JP3693505B2 - 昇圧比を変更するメモリデバイス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有するメモリデバイスに関し、特に電源電圧を所定比昇圧した昇圧電圧にワード線を駆動する時に、昇圧電圧を最適レベルにすることができるメモリデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性メモリの一種であるフラッシュメモリやEEPROM等のメモリデバイスは、フローティングゲートを有するMOSトランジスタをメモリセルに利用する。フローティングゲート内に電子を注入する書き込み(プログラム)によりデータ0の記憶状態とし、フローティングゲートから電子を引き抜く消去によりデータ1の記憶状態とする。そして、ワード線に接続されたコントロールゲートを所定の高い電圧に駆動して、記憶状態に応じて異なるメモリセルトランジスタの閾値の違いを、電流の有無により読み出す。
【0003】
近年における低電圧化の要求により、電源電圧が例えば2.7〜3.6Vと低くなる傾向にある。一方で、メモリセルを構成するフローティングゲート型のMOSトランジスタに対しては、読み出し時にその閾値の違いを検出するために、ワード線を電源電圧よりも高い例えば5.5Vに駆動する必要がある。従って、内部に、電源電圧Vccを昇圧して読み出し時のワード線駆動レベルの昇圧電圧VPWを生成する昇圧電圧生成回路が設けられる。この昇圧電圧生成回路により、電源電圧Vccに対して所定比の昇圧動作が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、読み出し時におけるワード線の電圧は、以下の理由から上限と下限を有する。ワード線には、複数のメモリセルトランジスタのコントロールゲートが接続されている。従って、読み出しのために選択されたメモリセルに対してワード線を昇圧電圧まで駆動し、その昇圧電圧が高すぎると、選択のメモリセルトランジスタのコントロールゲートとドレインとの間に過大な電圧が印加され、フローティングゲートへの電子の注入を招き、軽度の書き込み動作が行われることになる。従って、昇圧電圧の上限は、かかる選択メモリセルトランジスタへの書き込み動作をある程度以下にすることで設定される。
【0005】
一方、昇圧電圧の下限は、プログラムされたメモリセルトランジスタを確実に読み出すことができる程度に設定される。フローティングゲート型のトランジスタの消去動作は、フローティングゲートから電子を引き抜くことで、その閾値電圧を低下させる。但し、消去単位である所定のブロック内でのバラツキから、一部のメモリセルトランジスタは、過度に電子が引き抜かれ、その閾値電圧が負になる。かかるトランジスタには、ワード線をグランドに維持しても多少のリーク電流が流れる。従って、この様な過消去されたメモリセルトランジスタと同じビット線上にあるプログラム状態(データ0)のメモリセルトランジスタが選択された場合、そのビット線には本来なら電流が流れないはずであるが、上記の過消去されたトランジスタからのリーク電流が発生する。
【0006】
一方、読み出し動作において、読み出し用の基準メモリセルトランジスタを設け、この基準メモリセルトランジスタに昇圧電圧を印加して流れる電流を読み出し用の基準電流として利用する。従って、この基準電流は、プログラム状態のセルトランジスタを選択した場合のビット線の電流(許容リーク電流)よりも大きく、消去状態のセルトランジスタを選択した場合のビット線の電流よりも小さくなるように設定される。
【0007】
従って、昇圧電圧が低下して基準メモリセルトランジスタの基準電流が、許容されているリーク電流値よりも少なくなると、プログラム状態のメモリセルトランジスタを正常に読み出すことができなくなる。これが、昇圧電圧の下限になる。
【0008】
近年の電源電圧の低下の要求と共に、より広い範囲の電源電圧に対応することが求められており、かかる電源電圧に対して、内部で生成され昇圧電圧のレベルは、上記した上限値と下限値の間に生成される必要がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、より広い電源電圧に対しても正常な読み出し動作を保証する昇圧電圧を生成する不揮発性のメモリデバイスを提供することにある。
【0010】
