JP2552778Y2 - 容器の振分け装置 - Google Patents
容器の振分け装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばシャンプー液や
化粧料等の内容物が充填された容器を良品と不良品とに
コンベア上で振分けるのに好適に用いられる容器の振分
け装置に関する。
化粧料等の内容物が充填された容器を良品と不良品とに
コンベア上で振分けるのに好適に用いられる容器の振分
け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図5に、実願平3−7346
として出願した先行技術による容器の振分け装置を示
す。
として出願した先行技術による容器の振分け装置を示
す。
【0003】図において、1,1,…は容器としてのボ
トルを示し、該各ボトル1内にはシャンプー液や液体化
粧料等の内容物が充填されている。そして、該各ボトル
1は内容物の充填後に後述のコンベア2上に正立状態で
配置され、振分け工程へと順次搬送されるものである。
トルを示し、該各ボトル1内にはシャンプー液や液体化
粧料等の内容物が充填されている。そして、該各ボトル
1は内容物の充填後に後述のコンベア2上に正立状態で
配置され、振分け工程へと順次搬送されるものである。
【0004】2は各ボトル1を正立状態で搬送する第1
の搬送手段としてのコンベアで、該コンベア2は、一対
のガイド3,3が設けられると共に、その途中には後述
の検査装置11が設けられている。
の搬送手段としてのコンベアで、該コンベア2は、一対
のガイド3,3が設けられると共に、その途中には後述
の検査装置11が設けられている。
【0005】4はコンベア2の下流側に隣接して設けら
れた渡りコンベア、5は該渡りコンベア4に隣接して設
けられ、各コンベア2,4と共に第1の搬送手段を構成
する他のコンベアを示し、該コンベア4,5は、その上
流側が後述の振分け板14よりも下流側に位置してコン
ベア2と並行して配設され、コンベア2により矢示A方
向に搬送されてくる良品のボトル1をガイド6,6に沿
ってコンベア5の下流側へと順次搬送するものである。
れた渡りコンベア、5は該渡りコンベア4に隣接して設
けられ、各コンベア2,4と共に第1の搬送手段を構成
する他のコンベアを示し、該コンベア4,5は、その上
流側が後述の振分け板14よりも下流側に位置してコン
ベア2と並行して配設され、コンベア2により矢示A方
向に搬送されてくる良品のボトル1をガイド6,6に沿
ってコンベア5の下流側へと順次搬送するものである。
【0006】7,8はコンベア2の左,右に隣接して該
コンベア2と並行に設けられた第2の搬送手段としての
不良排出用コンベアを示し、該各不良排出用コンベア
7,8は、振分け板14によってコンベア2から振分け
られた不良品のボトル1をコンベア2とは逆向きの矢示
B方向に搬送するようになっている。ここで、図3中の
右側に位置する一の不良排出用コンベア7は、内容物の
充填量が不足した量不足品のボトル1をガイド9に沿っ
て矢示B方向に搬送し、該ガイド9の閉塞端9A側でス
トックさせるものである。また、図3中左側に位置する
他の不良排出用コンベア8は、内容物の充填量が過充填
となった過量品のボトル1をガイド10に沿って矢示B
方向に搬送し、該ガイド10の閉塞端10A側でストッ
クさせるものである。
コンベア2と並行に設けられた第2の搬送手段としての
不良排出用コンベアを示し、該各不良排出用コンベア
7,8は、振分け板14によってコンベア2から振分け
られた不良品のボトル1をコンベア2とは逆向きの矢示
B方向に搬送するようになっている。ここで、図3中の
右側に位置する一の不良排出用コンベア7は、内容物の
充填量が不足した量不足品のボトル1をガイド9に沿っ
て矢示B方向に搬送し、該ガイド9の閉塞端9A側でス
トックさせるものである。また、図3中左側に位置する
他の不良排出用コンベア8は、内容物の充填量が過充填
となった過量品のボトル1をガイド10に沿って矢示B
方向に搬送し、該ガイド10の閉塞端10A側でストッ
クさせるものである。
【0007】11は振分け板14の上流側に位置してコ
ンベア2の途中に設けられ、電子式計量器等を備えた検
査装置を示し、該検査装置11は、各ボトル1の内容物
の充填量から量不足品,過量品等の不良品か否かを識別
すると共に、各ボトル1の形状や表面のキズ等も識別で
きるようになっている。
ンベア2の途中に設けられ、電子式計量器等を備えた検
査装置を示し、該検査装置11は、各ボトル1の内容物
の充填量から量不足品,過量品等の不良品か否かを識別
すると共に、各ボトル1の形状や表面のキズ等も識別で
きるようになっている。
【0008】12は検査装置11の下流側に位置して、
コンベア2の途中に各コンベア2,7,8を跨ぐように
設けられたコ字状の支持フレームを示し、該支持フレー
ム12は図4に示す如く、各不良排出用コンベア7,8
から左,右の横方向に離間して上向きに立設された左,
右の支柱12A,12Aと、該各支柱12Aの上端に架
設され、該各支柱12Aを左右方向で連結した横梁12
Bと、該横梁12Bとコンベア2,7,8との間に位置
