JP2005314392A - 頭髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 化学反応による染毛剤を使用することなく、頭髪を多く見せたり、太く見せたりすることができ、髪の質感を変えるとともに、頭髪に高彩度な化粧膜を付与することのできる技術を提供すること。
【解決手段】 着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維を含有することを特徴とする頭髪化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、着色された干渉光を呈する繊維を含有する頭髪化粧料に関し、更に詳しくは、頭髪に均一で高彩度な化粧膜を与え、頭髪の質感を光学的に変化させ従来にない立体感、審美性を与え、さらにはその化粧効果の持続性に優れる頭髪化粧料に関する。
近年、頭髪化粧料においては、従来の頭髪補修効果や整髪力向上に関する技術に加え、様々なヘアメイク効果を持ち合わせた製品が開発されている。その背景には、ヘアカラーの流行により頭髪を様々な色味に染め、ファッションの一部として取り入れられるようになったことが挙げられる。
しかし、染毛剤は化学反応により頭髪内部のメラニン色素を分解して脱色を行うと同時に頭髪内部で色素を重合させて染色を行うため、頭髪にダメージを与えてしまい、頭髪がパサついたり、切れやすくなったりする場合があった。そこで、化学反応を起こさずに気軽にヘアメイクを楽しめる一時染毛料が見直されるようになってきた。特に頭髪を多く見せること、太く見せること、髪の質感を変えること、頭髪に高彩度な化粧膜を付与することに着目してナイロンなどの繊維を配合する検討が数多くなされている。
このような技術としては、水溶性高分子を用いた組成物に、カーボンブラック等の顔料で着色された繊維を配合することにより、自然な仕上がり感を演出することができる技術(例えば、特許文献1参照)、高彩度色素により着色された繊維を用いることで、使用部位に高彩度な化粧膜を付与し、際立たせるといった技術(例えば、特許文献2参照)、脂肪酸の揮発性塩基と固形脂と水溶性ポリマーと繊維状物質を組み合わせることによりボリュームを出すことを目的とした技術(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
しかしながら、ナイロン繊維にカーボンブラックや酸化チタン等の顔料を配合した繊維を使用したものは、彩度に欠け、使用部位に高彩度な化粧膜を付与する化粧効果を充分に得ることができなかった。また、染料等で着色された繊維については、高彩度な化粧膜は得られるものの、色素の色味がそのまま付与されるだけで質感の変化に乏しく、充分な化粧効果を得ることができなかった。さらに、得られた化粧膜は、水や油になじみやすく、化粧効果の持続性といった点で不十分であった。また、脂肪酸の揮発性塩基と固形脂と水溶性ポリマーと繊維状物質を組み合わせる技術においては、ボリューム感は得られるもののやはり質感の変化に乏しく高彩度な化粧膜は得られず、化粧膜の均一性においても乏しく満足のいくものを得ることができなかった。
特開平10−291917号公報 特開2000−319132号公報 特開2003−137738号公報
従って、化学反応による染毛剤を使用することなく、頭髪を多く見せたり、太く見せたりすることができ、髪の質感を変えるとともに、頭髪に高彩度な化粧膜を付与することのできる技術の開発が求められていた。
本発明者は、上記課題を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、屈折率の異なる2種類以上の特定の高分子化合物を積層した干渉光を呈する着色繊維を、更に着色し、これを毛髪化粧料に用いることにより、頭髪に均一で高彩度な化粧膜を形成すると共に、光学的に質感を変化させることができ、従来にない立体感および優れた審美性を与えることができ、さらにその化粧効果の持続性も優れた頭髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維を含有することを特徴とする頭髪化粧料を提供するものである。
また本発明は、上記繊維に加え皮膜形成性ポリマーを含有する頭髪化粧料を提供するものである。
更に本発明は、透明から半透明の外観を有する上記頭髪化粧料を提供するものである。
本発明の頭髪化粧料は、頭髪に均一で高彩度な化粧膜を与え、頭髪の質感を光学的に変化させるという、従来にない立体感、審美性を与え、さらにはその化粧効果の持続性に優れるという利点があるものである。
