JP4124692B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域と、電源電圧を昇圧して前記記憶領域の書き換えに必要な電圧を発生する昇圧回路とを有するフラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置に関し、更に、当該不揮発性記憶装置を搭載したICモジュールやICカードに関し、特に、これらの消費電力調整機能(パワーマネージメント機能)に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域を持つ不揮発性半導体記憶装置の一つとして、例えば、フラッシュメモリが挙げられる。図4に、フラッシュメモリの代表的なセルの構造図を示す。このセルは1セル当たり1ビット(2値)または3値以上のデータ記憶が可能な構成であり、コントロールゲート51、フローティングゲート52、ソース53、ドレイン54からなり、フローティングゲート型電解効果トランジスタと呼ばれる。また、ソース53がある一定数分(例えばブロック)のメモリセルに対して共通に設けられている。メモリアレイ(メモリアレイブロック)は、図5に示すように、n×m個のメモリセルをアレイ状に配列し、メモリセル各列のn個のコントロールゲートと各別に接続されたm本のワード線と、メモリセル各行のm個のドレインと各別に接続されたn本のビット線を備えて構成されている。
【0003】
次に、フラッシュメモリの動作について簡単に述べる。メモリセルへのデータの書き込みは、選択されたワード線からコントロールゲートに高電圧(例えば12V)、同様に選択されたビット線からドレインに高電圧(例えば7V)、ソースに低電圧(例えば0V)を印加し、ドレイン接合近傍で発生されたホットエレクトロンをフローティングゲートに注入することにより行う。
【0004】
一方、メモリセルのデータの消去は、コントロールゲートに低電圧(例えば0V)、ドレインに低電圧(例えば0V)、ソースに高電圧(例えば12V)を印加し、フローティングゲート・ソース間に高電界を発生させ、トンネル現象を利用してフローティングゲート内の電子をソース側に引き抜くことにより行う。
【0005】
フラッシュメモリでは、メモリセルのフローティングゲート内の電子の多寡によってメモリセルを構成するフローティングゲート型電解効果トランジスタの閾値電圧が変化し、書き込み状態で閾値電圧が高く、消去状態で閾値電圧が低くなり、データの記憶が行われる。
【0006】
更に、メモリセルからのデータの読み出しは、コントロールゲートに高電圧(例えば5V)、同様にドレインに低電圧(例えば1V)、ソースに低電圧(例えば0V)を印加し、この時にビット線に流れる閾値電圧の違いによるメモリセル電流の大小を内部のセンスアンプによって増幅して、データの「1」及び「0」の判定(2値データの場合)を行う。
【0007】
ここで、書き込み時にドレインの電圧をコントロールゲートよりも低めに設定しているのは、書き込みを行わないメモリセルに対して寄生的な弱い書き込み(ソフトプログラム)を極力防ぐためである。これは、前述のように同じワード線或いは同じビット線に複数のメモリセルが共通して接続されているためである。
【0008】
このように高信頼性を保ってフラッシュメモリへのデータの書き込み及び消去(以下、両動作を総称して単に「書き換え」と称す。)を行うためには、非常に複雑な制御を必要とする。そのため最近のフラッシュメモリを搭載した半導体装置には、ユーザの使い勝手をよくするために、ステートマシンと呼ばれる制御回路を内蔵して、ユーザ側から見て自動的に書き換えを実現しているものが多い。例えば、下記特許文献1〜3等に開示されているフラッシュメモリにおいてステートマシンと呼ばれる制御回路を用いた制御がなされている。
【0009】
フラッシュメモリの具体的な構成例を図7に示す。メモリアレイ24は、図5に示した構成のメモリセルの配列であり、ワード線は行デコーダ22と、ビット線は列デコーダ23と接続されている。
【0010】
昇圧回路30はデータの書き込み及び消去時に動作し、当該動作に必要な高電圧を発生する(例えば12V)。書き込み・消去電圧発生回路21は、昇圧回路30により昇圧された高電圧(例えば12V)から、書き換え動作時に必要な高電圧を発生する回路である。例えば、書き込み時のメモリセルのドレインに印加される高電圧(例えば7V)は、前記書き込み・消去電圧発生回路21内にあるレギュレータ回路(図示せず)を介して降圧して発生させる。書き込み時のメモリセルのコントロールゲートに印加される電圧は、書き込み・消去電圧発生回路21より行デコーダ22とワード線を介して、またドレインに印加される電圧は列デコーダ23とビット線を介して供給される。また、消去時のメモリセルのソースに印加される電圧は、書き込み・消去電圧発生回路21より、ソース電圧切り替え回路(図示せず)を介して供給される。
【0011】
読み出し時にメモリセルのコントロールゲートに与えられる5Vは、Vccが5Vより低い場合には(例えば3.3V)、昇圧回路30により5Vを発生して、行デコーダを介して供給される(図示せず)。
【0012】
制御回路41は、書き換え動作時に、制御バスを介して昇圧回路30、書き込み・消去電圧発生回路21、行デコーダ22、列デコーダ23、センスアンプ25、入出力バッファ27、アドレスレジスタ26、基準電圧発生回路31、読み出しデータレジスタ、書き込みデータレジスタ29を所定のアルゴリズムに基づき制御する。
【0013】
一般的なフラッシュメモリは、全ての動作に必要な電源(以下Vccと称す)と、書き込え時にのみ必要な電源(以下Vppと称す)の2種類の電源がある。メモリセルの書き換え時には昇圧回路30により電源電圧Vppから昇圧され、読み出し時に例えばVccが5Vより低い場合には、昇圧回路30により電源電圧Vccから昇圧される。
【0014】
また、最近のフラッシュメモリには、電源電圧Vccしかないものも発売されている。この場合、昇圧回路30には電源電圧Vccが供給され、電源電圧Vccより所望の電圧を発生する。
【0015】