し、左,右両端側が各支柱12Aにボルト(図示せず)
等を介して固定された支持プレート12Cとから大略構
成され、該支持プレート12Cには左,右に離間して一
対の支持ブラケット12D,12Dが設けられている。
コンベア2の途中に各コンベア2,7,8を跨ぐように
設けられたコ字状の支持フレームを示し、該支持フレー
ム12は図4に示す如く、各不良排出用コンベア7,8
から左,右の横方向に離間して上向きに立設された左,
右の支柱12A,12Aと、該各支柱12Aの上端に架
設され、該各支柱12Aを左右方向で連結した横梁12
Bと、該横梁12Bとコンベア2,7,8との間に位置
し、左,右両端側が各支柱12Aにボルト(図示せず)
等を介して固定された支持プレート12Cとから大略構
成され、該支持プレート12Cには左,右に離間して一
対の支持ブラケット12D,12Dが設けられている。
【0009】13,13は左,右両端側が支持フレーム
12の各支持ブラケット12Dに固定され、上,下に離
間して配設された一対のガイドロッドを示し、該各ガイ
ドロッド13はコンベア2,7,8を左右方向に横切っ
て伸長し、後述する振分け板14の連結部14Aを矢示
C,D方向に摺動可能に支持するものである。
12の各支持ブラケット12Dに固定され、上,下に離
間して配設された一対のガイドロッドを示し、該各ガイ
ドロッド13はコンベア2,7,8を左右方向に横切っ
て伸長し、後述する振分け板14の連結部14Aを矢示
C,D方向に摺動可能に支持するものである。
【0010】14は各ガイドロッド13からコンベア
2,7,8の搬送面に向けて下向きに垂下された振分け
板を示し、該振分け板14は、図3,図4に示す如く、
各ガイドロッド13に摺動可能に連結された連結部14
Aと、該連結部14Aの下端側に設けられ、各ボトル1
の直径よりも大きい幅寸法をもって矢示C,D方向に伸
長した横板部14Bと、該横板部14Bの幅方向中間部
位から各ボトル1の直径にほぼ対応する突出寸法をもっ
て矢示B方向に突設された縦板部14Cとから図3にも
示す如く断面T字状に形成されている。そして、該振分
け板14は、横板部14Bと縦板部14Cとがボトル1
の外周面に直交する2方向から当接し、量不足品または
過量品のボトル1をコンベア2上から各不良排出用コン
ベア7,8上に選択的に振分けるものである。
2,7,8の搬送面に向けて下向きに垂下された振分け
板を示し、該振分け板14は、図3,図4に示す如く、
各ガイドロッド13に摺動可能に連結された連結部14
Aと、該連結部14Aの下端側に設けられ、各ボトル1
の直径よりも大きい幅寸法をもって矢示C,D方向に伸
長した横板部14Bと、該横板部14Bの幅方向中間部
位から各ボトル1の直径にほぼ対応する突出寸法をもっ
て矢示B方向に突設された縦板部14Cとから図3にも
示す如く断面T字状に形成されている。そして、該振分
け板14は、横板部14Bと縦板部14Cとがボトル1
の外周面に直交する2方向から当接し、量不足品または
過量品のボトル1をコンベア2上から各不良排出用コン
ベア7,8上に選択的に振分けるものである。
【0011】15は各ガイドロッド13,13間に位置
して一方の支持ブラケット12Dに取付けられた振分け
シリンダを示し、該振分けシリンダ15はエアシリンダ
等によって構成され、ロッド15Aの先端側が振分け板
14の連結部14Aに取付けられている。そして、該振
分けシリンダ15は外部からエアが給排されることによ
りロッド15Aを伸長、縮小させ、振分け板14を矢示
C,D方向に各ガイドロッド13に沿って摺動変位させ
るようになっている。
して一方の支持ブラケット12Dに取付けられた振分け
シリンダを示し、該振分けシリンダ15はエアシリンダ
等によって構成され、ロッド15Aの先端側が振分け板
14の連結部14Aに取付けられている。そして、該振
分けシリンダ15は外部からエアが給排されることによ
りロッド15Aを伸長、縮小させ、振分け板14を矢示
C,D方向に各ガイドロッド13に沿って摺動変位させ
るようになっている。
【0012】16,16は各不良排出用コンベア7,8
の左,右両側に位置して支持フレーム12の各支柱12
Aに設けられた一対の取付ブラケット、17,18は各
不良排出用コンベア7,8に対応して該各ブラケット1
6,16に取付けられた補助シリンダを示し、該補助シ
リンダ17,18はエアシリンダ等からなり、振分けシ
リンダ15に同期して作動するようになっている。そし
て、該各補助シリンダ17,18は外部からエアが給排
されることにより、振分けシリンダ15のロッド15A
が矢示C方向に伸長するときには、補助シリンダ17の
ロッド17Aを矢示C方向に縮小させると共に、補助シ
リンダ18のロッド18Aを矢示C方向に伸長させ、ま
た、振分けシリンダ15のロッド15Aが矢示D方向に
縮小するときには、ロッド17Aを矢示D方向に伸長さ
せると共に、ロッド18Aを矢示D方向に縮小させるも
のである。
の左,右両側に位置して支持フレーム12の各支柱12
Aに設けられた一対の取付ブラケット、17,18は各
不良排出用コンベア7,8に対応して該各ブラケット1
