JP4809177B2 - 睫毛用又は眉毛用化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、着色繊維と特定のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体により表面処理された表面被覆粉体と皮膜形成成分とを配合した睫毛用又は眉毛用化粧料に関し、詳しくは、睫毛用化粧料に期待される、睫毛を太く長く見せ、目元を際立たせるといった化粧効果(ロングラッシュ効果、カール効果)とその持続性及び使用性や安定性を損ねることなく、リムーバーでの化粧料の除去が容易であり、ツヤ感、透明感に優れ、鮮やかで彩度の高い均一な化粧膜が得られ、色沈みがない睫毛用化粧料に関し、また眉毛化粧料としても、使用性、安定性を損なうことなく、眉毛を整え、リムーバーでの化粧料の除去が容易であり、ツヤ感、透明感に優れ、鮮やかで彩度の高い均一な化粧膜が得られ、色沈みがない化粧料に関する。
睫毛用化粧料は、睫毛を上にカールすることや睫毛を太く、長くみせることで、目元をはっきりさせるといった化粧効果をもつものである。
従来、これらの睫毛用化粧料は、固形状油分、例えばワックス、粉体、皮膜形成剤、水溶性高分子等を中心に構成されており、化粧料として求められる様々な使用性、使用感、及び機能性をもたせるために、水中油型、油中水型、水性型、油性型等、種々の剤型の検討や配合する原料の検討が行われてきた。
例えば、化粧の落としやすさについては、非水溶性ポリマー物質と水溶性皮膜形成ポリマーを組み合わせて使用することで、石鹸と水による化粧除去性が容易になるといった技術(例えば特許文献1参照)があった。
さらに、睫毛にツヤ感を付与する技術としては、水溶性カルボキシビニルポリマーと塩基性物質とデキストリンと顔料とを用いて、外観色、塗布色ともクリアな発色を有し、睫毛に濡れたようなツヤを演出する技術(例えば、特許文献2参照)があった。
また、睫毛を太く長く見せるといった化粧効果については、ナイロン等の繊維を配合する技術が知られているが、さらに化粧膜の彩度を向上させるという点では、着色剤で着色した繊維を表面処理して用いる技術(例えば、特許文献3参照)や、着色された光干渉繊維を用いる技術が(例えば、特許文献4参照)あった。
特表平11−504324号公報(第1−5頁) 特許第2818831号公報(第1−4頁) 特開2000−319132(第1−7頁) 特開2005−314395(第1−12頁)
最近の市場ニーズはロングラッシュ効果やカール効果がありながらも、ツヤ感があり彩度の高い鮮やかな化粧膜を使用部位に付与する化粧効果が得られ、かつリムーバーでの除去が容易なものである。そこで、特許文献1のように、非水溶性ポリマーと水溶性ポリマーを組み合わせて使用することで、石鹸と水による化粧除去性が容易になるといった試みもなされているが、ツヤ感があり彩度の高い鮮やかな化粧膜を得る技術ではなかった。
また、特許文献2のように、水溶性カルボキシビニルポリマーと塩基性物質とデキストリンと顔料とを用いて外観色、塗布色ともクリアな発色を有し、睫毛に濡れたようなツヤを演出する技術は、ツヤ感は得られるものの、化粧料の透明性が高いため着色力が不足し、彩度の高い鮮やかな化粧膜は得られない場合があった。
更に、特許文献3や4のように、着色剤で着色した繊維を配合する技術や着色された光干渉繊維を配合する技術は、着色繊維により、高彩度な化粧膜は得られるものの、化粧膜が色沈みをすることがあり、着色した繊維の効果を十分に活かせない場合があった。
そこで本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、睫毛用又は眉毛用化粧料において、着色繊維と特定のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体により表面処理された表面被覆粉体と皮膜形成成分とを組み合わせることで、睫毛を長く太く見せ目元を際立たせるといった化粧効果(ロングラッシュ効果、カール効果)とその持続性、使用性、安定性を損なうことなく、色沈みが無く透明感、ツヤ感に優れ、高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与することができ、かつリムーバーでの化粧料の除去が容易である睫毛用化粧料が得られること、また眉毛用化粧料としても使用性、安定性を損なうことなく、眉毛を整え、色沈みが無く透明感、ツヤ感に優れ、高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与することができ、かつリムーバーでの化粧料の除去が容易であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
次の成分(A)、(B)、(C);
(A)着色繊維
(B)粉体を、次のモノマー(a)〜(c);
(a)下記の一般式(1)で示されるモノマー 55〜65質量%
(式中、RはH又はCH、pは2〜6の整数である)
(b)下記一般式(2)で示されるモノマー 20〜30質量%
(式中、RはH又はCH、Rは炭素数1〜5のアルキル基又はフェニル基である)
(c)アクリル酸及び/又はメタクリル酸 15〜20質量%
を重合してなる、シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体で表面処理することにより得られる表面被覆粉体
(C)皮膜形成成分
を配合した睫毛用又は眉毛用化粧料に関するものである。
本発明は、着色繊維と特定のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体により表面処理された表面被覆粉体と皮膜形成成分とを配合した睫毛用又は眉毛用化粧料に関し、詳しくは、通常の睫毛用化粧料に期待される、化粧効果その持続性及び使用性や安定性を損なうことなく、色沈みが無く透明感、ツヤ感に優れ、高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与することができ、かつリムーバーでの化粧料の除去が容易である睫毛用化粧料に関し、また眉毛用化粧料としても使用性、安定性を損なうことなく、眉毛を整えて、色沈みが無く透明感、ツヤ感に優れ、高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与することができ、かつリムーバーでの化粧料の除去が容易である眉毛用化粧料に関するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(A)の着色繊維とは、繊維を着色したものであり通常化粧料に使用されるものであればいずれのものも使用することができる。例えば繊維としては、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等、またはこれらを複合した繊維があげられる。
