JP3685223B2 - ガラス製品の検査装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガラス製品の検査装置に係り、特にTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置であって、該ガラスパネルを作業者が検査台上で転動させながら目視検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガラスパネルの検査は、先ず、搬入用ロールコンベアで搬入されてきたガラスパネルを作業者が検査台上に移載する。次に、作業者がガラスパネルを検査台上で起立させてそのパネル面を作業者に対向させる。次いで、ガラスパネルを作業者の反対側から照明した状態で、作業者がガラスパネルを検査台上で転動させながらガラスパネルの欠点を目視検査する。そして、検査終了したガラスパネルを、検査台から搬出用ロールコンベアに移載して次工程に搬出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガラスパネルの検査は、重量物であるガラスパネルの姿勢変更作業、即ちロールコンベアから検査台への移載作業、及び検査台上での起立作業を作業者が行っているので、作業者にかかる負担が大きく労働衛生上好ましくないという欠点がある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、作業者の負担を軽減することができるガラス製品の検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、前記目的を達成するために、パネル状に成形されたガラス製品を搬入する搬入手段と、該搬入手段で搬入されてきた前記ガラス製品が移載されると共に転動されながら検査される検査台と、該検査台で検査終了した前記ガラス製品を搬出する搬出手段とを備えたガラス製品の検査装置に於いて、前記搬入手段と前記検査台との間に、ガラス製品の姿勢変更手段を設け、該姿勢変更手段は、前記ガラス製品を支持する支持手段と、該支持手段を前記搬入手段による搬入方向と直交する方向に所定角度傾斜させる第1の傾斜手段と、該第1の傾斜手段で傾斜された前記支持手段を前記搬入手段による搬入方向と同方向に所定角度傾斜させる第2の傾斜手段とから成ることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明によれば、搬入手段と検査台との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によってガラス製品の姿勢を検査開始状態の姿勢に予め変更させるようにした。これにより、作業者はガラス製品の姿勢変更にかかる負担がなくなり、また、ガラス製品は検査開始状態の姿勢に変更されているので、検査をスムースに開始することができる。
【0007】
前記姿勢変更手段は、支持手段、第1の傾斜手段、及び第2の傾斜手段から構成されている。搬入手段の終端位置に搬入されてきたガラス製品は、前記支持手段によって支持され、そして、この支持手段を前記第1の傾斜手段によって、搬入手段による搬入方向と直交する方向に所定角度傾斜させる。そして、支持手段を前記第2の傾斜手段によって、搬入手段による搬入方向と同方向に所定角度傾斜させる。前記第1、第2の傾斜手段による傾斜角度を、ガラス製品の姿勢が検査開始状態の姿勢となる角度にそれぞれ設定すれば、作業者の負担が軽減し、且つ検査をスムースに開始できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記搬入手段をロールコンベアで構成し、前記姿勢変更手段の支持手段を、ロールコンベアのロール間に設けられた櫛歯状のアームで構成したものである。このアームは昇降手段によってロール間を介して昇降移動され、上昇移動された際に、ガラス製品の下面に当接してガラス製品をロールコンベアから上昇させた位置で支持する。このように、アームをロール間に設けると、ガラス製品をロールコンベアからアームに移載する手段が不要になり、また、ガラス製品の搬入方向におけるアームの設置スペースを省略できるので、装置全体の設置スペースを省スペース化できる。また、前記支持手段のアームにストッパ部材を設けたので、アームが傾斜されたときのガラス製品の落下がストッパ部材で防止できる。
【0009】