6,16に取付けられた補助シリンダを示し、該補助シ
リンダ17,18はエアシリンダ等からなり、振分けシ
リンダ15に同期して作動するようになっている。そし
て、該各補助シリンダ17,18は外部からエアが給排
されることにより、振分けシリンダ15のロッド15A
が矢示C方向に伸長するときには、補助シリンダ17の
ロッド17Aを矢示C方向に縮小させると共に、補助シ
リンダ18のロッド18Aを矢示C方向に伸長させ、ま
た、振分けシリンダ15のロッド15Aが矢示D方向に
縮小するときには、ロッド17Aを矢示D方向に伸長さ
せると共に、ロッド18Aを矢示D方向に縮小させるも
のである。
【0013】19,20は補助シリンダ17,18のロ
ッド17A,18A先端側に設けられ、振分け板14の
縦板部14Cと平行に対面する平板状の正立補償板を示
し、該各正立補償板19,20の背面側にはガイドロッ
ド19A,20Aが設けられ、該各ガイドロッド19
A,20Aは各ブラケット16に摺動可能に支持されて
いる。そして、該各正立補償板19,20は補助シリン
ダ17,18によって不良排出用コンベア7,8の搬送
面上を矢示D,C方向に進退されるようになっている。
また、該各正立補償板19,20は、振分け時にボトル
1が転倒するのを防止すべく、該ボトル1の直径寸法よ
りも若干大きい寸法をもって振分け板14の縦板部14
Cと平行に対面するようになっている。
ッド17A,18A先端側に設けられ、振分け板14の
縦板部14Cと平行に対面する平板状の正立補償板を示
し、該各正立補償板19,20の背面側にはガイドロッ
ド19A,20Aが設けられ、該各ガイドロッド19
A,20Aは各ブラケット16に摺動可能に支持されて
いる。そして、該各正立補償板19,20は補助シリン
ダ17,18によって不良排出用コンベア7,8の搬送
面上を矢示D,C方向に進退されるようになっている。
また、該各正立補償板19,20は、振分け時にボトル
1が転倒するのを防止すべく、該ボトル1の直径寸法よ
りも若干大きい寸法をもって振分け板14の縦板部14
Cと平行に対面するようになっている。
【0014】ここで、前記正立補償板19は、量不足品
のボトル1が振分け板14によってコンベア2上から不
良排出用コンベア7上に押動されてくるときに、不良排
出用コンベア7上の待機位置から図3に示す開放位置へ
と矢示C方向に後退し、振分け板14の縦板部14Cと
の間で量不足品のボトル1を挟み込むようにしつつ該ボ
トル1をコンベア2,7上で正立状態に保持するもので
ある。また、前記正立補償板20は、過量品のボトル1
が振分け板14によりコンベア2上から不良排出用コン
ベア8上に押動されてくるときに、図3に示す不良排出
用コンベア8上の待機位置から開放位置へと矢示D方向
に後退し、過量品のボトル1を振分け板14の縦板部1
4Cとの間で挟み込むようにしつつ該ボトル1をコンベ
ア2,8上で正立状態に保持するようになっている。
のボトル1が振分け板14によってコンベア2上から不
良排出用コンベア7上に押動されてくるときに、不良排
出用コンベア7上の待機位置から図3に示す開放位置へ
と矢示C方向に後退し、振分け板14の縦板部14Cと
の間で量不足品のボトル1を挟み込むようにしつつ該ボ
トル1をコンベア2,7上で正立状態に保持するもので
ある。また、前記正立補償板20は、過量品のボトル1
が振分け板14によりコンベア2上から不良排出用コン
ベア8上に押動されてくるときに、図3に示す不良排出
用コンベア8上の待機位置から開放位置へと矢示D方向
に後退し、過量品のボトル1を振分け板14の縦板部1
4Cとの間で挟み込むようにしつつ該ボトル1をコンベ
ア2,8上で正立状態に保持するようになっている。
【0015】先行技術による容器の振分け装置は上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0016】まず、検査装置11により内容物の充填量
が不足していると判定された量不足品のボトル1がコン
ベア2により振分け板14の位置まで搬送されると、振
分けシリンダ15は振分け板14を矢示C方向に移動さ
せると共に、補助シリンダ17は正立補償板19を矢示
C方向に後退させる。これにより、該量不足品のボトル
1は、正立補償板19と振分け板14の縦板部14Cと
の間で挟み込まれ、正立状態を保持しつつコンベア2か
ら不良排出用コンベア7へと振分けられ、該不良排出用
コンベア7によって矢示B方向に搬送される。また、こ
の状態では、補助シリンダ18は振分けシリンダ15等
と同期して作動し、正立補償板20は不良排出用コンベ
ア8上に進出して図3に示す待機位置におかれる。
が不足していると判定された量不足品のボトル1がコン
ベア2により振分け板14の位置まで搬送されると、振
分けシリンダ15は振分け板14を矢示C方向に移動さ
せると共に、補助シリンダ17は正立補償板19を矢示
C方向に後退させる。これにより、該量不足品のボトル
1は、正立補償板19と振分け板14の縦板部14Cと
の間で挟み込まれ、正立状態を保持しつつコンベア2か
ら不良排出用コンベア7へと振分けられ、該不良排出用
コンベア7によって矢示B方向に搬送される。また、こ
