードホルダ20が前後方向に自由移動す
ることを規制する。また係合状態では上下に組み合う腕
部によりカードホルダ20が開放方向に揺動することを
規制する。
【0032】また、カードホルダ20が前方にスライド
移動されると、カードホルダ20の軸部22cはベース
プレート10の軸支空間12s内でカム面12cを乗り
越えて前側スライド規制面12aと当接する位置まで移
動される(図7(c)参照)。カードホルダ20にカード
80が装着された状態では、コンタクト30のバネ力に
よりカードホルダ20全体が上方に付勢されており、軸
部22cは相互に当接する上下の円筒面の作用により前
方に付勢されてカム面12cと前側スライド規制面12
aとの間に挟まれるように位置決めされる。このため、
ここでもカードホルダ20が前後方向に自由移動するこ
とが規制され、前後方向および上下方向の衝撃に対して
強固なロック機構が構成される。
【0033】ガイド機構は、左右の中央張出部14の前
方縁部に形成され、中央張出部14の上端面からベース
プレート11に向けて斜めに降下する斜面状のガイド面
14fで構成される。カードホルダ20側には前方張出
部23の後方縁部に下向きに形成された斜面状のスライ
ド面23fが形成されており、カードホルダ20を倒伏
させて下方に付勢したときにスライド面23fがガイド
面14fに当接してこの面上を滑り、カードホルダ20
がベースプレート10の前方に滑らかにスライド移動す
るように案内する。
【0034】ベースプレート10の前端部には左右に分
かれて前方保持部13L,13Rが設けられており、各
底面側部にはカードホルダ20の前端側に延びて突出形
成された支持辺部23b,23bの突出端部23h,2
3hを受容する保持溝13h,13hが形成されてい
る。
【0035】ベースプレート10側の保持溝13hとカ
ードホルダー20側の突出端部23hとは、カードホル
ダ20が倒伏され、カードホルダ20がガイド面14f
に案内されて揺動されつつベースプレート10の前方に
スライド移動されたときに、同時にカードホルダの突出
端部23hがベースプレートの保持溝13h内に案内さ
れて嵌入するように構成されている。そして、カードホ
ルダ20が倒伏姿勢でさらに前方にスライド移動された
ときに突出端部23hが保持溝13hの奥部までスライ
ド移動して相互に係合する。これにより、前述のロック
機構と併せて多くの保持部が形成され、カードホルダ2
0が開方向に揺動しないように保持する(図5(a)〜(f)
参照)。
【0036】左右の前方保持部13L,13Rのうち左
側の前方保持部13Lには、閉姿勢位置に保持されたカ
ード80の前方端面と対峙するカード保持壁13Laが
設けられ、右側の前方保持部13Rには、カードホルダ
20に保持されたカード80の右角部に形成されたテー
パ部81aと対峙するカード保持壁13Raが設けられ
ている。これらのカード保持壁13L,13Rは、カー
ドホルダ20が閉じられた閉姿勢位置においてカードホ
ルダ後端側のストッパ27,27…との間に前後方向に
カード80を保持し、前後方向に衝撃力が作用したとき
に、その反力で滑り移動するカード80を当接支持して
カード80の脱落を防止する。
【0037】なお、カードホルダ20を閉じた閉姿勢位
置においてコンタクトの接触部33の直上に位置するカ
バー部21には、各コンタクト30,30…に対応して
表裏を貫通する長穴状の孔部21a,21a…が設けら
れている(図1(a)参照)。このため、例えばカードコ
ネクタ1が電子機器の基板に実装されて機能試験を行う
場合に、逐一カードホルダ20を開放させて検査するこ
となく、カードホルダ20が閉じられた状態のままカバ
ー部上方から孔部21aを通して検査用のコンタクトプ
ローブを接触部33,33…に当接させて検査すること
ができ、また、例えばコンタクト30が仕様通りのピン
数分正しく圧入されているか否かや、カード80が装着
されているか否かを光学的に検査することが可能であ
る。
【0038】さて、次に、以上のように構成されるカー
ドコネクタ1に、カード80を取り付ける際の手順およ
び各部の作用について、さらに図3から図5を加えて参
照しながら説明する。このうち図3(a),(b)はカードホ
ルダ20を開いた状態でカード80をカードホルダ20
に挿入保持させるまでの手順を示し、図4(a),(b),(c)
は図3(b)に続いてカード80を保持したカードホルダ
20をベースプレート10上に倒伏させた後の装着手順
を示している。また、図5(a)〜(f)はカード80を保持
したカードホルダ20を倒伏させてロックするまでの状
態を時系列に示している。なお、図5ではカード80の
記載を省略している。
【0039】カード80を取り付ける際には、まず、カ
ードホルダ20を上方に開いた開姿勢位置でカード80
の前端部をカード挿入口26からカバー部21と平行に
挿入する(図3(a))。カード80は左右の前方張出部
の側壁面23a,23aおよび支持辺部23b,23b
に案内されて滑らかにカードホルダ内に導かれ、さらに
後方張出部の側壁面22a,22aおよび支持辺部22
