JP3687256B2 - エレメント交換型フィルタ - Google Patents

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレメントを交換可能なフィルタに関し、例えば、内燃機関を潤滑するオイルに混入する不純物等を濾過するエレメント交換型スピンオンオイルフィルタに利用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレメント交換型フィルタに関連する先行技術文献としては、特開平5−261214号公報にて開示されたものが知られている。このものでは、ケーシングをキャップ(カバー)及びケース(基板)にて構成し、キャップ側の外周面に雄ねじ、ケース側の内周面に雌ねじを設け、両者がOリングを介して液密に結合されている。このとき、キャップ側の雄ねじ基部に設けられたフランジ部とケース側の雌ねじ先端部に設けられた端面部とを回転軸方向に当接させ、相互間に回転軸方向への荷重を発生させることにより弛みを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のケーシングにおいては、相互間に回転軸方向への荷重を発生させるため、キャップ側のフランジ部とケース側の端面部とを回転軸方向に当接させた際に過大な回転トルクを付与する必要があった。また、このようなケーシング構造においては、組付信頼性を確保することが難しいという不具合があった。
【0004】
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、キャップ及びケースの2体からなるケーシングであって、両者の結合時の回転トルクを低く設定できると共に、組付信頼性が確保できるエレメント交換型フィルタの提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のエレメント交換型フィルタによれば、2つのケーシング部分からなるケーシングは、内部に交換自在にフィルタエレメントを有するエレメント組立体が収容され、両ケーシング部分には相対的な回転に伴う螺合のための一対の螺合部と、それらの螺合状態を回転方向で規制するストッパ部と、アンチドレンバルブを付勢する補助板ばねと一体に形成された部位を構成要素とし、ストッパ部による規制位置からの戻り方向を規制する戻り方向規制手段とを有しており、両ケーシング部分は相対的な回転によって螺合され、ストッパ部によって所定の規制位置に規制され、同時に、戻り方向規制手段によって戻り方向が規制される。これにより、両ケーシング部分は結合時の回転トルクが低く抑えられると共に、ストッパ部による規制位置に保持させる際の組付信頼性が確保できるという効果が得られる。
【0006】
請求項2のエレメント交換型フィルタでは、戻り方向規制手段が両ケーシング部分の戻り方向の回転トルクが所定以上となると開放される機構であり、このような機構によれば、両ケーシング部分の開放にかかる回転トルクの設定が簡単であり、この設定された回転トルクによってストッパ部による規制位置に確実に保持されるという効果が得られる。
【0007】
請求項3のエレメント交換型フィルタでは、一対の螺合部が螺旋突起及び螺旋溝を少なくとも各1本ずつ有しており、それらの終端にはストッパ部としての当接壁面が設けられているため、両ケーシング部分は相対回転されて当接壁面に当接することで確実にストッパ部の規制位置が決まるという効果が得られる。
【0008】
請求項4のエレメント交換型フィルタでは、両ケーシング部分が相対的な1回転以下の長さに形成された螺旋突起及び螺旋溝による一対の螺合部により螺合されるため、両ケーシング部分の結合強度を十分強くでき、かつ両ケーシング部分を素早く着脱できるという効果が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0010】
〈実施例1〉
図1は本発明の実施の形態の第1実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用したエレメント交換型スピンオンオイルフィルタの構成を示す断面図であり、図2は図1のエレメント交換型スピンオンオイルフィルタにおけるキャップとケースとの螺合関係を解除して要部構成を示す説明図である。
【0011】
図1及び図2において、100はエレメント交換型スピンオンオイルフィルタ(以下、単に『オイルフィルタ』と記す)であり、オイルフィルタ100はアルミニウム製等からなる有底円筒状のキャップ10とケース20とで両ケーシング部分が構成され、これらキャップ10とケース20との間のキャップ10側に設けられた溝部12にはOリング13が介装され、隙間がシールされている。キャップ10には、その頭頂側にレンチ等の工具先端が挿入される工具穴11、その開口近傍の円筒外周面に複数の螺旋突起14が設けられている。また、ケース20には、その開口近傍の円筒内面にキャップ10の螺旋突起14と螺合される複数の螺旋溝21、その内周にオイル入口22、その中央にオイルフィルタ固定用の雌ネジ部を兼ねたオイル出口23が設けられている。なお、螺旋突起14及び螺旋溝21は、図2に示すように、キャップ10及びケース20の相対的な1/3回転の長さで各3本ずつ形成され、その終端にはストッパ部としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aがそれぞれ設けられている。そして、ケース20のオイル入口22の外周には図示しない内燃機関のシリンダブロックとのシール状態を確保するためのゴム製でリング状のガスケット25が取付けられている。