の状態では、補助シリンダ18は振分けシリンダ15等
と同期して作動し、正立補償板20は不良排出用コンベ
ア8上に進出して図3に示す待機位置におかれる。
【0017】一方、検査装置11により内容物の充填量
が適正であると判定された良品のボトル1がコンベア2
により搬送されてくると、振分けシリンダ15および補
助シリンダ17,18は該良品のボトル1の通過を許可
すべく停止し、例えば図3に示す位置で振分け板14お
よび正立補償板19,20を待機させる。これにより、
良品のボトル1は、コンベア2から渡りコンベア4を介
して他のコンベア5へと移送され、該他のコンベア5に
より下流側の包装工程等へ搬送される。
が適正であると判定された良品のボトル1がコンベア2
により搬送されてくると、振分けシリンダ15および補
助シリンダ17,18は該良品のボトル1の通過を許可
すべく停止し、例えば図3に示す位置で振分け板14お
よび正立補償板19,20を待機させる。これにより、
良品のボトル1は、コンベア2から渡りコンベア4を介
して他のコンベア5へと移送され、該他のコンベア5に
より下流側の包装工程等へ搬送される。
【0018】また、検査装置11により内容物の充填量
が過量であると判定された過量品のボトル1が振分け板
14の位置まで搬送されてくると、振分けシリンダ15
が縮小して振分け板14を矢示D方向に変位させると共
に、補助シリンダ18が縮小して正立補償板20を矢示
D方向に後退させる。これにより、振分け板14は、縦
板部14Cと正立補償板20との間で過量品のボトル1
を挟み込むようにして該ボトル1を正立状態に保持しつ
つ、コンベア2上から不良排出用コンベア8上に振分け
る。そして、この過量品のボトル1は不良排出用コンベ
ア8により矢示B方向に搬送され、ガイド10の閉塞端
10A側でストックされる。また、この状態では、正立
補償板19は不良排出用コンベア7上に進出した待機位
置で待機する。
が過量であると判定された過量品のボトル1が振分け板
14の位置まで搬送されてくると、振分けシリンダ15
が縮小して振分け板14を矢示D方向に変位させると共
に、補助シリンダ18が縮小して正立補償板20を矢示
D方向に後退させる。これにより、振分け板14は、縦
板部14Cと正立補償板20との間で過量品のボトル1
を挟み込むようにして該ボトル1を正立状態に保持しつ
つ、コンベア2上から不良排出用コンベア8上に振分け
る。そして、この過量品のボトル1は不良排出用コンベ
ア8により矢示B方向に搬送され、ガイド10の閉塞端
10A側でストックされる。また、この状態では、正立
補償板19は不良排出用コンベア7上に進出した待機位
置で待機する。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した先
行技術による容器の振分け装置では、振分け板14と各
正立補償板19,20とによって不良品のボトル1を挟
持しつつ、コンベア2上から各不良排出コンベア7,8
に振分けるようになっているから、振分け時にボトル1
が転倒するのを防止することができる。しかし、各正立
補償板19,20は、ボトル1の直径寸法よりも若干大
きい寸法をもって振分け板14の縦板部14Cと平行に
対面するように各補助シリンダ17,18のロッド17
A,18A先端側に固定されているだけだから、図5に
示す如く、不良品のボトル1が不良排出用コンベア7に
振分けられたときに、該ボトル1が開放位置に達した正
立補償板19に接触する。
行技術による容器の振分け装置では、振分け板14と各
正立補償板19,20とによって不良品のボトル1を挟
持しつつ、コンベア2上から各不良排出コンベア7,8
に振分けるようになっているから、振分け時にボトル1
が転倒するのを防止することができる。しかし、各正立
補償板19,20は、ボトル1の直径寸法よりも若干大
きい寸法をもって振分け板14の縦板部14Cと平行に
対面するように各補助シリンダ17,18のロッド17
A,18A先端側に固定されているだけだから、図5に
示す如く、不良品のボトル1が不良排出用コンベア7に
振分けられたときに、該ボトル1が開放位置に達した正
立補償板19に接触する。
【0020】このため、上述した先行技術によるもので
は、ボトル1と正立補償板19との接触抵抗(摩擦抵
抗)が増大するから、不良排出用コンベア7による矢示
B方向への搬送、いわゆる抜き出しが遅れてしまい、次
なるボトル1の振分け動作に間に合わず、振分けの処理
能力が低くなって、生産効率が低下するという未解決な
欠点がある。
は、ボトル1と正立補償板19との接触抵抗(摩擦抵
抗)が増大するから、不良排出用コンベア7による矢示
B方向への搬送、いわゆる抜き出しが遅れてしまい、次
なるボトル1の振分け動作に間に合わず、振分けの処理
能力が低くなって、生産効率が低下するという未解決な
欠点がある。
【0021】本考案は、上述した先行技術の問題に鑑み
なされたもので、容器の振分け時に該容器と正立補償板
との間の接触抵抗を大幅に低減することにより、該容器
を第2の搬送手段によって容易に搬送することができ、
振分けの処理能力を大幅に向上できるようにした容器の