前記繊維を着色する着色剤としては通常化粧料に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えばカーボンブラック、黒酸化鉄、黒酸化チタン等の黒色顔料、タルク、カオリン、セリサイト、酸化チタン、雲母、酸化亜鉛、ケイ酸、二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの白色系顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸化鉄等の無機赤色系顔料、黄酸化鉄等の黄色系顔料、マンガンバイオレット、グンジョウバイオレット、グンジョウピンク、コバルトバイオレットなどの無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン酸等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッド硫酸バリウム、酸化チタンコーテッドタルク等の真珠光沢顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダーなどの金属粉末顔料、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号(1)、赤色105号(1)、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色227号、赤色230号(1)、赤色230号(2)、赤色231号、赤色232号、橙色205号、橙色207号、黄色203号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号(1)、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等の水溶性のタール系色素、赤色202号、赤色218号、赤色223号、赤色226号、赤色228号、橙色201号、黄色201号、黄色205号、青色201号、青色204号、紫色201号、赤色404号、赤色405号、橙色401号、黄色401号、黄色404号、黄色405号、青色403号、青色404号等の水不溶性のタール系色素、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、クロシン、クチナシ色素、ベニバナ色素、ウコン色素、パプリカ色素、アナトー色素、コチニール色素等の天然色素、酸性色素、塩基性色素、及び分散染料等が挙げられる。中でも赤色102号、黄色4号、青色1号に代表される水溶性タール色素が高い彩度が得られ、着色性、安定性に優れることから顕著な化粧効果が得られる点で特に好ましい。また、これらの着色剤は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、種々の色調を演出することができる。
これらの着色剤で繊維を着色する方法は特に限定されないが、例えば溶媒に着色剤を溶解し繊維に着色する方法や、練りこむ方法、繊維製造時にあらかじめ着色剤を高分子化合物に分散し、これを用いて直接着色繊維を製造する方法などがあげられる。
繊維に対する着色剤の使用量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、着色繊維全体の0.01〜30質量%(以下、単に「%」で示す)が好ましく、更に0.01〜10%が好ましい。この範囲であれば高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与することができ、化粧効果が顕著に現れ、その効果の持続性が充分に得られる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に用いられる着色繊維の長さは、睫毛を長く太く見せるといった化粧効果および均質な化粧膜形成の点において0.1〜5mmが好ましく、更に好ましくは0.3〜3mmである。本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に用いられる着色繊維の太さは睫毛を長く太く見せ目元を際立たせるといった化粧効果および化粧膜の均一性の点において0.1〜20テックス(以下、単に「T」と示す。)が好ましく、更に好ましくは0.3〜15Tである。これらの繊維は材質、太さ、長さの異なる1種または2種以上を用いることができる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される着色繊維は表面処理をして用いてもよい。表面処理剤としては通常化粧料に使用されるものであれば特に限定されず、いずれのものも使用できる。例えば、一般油剤、シリコーン化合物、フッ素化合物、界面活性剤、シリカ等が挙げられ、これらの1種または2種以上を用いることができる。なかでもシリカで処理した着色繊維は化粧料への分散性が格段に向上するため、化粧膜の均一性および化粧膜の持続性の点で最も好ましい。
表面処理の方法は特に制限されないが、例えば、シリカの場合は、溶媒に表面処理剤としてのシリカと着色干渉繊維を入れ、この繊維にシリカを被覆又は付着させる方法や、溶媒に懸濁させた後、これを繊維に吹き付ける方法等が挙げられる。
