JP3689129B2 - 仮名漢字変換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、仮名漢字変換装置に関し、特にワードプロセッサ等に搭載して利用される変換対象の漢字の範囲を任意に制御し得る仮名漢字変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ワードプロセッサや電子手帳の対象ユーザ層の範囲が拡大しつつある。特に、対象ユーザの低年齢化が進んでおり、子供用の電子手帳、ワードプロセッサが数多く提供されるようになっている。この子供向けの電子手帳やワードプロセッサにおいて、通常の仮名漢字変換機能を用いると、仮名漢字変換時に子供が読めない漢字に変換されてしまい、低年齢の子供にとっては使用が難しくなってしまう。
【0003】
一方、教育の現場においては、学習の各段階に応じて使用する漢字の範囲が決まっているが、例えばCAI(コンピュータ援用教育)において、通常の仮名漢字変換機能を用いると、漢字の書取を行う場合などに、仮名漢字変換により問題の読みが漢字に変換されてしまい、答えが表示されてしまうので、教師の指導上困る場合がある。そこで、利用できる漢字もしくは利用させたい漢字を任意に指定し、範囲外の漢字については変換しても出現しないようにする手段が望まれていた。
【0004】
この希望を満足するものとして、特開平5ー165806号公報には、変換対象の漢字の範囲を任意に制御することができる仮名漢字変換方法及び仮名漢字変換装置が開示されている。この仮名漢字変換装置は、図12に示すように、仮名等を入力する入力手段1と、入力された仮名に対応する漢字を生成する仮名漢字変換処理手段2と、仮名に対応する漢字を格納する仮名漢字変換辞書3と、指定された範囲の漢字を格納する変換範囲指定辞書4と、仮名漢字変換処理を制御する変換制御手段5と、アプリケーション処理を行うアプリケーション処理手段6とを具備している。
【0005】
次に、本従来例の動作について説明する。
【0006】
入力手段1により仮名が入力されると、仮名漢字変換処理手段2により仮名漢字変換辞書3が参照されて仮名に対応する漢字が生成される。漢字が生成された後、仮名漢字変換処理手段2により変換されたすべての漢字が変換範囲設定辞書4に設定されている指定変換範囲の漢字に含まれているか否かが調べられ、指定変換範囲に含まれている場合、アプリケーション処理手段6へ出力される。また、変換された漢字に指定変換範囲に含まれていない漢字がある場合、再度、仮名漢字変換処理手段2により漢字変換が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の仮名漢字変換装置では、利用可能な対象漢字を制約する機能を有し、利用できる漢字もしくは利用させたい漢字を指定できるようにして変換の際に指定外の漢字が出力されないようにしているが、その判断は、あくまでも漢字の範囲表との照合によって行っている。例えば、上記の仮名漢字変換装置によれば、漢字の変換範囲を1年生で習う教育漢字とした場合、「かようび」という読みに対して仮名漢字変換処理手段2によって変換処理が行われ、「火曜日」という変換結果が得られるが、変換範囲指定辞書4には「曜」が含まれていないので、「火よう日」という変換結果が出力される。
【0008】
ところが、「火」という漢字に対して複数の読みがある場合でも、利用者が学習している読みは「ひ」だけの場合がある。なぜなら、「ひ」という読み仮名に対応して変換される「火」という漢字は、学習指導要領により1年生で履修するべき漢字であることが定められているが、「ひ」、「カ」という複数ある読みの履修時期は定められていないからである。例えば、市販されているいくつかの教科書によれば、「火」という漢字に対して「ひ」という読みを先に学習し、その後に「カ」という読みを学習する。従って、従来装置では、一つの漢字表記に対していくつかの読みを有する場合に、利用できるもしくは利用させたい「読み」の対象範囲にかかわらず、結果を出力してしまうことになり、境域指導上不都合が生じる。また、低年齢の利用者にとっては、知らない読みで変換が行われ、使用が難しくなってしまう。
【0009】
更に、変換範囲指定辞書4を参照して変換処理制御を行うために、1文字づつの変換にならざるを得ないため、通常の仮名漢字変換処理において、例えば、「ようす」という読みに対して、「様」という漢字が対象漢字範囲に入っていない場合、「よう」で再変換処理が行われる。そして、「仮名」に対応する別の仮名漢字変換結果が得られ、再度、変換範囲指定辞書が参照される。再変換結果が対象漢字範囲に入っている場合は、熟語としての組み合わせにかかわらず、出力されてしまう。それ故、例えば「用子」などのように、1文字毎の変換結果としては正しいが、熟語としては正しくない変換結果が出力されてしまう。そして、出力結果をみて、利用者が再度変換指示を出すことになり、かえって変換回数が増大するために、利用者に負担がかかる。また、低年齢層の利用者においては、変換結果が正しいか否かにかかわらず、操作に不安を与えてしまう。