図11のフローチャートに、フラッシュメモリの書き込み動作のアルゴリズム(処理手順)を示す。電源電圧Vccおよび電源電圧Vppがある場合について説明する。書き込み動作がスタートすると、先ず、書き込みデータを期待値として書き込みデータレジスタ29に取り込む(#10)。次に、昇圧回路30と書き込み・消去電圧発生回路21を順次イネーブル(動作可能)にする(#20、#30)。書き込み・消去電圧発生回路21が所望の電圧を出力できるまでの時間待ちを行い、電圧検出回路37により、電源電圧(Vpp)、昇圧回路の出力電圧、書き込み・消去電圧発生回路の出力電圧の何れかのチェックを行う(#40)。電圧レベルが所望の基準電圧より低い場合(例えば、Vppが2.7V以下、昇圧回路の出力電圧が8.5V以下)、メモリセルに書き込み電圧の印加を行わず、「書き込み動作失敗」状態とする。
【0016】
前記電圧レベルが所望の基準電圧に達している場合は、メモリセルに書き込み電圧の印加を行う(#50)。書き込み電圧の印加は、例えば2値メモリセルの場合、書き込みデータの内、データ値「0」のビットに対応するメモリセルに対して行う。一般に、フラッシュメモリでは、消去状態でのメモリセルのデータ値が「1」であるので、書き込みデータの「1」については、対応するメモリセルへの書き込みは不要となる。例えば、書き込みデータ長が16ビットで、書き込みデータがFFEEH(HはFFEEが16進データであることを示している。)、つまり、「1111111111101110」の場合、ビット0(最下位ビット)とビット4(最下位から5番面のビット)に書き込みが行われる。書き込み電圧を同時に印加可能なメモリセル数(以後簡単に書き込みビット数と言う。)が2ビットの場合、書き込みデータを8分割し、書き込み電圧印加動作を8回繰り返す(#50、#60)。但し、分割された2ビット単位の書き込みデータが「11」の場合は、当該2ビットに対応するメモリセルに対しては書き込み電圧の印加は行われない。書き込み電圧印加終了後、ベリファイ(書き込みデータ検証のための読み出し)を実施する(#70)。
【0017】
メモリセルのデータ値はセンスアンプ25により、「1」と「0」のデータに変換され、読み出しデータレジスタ28に格納される。制御回路41は、書き込みデータレジスタ29と読み出しデータレジスタ28との比較を行う(#80)。比較結果が不一致の場合には、不一致となったメモリセルに対して、再度書き込み電圧の印加を行う(#90、#40、#50〜)。予め設定された印加回数の最大値 (例えば128回) 以内でベリファイがパスしなかった場合は、書き込み・消去電圧発生回路21、昇圧回路30をディセーブル(動作不能)にして動作を終了し、「書き込み動作失敗」状態となる(#90〜#110)。ベリファイがパスした場合は、書き込み・消去電圧発生回路21、昇圧回路30をディセーブル(動作不能)にして動作を終了し、「書き込み動作成功」状態となる(#120、#130)。
【0018】
昇圧回路30の構成例を図8に示す。図7中の昇圧回路30は、図8中の昇圧回路30である。昇圧回路30は、発振回路36、駆動信号発生回路33、ポンプセル回路34、コンパレータ32、ダイオードチェーン35より構成される。電圧の昇圧はポンプセル回路34を駆動することにより行われる。この駆動信号PCLKは発振回路36の出力信号OSCをもとに駆動信号発生回路33により発生される。コンパレータ32の一方には昇圧回路の出力V11よりダイオードチェーン35を介して降圧した電圧V12が入力される。またコンパレータ32の他方には基準電圧発生回路31により発生された電圧V13が入力される。前記基準電圧発生回路31は、電源電圧、温度、製造バラツキに殆ど影響されず一定電圧を出力する。電圧V12の電圧値は昇圧回路が所望の電圧(例えば12V)を出力したときに、電圧V13と同電圧になるようにダイオードチェーンと接続する。例えば、基準電圧発生回路30の出力電圧を2Vとすれば、ダイオードチェーン35はダイオードを6段にしてグランド(接地電位)側より数えて1段目と2段目の間と接続すれば良い。このとき電圧V12は電圧V11の1/6の電圧となるので2Vになる。コンパレータ32は電圧V12と電圧V13の電圧値を比較し、発振回路36の発振周波数を調節するバイアス信号BIASを出力する。発振周波数は昇圧回路30の出力電圧V11が上がるにつれて低下する。
【0019】
次に、非接触ICカードに搭載されるICモジュールの構成について説明する。非接触ICカードは、スキー場のリフト券や衣料のタグに広く利用され、最近では公共機関の定期券などにも利用されている。代表的な非接触ICカードに搭載されるICモジュールの構成図を図6に示す。ICカード用LSIの内部ブロックはCPUコア40、非接触インターフェイス10、アンテナ15からなる。非接触インターフェイス10は、整流回路11、変調回路12、復調回路13、クロック分離回路14、レギュレータ16、レギュレータ17から構成される。CPUコア40は、通常のマイクロコンピュータの構成と殆ど同じであり制御回路41、ROM42、RAM43、フラッシュマクロ20からなる。ROM42はプログラムを格納するところであり、RAM43はワーキングメモリとして演算中に使用される。フラッシュマクロ20はプログラムを格納、またはデータを保持するのに使用される。
【0020】
外部からのアクセスはアンテナ15より入出力される電磁波を変換することで得られる信号により行われる。メモリへのアクセスはプログラムによって行われる。一般的なICカード用LSIは1チップで構成されており、そのため外部から直接メモリをアクセスすることはできないようになっている。従って、メモリへの不正なアクセスはソフトウエアで制御することができ、メモリ内の情報に対する高い機密性を実現することができる。
【0021】