着色繊維に対する表面処理剤の使用量は、特に制限されず、目的に応じて決められるが、表面処理された着色繊維全体の0.01〜30%が好ましく、更に0.1〜20%が好ましい。この範囲であれば繊維の分散性が向上し、化粧効果が顕著に現れ、その効果の持続性が充分に得られる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される着色繊維の配合量は特に限定されず、使用性、使用感、製品剤型により決められるが、0.1〜30%が好ましく、0.5〜10%がさらに好ましい。この範囲で使用すれば睫毛や眉毛に高彩度な化粧膜を付与するといった化粧効果や化粧膜の均一性といった点で十分に満足の行くものが得られる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(B)は、粉体を特定のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体で表面処理することにより得られる表面被覆粉体である。本発明において、色沈みを防止し、化粧膜のツヤ感を向上させるだけでなく、従来の表面被覆粉体に比べ、リムーバーでの化粧料の除去を容易にすることができる。
本発明において、シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体とは、シロキシ基含有アクリル酸系共重合体と、シロキシ基含有メタクリル酸系共重合体を意味する。
以下に示すモノマー(a)〜(c)を重合することにより得ることができるが、構成するモノマーのうち、モノマー(a)の構造は、下記一般式(1)で示されるものである。
(式中、RはH又はCH、pは2〜6の整数である)
上記モノマー(a)の好ましい例としては、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルアクリレート、トリス(トリメチルシロキシ)シリルへキシルメタクリレート等が挙げられ、特にトリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレートが好ましい。このモノマー(a)としては特に制限無く、各種市販品を使用することができる。
また、モノマー(b)の構造は、下記一般式(2)で示される。
(式中、RはH又はCH、Rは炭素数1〜5のアルキル基又はフェニル基である)
上記モノマー(b)の好ましい例としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、フェニルアクリレート等が挙げられ、特にメチルメタクリレートが好ましい。このモノマー(b)としては特に制限無く、各種市販品を使用することができる。
更にモノマー(c)は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸である。このモノマー(c)のアクリル酸及び/又はメタクリル酸としては特に制限無く、各種市販品を使用することができる。
上記シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体は、これらのモノマーを仕込み量で、モノマー(a)55〜65%、モノマー(b)20〜30%、モノマー(c)15〜20%の割合で添加し、共重合することにより得られる。更にこれには本発明の効果を損なわない範囲で、上記モノマー(a)〜(c)以外に、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルと共重合可能なモノマーを任意に添加し、共重合させてもよい。
上記モノマーを共重合させるための重合方法としては、例えば、各モノマーを溶媒中に溶解し、更に、これに重合開始剤を添加して窒素雰囲気中で加熱攪拌する溶液重合法等が挙げられる。前記重合方法において使用する溶媒は、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコールやアセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等のケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒が挙げられ、これらを適宜混合して用いる。また、重合反応は通常50〜180℃、好ましくは60〜120℃の温度範囲内において行うことができ、この条件下で5〜15時間程度攪拌することにより完結させることができる。なお、重合反応後のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体溶液はジメチルポリシロキサン等で溶媒置換してもよい。
本発明において、シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体を製造する方法の好ましい一態様としては、まず、トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート、メタクリル酸およびメチルメタクリレートと、酢酸ブチル、酢酸エチルおよびイソプロパノール等の溶媒および2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤をフラスコ等の反応容器に入れ、窒素ガスバブリング等で反応容器中の溶存酸素を除き、密封する。次に、反応容器を恒温槽中に移し、60℃程度で攪拌しながら15時間程度かけて重合を行う方法が挙げられる。
上記のようにしてモノマー(a)〜(c)を重合させて得られるシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体としては、例えば、下記化学式(3)で示される構造を有するものが挙げられる。このものは、特開2003−342128号公報に記載の発明において美爪料の原料として使用されているものである。また、このシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体は、GPCにおけるポリスチレン換算の数平均分子量において、約3,000〜約200,000、特に約5,000〜約100,000の範囲にあることが好ましい。
(但し、式中のxは35〜50の整数、yは20〜30の整数、zは30〜40の整数であり、Rは下記化学式(4)で表される基である)
