JP4698115B2 - 油性固型化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧膜の光沢及びその持続性に優れ、更に使用性・使用感、充填成型性及び形状保持性に優れた油性固型化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
油性化粧料は、化粧膜に自然な光沢感及びその持続性があることが、化粧効果を高める上で重要である。最近では煌びやかな雰囲気が流行し、口唇化粧料においては、特にツヤ感を重視した品質が要求されている。従来から、化粧膜の光沢を向上させる為に、ラノリン誘導体、ひまし油、低粘度シリコ−ン油、天然物質からの抽出物などの油分が配合されてきた。しかし、現状の流行に充分に対応するため、これらの配合量を増やすと、化粧料の形状保持性が悪くなったり、化粧持ちが悪くなるといった問題が起こる。また、これを改善するためワックスや蝋類等のゲル化剤等を増量すると、光沢が低くなったり、使用性が悪くなるという問題が起きる等、現状では、未だ満足できるものが得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、上記課題を解決し、塗布時の光沢及びその持続性に優れ、更に使用性・使用感、充填成型性及び形状保持性に優れた油性固型化粧料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究した結果、特定のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体とポリオキシプロピレンブチルエーテルとを含有することにより、塗布時の光沢及びその持続性に優れ、更に使用性・使用感、充填成型性及び形状保持性に優れた油性固型化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(a)、(b);
(a)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物と炭素数16〜22のアルキル(メタ)アクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーを共重合して得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重合体1〜40質量%
(b)ポリオキシプロピレンブチルエーテル0.1〜50質量%
を含有し、且つ成分(a)の含有量と成分(b)の含有量の比が30:1〜1:40であることを特徴とする充填成型した油性固型化粧料を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明に使用される成分(a)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は、(A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物と(B)炭素数16〜22のアルキル(メタ)アクリレート(以下、単に「長鎖アルキル(メタ)アクリレート」と表す)を主体とするラジカル重合性モノマーをラジカル重合することにより得られ、特開平3−162442号公報、特開平4−342513号公報等に記載されているものが例示される。例えば、(A)の分子鎖の片末端にラジカル重合性を有するオルガノポリシロキサン化合物は、下記一般式(1)
【0006】
【化1】
Figure 0004698115
【0007】
1:メチル基又は水素原子、R2:場合によりエーテル結合1個又は2個で遮断されている直鎖状又は分岐状の炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2価の飽和炭化水素基、R3:メチル基又はブチル基、l:3〜300、で表されるものが挙げられる。
【0008】
一方、(B)の長鎖アルキルアルキル(メタ)アクリレートは、ラジカル重合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物であり、使用される長鎖アルキル(メタ)アクリレートとしては、パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート等を例示することができる。また、本発明において、(A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物と(B)長鎖アルキル(メタ)アクリレートを主体とするという意味は、成分(a)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体を形成する成分が(A)及び(B)を主体とするということであり、成分(a)の構成中(A)と(B)の合計のモル分率が50%以上であることを意味する。すなわち、成分(a)中には上記(A)、(B)以外にも、他の汎用されるラジカル重合性モノマーを第3成分として共重合しても構わないということである。この第3成分のモノマーとしては種々の重合性モノマー化合物を使用することができるが、これらの化合物としては、例えば、炭素数1〜15及び23〜30のアルキル(メタ)アクリレート、スチレン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、ブタジエン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン、N−ビニルピロリドン等をあげることができる。
【0009】
(A)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物と(B)長鎖アルキルアルキル(メタ)アクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーとの共重合体は、質量比で1/19〜2/1の範囲内で、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の通常のラジカル重合開始剤の存在下で、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法、バルク重合法等の公知の方法により製造することができる。成分(a)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体の市販品としては、KP561、KP562(信越化学工業社製)等が挙げられる。