本発明の頭髪化粧料に使用される、着色された、屈折率の異なる2種以上の高分子化合物を含む干渉繊維(以下、「着色干渉繊維」という)は、少なくとも2種類以上の高分子化合物で構成される層状の断面構造(積層断面)を有する複合繊維を、着色剤で着色した繊維であり、この複合繊維は干渉色として、赤色、黄色、緑色、青色、紫色等を呈するものである。断面形状については、平行積層部を保護層でつつんだ扁平断面干渉繊維が、化粧料として毛髪等に付着しやすく、また一方向からの発色をより強くみせるためにも望ましい。この着色干渉繊維に使用される高分子化合物は、通常、化粧料に使用されるものであれば特に限定されないが、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリメチルメタクリレート、ポリエステル等があげられる。これらの高分子化合物のなかでも、ポリエチレンテレフタレートとナイロンの組み合わせは、干渉光を強く呈し、また繊維工程安定性も良好で、本願発明の効果がより顕著に現れるため好ましい。
また、本発明の着色干渉繊維の製造において使用される着色剤としては、通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号(1)、赤色105号(1)、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色227号、赤色230号(1)、赤色230号(2)、赤色231号、赤色232号、橙色205号、橙色207号、黄色203号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号(1)、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等の水溶性のタール系色素、赤色202号、赤色218号、赤色223号、赤色226号、赤色228号、橙色201号、黄色201号、黄色205号、青色201号、青色204号、紫色201号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、黄色404号、黄色405号、青色403号、青色404号等の水不溶性のタール系色素、クチナシ色素、ベニバナ色素、ウコン色素、パプリカ色素、アナトー色素、コチニール色素等の天然色素、酸性、塩基性色素、及び分散染料等が挙げられるが、中でも水溶性のタール系色素が着色性、安定性が高く、顕著な化粧効果が得られのため最も好ましい。また、これらの着色剤は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、複合繊維に種々の色調を付与することができる。
着色干渉繊維の製造に当たって、着色剤で繊維を着色する場合の着色量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、着色干渉繊維全体の0.01〜30質量%(以下、単に「%」と示す。)が好ましく、更に0.01〜10%が好ましい。この範囲であれば使用部位に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果が充分に得られる。また、着色剤の色は、干渉色と同系色であると、光干渉に必要な波長を積層部に達することを阻害しないため、効果的である。干渉色と反対色で着色すると、干渉効果を発現する波長を着色剤が吸収してしまうため、干渉繊維の発色は減少してしまう場合がある。このため、干渉繊維の発色と同系色もしくは補色関係にない色で着色すると、干渉光を強く呈し、本願発明の効果がより顕著に現れるため、好ましい。なお、ここでいう同系色とは、P.C.C.S色彩体系の24色相環表上において、となりあう色相を意味し、例えば、干渉色が赤の場合は、赤紫〜橙を同系色とする。また、干渉色が黄色の時は、橙〜黄緑を、干渉色が緑の場合は、黄緑〜青を、干渉色が紫の場合は、青紫〜赤紫をそれぞれ同系色とする。
本発明の着色干渉繊維の製造方法は、特に制限されず、従来の高分子化合物から繊維を得る方法が利用できるが、好ましい方法の例としては次の方法を挙げることができる。すなわち、特開平7−34324号公報、特開平11−1829号公報またはWO98/46815号パンフレットに記載の方法に従って屈折率の異なる高分子化合物を積層し、干渉光を呈する繊維(干渉繊維)を製造した後、それを常法に従って染料で着色する方法や、上記記載の方法中、繊維製造時にあらかじめ着色剤を高分子化合物に分散し、これをもちいて直接着色干渉繊維を製造する方法等があげられる。
本発明の頭髪化粧料に配合するに当たっての着色干渉繊維の長さ及び太さは、特に制限されないが、化粧効果や、良好な使用感と均一な化粧膜の形成の点から、長さは0.01〜5mmが好ましく、更に好ましくは0.1〜3mmである。また、太さは、0.01〜20デニール(以下、単に「D」と示す。)が好ましく、更に好ましくは0.1〜13Dである。また、着色干渉繊維の断面形状は、円形であっても扁平な楕円形であっても良いが、楕円形の方がより干渉があらわれ好ましい。更に、化粧効果として透明感、立体感を得るためには、各々の高分子化合物で構成される層が、5層ないし120層、好ましくは、30層ないし90層で交互に積層し、かつ、それぞれの層の厚みが0.02〜0.3μmの範囲にあることが好ましい。これらの繊維は、材質、太さ、長さの異なる1種又は2種以上を用いることができる。