更に、本発明の目的は、より低い電源電圧に対しても正常な読み出し動作を保証するワード線駆動用の昇圧電圧を生成する不揮発性のメモリデバイスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為に、本発明は、フローティングゲート型のメモリセルアレイトランジスタを有するメモリデバイスにおいて、電源電圧のレベルに応じて読み出し時のワード線駆動用の昇圧電圧値が一定になるように、昇圧電圧発生回路の昇圧比を可変設定する。即ち、電源電圧が低下すると昇圧比を高くし、電源電圧が上昇すると昇圧比を低くする。それにより、読み出し時のワード線駆動用の昇圧電圧を、所定の範囲内に維持することができ、正常な読み出し動作を保証することができる。
【0012】
本発明は、より具体的には、上記の昇圧電圧が印加される読み出し用の基準トランジスタの電流が、許容されているメモリセルトランジスタからのビット線上のリーク電流よりも高く維持される様に、昇圧電圧回路の昇圧比が制御される。その結果、基準トランジスタの電流とビット線の電流との関係から読み出し動作を行う場合、正常な読み出し動作が保証される。また、ワード線に印加される昇圧電圧が、選択されたメモリセルトランジスタへの所定の書き込み動作を行わない程度に低く維持されるように、昇圧電圧回路の昇圧比が制御される。
【0013】
上記の目的を達成する為に、本発明は、不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、
複数のワード線および複数のビット線と、それらの交差位置に配置される不揮発性メモリとを有するメモリセルアレイと、
読み出し時に前記ワード線を昇圧電圧レベルまで駆動するロウデコーダ回路と、
電源電圧を所定比昇圧して前記昇圧電圧を生成する昇圧回路とを有し、
前記昇圧回路は、前記電源電圧のレベルに応じて前記所定比を変更することを特徴とする。
【0014】
上記の目的を達成する為に、本発明は、不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、
複数のワード線および複数のビット線と、それらの交差位置に配置される不揮発性メモリセルトランジスタとを有するメモリセルアレイと、
読み出し時に前記ワード線を昇圧電圧レベルまで駆動するロウデコーダ回路と、
前記不揮発性メモリセルトランジスタを有し、そのゲートが前記昇圧電圧に駆動される基準メモリセルトランジスタと、
読み出し時に、前記メモリセルアレイ内のメモリセルトランジスタと前記基準メモリセルトランジスタの電流に応じて前記メモリセルトランジスタのデータを検出するセンスアンプと、
電源電圧を所定比昇圧して前記昇圧電圧を生成する昇圧回路とを有し、
前記昇圧回路は、前記電源電圧のレベルに応じて前記所定比を変更することを特徴とする。
【0015】
更に、本発明は、上記の発明において、前記昇圧比は、前記メモリセルトランジスタのリーク電流よりも前記基準メモリセルトランジスタの導通電流が大きくなる程度に前記昇圧電圧レベルが制御されるように変更されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がその実施の形態に限定されるものではない。本発明は、フローティングゲートを有するメモリセルトランジスタを有する不揮発性のメモリデバイスに広く適用できるが、以下の実施の形態例は、不揮発性メモリの一つであるフラッシュメモリを例にして説明する。
【0017】
図1は、フラッシュメモリの全体構成図である。メモリセルアレイMCA内には、複数のワード線WL及び複数のビット線BLが配置され、その交差位置にフローティングゲート型のNチャネルのMOSトランジスタからなるメモリセルMC00〜MC11が設けられる。各メモリセルトランジスタのソース端子は、ソース線SLに接続され、ソース線制御回路30により制御される。ワード線WLは、ロウデコーダ10により選択され、所定の電圧に駆動される。また、ビット線BLは、コラムデコーダ20により選択されたコラム選択トランジスタ21,22を介して、ノードn23に接続される。ノードn23は、PチャネルMOSトランジスタ23を介して電源Vccに接続される。このPチャネルトランジスタ23は、そのゲートがグランドに接続され、負荷トランジスタとして機能する。
【0018】
また、読み出し用の基準トランジスタ25が、読み出し時に導通する選択トランジスタ29を介してノードn24に接続される。このノードn24も、負荷トランジスタであるPチャネルトランジスタ24を介して電源Vccに接続される。ノードn23とノードn24がセンスアンプ28に入力され、両者の電位の差に従って、センスアンプ8がメモリセルトランジスタ内の記憶データを検出する。
【0019】