請求項3記載の発明は、検査台と搬出手段との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によって、ガラス製品の姿勢を検査終了状態の姿勢から搬出状態の姿勢に変更させるようにした。これにより、作業者は搬出時においてもガラス製品の姿勢変更にかかる負担がなくなる。前記姿勢変更手段は、支持手段と傾斜手段とから構成されており、検査台で検査終了したガラス製品は、略検査終了状態の姿勢で前記支持手段で支持され、そして、この支持手段を傾斜手段で傾斜させて支持手段上のガラス製品を搬出手段による搬出姿勢に変更する。
【0010】
【実施例】
以下添付図面に従って本発明に係るガラス製品の検査装置の好ましい実施例について詳説する。
図1は、本発明に係るガラス製品の検査装置が適用されたTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置を示す正面図である。同図に示す検査装置は、図中右側から搬入用ロールコンベア10、第1の姿勢変更装置12、検査台14、第2の姿勢変更装置16、及び搬出用ロールコンベア18から構成される。検査対象のガラスパネル20は図中二点鎖線で示すように、搬入用ロールコンベア10で搬入されて、第1の姿勢変更装置12で所定の姿勢に変更される。そして、検査台14上で転動されながら欠点が検査されたのち、第2の姿勢変更装置16で姿勢が変更されて搬出用ロールコンベア18で次工程に搬出される。
【0011】
図2は、前記第1の姿勢変更装置12の正面図であり、図3は図2中3−3線から見た側面図である。これらの図に示すように第1の姿勢変更装置12は、架台22、台座24、揺動アーム26、支持アーム28、昇降シリンダ30、起倒シリンダ(第1の傾斜手段)32、及び旋回シリンダ(第2の傾斜手段)34から構成される。
【0012】
前記架台22には前記昇降シリンダ(エアシリンダ)30が固定され、この昇降シリンダ30のロッド部31が前記台座24の下部中央に固定されている。これにより、昇降シリンダ30を駆動してロッド部31を伸縮させると、前記台座24が架台22に対して上下動される。また、図2に示すように昇降シリンダ30の両側にはガイドロッド36、36が昇降シリンダ30と平行に配置される。これらのガイドロッド36、36は、架台22に固定されたカイド部37、37に昇降移動自在に支持されると共に、その上端部が前記台座24の下部に固定されている。従って、台座24はガイドロッド36、36にガイドされて平行に上下動される(図5参照)。
【0013】
図2に於いて台座24の上面左端部には軸受38が固定設置される。この軸受38には、前記揺動アーム26の左端部にガラスパネル20の搬入方向(矢印A)と直交する方向に突出された軸40が軸支される。また、台座24には旋回シリンダ34が固定され、旋回シリンダ34のロッド部35が前記揺動アーム26の下面に揺動アーム26の長手方向に沿ってスライド移動自在に支持されている。従って、旋回シリンダ34を駆動してロッド部35を伸縮させると、前記揺動アーム26が軸40を回動支点として図2に示した位置から図6に示す位置の範囲で回動される。即ち、揺動アーム26は、ロッド部35の伸長動作でガラスパネル20の搬入方向と同方向に所定角度θ 1 °傾斜される。この角度θ 1 °は図6に示すように、ガラスパネル20の重心点Pがガラスパネル20の最下点Dを超えない角度、即ち、ガラスパネル20が検査台14に落下しない角度に設定されている。
【0014】
図2に於いて揺動アーム26の上部には、左右両側に軸受42、42が設けられる。これらの軸受42、42には、前記支持アーム28の基部29にガラスパネル20の搬入方向と同方向に形成された軸44(図3参照)が軸支される。前記支持アーム28の基部29には、3本のアーム28A、28A…が所定の間隔をもって櫛歯状に形成される。前記アーム28A、28A…は、基部29に対して直交方向に形成されると共に、前述した昇降シリンダ30のロッド部31が収縮している状態では図2中点線で示すように、搬入用ロールコンベア10の終端位置に配置されたロール11とロール11との間に位置される。従って、前記アーム28A、28A…は、昇降シリンダ30によってロール11、11間を介して昇降移動される。アーム28A、28A…が上昇移動されると、ガラスパネル20は、アーム28A、28A…に持ち上げられてロール11、11…から上昇された位置で支持される。
【0015】