b,22bに案内されてカードホルダ奥部まで傾くこと
なく導かれて、カード80の前端面がガイド27,27
…に当接した位置でカードホルダ20に保持される(図
3(b))。
【0040】次いで、カード80を保持したカードホル
ダを、軸部22cを揺動中心としてベースプレート10
の上面を覆うように倒伏させる。倒伏過程においては、
まず揺動基端側のカード裏面がプレート部11から上方
に突出して位置する後側のコンタクト30,30…と当
接し、各コンタクト30のバネ力(上方への付勢力)に
よりカードホルダ20の前端側が浮き上がった傾斜姿勢
となる。このとき前方張出部23のスライド面23fは
中央張出部14のガイド面14fの上方に位置し、後方
張出部22のロックアーム22lと中央張出部のロック
アーム14lとも未だ離れてた状態で位置している。
(図4(a)および図5(a)、図6(a)および図7(a)も併せ
て参照)。
【0041】この状態から後方のコンタクト30,30
…のバネ力に抗してカードホルダ20を下方に倒伏させ
ると、前方のコンタクト30,30…がカード裏面の端
子82,82…に当接接触し、次いで左右の前方張出部
23のスライド面23fが中央張出部14のガイド面1
4fに当接する(図5(b))。このときカードホルダ2
0の前後方向位置は後端側の位置にあり、カード80の
前端部とベースプレートの左右の前方保持部13L,1
3Rとの間にはカードホルダ20のスライド量以上のク
リアランスがあるため、カード80は前方保持部13
L,13Rと当接することなく静かに押し沈められる。
【0042】前方張出部のスライド面23fが中央張出
部のガイド面14fに当接した状態で、カードホルダ2
0をさらに下方に付勢すると、カードホルダ20がガイ
ド面14fに案内され、この斜面に沿って滑るように斜
め下方に向けてスライド移動する(図5(b)〜(d))。
【0043】このとき、カードホルダ前端の突出端部2
3hは前方保持部13R,13Lの保持溝13h内に案
内されて沈み込むように嵌入し、スライド面23fがガ
イド面14fを滑り降りたときには、突出端部23hの
前端側が保持溝13h内に一部進入した位置状態となっ
ている。また、カードホルダ20の後端側では軸部22
cが軸支空間12s内で前方に移動し、軸部22cの円
筒面がカム面12cの略頂部に当接した位置状態になっ
ている。このため、カードホルダから指を離して下方に
付勢する押圧力を開放すると、カードホルダ20はカー
ド80を介して作用するコンタクト30のバネ力により
上方に浮き上がろうとするが、突出端部23hが保持溝
13hに係止されて上動できず、カードホルダ20が倒
伏姿勢で仮止め保持される(図4(b)、図5(d)および図
6(b))。
【0044】この仮止め状態からカードホルダ20をさ
らに前方にスライド移動させると、突出端部23hが保
持溝13hの奥部まで移動し、前方での係合保持を完全
な状態に確保する(図5(d)〜(f))。左右中央のロック
機構部では、ホルダ側ロックアーム22lの円弧状突起
がプレート側ロックアーム14lの円弧状突起と当接し
これを乗り越えるようにして移動する。一方、カードホ
ルダ20の後端部ではこのロックアームの係合動作と合
わせて軸部22cがカム面12cを滑るように斜め上方
に移動し(図7(c)参照)、ホルダ側ロックアーム22
lをプレート側ロックアーム14lの基端部に向けて斜
め上方に移動させて、上下のロックアーム同士が深く組
み合うロック状態を形成させる。また前述したように、
軸部22cはコンタクト30のバネ力によりカム面12
cと前側スライド規制面12aとの間に挟まれるように
位置決めされるため、上下のロックアーム同士の係合に
よる移動規制に加えて軸支部でも移動規制が行われ、前
後方向および上下方向の衝撃に対して強固なロック状態
が形成される。
【0045】また、上記のような動作により、ホルダ側
ロックアーム22lの円弧状突起がプレート側ロックア
ーム14lの円弧状突起を乗り越える際に操作者にクリ
ック感を与えて軽快な操作性を実現している。
【0046】さて、このようにしてカードホルダ20が
ロック位置までスライド移動する過程では、カードホル
ダ20に保持されたカード80が、ホルダの後端部で当
接するストッパ27により前方に押圧され、カードホル
ダ20とともに強制的に前方にスライド移動される(図
6(b)〜(c)参照)。このため、カード裏面の端子82,
82…とコンタクトの接触部33,33…とはコンタク
トのバネ力による略一定の安定した接触圧下で各コンタ
クトの延びる前後方向に相対摺動され、カードの装着ご
とに高いワイピング効果が発揮される。これにより、端
子82やコンタクト30にごみや埃等が付着していたと
きでも接触不良が生じにくくなり、接触信頼性が向上す
る。
【0047】このようにして装着されたカード80を取
り外すときには、上記と逆の手順で行う。具体的には、
まずカードホルダ20を下方に押圧しながら後方にスラ
イド移動させて左右のロックを解除させ(図5(f)〜
