JP3686402B2 - 玩具銃 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の特許請求の範囲に記載された発明は、装弾室部に装填された弾丸の発射及び装弾室部への弾丸の自動供給が、ガス圧の作用により行われるものとされたもとで、装弾室部に装填されて発射される弾丸が、例えば、潰れると塗料を放出する塗料内蔵弾とされる玩具銃に関する。
【0002】
【従来の技術】
トリガーの操作に応じて、バレルから弾丸が発射され、それに加えて、バレルに沿って配されたスライダが次弾供給のため移動するようになされた遊戯銃(エアソフトガン)と称される玩具銃の分野において、バレルの後方側部分に設けられた装弾室に装填された弾丸の発射をガス圧を利用して行うとともに、スライダの移動による装弾室に対する弾丸の自動供給もガス圧を利用して行うものが知られている。
【0003】
このような玩具銃にあっては、一般に、例えば、グリップ内に複数の弾丸を収容できる弾倉とガスを貯留する蓄圧室とが設けられ、装弾室に装填された弾丸が、グリップ内に設けられた蓄圧室からのガス圧が利用されて発射されると、その都度、蓄圧室からのガス圧がさらに利用されて、スライダのバレルに沿う方向の後退及びそれに続く前進が行われ、それによりグリップに設けられた弾倉に収容された弾丸が、空になった装弾室に供給されて、自動連射が可能とされる。斯かるガス圧が利用されて装弾室に装填された弾丸の発射と装弾室に対する弾丸の供給とが行われるようにされた玩具銃においては、通常、蓄圧室に貯留されるガスが低圧の液化ガスとされるとともに、装弾室に装填される弾丸が、例えば、6mm程度とされる比較的小なる直径を有した、BB弾と称されるプラスチック製の模擬弾とされる。
【0004】
一方、上述のような直径が6mm程度とされる模擬弾が用いられる玩具銃とは別に、例えば、17mm程度と、10mmを越える比較的大なる直径を有するとともに、容易に潰れて塗料を放出する、ペイント弾と通称される塗料内蔵弾(以下、ペイント弾という)が用いられる玩具銃も知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0005】
【非特許文献1】
『月刊Gun10月号』、1992年10月1日発行、発行所:国際出版株式会社、66〜75頁
【0006】
上述の非特許文献1に記載されたような、直径が比較的大とされるとともに、塗料を内蔵することにより重さも比較的大とされたペイント弾が用いられる玩具銃においては、高圧の炭酸ガス(CO2 ガス)が充填されたガス・タンクがフレームに配されるとともに、複数のペイント弾を収容できるローダーと称されるマガジン(弾倉)が、フィーディング・ポートを介して、バレルの後部にそれより上方側に突出する状態をもって取り付られる。
【0007】
さらに、アッパー・ボルトとローア・ボルトとが組み付けられて形成された可動部材と、シリンダー部材が形成するエアー・チェンバー内にエグゾースト・バルブが移動可能に配されて形成されたバルブ機構とが、フレームに配される。バルブ機構には、第1及び第2のガス通路とそれらガス通路を連結する連結ガス通路とが設けられている。そして、バレルの後部に装填されたペイント弾を発射させるべくトリガーが引かれると、可動部材がそれに作用するスプリング部材の付勢力により前進して、バルブ機構に設けられた第1のガス通路とバレルとを連通させるとともに、エグゾースト・バルブを、ガス・タンクからのガス圧を連結ガス通路に導入させない位置から、ガス・タンクからのガス圧を連結ガス通路に導入させる位置に移動させる。それにより、ガス・タンクからのガス圧が連結ガス通路を通じて第1及び第2のガス通路の両者に流入する。第1のガス通路に流入したガス圧はバレル内に導かれて、ペイント弾の発射に供される。
【0008】
そして、ペイント弾が発射されると、その前進によってフィーディング・ポートをバレルに対して閉状態となす位置をとるものとされた可動部材が、バルブ機構に設けられた第2のガス通路を通じて作用せしめられるガス・タンクからのガス圧が大となって後退せしめられる。それにより、エグゾースト・バルブが、ガス・タンクからのガス圧を連結ガス通路に導入させる位置から、ガス・タンクからのガス圧を連結ガス通路に導入させない位置に移動せしめられるとともに、フィーディング・ポートとバレルの後部とが連通状態にされて、ローダーに収容されたペイント弾のうちの一つが、フィーディング・ポートを通じてバレルの後部へと自重により落下して装填される。従って、バレルの後部に装填されたペイント弾が発射される毎に、空となったバレルの後部に新たなペイント弾が自動供給されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような、実質的に装弾室部とされるバレルの後部に装填されたペイント弾の発射とペイント弾のバレルの後部への供給とが、ガス圧が利用されて行われるようにされた玩具銃にあっては、可動部材の前進によるエグゾースト・バルブの移動によって、ガス・タンクからのガス圧が連結ガス通路を通じて第1のガス通路に導入され、ペイント弾の発射に供されるとき、ガス・タンクからのガス圧の一部が、連結ガス通路を通じて第2のガス通路にも導入される。しかしながら、斯かる第2のガス通路へのガス圧の導入は、その導入開始から第1のガス通路に導入されたガス圧によりペイント弾が発射されるまでの期間においては、実質的に連結ガス通路からのガス圧の漏出であって、ペイント弾の発射に供されるべくガス・タンクから連結ガス通路へと導出されるガス圧の一部が失われることになる。そして、このようにペイント弾の発射に供されるべきガス圧の一部が失われる事態がまねかれる構成がとられる玩具銃にあっては、高圧のガスが使用されることが要され、それゆえ、重さが比較的大とされるペイント弾の発射が確実に行われるようにすべく、ガス供給源とされるガス・タンクが、高圧ガス、例えば、CO2 ガスが充填されるものとされることになる。
