JP3672537B2 - 睫用化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、崩壊性球状窒化硼素粒子、油溶性樹脂を含有する睫用化粧料に関するものであり、更に詳しくは、睫のカール効果とボリュームアップ効果に優れ、且つ、重ね塗りした時でも化粧膜の均一性に優れる睫用化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マスカラ等の睫用化粧料においては、睫を上方にカールさせる効果(以下、単に「カール効果」と略す。)と、睫を太く見せる効果(以下、単に「ボリュームアップ効果」)は、極めて重要な機能である。このため、これら機能を高めるために、各種技術が用いられている。具体的には、ワックスや皮膜形成剤を配合することによりカール効果を高める技術、繊維を配合することによりボリュームアップ効果を高める技術等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単にワックスや皮膜形成剤を配合した睫用化粧料は、カール効果は向上するものの、化粧膜がべたつくため、重ね塗り時に睫同士が付着し合う現象(いわゆる、「束付き現象」)を生じる場合があった。また、繊維を配合した睫用化粧料は、ボリュームアップ効果やロングラッシュ効果(睫を長く見せる効果)は向上するものの、重ね塗り時の化粧膜の均一性は必ずしも満足できる水準になかった。このため、使用時のべたつきを低減する目的で、無水ケイ酸等の粉体を配合することも行われていたが、化粧膜が不均一になる場合があった。
【0004】
このため、使用時にべたつかず、塗りやすく、睫のカール効果とボリュームアップ効果に優れ、且つ、重ね塗り時に束付き現象等を生じずに、化粧膜の均一性に優れる睫用化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる実情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、崩壊性を有する球状窒化硼素粒子と、油溶性樹脂とを含有する睫用化粧料は、化粧料塗布時に睫上で球状窒化硼素粒子が崩壊し板状窒化硼素となるため、仕上がり膜の均一性に優れ、しかも使用時に滑らかで、べたつかず、塗りやすくなることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は次の成分(a)及び(b)、
(a)平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体とを必須成分として構成される崩壊性球状窒化硼素粒子
(b)油溶性樹脂
を含有する睫用化粧料を提供するものである。
【0007】
また、成分(a)の崩壊性球状窒化硼素粒子の粒子崩壊強度が1000〜50000Paであることを特徴とする前記睫用化粧料、成分(a)の無機粉体が窒化硼素粉末であることを特徴とする前記睫用化粧料を提供するものである。
【0008】
更に、成分(a)の含有量が化粧料全体に対して0.1〜20質量%、且つ成分(b)の含有量が化粧料全体に対して0.1〜30質量%であることを特徴とする前記何れかの睫用化粧料を提供するものである。そして更に、成分(b)が、ロジン系樹脂であることを特徴とする前記何れかの睫用化粧料を提供するものである。
【0009】
そして、30℃での粘度が10万mPa・s以上であることを特徴とする前記何れかの睫用化粧料を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の睫用化粧料に用いられる成分(a)の崩壊性球状窒化硼素粒子(以下「球状粒子」という)は、平均板径1〜20μmの板状窒化硼素と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体を必須成分として構成した球状複合粒子であり、化粧動作等の比較的弱い力で崩壊する程度の粒子崩壊強度を有するものである。
【0011】
球状粒子を構成する平均板径1〜20μmの板状窒化硼素(以下、「板状窒化硼素」という)は、上記のようにその平均板径が1〜20μmの範囲の板状ないし扁平形状のものである。ここでいう「平均板径」とは、板状窒化硼素の長辺と短辺の平均値を意味するものである。また、この板状窒化硼素の厚さは、一般には0.1〜0.5μm程度であることが好ましい。このような板状窒化硼素としては、例えば、従来より化粧料等に用いられている六方晶窒化硼素等を用いることができる。
【0012】
また、球状粒子を構成する平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体(以下、「無機粉体」という)は、後述の焼結時に上記板状窒化硼素同士を結合させる結合剤としての作用を有するものである。このような無機粉体としては、例えば、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、窒化硼素等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を用いることができる。これらの無機粉体のうち、窒化硼素は焼結性が優れ、上記の板状窒化硼素の結合効果が高まり、更に崩壊強度を制御することが容易になるため好ましい。