【0010】
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたもので、既存の仮名漢字変換機能に、教育の各段階に合わせるように利用可能な漢字を制約する機能が付加されると共に、利用できる漢字及び利用させたい漢字を表記だけではなく、読みとの組み合わせから指定できるようにして、変換の際に指定範囲外の漢字を出現させないようにすると共に、熟語を含む場合には、1文字毎の表記だけでなく、熟語全体としての漢字変換が正しく行われ、かつ通知された漢字が指定された漢字の範囲であり、指定変換範囲外の読みで変換された漢字である場合には、生成された漢字に新規の読み仮名を付与して表示させる仮名漢字変換装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の仮名漢字変換装置は、仮名漢字変換を可能とする読みの範囲について登録する変換範囲読み指定辞書と、仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、変換範囲漢字指定辞書を参照して、通知された変換結果が指定された変換範囲内の漢字によるものか否かを調べ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字を、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、仮名漢字変換処理手段により再変換させる仮名漢字変換処理制御手段と、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であった場合に、変換範囲読み指定辞書を参照して、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かを調べ、指定変換範囲外の読みで変換された漢字を再び仮名に変換させる読み変換制御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の仮名漢字変換装置は、仮名漢字変換を可能とする読みの範囲について登録する変換範囲読み指定辞書と、仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、変換範囲漢字指定辞書を参照して、通知された変換結果が指定された変換範囲内の漢字によるものか否かを調べ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字を、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、仮名漢字変換処理手段により再変換させる仮名漢字変換処理制御手段と、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であった場合に、変換範囲読み指定辞書を参照して、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かを調べる読み変換制御手段と、指定変換範囲外の読みで変換された漢字にルビを付与するように読み変換制御手段を制御する読み仮名付与手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の仮名漢字変換装置は、仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、変換結果が熟語か否かを判断し、変換結果が熟語であると判断された場合、変換結果の一文字ずつを変換範囲漢字指定辞書と参照し、いずれかの文字が指定された変換範囲内の漢字でなかった場合は熟語全体の読みを用いて再度漢字への変換を行なうように仮名漢字変換処理手段を制御すると共に、新たな変換結果が生成できない場合は、指定された変換範囲内でなかった漢字を再び仮名に変換させるように仮名漢字変換処理手段を制御する熟語変換制御手段をさらに具備することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の仮名漢字変換装置は、変換範囲読み指定辞書における読みの範囲の設定を任意に変更できる読み指定設定手段を更に備え、設定された読みの範囲に基づいて変換処理を行なうことを特徴とする。
【0016】
【作用】