【0010】
従って、ペイント弾の発射と装弾室部への供給とがガス圧が利用されて行われるようにされた玩具銃において、装弾室部に装填されたペイント弾の発射に供されるべきガス圧の一部が失われる事態が回避され、それに伴い、低圧のガスが使用されるもとにあっても、装弾室部に装填されたペイント弾の発射が確実に行われるものとされることが望まれるが、従来にあっては、このような要求が満たされるようにされた玩具銃は見当たらない。
【0011】
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、バレル部に設けられた装弾室部に装填された弾丸の発射とその装弾室部に対する弾丸の供給とが、ガス圧が利用されて行われるようにされるもとで、弾丸の装弾室部からの発射に供されるべきガス圧の一部が失われてしまう事態がまねかれないものとなすことができ、装弾室部に装填される弾丸が重さが比較的大とされるペイント弾とされ、かつ、使用されるガスが、例えば、CO2 ガスに比して低圧である低圧ガスとされるときにも、装弾室部に装填されたペイント弾の発射を確実に行うことができるようにされた玩具銃を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃は、バレル部,バレル部に設けられた装弾室部,装弾室部に装填される弾丸を収納する弾倉部、及び、トリガー部が設けられたフレーム部と、受圧部を有してフレーム部に配され、装弾室部に向かう第1の方向への移動及び第1の方向とは逆の第2の方向への移動が可能とされた可動部材と、可動部材の移動方向に沿う方向への移動が可能とされて可動部材に係合し、トリガー部の操作に応じて、可動部材に第1の方向への移動を行わせるべく移動する駆動機構部と、ガス導出通路部が連結されて成り、トリガー部の操作に応じた駆動機構部の移動により、ガス導出通路部にガスを供給するガス供給状態をとるものとされるガス供給制御部と、可動部材に係合し、その可動部材に対して移動可能に配され、装弾室部にガスを導く第1のガス通路部と受圧部にガスを導く第2のガス通路部とを形成するガス通路形成部とガス通路形成部内に移動可能に配され、トリガー部の操作に応じた駆動機構部の移動によりガス供給制御部がガス供給状態をとる期間において、第1のガス通路部を開状態とするとともに第2のガス通路部を閉状態としてガス導出通路部に得られるガスを第1のガス通路部を通じて装弾室部に供給する第1の状態から、第1のガス通路部を閉状態とするとともに第2のガス通路部を開状態としてガス導出通路部に得られるガスを第2のガス通路部を通じて受圧部に作用させ、可動部材を駆動機構部を伴って第2の方向へ移させて、弾倉部からの弾丸の装弾室部への供給のための準備を行う第2の状態に移行する可動弁部材と、を備えて構成される。
【0013】
特に、本願の特許請求の範囲における請求項2に記載された発明に係る玩具銃は、弾倉部に収納される弾丸が、潰れると塗料を放出するペイント弾とされる。
【0014】
上述のように構成される本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃にあっては、可動部材に係合した駆動機構部がトリガー部の操作に応じて第1の方向に沿う方向に移動し、それによって可動部材を第1の方向に移動させる。それに伴って、可動部材に配されるとともに可動弁部材を内蔵するガス通路形成部も第1の方向に移動し、ガス通路形成部が、それが形成する第1及び第2のガス通路部をガス導出通路部に連通させ得る位置におかれる。また、このとき、トリガー部の操作に応じて第1の方向に沿う方向に移動する駆動機構部により、ガス供給制御部がガス導出通路部にガスを供給するガス供給状態をとるものとされ、ガス導出通路部を通じたガスがガス通路形成部へと供給される。ガス通路形成部内においては、ガス供給制御部がガス供給状態をとる期間において、可動弁部材が、先ず、第1のガス通路部を開状態とするとともに第2のガス通路部を閉状態とする第1の状態をとって、ガス導出通路部を通じたガスを第1のガス通路部を通じて装弾室部に供給し、次に、第1のガス通路部を閉状態とするとともに第2のガス通路部を開状態とする第2の状態をとって、ガス導出通路部を通じたガスを第2のガス通路部を通じて受圧部に作用させる。可動弁部材が第1の状態をとるもとで第1のガス通路部を通じて装弾室部に供給されるガスは、装弾室部に装填されている弾丸の発射に供される。斯かる弾丸の発射、即ち、装弾室部からの弾丸の移動は、ガス通路形成部内におけるガス圧を低下させ、そのガス圧の低下に応じて可動弁部材が移動して、第1の状態から第2の状態への移行を生じる。そして、可動弁部材が第2の状態をとるもとで第2のガス通路部を通じて受圧部に作用するガスは、可動部材を駆動機構部を伴って第2の方向に移動させ、弾倉部から装弾室部への弾丸の供給を準備する状態がとられる。
【0015】
従って、トリガー部の操作に応じて移動して可動部材を第1の方向に移動させる駆動機構部により、ガス通路形成部がそれが形成する第1及び第2のガス通路部をガス導出通路部に連通させ得る位置におかれる状態、及び、ガス供給制御部がガス導出通路部にガスを供給する状態であるガス供給状態が確実にとられる。そして、ガス通路形成部内においては、可動弁部材によって、ガス導出通路部を通じたガスが第1のガス通路部を通じて装弾室部に供給されるとき、第2のガス通路部が閉状態とされていて、第2のガス通路部にガスが流入する事態の防止が図られている。それにより、装弾室部に装填されている弾丸の発射に供されるべきガス圧の一部が失われてしまう事態が確実に回避され、ガス導出通路部を通じたガスが弾丸の発射に有効に利用される。その結果、弾倉部から装弾室部に供給される弾丸が、例えば、その重さが比較的大とされるペイント弾とされるとともに、ガス供給制御部からガス導出通路部に低圧のガスが供給されるものとして構成される場合にも、当該ペイント弾の装弾室部からの発射を確実に行うことが可能とされる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃の一例を示す。