【0013】
球状粒子における板状窒化硼素と無機粉体の含有比率は、質量比で、95:5〜40:60の範囲であることが好ましい。この範囲であれば、球状粒子は化粧動作による力で崩壊し、板状粒子に変化し、化粧膜を均一にすることができる。
【0014】
上記板状窒化硼素と無機粉体を用い、球状粒子を調製するには、例えば、以下の方法を用いることができる。まず、板状窒化硼素と無機粉体を水、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン等の一種又は二種以上の分散溶媒中に均一分散させ、必要であれば高分子結合剤を加え、さらに均一分散させスラリー状物とする。
【0015】
球状粒子の調製に使用される高分子結合剤としては、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、エチルセルロース等が例示され、これらの高分子結合剤は、球状粒子全体に対して、0.1〜5質量%(以下、単に「%」とする)含有させることが好ましい。
【0016】
次いで、上記したスラリー状物は球状化処理される。この球状化処理は、通常公知の造粒方法、例えば噴霧乾燥法(スプレードライ法)、流動層造粒法等を用いることができるが、噴霧乾燥法を用いれば、成分を美観よく球状化できるため好ましい。
【0017】
最後に、球状化処理された粒子は熱処理炉等を用いて焼結される。焼結は、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気中で行われる。焼成温度は1000〜2200℃で行うのが好ましく、1800〜2200℃がより好ましい。この焼結に要する時間は、5〜15時間程度である。
【0018】
この焼結により、球状粒子が得られると共に当該球状粒子中の原料や造粒処理に起因する不純物は除去される。例えば、板状窒化硼素に起因する硼素の溶出量を、20ppm以下と大幅に低下させることができ、化粧料用の原料としての安全性を向上させることができる。
【0019】
このようにして得られる球状粒子は、板状窒化硼素同士が無機粉体を介して結合したものであるが、更に球状粒子同士が一部焼結して、粒子が粗大化する場合がある。しかし、このような結合は弱いものであるため、解砕機等で容易に分散させることができる。また、得られた球状粒子は、必要に応じて分級して用いることもできる。
【0020】
この球状粒子の平均粒径は、特に制約はないが、製造時の球状化しやすさや他の成分との均一混合性、あるいは、睫上での違和感の無さ等の観点より、5〜100μm程度であることが好ましく、10〜70μm程度であることがより好ましい。
【0021】
また、球状粒子は、前記したように加圧することにより崩壊する特性を有するものであり、その崩壊強度は睫上にてブラシ等の小道具で塗擦する程度の加圧で崩壊する強度である。
【0022】
球状粒子の粒子崩壊強度は、具体的には一定個数の粒子をスライドガラス上に均等に散布し、平面状の圧子を該粒子の上に置き、該圧子に所定の荷重をかけ、顕微鏡等により粒子の崩壊状態を観察して、粒子が完全に崩壊した時の荷重値として得られるものである。
【0023】
球状粒子の粒子崩壊強度は、化粧料に添加することを想定した場合、1000〜50000Paであることが好ましく、特に1000〜30000Paがより好ましい。粒子崩壊強度がこの範囲であると、化粧料製造時には崩壊せず、塗擦により容易に崩壊して板状窒化硼素に変化するため、化粧膜の均一性に優れた睫用化粧料を得ることができる。
【0024】
本発明の睫用化粧料における成分(a)の含有量は、化粧料全体に対して、好ましくは0.1〜20%、更に好ましくは1〜10%である。成分(a)の含有量がこの範囲であると、滑らかで塗りやすく、重ね塗り時の化粧膜の均一性が更に向上する睫用化粧料が得られる。
【0025】
一方、本発明の睫用化粧料に用いられる成分(b)は、通常皮膜形成剤として、油剤に溶解して用いられる樹脂である。このような樹脂は、ロジン系樹脂、アクリル酸、メタアクリル酸及びそれらのアルキルエステルから選ばれる一種以上のモノマーを重合して得られるホモポリマー又はコポリマー、アクリルスチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリルーシリコーングラフト共重合体、トリメチルシロキシケイ酸等のシリコーン樹脂等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。
【0026】
これら樹脂の中でも、成分(b)として、ロジン系樹脂を選択すると、睫のカール効果が特に優れた睫用化粧料を得ることができる。このようなロジン系樹脂としては、ロジン、水添ロジン、重合ロジン等の主成分である樹脂酸をペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサントリオール等でエステル化したもの等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。
