JPH0622199Y2 - セラミック丸棒用連続抗折試験機 - Google Patents

セラミック丸棒用連続抗折試験機

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JPH0622199Y2
JPH0622199Y2 JP8425287U JP8425287U JPH0622199Y2 JP H0622199 Y2 JPH0622199 Y2 JP H0622199Y2 JP 8425287 U JP8425287 U JP 8425287U JP 8425287 U JP8425287 U JP 8425287U JP H0622199 Y2 JPH0622199 Y2 JP H0622199Y2
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JP
Japan
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round bar
ceramic round
ceramic
continuous bending
bending tester
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Application number
JP8425287U
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JPS63193348U (ja
Inventor
勇 力武
喜秋 篠原
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセラミック丸棒の抗折強度を自動的にしかも、
正確に試験することができるセラミック丸棒用連続抗折
試験機に関するものである。
(従来の技術) 例えばトンネル炉の台車上に碍子類等を吊した状態で支
持させるために用いられるSiC製のセラミック丸棒は、
炉内で折損すると多量の焼成不良品を発生させることと
なるので、予め抗折強度試験を行う必要がある。このた
め、従来は2個の支点上にセラミック丸棒を人手により
セットし、重錘によりその中央部に一定荷重をかけ下方
へ押圧して抗折強度を試験する装置が用いられており、
円形断面上における荷重の作用する方向を変化させるた
めにセラミック丸棒を例えば90°ずつ回転させて4回
の試験を行う方法が取られていた。
しかしこのような従来の装置では円周上の4方向に荷重
を作用させているのみであるから欠陥が存在してもその
位置によっては発見されないことがあり、また人手によ
りセラミック丸棒の着脱及び荷重印加等を行わねばなら
ないので運搬や試験に要する工数が多く、更にはセラミ
ック丸棒の品種が変わるごとに重錘を乗せ替える必要が
あるうえ重錘の管理、保管にも多くの手数を要する等の
多くの問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決して、セラミ
ック丸棒の抗折強度を全周にわたり自動的に、しかも正
確に試験することができるセラミック丸棒用連続抗折試
験機を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はセラミック丸棒の供給コンベアの端部にセラミ
ック丸棒を1本ずつ送り出す1本送り機構を設け、その
送り出し側にはセラミック丸棒を水平に支持する平行に
設けられた2本の円弧状の支持レールと、これらの支持
レール上に支持されたセラミック丸棒を支持点間で一定
荷重で押圧しつつ転動させる回転ローラーとを設けたこ
とを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明すると、
(1)は試験機のフレーム、(2)はモータ(3)によって駆動
されるセラミック丸棒(30)の供給コンベアである。セラ
ミック丸棒(30)はフレーム(1)の端部のシュート(4)から
この供給コンベア(2)上へ20〜30本ずつ供給される。
この供給コンベア(2)の端部にはセラミック丸棒(30)を
1本ずつ送り出すための1本送り機構(5)が設けられて
いる。この1本送り機構(5)はセラミック丸棒(30)が嵌
入できるポケット部分を備えたスターホイール(6)と、
これと同軸のカム(7)と、このカム(7)によって昇降する
アーム(8)とを備えている。アーム(8)は供給コンベア
(2)の端部上方のフレーム(1)に枢着されていて、図示の
実施例ではカム(7)が120°回転するたびに上方へ揺動
し、このアーム(8)と一体的に揺動できるように設けら
れたストッパ(9)が供給コンベア(2)上のセラミック丸棒
(30)を1本ずつスターホイール(6)へ移動させるように
なっている。
(10)、(10)は上記の1本送り機構(5)により送り出された
セラミック丸棒(30)を水平に支持できるようにフレーム
(1)の横桁(1a)上に平行に設けられた一対の支持レール
である。これらの支持レール(10)、(10)はセラミック丸
棒(30)の両端部付近を支持させるために幅方向の位置が
変えられるようになっている。またこれらの支持レール
(10)、(10)の上面は図示のように一部が円弧状に形成さ
れている。(11)、(11)は支持レール(10)、(10)に向ってセ
ラミック丸棒(30)を一定荷重で押圧しつつ転動させるた
めの一対の回転ローラーである。本実施例では回転ロー
ラー(11)、(11)は一対のスプライン軸(12)、(12)上に位置
調節可能に設けられている。これらのスプライン軸(12)