本発明の着色干渉繊維は、そのまま毛髪化粧料中に配合しても良いが、表面処理することにより、化粧料中での分散性が向上し、化粧効果の持続性が格段に向上するので、表面処理したものを使用することがより好ましい。着色干渉繊維の表面処理に使用する表面処理剤としては通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用でき、例えば、一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤、シリカ等を挙げることができる。しかしながら、特に好ましい表面処理剤として、シリカ及び/又はフッ素化合物を挙げることができる。
上記表面処理のうち、例えば、シリカによる表面処理の場合は、溶媒に表面処理剤としてのシリカと上記繊維を入れ、これを十分に攪拌して上記繊維にシリカを被覆又は付着させる方法や、溶媒に懸濁させたシリカを繊維に吹き付ける方法等が利用される。また、フッ素化合物による表面処理の場合は、これをアセトン、トルエン等の有機溶媒に加熱溶解せしめ、その中に上記繊維の1種又は2種以上の混合物を加え、撹拌後溶媒を留去して繊維上にフッ素化合物を被覆又は付着させ、場合によっては更に焼き付け処理をする方法等が利用される。
着色干渉繊維に対する表面処理剤の使用量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、表面処理された着色干渉繊維全体の0.01〜30%が好ましく、更に0.1〜20%が好ましい。この範囲であれば繊維の分散性が向上し、化粧効果が顕著に現れ、その効果の持続性が充分に得られる。
以上のようにして得られた着色干渉繊維は、これを公知の頭髪化粧料基材に配合することにより、頭髪化粧料とすることができる。頭髪化粧料中での着色干渉繊維の含有量は、特に限定はないが、0.1〜50%が好ましく、更に0.5〜30%が、頭髪に均一で高彩度な化粧効果を与え、頭髪の質感を光学的に変化させ、優れた立体感、審美性を付与し、またその化粧効果の持続性に優れるため好ましい。
本発明の頭髪化粧料は、更に皮膜形成性ポリマーを配合することにより、より優れた化粧効果を得ることができる。使用される皮膜形成性ポリマーは、通常化粧料に使用されるものであれば、特に制限はなく、ノニオン性、カチオン性、アニオン性、両性のいずれでも使用できる。
これら皮膜形成性ポリマーノニオン性皮膜形成性ポリマーの具体例としては、PVP/VA(ISP社製)、ルビスコールVA(バディッシュ社製)、PVA6450(大阪有機化学工業社製)で代表されるビニルピロリドンと酢酸ビニル共重合体、PVPK(ISP社製)、ルビスコールK(バディッシュ社製)で代表されるポリビニルピロリドン、ルビフレックスD4101(バディッシュ社製)、ポリビニルアルコール、ビニルピロリドン、酢酸ビニル、アルキルアミノエチルアクリレート共重合体、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、デキストリン、ガラクタン、プルラン等が挙げられる。
また、カチオン性皮膜形成性ポリマーの具体例としては、マーコート100(メルク社製)で代表されるポリジメチルジアリルアンモニウムハライド型カチオン性ポリマー、マーコート550(メルク社製)で代表されるジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミドの共重合体カチオン性ポリマー、ポリマーJR400、ポリマーJR125及びポリマーJR30M(UCC社製)で代表される第四級窒素含有セルロースエーテル、ポリコートH(ヘンケル社製)で代表されるポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミン、タロイルアミノの共重合体、ポリコートNH(ヘンケル社製)で代表されるポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、ヤシ油アルキルアミン、ジプロピレントリアミンの共重合体、HCポリマー1、1N、2、HCポリマー3A(大阪有機化学工業社製)、ガフコート755及び734(ISP社製)で代表されるビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体カチオン化合物等が挙げられる。