【0017】
図1に示される例においては、バレル部2,バレル部2の後方側部分に設けられた装弾室部4,弾倉部5,ガス室8,可動部材10,トリガー部30、及び、グリップ部31が設けられたフレーム部40が備えられている。弾倉部5は、装弾室部4の上方に位置し、例えば、略11mmとされる比較的大なる直径を有するとともに潰れると塗料を放出するペイント弾Pを複数個収容できるものとされている。また、弾倉部5には、それに収納されるペイント弾Pの直径より若干大なる直径を有して装弾部4を臨む弾丸排出口5aが設けられており、その弾丸排出口5aを通じて、一つのペイント弾Pがその自重により装弾室部4に落下することにより、装弾室部4にペイント弾Pが供給される。
【0018】
自重によって弾倉部5から装弾室部4に落下したペイント弾Pにあっては、装弾室部4内において、導入位置4aとそれより前方の装填位置4bとをとる。装弾室部4内の導入位置4aにおけるペイント弾Pの位置決めは、一対の小突起部32( 図には一方のみがあらわされている) を有して装弾室部4に配された係止部材と、後述されるガス流制御機構部50とによって行われる。また、装弾室部4内の装填位置4bにおけるペイント弾Pの位置決めは、装弾室部4に配された環状シール部材33とガス流制御機構部50とによって行われる。
【0019】
ガス室8には、ガス導出通路部34が連結されている。そして、ガス導出通路部34には、バレル部2に沿う方向の移動が可能とされた開閉弁35が配されている。ガス導出通路部34は、ガス室8から上方に向けて伸びるものとされ、装弾室部4の近傍において開口する上方開口部34aを有している。斯かるガス導出通路部34は、それに配された開閉弁35により開閉制御されて、ガス室8に連通する開状態もしくはガス室8との間が遮断される閉状態におかれる。
【0020】
開閉弁35は、ガス室8内に入り込んだ弁機能部35aと、コイルスプリング36が巻装されたピストン部35bとを有しており、コイルスプリング36によって、ガス導出通路部34を閉状態となす方向に付勢されている。さらに、開閉弁35におけるピストン部35bには、ロック部材38が昇降動可能に挿通したものとして設けられている。ロック部材38は、各々が比較的大径とされた上端部及び下端部とを有し、下端部内にはコイルスプリング39が配されている。コイルスプリング39は、ロック部材38にそれを上昇動させる方向の付勢力を作用させている。
【0021】
開閉弁35は、図1に示される如くの、弁機能部35aによってガス導出通路部34を閉状態となす位置をとるとき、ピストン部35bをロック部材38の下端部にその上方側から当接させて、ロック部材38のコイルスプリング39の付勢力に従う上昇動を阻止し、ロック部材38に下方位置を維持させる。
【0022】
さらに、ガス室8には、ガス供給通路部41が連通しており、ガス供給通路部41には、例えば、ガスボンベとされる外部ガス供給源から伸びるパイプ42が連結される。ガス供給通路部41は、外部ガス供給源からパイプ42を通じて供給されるガスをガス室8に導入する。
【0023】
可動部材10は、バレル部2の後方においてバレル部2に沿う方向に伸びるものとしてフレーム部40に形成された孔11に係合しており、装弾室部4に向かう方向への移動及びその逆の装弾室部4から離隔する方向への移動が可能なものとされている。そして、斯かる可動部材10に対して、ガス流制御機構部50が、その一部が可動部材10内に挿入された状態とされて、バレル部2に沿う方向に移動可能に配されている。また、可動部材10には、それに対する駆動機構部15が連結されている。駆動機構部15は、可動部材10に機械的に係合した移動部材16と移動部材16に設けられて移動部材16の後端部に開口する孔17内からその外部に伸びるコイルスプリング43とを備えて構成されている。移動部材16の下方部分には、係合段部18が設けられている。
【0024】
駆動機構部15に関連して、フレーム部40における孔11の下方となる部分に、バレル部2に沿う方向に伸びる有底筒状ガイド部44が設けられ、さらに、その後方に軸部45が設けられている。有底筒状ガイド部44は、その底部に、開閉弁35のピストン部35bが移動可能に挿通せしめられる透孔46が設けられたものとされている。そして、軸部45は、フレーム部40における後方側部分から有底筒状ガイド部44に向かって突出している。
【0025】
駆動機構部15を構成する移動部材16は、その前端部側から有底筒状ガイド部44内に挿入されるものとされている。また、駆動機構部15を構成するコイルスプリング43は、フレーム部40に設けられた軸部45に巻装されて、移動部材16に設けられた孔17内に挿入された部分を有するものとされている。それにより、コイルスプリング43は、移動部材16に、有底筒状ガイド部44により案内されたもとで、可動部材10を伴って前進する方向の付勢力を作用させている。
【0026】
可動部材10は、その前方側部分を成す筒状部12と筒状部12に連なって設けられた有底筒状部13とを有している。筒状部12は、それが形成する内部空間の径が、有底筒状部13が形成する内部空間の径より大とされるとともに、比較的肉厚とされた前端部12aが設けられたものとされている。有底筒状部13は、その底部がガス室8からのガス圧が選択的に作用せしめられる第1の受圧部14を形成するものとされている。斯かる第1の受圧部14を形成する有底筒状部13の底部には、ピストンプランジャー20とそれに付勢力を作用させるコイルスプリング21とが配される収納部が設けられており、ピストンプランジャー20における前端面部は、ガス室8からのガス圧が選択的に作用せしめられる第2の受圧部22を形成している。即ち、可動部材10は、第1の受圧部14とピストンプランジャー20に設けられた第2の受圧部22とを有しているのである。