【0012】
このキャップ10内には、濾紙を折曲げて形成されたフィルタエレメント31を有する円筒状のエレメント組立体30がオイルが通過する縦方向の隙間を設けたプロテクタ32a,32b及び押圧ばね33にて位置決め付勢され、ケース20との螺合状態でケース20のオイル出口23の内側に突出されたプロテクタ部23aの外周に挿嵌され押付けられている。なお、以下では、エレメント組立体30を『エレメントS/A(Sub-Assembly:サブアッセンブリ)30』と記す。プロテクタ32a,32bの内周にはエレメントS/A30が目詰まりしたときにオイル入口22側とオイル出口23側とをバイパスするリリーフバルブ34が圧縮ばね35にて付勢され配設されている。
【0013】
また、キャップ10と螺合されるケース20のオイル入口22端面でエレメントS/A30側には、オイル入口22を通過したオイルがエレメントS/A30側に流入自在でエレメントS/A30側のオイルがオイル入口22側に逆流することのないようにアンチドレンバルブ41が、キャップ10の後述する戻り方向規制手段としての係止機構を兼ねた補助板ばね42にて付勢され配設されている。
【0014】
次に、アンチドレンバルブ41の補助板ばね42の詳細な形状及びその係止機構について図1〜図3を参照して説明する。なお、図3(a)は補助板ばね42の平面図、図3(b)は図3(a)のP矢視図である。
【0015】
図3(a)に示すように、補助板ばね42は1枚の板ばね部材を型抜きして形成され、その内側部42aの内縁端面がケース20のオイル出口23内側の外周面に位置決め固定され、その外側部42eがケース20の内周面に設けられた溝部24に挿嵌され固定される。そして、内側部42aと外側部42eとはアンチドレンバルブ41をケース20のオイル入口22側に付勢するための中側部42cとばね部42b,42dを介して一体的に接続されている。
【0016】
図3(b)に示すように、補助板ばね42の外側部42eには3箇所に曲げ加工による凸形状部42fが形成されている。この補助板ばね42が固定されたケース20がキャップ10と螺合され、その螺旋突起14と螺旋溝21との終端に形成されているストッパ部としての螺旋突起壁14aと螺旋溝壁21aとの当接状態において、補助板ばね42の凸形状部42fに対向するキャップ10の円筒開口端縁には凹形状部15が形成されている。このため、螺旋突起壁14aと螺旋溝壁21aとによる規制位置では、補助板ばね42の凸形状部42fがキャップ10の凹形状部15に落込むことで、キャップ10とケース20との螺合による規制位置からの戻り方向が規制される。
【0017】
このように、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ100は、フィルタエレメント31を有するエレメントS/A30を交換自在に収容するケーシングを具備し、前記ケーシングは第1のケーシング部分としてのキャップ10と第2のケーシング部分としてのケース20とからなり、前記両ケーシング部分には、前記両ケーシング部分を相対的な回転に伴い螺合する一対の螺合部としての螺旋突起14及び螺旋溝21と、前記両ケーシング部分の螺合状態を回転方向で規制するストッパ部としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aと、前記両ケーシング部分の前記ストッパ部による規制位置からの戻り方向を規制する戻り方向規制手段としてのアンチドレンバルブ41を付勢する補助板ばね42と一体に形成された凸形状部42f及びキャップ10の凹形状部15とを有するものである。
【0018】
したがって、両ケーシング部分としてのキャップ10及びケース20は相対的な回転によって螺旋突起14及び螺旋溝21を介して螺合され、ストッパ部としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aによって所定の規制位置に規制され、同時に、戻り方向規制手段としてのアンチドレンバルブ41を付勢する補助板ばね42と一体に形成された凸形状部42f及びキャップ10の凹形状部15によって戻り方向が規制される。これにより、キャップ10及びケース20は結合時の回転トルクが低く抑えられると共に、螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aによる規制位置に保持させる際の組付信頼性が確保される。
【0019】
また、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ100は、戻り方向規制手段としての補助板ばね42の凸形状部42f及びキャップ10の凹形状部15の規制状態が、両ケーシング部分としてのキャップ10及びケース20の戻り方向の回転トルクが所定以上となると開放されるものである。このような機構によれば、キャップ10及びケース20は開放にかかる回転トルクの設定が簡単であり、この設定された回転トルクによってストッパ部による規制位置に確実に保持される。