更に、アニオン性皮膜形成性ポリマーの具体例としては、アニセットKB−1000、KB−100H、B−1015、HS−3000(大阪有機化学工業社製)、プラスサイズL−33、L−55(互応化学工業社製)で代表される(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキルエステルの共重合体であるアクリル樹脂アルカノールアミン、BEM−42S、WEM−22S(大阪有機化学工業社製)、ガントレッツES−42S、ES−225、ES−33(ISP社製)で代表されるメチルビニルエーテルとマレイン酸モノアルキルエステル共重合体、レジン28−1310、レジン28−2930(NSC社製)、ルビセットCE5055(バディッシュ社製)、酢酸ビニルとクロトン酸の共重合物、ウルトラホールド8(チバガイキー社製)で代表されるアクリル酸とアクリル酸アルキルエステルとN−アルキルアクリルアミドの共重合物、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ペクチン等が挙げられる。
更にまた、両性被膜形成性ポリマーの具体例としては、DYNAM−X(NSC社製)で代表される両性ウレタン樹脂、ユカフォーマーSM(三菱化学社製)で代表されるジアルキルアミノエチルアクリレート、ダイアセトンアクリルアミド等と(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルエステル等を共重合し、ハロゲン化酢酸で両性化した化合物やアンフォマー(NSC社製)で代表されるアクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ブチルアミノエチル、アクリル酸オクチルアミド共重合体等が挙げられる。この中でも整髪後のしなやかさ、ヘアスタイルの持続性の面でジアルキルアミノエチルアクリレート、ダイアセトンアクリルアミド等と(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルエステル等を共重合したものや両性ウレタン樹脂が特に好ましい。
上記皮膜形成性ポリマーの配合量は、特に限定はないが、0.01〜40%が好ましく、更には0.1〜20%が好ましい。この範囲であれば、頭髪に均一な化粧膜を与え、頭髪の質感を光学的に変化させ、立体感、審美性、またその化粧効果の持続性に優れるという着色干渉繊維を配合することによる本発明の効果を充分に発揮できる。
本発明の頭髪化粧料の形態としては、特に制限はなく、固形、半固形、ジェル状、液状、エアゾールのフォームタイプ等が挙げられ、シャンプー、リンス、コンディショナー、ヘアクリーム、ヘアトリートメント、整髪料、染毛料等、特に限定はなく適用できるが、主にアウトバス使用を目的とした整髪料や染毛料への使用がより高い効果の発現が望め好ましい。また、擬似頭髪にも使用することができる。
さらに、本発明の効果をより高めるためには、製品自体が透明から半透明の外観を有することがより好ましい。なお、ここでいう半透明とは、製品外観において、本発明に用いられる着色干渉繊維の光干渉性が目視にて確認される程度の状態をいう。
更にまた、本発明の頭髪化粧料を頭髪に染毛効果を付与する一時染毛料やヘアカラーワックス等の整髪料とする場合は、上記成分の他、頭髪への着色効果を付与するために通常化粧品で使用される染料や顔料といった色素を用いることができる。これら染料や顔料の中でもHC染料(HCカラー)、塩基性染料を用いることが着色効果の持続性向上し、本発明の効果がより顕著になり、より好ましい。
本発明の頭髪化粧料には、以上説明した各成分に加え、さらに、本発明の効果を損なわない質的・量的範囲で、目標とする品質や効果に応じて、通常の頭髪化粧料に使用される炭化水素類、油脂類、ロウ類、エステル類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン類、フッ素系油剤類、ラノリン誘導体、油性ゲル化剤等の油性成分、界面活性剤、粉体、アルコール類、塩類、紫外線吸収剤、ビタミン類、植物抽出液、消炎剤、保湿剤、清涼剤、ヘアケア用の美容成分、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、香料等を適宜添加することができる。
具体的に油性成分としては、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モクロウ、モンタンワックス、フィッシュトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレスレロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤等を使用することができる。
また、界面活性剤としては、種々の非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤が、粉体としては、タルク、カオリン、マイカ、合成マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、無水ケイ酸、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、低次酸化チタン、チッ化硼素、酸化クロム、コンジョウ、群青、酸化鉄雲母、酸化鉄雲母チタン、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス等の無機粉体、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、シリコーン粉末、メチルメタアクリレート粉末、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、タール系色素及びそのレーキ色素等の有機粉体及び有機顔料等を使用することができる。