【0027】
可動部材10に移動可能に配されたガス流制御機構部50は、第1のガス通路部51,第2のガス通路部52、及び、第1のガス通路部51と第2のガス通路部52とを連結する連結通路部53を形成するガス通路形成部55を備えている。そして、ガス流制御機構部50は、ガス通路形成部55における第2のガス通路部52を形成する部分と可動部材10の筒状部12における前端部12aとの間に配されたコイルスプリング47により、有底筒状部13における底部に向かう方向に付勢されている。
【0028】
ガス通路形成部55における第1のガス通路部51は、連結通路部53から装弾部4に向けて伸び、装弾部4に対して開口するものとされている。また、ガス通路形成部55における第2のガス通路部52は、連結通路部53から第2の受圧部22に向けて伸びて、第1及び第2の受圧部14及び22に対して開口するものとされている。ガス通路形成部55は、第2のガス通路部52を形成する部分が、孔11内に摺動可能に挿入されていて、可動部材10の移動方向に沿う方向、即ち、バレル部2に沿う方向の移動が可能なものとされている。斯かるガス通路形成部55における第2のガス通路部52を形成する部分には、弾性部材によって形成された環状シール部材56が装着されている。環状シール部材56は、有底筒状部13の筒状内壁面に当接して、その筒状内壁面と、ガス通路形成部55における第2のガス通路部52を形成する部分の外周面との間を密封する。
【0029】
さらに、ガス流制御機構部50は、ガス通路形成部55内に配され、第1のガス通路部51内を伸びる整流板部分57と、整流板部分57の後端側に設けられて連結通路部53に配された弁機能部58とを有した可動弁60を備えている。整流板部分57は、第1のガス通路部51を通じるガスを整流する複数の整流板が相互連結されて構成されている。弁機能部58の後方側にはコイルスプリング61が係合せしめられている。斯かる整流板部分57及び弁機能部58を有した可動弁60は、その弁機能部58によって第1のガス通路部51と第2のガス通路部52とを開閉制御するものとされており、コイルスプリング61によって、装弾室部4に向かう方向に付勢されている。
【0030】
トリガー部30は、軸65を介してフレーム部40に回動可能に取り付けられている。トリガー部30の上端側部は、フレーム部40に配されたコイルスプリング66に係合しており、トリガー部30は、コイルスプリング66が、例えば、最大伸長状態をとるとき、図1に示される如くの、操作開始位置をとるものとされている。トリガー部30の後方側部分には、連結部材67を介して選択的に移動部材16に連結される板状部68が配されている。板状部68は、軸69を介してトリガー部30に回動可能に取り付けられていて、軸69に巻装されたスプリング部材(図にあらわれない)によって、トリガー部30の後端部から外部に突出する方向に付勢されている。
【0031】
連結部材67には、板状部68に選択的に当接する前方当接部67aと、移動部材16に設けられた係合段部18に選択的に当接する後方当接部67bとが、設けられている。さらに、連結部材67における中央部分には、フレーム部40に設けられた軸70が挿通せしめられる長孔67cが設けられるとともに、連結部材67における前方側部には、フレーム部40に一端が連結されたコイルスプリング71の他端が連結されている。コイルスプリング71は、連結部材67に、それを図1おいて反時計回りに回動させる方向の付勢力を作用させている。従って、連結部材67は、軸70が挿通せしめられた長孔67cにより規制される範囲内での、コイルスプリング71の付勢力に従う変位が可能なものとされている。なお、図示が省略されているが、フレーム部40には、連結部材67の変位を規制するストッパ部材が設けられている。
【0032】
上述のように構成される、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された玩具銃の一例にあっては、図1に示されるように、トリガー部30が操作開始位置をとるもとでは、開閉弁35が、コイルスプリング36の付勢力により、ガス導出通路部34を閉状態としてガス室8からガス導出通路部34へのガス流を遮断する位置をとって、ロック部材38に下方位置を維持させる。また、連結部材67の前方当接部67aにその下方側から板状部68が当接して、連結部材67のコイルスプリング71の付勢力に従う方向の回動が規制される。
【0033】
斯かる際、連結部材67は、その後方当接部67bを、移動部材16に設けられた係合段部18に当接させ、移動部材16に、可動部材10が、下方位置をとるロック部材38の上端部より後方となる基準位置をとるとともに、移動部材16の前端部が有底筒状ガイド部44内に僅かに挿入されることになる、初期位置を維持させる。可動部材10が斯かる基準位置をとるもとにあっては、ピストンプランジャー20が、コイルスプリング21の付勢力に従った前進位置をとって、ガス流制御機構部50におけるガス通路形成部55の後端部に当接し、それにより、第2のガス通路部52の開口部を第2の受圧部22によって閉塞する状態をもって、ガス通路形成部55に、第1の受圧部14から若干離隔した位置を維持させる。このような第1の受圧部14から若干離隔した位置におかれたガス通路形成部55は、その第1のガス通路51を形成する部分をガス導出通路部34の上方開口部34aの上方に位置させるものとされる。
【0034】
さらに、可動部材10が基準位置をとるもとでは、ガス流制御機構部50の可動弁60が、コイルスプリング61の付勢力に従う前進位置をとるものとされる。それにより、可動弁60における弁機能部58が、第1のガス通路部51を閉状態として連結通路部53との間を遮断するとともに、第2のガス通路部52を開状態として連結通路部53に連通させる位置をとる。それに伴い可動弁60の整流板部分57が、その先端部を第1のガス通路部51から装弾室部4の導入位置4a内に突出させる位置をとり、自重によって弾倉部5から装弾室部4内に落下したペイント弾Pが、整流板部分57の先端部が後方側から当接するとともに一対の小突起部32が左右側から当接するものとされて、装弾室部4の導入位置4aに位置決めされる。