一方、前記台座24には、前述した起倒シリンダ32が固定され、起倒シリンダ32のロッド部33が図3に示すように前記アーム28Aの下面にアーム28Aの長手方向に沿ってスライド移動自在に支持されている。従って、起倒シリンダ32を駆動してロッド部33を伸縮させると、アーム28A、28A…が軸44を回動支点として図3に示した位置から図4に示す位置の範囲で回動される。即ち、アーム28A、28A…は、ロッド部33の伸長動作でガラスパネル20の搬入方向と直交する方向に所定角度θ 2 °傾斜される。
【0016】
アーム28A、28A…の基部にはストッパローラ46が各々取り付けられている。これらのストッパローラ46、46…はアーム28Aがθ 2 °傾斜したときに、ガラスパネル20の長縁部20Aを支持して、アーム28A、28Aからガラスパネル20が滑落するのを防止するものである。更に、支持アーム28の基部29の左端には大径のストッパローラ48が取り付けられている。このストッパローラ48は図6に示すように、揺動アーム26がθ 1 °傾斜したときに、ガラスパネル20の短縁部20Bを支持して、アーム28A、28Aからガラスパネル20が滑落するのを防止するものである。尚、図1、図2に符号50で示したローラは、図1に示した高さ調整台52に固定されたストッパローラであり、搬入用ロールコンベア10で搬入されてきたガラスパネル20がこのストッパローラ50に当接されて第1の姿勢変更装置12に対し位置決めされる。
【0017】
前記高さ調整台52は図1に示すように、第1の姿勢変更装置12の架台22上に複数のエアシリンダ54、54を介して昇降自在に設けられる。エアシリンダ54、54の駆動で、高さ調整台52が上昇されて検査台14のテーブル56の下面に当接された位置で、前記ストッパローラ50が位置決めされる。
前記検査台14のテーブル56はラワン材、又はベニア材等の軟質木材で作られており、検査中のガラスパネル20がテーブル56上で傷付くのを防止している。また、テーブル56は、ハンドル58の回転操作でその高さが調節自在となっている。即ち、ハンドル58にはスプロケット60が固定され、このスプロケット60に巻回されたチェーン62が左右のスプロケット64、64に巻回されている。これらのスプロケット64は、ギヤボックス65内で図示しないウォームギヤに連結され、このウォームギヤが送りネジ棒66のネジ部に螺合されている。送りネジ棒66の上端はテーブル56の下面に固定されている。従って、ハンドル58を回転させると、スプロケット64、64がチェーン駆動されて、送りネジ棒66が上下動することによりテーブル56の高さが調節される。
【0018】
第2の姿勢変更装置16は、先に説明した第1の姿勢変更装置12と略同じ構成なのでその詳細については省略するが、図2〜図6に説明した第1の姿勢変更装置12と比較して説明すれば、揺動アーム26、旋回シリンダ34を備えておらず、即ち、台座24上に支持アーム28が回動自在に支持された構成となっている。
【0019】
次に、前記の如く構成されたTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置の作用について説明する。
先ず、搬入用ロールコンベア10で搬入されてきた検査対象のガラスパネル20は図2、図3に示すように、ストッパローラ50に当接して第1の姿勢変更装置12に対し位置決めされる。
【0020】
ガラスパネル20が位置決めされると、第1の姿勢変更装置12の昇降シリンダ30が駆動されて、そのロッド31が図4、図5に示すように伸長する。これにより、ガラスパネル20はアーム28A、28A…によってロール11から所定高さ持ち上げられる。次に、起倒シリンダ32が駆動されて、そのロッド33が伸長する。これでアーム28A、28A…がθ 2 °傾斜され、ガラスパネル20が搬入方向と直交する方向に起立されて検査姿勢に変更される。この時、ガラスパネル20は、ストッパローラ46、46…によって支持されているので、アーム28A、28A…から不用意に滑落しない。
【0021】
次に、旋回シリンダ34が駆動され、そのロッド35が図6に示すように伸長する。これによりアーム28A、28A…がθ 1 °傾斜され、ガラスパネル20が搬入方向と同方向に傾斜されて検査直前姿勢に変更される。この時、ガラスパネル20は、ストッパローラ48によって支持されているので、アーム28A、28A…から不用意に滑落せず、また、前記θ 1 °はガラスパネル20の重心点Pがガラスパネル20の最下点Dを超えない角度に設定されているので、検査台14に落下しない。
【0022】
次いで、作業者は図6の姿勢に変更されたガラスパネル20の最上隅部21を把持し、ガラスパネル20を矢印で示すように検査台14に向けて転動させてテーブル56上に移載する。そして、テーブル56上でガラスパネル20を図1中二点鎖線で示すように転動させながらガラスパネル20の欠点を検査する。