【0020】
そして、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ100は、一対の螺合部としての螺旋突起14及び螺旋溝21を少なくとも各1本ずつ有し、それら終端にはストッパ部としての当接壁面となる螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aが設けられているものである。このため、キャップ10及びケース20は相対回転され、それらに設けられている螺旋突起壁14aと螺旋溝壁21aとが当接されることで確実にストッパ部の規制位置が決まることとなる。
【0021】
更に、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ100は、螺旋突起14及び螺旋溝21が、両ケーシング部分としてのキャップ10及びケース20の相対的な1回転以下の長さに形成されているものである。このため、キャップ10及びケース20の相対的な1回転以下に形成された螺旋突起14及び螺旋溝21による一対の螺合部により螺合されるため、キャップ10及びケース20を素早く着脱できる。ここで、螺合部の長さを適宜、長く設定することで両ケーシング部分の結合強度を十分強くできる。
【0022】
〈実施例2〉
図4は本発明の実施の形態の第2実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用したオイルフィルタの構成を示す断面図、図5は図4の戻り方向規制機構による規制状態を示す要部構成図である。ここで、図5(a)は図4のQ矢視図、図5(b)は図4のR矢視図である。なお、図中、上述の実施例と同様の構成または相当部分からなるものについては同一符号及び同一記号を付し、オイルフィルタ100との相違点についてのみ説明する。
【0023】
オイルフィルタ200は、キャップ10′とケース20′とにより両ケーシング部分が構成されている。上述の実施例では補助板ばね42が戻り方向規制手段としてのケース20側を構成していたが、本実施例における補助板ばね42′はアンチドレンバルブ41をオイル入口22側に単に補助的に付勢する機能のみを有している。このため、本実施例ではキャップ10′とケース20′とがOリング13を介してシール状態とされた外周側に戻り方向規制手段としての戻り方向規制機構が1箇所構成されている。この戻り方向規制機構としては、図5(a),(b)に示すように、キャップ10′の外周側には突起部16が形成され、その突起部16に対向してケース20′の外周側には可動ピン43が圧縮ばね44にて付勢され突出されている。なお、突起部16の回転に伴う可動ピン43との両側摺動面はテーパ面とされている。
【0024】
このため、キャップ10′の螺旋突起14とケース20′の螺旋溝21とを利用して螺合する際、それらの相対的な回転に伴ってキャップ10′側の突起部16がケース20′側の可動ピン43を乗越したのち、上述の実施例と同様な、図示しない螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aからなるストッパ部による規制位置にて規制される。したがって、図5(a),(b)にて示す規制位置から、ケース20′に対してキャップ10′を矢印方向に回転しようとする際には、突起部16が可動ピン43を乗越したのち、キャップ10′とケース20′との分割が可能となるのである。
【0025】
このように、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ200は、フィルタエレメント31を有するエレメントS/A30を交換自在に収容するケーシングを具備し、前記ケーシングは第1のケーシング部分としてのキャップ10′と第2のケーシング部分としてのケース20′とからなり、前記両ケーシング部分には、前記両ケーシング部分を螺合する一対の螺合部としての螺旋突起14及び螺旋溝21と、前記両ケーシング部分の螺合状態を回転方向で規制するストッパ部としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aと、前記両ケーシング部分の相対的な回転に伴う前記ストッパ部による規制位置からの戻り方向を規制する戻り方向規制手段としてのキャップ10′の突起部16及びケース20′の圧縮ばね44にて付勢された可動ピン43とを有するものである。
【0026】
したがって、両ケーシング部分としてのキャップ10′及びケース20′は相対的な回転によって螺旋突起14及び螺旋溝21を介して螺合され、ストッパ部としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aによって所定の規制位置に規制され、同時に、戻り方向規制手段としてのキャップ10′の突起部16及びケース20′の圧縮ばね44にて付勢された可動ピン43によって戻り方向が規制される。これにより、キャップ10′及びケース20′は結合時の回転トルクが低く抑えられると共に、螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aによる規制位置に保持させる際の組付信頼性が確保される。
