JP3672010B2 - 睫毛用又は眉毛用化粧料 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果及びその持続性、化粧膜の均一性に優れ、また使用性が良く、安全性、安定性も良好な睫毛用又は眉毛用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
繊維を配合する化粧料の代表的なものとしては、睫用化粧料があげられる。睫用化粧料は、睫を上にカールすることや睫を太く、長くみせることで、目元をはっきりさせるといった化粧効果をもつものである。従来、これらの睫用化粧料は、固形状油分、例えばワックスやロウ類、及び粉体、被膜形成剤、水溶性高分子等を中心に構成されており、化粧料として求められる様々な使用性、使用感、及び機能性をもたせるために、種々の剤型、及び原料の配合検討が行われてきた。例えば、機能性を向上させた技術としては、乳化タイプの睫用化粧料が挙げられる。乳化タイプでは、比較的融点の低いワックスやロウ類及び種々の被膜形成剤の配合量を増加させることにより、睫への密着性を高め、睫を太く目立たせたり、睫を上にカールしたまま固定することで目元をきわだたせたりすることができた。更に、これらの系にナイロン等の繊維を配合することにより、睫を長く見せ、使用部位を目立たせるといった化粧効果の付与をする技術もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来使用されてきたナイロン等の繊維は透明〜白色を呈しており、特に透明な化粧料剤型に配合すると色の彩度が低く、高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果を充分に演出することができなかった。更に、ナイロン繊維にカーボンブラックや酸化チタン等の顔料を配合した繊維を使用しても、色の彩度に欠け、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果を充分に得ることができず、眉毛用や頭髪用化粧料においては、透明〜白色を呈する従来の繊維では使用部位が白化してしまい、自然な化粧膜の演出といった点で満足のいくものが得られなかった。また、レーヨン等の繊維については、茶色〜黒色等を呈しているものの、色相の彩度が低い為、使用部位に高彩度な化粧膜の演出といった点では、ナイロン繊維と同様、化粧効果を充分に得ることができなかった。一方、着色剤を用いて繊維を着色し、化粧料に配合する技術はあるが、高彩度な化粧膜は得られるものの、繊維の分散性に乏しく、系中に均一に分散することが難しいため、充分な化粧効果を得ることができなかった。さらに、得られた化粧膜は、耐水性や耐油性に乏しいため、化粧効果の持続性といった点で満足のいくものが得られなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、高彩度着色剤で着色され、且つシリカで表面処理された繊維を用いることにより、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果に優れ、化粧効果の持続性が高く、化粧膜の均一性に優れ、また安定性、安全性にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は高彩度着色剤で着色され、且つシリカで表面処理された繊維を含有することを特徴とする睫毛用又は眉毛用化粧料である
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料は、高彩度着色剤で着色され、且つシリカで表面処理された繊維(以下、「シリカ表面処理着色繊維」と記す。)を必須成分として含有する。シリカ表面処理着色繊維に用いられる繊維としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用することができる。例えば、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられる。これらの繊維を高彩度着色剤で着色し、さらに表面処理をするが、なかでもナイロン繊維を用いたものが、高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果の点で最も好ましい。該繊維の長さは、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜5mmが好ましく、更に好ましくは0.3〜3mmである。また、太さは、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜20デニール(以下、単に「D」と示す。)が好ましく、更に好ましくは0.3〜10Dである。これらの繊維は、材質、太さ、長さの異なる1種又は2種以上を用いることができる。
【0006】
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用されるシリカ表面処理着色繊維を着色する高彩度着色剤としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号(1)、赤色105号(1)、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色227号、赤色230号(1)、赤色230号(2)、赤色231号、赤色232号、橙色205号、橙色207号、黄色203号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号(1)、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等の水溶性のタール系色素、赤色202号、赤色218号、赤色223号、赤色226号、赤色228号、橙色201号、黄色201号、黄色205号、青色201号、青色204号、紫色201号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、黄色404号、黄色405号、青色403号、青色404号等の水不溶性のタール系色素、クチナシ色素、ベニバナ色素、ウコン色素、パプリカ色素、アナトー色素、コチニール色素等の天然色素、酸性、塩基性色素、及び分散染料等が挙げられるが、中でも水溶性のタール系色素が着色性、安定性及び使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果の点で最も好ましい。また、これらの高彩度着色剤は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、種々の色調を演出することができる。これらの高彩度着色剤で繊維を着色する方法は、特に限定されないが、例えば溶媒に高彩度着色剤を溶解し繊維に着色する方法や、練り込む方法、繊維にする工程中に着色する方法等があげられる。
【0007】
本発明に使用される着色繊維の表面処理剤はシリカである。シリカで表面処理した着色繊維は、化粧料への分散性が格段に向上するため、化粧料に配合した場合、化粧膜の均一性及び化粧膜の持続性の点で優れている。シリカで繊維を表面処理する方法は、特に限定されないが、溶媒にシリカと繊維を入れて被覆又は付着させる方法、繊維に吹き付ける方法等が挙げられる。シリカの処理量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、表面処理された着色繊維全体の0.01〜30重量%(以下、単に「%」と示す。)が好ましく、更に0.1〜20%が好ましい。この範囲であれば繊維の分散性に充分な効果が得られる。
【0008】
着色とシリカ表面処理の工程は、例えば、溶媒に高彩度着色剤とシリカと繊維を入れて、着色と表面処理の工程を同時に行う方法、着色後に表面処理を行う方法あるいは表面処理後に着色を行う方法等、いずれの方法でもかまわない。これらのシリカ表面処理着色繊維は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、シリカ表面処理着色繊維の配合量は、特に制限されず、使用性、使用感及び製品剤型により決められるが、0.1〜50%が好ましく、0.5〜20%が更に好ましい。この範囲で用いれば、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果や化粧膜の均一性といった点で、充分に満足のいくものが得られる。
【0009】