更に、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、ベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等の紫外線吸収剤、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ、イチョウ等の植物抽出液、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等をそれぞれ使用することができる。
以下に実施例をあげて本発明を更に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実 施 例 1
ヘアワックス:
表1に示す処方および下記製造方法で、本発明品1〜3及び比較品1〜5のヘアワックスを調製し、それらのa.頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、b.質感の変化、c.化粧膜の均一性、d.化粧効果の持続性 について下記の方法により官能評価を行った。その結果もあわせて表1に示す。
Figure 2005314392
(製造方法)
<本発明品1〜3及び比較品1〜5>
A.成分1〜4を70℃で混合溶解する。
B.Aに70℃に加熱した予め混合溶解した成分5及び6を添加混合した後冷却し
て、40℃にて成分7〜15を添加する。
C.Bを透明ジャー容器に充填して完成品とする。
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、各試料を下記a〜dについて、(1)の絶対評価基準を用いて7段階に評価し、各試料の評点の平均値を、更に(2)の4段階評価基準を用いて評価した。
(評価項目)
a.頭髪への高彩度な化粧膜付与効果
b.質感の変化
c.化粧膜の均一性
d.化粧効果の持続性
(1)絶対評価基準
評 点 : 評 価
6 : 非常に良い(非常に大きい)
5 : 良い(大きい)
4 : やや良い(やや大きい)
3 : 普通
2 : やや悪い(やや小さい)
1 : 悪い(小さい)
0 : 非常に悪い(非常に小さい)
(2)4段階評価基準
評点の平均値 : 評 価
5点を超える : 非常に良好(◎)
3点を超えて5点以下 : 良好(○)
2点を超えて3点以下 : やや不良(△)
2点以下 : 不良(×)
本発明品1〜3のヘアワックスは、その外観が半透明で美しいものであり、これを頭髪に用いると表1の結果から明らかなように、頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性のすべての面で優れた効果を発揮することがわかる。
一方、比較品1〜5のヘアワックスは、頭髪への高彩度な化粧膜や質感の変化の付与において劣るものであり、満足し得るものは得られなかった。
実 施 例 2
スタイリングヘアカラーフォーム:
(成 分) (%)
< 原 液 >
(1)エタノール 3
(2)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3
(3)イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ひまし油(50E.O.) 0.2
(4)香料 0.1
(5)精製水 残量
(6)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(7)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸
共重合体ジエチル硫酸塩 2
(8)ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 1
(9)着色干渉繊維※5 20
(10)雲母チタン※6
※5:黄色4号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレート、ナイロンを特開平
11−1829号公報に従い、交互に30層積層したもの、3D、0.5m
m)(黄色の干渉光を呈する)
※6:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩5%処理
(製造方法)
A.成分1〜4を混合したものを予め混合しておいた成分5〜6に加え混合する。
B.Aに成分7〜10を添加混合し、エアゾールの原液とする。