上記のようにして作製されたシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体で表面処理される粉体としては、通常、化粧料に用いられる粉体であれば、球状、板状、紡錘状、針状等の粒子の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子の大きさ、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、雲母、合成雲母、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、シリカ、炭化珪素、硫酸バリウム、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン末等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。
本発明において、前記粉体に前記シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体を表面被覆処理する方法としては、特に制限されるものではなく、通常公知の処理方法が用いられる。具体的には、直接粉体と混合する方法(乾式処理法)、エタノール、イソプロピルアルコール、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の溶媒を用いる方法(湿式法)、気相法、メカノケミカル法等が挙げられる。
本発明において、前記粉体に前記シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体を被覆させる方法の好ましい一態様としては、まず、ヘンシェルミキサー等のミキサーにイソプロピルアルコール等の溶媒となるもの、セリサイト等の被覆される粉体、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体を加え、均一分散させる。次に、この分散物を攪拌しながら、100℃程度に加熱し、減圧下で溶媒を留去し、室温まで冷却後、パルベライザー等の粉砕処理機で粉砕して、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体で表面を被覆した粉体を得る方法が挙げられる。
また、本発明の表面被覆粉体は、更に、化粧料基材への分散性改良、感触改良等の目的で、シリコーン化合物、フッ素化合物、油剤、油脂、高級アルコール、ワックス、水溶性高分子、樹脂等の通常公知の表面処理剤を被覆処理して用いても良い。
本発明の成分(B)の表面被覆粉体における、粉体へのシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体の被覆量は、特に制限されないが、表面被覆粉体中の0.05〜15%が好ましく、特に0.1〜10%が好ましい。被覆量がこの範囲であれば、色沈みがなく、化粧膜のツヤ感を向上させ、かつリムーバーでの化粧料の除去も容易になるため好ましい。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(B)の表面被覆粉体の配合量は、0.1〜15%が好ましく、更に0.5〜10%が色沈みがなく、化粧膜にツヤ感を与え、目元を際立たせるといった化粧効果及びその持続性、及びリムーバーでの化粧料の除去のしやすさの点でより好ましい。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(C)の皮膜形成成分としては、化粧料を塗布した際に皮膜を形成する樹脂や重合物であれば特に限定されず、天然、半合成、合成であっても、油溶性、水溶性であってもいずれのものも使用することができる。
具体的には油溶性の皮膜形成成分として、ロジン酸ペンタエリスリット等のテルペン系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、キャンデリラレジン(ここで、キャンデリラレジンとは、キャンデリラワックスを有機溶剤にて分別抽出して得られる樹脂分で、樹脂分が好ましくは65%以上、更に好ましくは85%以上の割合で含有されるものである。)、アクリル酸アルキルジメチコン共重合体、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルイソブチルエーテル、ポリイソブチレン等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を使用することができる。
水溶性の皮膜形成成分としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。
また、皮膜形成成分を水性溶媒に分散して用いることもできる。皮膜形成成分としては、例えば、アクリル酸アルキル(共)重合体、メタクリル酸アルキル(共)重合体、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル共重合体、酢酸ビニル重合体、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、メタアクリル酸アルキル・スチレン共重合体、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、オルガノポリシロキサン重合体等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を水性溶媒に分散したポリマーエマルションとしては、例えば、アクリル酸アルキル(共)重合体エマルション、メタクリル酸アルキル(共)重合体エマルション、アクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルション、メタクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体エマルション、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、メタクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル重合体エマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、オルガノポリシロキサン重合体エマルション等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。ここで、水性溶媒とは、水を主成分として多価アルコール等を含有してもよい溶媒をいう。