請求項1に記載の仮名漢字変換装置においては、入力手段により文字、指示等が入力され、仮名漢字変換処理手段により入力手段から入力された読み仮名に対する漢字が生成される。この際、読み仮名と漢字との対応表を有する仮名漢字変換辞書が参照される。予め、変換範囲漢字指定辞書に仮名漢字変換を可能とする漢字の範囲が登録され、かつ変換範囲読み指定辞書に仮名漢字変換を可能とする読みの範囲が登録される。仮名漢字変換結果が通知された場合、仮名漢字変換処理制御手段により、通知された変換結果が指定された漢字変換範囲内の漢字によるものか否かが調べられ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字が、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、再変換され、通知された変換結果の漢字が指定された漢字変換範囲内の漢字であった場合に、読み変換制御手段により、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かが調べられ、指定変換範囲外の読みで変換された漢字が再び仮名に変換され、出力手段により変換された結果が出力される。
【0017】
請求項2の仮名漢字変換装置においては、読み仮名付与手段により、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であり、かつ指定変換範囲外の読みで変換された漢字である場合、指定変換範囲外の読みで変換された漢字にルビが付与されるように読み変換制御手段が制御される。例えば、漢字が指定変換範囲内であり、読みが対象範囲外であった場合、漢字を読み仮名に再変換させる代わりに、漢字に読み仮名のルビを振って出力させる。
【0018】
請求項3の仮名漢字変換装置においては、仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、熟語変換制御手段により、変換結果が熟語であるか否かが判断され、変換結果が熟語であると判断された場合、変換結果の一文字ずつが変換範囲指定辞書と参照され、通知されたいずれかの文字が指定された変換範囲内の漢字でなかった場合は熟語全体の読みを用いて再度漢字への変換を行なうように前記仮名漢字変換処理手段が制御されると共に、新たな変換結果が生成できない場合は、前記指定された変換範囲内でなかった漢字を再び仮名に変換させるように前記仮名漢字変換処理手段が制御される。これにより、利用できる漢字及び利用させたい漢字を表記だけでなく、読みとの組み合わせから任意の漢字を指定できるようにして、変換の際に指定範囲外の漢字を出現しないようにさせることができる。
【0019】
請求項4の仮名漢字変換装置においては、読み指定設定手段により、変換範囲読み指定辞書における読みの範囲の設定を任意に変更できる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の仮名漢字変換装置の第1の実施例を図1を参照しながら説明する。
【0022】
本実施例の仮名漢字変換装置は、文字、指示等を入力する入力手段101と、入力手段101から入力された読み仮名に対する漢字を生成する仮名漢字変換処理手段102と、読み仮名と漢字との対応表を有する仮名漢字変換辞書103と、仮名漢字変換を可能とする範囲について指定する漢字変換範囲指定手段104と、仮名漢字変換を可能とする漢字の範囲について登録する変換範囲漢字指定辞書105と、仮名漢字変換を可能とする読みの範囲について登録する変換範囲読み指定辞書106と、仮名漢字変換処理手段102から変換結果が通知された場合、前記変換範囲指定辞書105、106を参照して、通知された変換結果が指定された漢字範囲内の漢字によるものか否かを調べ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字を前記仮名漢字変換処理手段102により再変換させる仮名漢字変換処理制御手段108と、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であった場合に、読みが指定された範囲指定内の読みによるものか否かを調べ、指定変換範囲外の読みで変換された漢字を前記仮名漢字変換処理手段102に再変換させる読み制御手段109と、変換された結果を出力する出力手段112と、通知された変換結果が熟語から構成されている場合、一文字づつ変換範囲指定辞書105、106を参照し、通知されたいずれかの変換結果が指定された漢字範囲指定内の漢字でなかった場合は、熟語を構成する漢字全体で再変換させるように前記仮名漢字変換処理制御手段108を制御する熟語変換制御手段110とを具備している。なお、前記漢字変換範囲指定手段104は、変換範囲漢字指定辞書105と、変換範囲読み指定辞書106と、変換範囲漢字指定辞書105及び変換範囲読み指定辞書106の辞書範囲を制御する変換範囲辞書制御手段113とから構成されている。
【0023】
次に、本実施例の作用を図2のフローチャートに沿って説明する。
【0024】