この検査工程において、作業者は、重量物であるガラスパネル20の姿勢が第1の姿勢変更装置12によって検査開始直前状態の姿勢に予め変更されているので、ガラスパネル20の姿勢変更にかかる負担がなくなり、且つ、検査をスムースに開始することができる。即ち、作業者は、ガラスパネル20を軽い力でテーブル56上に移載することができ、また、移載されたガラスパネル20は、検査状態の起立した姿勢となっているので、テーブル56上でガラスパネル20をあらためて起立させる労力が不要になる。
【0023】
次に、作業者は、検査終了したガラスパネル20を、図1に示した第2の姿勢変更装置16の支持アームに検査終了した姿勢で移載する。即ち、第2の姿勢変更装置16の支持アームを予め傾斜させておき、この支持アーム上にガラスパネル20を移載し、そして、支持アームを元の位置(傾斜角0°)に回動させて搬出用ロールコンベア18上にガラスパネル20を移載する。そして、ガラスパネル20を、搬出用ロールコンベア18によって次工程に搬出する。
【0024】
以上述べたように、本実施例では、搬入用ロールコンベア10と検査台14との間に第1の姿勢変更装置12を設け、この姿勢変更装置12によってガラスパネル20の姿勢を検査開始直前状態の姿勢に予め変更するようにしたので、ガラスパネル20の姿勢変更にかかる作業者の負担がなくなる。また、ガラスパネル20は、テーブル56上で検査開始状態の姿勢で移載されているので、検査をスムースに開始することができる。
【0025】
更に、本実施例では、姿勢変更装置12のアーム28A、28A…をロールコンベア10のロール11、11間に設けたので、ロールコンベア10からアーム28A、28A…にガラスパネル20を移載する手段が不要になり、また、ガラスパネル20の搬入方向におけるアーム28A、28A…の設置スペースを省略できるので、装置全体の設置スペースを省スペース化できる。
【0026】
また、本実施例では、検査台14と搬出用ロールコンベア18との間に第2の姿勢変更装置16を設けたので、搬出時においてもガラスパネル20の姿勢変更にかかる負担がなくなる。
本実施例では、ガラス製品としてTVブラウン管用ガラスパネル20を適用した例について説明したが、これに限られるものではなく、パネル状のガラス製品であれば適用することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るガラス製品の検査装置によれば、搬入手段と検査台との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によってガラス製品の姿勢を検査開始状態の姿勢に予め変更させるようにしたので、ガラス製品の姿勢変更にかかる作業者の負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置の正面図
【図2】図1の検査装置に適用された第1の姿勢変更装置の正面図
【図3】図2に示した第1の姿勢変更装置を3−3線から見た側面図
【図4】ガラスパネルが搬入方向と直交方向に傾斜された状態を示す側面図
【図5】図4の正面図
【図6】ガラスパネルが搬入方向と同方向に傾斜された状態を示す正面図
【符号の説明】
10…搬入用ロールコンベア
12…第1の姿勢変更装置
14…検査台
16…第2の姿勢変更装置
18…搬出用ロールコンベア
20…ガラスパネル
24…台座
26…揺動アーム
28…支持アーム
28A…櫛歯状アーム
30…昇降シリンダ
32…起倒シリンダ
34…旋回シリンダ
46、48…ストッパローラ
56…テーブル
【発明の属する技術分野】
本発明はガラス製品の検査装置に係り、特にTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置であって、該ガラスパネルを作業者が検査台上で転動させながら目視検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガラスパネルの検査は、先ず、搬入用ロールコンベアで搬入されてきたガラスパネルを作業者が検査台上に移載する。次に、作業者がガラスパネルを検査台上で起立させてそのパネル面を作業者に対向させる。次いで、ガラスパネルを作業者の反対側から照明した状態で、作業者がガラスパネルを検査台上で転動させながらガラスパネルの欠点を目視検査する。