これらの皮膜形成性成分のなかでも、テルペン系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル酸アルキルジメチコン共重合体、キャンデリラレジン、ポリイソブチレンなどに代表される油溶性皮膜形成成分が、成分(A)や成分(B)を密着させるのに優れ、かつ化粧効果の持続性にも優れるため好ましい。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に用いられる成分(C)皮膜形成成分の配合量は特に限定されないが、0.5〜30%が好ましく、1〜20%がより好ましい(皮膜形成成分が溶媒に分散あるいは溶解した状態で使用する場合には、皮膜形成成分の固形分量を好ましい配合量とする。)。この範囲で配合することにより、睫毛や眉毛への付着が良好でツヤ感や使用感に優れ、化粧持ちも良好なものとなる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料は、さらに、成分(D)として固形油を配合することにより、睫毛や眉毛に対する成分(A)の着色繊維の付着性を向上させる効果があり、睫毛を上に上げ、目元を際立たせるといった化粧効果(カール効果)及びその持続性や眉毛を整える効果を向上させることが可能である。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(D)の固形油としては、室温で固体の油性成分であれば特に制限されないが、例えば、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックス、合成炭化水素ワックス、マイクロクリスタリンワックスパラフィンワックス、セレシンワックス、オゾケライト等の炭化水素系類、カルナウバロウ、ミツロウ、ラノリンワックス、キャンデリラ等の天然ロウ類、トリベヘン酸グリセリル、コレステロール脂肪酸エステル等の固形エステル油類、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2―エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル類、ステアリン酸スクロース、酢酸ステアリン酸スクロース等のショ糖脂肪酸エステル、イヌリンステアレート、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤等が挙げられる。これらは、必要に応じて1種または2種以上を用いることができる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料に使用される成分(D)の固形油の配合量は、0.1〜50%が好ましく、更に5〜30%が目元を際立たせるといった化粧効果(カール効果)及びその持続性と、着色繊維の付着性向上及びその持続性の点でより好ましい。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料は、上記の成分(A)〜(D)の他に、通常化粧料に使用される成分、例えば、油性成分、粉体成分、水性成分、界面活性剤、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料、などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
油性成分としては成分(C)、(D)以外の、通常化粧料に用いられる油分であれば特に制限されず、動物油、植物油、合成油等の起源や、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず使用することができ、例えば炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α―オレフィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、リンゴ酸ジイソステアリル、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル油類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性オルガノポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体等が挙げられる。
粉体成分としては、本発明の効果を損なわない範囲で、特定のシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体により表面被覆処理されていない粉体を配合することができ、また、これら粉体は1種又は2種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理を施したものであっても良い。
水性成分としては、水または水に可溶なものであり、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類及び水が挙げられる。
水可溶性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール等の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、フコイダン(硫酸化フコース含有多糖類)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アミノ酸及びその誘導体、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等が挙げられる。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の睫毛用又は眉毛用化粧料の剤型は特に限定されないが、水中油型及び水中油乳化型、油中水型及び油中水乳化型、油性型等とすることができ、なかでも油性化粧料であると、ツヤ感に優れ、高彩度で均一な化粧膜を使用部位に付与する化粧効果がより際立ち、リムーバーでの落としやすさも従来技術との差が顕著に現れるため好ましい。睫毛用化粧料としては、マスカラ、マスカラ下地、マスカラトップコートなどに応用でき、眉毛用化粧料としてはアイブロウ(眉毛用マスカラ)などに応用できる。形態としては、クリーム状、ゲル状、液状等が挙げられるが、中でもクリーム状、ゲル状が好ましく、外観は、透明、半透明、不透明それぞれの化粧料として使用することができる。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
