JP3794320B2 - 乳化型マスカラオーバーコート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスカラを塗布したあとに、睫に塗布するマスカラオーバーコートであり、マスカラに必要な目元を際立たせるという化粧効果及びその持続性、仕上がり膜の均一性を向上させるマスカラオーバーコートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
睫用化粧料は、ワックス類、樹脂類、被膜形成剤、粉体から構成され、睫への密着性を高め、睫を太く、長く見せたり、睫を上にカールして目元を際立たせるといった化粧料である。従来、これらの睫用化粧料は、種々のワックス、樹脂類、及び被膜形成剤の配合検討がなされてきた。更に、これらの系に粉体を配合することにより、塗膜のべたつきを防止したり、睫の束付きを防ぐといった試みがなされており、効果的に目元を際立たせるための検討が多数なされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、睫を太くみせるといった化粧効果を一本の睫用化粧料で得ようとするとワックスや樹脂類の配合量を増加させることが考えられるが、ワックスや樹脂類の配合量を増加させることで、睫への密着性が高まり、睫を太くみせるといった化粧効果は得られるものの、系が硬くなり、均一な化粧ができないといった使用性の低下や、化粧膜のべたつきを生じるといった使用感の低下がみられた。また、粉体を高濃度に配合することで、睫を太く見せるといった化粧効果を得ることができるが、粉体量の増加にともない、化粧膜が不均一になったり、化粧持続性が悪く、化粧膜がはがれおちるといった欠点があった。更に、重ね塗りをすることにより、化粧効果をあげることが考えられるが、均一な化粧膜が得られないことが多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、マスカラを塗布したあと、付着性に優れたキャンデリラレジン及び被膜形成性ポリマーエマルションを含有する乳化型マスカラオーバーコートを使用することにより、化粧膜がより太く、鮮明になり、目元を際立たせる化粧効果を演出することができ、さらに、使用性、使用感に優れ、化粧持続性、仕上がり膜の均一性に優れた化粧膜を演出することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、キャンデリラレジン及び被膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする乳化型マスカラオーバーコートである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられるキャンデリラレジンは、キャンデリラワックスを有機溶剤にて分別抽出して得られる樹脂分で、樹脂分が好ましくは65質量%(以下、単に「%」で示す。)以上、更に好ましくは85%以上の割合で含有されるものである。キャンデリラレジンは、睫を太く見せるといった化粧効果及び化粧持続性の点で特に好ましい。また、キャンデリラレジンを用いることにより、更に付着性が向上する。本発明に使用されるキャンデリラレジンの配合量は、0.1〜25%が好ましく、0.5〜20%であることが特に好ましい。この範囲であれば、マスカラの上に重ね塗りしたときに、睫を太く見せるといった化粧効果や化粧持続性、使用性、使用感の満足のいくものが得られる。
【0006】
本発明に用いられる被膜形成性ポリマーエマルションは、高分子化合物を水性溶媒に分散してあるもので、通常化粧品に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用することができる。例えば、(メタ)アクリル酸アルキル重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、シリコーン含有重合体エマルション、シリコーン含有共重合体エマルション等が挙げられる。これらのポリマーエマルションは、必要に応じ、1種又は2種以上を使用することができる。この被膜形成性ポリマーエマルションは付着性や持続性、安定性を向上させる効果を持つ。
【0007】
本発明の乳化型マスカラオーバーコートは、上記の必須成分の他に、通常化粧料に使用される成分、例えば、睫を長く見せる効果を付与するための繊維や、感触調整や着色の目的で粉体成分や、基材、エモリエント成分として油性成分、保湿、粉体分散剤として水性成分、粉体分散、感触調整の為の界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等の水溶性被膜形成性樹脂、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料、などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0008】
繊維としては、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられ、これらは特に限定されるものではなく、必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。また、これらの繊維は本発明の効果を妨げない範囲で一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等で処理したものも使用することができる。
【0009】
油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、リンゴ酸ジイソステアリル、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0010】