【0035】
このようにしてペイント弾Pが装弾室部4の導入位置4aに位置決めされたもとで、トリガー部30が、それが引かれる操作によって、軸65を支点としてコイルスプリング66を圧縮しつつ回動し、図1に示される如くの操作開始位置から、図2に示される如くの操作完了位置に向かうものとされると、それに伴って、板状部68を介してトリガー部30に係合している連結部材67が、コイルスプリング71の付勢力に抗する方向に回動せしめられる。その結果、連結部材67における後方当接部67bが、移動部材16に設けられた係合段部18から外れ、移動部材16がコイルスプリング43の付勢力に従って前進を開始する。このようにして前進する移動部材16は、機械的に連結された可動部材10に、その筒状部12の前端部12aを下方位置をとるロック部材38の上方を通過させる状態をもって装弾室部4に向かう方向に移動(前進)を行わせ、可動部材10についての駆動を行う。そして、移動部材16は、有底筒状ガイド部44内を開閉弁35に向かって進んで行く。
【0036】
可動部材10の前進に伴って、ガス流制御機構部50が、ガス通路形成部55における第1のガス通路部51を形成する部分によって、弾倉部5における弾丸排出口5aを閉塞するとともに、可動弁60の整流板部分57が当接するペイント弾Pを、小突起部32を乗り越えさせる状態をもって、装弾室部4内を導入位置4aから装填位置4bへと搬送する。
【0037】
前進する可動部材10は、図3に示されるように、筒状部12の前端部12aがフレーム部40に設けられた当接部72に当接することにより、装弾室部4に向かう移動を停止する。このとき、移動部材16は、開閉弁35のピストン部35bにその後方側から衝突して、開閉弁35を、コイルスプリング36の付勢力に抗する方向に移動させる。それにより、ガス導出通路部34が、開閉弁35の弁機能部35aによってガス室8との間が遮断された閉状態から、ガス室8に連通する開状態へと移行せしめられる。このような開閉弁35の、ガス導出通路部34を閉状態から開状態となす移動に伴い、ロック部材38が、ピストン部35bよって下方位置を維持する状態から解除されて、コルスプリング39の付勢力により下方位置から上昇し、上端部を可動部材10の下方部分に当接させる上方位置をとるものとなる。
【0038】
可動部材10をフレーム部40に設けられた当接部72に当接させて停止させた移動部材16は、その前端部を、有底筒状ガイド部44における透孔46から所定の距離だけ離隔した位置において開閉弁35のピストン部35bに当接させて、開閉弁35に、ガス導出通路部34を開状態としてガス室8からガス導出通路部34へのガス流を生じさせる位置を維持させる。その結果、ピストン部35bが、上方位置をとるロック部材38の下端部にその後方側から当接するものとなる。
【0039】
さらに、可動部材10が装弾室部4に向かう移動を停止する際には、ガス流制御機構部50によって搬送されたペイント弾Pが、装弾室部4に設けられた環状シール部材33に当接し、環状シール部材33とガス流制御機構部50とによって装弾室部4における装填位置4bに位置決めされる。環状シール部材33に当接したペイント弾Pは、可動弁60に、コイルスプリング61の付勢力に抗する方向の押圧力を作用させるとともに、ガス通路形成部55に、ピストンプランジャー20に前進位置をとらせるコイルスプリング21の付勢力に抗する方向の押圧力を作用させる。
【0040】
それにより、図3に示される如く、可動弁60が、その弁機能部58によって、第1のガス通路部51を開状態として連結通路部53と連通させるとともに、第2のガス通路部52を閉状態として連結通路部53との間を遮断する位置をとる。また、ガス通路形成部55が、ピストンプランジャー20にコイルスプリング21の付勢力に抗した後退位置をとらせて、第1及び第2の受圧部14及び22に後端部を当接させる。それにより、第2のガス通路部52の開口部が継続して第2の受圧部22によって閉塞される。さらに、ガス通路形成部55における連結通路部53が、ガス導出通路部34にその上方開口部34aを通じて連通せしめられる。
【0041】
一方、移動部材16に設けられた係合段部18から後方当接部67bが外れた連結部材67は、コイルスプリング71の付勢力により変位せしめられ、図3に示される如くの、板状部68及び移動部材16のいずれにも接しない位置において、図示が省略されたストッパ部材により位置規制される。
【0042】
開閉弁35によって開状態とされたガス導出通路部34には、ガス室8からそれに外部ガス供給原から導入されたガスが供給される。即ち、ガス室8,開閉弁35,コイルスプリング36,ロック部材38及びコイルスプリング39等は、可動部材10の装弾室部4に向かう移動に伴って、ガス導出通路部34にガスを供給するガス供給制御部を構成しているのである。そして、ガス導出通路34に供給されるガス室8からのガスは、ガス導出通路部34に連通せしめられたガス流制御機構部50における連結通路部53に急速に流入する。連結通路部53に急速に流入したガスは、可動弁60の弁機能部58により開状態とされた第1のガス通路部51を通じて、装弾室部4の装填位置4bに導かれる。それにより、環状シール部材33に当接するペイント弾Pにはガス室8からの大なるガス圧が作用し、斯かるガス圧の作用により、ペイント弾Pは、図4に示される如くに、装弾室部4から環状シール部材33を乗り越えてその前方に移動せしめられる。
【0043】