使用者が入力手段101から「読み」を入力すると(ステップ1)、入力された読みが仮名漢字変換処理手段102に通知される(ステップ2)。仮名漢字変換処理手段102は例えばワードプロセッサ等に搭載されている通常の仮名漢字変換処理手段でよい。仮名漢字変換処理手段102により利用者の変換処理指示の入力が受けられ(ステップ3)、仮名漢字変換辞書103が参照されて(ステップ4)、読み仮名に対応する漢字が生成される(ステップ5)。利用者の変換指示は、例えば、キーボード上の変換キー等で実施される。例えば、図4に示すように、「かようび」という「読み」が入力された場合、仮名漢字変換辞書103が参照されて「火曜日」という漢字が生成される。そして、熟語変換制御手段110により生成された漢字が熟語か否かが判断され(ステップ6)、熟語であると判断された場合、熟語フラグiが1とされ、熟語でない場合、熟語フラグiが0とされる。それから、生成された漢字が読み込まれ、変換範囲漢字指定辞書105が参照されて(ステップ7)、生成された漢字が変換範囲漢字指定辞書105に設定されている変換範囲の漢字によって変換されているか否かが調べられる(ステップ8)。
なお、変換範囲漢字指定辞書105は利用者が任意に設定することが可能である。例えば、図3a、図3b、図3cに示すような学年別配当表として学習指導要領の中で定められている第一学年から第六学年までの履修漢字1006字は学年毎にまとめて格納され、各学年の変換許容範囲をその学年までに履修すべき漢字のすべてを含むものと設定してもよい。本実施例に係わる変換範囲漢字指定辞書105は、図3a、図3b、図3cに示す学年別配当表の内、第一学年で履修すべき漢字が格納されているものとする。変換範囲漢字指定辞書105は、「火曜」という生成結果に対して、図5に示すような変換範囲漢字指定辞書が参照され、生成結果が設定された範囲内の漢字か否かが調べられる。変換結果が、変換範囲に入っている場合、次に変換範囲読み指定辞書106が参照され(ステップ9)、読みが設定された変換範囲に入っているか否かが調べられる(ステップ10)。
【0025】
なお、変換範囲読み指定辞書106は前記履修漢字1006字について音訓の読みが対応付けされたものである。変換範囲読み指定辞書106は、図6に示すように、教育現場で使われている複数の教科書毎の音訓表が格納されている。図5に示す変換範囲漢字辞書の設定範囲が1年生で履修すべき漢字であり、指導者の利用する学習教材が教科書Aであったとすれば、変換対象範囲読み辞書106の設定範囲は1年生の教科書Aにおいて習う漢字の読みが格納される。従って、読みが入っている場合は、変換結果がCRT等の出力手段112に表示される(ステップ11)。また、読みが対象範囲に入っていない場合、読み変換制御手段109により生成されている漢字が再び仮名に変換されて、変換結果がCRT等の出力手段112に表示される(ステップ12)。そして、利用者が確定処理を行うと、変換結果が確定される(ステップ13)。
【0026】
なお、上述ステップ8において、生成された漢字が変換範囲漢字指定辞書105に設定されている変換範囲の漢字によって変換されていないと判断された場合、熟語フラグiが1か否か、すなわち変換結果が熟語か否かが判断され、熟語でないと判断された場合、仮名漢字変換手段102に再変換処理要求が出され(ステップ15)、上述ステップ4に戻る。そして、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまでステップ4からステップ7までの処理が繰り返される。また、熟語であると判断された場合、熟語情報が保持され(ステップ16)、ステップ15へ移り、以降の動作を行う。
【0027】
ここで、熟語が入力された場合の動作について詳細に説明する。
【0028】
使用者が入力手段101から例えば「なまえ」という「読み」を入力すると(ステップ1)、入力された読みが仮名漢字変換処理手段102に通知される(ステップ2)。仮名漢字変換処理手段102により利用者の変換処理指示の入力が受けられ(ステップ3)、仮名漢字変換辞書103が参照されて(ステップ4)、読み仮名に対応する漢字「名前」が生成される(ステップ5)。そして、熟語変換制御手段110により生成された漢字が熟語か否かが判断され(ステップ6)、熟語であると判断された場合、熟語フラグiが1とされ、熟語でない場合、熟語フラグiが0とされる。それから、生成された漢字が読み込まれ、変換範囲漢字指定辞書105が参照されて(ステップ7)、生成された漢字が変換範囲漢字指定辞書105に設定されている変換範囲の漢字によって変換されているか否かが調べられる(ステップ8)。変換範囲漢字指定辞書105の設定範囲が1年生で履修すべき漢字だとすれば、「名前」という生成結果に対して、図5の変換範囲漢字設定辞書が参照され、生成結果が設定された範囲内の漢字か否かが1文字づつ調べられる。まず、生成結果「名」が設定された漢字の範囲に入っているか否かが調べられ、入っている場合、変換範囲指定読み辞書106が参照され、生成結果「名」に対する読み仮名「な」が設定された範囲内の読みか否かが調べられる。次に、生成結果「前」に対して、同様の調査が行われる。上述ステップ7において、生成結果「前」が変換範囲漢字指定辞書105の設定範囲に入っていない場合、「名まえ」という熟語全体で再変換処理要求が出され(ステップ15)、上述ステップ4以降の処理が繰り返される。再度、仮名漢字変換辞書が参照されて、読みに対応する変換結果が生成できない場合は、「名まえ」をそのままCRTに表示させる。利用者は生成結果をみて、確定処理を行う。