フローティングゲート型のメモリセルトランジスタに対し、そのコントロールゲート、ドレイン、ソースに、それぞれ対応する電圧が印加され、書き込み(プログラム)、消去、そして読み出しが行われる。即ち、メモリセルトランジスタへの書き込み(プログラム)動作は、ワード線WLを介してコントロールゲートに書き込み用の高い電圧Vppを印加し、ビット線BLを介してドレインに書き込み用の比較的高い電圧Vprogを印加し、ソース線SLを介してソースをグランド電位にする。その結果、電子がフローティングゲート内に注入され、トランジスタの閾値電圧が上昇する。これでデータ0が記憶される。
【0020】
メモリセルトランジスタの消去動作は、ワード線WLを介してコントロールゲートに負の電圧Vngを印加し、ドレインをフローティング状態にし、ソース線SLを介して比較的高い消去電圧Verを印加し、フローティングゲート内の電子をソース側に引き抜く。その結果、メモリセルトランジスタの閾値電圧が低下し、データ1が記憶された状態となる。
【0021】
そして、読み出し動作は、ワード線WLに読み出し用の昇圧電圧VPWを印加し、メモリセルトランジスタの閾値電圧の違いに伴い、非導通(閾値電圧高い)あるいは導通(閾値電圧低い)することにより、ビット線に電流を発生させる。この電流の違いにより、ノードn23の電位が異なり、センスアンプ28により検出される。
【0022】
それぞれの動作で利用される電圧VPW、VPP、Vng、Ver、Vprogは、それぞれの電圧発生回路32〜42により生成される。昇圧電圧VPWは、VPW発生回路である昇圧回路32により電源電圧Vccを所定比分だけ昇圧して生成される。
【0023】
図2は、メモリセルトランジスタの電流・電圧特性の関係を示す図である。縦軸が電流であり、横軸がコントロールゲートの電圧VG である。従って、電流が流れ始めるコントロールゲートの電圧VG が、閾値電圧Vthp 、Vthe である。即ち、破線で示される通り、プログラム状態(データ0)では、トランジスタの閾値電圧Vthp は高くなり、消去状態(データ1)では、トランジスタの閾値電圧Vthe は低くなる。
【0024】
書き込み(プログラム)を行う場合、十分に電子がフローティングゲート内に注入されたか否かのプログラムベリファイが行われる。即ち、プログラムベリファイでは、上記の書き込み用の電圧をメモリセルトランジスタに印加した後、その特性曲線がプログラムベリファイレベルIPGMVより右側に位置したか否かをチェックする。
【0025】
また、消去を行う場合、十分に電子がフローティングゲートから引き抜かれたか否かのイレーズベリファイが行われる。即ち、イレーズベリファイでは、上記の消去用の電圧をメモリセルトランジスタに印加した後、その特性曲線がイレーズベリファイレベルIERV より左側に位置したか否かをチェックする。更に、消去動作では、フローティングゲートから電子が過度に引き抜かれて、その閾値電圧が負になりすぎるのを防止するために、リークベリファイも行われる。即ち、コントロールゲートをグランドにしたときの導通電流が、ある許容できる範囲のリーク電流ILEAKより低くなるように制御される。具体的には、過度に消去されたメモリセルトランジスタに対して、再度、軽度の書き込みが行われる。
【0026】
そして、読み出し動作では、図2に記入された昇圧電圧VPWにワード線WLを駆動し、消去状態では大電流がビット線を流れ、プログラム状態ではほとんど流れないのを、ノードn23の電位の変化で検出する。
【0027】
図1に示した通り、メモリデバイスには読み出し用の基準トランジスタ25が設けられる。この基準トランジスタ25は、メモリセルトランジスタと同様にフローティングゲート型のMOSトランジスタであり、その特性曲線IRDは図2中に示される通りである。即ち、メモリデバイス、プログラム状態の特性曲線Iprogと消去状態の特性曲線Ierasとの間に位置する。そして、選択されたメモリセルトランジスタと基準トランジスタのコントロールゲートには、それぞれ同じ昇圧電圧VPWが印加される。その結果、基準トランジスタ25の導通電流によるノードn24のレベルと、メモリセルトランジスタの導通電流によるノードn23のレベルとが、センスアンプ28で正確に検出される。
【0028】
かかる読み出し動作を考慮すると、上記したリークベリファイの意味が理解される。即ち、同じビット線に過度に消去されたメモリセルトランジスタが接続されていると、非選択の過消去のメモリセルトランジスタのリーク電流が大きく、選択されたメモリセルトランジスタのプログラム状態(導通電流ゼロ)を検出することができなくなる。従って、消去状態のメモリセルトランジスタによるビット線上のリーク電流は、読み出し用の基準トランジスタ25の電流Iref よりも少ないことが必要である。即ち、ILEAK<Iref である。