そして、検査終了したガラスパネルを、検査台から搬出用ロールコンベアに移載して次工程に搬出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のガラスパネルの検査は、重量物であるガラスパネルの姿勢変更作業、即ちロールコンベアから検査台への移載作業、及び検査台上での起立作業を作業者が行っているので、作業者にかかる負担が大きく労働衛生上好ましくないという欠点がある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、作業者の負担を軽減することができるガラス製品の検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、前記目的を達成するために、パネル状に成形されたガラス製品を搬入する搬入手段と、該搬入手段で搬入されてきた前記ガラス製品が移載されると共に転動されながら検査される検査台と、該検査台で検査終了した前記ガラス製品を搬出する搬出手段とを備えたガラス製品の検査装置に於いて、前記搬入手段と前記検査台との間に、ガラス製品の姿勢変更手段を設け、該姿勢変更手段は、前記ガラス製品を支持する支持手段と、該支持手段を前記搬入手段による搬入方向と直交する方向に所定角度傾斜させる第1の傾斜手段と、該第1の傾斜手段で傾斜された前記支持手段を前記搬入手段による搬入方向と同方向に所定角度傾斜させる第2の傾斜手段とから成ることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明によれば、搬入手段と検査台との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によってガラス製品の姿勢を検査開始状態の姿勢に予め変更させるようにした。これにより、作業者はガラス製品の姿勢変更にかかる負担がなくなり、また、ガラス製品は検査開始状態の姿勢に変更されているので、検査をスムースに開始することができる。
【0007】
前記姿勢変更手段は、支持手段、第1の傾斜手段、及び第2の傾斜手段から構成されている。搬入手段の終端位置に搬入されてきたガラス製品は、前記支持手段によって支持され、そして、この支持手段を前記第1の傾斜手段によって、搬入手段による搬入方向と直交する方向に所定角度傾斜させる。そして、支持手段を前記第2の傾斜手段によって、搬入手段による搬入方向と同方向に所定角度傾斜させる。前記第1、第2の傾斜手段による傾斜角度を、ガラス製品の姿勢が検査開始状態の姿勢となる角度にそれぞれ設定すれば、作業者の負担が軽減し、且つ検査をスムースに開始できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記搬入手段をロールコンベアで構成し、前記姿勢変更手段の支持手段を、ロールコンベアのロール間に設けられた櫛歯状のアームで構成したものである。このアームは昇降手段によってロール間を介して昇降移動され、上昇移動された際に、ガラス製品の下面に当接してガラス製品をロールコンベアから上昇させた位置で支持する。このように、アームをロール間に設けると、ガラス製品をロールコンベアからアームに移載する手段が不要になり、また、ガラス製品の搬入方向におけるアームの設置スペースを省略できるので、装置全体の設置スペースを省スペース化できる。また、前記支持手段のアームにストッパ部材を設けたので、アームが傾斜されたときのガラス製品の落下がストッパ部材で防止できる。
【0009】
請求項3記載の発明は、検査台と搬出手段との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によって、ガラス製品の姿勢を検査終了状態の姿勢から搬出状態の姿勢に変更させるようにした。これにより、作業者は搬出時においてもガラス製品の姿勢変更にかかる負担がなくなる。前記姿勢変更手段は、支持手段と傾斜手段とから構成されており、検査台で検査終了したガラス製品は、略検査終了状態の姿勢で前記支持手段で支持され、そして、この支持手段を傾斜手段で傾斜させて支持手段上のガラス製品を搬出手段による搬出姿勢に変更する。
【0010】
【実施例】
以下添付図面に従って本発明に係るガラス製品の検査装置の好ましい実施例について詳説する。
図1は、本発明に係るガラス製品の検査装置が適用されたTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置を示す正面図である。同図に示す検査装置は、図中右側から搬入用ロールコンベア10、第1の姿勢変更装置12、検査台14、第2の姿勢変更装置16、及び搬出用ロールコンベア18から構成される。検査対象のガラスパネル20は図中二点鎖線で示すように、搬入用ロールコンベア10で搬入されて、第1の姿勢変更装置12で所定の姿勢に変更される。そして、検査台14上で転動されながら欠点が検査されたのち、第2の姿勢変更装置16で姿勢が変更されて搬出用ロールコンベア18で次工程に搬出される。