【0029】
次に、本発明の仮名漢字変換装置の第2の実施例を図7を参照しながら説明する。なお、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
本実施例の仮名漢字変換装置は、通知された変換結果の漢字が指定された漢字範囲内の漢字であり、かつ指定変換範囲外の読みで変換された漢字である場合、生成された漢字に新規の読み仮名を付与して表示させるように前記読み制御手段109を制御する読み仮名付与手段111を具備している。
【0031】
次に、本実施例の動作ついて説明する。
【0032】
例えば、「しんりん」という読みが入力された場合、図2のフローのステップ5において、「森林」という漢字が生成される。この生成された漢字に対して1文字づつ変換範囲漢字設定辞書105が参照される。いずれの漢字も設定された対象範囲の漢字に入っており、読みが設定された対象範囲読み辞書に入っていない場合は、読み仮名付与手段111により、「森林」を「しんりん」に再変換せず、生成された漢字「森林」に対して読み仮名にルビを符って表示される(ステップ12)。
【0033】
次に、本発明の仮名漢字変換装置の第3の実施例を図8を参照しながら説明する。なお、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】
本実施例の仮名漢字変換装置は、漢字の音読み、訓読みを任意の範囲で指定し得る読み指定設定手段107を具備している。
【0035】
次に、本実施例の動作について説明する。
【0036】
1年生で履修すべき漢字「林」を含む変換範囲読み指定辞書の内容の一部は、図6(a)に示すように、学習教材に合わせて、訓読み「はやし」のみを1年生における変換対象読み範囲に指定するが、例えば副教材の内容により、熟語「森林」の読みとして「リン」を利用させたいと指導者が判断する場合は、「リン」の読み設定をオンにすることにより、設定範囲を個別に指定できる。変換範囲読み指定辞書はCRT上で自由に参照することが可能であり、指導者は画面上で、例えば、マウス等の入力手段を用いることにより、図6(b)に示すように、読みの設定が変更される。指導者が読みの設定を変更した場合は、その情報が変換範囲辞書制御手段112に書き込まれ、変換範囲読み指定辞書106の情報が変更される。指導者等の学習教材に合わせた漢字と読み範囲の設定が可能になる。
【0037】
次に、本発明の仮名漢字変換装置の第4の実施例を図9を参照しながら説明する。なお、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0038】
本実施例の子供向けワードプロセッサは、図8に示した上述実施例3と同様の仮名漢字変換装置601と、利用者の生年月日を入力する生年月日入力手段602と、カレンダーを格納するカレンダー手段604と、入力手段101から入力された年齢とカレンダー手段604に格納されているカレンダーより利用者の利用年齢を算出する利用年齢設定手段603と、漢字変換範囲回数をカウントする変換回数カウント手段605とを具備している。
【0039】
次に、本実施例の作用を図10のフローチャートに沿って説明する。
【0040】
利用者は、ワードプロセッサを利用する際に、生年月日入力手段602から利用者の生年月日を入力する(ステップ20)。利用年齢設定手段603により入力された生年月日が読み取られ(ステップ21)、カレンダー手段604が格納するカレンダーが参照されて(ステップ22)、利用者の年齢が抽出される(ステップ23)。そして、利用年齢設定手段603により抽出された利用者の年齢に基づき、変換範囲辞書指定手段104により変換範囲漢字指定辞書105および変換範囲読み指定辞書106から利用者の年齢にあった変換範囲辞書が選択され、記憶される(ステップ24)。これにより、利用者は習った漢字のみを変換することが可能である。また、変換範囲読み指定辞書106には、例えば、教科書等の学習教材に対応した変換範囲読み指定辞書が用意されているが、利用者の学習レベルに合わせて任意に変更してもよい。
【0041】
また、子供がワードプロセッサを自由に利用する場合、子供の学習レベルによって変換範囲指定辞書を任意に変更することは面倒であるので、変換範囲読み設定手段107の中に設けられている変換回数カウント手段605により生成された結果が変換範囲の漢字であり、かつ読みが変換範囲外の読みであるような漢字変換の回数がカウントされ、その結果が変換範囲読み指定辞書106の指定辞書の設定手段の中に書き込まれる。数字が所定の回数を超えた場合は、漢字と読み仮名の対応が利用者により学習されたと判断され、読み設定手段107において、通常の利用者の読み指定辞書の変換範囲では読み設定がオフだった読みの設定がオンに変更される。例えば、読み仮名「しんりん」が入力された場合、変換範囲読み指定辞書106が参照され、「しんりん」という読みが対象範囲の読みに入っていないために、通常は「森林」に「しんりん」というルビが付けられて出力される。しかし、同じ変換を5回以上行った場合は、その漢字に対応する読み仮名を利用者が学習したと判断され、6回目以降の入力に対しては、読み仮名「しんりん」というルビを付けずに漢字「森林」だけを出力する。そして、図11に示すように、利用者により「林」の読み「リン」が5回以上使われたので、読み設定手段107の設定が変換範囲の読みとして設定される。