【0029】
一方、図2の電流電圧特性の関係図に示される通り、読み出し時にメモリセルトランジスタと基準トランジスタ25のコントロールゲートに印加される昇圧電圧VPWは、これが低下すると、基準トランジスタから流れる電流Iref も低下する。従って、この昇圧電圧VPWは、基準トランジスタの電流Iref が最大リーク電流ILEAKより低くならない程度に高いことが必要である。これが、昇圧電圧VPWの下限値を決定する。
【0030】
図3は、昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第1の例の回路図である。この昇圧回路は、所定の閾値電圧に設定された電源電圧判定用のトランジスタ50を有する。このトランジスタ50は、メモリセルトランジスタと同様にフローティングゲート型のMOSトランジスタである。トランジスタ50は、Nチャネルトランジスタ51、Pチャネルトランジスタ52に接続され、ノードn52が、トランジスタ53を介してインバータ54,55からなるラッチ回路に接続される。ラッチ回路の出力VCCDET は、サブのブースタ部61の活性化信号として供給される。トランジスタ50,51,53のゲートには、アドレスの変化を検出して電源電圧Vccレベルになるアドレス変化検出信号ATDが供給される。従って、トランジスタ50は、アドレス変化検出信号ATDの電源電圧Vccレベルに応じた導通電流を発生する。
【0031】
メインのブースタ部60は、常に活性化信号がLレベルで、活性状態にある。従って、駆動パルスKICKに応答して、メインブースタ部60がブースト信号BOOST0を出力し、メインのキャパシタC0 を介して、昇圧電圧端子VPWを昇圧する。一方、電源電圧Vccが低下した時に、検出用のトランジスタ50の導通電流の低下が、ノードn52の電位の上昇により検出され、ラッチ回路出力VCCDET がLレベルになる。その結果、サブのブースタ部61も活性化され、駆動パルスKICKに応答して、サブブースタ部61がブースト信号BOOST1を出力し、サブのキャパシタC1 を介して、昇圧電圧端子VPWを更に昇圧する。サブのキャパシタC1 は、メインのキャパシタC0 に比較して小さい容量であり、サブブースタ部61の活性化により、昇圧電圧VPWは、そのキャパシタC1 の容量に応じた分だけ高い昇圧比の電圧となる。
【0032】
図4は、図3の昇圧電圧発生回路の動作を示すタイミングチャート図である。図4(a)は、電源電圧Vccが高い時の動作を示し、図4(b)は、電源電圧Vccが低い時の動作を示す。アドレス変化検出信号ATDがLレベルの時は、トランジスタ50が非導通であり、ノードn52がHレベルで、出力VCCDET はLレベルである。
【0033】
電源電圧Vccが十分に高い場合について説明する。まず、アドレスの変化に応答して生成されるアドレス変化検出信号ATDが一時的にHレベル(電源電圧Vcc)になる。それに応答して、トランジスタ50,51のゲートが電源電圧Vccに駆動され、トランジスタ50は、電源電圧Vccに応じた導通状態となる。電源電圧Vccが十分に高いので、トランジスタ50は十分導通して低インピーダンスとなり、ノードn52は低いレベルとなる。その結果、サブブースタ部61の活性化信号VCCDET は、非活性状態のHレベルとなる。
【0034】
その結果、メインのブースタ部60だけが活性状態となり、メインのキャパシタC0 を介してのみ、昇圧電圧VPWは昇圧される。即ち、低い昇圧比となる。
【0035】
電源電圧Vccが低い場合は、アドレス変化検出信号ATDが電源電圧Vccになるのに応答して、トランジスタ50,51のゲートが電源電圧Vccに駆動され、トランジスタ50は、電源電圧Vccに応じた導通状態となる。電源電圧Vccが十分に高くないので、トランジスタ50は十分導通せずその導通電流は小さく、ノードn52は高いレベルとなる。その結果、サブブースタ部61の活性化信号VCCDET は、活性状態のLレベルとなる。
【0036】
その結果、メインのブースタ部60に加えてサブブースタ61も活性状態となり、メインのキャパシタC0 とサブのキャパシタC1 を介して、昇圧電圧VPWが昇圧される。即ち、高い昇圧比となる。
【0037】