次に、非接触ICカードに内装されるICモジュールの基本的動作について説明する。先ず、外部のリーダライタ装置(図示せず)より非接触ICカードの制御信号が電磁波に変換されて与えられる。非接触ICカードが電磁波に変換された制御信号を受信すると、非接触ICカード内部に埋め込まれたアンテナ15により電磁誘導が起きる。電磁誘導により発生した信号は、CPUコア40を動作させるための供給電力、クロック信号、制御信号に変換される。前記電磁誘導により発生した信号は、整流回路11に通すことにより正の電圧に変換され、更にレギュレータ16(Vppを発生)、レギュレータ17(Vccを発生)を介して平滑され、これを電力源としてCPUコア40に供給される。一般的なICモジュールの電源電圧(VccおよびVpp。)は5Vまたは3.3Vである。また、前記電磁誘導により発生した信号は、クロック分離回路14により、内部クロックに変換される。内部クロックの周波数はおよそ1MHz〜5MHzである。更に、前記電磁誘導により発生した信号は、復調回路13を通してCPUコア40内の制御回路41に与えられる。前記制御回路41に与えられた信号によりROM42、RAM43、フラッシュマクロ20を制御し演算等の処理を行う。CPUマクロコア内で演算された結果は、変調回路12を通して所定の帯域を持った交流信号に変換され、アンテナ15から電磁波が出力される。外部のリーダライタ装置は前記電磁波を受け取り、リーダライタ装置内の復調回路を通して信号に変換し、ICカードとの情報の授受を完了する。
【0022】
【特許文献1】
特開平8−64000号公報
【特許文献2】
特開平11−86580号公報
【特許文献3】
特開2001−357684号公報
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記非接触動作において、ICモジュールとリーダライタとの距離が遠い等、磁界強度が低くなるような条件においては、電流供給能力が低くなってしまう。このため消費電流が大きい動作を行うと(例えばフラッシュメモリの書き換え動作)、動作開始時には電源電圧が所望の電圧に到達していても、レギュレータ16及びレギュレータ17が書き込み動作時の消費電流により、電源電圧の降下を引き起こし、昇圧回路30によって発生される高電圧が所望の電圧レベルまで昇圧できなくなり、書き込み動作が失敗する場合があった。このように従来の昇圧回路を持つ不揮発性半導体記憶装置では、書き換え時に電源電圧の電流供給能力が低下した場合、書き換え動作が失敗するという問題があった。
【0024】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域と、電源電圧を昇圧して、前記記憶領域の書き換えに必要な電圧を発生する昇圧回路とを有する不揮発性半導体記憶装置において、装置内部での電源電圧の低下を防止し、安定して記憶領域へのデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。また、その第2の目的は、不揮発性半導体記憶装置を備えてなるICカードにおいて、外部からの電源供給能力に制約がある場合においても、安定して記憶領域へのデータの書き換えが可能なICカードを提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、電気的に書き込み及び消去可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域と、電源電圧を昇圧して、前記記憶領域の書き込み及び消去に必要な電圧を発生する昇圧回路と、を有する不揮発性半導体記憶装置において、前記記憶領域の書き込み及び消去時における前記半導体記憶装置内の所定ノードの電圧レベルを判定する電圧判定部と、前記電圧判定部の判定結果に基づき一度に書き込む入力データのビット数を決定する書き換え単位決定部と、を備え
前記所定ノードの電圧レベルが所望の基準電圧に達していない場合、前記書き換え単位決定部が、既設定の一度に書き込む入力データのビット数を減じるビット数削減処理を行うとともに、前記昇圧回路が、前記ビット数削減処理による前記ビット数の減少率に応じて前記昇圧回路の電流供給能力を減じる処理を行うことを特徴とする。更に、前記電圧判定部は、前記所定ノードの電圧を分圧する分圧回路と、一定電圧の基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記基準電圧発生回路の出力する前記基準電圧と前記分圧回路の出力電圧を比較するコンパレータを備えていることを特徴とする。
【0026】
ここで、前記ビット数削減処理によって、一度に書き込む前記入力データのビット数が予め定められた最小単位まで減じられた後も、前記所定ノードの電圧レベルが前記所望の基準電圧に達していない時には、前記データの前記記憶領域への書き込みを禁止する構成とするのが好ましい。
【0027】
この目的を達成するための本発明に係るICカードは、上記特徴を有する不揮発性半導体記憶装置を備えてなることを特徴とする。ここで、ICカードが、非接触で電力給電及び信号通信を行う非接触ICカードである場合、或いは、電力給電及び信号通信を非接触で実行可能であるとともに、前記電力給電と前記信号通信用の接触端子を有する接触・非接触兼用型のコンビネーションICカードである場合において、上記特徴を有する不揮発性半導体記憶装置を備えてなることがより好ましい。
【0028】
更に、ICカードがコンビネーションICカードである場合、前記電力給電と前記信号通信の実行方法が非接触型と接触型の違いによって、前記不揮発性半導体記憶装置における前記記憶領域の書き換え時の制御方法を切り替えるように構成するのが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置(以下、適宜「本発明装置」という。)及び本発明装置を備えた本発明に係るICカードの実施の形態につき、図面に基づいて説明する。尚、図7に示す従来のフラッシュメモリと共通する回路、回路要素、信号等には共通の符号を付して説明する。
【0030】
〈第1実施形態〉