【0042】
本実施例は、低年齢の学習者を想定して、変換範囲読み指定辞書にのみ、このカウント手段を設定しているが、変換範囲漢字指定辞書105と組み合わせて設定することにより、利用者の学習レベルを向上させるのに有効である。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の仮名漢字変換装置によれば、入力手段により文字、指示等が入力され、仮名漢字変換処理手段により入力手段から入力された読み仮名に対する漢字が生成される。この際、読み仮名と漢字との対応表を有する仮名漢字変換辞書が参照される。予め、変換範囲漢字指定辞書に仮名漢字変換を可能とする漢字の範囲が登録され、かつ変換範囲読み指定辞書に仮名漢字変換を可能とする読みの範囲が登録される。仮名漢字変換結果が通知された場合、仮名漢字変換処理制御手段により、通知された変換結果が指定された変換範囲内の漢字によるものか否かが調べられ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字が、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、再変換され、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲の漢字であった場合に、読み変換制御手段により、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かが調べられ、指定変換範囲外の読みで変換された漢字が再び仮名に変換され、出力手段により変換された結果が出力されるように構成したので、利用できる漢字及び利用させたい漢字の範囲を表記だけでなく、読みとの組み合わせも含めて漢字の変換範囲を任意に指定することができる。
【0044】
請求項2の仮名漢字変換装置によれば、読み仮名付与手段により、通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であり、かつ指定変換範囲外の読みで変換された漢字である場合、指定変換範囲外の読みで変換された漢字にルビが付与されるように読み変換制御手段が制御され、出力手段により変換された結果が出力されるように構成したので、仮名漢字変換の変換効率を下げることなく、利用できる漢字の範囲を指定することができる。
【0045】
請求項3の仮名漢字変換装置によれば、仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、熟語変換制御手段により、変換結果が熟語であるか否かが判断され、変換結果が熟語であると判断された場合、変換結果の一文字ずつが変換範囲指定辞書と参照され、通知されたいずれかの文字が指定された変換範囲内の漢字でなかった場合は熟語全体の読みを用いて再度漢字への変換を行なうように前記仮名漢字変換処理手段が制御されると共に、新たな変換結果が生成できない場合は、前記指定範囲内でなかった漢字を再び仮名に変換させるように前記仮名漢字変換処理手段が制御されるように構成したので、仮名漢字変換の変換効率を下げることなく、利用できる漢字の範囲を指定することができる。
【0046】
請求項4の仮名漢字変換装置によれば、読み指定設定手段により、変換範囲読み指定辞書における読みの範囲の設定を任意に変更できるので、設定された前記読みの範囲に基づいて変換処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2a】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。
【図2b】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3a】学年別漢字配当表を示す図である。
【図3b】学年別漢字配当表を示す図である。
【図3c】学年別漢字配当表を示す図である。
【図4】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第1の実施例の動作を示す図である。
【図5】変換範囲漢字指定辞書の内容の一例を示す図である。
【図6】変換範囲読み指定辞書の内容の一部を示す図である。