振分け装置を提供することを目的とする。
なされたもので、容器の振分け時に該容器と正立補償板
との間の接触抵抗を大幅に低減することにより、該容器
を第2の搬送手段によって容易に搬送することができ、
振分けの処理能力を大幅に向上できるようにした容器の
振分け装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本考案が採用する構成の特徴は、正立補償板
を、補助シリンダの先端側に設けられた支持部と、該支
持部に回動可能に設けられ、常時は前記振分け板に対し
て平行となり、前記不良品容器を第2の搬送手段で開放
するときには該第2の搬送手段の搬送方向に対して所定
角度斜めに傾く可動板部とから構成したことにある。
ために、本考案が採用する構成の特徴は、正立補償板
を、補助シリンダの先端側に設けられた支持部と、該支
持部に回動可能に設けられ、常時は前記振分け板に対し
て平行となり、前記不良品容器を第2の搬送手段で開放
するときには該第2の搬送手段の搬送方向に対して所定
角度斜めに傾く可動板部とから構成したことにある。
【0023】
【作用】上記構成により、不良品容器が第1の搬送手段
によって搬送されてくると、前記正立補償板は、可動板
部を振分け板に対して平行に対面させつつ補助シリンダ
により該不良品容器を迎えにいき、該振分け板と可動板
部との間で不良品容器を挟み込むようにして第2の搬送
手段まで正立状態に保持したまま移動させる。そして、
正立補償板が開放位置に達すると、可動板部は第2の搬
送手段の搬送方向に対して所定角度斜めに傾き、該可動
板部と不良品容器との間の接触抵抗が低減し、該不良品
容器は第2の搬送手段によって搬送される。
によって搬送されてくると、前記正立補償板は、可動板
部を振分け板に対して平行に対面させつつ補助シリンダ
により該不良品容器を迎えにいき、該振分け板と可動板
部との間で不良品容器を挟み込むようにして第2の搬送
手段まで正立状態に保持したまま移動させる。そして、
正立補償板が開放位置に達すると、可動板部は第2の搬
送手段の搬送方向に対して所定角度斜めに傾き、該可動
板部と不良品容器との間の接触抵抗が低減し、該不良品
容器は第2の搬送手段によって搬送される。
【0024】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1および図2に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図3ないし図
5に示す先行技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
づき説明する。なお、実施例では前述した図3ないし図
5に示す先行技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0025】図中、21は不良排出用コンベア7,8に
対応して補助シリンダ17,18の先端側に設けられた
本実施例による一対の正立補償板(補助シリンダ17側
のみ図示)、22は補助シリンダ17のロッド17A先
端側に取付けられ、後述の可動板部24および板ばね2
7等と共に該正立補償板21を構成する支持部を示し、
該支持部22の先端側には支持ピン22Aが設けられ、
該支持ピン22Aには矢示D方向へと突出する回動アー
ム23が矢示E,F方向に回動可能に設けられている。
そして、該支持部22は、補助シリンダ17によって矢
示D,C方向に進退されるものである。
対応して補助シリンダ17,18の先端側に設けられた
本実施例による一対の正立補償板(補助シリンダ17側
のみ図示)、22は補助シリンダ17のロッド17A先
端側に取付けられ、後述の可動板部24および板ばね2
7等と共に該正立補償板21を構成する支持部を示し、
該支持部22の先端側には支持ピン22Aが設けられ、
該支持ピン22Aには矢示D方向へと突出する回動アー
ム23が矢示E,F方向に回動可能に設けられている。
そして、該支持部22は、補助シリンダ17によって矢
示D,C方向に進退されるものである。
【0026】24は回動アーム23の先端側に取付けら
れた平板状の可動板部を示し、該可動板部24の背面側
には、不良排出用コンベア7の搬送方向である矢示B方
向側寄りに位置して可動アーム23の先端側が固定され
ている。そして、該可動板部24は、板ばね27によっ
て常時矢示E方向に付勢されると共に、図1に示す開放
位置に達したときには後述の固定ストッパ26に当接
し、該板ばね27のばね力に抗して矢示F方向に回動
し、矢示B方向に対して所定角度αだけ斜めに傾いて開
くものである。
れた平板状の可動板部を示し、該可動板部24の背面側
には、不良排出用コンベア7の搬送方向である矢示B方
向側寄りに位置して可動アーム23の先端側が固定され
ている。そして、該可動板部24は、板ばね27によっ
て常時矢示E方向に付勢されると共に、図1に示す開放
位置に達したときには後述の固定ストッパ26に当接
し、該板ばね27のばね力に抗して矢示F方向に回動
し、矢示B方向に対して所定角度αだけ斜めに傾いて開
くものである。
【0027】25は支持部22の基端側に設けられたス