図1に示すように、本発明装置は、フラッシュマクロ20とそのフラッシュマクロ20の電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域であるフラッシュメモリセルアレイ24へのデータの書き込み及び消去を制御する制御回路41を備えて構成されている。フラッシュマクロ20は、図1に示すように、昇圧回路30、フラッシュメモリセルアレイ24、書き込み・消去電圧発生回路21、行デコーダ22、列デコーダ25、センスアンプ26、入出力バッファ27、アドレスレジスタ23、読み出しデータレジスタ28、書き込みデータレジスタ29、基準電圧発生回路31、電源検出回路37を備えて構成されている。フラッシュメモリセルアレイ24は、図4に示すフラッシュメモリセルをアレイ状に配列して構成され、図5に例示するようなアレイ構成となっている。制御回路41は、具体的には、フラッシュメモリセルアレイ24へのデータの書き込み及び消去を所定のアルゴリズムに従い順次処理するステートマシンでハード的に構成されている。尚、制御回路41をストアードプログラム方式の所謂小型のマイクロプロセッサでソフト的に構成する形態でも構わない。
【0031】
以下、本発明装置の記憶領域がフラッシュメモリセルアレイ24で構成されている場合を例に、本発明装置の構成並びに動作について説明する。
【0032】
尚、本発明装置と図7に示す従来の不揮発性半導体記憶装置との具体的な差異は、基準電圧発生回路31と電圧検出回路37で構成される電圧判定部38が、フラッシュメモリセルアレイ24のデータ書き換え時(具体的には、データの書き込みと消去)における本発明装置内の所定ノードの電圧レベルを判定し、制御回路41内に設けられた書き換え単位決定部44と一括書き換え判定部45が、電圧判定部38の電圧レベルの判定結果に基づいて、夫々データ書き込み時の同時に書き込みするメモリセル数を決定し、また、データ消去時の同時に消去するフラッシュメモリセルアレイ24のブロックサイズが同時消去可能か否かを判定するように構成されている点である。また、昇圧回路30も、電圧判定部38の電圧レベルの判定結果に基づいて、電流供給能力が可変になっている点で従来の不揮発性半導体記憶装置と異なる。以下、所定ノードの電圧レベルの例として書き込み及び消去用の電源電圧の場合について説明する。
【0033】
図2に示すように、電圧判定部38は基準電圧発生回路31と電圧検出回路37で構成されている。図2中の信号ENは電圧検出回路37の起動信号であり、電圧検出回路37は高レベル(例えばVcc)でイネーブル(動作可能)となり、低レベル(例えば接地電位)でディスエーブル(動作不能)となる。電圧検出回路37は書き込み及び消去動作時にイネーブルになる。上記以外の動作時においては、消費電流低減のためディスエーブルにするのが望ましいが、特に限定するものではなく、必要に応じてディスエーブルにすれば良い。ディスエーブル時には電圧検出回路37の消費電流をなるべく少なくするように、特に抵抗R1及び抵抗R2に貫通電流が流れないようにする。REF信号は基準電圧発生回路31の出力であり、書き込み及び消去動作時に一定電圧(例えば2V)を出力する。VREFは書き込み及び消去用の電源電圧Vppを降圧して発生される信号である。本第1実施形態では、降圧回路は抵抗R1、R2にて構成されている。電源電圧Vppの動作下限電圧が例えば2.7Vのとき、VREFが2Vになるように、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比を決定する。抵抗値は電源電圧Vppの電流供給能力が低下しない程度の値に設定する(例えばR1及びR2を流れる電流を数μA程度にする)。本第1実施形態においては、電圧を降圧する方法として抵抗を使用して分圧したが、ダイオードを使用する等、他の方法で実現しても構わない。基準電圧発生回路31の出力REFとVREFはコンパレータ32aに入力される。電源電圧Vppが2.7V以下になると、VREFはREFより小さくなり、コンパレータ32aは低レベルの信号DETOUTを出力する。また、電源電圧Vppが2.7V以上の場合には、VREFはREFより大きくなり、コンパレータ32aは高レベルの信号DETOUTを出力する。コンパレータ32aの出力信号DETOUTは、後述する図9中の書き込み動作のフローチャートのステップ#40における所定ノードの電圧レベルの判定信号として使用される。出力信号DETOUTが低レベルのとき、電源電圧Vppが所望の電圧に達していないと判定して、書き込みビット数のチェックを行えば良い。
【0034】
図3に、本発明装置の昇圧回路30を示す。昇圧回路30は、データの書き込み及び消去時に動作し、当該動作に必要な高電圧を発生する(例えば12V)。図3に示すように、昇圧回路30は、コンパレータ32、発振回路36、2つの駆動信号発生回路33a、33b、2つのポンプセル回路34a、34b、ダイオードチェーン35、その他の論理回路で構成されている。
【0035】
次に、本発明装置の記憶領域への書き込み動作について、書き込みデータ長が16ビット、書き込みビット数が2のべき乗の場合について説明する。
【0036】
図9に、本発明装置の記憶領域への書き込み動作時の制御回路41及び書き換え単位決定部44による処理手順について示す。書き込み動作がスタートすると、先ず、書き込みデータを期待値として書き込みデータレジスタ29に取り込み(#10)、引き続き、同時に書き込む書き込みビット数(2値セルの場合はメモリセル数に同じ)の初期設定を行う(#11)。例えば、2ビットに設定する。次に、昇圧回路30と書き込み・消去電圧発生回路21を順にイネーブルにする(#20、#30)。書き込み・消去電圧発生回路21が所望の電圧を出力できるまでの時間待ちを行い、電圧検出回路37により、電源電圧Vppのチェックを行う(#40)。電源電圧Vppの電圧レベル が所望の電圧値(例えば、2.7V)より低い場合に、書き込みビット数のチェックを行う(#41)。書き込みビット数が1ビットでない場合は、書き込みビット数を半分に減らして(#42)、再度、昇圧回路30の立ち上げから所定の動作を行う(#43、#44、#20〜#41)。当該動作は、書き込みビット数が1ビットになるまで繰り返される。例えば、書き込みビット数の初期値が2ビットの場合は、書き込みビット数を1ビットにして、再度電圧レベルの判定を行う。ここで、書き込みビット数が1ビットで、電圧レベルが所望の電圧値(2.7V)より低い場合は、「書き込み動作失敗」状態として、メモリセルに書き込み電圧の印加を行わない。
【0037】