粉体成分としては、板状、紡錘状、針状等の形状、粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、無水ケイ酸、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。また、これら粉体は1種又は2種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
【0011】
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等及び水が挙げられる。
【0012】
界面活性剤としては、化粧品一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルGノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙げられる。
【0013】
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
【0014】
本発明の乳化型マスカラオーバーコートは、乳化型であるので、睫を太く見せるといった化粧効果、使用性の点で優れている。本発明の乳化型マスカラオーバーコートの形態としては、クリーム状、ゲル状、液状等が挙げられる。尚、本発明の乳化型マスカラオーバーコートの外観は、透明、半透明、不透明等のいずれでも良い。
【0015】
【実施例】
次に、実施例及び参考例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0016】
実施例1〜4及び比較例1〜2 水中油乳化型マスカラオーバーコート
表1に示す処方のマスカラオーバーコートを調製し、以下に示すマスカラAを塗布した後、睫に塗布し、睫を太く見せるといった化粧効果(ボリューム効果)、塗布時の使用性・使用感、仕上がり膜の均一性、及び化粧持続性について以下の評価方法、及び評価基準により評価し、結果を併せて表1に示した。尚、マスカラオーバーコートを使用しなかった時の評価を比較例2に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
(注)*1:キャンデリラレジンの組成は、樹脂分90%、遊離アルコール5%、遊離脂肪酸分2%、エステル分2%、炭化水素分1%であり、軟化点は47〜48℃である。
【0019】
(製造方法)
A.成分(1)〜(6)を加熱溶解し、成分(7)〜(8)を加えて均一に混合する。
B.成分(9)〜(14)を均一に混合する。
C.AにBを加え、乳化する。
D.Cを容器に充填し、製品とする。
【0020】
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、まず評価用マスカラAを塗布し、その上から実施例及び比較例のマスカラオーバーコートを塗布してもらい、その際「化粧効果(ボリューム効果)」「使用性・使用感」「仕上がり膜の均一性」「化粧持続性」の各項目について、下記絶対評価を用いて7段階に評価し、各試料ごとの評点の平均値を4段階判定基準を用いて判定した。但し、「化粧持続性」については、試料を使用後、パネルに通常の生活をしてもらい、6時間後の化粧効果について評価した。更に比較例2は、マスカラオーバーコートを使用せずに同様の評価を行った。その際、「使用性・使用感」「仕上がり膜の均一性」については評価を行わなかった。
【0021】
絶対評価基準
(評点):(評価)
6 : 非常に良い
5 : 良い
4 : やや良い
3 : 普通
2 : やや悪い
1 : 悪い
0 : 非常に悪い
4段階判定基準
(評点の平均値) : (判定)
5点を超える : 非常に良好 : ◎
3点を超えて5点以下 : 良好 : ○
1点を超えて3点以下 : やや不良 : △
1点以下 : 不良 : ×
【0022】
評価用マスカラA(水中油型乳化タイプマスカラ)
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 3
(2)パラフィンワックス 5
(3)セスキオレイン酸ソルビタン 2
(4)精製水 47
(5)トリエタノールアミン 2
(6)アクリル酸エステル共重合体エマルション(固形分40%) 30
(7)黒酸化鉄 10
(8)防腐剤 1
(製造方法)
A.成分(1)〜(4)を加熱溶解し均一に混合する。
B.成分(5)〜(8)を均一に混合する。
C.AにBを加え、乳化する。
D.Cを容器に充填し、製品とする。
【0023】
表1の結果から明らかなように、本発明品である実施例1〜4の水中油乳化型マスカラオーバーコートを用いた場合は、比較例1〜2に比較し、睫を太く見せるといった化粧効果や塗布時の使用性・使用感、仕上がり膜の均一性、化粧持続性のすべての点ではるかに優れた特性を有していた。一方、油溶性樹脂成分を配合しない比較例1及びマスカラオーバーコートを使用しない比較例2は、化粧持続性及び睫を太く見せるといった化粧効果の点で、満足のいくものが得られなかった。
【0024】
【発明の効果】
本発明の乳化型マスカラオーバーコートは、睫を太く見せる化粧効果があり、塗布時の使用性・使用感や仕上がり膜の均一性、化粧持続性にも優れたものであった。
Claims (2)
- キャンデリラレジン及び被膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする乳化型マスカラオーバーコート。
- キャンデリラレジンの配合量が全組成分中の0.1〜25質量%であることを特徴とする請求項1記載の乳化型マスカラオーバーコート。
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