C.原液94部と噴射剤であるL.P.G(液化石油ガス)6部をエアゾール缶に充填
してスタイリングヘアカラーフォームとする。
以上のようにして得られたスタイリングヘアカラーフォームは、頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、光学的な質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性において優れたものであった。
実 施 例 3
ヘアカラーワックス:
(成 分) (%)
(1)マイクロクリスタリンワックス 5
(2)キャンデリラワックス 3
(3)ポリオキシエチレン硬化ひまし油 2
(4)流動パラフィン 残量
(5)イソオクタン酸セチル 10
(6)着色干渉繊維※7 20
※7:赤色106号、黄色4号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレート、ナ
イロン、ポリプロピレンを特開平11−1829号公報に従い、交互に51
層積層したもの、10D、0.05mm)(赤色の干渉光を呈する)
(製造方法)
A.成分1〜5を均一に加熱混合する。
B.Aに成分6を添加し均一に混合する。
C.Bを容器に充填して冷却し完成品とする。
以上のようにして得られたヘアカラーワックスは、頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、光学的な質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性において優れたものであった。
実 施 例 4
ヘアトリートメント:
(成 分) (%)
(1)精製水 残量
(2)塩化アルキルトリメチルアンモニウム 0.4
(3)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(4)ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.5
(5)セチルアルコール 1.5
(6)トリオクタン酸グリセリル 1
(7)メチルフェニルポリシロキサン 1.5
(8)ジメチルポリシロキサン 2
(9)プロピレングリコール 12
(10)高重合メチルポリシロキサンエマルション※8
(11)真珠末 0.1
(12)カルボキシビニルポリマー 0.2
(13)トリエタノールアミン 0.5
(14)着色干渉繊維※9
※8:X−52−2160(信越化学工業社製)
※9:赤色106号で着色し、無水ケイ酸2%処理を施した繊維(ポリプロピレ
ン、ナイロンを特開平11−1829号公報に従い、交互に50層積層した
もの、0.5D、3mm)(赤色の干渉光を呈する)
(製造方法)
A.成分1〜4を加熱混合し、予め加熱混合しておいた成分5〜9を加え、乳化し、
冷却する。
B.Aに成分10〜14を添加混合した後、スクイズ性ボトル容器に充填してヘアト
リートメントとする。
以上のようにして得られたヘアトリートメントは、均一で高彩度な化粧膜を付与し、光学的に質感を変化させる効果に優れ、化粧効果の持続性においても優れたものであった。
実 施 例 5
ヘアカラーワックス:
(成 分) (%)
(1)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体※10
(2)マイクロクリスタリンワックス 5
(3)キャンデリラワックス 3
(4)ポリオキシエチレン硬化ひまし油 2
(5)流動パラフィン 残量
(6)イソオクタン酸セチル 10
(7)着色干渉繊維※7 50
※10:KP−562(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分1〜6を均一に加熱混合する。
B.Bに成分7を添加し均一に混合する。
C.Bを容器に充填して冷却し完成品とする。
以上のようにして得られたヘアカラーワックスは、頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、光学的な質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性において優れたものであった。
実 施 例 6
透明ジェルワックス:
(成 分) (%)
(1)精製水 残量
(2)カルボキシビニルポリマー 0.4
(3)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(4)ポリオキシエチレン硬化ひまし油 0.1
(5)エチルアルコール 10
(6)トリエタノールアミン 0.5
(7)EDTA二ナトリウム 0.1
(8)ウレタン樹脂※11
(9)着色干渉繊維※8 10
※11:DYNAM−X(NSC社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を均一に混合する。
B.Aに成分8を添加混合した後、成分9を混合し、透明ジャー容器に充填して透明