ここで、図9に示す書き込みフローチャートのステップ#42において、書き込みビット数を半分にするのに伴い、対応する駆動信号発生回路33bとポンプセル回路34bをディスエーブルにする。図3は、書き込みビット数の初期値(#11)が2ビットの場合の構成例を示す。書き込みビット数が半分の1ビットになると、信号POFFが高レベルとなり、駆動信号発生回路33bとポンプセル回路34bがディスエーブルになり、昇圧回路30の電流供給能力は約半分になる。昇圧回路30の消費電力はポンプセル回路34a、34b内にあるキャパシタを駆動する駆動信号発生回路33a、33bが大半を占めている(電源電圧Vppの消費電流の約80%〜85%)。従って、電気的に書き換え可能な不揮発性記憶領域の書き換え時の消費電力を最大約42.5%削減することができる。
【0038】
このときの消費電流が、電源電圧Vppの電流供給能力以内であれば、電源電圧Vppの降下を引き起こすことなく、不揮発性記憶領域の書き換えを実施することが可能となる。
【0039】
昇圧回路30内の駆動信号発生回路33a、33b及びポンプセル回路34a、34bの制御は、書き込みビット数の最大値に応じて決定すればよい。即ち、書き込みビット数が4ビットの場合、昇圧回路30内の駆動信号発生回路33及びポンプセル回路34の電流供給能力及び消費電力が1/1、1/2、1/4にできるような回路構成にしておく。尚、昇圧回路30の基本的な昇圧動作については図8に例示した従来の昇圧回路30と同様である。
【0040】
図9のフローチャートの上記ステップ#40において、電圧レベルが所望の電圧値より高い場合は、メモリセルに書き込み電圧の印加を行う(#50)。書き込みデータ長が16ビットで、書き込みビット数が2ビットの場合は、書き込みデータを8分割して8回に分けて書き込み動作(メモリセルへの書き込み電圧の印加)を実行する。また、書き込みビット数が1ビットのときは、書き込みデータを16分割して16回に分けて書き込み動作を実行する。以降の動作(#50〜#130)は、図11に示した従来の不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作と同様である。
【0041】
ステップ#11において、書き込みビット数を2のべき乗(本第1実施形態では2ビット)に設定しているのは、データ長は一般的に、8ビット、16ビット等、2のべき乗となっており、また書き込みビット数を半分にした場合、2回メモリセルへの印加動作を繰り返すことで、書き込みビット数を半分にする前の動作を実現することができ、書き込みデータの扱いが特に簡単になるからである。
【0042】
しかしながら、書き込みビット数が2のべき乗に設定し、更に、書き込みビット数を半分に減らすという方法ではなく、例えば、VREF電圧レベルを複数通り用意しておき、複数通りの判定結果に基づいて予め定められた書き込みビット数に設定するようにしても構わない。
【0043】
所定ノードの電圧レベルの例として書き込み及び消去用の電源電圧Vppの場合について説明したが、電源電圧がVccしかないフラッシュメモリの場合は、Vccで行っても構わない。
【0044】
〈第2実施形態〉
次に、第2実施形態として、書き込み電圧の印加毎に書き込みビット数の設定を行う場合について説明する。図10に、本発明装置の記憶領域への書き込み動作時の制御回路41及び書き換え単位決定部44による処理手順について示す。
【0045】
本第2実施形態では、書き込みデータを分割して、書き込み電圧を印加する毎に(#50、#60)、電圧レベルの判定(#40)を行い、所望の電圧に達していないときは、書き込みビット数の変更を行う(#42)。このように、ステップ#60で最後のビットでない場合、つまり、まだ書き込みデータが残っている状況で、再度電圧レベルのチェックを行うことで、安定してメモリセルに書き込み電圧を印加することが可能となり、次の、ベリファイ動作(#70)が成功し易くできる。他の動作については、上記第1実施形態と同様である。
【0046】
〈第3実施形態〉
次に、本発明装置の第3実施形態について説明する。上記第1及び第2実施形態では、電圧検出回路37は電源電圧Vppの電圧レベル、具体的には、電源電圧Vppを降圧した電圧レベルのチェックを行っていたが、本第3実施形態では、電圧検出回路37が、昇圧回路30の出力電圧V11、具体的には、出力電圧V11を降圧した電圧レベルで電圧レベルのチェックを行うようにしても構わない。
【0047】
図2中のVREFは昇圧回路30の出力電圧V11を降圧して発生される電圧レベルとなる。電圧検出回路37自体の回路構成は、第1実施形態と同じである。使用する電圧が電源電圧Vppから昇圧回路の出力電圧V11に変更になり、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比を出力電圧V11の電圧レベルに併せて調整している点で、第1実施形態と異なる。例えば、出力電圧V11の動作下限電圧レベルが8.5Vのとき、VREFが2Vになるように、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比を決定する。抵抗R1と抵抗R2の抵抗値は、昇圧回路30の電流供給能力が低下しない程度の値に設定する。例えば、R1及びR2を流れる電流を数μA程度にする。
【0048】
本第3実施形態においては、電圧を降圧する方法として抵抗を使用したが、ダイオードを使用する等、他の方法で実現しても構わない。基準電圧発生回路31の出力REFとVREFはコンパレータ32aに入力される。昇圧回路30の出力電圧V11が8.5V以下になると、VREFはREFより小さくなり、コンパレータ32aは低レベルの信号DETOUTを出力する。また、昇圧回路30の出力電圧V11が8.5V以上の場合には、VREFはREFより大きくなり、コンパレータ32aは高レベルの信号DETOUTを出力する。コンパレータ32aの出力信号DETOUTは、図9中の書き込み動作のフローチャートのステップ#40における所定ノードの電圧レベルの判定信号として使用される。他の動作については上記第1実施形態と同様である。
【0049】
〈第4実施形態〉
次に、本発明装置の第4実施形態について説明する。上記第1及び第2実施形態では、電圧検出回路37は電源電圧Vppの電圧レベル、具体的には、電源電圧Vppを降圧した電圧レベルのチェックを行っていたが、本第4実施形態では、電圧検出回路37が、書き込み・消去電圧発生回路21の出力電圧、具体的には、当該出力電圧を降圧した電圧レベルで電圧レベルのチェックを行うようにしても構わない。