はフレーム(1)の上面に軸(13)によって枢着された一対
の揺動フレーム(14)、(14)に支持されているもので、モ
ータ(15)によって軸(13)が回転され、更にチェーン(16)
を介して軸端のスプロケット(17)が回転されるとスプラ
イン軸(12)と回転ローラー(11)とが図面上反時計方向に
回転する構造となっている。またこれらの揺動フレーム
(14)、(14)の右端部には加圧シリンダ(18)、(18)がそれぞ
れ設けられており、揺動フレーム(14)、(14)に下向きの
一定加圧力を与える。この結果、揺動フレーム(14)のス
プライン軸(12)に支持された回転ローラー(11)はセラミ
ック丸棒(30)を支持レール(10)、(10)に向って押圧しつ
つ転動することとなる。これらの支持レール(10)と回転
ローラー(11)とは表面をゴム等によりライニングしてお
くことが好ましい。
なお(19)はフレーム(1)の横桁(1a)の下面に設けられた
ボックスであり、破損したセラミック丸棒(30)を受止め
るためのものである。また(20)は試験を終了して支持レ
ール(10)、(10)の後端から排出されたセラミック丸棒(3
0)を収納する収納器であり、図示のようにその内部には
多数の傾斜レール(21)が設けてあり、下方から順次セラ
ミック丸棒(30)が収納できる構造のものである。
(作用) このように構成されたものは、多数本のセラミック丸棒
(30)をシュート(4)から供給コンベア(2)へ供給すれば、
セラミック丸棒(30)は1本送り機構(5)によって1本ず
つ順次スターホイール(6)に乗せられ支持レール(10)、(1
0)上へ送り出される。次にセラミック丸棒(30)は回転ロ
ーラー(11)によって支持レール(10)、(10)に向って一定
荷重で押圧されつつ支持レール(10)、(10)の円弧状面に
沿って転動する。このときセラミック丸棒(30)はその両
端部を支持レール(10)、(10)によって支持された状態で
その中間部を回転ローラー(11)によって押圧されつつ転
動するので、全周にわたって抗折強度の試験が行える。
特に実施例のように中間の2箇所を回転ローラー(11)、
(11)によって押圧するようにしておけば、セラミック丸
棒(30)に作用する曲げモーメントはこれらの回転ローラ
ー(11)、(11)間においては一定となり、広い範囲にわた
って完全な抗折強度の試験が行えることとなる。なお本
実施例においては回転ローラー(11)、(11)の加圧力は個
別に調節することができ、またセラミック丸棒(30)の長
さに応じてその支持装置と加圧位置を自由に変更でき
る。このようにして抗折強度試験が行われ、欠陥が存在
するセラミック丸棒(30)は破壊されてボックス(19)内に
落下する。また回転ローラー(11)による加圧に耐える抗
折強度を備えたセラミック丸棒(30)は支持レール(10)の
後端から収納器(20)へ自動的に排出され、その内部に自
動的に収納される。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、セラミック
丸棒の抗折強度をその全周にわたり自動的に試験するこ
とができ、従来法によっては発見することができなっか
た欠陥をも確実に検出することができるので使用時のセ
ラミック丸棒の切損によるトラブルの防止に効果的であ
る。また本考案のセラミック丸棒用連続抗折試験機は自
動式のものであるから人手をほとんど必要とせず、また
セラミック丸棒の種類や長さが変更された場合の調節も
容易であるうえに従来のように試験用の重錘の管理、保
管の手数も省略することができる。よって本考案は従来
の問題点を一掃したセラミック丸棒用連続抗折試験機と
して、その実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図はその平
面図である。 (2):供給コンベア、(5):1本送り機構、(10):支持レ
ール、(11):回転ローラー、(30):セラミック丸棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック丸棒(30)の供給コンベア(2)の
    端部にセラミック丸棒(30)を1本ずつ送り出す1本送り
    機構(5)を設け、その送り出し側にはセラミック丸棒(3
    0)を水平に支持する平行に設けられた2本の円弧状の支
    持レール(10)、(10)と、これらの支持レール(10)、(10)上
    に支持されたセラミック丸棒(30)を支持点間で一定荷重
    で押圧しつつ転動させる回転ローラー(11)とを設けたこ
    とを特徴とするセラミック丸棒用連続抗折試験機。
JP8425287U 1987-05-29 1987-05-29 セラミック丸棒用連続抗折試験機 Expired - Lifetime JPH0622199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8425287U JPH0622199Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 セラミック丸棒用連続抗折試験機

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193348U JPS63193348U (ja) 1988-12-13
JPH0622199Y2 true JPH0622199Y2 (ja) 1994-06-08

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