本発明の化粧料には、上記の構成成分に加え、本発明の効果を損なわない範囲で、剤型を保持するためや目的に応じて、通常化粧料に使用される成分を配合することができる。例えば、炭化水素、高級脂肪酸エステル、動植物油脂、シリコーン油、フッ素系油剤等の油性成分によりエモリエント感を付与したり、有機顔料、無機顔料等の粉体により着色効果やパウダリー感を付与したり、水溶性高分子、アルコール類、水等の水性成分によりモイスチュア感を付与したり、界面活性剤、ポリマーエマルジョン等の皮膜形成剤、紫外線吸収剤、保湿剤、酸化防止剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。
【0010】
油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モクロウ、モンタンワックス、フィッシュトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレスレロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0011】
粉体としては、形状も球状、板状、針状等特に限定することなく配合できる。例えば無機粉体としては、タルク、カオリン、マイカ、合成マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、無水ケイ酸、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、一酸化チタン、チッ化硼素、酸化クロム、コンジョウ、群青、酸化鉄雲母、酸化鉄雲母チタン、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、有機粉体としては、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、シリコーン粉末、メチルメタアクリレート粉末、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、タール系色素及びそのレーキ色素等、又、これらの粉体を複合化したものが挙げられる。更にフッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水素等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施したものを用いることもできる。
【0012】
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等及び水が挙げられる。
【0013】
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が挙げられる。美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が挙げられる。防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸アルキル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
【0014】
本発明の睫用又は眉毛用化粧料の形態としては、固形、半固形、液状等が挙げられるが、中でもゲル状が好ましく、透明、半透明、不透明それぞれの化粧料として使用することができる。
【0015】
【実施例】
以下に実施例をあげて本発明を更に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1〜5及び比較例1〜5 マスカラ
表1に示す処方のマスカラを調製し、睫に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果、及びその化粧効果の持続、塗布時の化粧のしやすさ(使用性、使用感)、及び化粧膜の均一性について下記の方法により官能評価を行った。その結果もあわせて表1に示す。
【0016】
【表1】
Figure 0003672010
【0017】
*1:黄色4号で着色され、且つシリカで表面処理された(3%)繊維(7D、2mm)
*2:青色1号で着色され、且つシリカで表面処理された(3%)繊維(7D、2mm)
*3:無着色で、シリカで表面処理された(3%)繊維(7D、2mm)
*4:無着色で、シリカで表面処理された(3%)繊維(7D、2mm)
*5:黄色4号で着色され、表面処理のない繊維(7D、2mm)
【0018】
(製法)
実施例1〜5及び比較例1〜5
A.成分1〜6を混合溶解し、成分7〜13を加えて均一に混合する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
【0019】
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、各試料を下記a〜dについて、(1)絶対評価基準を用いて7段階に評価し、各試料ごとの評点の平均値を(2)4段階評価基準を用いて評価した。尚、評価項目bについては、試料を睫に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、12時間後の化粧効果について評価した。
(評価項目)
a.化粧効果
b.化粧効果の持続
c.化粧のしやすさ
d.化粧膜の均一性
(1)絶対評価基準
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(2)4段階評価基準
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
2点を超えて3点以下:やや不良 :△
2点以下 :不良 :×
【0020】
表1の結果から明らかなように、本発明品である実施例1〜5のマスカラは、比較例1〜5のマスカラに比較し、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果、及びその持続性、化粧のしやすさ、化粧膜の均一性の全ての面で、はるかに優れた特性を有していることがわかる。一方、高彩度着色剤で着色していない繊維を用いた比較例1及び2では、色の彩度が低く、使用部位である睫に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果及び化粧膜の均一性の点で満足のいくものが得られなかった。また、繊維に着色せず、高彩度着色剤を直接配合した比較例3及び4についても、使用部位である睫に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果の点で満足のいくものが得られなかった。また、繊維に着色はしたものの、シリカ表面処理をしていない繊維を用いた比較例5では、化粧効果の持続、化粧膜の均一性の点で満足のいくものが得られなかった。
【0021】
実施例 アイブロー(黒)
(成分) (%)
(1)カルボキシメチルセルロース 2
(2)精製水 80.8
(3)トリエタノールアミン 2
(4)美容剤 0.1
(5)防腐剤 0.1
(6)ナイロン繊維(黒)
*8 15*8:黒色401号で着色され、且つシリカで表面処理された(7%)繊維(10D、4mm)
(製法)
A.成分1〜5を混合溶解し、成分6を加えて均一に混合する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたアイブローは、使用部位である眉に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果に優れ、使用性、使用感も良く、化粧膜の均一性に優れたものであった。
【0022】
【発明の効果】
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料は、使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果、及びその持続性に優れ、且つ使用性、使用感において、化粧がしやすく、化粧膜の均一性をも合わせもち、経時安定性にも優れるものである。

Claims (4)

  1. 高彩度着色剤で着色され、且つシリカで表面処理された繊維を含有することを特徴とする睫毛用又は眉毛用化粧料。
  2. 前記繊維の長さが0.1mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
  3. 前記繊維の太さが0.1デニール以上20デニール以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
  4. 前記繊維がナイロン繊維であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
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