【0010】
成分(a)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は、本発明の油性化粧料中に、好ましくは1〜40質量%(以下、単に「%」で示す。)、更に好ましくは5〜30%の範囲で配合される。配合量がこの範囲であれば光沢等の化粧効果及びその持続性、使用性・使用感において特に良好なものが得られる。また、これらのアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。
【0011】
本発明で用いられる成分(b)のポリオキシプロピレンブチルエーテルは、通常化粧品に使用されているものであればいずれも使用することができるが、ポリオキシプロピレン鎖が35〜55モルのものが好ましい。市販品としては、ユニルーブMB700(日本油脂)等が挙げられる。成分(b)のポリオキシプロピレンブチルエーテルは、本発明の油性化粧料中に、好ましくは0.1〜50%、更に好ましくは1〜40%の範囲で配合される。配合量がこの範囲であれば、成分(a)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体との併用により、優れた光沢を演出するのみでなく、油剤中にてゲル状となり、化粧料に粘性を付与することができ、使用性・使用感、充填成型性の点においても良好なものが得られる。
【0012】
成分(a)と成分(b)の含有量の比は、質量比で(a):(b)=30:1〜1:40であることが、使用性・使用感、充填成型性の点において好ましい。
【0013】
本発明の油性固型化粧料は、上記した必須成分の他に、通常化粧料に使用される成分、例えば、感触調整や着色の目的で粉体成分や、基材、エモリエント成分として油性成分、水性成分、粉体分散、感触調整の為の界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、水溶性被膜形成性樹脂、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料、などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0014】
油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0015】
粉体成分としては、板状、紡錘状、針状等の形状、粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、有機顔料処理雲母チタン、酸化チタン被覆ガラス末、酸化チタン処理合成金雲母、アルミニウムパウダー、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。また、これら粉体は1種又は2種以上の複合化したものを用いても良く、その表面を油剤処理、シリコーン化合物処理、フッ素化合物処理、金属石鹸処理、界面活性剤処理、アミノ酸系化合物処理、水溶性高分子処理等を施してあってもよい。
【0016】
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等及び水が挙げられる。
【0017】
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙げられる。
【0018】
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
【0019】
本発明の油性固型化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、口紅、リップグロス、リップフィクサー、リップクリーム、リップライナー、ファンデーション、アイカラー、コンシーラー、ヘアワックスなどの油性固型化粧料に応用することができる。この中でも、特に口唇用化粧料に用いた場合、効果が顕著に発現するため望ましい。
【0020】
【実施例】
次に、実施例及び参考例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等に何ら制約されるものではない。
【0021】
実施例1〜4及び比較例1〜3 スティック状口紅
表1に示す処方の口紅を調製し、光沢(塗布膜のつや)、塗布時の使用性・使用感、光沢(つや)の持続性について下記の方法により官能評価を行った。また、充填成型性及び形状保持性についても下記の方法により評価を行った。それらの結果もあわせて表1に示す。
【0022】
【表1】
Figure 0004698115
【0023】
*1:ステアリル変性アクリレートシリコーン(KP561)
*2:ベヘニル変性アクリレートシリコーン(KP562)
【0024】
(製造方法)
A.成分(1)〜(17)を加熱溶解し、成分(18)〜(22)を加えて均一に混合する。
B.Aを容器に充填し、製品とする。
【0025】
下記評価項目について各々評価を行った。
(評価項目)
(a)塗布膜のつや
(b)使用性・使用感
(c)つやの持続
(d)充填成型性
(e)形状保持性
【0026】
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、各試料を上記a〜cについて、下記絶対評価を用いて7段階に評価し、各試料ごとの評点の平均値を4段階判定基準を用いて判定した。dの項目については、充填時の各試料の状態を観察し、充填成型性をそれぞれ下記4段階判定基準により判定した。eの項目については各試料を繰り出した状態で、横向きにおき40℃で一ヶ月の口紅の曲がり具合を観察し、下記4段階判定基準により判定した。
【0027】
(塗布膜のつや、使用性・使用感、つやの持続の判定基準)
絶対評価基準
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
4段階判定基準
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
1点を超えて3点以下:やや不良 :△
1点以下 :不良 :×
(充填成型性判定基準)
◎:粘度が低く、容易に充填可能である
○:やや粘度が高いが、充填可能である
△:粘度が高く、充填にやや難あり