図5は、ブースタ部60,61の回路図である。活性化信号VCCDET と駆動パルスKICKとがNORゲート70に供給されて、活性化状態(VCCDET =L)の時にNORゲート70の出力が出力段の駆動用のNチャネルトランジスタ81を駆動する。非活性化状態(VCCDET =H)の時は、NORゲート70の出力が強制的にLレベルになり、トランジスタ81は非導通状態となる。
【0038】
一方、出力段のもう一つの駆動用のNチャネルトランジスタ81は、昇圧電圧VPWにより昇圧された高いレベルで制御される。即ち、NANDゲート73の出力の相補信号が、トランジスタ75〜78からなるレベルシフト回路のトランジスタ75,76に供給され、ノードn78が昇圧レベルVPWまで昇圧されて、トランジスタ80を駆動する。活性状態(VCCDET =L)の時に、インバータ71の出力がHレベルとなり、NANDゲートの一方の入力に供給される。また、NORゲート70の出力がインバータ72により反転されて、NANDゲート73の他方の入力に供給される。従って、NANDゲート73の出力は、NORゲート70の出力と同じになる。そして、NANDゲート73の出力が、トランジスタ75〜78からなるレベルシフト回路により反転されて、昇圧されたレベルがノードn78に生成される。つまり、駆動パルスKICKがHレベルになるとトランジスタ81が非導通となり、トランジスタ80が導通し、ブースト信号BOOSTを電源電圧Vccレベルまで駆動する。
【0039】
出力段のNチャネルトランジスタ80は、非活性時の逆流防止用のトランジスタである。ブースト信号BOOSTは図示しないキャパシタを介して、昇圧電圧VPWに接続される。従って、非活性状態において、昇圧電圧VPWが他のブースタ部により昇圧されると、ブースト信号BOOSTも容量カップリングにより電源電圧Vccよりも高くなる。従って、ブースト信号BOOST側から電源Vcc側にリーク電流が流れるおそれがある。そこで、非活性状態の時のNANDゲート73のHレベルの出力により、ノードn78をLレベルにしNチャネルトランジスタ80を非導通とし、電源電圧Vccへのリーク電流を防止する。
【0040】
図5のブースタ部は、メインブースタ部とサブブースタ部とで使用される構成である。
【0041】
図6は、昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第2の例の回路図である。この昇圧回路は、電源電圧Vccのレベルに応じて、三段階の昇圧比に変更される。従って、昇圧用のキャパシタC0 、C1 、C2 が設けられ、それらのキャパシタを介して、ブースト信号BOOST0〜2により、昇圧電圧VPWが昇圧される。その結果、電源電圧Vccが標準的なレベルにある時は、ブースト部160,161が活性化され、電源電圧Vccが低いと、更にブースト部162が活性化されて昇圧比が高められる。また、電源電圧Vccが高いと、ブースタ部261に加えてブースト部161も非活性状態になり、ブースト信号BOOST0のみにより昇圧電圧VPWが昇圧される。従って、昇圧比が低められる。その結果、昇圧電圧VPWのレベルが、前述した上限値と下限値の間の適正なレベルに維持される。
【0042】
図6のブースト部161,261の活性化信号VCCDET1とVCCDET2とを生成する回路は、図4の場合と同じである。それぞれフローティングゲート型のMOSトランジスタ150,250を有し、それらの閾値電圧は、トランジスタ150のほうがトランジスタ250よりも高く設定される。従って、同じアドレス変化検出信号ATDのHレベルの電源電圧Vccが印加されても、電源電圧Vccが高い時は両トランジスタ150,250が共に導通となり、ノードn152,252を共にLレベルにし、両活性化信号VCCDET をHレベル(非活性状態)にする。次に、電源電圧Vccが標準的なレベルにある時は、トランジスタ150が非導通となり、ノードn152がHレベル、活性化信号VCCDET1がLレベル(活性状態)となる。更に、電源電圧Vccが低くなると、両トランジスタ150,250が共に非導通となり、ノードn152,n252がHレベル、両活性化信号VCCDET がLレベル(活性状態)となる。
【0043】
ブースト用のキャパシタC 0,C 1,C 2は、メインのキャパシタC0 が大きく、そのほかのサブのキャパシタC 1,C 2はそれに比較して小さい容量を有する。ブースタ部160,161,261は、図5の回路と同じである。
【0044】