(d))、次いでガイド面14fに沿ってカードホルダ2
0を後方にスライド移動させて突出端部23hと保持溝
13との係合を解除させる(図5(d)〜(c))。突出端部
23hと保持溝13との係合が解除されると、カードホ
ルダ20はコンタクト30のバネ力で上方に浮き上がる
ため(図5(c)〜(a))、あとはカードホルダ20を上方
に揺動展開させてカード80を静かに引き抜けばよい
(図4(b)〜(a))。
【0048】このように本カードコネクタ1によれば、
カードホルダ20を用いて端子82やコンタクト30に
無理な外力を作用させることなくカード80を着脱する
ことができるうえ、カード80の装着時にカードホルダ
20とともにカード80をスライド移動させることで高
いワイピング効果を発揮させることができる。また上下
のロックアーム22l,14lを用いたデテント構造の
ロック機構により、操作性が良好でありかつ衝撃力に対
して強いロック保持力をもったカードコネクタを提供す
ることができる。
【0049】これまで本発明の好ましい実施形態につい
て説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施例に限定
されるものではない。例えば、上記実施例では、カード
ホルダの少なくとも一部がベースプレートに対して前後
にスライド移動可能な構成として、カードホルダ20に
設けられた軸部22cがベースプレート10に設けられ
た軸支空間12s内に支持されてカードホルダ20全体
がベースプレート10に対してスライド移動する実施形
態を例示したが、これとは逆にベースプレート側に軸部
を設け、カードホルダ側に軸部をスライド移動可能に支
持する溝部を設ける構成であっても良い。また、カード
ホルダは必ずしも全体がスライド移動する必要はなく、
カードをベースプレート上に係止保持させる過程でカー
ドがカードホルダの一部とともにベースプレートに対し
てスライド移動して閉姿勢位置にロックされる形態であ
っても良い。例えば、カードホルダの後端部はベースプ
レートに対して揺動のみでスライド移動せず、この後端
部に対してカードを保持した前端部がカードとともにス
ライド移動する形態や、揺動開閉するカードホルダの一
部であるロックレバーがロック操作時にスライド移動し
てロックレバーとともにカードをスライド移動させる形
態などであっても良い。
【0050】また、ロック手段の一例として、カードホ
ルダ20に設けられた突出端部23hがベースプレート
10に設けられた保持溝13hに嵌入して上下方向にカ
ードホルダ20を係止保持し、加えて、ベースプレート
10に設けられたプレート側ロックアーム14lとカー
ドホルダ20に設けられたホルダ側ロックアーム22l
とが上下に組み合うことで、上下方向および前後方向に
カードホルダを係止保持する形態のロック機構を例示し
たが、これらはいずれか一方であっても良く、また両者
を設ける場合にはロックアームが左右方向に組み合う形
態のロック機構であっても良い。さらに、ロック手段は
ベースプレートとカードとの間に構成されるものであっ
ても良い。例えば、左右の前方保持部13L,13Rの
カード保持面13La,13Raにスリット状の保持溝
を設け、カードホルダ20とともに前方にスライド移動
するカード80の前端部を保持溝内に受容してカードを
閉姿勢位置に係止保持する形態であっても良い。
【0051】なお、本明細書では説明の便宜上、図1に
座標軸を付記したように前後、左右および上下方向を定
義して説明したが、これらの方向はカードコネクタ本体
の方向性や基板に実装されるときの取付姿勢等を規定す
るものではなく、コネクタを見る姿勢を変化させて前後
左右等の呼称が入れ替わったとしても何ら影響を受ける
ものではない。また、実施例ではカード状記録媒体の一
例としてSIMカードを例示したが、カードの型式や大
きさ等は当該カードに限定されるものではなく、他の型
式のカード状記録媒体であっても同様に構成し同様の効
果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンタ
クトが設けられたベースプレートに揺動可能に支持され
たカードホルダを備え、カードホルダを閉じた閉姿勢位
置でカードに設けられた端子とコンタクトとを当接接触
させる形態のカードコネクタにおいて、カードホルダの
少なくとも一部がベースプレートに対して前後方向にス
ライド移動可能に構成されており、カードを保持したカ
ードホルダを倒伏させてスライド移動させたときに、カ
ードがカードホルダとともにベースプレートに対してス
ライド移動して閉姿勢位置にロック手段で係止保持され
るように構成される。
【0053】このため、カードの端子やコンタクトに無
理な外力を与えることなく確実にカードの着脱ができる
うえ、カードホルダを倒伏させた一定の接触圧の下で端
子とコンタクトとを相対的に摺動移動させて高いワイピ
ング効果を発揮させることができ、これによりゴミや埃
等の異物に対する接触信頼性を向上させることができ
る。また、カードが倒伏された後にスライド移動される
構成のため、カードホルダへのカード挿入位置の許容度