トッパを示し、該ストッパ25の先端側は可動板部24
側に向けて伸長している。そして、該ストッパ25は、
支持部22が矢示D方向に伸長すると、図2に示す如く
可動板部24に当接することにより、該可動板部24を
振分け板14の縦板部14Cに対して平行に対面させる
ものである。
トッパを示し、該ストッパ25の先端側は可動板部24
側に向けて伸長している。そして、該ストッパ25は、
支持部22が矢示D方向に伸長すると、図2に示す如く
可動板部24に当接することにより、該可動板部24を
振分け板14の縦板部14Cに対して平行に対面させる
ものである。
【0028】26は取付ブラケット16に設けられた固
定ストッパを示し、該固定ストッパ26は、その基端側
が取付ブラケット16に取付けられ、その先端側は矢示
D方向に向けて長く伸長している。ここで、該固定スト
ッパ26の長さ寸法は、可動板部24が図1に示す開放
位置に達したときに、該可動板部24を所定角度αだけ
斜めに傾けさせるべく設定されている。
定ストッパを示し、該固定ストッパ26は、その基端側
が取付ブラケット16に取付けられ、その先端側は矢示
D方向に向けて長く伸長している。ここで、該固定スト
ッパ26の長さ寸法は、可動板部24が図1に示す開放
位置に達したときに、該可動板部24を所定角度αだけ
斜めに傾けさせるべく設定されている。
【0029】27は支持部22と可動板部24との間に
設けられた板ばねを示し、該板ばね27は、その基端側
が取付部28を介して支持部22に固定された固定端と
なり、その先端側が可動板部24の背面側に当接する自
由端となっている。そして、該板ばね27は、常時可動
板部24を矢示E方向に付勢すると共に、可動板部24
が固定ストッパ26に当接したときには、該可動板部2
4が矢示F方向に所定角度αだけ回動するのを許すよう
に、そのばね力が設定されている。
設けられた板ばねを示し、該板ばね27は、その基端側
が取付部28を介して支持部22に固定された固定端と
なり、その先端側が可動板部24の背面側に当接する自
由端となっている。そして、該板ばね27は、常時可動
板部24を矢示E方向に付勢すると共に、可動板部24
が固定ストッパ26に当接したときには、該可動板部2
4が矢示F方向に所定角度αだけ回動するのを許すよう
に、そのばね力が設定されている。
【0030】本実施例による容器の振分け装置は上述の
如き構成を有するもので、コンベア2上を量不足品のボ
トル1が搬送されてくると、振分けシリンダ15は振分
け板14を矢示C方向に移動させると共に、補助シリン
ダ17は正立補償板21を図2に示す待機位置から図1
に示す開放位置へと矢示C方向に後退させ、量不足品の
ボトル1を振分け板14の縦板部14Cと可動板部24
との間で正立状態に保持しつつ、コンベア2から不良排
出用コンベア7へと振分ける。そして、可動板部24が
開放位置に達して固定ストッパ26に当接すると、図1
に示す如く、該可動板部24は、板ばね27のばね力に
抗しつつ支持部22の支持ピン22Aを中心として矢示
F方向に回動し、不良排出用コンベア7の搬送方向に対
して所定角度αだけ斜めに傾く。これにより、量不足品
のボトル1は、該不良排出用コンベア7によって矢示B
方向に搬送され、ガイド9の閉塞端9A側でストックさ
れる。
如き構成を有するもので、コンベア2上を量不足品のボ
トル1が搬送されてくると、振分けシリンダ15は振分
け板14を矢示C方向に移動させると共に、補助シリン
ダ17は正立補償板21を図2に示す待機位置から図1
に示す開放位置へと矢示C方向に後退させ、量不足品の
ボトル1を振分け板14の縦板部14Cと可動板部24
との間で正立状態に保持しつつ、コンベア2から不良排
出用コンベア7へと振分ける。そして、可動板部24が
開放位置に達して固定ストッパ26に当接すると、図1
に示す如く、該可動板部24は、板ばね27のばね力に
抗しつつ支持部22の支持ピン22Aを中心として矢示
F方向に回動し、不良排出用コンベア7の搬送方向に対
して所定角度αだけ斜めに傾く。これにより、量不足品
のボトル1は、該不良排出用コンベア7によって矢示B
方向に搬送され、ガイド9の閉塞端9A側でストックさ
れる。
【0031】次に、新たな振分けに備えるべく、正立補
償板21を補助シリンダ17によって図2に示す待機位
置に移動させると、固定ストッパ26の先端側から可動
板部24が離れ、該可動板部24は、板ばね27により
ストッパ25に当接するまで矢示E方向に回動される。
そして、該可動板部24は、ストッパ25によって矢示
E方向への回動が規制され、振分け板14の縦板部14
Cに対して平行に対面する。
償板21を補助シリンダ17によって図2に示す待機位
置に移動させると、固定ストッパ26の先端側から可動
板部24が離れ、該可動板部24は、板ばね27により
ストッパ25に当接するまで矢示E方向に回動される。
そして、該可動板部24は、ストッパ25によって矢示
E方向への回動が規制され、振分け板14の縦板部14
Cに対して平行に対面する。
【0032】なお、不良排出用コンベア8側に設けられ
た図示しない正立補償板も、上述した正立補償板21と