【0027】
本発明の睫用化粧料における成分(b)の含有量は、化粧料全体に対して、好ましくは0.1〜30%、更に好ましくは1〜20%である。成分(b)の含有量がこの範囲であると、睫のカール効果やボリュームアップ効果が更に向上する睫用化粧料が得られる。
【0028】
本発明の睫用化粧料には、成分(b)を溶かす溶媒等として油剤を含有する。このような油剤は、通常化粧料に使用される油剤であればよく、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコーン油類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。本発明の睫用化粧料におけるこれら油剤の含有量は、化粧料全体に対して、好ましくは0.1〜95%、更に好ましくは5〜50%である。
【0029】
本発明の睫用化粧料には、上記成分の他に、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、成分(a)以外の粉体、繊維、成分(b)以外の皮膜形成剤、水性成分、界面活性剤、水溶性高分子、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤、パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸エチル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等の紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE等のビタミン類、キレート剤、ローズマリーエキス、カミツレエキス、ニンジン抽出物、センブリ抽出物、カテキン、カテキン誘導体、カンゾウ抽出物、ソウハクヒ抽出物、ホップ抽出物、コラーゲン、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体、トレハロース、アロエエキス等の美容成分、メントール、カンファ、ソルビトール等の清涼剤、香料等の通常化粧料に汎用される成分の一種又は二種以上を含有することができる。
【0030】
本発明に用いられる成分(a)以外の粉体としては、球状、板状、針状等の形状や、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、低次酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、無水ケイ酸、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、雲母、合成フッ素雲母、合成フッ素金雲母、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、板状窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、金属酸化物被覆ガラスフレーク、アルミニウムパウダー、ラメ等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。尚、これら粉体は、通常公知の表面処理剤であるシリコーン化合物、フッ素化合物、油脂類、ワックス類、界面活性剤類、レシチン、アシルアミノ酸等により処理を施して用いることもできる。本発明の睫用化粧料に、これら成分(a)以外の粉体を含有する場合の含有量は、化粧料全体に対して、好ましくは0.1〜30%、更に好ましくは1〜20%である。
【0031】
本発明に用いられる繊維としては、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。尚、これら繊維は、前記粉体と同様に通常公知の表面処理剤であるシリコーン化合物、フッ素化合物、油脂類、ワックス類、界面活性剤類、レシチン、アシルアミノ酸等により処理を施して用いることもできる。
【0032】
本発明に用いられる成分(b)以外の皮膜形成剤としては、アクリル酸・アクリル酸アルキルコポリマーエマルション、アクリル酸アルキル・スチレンコポリマーエマルション等のアクリル酸系ポリマーエマルション、酢酸ビニルポリマーエマルション、ビニルピロリドン・スチレンコポリマーエマルション、シリコーン系ポリマーエマルション等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。尚、これら皮膜形成剤の中でも、睫のカール効果とボリュームアップ効果の観点より、酢酸ビニルポリマーエマルションが特に好ましい。
【0033】
本発明に用いられる水性成分としては、水の他に、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。
【0034】
本発明に用いられる界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。