【図7】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第3の実施例の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第4の実施例の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第4の実施例の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係わる仮名漢字変換装置の第4の実施例に係わる変換範囲読み指定辞書の内容を示す図である。
【図12】従来の仮名漢字変換装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 入力手段
102 仮名漢字変換処理手段
103 仮名漢字変換辞書
104 漢字変換範囲指定手段
105 変換範囲漢字指定辞書
106 変換範囲読み指定辞書
107 読み設定手段
108 漢字変換処理制御手段
109 読み変換処理制御手段
110 熟語制御手段
111 読み仮名付与手段
112 出力手段
113 変換範囲辞書制御手段
601 仮名漢字変換装置
602 生年月日入力手段
603 利用年齢設定手段
604 カレンダー手段
605 仮名漢字変換回数カウント手段

Claims (4)

  1. 文字、指示等を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された読み仮名に対応する漢字を生成する仮名漢字変換処理手段と、仮名漢字変換を可能とする漢字の範囲について登録する変換範囲漢字指定辞書と、変換された結果を出力する出力手段とを具備する仮名漢字変換装置であって、
    仮名漢字変換を可能とする読みの範囲について登録する変換範囲読み指定辞書と、
    前記仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、前記変換範囲漢字指定辞書を参照して、通知された変換結果が指定された変換範囲内の漢字によるものか否かを調べ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字を、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、前記仮名漢字変換処理手段により再変換させる仮名漢字変換処理制御手段と、
    通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であった場合に、前記変換範囲読み指定辞書を参照して、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かを調べ、指定変換範囲外の読みで変換された漢字を再び仮名に変換させる読み変換制御手段とを具備する仮名漢字変換装置。
  2. 文字、指示等を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された読み仮名に対応する漢字を生成する仮名漢字変換処理手段と、仮名漢字変換を可能とする漢字の範囲について登録する変換範囲漢字指定辞書と、変換された結果を出力する出力手段とを具備する仮名漢字変換装置であって、
    仮名漢字変換を可能とする読みの範囲について登録する変換範囲読み指定辞書と、
    前記仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、前記変換範囲漢字指定辞書を参照して、通知された変換結果が指定された変換範囲内の漢字によるものか否かを調べ、指定変換範囲外の漢字に変換された漢字を、変換結果が変換範囲漢字指定辞書の変換範囲に入るまで、前記仮名漢字変換処理手段により再変換させる仮名漢字変換処理制御手段と、
    通知された変換結果の漢字が指定された変換範囲内の漢字であった場合に、前記変換範囲読み指定辞書を参照して、入力された読みが変換された各漢字に対する指定された変換範囲内の読みによるものか否かを調べる読み変換制御手段と、
    指定変換範囲外の読みで変換された漢字にルビを付与するように前記読み変換制御手段を制御する読み仮名付与手段とを具備する仮名漢字変換装置。
  3. 前記仮名漢字変換処理手段から変換結果が通知された場合、
    変換結果が熟語か否かを判断し、
    変換結果が熟語であると判断された場合、変換結果の一文字ずつを変換範囲漢字指定辞書と参照し、いずれかの文字が指定された変換範囲内の漢字でなかった場合は熟語全体の読みを用いて再度漢字への変換を行なうように前記仮名漢字変換処理手段を制御すると共に、新たな変換結果が生成できない場合は、
    前記指定された変換範囲内でなかった漢字を再び仮名に変換させるように前記仮名漢字変換処理手段を制御する熟語変換制御手段をさらに具備する請求項1または2に記載の仮名漢字変換装置。
  4. 前記変換範囲読み指定辞書における読みの範囲の設定を任意に変更できる読み指定設定手段を更に備え、設定された前記読みの範囲に基づいて変換処理を行なう、請求項1から3のいずれか一項に記載の仮名漢字変換装置。
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