【0050】
図2中のVREFは書き込み・消去電圧発生回路21の出力電圧を降圧して発生される電圧レベルとなる。電圧検出回路37自体の回路構成は、第1実施形態と同じである。使用する電圧が電源電圧Vppから書き込み・消去電圧発生回路21の出力電圧に変更になり、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比を当該出力電圧の電圧レベルに併せて調整している点で、第1実施形態と異なる。例えば、出力電圧の動作下限電圧レベルが8.5Vのとき、VREFが2Vになるように、抵抗R1と抵抗R2の抵抗比を決定する。抵抗R1と抵抗R2の抵抗値は、昇圧回路30の電流供給能力が低下しない程度の値に設定する。例えば、R1及びR2を流れる電流を数μA程度にする。
【0051】
本第実施形態においては、電圧を降圧する方法として抵抗を使用したが、ダイオードを使用する等、他の方法で実現しても構わない。基準電圧発生回路31の出力REFとVREFはコンパレータ32aに入力される。書き込み・消去電圧発生回路21の出力電圧が8.5V以下になると、VREFはREFより小さくなり、コンパレータ32aは低レベルの信号DETOUTを出力する。また、書き込み・消去電圧発生回路21の出力電圧が8.5V以上の場合には、VREFはREFより大きくなり、コンパレータ32aは高レベルの信号DETOUTを出力する。コンパレータ32aの出力信号DETOUTは、図9中の書き込み動作のフローチャートのステップ#40における所定ノードの電圧レベルの判定信号として使用される。他の動作については上記第1実施形態と同様である。
【0052】
〈第5実施形態〉
更に、第5実施形態として、制御回路41内に設けられた一括書き換え判定部45が、電源電圧Vppの電源供給能力に応じて、記憶領域であるフラッシュメモリセルアレイ24の書き換え範囲を設定する場合について示す。尚、本第5実施形態では、上記第1〜第4実施形態と異なり、書き換えはデータの消去動作となる。
【0053】
最近のフラッシュメモリでは、消去単位であるブロックサイズが全て同じである均等ブロック型の他に、ブロックサイズが異なるブートブロック型も数多く生産されている。例えばブートブロック型の8メガビット品は、記憶領域であるフラッシュメモリセルアレイ24が、512キロビットのブロック(以下簡単にメインブロックという)15個と64キロビットのブロック(以下簡単にブートブロックという)8個から構成されている。
【0054】
消去動作において、メモリセルのソースへの電圧印加は、1つのブロックのメモリセルの全てに対して同時に行われる。従って、メモリセルのソースを所望の電圧(例えば12V)に充電する場合、ブロックサイズが小さい方が負荷も小さくなり、昇圧回路が供給しなければならない電流も少なくて済む。消去動作において、図2に示す電圧検出回路37の出力DETOUTが低レベルのとき、図1中のアドレスレジスタ26の値を確認し、ブートブロックであれば、信号POFFを高レベルにし、駆動信号発生回路33b、ポンプセル回路34bを共にディスエーブルにして、再度電圧レベルのチェックを行えば良い。
【0055】
ここで、電圧検出回路37の出力DETOUTが低レベルで、且つ、アドレスレジスタ26の値がメインブロックを指していれば、「消去動作失敗」状態と判定してメモリセルのソースに対し消去電圧を印加しない。フラッシュメモリの基本的な消去動作については従来の不揮発性半導体記憶装置と同様である。また、図1中の昇圧回路30の基本的な動作についても、従来の不揮発性半導体記憶装置と同様である。
【0056】
〈第6実施形態〉
次に、第6実施形態として、本発明装置を備えた本発明に係るICカードについて、図12に基づき説明する。ICカードが、電力給電及び信号通信を非接触で実行可能であるとともに、前記電力給電と前記信号通信用の接触端子を有する接触・非接触兼用型のコンビネーションICカードであって、外部クロック端子CLKより入力される接触型通信用クロックCLK1の周波数と、アンテナコイル15にて受信された非接触型通信用クロックRFCLKの周波数との違いによって、接触動作が非接触動作かを区別し、書き込みビット数を別途設定する場合について説明する。
【0057】
接触動作は、主に銀行カード等の金融系のカードに用いられ、外部クロック端子CLKに入力される接触型通信用クロックの周波数は3.5MHzまたは4.9MHzである。一方、非接触動作は、電車やバス等の交通系のカードに用いられ、非接触型通信用クロックの周波数は13.56MHzである。尚、夫々の周波数は、ICカードにおける通信インターフェイスとして規格化され多用されている。
【0058】
本第6実施形態においては、外部クロック端子CLKに入力される接触型通信用クロックCLK1の周波数と、アンテナコイルにて受信された非接触型通信用クロックRFCLKの周波数の46を設けて、接触動作と非接触動作を判別する。即ち、接触型通信用クロックCLK1及び非接触型通信用クロックRFCLKを、夫々、接触型通信用カウンタ47及び非接触型通信用カウンタ48にてカウントし、何れか先にオーバーフローした方を切替手段としてのRSフリップフロップ49 が保持する。このようにして接触型通信用クロックCLK1の周波数と非接触型通信用クロックRFCLKとの周波数の違いによって、接触型通信又は非接触型通信の何れの通信であるかの判別を行うことができる。制御回路41はRSフリップフロップ49の値により、接触モードか非接触モードかを判定することが可能となる。
【0059】
接触モードでは外部電源端子よりVcc並びにVppに安定した電源が供給されるので、例えば書き込みビット数を4ビットに設定し、非接触モードでは安定性を重視して書き込みビット数を2ビットに設定するなど、接触モードと非接触モードとで書き込みビット数を個別に設定することが可能となる。
【0060】
〈第7実施形態〉