同様の作動を行うため、その説明を省略する。
た図示しない正立補償板も、上述した正立補償板21と
同様の作動を行うため、その説明を省略する。
【0033】かくして、本実施例によれば、常時は、板
ばね27とストッパ25とによって可動板部24を振分
け板14の縦板部14Cに対して平行に対面させること
ができるから、不良品のボトル1を挟み込むようにして
正立状態に保持したまま、コンベア2から不良排出用コ
ンベア7に確実に移動させることができる。そして、正
立補償板21が開放位置に達したときは、可動板部24
を固定ストッパ26に当接させ、該可動板部24を不良
排出用コンベア7の搬送方向に対して所定角度αだけ斜
めに傾けさせ、該可動板部24とボトル1との接触抵抗
を大幅に低減することができる。この結果、不良排出用
コンベア7によって不良品のボトル1を容易に搬出させ
ることができ、該ボトル1の抜き出しが遅れるのを効果
的に防止して、振分けの処理能力、生産効率を大幅に向
上させることができる。
ばね27とストッパ25とによって可動板部24を振分
け板14の縦板部14Cに対して平行に対面させること
ができるから、不良品のボトル1を挟み込むようにして
正立状態に保持したまま、コンベア2から不良排出用コ
ンベア7に確実に移動させることができる。そして、正
立補償板21が開放位置に達したときは、可動板部24
を固定ストッパ26に当接させ、該可動板部24を不良
排出用コンベア7の搬送方向に対して所定角度αだけ斜
めに傾けさせ、該可動板部24とボトル1との接触抵抗
を大幅に低減することができる。この結果、不良排出用
コンベア7によって不良品のボトル1を容易に搬出させ
ることができ、該ボトル1の抜き出しが遅れるのを効果
的に防止して、振分けの処理能力、生産効率を大幅に向
上させることができる。
【0034】また、本実施例による正立補償板21は、
補助シリンダ17の伸縮力と板ばね27のばね力を利用
して所定角度αだけ回動させる構成としたから、電動モ
ータやロータリソレノイド等の特別なアクチュエータが
不要であり、振分けの処理能力を簡単に向上させること
ができ、既存の振分け装置にも容易に適用することがで
きる。
補助シリンダ17の伸縮力と板ばね27のばね力を利用
して所定角度αだけ回動させる構成としたから、電動モ
ータやロータリソレノイド等の特別なアクチュエータが
不要であり、振分けの処理能力を簡単に向上させること
ができ、既存の振分け装置にも容易に適用することがで
きる。
【0035】なお、前記実施例では、コンベア2の左,
右に隣接して第2の搬送手段としての不良排出用コンベ
ア7,8を設け、該各不良排出用コンベア7,8によっ
て量不足品、過量品のボトル1を搬送するものとして述
べたが、本考案はこれに限らず、不良排出用コンベア
7,8のうち、一方のコンベアのみを用いて不良品(量
不足品、過量品を含む)のボトル1を搬送してもよい。
右に隣接して第2の搬送手段としての不良排出用コンベ
ア7,8を設け、該各不良排出用コンベア7,8によっ
て量不足品、過量品のボトル1を搬送するものとして述
べたが、本考案はこれに限らず、不良排出用コンベア
7,8のうち、一方のコンベアのみを用いて不良品(量
不足品、過量品を含む)のボトル1を搬送してもよい。
【0036】また、前記実施例では、容器としてのボト
ル1内にシャンプー液や化粧料等の内容物を充填するも
のとして述べたが、本考案はこれに限るものではなく、
例えば薬品、食品等の他の内容物が充填された容器の振
分けにも広く用いることができる。
ル1内にシャンプー液や化粧料等の内容物を充填するも
のとして述べたが、本考案はこれに限るものではなく、
例えば薬品、食品等の他の内容物が充填された容器の振
分けにも広く用いることができる。
【0037】
【考案の効果】以上詳述した通り本考案によれば、不良
品容器が第1の搬送手段によって搬送されてくると、正
立補償板は、可動板部を振分け板に対して平行に対面さ
せつつ該不良品容器を迎えにいき、該振分け板と可動板
部との間で不良品容器を挟み込むようにして第2の搬送
手段まで正立状態に保持したまま移動させることができ
る。そして、正立補償板が開放位置に達すると、可動板
部は第2の搬送手段の搬送方向に対して所定角度だけ斜
めに傾き、該不良品容器を第2の搬送手段により搬送さ
せる。この結果、正立補償板が開放位置に達したとき
に、可動板部と不良品容器との間の接触抵抗を効果的に
低減することができ、該不良品容器を第2の搬送手段に
よって容易に搬送することができ、いわゆる抜き出しが
遅れるのを確実に防止して、容器振分けの処理能力を向
上することができる。
品容器が第1の搬送手段によって搬送されてくると、正
立補償板は、可動板部を振分け板に対して平行に対面さ
せつつ該不良品容器を迎えにいき、該振分け板と可動板
部との間で不良品容器を挟み込むようにして第2の搬送
手段まで正立状態に保持したまま移動させることができ
る。そして、正立補償板が開放位置に達すると、可動板
部は第2の搬送手段の搬送方向に対して所定角度だけ斜
めに傾き、該不良品容器を第2の搬送手段により搬送さ
せる。この結果、正立補償板が開放位置に達したとき