合成例1:シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン溶液A
500mLフラスコに、モノマー成分としてのトリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート60質量部(以下、単に「部」と略す)、メタクリル酸15部およびメチルメタクリレート25部と、溶媒としての酢酸ブチル110部、酢酸エチル70部およびイソプロパノール30部と、反応開始剤である2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.5部とを仕込んだ。溶存酸素を除くため、このフラスコを窒素ガスでバブリングを行い、密封した。反応容器を恒温槽中に移し、60℃で攪拌しながら15時間かけて重合を行った。重合終了後、ジメチルポリシロキサン(SH200C−6cs:東レ・ダウシリコーン社製)へ溶媒置換を行い、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液(固形分濃度20%)を得た。このシロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体は前記化学式(3)において、x=45、y=25,z=30で示される構造を有するものであった。また、この重合体のGPCにおけるポリスチレン換算の数平均分子量は約20,000であった。
合成例2:シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン溶液B
合成例1において、モノマー成分としてのトリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルメタクリレート55部、メタクリル酸15部、メチルメタクリレート30部、に替える以外は、合成例1と同様に製造してシロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液(固形分濃度20%)を得た。
製造例1:表面被覆セリサイト
ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)にイソプロピルアルコール500部、セリサイト(サンシンセリサイトFSE:三信鉱業社製))950部、前記合成例1で製造したシロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液A(固形分濃度20%)250部を加え、均一分散する。次いで、攪拌しながら、100℃に加熱し、減圧下でイソプロピルアルコールを留去し、室温まで冷却後、パルベライザーで粉砕して表面被覆セリサイトを得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆セリサイトの5%であった。
製造例2:表面被覆雲母
前記合成例3のセリサイトを雲母に替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆タルクを得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆雲母の5%であった。
製造例3:表面被覆雲母チタン
前記合成例3のセリサイトを雲母に替えて、合成例1で製造したシロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液Aを、前記合成例2で製造したシロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液Bに替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆雲母チタンを得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆雲母チタンの5%であった。
製造例4:表面被覆ベンガラ
前記合成例3のセリサイト950部をベンガラ鉄980部に替え、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液A(固形分濃度20%)250部を100部に替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆ベンガラを得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆ベンガラの2%であった。
製造例5:表面被覆黒酸化鉄
前記合成例3のセリサイト950部を黒酸化鉄980部に替え、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液A(固形分濃度20%)250部を100部に替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆黒酸化鉄を得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆黒酸化鉄の2%であった。
製造例6:表面被覆タルク
前記合成例3のセリサイト950部をタルク900部に替え、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液A(固形分濃度20%)250部を500部に替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆タルクを得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆タルクの10%であった。
製造例6:表面被覆チタン・酸化チタン焼結物
前記合成例3のセリサイト950部をチタン・酸化チタン焼結物990部に替え、シロキシ基含有メタクリル酸共重合体のジメチルポリシロキサン樹脂溶液A(固形分濃度20%)250部を50部に替える以外は、合成例3と同様に処理して、表面被覆チタン・酸化チタン焼結物を得た。このもののシロキシ基含有メタクリル酸系共重合体による被覆量は、表面被覆チタン・酸化チタン焼結物の1%であった。