を拡大して操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカードコネクタを、このカードコ
ネクタに装着されるメモリーカードとともに示す斜視図
である。
【図2】カードホルダが閉止された状態のカードコネク
タを示し、(a),(b),(c)の各図はそれぞれ本カードコネ
クタの平面図、側面図、正面図である。
【図3】本カードコネクタにカードを装着する状況を段
階的に示す斜視図であり、(a)は開姿勢位置のカードホ
ルダにカードを挿入する段階、(b)はカードを保持した
カードホルダを倒伏させる段階を示す。
【図4】図3に続いて本カードコネクタにカードを装着
する状況を段階的に示す斜視図であり、(a)はカードホ
ルダを倒伏させた直後の状態、(b)はカードホルダが仮
保持されている状態、(c)はさらにカードホルダをスラ
イド移動させてロックさせた状態を示す。
【図5】図4における(a)〜(c)の状況を、より詳細に段
階を追って(a)〜(f)に示す側面図である。
【図6】図1におけるVI−VI矢視の断面図であり、(a)
はカードホルダの倒伏段階、(b)はベースプレートに仮
保持された段階、(c)はロック完了状態での断面図であ
る。
【図7】図1におけるVII−VII矢視の部分断面図であ
り、カードホルダの揺動軸近傍の状態をカードの装着段
階と併せて示す図面である。このうち、(a)はカードホ
ルダが倒伏された直後の状態、(b)はさらに強制的に倒
伏させている状態、(c)はロック完了状態を示してい
る。
【図8】(a)は従来におけるカードコネクタの第1の例
をカードとともに示す斜視図であり、(b)は従来におけ
るカードコネクタの第2の例をカードとともに示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 10 ベースプレート 12 軸支部 13h 保持溝(ロック手段) 14l プレート側ロックアーム(ロック手段) 20 カードホルダ 22c 軸部 22l ホルダ側ロックアーム(ロック手段) 23h 突出端部(ロック手段) 26 挿抜口 30 コンタクト 80 メモリーカード(カード) 82 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトが設けられたベースプレート
    と、前端側にカードの挿抜口を有し後端側が前記ベース
    プレートに上下に揺動可能に支持されたカードホルダと
    を備え、前記ベースプレートに対して前記カードホルダ
    を開いた開姿勢位置で前記挿抜口から前記カードを受容
    して保持し、前記カードを保持した前記カードホルダを
    前記ベースプレートの上面を覆うように倒伏させて閉じ
    た閉姿勢位置で前記カードに設けられた端子と前記コン
    タクトとを当接接触させる形態のカードコネクタであっ
    て、 前記カードホルダの少なくとも一部が前記ベースプレー
    トに対して前後方向にスライド移動可能に構成され、前
    記カードを保持した前記カードホルダを倒伏させてスラ
    イド移動させたときに、前記カードが前記カードホルダ
    とともに前記ベースプレートに対してスライド移動して
    前記閉姿勢位置にロック手段で係止保持されることを特
    徴とするカードコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段は、前記カードホルダと
    前記ベースプレートとで構成され、前記スライド移動さ
    れたカードホルダが前記ベースプレートと係合して前記
    閉姿勢位置に係止保持されることを特徴とする請求項1
    に記載のカードコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ロック手段は、前記カードと前記ベ
    ースプレートとで構成され、前記スライド移動されたカ
    ードが前記ベースプレートと係合して前記閉姿勢位置に
    係止保持されることを特徴とする請求項1に記載のカー
    ドコネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135109A (ja) * 2009-03-09 2009-06-18 Advanced Systems Japan Inc シート状接続端子およびこれを使用したfpc基板の接続方法
CN103647183A (zh) * 2013-11-25 2014-03-19 无锡莱吉特信息科技有限公司 一种防滑动sd卡槽

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JP2009135109A (ja) * 2009-03-09 2009-06-18 Advanced Systems Japan Inc シート状接続端子およびこれを使用したfpc基板の接続方法
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