【0027】
また、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ200は、戻り方向規制手段としてのキャップ10′の突起部16及びケース20′の圧縮ばね44にて付勢された可動ピン43との規制状態が、両ケーシング部分としてのキャップ10′及びケース20′の戻り方向の回転トルクが所定以上となると開放されるものである。このような機構によれば、キャップ10′及びケース20′は開放にかかる回転トルクの設定が簡単であり、この設定された回転トルクによってストッパ部による規制位置に確実に保持される。
【0028】
そして、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ200は、一対の螺合部としての螺旋突起14及び螺旋溝21を少なくとも各1本ずつ有し、それら終端には前記ストッパ部としての当接壁面としての螺旋突起壁14a及び螺旋溝壁21aが設けられているものである。このため、キャップ10′及びケース20′は相対回転され、それらに設けられている螺旋突起壁14aと螺旋溝壁21aとが当接されることで確実にストッパ部の規制位置が決まることとなる。
【0029】
更に、本実施例のエレメント交換型フィルタとしてのオイルフィルタ200は、螺旋突起14及び螺旋溝21が、両ケーシング部分としてのキャップ10′及びケース20′の相対的な1回転以下の長さに形成されているものである。このため、キャップ10′及びケース20′の相対的な1回転以下に形成された螺旋突起14及び螺旋溝21による一対の螺合部により螺合されるため、キャップ10′及びケース20′を素早く着脱できる。ここで、螺合部の長さを適宜、長く設定することで両ケーシング部分の結合強度を十分強くできる。
【0030】
ところで、上記実施例では、戻り方向規制手段として補助板ばね42や圧縮ばね44を介した可動ピン43を用いてケーシングの着脱回転軸に平行な方向(スラスト方向)の力を発生させ戻り方向の規制をしているが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、ケーシングの着脱回転軸に垂直な方向(ラジアル方向)の力が発生されるような機構を用いて戻り方向の規制をしてもよい。
【0031】
また、上記実施例では、ケーシングの材質をアルミニウム製としたが樹脂製等としてもよい。更に、上記実施例では、オイルフィルタに適用した場合について述べたが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、エレメント交換型燃料フィルタに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用したオイルフィルタの構成を示す断面図である。
【図2】 図2は図1のオイルフィルタにおけるキャップとケースとの螺合関係を解除して要部構成を示す説明図である。
【図3】 図3は図1及び図2の補助板ばねを示す詳細図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第2実施例にかかるエレメント交換型フィルタを適用したオイルフィルタの構成を示す断面図である。
【図5】 図5は図4の戻り方向規制機構を示す要部構成図である。
【符号の説明】
10 キャップ(ケーシング部分)
14 螺旋突起(螺合部)
14a 螺旋突起壁(ストッパ部)
15 凹形状部(戻り方向規制手段)
20 ケース(ケーシング部分)
21 螺旋溝(螺合部)
21a 螺旋溝壁(ストッパ部)
30 エレメントS/A(エレメント組立体)
31 フィルタエレメント
42 補助板ばね(戻り方向規制手段)
100 オイルフィルタ(エレメント交換型フィルタ)

Claims (4)

  1. フィルタエレメントを有するエレメント組立体を交換自在に収容するケーシングを具備し、
    前記ケーシングは第1のケーシング部分と第2のケーシング部分とからなり、両ケーシング部分には、前記両ケーシング部分を相対的な回転に伴い螺合する一対の螺合部と、前記両ケーシング部分の螺合状態を回転方向で規制するストッパ部と、アンチドレンバルブを付勢する補助板ばねと一体に形成された部位を構成要素とし、前記両ケーシング部分の前記ストッパ部による規制位置からの戻り方向を規制する戻り方向規制手段とを有することを特徴とするエレメント交換型フィルタ。
  2. 前記戻り方向規制手段は、前記両ケーシング部分の戻り方向の回転トルクが所定以上となると開放される機構であることを特徴とする請求項1に記載のエレメント交換型フィルタ。
  3. 前記一対の螺合部は、螺旋突起及び螺旋溝を少なくとも各1本ずつ有し、それら終端には前記ストッパ部としての当接壁面が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレメント交換型フィルタ。
  4. 前記螺旋突起及び前記螺旋溝は、前記両ケーシング部分の相対的な1回転以下の長さに形成されていることを特徴とする請求項3に記載のエレメント交換型フィルタ。
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