そして、装弾室部4からその前方のバレル2内に移動せしめられたペイント弾Pは、背後からのガス圧の作用を受けてバレル部2の先端に向かって加速されていく。このようにして、ペイント弾Pが装弾室部4からその前方側のバレル2内に移動せしめられ、バレル部2内をその先端に向かって加速されていくと、バレル2内におけるペイント弾Pの後方の空間が急速に拡大していき、それに伴って、装弾室部4及びガス流制御機構部50における第1のガス通路部51におけるガス圧が低下する。このような第1のガス通路部51におけるガス圧の低下に伴って、ガス流制御機構部50においては、可動弁60が、コイルスプリング61の付勢力により前進するものとなり、その結果、図4に示されるように、可動弁60の弁機能部58によって、第1のガス通路部51が閉状態とされて連結通路部53との間が遮断されるとともに、第2のガス通路部52が開状態とされて連結通路部53に連通せしめられる。斯かる第1のガス通路部51におけるガス圧の低下に伴って、可動弁60がその弁機能部58によって第1のガス通路部51を閉状態とするとともに第2のガス通路部52を開状態とする位置をとるまでの間において、バレル部2内を移動したペイント弾Pがバレル部2の先端から射出される。
【0044】
上述のようにして、ガス流制御機構部50において、第1のガス通路部51が閉状態とされるとともに、第2のガス通路部52が開状態とされ、それにより、ガス導出通路部34が、連結通路部53を介して、第2のガス通路部52に連通する状態におかれると、先ず、連結通路部53及び第2のガス通路部52を通じたガス室8からガスが、第2のガス通路部52の開口部を閉塞する第2の受圧部22に大なるガス圧を作用させる。斯かる第2の受圧部22に作用する大なるガス圧は、可動部材10に、それに機械的に連結された移動部材16を伴っての、コイルスプリング43の付勢力に抗する後退を生じさせる。それにより、図5に示される如く、第1及び第2の受圧部14及び22とガス流制御機構50との間に可変容積の圧力室80が形成され、連結通路部53及び第2のガス通路部52を通じたガス室8からのガスが、第2の受圧部22に加えて、第1の受圧部14にも大なるガス圧を作用させる。このようにして第2のガス通路部52を通じたガスによる大なるガス圧を第1及び第2の受圧部14及び22に受ける可動部材10は、圧力室80を拡大させつつ急速に後退する。
【0045】
このとき、第2の受圧部22が設けられたピストンプランジャー20は、第2の受圧部22とガス流制御機構50との間に可変容積の圧力室80が形成されることにより、コイルスプリング21の付勢力に従う移動が可能となって、後退位置から前進位置に移動する。
【0046】
ガス圧の作用による可動部材10の後退に伴い、図5に示されるように、可動部材10に機械的に連結された移動部材16が、開閉弁35のピストン部35bから後方に離隔するものとされる。それにより、開閉弁35がコイルスプリング36の付勢力に従う移動を開始するが、斯かる移動は、開閉弁35のピストン部35bが、上方位置をとるロック部材38の下端部にその前方側から当接するものとされることによって、直ちに停止せしめられる。その結果、開閉弁35の弁機能部35aがガス導出通路部34を開状態とする状態が引き続き維持される。
【0047】
ガス室8からのガス圧の作用により移動部材16を伴って後退を継続する可動部材10は、図6に示されるように、移動部材16を連結部材67における後方当接部67bに当接させるとともに、筒状部12における前端部12aによって、上方位置をとるロック部材38をコイルスプリング39の付勢力に抗する方向に押圧して、上方位置から下方位置に移動させる。
【0048】
ロック部材38が上方位置から下方位置に移動せしめられると、開閉弁35が、コイルスプリング36の付勢力により移動して、弁機能部35aがガス導出通路部34を開状態としてガス室8に連通させる状態から、弁機能部35aがガス導出通路部34を閉状態としてガス室8との間を遮断する状態に戻る。それにより、ガス室8からガス導出通路部34へのガスの流入が停止される。そして、ガス導出通路部34を閉状態とした開閉弁35のピストン部35bは、下方位置に到達したロック部材38の下端部にその上方側から当接して、ロック部材38に下方位置を維持させる。
【0049】
このようにして、開閉弁35によりガス導出通路部34が閉状態とされて、ガス室8から可変容積の圧力室80へのガスの供給が停止されても、可動部材10はその慣性によってさらに後退を継続する。そして、移動部材16を伴って移動する可動部材10が、図7に示されるように、フレーム部40における後端部に当接して後退を停止する最後退位置に到達する直前において、ガス通路形成部55における第2のガス通路部52を形成する部分が、有底筒状部13から外れ、ガス流制御機構部50の全体が、最後退位置に向かう可動部材10と共に後退せしめられる。
【0050】
その結果、環状シール部材56による圧力室80の密封性が失われ、圧力室80に残存したガス及び第2のガス通路部52に残存したガスが、筒状部12とガス通路形成部55における第2のガス通路部52を形成する部分との間に形成される空隙81を通じて大気中に放出される。第2のガス通路部52内に残存したガスの大気中への放出は、ガス導出通路部34との相互連通状態が解除された連結通路部53を通じても行われる。さらに、ガス通路形成部55における第1のガス通路部51を形成する部分が、ガス導出通路部34における上方開口部34aの上方に位置するものとされる。
【0051】
このようにして、ガス流制御機構部50内に残存するガス及び可動部材10内に残存するガスが大気中に放出されるもとで最後退位置に到達した可動部材10は、移動部材16頭と共に、直ちにコイルスプリング43の付勢力により基準位置に向けて前進する状態に転じるとともに、ガス流制御機構部50が、コイルスプリング47の付勢力により後退する。コイルスプリング47の付勢力によるガス流制御機構部50の後退は、図8に示されるように、ガス通路形成部55の後端部が前進位置をとるピストンプランジャー20に当接することにより停止せしめられる。斯かるもとでは、ガス通路形成部55における第2のガス通路部52の開口部が第2の受圧部22によって閉塞されるとともに、ガス通路形成部55における第1のガス通路部51を形成する部分が装弾室部4の後方に位置して、弾倉部5における弾丸排出口5aを装弾室部4における導入位置4aに連通させる。それにより、ペイント弾Pが弾倉部5から装弾室部4における導入位置4aに落下する。導入位置4aに落下したペイント弾Pは、その後方から当接する可動弁60における整流板部分57と一対の小突起部32とによって位置決めされる。