【0035】
このうち、陰イオン性界面活性剤としては、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸の塩、アシルグルタミン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレン付加アルキルリン酸塩等が挙げられる。
【0036】
陽イオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩等が挙げられる。また、両性界面活性剤としては、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン、リン脂質等が挙げられる。
【0037】
非イオン性界面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン類等が挙げられる。
【0038】
本発明に用いられる水溶性高分子としては、グアーガム、スクレロチウムガム、ジェランガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。
【0039】
本発明の睫用化粧料の剤型は、水中油乳化型、油中水乳化型、油性型等が挙げられる。
【0040】
本発明の睫用化粧料の形態としては、クリーム状、ゲル状、液状等が挙げられる。また、本発明の睫用化粧料の形態は、睫への塗りやすさの観点より、30℃の粘度が10万mPa・s以上のものが好ましい。尚、本発明において、30℃の粘度は、試料を30℃で一日放置後、単一円筒型回転粘度計ビスメトロン型式VS−A1(芝浦システム社製)を用いて測定した。
【0041】
本発明の睫用化粧料の調製方法は、特に限定されないが、例えば、成分(b)を油剤に溶解し、成分(a)と混合し、必要に応じて他の粉体等を添加し分散した後、容器に充填する方法等が挙げられる。また、これらの各工程の方法についても特に制限はなく、常法を用いて行うことができる。
【0042】
【作用】
本発明の睫用化粧料は、睫への塗布動作によって崩壊する球状粒子を含有しているので、化粧動作の初期では球状粒子が崩壊せず、化粧料塗布時の滑らかさが良好となり、化粧動作の終期では球状粒子が崩壊して板状粒子に変化するため、重ね塗りした時でも束付きせず、化粧膜の均一性に優れる睫用化粧料となる。
【0043】
【実施例】
次に参考例、試験例及び実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
【0044】
参 考 例 1
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)800gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)200gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコールを20g加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥により球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この後、この積層球状粒子を、窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子1)を得た。
【0045】
参 考 例 2
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥により球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子2)を得た。
【0046】
参 考 例 3
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)600gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)400gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥し球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子3)を得た。
【0047】
参 考 例 4
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径の平均が14μm、酸素0.5%)500gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)500gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製する。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子4)を得た。
【0048】
参 考 例 5