【0011】
図2は、前記第1の姿勢変更装置12の正面図であり、図3は図2中3−3線から見た側面図である。これらの図に示すように第1の姿勢変更装置12は、架台22、台座24、揺動アーム26、支持アーム28、昇降シリンダ30、起倒シリンダ(第1の傾斜手段)32、及び旋回シリンダ(第2の傾斜手段)34から構成される。
【0012】
前記架台22には前記昇降シリンダ(エアシリンダ)30が固定され、この昇降シリンダ30のロッド部31が前記台座24の下部中央に固定されている。これにより、昇降シリンダ30を駆動してロッド部31を伸縮させると、前記台座24が架台22に対して上下動される。また、図2に示すように昇降シリンダ30の両側にはガイドロッド36、36が昇降シリンダ30と平行に配置される。これらのガイドロッド36、36は、架台22に固定されたカイド部37、37に昇降移動自在に支持されると共に、その上端部が前記台座24の下部に固定されている。従って、台座24はガイドロッド36、36にガイドされて平行に上下動される(図5参照)。
【0013】
図2に於いて台座24の上面左端部には軸受38が固定設置される。この軸受38には、前記揺動アーム26の左端部にガラスパネル20の搬入方向(矢印A)と直交する方向に突出された軸40が軸支される。また、台座24には旋回シリンダ34が固定され、旋回シリンダ34のロッド部35が前記揺動アーム26の下面に揺動アーム26の長手方向に沿ってスライド移動自在に支持されている。従って、旋回シリンダ34を駆動してロッド部35を伸縮させると、前記揺動アーム26が軸40を回動支点として図2に示した位置から図6に示す位置の範囲で回動される。即ち、揺動アーム26は、ロッド部35の伸長動作でガラスパネル20の搬入方向と同方向に所定角度θ 1 °傾斜される。この角度θ 1 °は図6に示すように、ガラスパネル20の重心点Pがガラスパネル20の最下点Dを超えない角度、即ち、ガラスパネル20が検査台14に落下しない角度に設定されている。
【0014】
図2に於いて揺動アーム26の上部には、左右両側に軸受42、42が設けられる。これらの軸受42、42には、前記支持アーム28の基部29にガラスパネル20の搬入方向と同方向に形成された軸44(図3参照)が軸支される。前記支持アーム28の基部29には、3本のアーム28A、28A…が所定の間隔をもって櫛歯状に形成される。前記アーム28A、28A…は、基部29に対して直交方向に形成されると共に、前述した昇降シリンダ30のロッド部31が収縮している状態では図2中点線で示すように、搬入用ロールコンベア10の終端位置に配置されたロール11とロール11との間に位置される。従って、前記アーム28A、28A…は、昇降シリンダ30によってロール11、11間を介して昇降移動される。アーム28A、28A…が上昇移動されると、ガラスパネル20は、アーム28A、28A…に持ち上げられてロール11、11…から上昇された位置で支持される。
【0015】
一方、前記台座24には、前述した起倒シリンダ32が固定され、起倒シリンダ32のロッド部33が図3に示すように前記アーム28Aの下面にアーム28Aの長手方向に沿ってスライド移動自在に支持されている。従って、起倒シリンダ32を駆動してロッド部33を伸縮させると、アーム28A、28A…が軸44を回動支点として図3に示した位置から図4に示す位置の範囲で回動される。即ち、アーム28A、28A…は、ロッド部33の伸長動作でガラスパネル20の搬入方向と直交する方向に所定角度θ 2 °傾斜される。
【0016】
アーム28A、28A…の基部にはストッパローラ46が各々取り付けられている。これらのストッパローラ46、46…はアーム28Aがθ 2 °傾斜したときに、ガラスパネル20の長縁部20Aを支持して、アーム28A、28Aからガラスパネル20が滑落するのを防止するものである。更に、支持アーム28の基部29の左端には大径のストッパローラ48が取り付けられている。このストッパローラ48は図6に示すように、揺動アーム26がθ 1 °傾斜したときに、ガラスパネル20の短縁部20Bを支持して、アーム28A、28Aからガラスパネル20が滑落するのを防止するものである。尚、図1、図2に符号50で示したローラは、図1に示した高さ調整台52に固定されたストッパローラであり、搬入用ロールコンベア10で搬入されてきたガラスパネル20がこのストッパローラ50に当接されて第1の姿勢変更装置12に対し位置決めされる。