図7は、昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第3の例の回路図である。また、図8は、図7の昇圧回路の動作を示すタイミングチャート図である。図7には、昇圧回路以外にメモリセルMCと読み出し用のセンスアンプ28も記載されている。図1にも示した通り、メモリセルトランジスタMCは、ワード線WLとビット線BLに接続される。そして、コラム選択信号CLにより導通するコラム選択用のトランジスタ21を介して、メモリセルトランジスタMCがPチャネルトランジスタ23に接続される。メモリセルトランジスタMCがプログラム状態か消去状態かに応じて、非導通または導通し、ノードn23のレベルをHレベルまたはLレベルにする。ノードn23は、センスアンプ28の一方の入力となる。
【0045】
一方、基準回路90は、メモリセル及びビット線等と同じ回路構成をなし、そのノードn24がセンスアンプ28の他方の入力に接続される。基準回路90には、図1で示した読み出し用基準トランジスタ25に加えて、プログラムベリファイ用基準トランジスタ103(PGMV)、イレーズベリファイ用基準トランジスタ104(ERV)、リークベリファイ用基準トランジスタ105(LEAKV)を有する。これらの基準トランジスタは、それぞれの動作時に、選択信号READ、PGMV、ERV、LEAKVにより、対応する選択トランジスタ100〜102の導通によって、Pチャネルトランジスタ24と共に基準回路を構成する。
【0046】
上記の基準トランジスタ25,103,104,105は、図2で示した電流・電圧特性をもつ閾値電圧に設定される。そして、読み出し、プログラムベリファイ、イレーズベリファイ、リークベリファイ動作時に、基準トランジスタのコントロールゲートに読み出し時のワード線WLの昇圧電圧VPWが印加され、メモリセルトランジスタMCの生成する電流との関係できまるセンスアンプ28の出力をチェックすることにより、読み出し或いはそれぞれのベリファイ動作が行われる。それぞれのベリファイ動作は、図2において説明した通りである。
【0047】
図7に示された昇圧回路は、読み出し時のワード線WLの駆動電圧である昇圧電圧VPWの下限を保証する為に、マスタのブースタ部60に加えてサブのブースタ部61を有する。そして、マスタのブースタ部60は常に活性状態にあり、読み出し用の基準トランジスタ25の導通電流Iref が、リークベリファイ用の基準トランジスタ105の導通電流ILEAKより十分に高く保たれる様に、サブのブースタ部61が適宜活性状態にされる。そのために、読み出し用基準トランジスタ25とリークベリファイ用基準トランジスタ105は、アドレス変化検出信号ATDにより導通するトランジスタ107,109を介して、Pチャネルトランジスタ106,108に接続され、それぞれの接続点n106,n108が別のセンスアンプ110に入力される。センスアンプ110の出力に応じて、サブブースタ部61の活性化信号VCCDET がラッチ回路112から出力される。
【0048】
トランジスタ25,107,106の回路、トランジスタ105,109,108の回路、及びセンスアンプ110の組み合わせは、読み出し時のメモリセルトランジスタとビット線BLとコラム選択トランジスタ21と負荷トランジスタ23及びトランジスタ25,29,24,センスアンプ28の組み合わせと同じである。
【0049】
回路120は、基準トランジスタのコントロールゲートの駆動電圧VWRを生成する回路である。この回路120は、Nチャネルトランジスタ121,123とPチャネルトランジスタ124,125,126,127からなり、通常は昇圧電圧VPWを駆動電圧VWRとして供給し、アドレス変化検出信号ATDに応答して一時的に電圧VPRを駆動電圧VWRとして供給する。この電圧VPRは、メインのブースタ部60のみが活性化状態にある時の昇圧電圧VPWよりわずかに低い電圧に設定される。
【0050】
回路130は、電圧VPRを生成する回路であり、アドレス変化検出信号ATDに応答して、昇圧電圧VPWよりもわずかに低い電圧VPRを生成する。トランジスタ131,133,134,135よりなる回路により、ノードn135の電圧が、通常時はLレベルに、アドレス変化検出信号ATDがHレベルのときは昇圧された電圧VPRレベルに制御される。即ち、通常時はアドレス変化検出信号ATDがLレベルにあり、ノードn135もLレベルにある。従って、Pチャネルトランジスタ136が導通し、容量C10を電源Vccレベルまで充電する。その後、アドレス変化検出信号ATDがHレベルになると、ノードn135がHレベルとなり、トランジスタ136は非導通となる。そして、アドレス変化検出信号ATDの立ち上がりに応答して、容量C10を介して電圧VPRが昇圧される。この電圧VPRが、Pチャネルトランジスタ127を介して読み出し用基準トランジスタ25のコントロールゲートに印加される。