【0052】
コイルスプリング43の付勢力による移動部材16の前進は、図8に示されるように、移動部材16に設けられた係合段部18が連結部材67の後方当接部67bにその後方側から当接して、連結部材67をその長孔67cと軸70とによって規制される範囲内で前進させた後、その連結部材67により位置規制されることにより、停止せしめられる。移動部材16が連結部材67により位置規制されるときには、可動部材10が、下方位置をとるロック部材38の上端部より後方となる基準位置におかれるとともに、移動部材16が、その前端部を有底筒状ガイド部44内に僅かに挿入させる位置をとるものとなる初期位置におかれる。また、移動部材16を位置規制する連結部材67は、その前方当接部67aが、トリガー部30に設けられた板状部68をその後方側から押圧して、図示が省略されたスプリング部材の付勢力に抗する方向に板状部68を回動させる。
【0053】
斯かるもとで、トリガー部30がそれを引く操作から解放されると、コイルスプリング66が圧縮状態から最大伸長状態に復帰し、それに伴い、図1に示されるように、トリガー部30が操作開始位置に復帰せしめられるとともに、板状部68がそれに作用するスプリング部材の付勢力に従う方向に回動しつつ、連結部材67を変位させ、連結部材67の前方当接部67aにその下方側から当接して、連結部材67のコイルスプリング71の付勢力に従う方向の回動を規制するものとなる。
【0054】
このようにして連結部材67が、前方当接部67aにその下方側から板状部68が当接せしめられて、コイルスプリング71の付勢力に従う方向の回動が規制されるとともに、後方当接部67bを、初期位置をとる移動部材16に設けられた係合段部18に当接させて、移動部材16を位置規制する状態におかれたもとで、操作開始位置をとるトリガー部30が再び引かれることにより、上述の如くにして、ペイント弾Pの装弾室部4からの発射、及び、それに続く装弾室部4へのペイント弾Pの供給が行われる。
【0055】
上述の如くのガス流制御機構部50が備えられた玩具銃の例にあっては、ペイント弾Pの装弾室部4からの発射に際し、ガス流制御機構部50における第2のガス通路部52が閉状態とされて、ガス導出通路部34を通じるガス室8からのガス圧が第2のガス通路部52に導かれる事態が生じることがなく、それゆえ、ペイント弾Pの装弾室部4からの発射に供されるべきガス圧の一部が失われてしまう事態が、確実に回避される。従って、ガス室8からのガス圧が装弾室部4に装填されたペイント弾Pに効果的に作用せしめられることにより、ガス室8からガス導出通路部34に供給されるガスが、例えば、液化ガスとされる低圧ガスとされる場合にあっても、ペイント弾Pの装弾室部4からの発射を確実に行わせることが可能とされる。
【0056】
これよりして、本願の特許請求の範囲に記載された発明に係る玩具銃は、特許請求の範囲における請求項に記載された発明に係る玩具銃の一例のように、フレーム部40に、図1〜図8に示される例におけるガス室8に代えて、例えば、低圧の液化ガスが充填される蓄圧室が設けられ、それにより、ガス供給制御手段が、ガス室8に変えて、低圧の液化ガスが充填される蓄圧室を含んで構成されるものとされてもよい。
【0057】
さらに、ガス流制御機構50が、可動部材10に移動可能に配されたガス通路形成部55とその内部に移動可能に配される可動弁60とを含んで構成されて、フレーム部40に直接組み付けられたものとはされていないことにより、ガス流制御機構50が、それを備える玩具銃を、その構成の複雑化をまねかないもの、さらには、その組立が容易なものとなすことになる。
【0058】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如く、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃にあっては、可動部材を装弾室部に向かう第1の方向に移動させる駆動機構部のトリガー部の操作に応じた移動により、ガス通路形成部がそれが形成する第1及び第2のガス通路をガス導出通路部に連通させ得る位置におかれるとともに、ガス供給制御部がガス導出通路部にガスを供給するガス供給状態をとる。そして、ガス導出通路部に供給されたガスは、可動部材が第1のガス通路部を開状態とするとともに第2のガス通路部を閉状態とするガス通路形成部内における第1のガス通路部を通じて装弾室部に導かれ、装弾室部に装填されている弾丸の発射に供される。このような弾丸の装弾室部からの移動は、ガス通路形成部内におけるガス圧を低下させ、斯かるガス圧の低下に応じて移動する可動弁部材により、第1のガス通路部が開状態から閉状態とされるとともに第2のガス通路部が閉状態から開状態とされて、ガス導出通路部に供給されたガスが、第2のガス通路部を通じて可動部材に設けられた受圧部に作用する。それにより、可動部材が、駆動機構部を伴って、装弾室部から離隔する第2の方向に移動せしめられて、装弾室部への弾丸の供給を準備する状態がとられる。
【0059】