ジェルワックスとする。
以上のようにして得られた透明ジェルワックスは、外観も美しく、頭髪への均一で高彩度な化粧膜や光学的な質感変化の付与効果に優れ、その化粧効果の持続性にも優れたものであった。
実 施 例 7
染毛料(ヘアマスカラ):
(成 分) (%)
(1)アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション※11
(2)精製水 残量
(3)トリエタノールアミン 1
(4)着色干渉繊維※12 10
(5)黒酸化鉄 1
(6)雲母チタン※13
(7)グリセリン 10
(8)フェノキシエタノール 0.5
(9)ビタミンEアセテート 0.1
(10)精製水 10
(11)HCカラー 赤2 0.2
(12)塩基性染料 青99 0.1
※11:プレキシトール B−500(固型分50%)(ポリマーラテックス社製)
※12:1%赤色106号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレート、ナイロン
を特開平11−1829号公報に従い、交互に30層積層したもの、3D、
0.5mm)(赤色の干渉光を呈する)
※13:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩5%処理
(製造方法)
A.成分1〜3を混合し、成分4〜9を加え、均一に混合する。
B.Aに予め混合溶解した成分10〜12を添加混合したのち、ヘアマスカラ容器に
充填してヘアマスカラとする。
以上のようにして得られた染毛料(ヘアマスカラ)は、頭髪に高彩度な化粧膜を付与する効果に優れ、光学的な質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性に優れたものであった。
実 施 例 8
ヘアカラーワックス:
(成 分) (%)
(1)マイクロクリスタリンワックス 5
(2)キャンデリラワックス 3
(3)ポリオキシエチレン硬化ひまし油 2
(4)流動パラフィン 残量
(5)イソオクタン酸セチル 10
(6)着色干渉繊維※14 15
※14:紫色401号で着色した繊維(ポリエチレンテレフタレートおよびナイロン
を特開平11−1829号公報に従い、交互に61層積層したもの、9D、
0.5mm)(紫色の干渉光を呈する)
(製造方法)
A.成分1〜5を均一に加熱混合する。
B.Aに成分6を添加し均一に混合する。
C.Bを容器に充填して冷却し完成品とする。
以上のようにして得られたヘアカラーワックスは、頭髪への高彩度な化粧膜付与効果、光学的な質感の変化、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性において極めて優れたものであった。
本発明の頭髪化粧料は、頭髪に均一で高彩度な化粧膜を与え、頭髪の質感を光学的に変化させるという、従来にない立体感、審美性を与え、さらにはその化粧効果の持続性に優れるという利点があるものである。
従って、本発明の頭髪化粧料は、化学反応による染毛剤を使用することなく、頭髪を多く見せたり、太く見せたりすることができ、髪の質感を変えるとともに、頭髪に高彩度な化粧膜を付与することのできるもの等として、有利に使用することができるものである。

Claims (10)

  1. 着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維を含有することを特徴とする頭髪化粧料。
  2. 前記高分子化合物の少なくとも1種が、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンまたはポリプロピレンから選択されたものである請求項1記載の頭髪化粧料。
  3. 前記繊維を着色する着色剤が、水溶性のタール系色素である請求項1または2に記載の頭髪化粧料。
  4. 前記繊維の長さが0.01mm以上5mm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の頭髪化粧料。
  5. 前記繊維の太さが0.01デニール以上20デニール以下である請求項1〜4のいずれかに記載の頭髪化粧料。
  6. 前記繊維は、その表面がシリカで処理されたものである請求項1〜5のいずれかに記載の頭髪化粧料。
  7. 更に、皮膜形成性ポリマーを含有する請求項1〜6のいずれかに記載の頭髪化粧料。
  8. 着色された、屈折率の異なる2種類以上の高分子化合物を含む干渉繊維の含有量が0.1〜50質量%である請求項1〜7のいずれかに記載の頭髪化粧料。
  9. 皮膜形成性ポリマーの含有量が0.01〜40質量%である請求項7または8記載の頭髪化粧料。
  10. 透明から半透明の外観を有するものである請求項1〜9のいずれかに記載の頭髪化粧料。

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