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20gを加え、さらに均一分散させスラリーを調製する。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処理し、平均粒径20μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、の崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子5)を得た。
【0049】
参 考 例 6
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径9μm、酸素0.5%)700gと窒化硼素粉末(平均粒径0.2μm、酸素2.5%)300gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20g加え、さらに均一分散させスラリーを調製した。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子6)を得た。
【0050】
参 考 例 7
崩壊性球状窒化硼素粒子の製造:
板状窒化硼素(平均板径14μm、酸素0.5%)800gと無水ケイ酸(平均粒径0.01〜0.03μm、コロイダルシリカ)200gを水3L中に均一分散させ、これにポリビニルアルコール20g加え、さらに均一分散させスラリーを調製する。次に、このスラリーを攪拌しながら噴霧乾燥して球状化処理し、平均粒径50μmの積層球状粒子を得た。この積層球状粒子を窒素雰囲気中2000℃で10時間加熱処理を行い、崩壊性球状窒化硼素粒子(球状粒子7)を得た。
【0051】
なお、噴霧乾燥は、以下の仕様で行った。
装置: スプレードライヤーSD12型(ディスクアトマイザー)
(三井鉱山社製)
条件: ディスク回転数=4000〜7000rpm
熱風入口温度: 250℃
溶媒: 水(スラリー固形分濃度:23%)
【0052】
以上のようにして得られた崩壊性球状窒化硼素粒子を電子顕微鏡写真により500倍で、粒子形状を観察した結果、何れの粒子も球状であることが確認できた。また、これら球状粒子は、板状窒化硼素と窒化硼素等が混合し結合され、かつ一次粒子が層状に積層していることが確認できた。
【0053】
試 験 例 1
溶出硼素量の測定:
参考例1から7の球状粒子の溶出硼素量を、化粧品原料基準外成分規格の「窒化ホウ素」の欄に規定されている方法を用いて測定した。結果を表1に示す。
【0054】
試 験 例 2
粒子崩壊強度の測定:
参考例1から7で得られた球状粒子(10ヶ/1球状粒子)を、スライドガラス上に散布させ、平面状の圧子(材質:アルミニウム、面積:3.02×10−4m2)を該粒子の上に置き、該圧子に荷重をかけ、顕微鏡にて粒子の崩壊状態を観察し、粒子が完全に崩壊する時の荷重値を測定し、下記の式(I)にて粒子崩壊強度(Pa)を算出した。結果を表1に示す。
【0055】
【数1】
【0056】
(結果)
【表1】
【0057】
表1の結果からわかるように、球状粒子1〜7の溶出硼素量は、いずれも20ppm以下であり、また、粒子崩壊強度は、いずれも1000〜50000Paの範囲であった。
【0058】
実施例及び比較例:水中油型乳液状マスカラ
表2に示す処方の水中油型乳液状マスカラを下記製造方法により調製し、「使用性(塗りやすさ)」、「化粧膜の均一性(重ね塗り時)」、「睫のカール効果」及び「睫のボリュームアップ効果」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価し、結果を併せて表2に示した。
【0059】
【表2】
【0060】
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を加熱溶解し、混合する。
B:Aに成分(11)〜(12)を加えて均一に分散し70℃に保温する。
C:成分(13)〜(19)を均一に混合し、70℃に保温する。
D:CにBを加え、乳化する。
E:Dを室温まで冷却し、成分(8)〜(10)を加え、均一分散する。
F:Eを容器に充填し、水中油型乳液状マスカラを得た。
※このようにして得られた実施例及び比較例の水中油型乳液状マスカラは、
何れも、30℃の粘度が10万mPa・s以上の乳液状であった。
【0061】
(評価方法)
前記実施例1〜5及び比較例1〜5の水中油型乳液状マスカラを化粧品評価専門パネル20名に使用してもらい、「使用性(塗りやすさ)」、「化粧膜の均一性(重ね塗り時)」、「睫のカール効果」及び「睫のボリュームアップ効果」の各項目について、各パネルが各マスカラ毎に以下の評価基準により評点を付し、そして全パネルの評点の平均点を算出し、以下の4段階の判定基準により判定した。
【0062】
<評価基準>
内 容 評 点(点)
非常に良好 : 5
良好 : 4
普通 : 3
やや不良 : 2
不良 : 1
【0063】
<判定基準>
全パネルの評点の平均点 判 定
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
2.0以上〜3.5未満 : △
2.0未満 : ×
【0064】