次に、第7実施形態として、本発明装置を備えた本発明に係るICカードについて、図13に基づき説明する。コンビネーションICカードにおいて、外部リセット端子RSTと、電源電圧の立ち上がりを検出する回路により、接触動作が非接触動作かを区別し、書き込みビット数を別途設定する場合について説明する。
【0061】
ICカードはリセット状態時に回路の初期化を行う。非接触動作においては、外部端子からの入力がないため、電源電圧の立ち上がりを検出して回路の初期化を行う。ICカードが電磁波を受け取ると、ICカード内部に埋め込まれたアンテナ15により電磁誘導が起きる。電磁誘導により発生した信号は、整流回路11に通すことにより正の電圧に変換され、更にレギュレータ16、レギュレータ17を介して平滑され、これを電力源としてCPUコア40に供給される。一般的なICモジュールの電源電圧(VccおよびVpp)は5Vまたは3.3Vである。電源電圧Vccの立ち上がりは、図1中の電圧検出回路37のような構成にすることで検出することができる。例えば、電源電圧が2.0Vより高くなったときに、電圧検出回路は高レベルの信号を出力し、電圧検出回路の出力信号より、一定期間リセット状態にすればよい。接触動作においては、外部リセット端子RSTに低レベルを与えることにより、また、電源電圧Vccの立ち上がりを検出することによりリセット状態となる。外部リセット端子RSTは、非接触動作時には信号が入力されないので、電源電圧(例えばVcc)にプルアップしておく。接触動作におけるリセット解除は、外部リセット端子RSTが高レベルになったときと、電源電圧Vccの立ち上がり後の一定期間の何れか遅い方になる。
【0062】
本第7実施形態においてはリセットの状態を格納するレジスタ60を設ける。このレジスタ60は外部リセット端子RSTの電圧レベルが低レベルになったときに「1」となり、電源電圧Vccが、例えば2.0V以下でかつ外部リセット端子RSTが高レベルのとき「0」となる。電源電圧Vccが、例えば2.0V以上のときは、レジスタ60はその値を保持する。即ち、電源電圧Vccが立ち上がり、外部リセット端子RSTが高レベルとなってリセット状態が解除されても、レジスタ60は「1」を保持する。制御回路41はこのレジスタの値により、接触モードか非接触モードかを判定することができる。接触モードでは外部電源端子よりVcc並びにVppに安定した電源が供給されるので、例えば書き込みビット数を4ビットに設定し、非接触モードでは動作の安定性、また動作通信距離の確保等を重視して書き込みビット数を2ビットにするなど、接触モードと非接触モードとで書き込みビット数を個別に設定することが可能となる。
【0063】
尚、電源電圧の立ち上がりの検出は、電源電圧Vppの場合でも電源電圧Vccの場合と同様の構成で実現することができる。
【0064】
以上、本発明装置及び本発明装置を用いたICカードにつき説明したが、これらは、上記第1乃至第7の実施形態に限定されるものではない。例えば、不揮発性のメモリセルからなる記憶領域として、フラッシュメモリセルアレイ以外にEEPROMアレイ等、書き換え時に昇圧電圧を必要とするものであっても構わない。
【0065】
また、上記第1乃至第7の実施形態では、メモリセルは2値データ、つまり、1ビットデータを記憶する場合を例に説明したが、メモリセルは3値以上の多値データを記憶するものであっても構わない。かかる場合は、図9、図10に示すアルゴリズムとは異なる書き込みアルゴリズムを使用することになるが、例えば電源電圧Vppの電圧レベルによって同時に書き込むメモリセル数を適切な値に設定する点は、同様に適用可能である。
【0066】
また、本発明装置を用いたICカードは、コンビネーションICカード以外に、電力給電及び信号通信を非接触で実行可能な非接触ICカードであってもよい。
【0067】
更に、本発明装置はICカードに限らず、携帯電話向け等電池駆動で電流供給能力が変化する場合にも本発明を適用することができるのは言うまでも無い。その他、本発明装置及び本発明装置を用いたICカードは、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、上記第1乃至第7の実施形態に対して、種々変形を施してして実施することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、電源供給能力が低い、または、不安定な場合でも、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域の書き換えを安定して確実に行うことができる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
【0069】
更に、不揮発性半導体記憶装置を備えてなるICカードにおいて、外部からの電源供給能力に制約がある場合においても、安定して記憶領域へのデータの書き換えが可能なICカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態を示すブロック構成図
【図2】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の電圧判定部を示す回路図
【図3】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の昇圧回路を示す回路図
【図4】フラッシュメモリセルの構造を説明する等価回路図
【図5】フラッシュメモリセルアレイの構造を説明する回路図
【図6】ICモジュールの構成例を示すブロック構成図
【図7】従来の不揮発性半導体記憶装置の一例を示すブロック構成図
【図8】従来の不揮発性半導体記憶装置の昇圧回路の一例を示す回路図
【図9】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態における書き込み動作を示すフローチャート
【図10】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態における書き込み動作を示すフローチャート
【図11】従来の不揮発性半導体記憶装置における書き込み動作を示すフローチャート
【図12】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置を備えたコンビネーションICカードの第6実施形態における構成を示すブロック構成図