実施例1〜8及び比較例1〜6油性マスカラ(ゲル状)
表1に示す処方のマスカラを調製し、イ.化粧効果(ツヤ感および透明感)、ロ.化粧効果(色沈みのなさおよび彩度の高さ)、ハ.リムーバーでの除去のしやすさについて下記の方法により官能評価を行った。その結果もあわせて表1に示す。
*1:IPソルベント2028(出光興産社製)
*2:ベントン38(NLインダストリー社製)
*3:赤102号(2%)および青色1号(1.5%)で着色されたナイロン繊維(6T、2mm)
*4:黄色4号(5%)で着色されたナイロン繊維(7T、2mm)
*5:無着色のナイロンファイバー (7T、2mm)
*6:製造例1の表面被覆セリサイト
*7:サンシンセリサイトFSE(三信鉱業社製)
*8:5%メチルハイドロジェンオルガノポリシロキサン処理
*9:5%パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン処理
(製造方法)
実施例1〜5及び比較例1〜6
A.成分(1)〜(5)を90℃で均一に加熱溶解する。
B.成分(6)〜(21)を均一に混合する。
C.BにAを加え均一に混合する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
(評価方法)
10名の官能検査パネルにより、各試料を下記イ〜ハについて、(1)絶対評価基準を用いて7段階に評価し、各試料の評点の平均値を(2)4段階判定基準を用いて判定した。尚、評価項目ロについては、試料を睫毛に塗布した、直後と、パネルに通常の生活をしてもらい、12時間後の化粧効果について比較し、評価した。また、評価項目ハについては、以下に示す処方のリムーバー約1gをコットンにとり、使用部位に約5秒間なじませた後、化粧膜をふきとった時の状態について評価を行った。
(評価項目)
イ.化粧効果(ツヤ感と透明感)
ロ.化粧効果(色沈がなく彩度が高い)
ハ.リムーバーでの除去のしやすさ
(1)絶対評価基準
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(2)4段階判定基準
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
2点を超えて3点以下:やや不良 :△
2点以下 :不良 :×
評価用リムーバー処方
(成分) (%)
(1)軽質流動イソパラフィン 10
(2)カルボキシメチルセルロース 0.5
(3)水酸化ナトリウム 0.1
(4)精製水 89.3
(5)防腐剤 0.1
(製造方法)
A.成分(2)〜(5)を混合溶解し、(1)を加えて乳化する。
B.Aを容器に充填し製品とする。
表1の結果から明らかなように、本発明品である実施例1〜8のマスカラは、比較例1〜6のマスカラに比較し、ツヤ感と透明感に優れた化粧膜を睫毛に与え印象的な目元に導くといった化粧効果、色沈みがなく彩度の高い化粧膜を睫毛に与え印象的な目元に導くといった化粧効果、リムーバーでの除去のしやすさの全ての面ではるかに優れた特性を有していることがわかる。さらに、これら本発明品は、全てロングラッシュ効果、カール効果及びその持続性、使用性、安定性にも優れるものであった。
一方、着色繊維の代わりに無着色の繊維を用いた比較例1や、無着色の繊維と着色剤を共に配合した比較例2では、化粧膜の彩度の高さとツヤ感の点で、表面被覆セリサイトの代わりに、未処理のセリサイトを用いた比較例3では色沈みのなさの点で、シリコーン処理、パーフルオロアルキルリン酸エステル処理を用いた比較例4、5では、特にリムーバーでの除去のしやすさ点で、また、皮膜形成成分を配合していない比較例6では、化粧効果の持続性の点で満足のいくものが得られなかった。
実施例9 O/Wマスカラ(クリーム状)
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 3
(2)キャンデリラレジン*10 7
(3)カルナバワックス 5
(4)セタノール 1
(5)精製水 26.9
(6)トリエタノールアミン 2
(7)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆雲母*11 10
(8)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆雲母チタン*12 5
(9)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション*13 35
(10)シリカ処理着色ナイロン繊維*14 3
(11)着色レーヨン繊維*15 0.5
(12)パラオキシ安息香酸メチルエステル 0.5
(13)1,3ブチレングリコール 1
(14)香料 0.1
*10:キャンデリラ樹脂E−1(日本ナチュラルプロダクツ社製)
*11:製造例2の表面被覆雲母
*12:製造例3の表面被覆雲母チタン
*13:固形分20%
*14:青色1号(3%)で着色された繊維を更にシリカ(2%)で表面処理をしたもの(6T、3mm)
*15:レーヨン繊維を青色1号(2.5%)で着色したもの(10T、2mm)
(製造方法)
A.成分(1)〜(4)を80℃で均一に加熱溶解する。
B.成分(5)〜(14)を均一に混合し80℃に加熱する。
C.AにBを加え乳化する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、ツヤ感および透明感が高い化粧膜を付与する化粧効果、色沈みがなく高彩度の化粧膜を付与する化粧効果、及びそれらの化粧効果の持続性、およびリムーバーでの除去のしやすさに優れたものであった。
実施例10 W/Oマスカラ(クリーム状)
(成分) (%)
(1)トリメチルシロキシケイ酸 20
(2)カルナバワックス 8
(3)デカメチルシクロペンタシロキサン 40.1
(4)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体*16 5
(5)精製水 15
(6)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆ベンガラ*17 5
(7)着色ポリプロピレン繊維*18 5
(8)L−セリン 0.5
(9)トレハロース 0.2
(10)パラオキシ安息香酸メチル 1