に、可動板部と不良品容器との間の接触抵抗を効果的に
低減することができ、該不良品容器を第2の搬送手段に
よって容易に搬送することができ、いわゆる抜き出しが
遅れるのを確実に防止して、容器振分けの処理能力を向
上することができる。
【図1】本考案の実施例による振分け装置の要部を拡大
して示す図5と同様位置の平断面図である。
して示す図5と同様位置の平断面図である。
【図2】正立補償板が待機位置にある状態を示す図1と
同様の平断面図である。
同様の平断面図である。
【図3】従来技術による振分け装置を示す図4中の矢示
III −III からみた平断面図である。
III −III からみた平断面図である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向からみた横断面図であ
る。
る。
【図5】図3中の要部を拡大して示す平断面図である。
1 ボトル(容器) 2,4,5 コンベア(第1の搬送手段) 7,8 不良排出用コンベア(第2の搬送手段) 12 支持フレーム 13 ガイドロッド 14 振分け板 15 振分けシリンダ 17,18 補助シリンダ 21 正立補償板 22 支持部 24 可動板部
Claims (1)
- 【請求項1】 内容物が充填された複数の容器を正立状
態で順次搬送する第1の搬送手段と、該第1の搬送手段
に隣接して配設され、前記各容器のうち、内容物の充填
量が不適正となった不良品容器を搬送する第2の搬送手
段と、前記第1の搬送手段の途中に位置して、該第1,
第2の搬送手段を跨ぐように設けられた支持フレーム
と、前記第1,第2の搬送手段の上方に位置して該支持
フレームに設けられ、前記第1,第2の搬送手段を横切
る方向に伸長したガイドロッドと、該ガイドロッドから
前記搬送手段の搬送面に向けて垂下され、前記第1の搬
送手段で搬送されてくる容器に2方向で当接すべく、該
搬送手段を横切る方向と搬送方向とに伸びた振分け板
と、該振分け板を前記ガイドロッドに沿って摺動変位さ
せ、前記各容器のうち不良品容器を前記第1の搬送手段
から第2の搬送手段へと振分ける振分けシリンダと、前
記第2の搬送手段上に横方向から進退すべく前記支持フ
レームに設けられ、該振分けシリンダと同期して作動す
る補助シリンダと、該補助シリンダの先端側に設けら
れ、前記振分け板との間で不良品容器を挟み込むように
して、該不良品容器を前記第2の搬送手段上で正立状態
に保持する正立補償板とからなる容器の振分け装置にお
いて、前記正立補償板は、前記補助シリンダの先端側に
設けられた支持部と、該支持部に回動可能に設けられ、
常時は前記振分け板に対して平行となり、前記不良品容
器を前記第2の搬送手段で開放するときには該第2の搬
送手段の搬送方向に対して所定角度斜めに傾く可動板部
とから構成したことを特徴とする容器の振分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1831192U JP2552778Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 容器の振分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1831192U JP2552778Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 容器の振分け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568954U JPH0568954U (ja) | 1993-09-17 |
JP2552778Y2 true JP2552778Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11968070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1831192U Expired - Fee Related JP2552778Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 容器の振分け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552778Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7229512B2 (ja) * | 2018-10-12 | 2023-02-28 | 靜甲株式会社 | 振分装置および振分方法 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1831192U patent/JP2552778Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568954U (ja) | 1993-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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