【0017】
前記高さ調整台52は図1に示すように、第1の姿勢変更装置12の架台22上に複数のエアシリンダ54、54を介して昇降自在に設けられる。エアシリンダ54、54の駆動で、高さ調整台52が上昇されて検査台14のテーブル56の下面に当接された位置で、前記ストッパローラ50が位置決めされる。
前記検査台14のテーブル56はラワン材、又はベニア材等の軟質木材で作られており、検査中のガラスパネル20がテーブル56上で傷付くのを防止している。また、テーブル56は、ハンドル58の回転操作でその高さが調節自在となっている。即ち、ハンドル58にはスプロケット60が固定され、このスプロケット60に巻回されたチェーン62が左右のスプロケット64、64に巻回されている。これらのスプロケット64は、ギヤボックス65内で図示しないウォームギヤに連結され、このウォームギヤが送りネジ棒66のネジ部に螺合されている。送りネジ棒66の上端はテーブル56の下面に固定されている。従って、ハンドル58を回転させると、スプロケット64、64がチェーン駆動されて、送りネジ棒66が上下動することによりテーブル56の高さが調節される。
【0018】
第2の姿勢変更装置16は、先に説明した第1の姿勢変更装置12と略同じ構成なのでその詳細については省略するが、図2〜図6に説明した第1の姿勢変更装置12と比較して説明すれば、揺動アーム26、旋回シリンダ34を備えておらず、即ち、台座24上に支持アーム28が回動自在に支持された構成となっている。
【0019】
次に、前記の如く構成されたTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置の作用について説明する。
先ず、搬入用ロールコンベア10で搬入されてきた検査対象のガラスパネル20は図2、図3に示すように、ストッパローラ50に当接して第1の姿勢変更装置12に対し位置決めされる。
【0020】
ガラスパネル20が位置決めされると、第1の姿勢変更装置12の昇降シリンダ30が駆動されて、そのロッド31が図4、図5に示すように伸長する。これにより、ガラスパネル20はアーム28A、28A…によってロール11から所定高さ持ち上げられる。次に、起倒シリンダ32が駆動されて、そのロッド33が伸長する。これでアーム28A、28A…がθ 2 °傾斜され、ガラスパネル20が搬入方向と直交する方向に起立されて検査姿勢に変更される。この時、ガラスパネル20は、ストッパローラ46、46…によって支持されているので、アーム28A、28A…から不用意に滑落しない。
【0021】
次に、旋回シリンダ34が駆動され、そのロッド35が図6に示すように伸長する。これによりアーム28A、28A…がθ 1 °傾斜され、ガラスパネル20が搬入方向と同方向に傾斜されて検査直前姿勢に変更される。この時、ガラスパネル20は、ストッパローラ48によって支持されているので、アーム28A、28A…から不用意に滑落せず、また、前記θ 1 °はガラスパネル20の重心点Pがガラスパネル20の最下点Dを超えない角度に設定されているので、検査台14に落下しない。
【0022】
次いで、作業者は図6の姿勢に変更されたガラスパネル20の最上隅部21を把持し、ガラスパネル20を矢印で示すように検査台14に向けて転動させてテーブル56上に移載する。そして、テーブル56上でガラスパネル20を図1中二点鎖線で示すように転動させながらガラスパネル20の欠点を検査する。
この検査工程において、作業者は、重量物であるガラスパネル20の姿勢が第1の姿勢変更装置12によって検査開始直前状態の姿勢に予め変更されているので、ガラスパネル20の姿勢変更にかかる負担がなくなり、且つ、検査をスムースに開始することができる。即ち、作業者は、ガラスパネル20を軽い力でテーブル56上に移載することができ、また、移載されたガラスパネル20は、検査状態の起立した姿勢となっているので、テーブル56上でガラスパネル20をあらためて起立させる労力が不要になる。
【0023】
次に、作業者は、検査終了したガラスパネル20を、図1に示した第2の姿勢変更装置16の支持アームに検査終了した姿勢で移載する。即ち、第2の姿勢変更装置16の支持アームを予め傾斜させておき、この支持アーム上にガラスパネル20を移載し、そして、支持アームを元の位置(傾斜角0°)に回動させて搬出用ロールコンベア18上にガラスパネル20を移載する。そして、ガラスパネル20を、搬出用ロールコンベア18によって次工程に搬出する。