表2の結果より明らかなように、実施例1〜5の水中油型乳液状マスカラは、「使用性(塗りやすさ)」、「化粧膜の均一性(重ね塗り時)」、「睫のカール効果」及び「睫のボリュームアップ効果」の全ての項目を満足する優れた睫用化粧料であった。一方、従来技術であるワックスの含有量を高めた比較例1では、使用性(塗りやすさ)、化粧膜の均一性(重ね塗り時)において、実施例より劣っていた。また、成分(a)を含有しない比較例2、成分(a)の代わりに板状窒化硼素を含有する比較例3、成分(a)の代わりに球状無水ケイ酸を含有する比較例4では、何れも化粧膜の均一性(重ね塗り時)において、実施例より劣っていた。更に、成分(b)を含有しない比較例5では、睫のカール効果、睫のボリュームアップ効果において、実施例より劣っていた。
【0065】
実施例6:油中水型クリーム状マスカラ
(処 方)
成 分 質量%
1.軽質流動イソパラフィン 30
2.黒酸化鉄 5
3.ロジン酸ペンタエリスリトール 30
4.参考例2で得られた球状粒子2 8
5.有機変性ベントナイト 5
6.シリコーン系界面活性剤(注1) 1
7.精製水 残量
8.塩化ナトリウム 0.5
9.油溶性アルニカエキス 0.1
10.フェノキシエタノール 0.3
11.ビニルピロリドン・スチレン共重合体
エマルションポリマー(固形分40%) 5
12.ポリエチレンテレフタレート・
ポリオレフィン積層フィルム末 1
13.ベンガラ被覆雲母チタン 5
※注1:シリコンKF6026(信越化学工業社製)
【0066】
(製造方法)
A:成分(1)〜(3)を加熱溶解し、混合する。
B:Aに成分(5)〜(6)を添加し、混合する。
C:成分(7)〜(11)を混合する。
D:BにCを加え、乳化する。
E:Dに成分(4)及び成分(12)〜(13)を添加して、分散する。
F:Eを容器に充填して、油中水型クリーム状マスカラを得た。
※このようにして得られた実施例6の油中水型クリーム状マスカラは、
30℃の粘度が10万mPa・s以上のクリーム状であった。
【0067】
実施例6の油中水型クリーム状マスカラは、「使用性(塗りやすさ)」、「化粧膜の均一性(重ね塗り時)」、「睫のカール効果」及び「睫のボリュームアップ効果」の全ての項目を満足する優れた睫用化粧料であった。
【0068】
実施例7:油性クリーム状マスカラ
(処 方)
成 分 質量%
1.トリメチルシロキシケイ酸(注2) 10
2.デンプン脂肪酸エステル 0.5
3.パラフィンワックス 8
4.参考例3で得られた球状粒子3 10
5.有機変性ベントナイト 5
6.黒酸化鉄 15
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 残量
8.ナイロン繊維 3
※注2:シリコンKF7312J(信越化学工業社製)
【0069】
(製造方法)
A:成分(1)〜(3)を加熱溶解し、混合する。
B:Aに成分(4)〜(8)を添加し、均一分散する。
C:Bを容器に充填して、油性クリーム状マスカラを得た。
※このようにして得られた実施例7の油性クリーム状マスカラは、
30℃の粘度が10万mPa・s以上のクリーム状であった。
【0070】
実施例7の油性クリーム状マスカラは、「使用性(塗りやすさ)」、「化粧膜の均一性(重ね塗り時)」、「睫のカール効果」及び「睫のボリュームアップ効果」の全ての項目を満足する優れた睫用化粧料であった。
【0071】
【発明の効果】
本発明の睫用化粧料は、一定以上の圧力が加わると崩壊する特性をもつ球状粒子及び油溶性樹脂を含有しているので、化粧料塗布時の滑らかな使用感が良好なものとなる。また、該球状粒子は、崩壊後は睫上で板状粒子に変化し、均一な化粧膜となるため、本発明の睫用化粧料は、睫のカール効果とボリュームアップ効果に優れ、且つ重ね塗りした時でも束付きすることなく、化粧膜の均一性に優れる睫用化粧料である。
Claims (6)
- 次の成分(a)及び(b);
(a)平均板径が1〜20μmの板状窒化硼素と平均粒径0.01〜0.5μmの無機粉体とを必須成分として構成される崩壊性球状窒化硼素粒子
(b)油溶性樹脂
を含有することを特徴とする睫用化粧料。 - 成分(a)の崩壊性球状窒化硼素粒子の粒子崩壊強度が1000〜50000Paであることを特徴とする請求項1記載の睫用化粧料。
- 成分(a)の無機粉体が窒化硼素粉末であることを特徴とする請求項1又は2記載の睫用化粧料。
- 成分(a)の含有量が化粧料全体に対して0.1〜20質量%、且つ成分(b)の含有量が化粧料全体に対して0.1〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜3の何れかの項記載の睫用化粧料。
- 成分(b)が、ロジン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜4の何れかの項記載の睫用化粧料。
- 30℃での粘度が10万mPa・s以上であることを特徴とする請求項1〜5の何れかの項記載の睫用化粧料。
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