(11)ポリビニルピロリドン 0.2
*16:KF−6017(信越化学工業社製)
*17:製造例4の表面被覆ベンガラ
*18:赤102号(3%)で着色されたポリプロピレン繊維(5T、2mm)
(製造方法)
A.成分(1)〜(4)を80℃で均一に加熱溶解する。
B.成分(5)〜(11)を均一に混合し80℃に加熱する。
C.AにBを加え乳化する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、ツヤ感および透明感が高い化粧膜を付与する化粧効果、色沈みがなく高彩度の化粧膜を付与する化粧効果、及びそれらの化粧効果の持続性、およびリムーバーでの除去のしやすさに優れたものであった。
実施例11 油性マスカラオーバーコート(ゲル状)
(成分) (%)
(1)デカメチルシクロペンタシロキサン 82.8
(2)トリメチルシロキシケイ酸 10
(3)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆黒酸化鉄*19 2
(4)着色レーヨン繊維*20 5
(5)酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 0.1
(6)ローズヒップ油 0.1
*19:製造例5の表面被覆黒酸化鉄
*20:カーボンブラック(1.5%)で着色されたレーヨン繊維(7T、3mm)
(製造方法)
A.成分(1)〜(6)を均一に混合する。
B.Aを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、ツヤ感および透明感が高い化粧膜を付与する化粧効果、色沈みがなく高彩度の化粧膜を付与する化粧効果、及びそれらの化粧効果の持続性、およびリムーバーでの除去のしやすさに優れたものであった。
実施例12 油性マスカラ下地(ゲル状)
(成分) (%)
(1)ポリイソブチレン*21 1
(2)軽質流動イソパラフィン 57.4
(3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1
(4)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆タルク*22 30
(5)着色セルロース繊維*23 10
(6)酸化チタン 0.5
(7)炭酸カルシウム 1
*21:分子量70万
*22:製造例6の表面被覆タルク
*23:橙色402号(5%)で処理したセルロース繊維(10T、1mm)
(製造方法)
A.成分(1)〜(3)を80℃で均一に加熱溶解する。
B.成分(4)〜(7)を80℃で均一に混合する。
C.BにAを加え均一に混合する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られたマスカラは、ツヤ感および透明感が高い化粧膜を付与する化粧効果、色沈みがなく高彩度の化粧膜を付与する化粧効果、及びそれらの化粧効果の持続性、およびリムーバーでの除去のしやすさに優れたものであった。
実施例13 油性眉毛用マスカラ(液状)
(成分) (%)
(1)パルミチン酸デキストリン 3(2)流動パラフィン 5
(3)軽質流動イソパラフィン 70.7
(4)ポリエチレンワックス 2
(5)トリメチルシロキシケイ酸 1
(6)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体
表面被覆チタン・酸化チタン焼結物*24 10
(7)無水ケイ酸 8
(8)シリカ処理着色ナイロン繊維*14 0.1
(9)シロキシ基含有メタクリル酸共重合体表面被覆タルク*22 0.1
(10)ローズマリーエキス 0.1
*24:製造例7の表面被覆チタン・酸化チタン焼結物
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を90℃で均一に溶解する。
B.成分(6)〜(10)を均一に混合する。
C.BにAを加え均一に混合する。
D.Cを容器に充填して製品とする。
以上のようにして得られた眉毛用マスカラは、眉毛を美しく整えることができ、ツヤ感および透明感が高い化粧膜を付与する化粧効果、色沈みがなく高彩度の化粧膜を付与する化粧効果、及びそれらの化粧効果の持続性、およびリムーバーでの除去のしやすさに優れたものであった。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C);
    (A)着色繊維
    (B)粉体を、次のモノマー(a)〜(c);
    (a)下記の一般式(1)で示されるモノマー 55〜65質量%
    (式中、RはH又はCH、pは2〜6の整数である)
    (b)下記一般式(2)で示されるモノマー 20〜30質量%
    (式中、RはH又はCH、Rは炭素数1〜5のアルキル基又はフェニル基である)
    (c)アクリル酸及び/又はメタクリル酸 15〜20質量%
    を重合してなる、シロキシ基含有(メタ)アクリル酸系共重合体で表面処理することにより得られる表面被覆粉体
    (C)皮膜形成成分
    を配合したことを特徴とする睫毛用又は眉毛用化粧料。
  2. さらに成分(D)固形油を配合したことを特徴とする請求項1に記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
  3. 成分(A)の着色繊維が水溶性タール系色素から選ばれる1種または2種以上の着色剤を用いて着色されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
  4. 成分(C)の皮膜形成成分がテルペン系樹脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル酸アルキルジメチコン共重合体、キャンデリラレジン、ポリイソブチレンから選択される1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
  5. 油性化粧料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の睫毛用又は眉毛用化粧料。
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