【0051】
電圧VPRは、図2に示される通り、読み出し時の昇圧電圧VPWよりもわずかに低いレベルである。従って、基準トランジスタ25の電流値がリーク電流ILEAKよりも低いか否かが、センスアンプ110により検出され、低い場合はそれに伴い読み出し時の基準トランジスタ25の基準電流Iref がリーク電流ILEAKより十分高く設定されないことを意味し、前述の通り、プログラム状態のメモリセルトランジスタの読み出し動作が正常に行われなくなる。従って、その場合は、センスアンプ110の出力がHレベルとなり、活性化信号VCCDET がLレベルとなってサブのブースタ部61を活性化させる。その結果、低い電源電圧Vccに対応して読み出し用の昇圧電圧VPWが適正なレベルまで上昇され、正常な読み出し動作が保証される。
【0052】
図8(a)は、電源電圧VCCが高い場合のタイミングチャート図である。アドレスの変化に伴い、アドレス変化検出信号ATDが電源電圧Vccまで立ち上がる。それに応答して、電圧VPRが昇圧され、基準トランジスタ25(READ)のコントロールゲートに電圧VWRとして印加される。この時、トランジスタ107,109も導通し、読み出し用基準トランジスタ25の電流とリークベリファイ用の基準トランジスタ105の電流ILEAKとが、センスアンプ110で比較される。この例では、電源電圧Vccが十分に高いので、読み出し用基準トランジスタ25の電流は許容リーク電流ILEAKより十分に大きいので、センスアンプ110の出力はLレベルとなる。従って、活性化信号VCCDET はHレベル(非活性)となり、サブのブースタ回路61は非活性状態となる。従って、昇圧比は低い状態となる。
【0053】
その後、その低い昇圧比で昇圧された昇圧電圧VPWが、読み出し用基準トランジスタ25のコントロールゲートに印加され、読み出し信号READによりトランジスタ29が導通し、メモリセルの記憶データがセンスアンプ28により検出される。
【0054】
図8(b)は、電源電圧VCCが低い場合のタイミングチャート図である。上記の同様に、アドレスの変化に伴い、アドレス変化検出信号ATDが電源電圧Vccまで立ち上がる。それに応答して、電圧VPRが昇圧され、基準トランジスタ25(READ)のコントロールゲートに電圧VWRとして印加される。この時、トランジスタ107,109も導通し、読み出し用基準トランジスタ25の電流とリークベリファイ用の基準トランジスタ105の電流ILEAKとが、センスアンプ110で比較される。この例では、電源電圧Vccが低いので、読み出し用基準トランジスタ25の電流は許容リーク電流ILEAKと同等或いは小さいので、センスアンプ110の出力はHレベルとなる。従って、活性化信号VCCDET はLレベル(活性)となり、サブのブースタ回路61は活性状態となる。従って、昇圧比は高い状態となる。
【0055】
その後、その高い昇圧比で昇圧された昇圧電圧VPWが、読み出し用基準トランジスタ25のコントロールゲートに印加され、読み出し信号READによりトランジスタ29が導通し、メモリセルの記憶データがセンスアンプ28により検出される。
【0056】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、読み出し時のワード線の駆動電圧を電源電圧を所定比昇圧して生成する場合、電源電圧のレベルに応じて、その昇圧比を変更設定するので、常に昇圧電圧を適正なレベルに維持することができ、正常な読み出し動作を保証することができる。
【0057】
更に、本発明によれば、読み出し時のワード線の駆動電圧となる昇圧電圧を、許容されているリーク電流が存在してもプログラム状態のメモリセルトランジスタの読み出しを正常に行える程度に高くし、また、読み出し用の昇圧電圧が印加されたワード線に接続される選択のメモリセルトランジスタに過度の書き込み動作が行われない程度に低くする様に、その昇圧比が制御される。従って、正常な読み出し動作が保証され、非選択メモリセルトランジスタへの余分なディスターブ電圧が印加されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラッシュメモリの全体構成図である。
【図2】メモリセルトランジスタの電流・電圧特性の関係を示す図である。
【図3】昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第1の例の回路図である。