【0024】
以上述べたように、本実施例では、搬入用ロールコンベア10と検査台14との間に第1の姿勢変更装置12を設け、この姿勢変更装置12によってガラスパネル20の姿勢を検査開始直前状態の姿勢に予め変更するようにしたので、ガラスパネル20の姿勢変更にかかる作業者の負担がなくなる。また、ガラスパネル20は、テーブル56上で検査開始状態の姿勢で移載されているので、検査をスムースに開始することができる。
【0025】
更に、本実施例では、姿勢変更装置12のアーム28A、28A…をロールコンベア10のロール11、11間に設けたので、ロールコンベア10からアーム28A、28A…にガラスパネル20を移載する手段が不要になり、また、ガラスパネル20の搬入方向におけるアーム28A、28A…の設置スペースを省略できるので、装置全体の設置スペースを省スペース化できる。
【0026】
また、本実施例では、検査台14と搬出用ロールコンベア18との間に第2の姿勢変更装置16を設けたので、搬出時においてもガラスパネル20の姿勢変更にかかる負担がなくなる。
本実施例では、ガラス製品としてTVブラウン管用ガラスパネル20を適用した例について説明したが、これに限られるものではなく、パネル状のガラス製品であれば適用することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るガラス製品の検査装置によれば、搬入手段と検査台との間に姿勢変更手段を設け、この姿勢変更手段によってガラス製品の姿勢を検査開始状態の姿勢に予め変更させるようにしたので、ガラス製品の姿勢変更にかかる作業者の負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るTVブラウン管用ガラスパネルの検査装置の正面図
【図2】図1の検査装置に適用された第1の姿勢変更装置の正面図
【図3】図2に示した第1の姿勢変更装置を3−3線から見た側面図
【図4】ガラスパネルが搬入方向と直交方向に傾斜された状態を示す側面図
【図5】図4の正面図
【図6】ガラスパネルが搬入方向と同方向に傾斜された状態を示す正面図
【符号の説明】
10…搬入用ロールコンベア
12…第1の姿勢変更装置
14…検査台
16…第2の姿勢変更装置
18…搬出用ロールコンベア
20…ガラスパネル
24…台座
26…揺動アーム
28…支持アーム
28A…櫛歯状アーム
30…昇降シリンダ
32…起倒シリンダ
34…旋回シリンダ
46、48…ストッパローラ
56…テーブル
Claims (3)
- パネル状に成形されたガラス製品を搬入する搬入手段と、該搬入手段で搬入されてきた前記ガラス製品が移載されると共に転動されながら検査される検査台と、該検査台で検査終了した前記ガラス製品を搬出する搬出手段とを備えたガラス製品の検査装置に於いて、
前記搬入手段と前記検査台との間に、ガラス製品の姿勢変更手段を設け、該姿勢変更手段は、前記ガラス製品を支持する支持手段と、該支持手段を前記搬入手段による搬入方向と直交する方向に所定角度傾斜させる第1の傾斜手段と、該第1の傾斜手段で傾斜された前記支持手段を前記搬入手段による搬入方向と同方向に所定角度傾斜させる第2の傾斜手段とから成ることを特徴とするガラス製品の検査装置。 - 前記搬入手段はロールコンベアで構成され、前記姿勢変更手段の前記支持手段は、前記ロールコンベアのロール間に設けられた櫛歯状のアームで構成され、該アームは昇降手段によって前記ロール間を介して昇降移動され、上昇移動された際に、前記ガラス製品の下面に当接して該ガラス製品をロールコンベアから上昇させた位置で支持すると共に、該アームにはストッパ部材が設けられ、該ストッパ部材は、前記第1の傾斜手段でアームが傾斜されたとき、または第1の傾斜手段および第2の傾斜手段でアームが傾斜されたときに該アーム上に支持された前記ガラス製品の落下を防止することを特徴とする請求項1記載のガラス製品の検査装置。
- 前記検査台と前記搬出手段との間に、ガラス製品の姿勢変更手段を設け、該姿勢変更手段は、前記検査台で検査終了したガラス製品を略検査終了状態の姿勢で支持する支持手段と、該支持手段を傾斜させて支持手段上のガラス製品を前記搬出手段による搬出姿勢に変更する傾斜手段とから成ることを特徴とする請求項1記載のガラス製品の検査装置。
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