従って、本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃によれば、トリガー操作に応じて移動して可動部材を装弾室部に向かう第1の方向に移動させる駆動機構部により、ガス通路形成部がそれが形成する第1及び第2のガス通路部をガス導出通路部に連通させ得る位置におかれる状態、及び、ガス供給制御部がガス導出通路部にガスを供給する状態であるガス供給状態が確実にとられるとともに、ガス通路形成部内において、ガス導出通路部に供給されたガスが、第1のガス通路部を通じて装弾室部に供給されるとき、第2のガス通路部が閉状態とされていて、第2のガス通路部にガスが流入する事態の防止が図られ、それにより、装弾室部に装填されている弾丸の発射に供されるべきガス圧の一部が失われてしまう事態が確実に回避され、ガス導出通路部に供給されたガスが弾丸の装弾室部からの発射に有効に利用される。その結果、弾倉部から装弾室部に供給される弾丸が、例えば、その重さが比較的大とされるペイント弾とされるとともに、ガス供給制御部からガス導出通路部に低圧のガスが供給されるものとして構成される場合にも、当該ペイント弾の装弾室部からの発射を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明に係る玩具銃の一例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図2】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図3】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図4】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図5】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図6】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図7】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【図8】 図1に示される例の構成及び動作の説明に供される断面図である。
【符号の説明】
2・・・バレル部, 4・・・装弾室部, 5・・・弾倉部, 8・・・ガス室, 10・・・可動部材, 12・・・筒状部, 13・・・有底筒状部, 14・・・第1の受圧部, 15・・・駆動機構部, 16・・・移動部材, 18・・・係合段部, 20・・・ピストンプランジャー, 21,36,39,43,47,61,66,71・・・コイルスプリング, 22・・・第2の受圧部, 30・・・トリガー部, 33,56・・・環状シール部材, 34・・・ガス導出通路部, 35・・・開閉弁, 35a,58・・・弁機能部,38・・・ロック部材, 40・・・フレーム部, 44・・・有底筒状ガイド部, 50・・・ガス流制御機構部, 51・・・第1のガス通路部, 52・・・第2のガス通路部, 53・・・連結通路部, 55・・・ガス通路形成部, 57・・・整流板部分, 60・・・可動弁, 67・・・連結部材, 68・・・板状部, 80・・・圧力室, P・・・ペイント弾

Claims (5)

  1. バレル部,該バレル部に設けられた装弾室部,該装弾室部に装填される弾丸を収納する弾倉部、及び、トリガー部が設けられたフレーム部と、
    受圧部を有して上記フレーム部に配され、上記装弾室部に向かう第1の方向への移動及び第1の方向とは逆の第2の方向への移動が可能とされた可動部材と、
    該可動部材の移動方向に沿う方向の移動が可能とされて上記可動部材に係合し、上記トリガー部の操作に応じて、上記可動部材に上記第1の方向への移動を行わせるべく移動する駆動機構部と、
    ガス導出通路部が連結されて成り、上記トリガー部の操作に応じた上記駆動機構部の移動により、上記ガス導出通路部にガスを供給するガス供給状態をとるものとされるガス供給制御部と、
    上記可動部材に係合し、該可動部材に対して移動可能に配され、上記装弾室部にガスを導く第1のガス通路部と上記受圧部にガスを導く第2のガス通路部とを形成するガス通路形成部と、
    該ガス通路形成部内に移動可能に配され、上記トリガー部の操作に応じた上記駆動機構部の移動により上記ガス供給制御部が上記ガス供給状態をとる期間において、上記第1のガス通路部を開状態とするとともに上記第2のガス通路部を閉状態として上記ガス導出通路部に得られるガスを上記第1のガス通路部を通じて上記装弾室部に供給する第1の状態から、上記第1のガス通路部を閉状態とするとともに上記第2のガス通路部を開状態として上記ガス導出通路部に得られるガスを上記第2のガス通路部を通じて上記受圧部に作用させ、上記可動部材を上記駆動機構部を伴って上記第2の方向へ移させて、上記弾倉部からの弾丸の上記装弾室部への供給のための準備を行う第2の状態に移行する可動弁部材と、
    を備えて構成される玩具銃。
  2. 上記弾倉部に収納される弾丸が、潰れると塗料を放出する塗料内蔵弾とされることを特徴とする請求項1記載の玩具銃。
  3. 上記可動部材が、上記受圧部と上記ガス通路形成部との間に可変容積圧力室を形成しつつ上記第2の方向に移動するものとされることを特徴とする請求項1記載の玩具銃。
  4. 上記ガス供給制御部が、外部からのガスが導入されるガス室と、上記駆動機構部の位置に応じて、上記ガス室から上記ガス導出通路部へのガス流を遮断する閉状態と上記ガス室から上記ガス導出通路部へのガス流を生じさせる開状態とを選択的にとる開閉弁と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の玩具銃。
  5. 上記ガス供給制御部が、充填されたガスを貯留する蓄圧室と、上記駆動機構部の位置に応じて、上記蓄圧室から上記ガス導出通路部へのガス流を遮断する閉状態と上記蓄圧室から上記ガス導出通路部へのガス流を生じさせる開状態とを選択的にとる開閉弁と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の玩具銃。
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