【図13】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置を備えたコンビネーションICカードの第7実施形態における構成を示すブロック構成図
【符号の説明】
10 非接触インターフェイス
11 整流回路
12 変調回路
13 復調回路
14 クロック分離回路
15 アンテナ
16 レギュレータ
17 レギュレータ
20 フラッシュマクロ
21 書き込み・消去電圧発生回路
22 行デコーダ
23 列デコーダ
24 フラッシュメモリセルアレイ
25 センスアンプ
26 アドレスレジスタ
27 入出力バッファ
28 読み出しデータレジスタ
29 書き込みデータレジスタ
30 昇圧回路
31 基準電圧発生回路
32 コンパレータ
32a コンパレータ
33 駆動信号発生回路
33a 駆動信号発生回路
33b 駆動信号発生回路
34 ポンプセル回路
34a ポンプセル回路
34b ポンプセル回路
35 ダイオードチェーン
36 発振回路
37 電圧検出回路
38 電圧判定部
40 CPUコア
41 制御回路
42 ROM
43 RAM
44 書き換え単位決定部
45 一括書き換え判定部
46 位相差を比較する回路
47 接触型通信用カウンタ
48 非接触型通信用カウンタ
49 RSフリップフロップ
51 コントロールゲート
52 フローティングゲート
53 ソース
54 ドレイン
60 レジスタ
CLK 外部クロック端子
CLK1 接触型通信用クロック
R1 抵抗
R2 抵抗
RFCLK 非接触型通信用クロック
RST 外部リセット端子
Vcc 電源端子
Vpp 電源端子

Claims (14)

  1. 電気的に書き込み及び消去可能な不揮発性の複数のメモリセルからなる記憶領域と、電源電圧を昇圧して、前記記憶領域の書き込み及び消去に必要な電圧を発生する昇圧回路と、を有する不揮発性半導体記憶装置において、
    前記記憶領域の書き込み及び消去時における前記半導体記憶装置内の所定ノードの電圧レベルを判定する電圧判定部と、前記電圧判定部の判定結果に基づき一度に書き込む入力データのビット数を決定する書き換え単位決定部と、を備え
    前記所定ノードの電圧レベルが所望の基準電圧に達していない場合、前記書き換え単位決定部が、既設定の一度に書き込む入力データのビット数を減じるビット数削減処理を行うとともに、前記昇圧回路が、前記ビット数削減処理による前記ビット数の減少率に応じて前記昇圧回路の電流供給能力を減じる処理を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記ビット数削減処理によって、一度に書き込む前記入力データのビット数が予め定められた最小単位まで減じられた後も、前記所定ノードの電圧レベルが前記所望の基準電圧に達していない時には、前記データの前記記憶領域への書き込みを禁止することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記一度に書き込む入力データのビット数が、前記入力データの総ビット数の約数であることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記一度に書き込む入力データのビット数に対応する前記メモリセルの数が、2のべき乗であることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記電圧判定部の判定結果に基づき前記記憶領域内の消去対象となる範囲を一括して消去可能かどうかを判定する一括書き換え判定部を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記電圧判定部は、前記所定ノードの電圧を分圧する分圧回路と、一定電圧の基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記基準電圧発生回路の出力する前記基準電圧と前記分圧回路の出力電圧を比較するコンパレータを備えていることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記所定ノードの電圧は電源電圧であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記所定ノードの電圧は前記昇圧回路の出力電圧であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記所定ノードの電圧は前記メモリセルに接続する少なくとも1つの信号線電圧であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記電圧判定部は、前記記憶領域の書き換えに必要な電圧を前記メモリセルに印加する毎に、前記各電圧印加前に、前記所定ノードの電圧レベルを判定することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記記憶領域が、入力データの電気的な書き込みと前記記憶領域の一部または全部に対して一括で書き込みデータの電気的な消去が可能なフラッシュメモリで構成されていることを特徴とする請求項1から1の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項1から1の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置を備えてなることを特徴とするICカード。
  13. 非接触で電力給電及び信号通信を行う非接触ICカードであることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
  14. 電力給電及び信号通信を非接触で実行可能であるとともに、前記電力給電と前記信号通信用の接触端子を有する接触・非接触兼用型のコンビネーションICカードであることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
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