【図4】図3の昇圧回路の動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】ブースタ部60,61の回路図である。
【図6】昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第2の例の回路図である。
【図7】昇圧電圧VPWを発生する昇圧回路の第3の例の回路図である。
【図8】図7の昇圧回路の動作を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
MC メモリセルトランジスタ
WL ワード線
BL ビット線
VPW 昇圧電圧
ILEAK 許容リーク電流
25 読み出し用基準トランジスタ
105 リークベリファイ用基準トランジスタ
Claims (6)
- 不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、
複数のワード線および複数のビット線と、それらの交差位置に配置される不揮発性メモリとを有するメモリセルアレイと、
読み出し時に前記ワード線を昇圧電圧レベルまで駆動するロウデコーダ回路と、
電源電圧を所定比昇圧して前記昇圧電圧を生成する昇圧回路とを有し、
前記昇圧回路は、供給されるアドレスの変化を検出するアドレス変化検出信号に応答して、前記電源電圧のレベルを検出し、当該検出されたレベルに応じて前記所定比を変更することを特徴とするメモリデバイス。 - 不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、
複数のワード線および複数のビット線と、それらの交差位置に配置される不揮発性メモリセルトランジスタとを有するメモリセルアレイと、
読み出し時に前記ワード線を昇圧電圧レベルまで駆動するロウデコーダ回路と、
前記不揮発性メモリセルトランジスタを有し、そのゲートが前記昇圧電圧に駆動される基準メモリセルトランジスタと、
読み出し時に、前記メモリセルアレイ内のメモリセルトランジスタと前記基準メモリセルトランジスタの電流に応じて前記メモリセルトランジスタのデータを検出するセンスアンプと、
電源電圧を所定比昇圧して前記昇圧電圧を生成する昇圧回路とを有し、
前記昇圧比は、非選択の前記メモリセルトランジスタのリーク電流よりも前記基準メモリセルトランジスタの導通電流が大きくなる程度に前記昇圧電圧レベルが制御されるように変更されることを特徴とするメモリデバイス。 - 請求項2において、前記昇圧比は、前記電源電圧が第1の電圧の時に第1の昇圧比になり、前記電源電圧が前記第1の電圧よりも低い第2の電圧の時に前記第1の昇圧比よりも高い第2の昇圧比になるよう、変更されることを特徴とするメモリデバイス。
- 請求項2において、更に、前記不揮発性メモリセルトランジスタを有し、許容されるリーク電流を生成するリーク電流用基準トランジスタを有し、前記リーク電流用基準トランジスタの導通電流よりも前記基準メモリセルトランジスタの導通電流が小さくなる時に、前記昇圧比がより高く変更されることを特徴とするメモリデバイス。
- 請求項2において、前記昇圧比は、前記ワード線が前記昇圧電圧に駆動された時に、当該ワード線に接続される選択された不揮発性メモリセルトランジスタに所定の書き込み動作が行われない程度に抑えられることを特徴とするメモリデバイス。
- 不揮発性メモリを有するメモリデバイスにおいて、
複数のワード線および複数のビット線と、それらの交差位置に配置される不揮発性メモリセルトランジスタとを有するメモリセルアレイと、
読み出し時に前記ワード線を昇圧電圧レベルまで駆動するロウデコーダ回路と、
前記不揮発性メモリセルトランジスタを有し、そのゲートが前記昇圧電圧に駆動される基準メモリセルトランジスタと、
読み出し時に、前記メモリセルアレイ内のメモリセルトランジスタと前記基準メモリセルトランジスタの電流に応じて前記メモリセルトランジスタのデータを検出するセンスアンプと、
電源電圧を所定比昇圧して前記昇圧電圧を生成する昇圧回路とを有し、
前記昇圧回路は、前記電源電圧のレベルに応じて前記所定比を変更し、前記昇圧電圧レベルを、当該昇圧電圧レベルに駆動されたワード線に接続されたメモリセルトランジスタ をプログラムしない程度の上限値と、選択されたビット線における非選択のメモリセルトランジスタによるリーク電流よりも前記基準メモリセルトランジスタの導通電流が大きくなる程度の下限値との間に維持することを特徴とするメモリデバイス。
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