×:充填できない
(形状保持性判定基準)
◎:変化なく良好。:優れる
○:ほとんど変化はないが、少し曲がりが認められる。:やや優れる
△:曲がりがはっきりと認められる。:やや劣る
×:曲がりが激しいか、又は折れが認められる。:劣る
【0028】
本結果から明らかなように、本発明品である実施例1〜4の口紅を用いた場合は、比較例1〜3に比較し、塗布膜のつややその持続性、使用性・使用感のすべての点ではるかに優れた特性を有していた。また充填成型性や形状保持性の点においても優れていた。
【0029】
実施例5 口紅(皿状)
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 5.0
2.ポリエチレンワックス 2.0
3.キャンデリラワックス 5.0
4.2−エチルへキサン酸セチル 適量
5.トリイソステアリン酸ポリグリセリル 30.0
6.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体*1 30.0
7.ポリオキシプロピレンブチルエーテル 5.0
8.ショ糖脂肪酸エステル 2.0
9.タルク 12.0
10.シリカ 1.0
11.赤色202号 0.2
12.ベンガラ 0.2
13.黒酸化鉄 0.1
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
15.パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 0.1
(製造方法)
A.成分(1)〜(8)を加熱溶解し均一に混合した後、成分(9)〜(15)を加え、均一に混合する。
B.Aを皿に充填する。
以上のようにして得られた皿状口紅は、塗布膜のつや及びその持続性、使用感・使用性に優れ、充填成型性、形状保持性の点において優れたものであった。
【0030】
実施例 ファンデーション
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 5.0
2.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体*1 15.0
3.ポリオキシプロピレンブチルエーテル 1.0
4.セレシンワックス 2.0
5.セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
6.セリサイト 適量
7.タルク 12.0
8.マイカ 15.0
9.シリカ 10.0
10.ベンガラ 0.2
11.黒酸化鉄 0.1
12.黄酸化鉄 1.5
13.フェノキシエタノール 0.2
14.オキシベンゾン 0.1
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を加熱溶解し均一に混合した後、成分(6)〜(14)を加え、均一に混合する。
B.Aを皿に充填する。
以上のようにして得られたファンデーションは、肌とのなじみのよい自然な光沢感を演出し、使用性・使用感、形状保持性の点においても優れたものであった。
【0031】
実施例 頬紅
(成分) (%)
1.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体*2 5.02.ポリオキシプロピレンブチルエーテル 1.03.2−エチルへキサン酸セチル 10.04.セレシンワックス 4.05.トリヤシ油脂肪酸グリセリル 3.06.セスキオレイン酸ソルビタン 1.07.セリサイト 適量8.窒化ホウ素 10.09.ナイロン粉末 7.010.シリカ 5.011.酸化チタン 20.012.ベンガラ 2.013.黄酸化鉄 1.514.防腐剤 0.2(製造方法)
A.成分(1)〜(6)を加熱溶解し均一に混合した後、成分(7)〜(14)を加え、均一に混合する。
B.Aを皿に充填する。
以上のようにして得られた頬紅は、自然な光沢感を有し、その持続性、充填成型性、形状保持性の全ての点において優れたものであった。
【0032】
実施例 アイカラー
(成分) (%)
1.パラフィン 5.0
2.流動パラフィン 10.0
3.トリミリスチン酸グリセリル 5.0
4.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体*1 7.0
5.ポリオキシプロピレンブチルエーテル 5.0
6.セリサイト 適量
7.窒化ホウ素 10.0
8.マイカ 10.0
9.フッ素化合物処理鱗片状シリカ*3 10.0
10.黄色酸化鉄 3.0
11.赤色酸化鉄 4.0
12.黒色酸化鉄 1.0
13.パラオキシ安息香酸プロピル 0.2
*3:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩5%処理
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を加熱溶解し均一に混合した後、成分(6)〜(13)を加え、均一に混合する。
B.Aを皿に充填する。
以上のようにして得られたアイカラーは、つやを伴う煌びやかな雰囲気を演出し、使用性・使用感、充填成型性、形状保持性の全ての点において優れたものであった。
【0033】
【発明の効果】
本発明の油性固型化粧料は、化粧膜の光沢及びその持続性に優れ、使用性・使用感、充填成型性や形状保持性にも優れたものであった。

Claims (2)

  1. 次の成分(a)、(b);
    (a)分子鎖の片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン化合物と炭素数16〜22のアルキル(メタ)アクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーを共重合して得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重合体1〜40質量%
    (b)ポリオキシプロピレンブチルエーテル0.1〜50質量%
    を含有し、且つ成分(a)の含有量と成分(b)の含有量の比が30:1〜1:40であることを特徴とする充填成型した油性固型化粧料。
  2. 油性固型化粧料が口唇用化粧料である請求項1記載の充填成型した油性固型化粧料。
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