JP3671494B2 - カラオケ装置の演奏予約装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケボックスなどのカラオケ店で歌唱する曲を予め登録しておき、カラオケ装置にこれを読み取らせることによって簡略に演奏予約することができるカラオケ装置の演奏予約装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケボックスやスナックなどのカラオケ装置を設置しているいわゆるカラオケ店において、カラオケ曲のリクエストは、曲を識別する曲番号(曲コード)を赤外線リモコンであるコマンダから入力して行っていた。曲番号は、カラオケ曲の曲名と曲番号とを対応させたリストである目次本から所望のカラオケ曲のものを探し出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現在カラオケ装置で演奏可能なカラオケ曲の曲数は1万曲にのぼっており、所望の曲を目次本から探すのは容易ではない。とくに、カラオケボックスでは、顧客は時間単位で部屋をレンタルしているため、時間を掛けて所望の曲を探すことは面倒であり、不本意ではあるが目次本で目についた曲を適当にリクエストするということが多くあった。
【0004】
この発明は、カラオケ店に入る前に所望のカラオケ曲を登録しておくことにより、カラオケ店で簡略にこれをリクエストすることができるカラオケ装置の演奏予約装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段
【0006】
この出願の請求項の発明は、携帯記憶媒体と、該携帯記憶媒体を接続する予約登録装置およびカラオケ装置とからなり、
前記予約登録装置は、前記携帯記憶媒体を接続する媒体接続手段と、利用者が選択したカラオケ曲の曲コードを該媒体接続手段に接続されている携帯記憶媒体に、前記曲コードよりも簡略な登録コードとともに書き込むコード書込手段と、コード書込手段によって書き込まれたカラオケ曲の曲名および前記登録コードをリストとしてプリントアウトするプリント手段と、を備え、
前記カラオケ装置は、携帯記憶媒体を接続する媒体接続手段と、コードを入力するコード入力手段と、該コード入力手段から登録コードが入力されたとき、前記媒体接続手段に接続されている携帯記憶媒体を検索して当該登録コードに対応する曲コードを読み出し、この曲コードで識別されるカラオケ曲を演奏予約する予約手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項において、携帯記憶媒体としては、たとえばPCカードなどのカード媒体を適用すればよい。予約登録装置はカラオケ店のロビーまたは店舗外に設置され、そのときカラオケ店を利用しない者でも自由に操作できるようにしておくことが好ましい。利用者は携帯記憶媒体を予約登録装置にセットしてカラオケ曲を登録する。携帯記憶媒体には少なくともカラオケ曲の曲コードとこの曲コードよりも簡略な登録コードが対応して記憶される。たとえば、携帯記憶媒体に100曲のカラオケ曲を登録することができるとすれば、0〜99の番号を登録コードとして使用することにより、一般の曲コード(6桁〜7桁の数字・文字列)よりもはるかに簡略になる。利用者は所望のカラオケ曲を携帯記憶媒体に登録する。登録ののち、予約登録装置は、登録されたカラオケ曲の曲名と登録コードとをリストとしてプリントアウトする。利用者はこのプリントアウトされた用紙を自分だけの目次本として使用することができる。
【0009】
すなわち、この利用者がカラオケ店に赴いたとき、カラオケ装置に前記携帯記憶媒体をセットして登録コードを入力すれば、その登録コードで識別されるカラオケ曲を演奏予約することができる。これにより、自分の好きな曲のみをリストアップした目次本を用いてカラオケ曲を選択し、通常の曲コードよりも簡略な登録コードを入力することで演奏予約することができ、カラオケ曲の選択およびコード入力をともに簡略化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置のリクエスト曲事前登録システムについて説明する。図1は該リクエスト曲事前登録システムが設置されたカラオケ店(カラオケボックス)の概略構成を示す図である。店舗内のローカルホスト2に各ボックスに設置されているカラオケ装置3と該カラオケ店のロビーや店外に設置される予約登録装置1が接続されている。カラオケ店の顧客はボックス内でカラオケ装置3に対して曲番号(曲コード)を入力して演奏予約をするが、コマンダ6から直接曲番号を入力するのみならず、予約登録装置1を操作して事前に登録番号とともに曲番号を登録しておき、ボックス内で簡略な操作でその登録番号を入力することで曲番号を読み出して演奏予約することができる。事前に入力された曲番号はローカルホスト2または顧客が所持するPCカード(レパートリーカード)5に記憶される。
【0011】
予約登録装置1は図2,図3に示すような構成をしており、ローカルホスト2からダウンロードした曲名リストをモニタ40に表示する。モニタ40の表面にはタッチパネル58が設けられている。利用者は、モニタ40に表示されている曲名を指で押さえると、タッチパネル58によってその押下位置が検出され、その曲を選択することができる。利用者は、所望の曲を何曲でも選択することができ、選択した曲をリストとしてローカルホスト2またはレパートリーカード5に登録することができる。
【0012】
選択した曲をローカルホスト2に登録すると登録番号が発行される。利用者はカラオケボックス内でこの登録番号をコマンダ6から入力すると、登録された曲の曲番号がローカルホスト2からカラオケ装置3に対してダウンロードされ、利用者の簡略な操作に応じてこれらの曲が演奏予約される。
【0013】
また、選択した曲がレパートリーカード5に記憶されている場合、利用者はカラオケボックス内でPCカードリーダ4にこのレパートリーカード5をセットする。そうすると、レパートリーカード5に登録されている曲に割り当てられている簡略な曲番号であるレパートリー番号でこのレパートリーカード5に登録されている曲を予約することができるようになる。すなわち、自分の所望の曲のみをピックアップしたリストのなかから、そのとき歌いたい曲を手早く選択することができる。このレパートリー番号がこの発明の登録コードに対応する。
【0014】
図2は予約登録装置1の外観図、図3は同予約登録装置1のブロック図である。予約登録装置1の正面には、前記レパートリーカード5をセットするスロット42のほかモニタ40,スピーカ41が設けられている。また、モニタ40の表面にはタッチパネル58が設けられており、モニタ40に表示されるボタンに対する操作を検出する。また、装置前面には利用者が登録した曲名などをプリントするプリンタ43の排紙口が設けられている。
【0015】
図3において、PCカードスロット42内部にはコネクタ56が設けられており、このコネクタ56はPCカードインタフェース55を介して制御部50に接続されている。制御部50にはこのほか、通信制御部51,表示制御部52,音源部53,タッチパネルインタフェース57およびプリンタインタフェース59が接続されている。通信制御部51は店舗内回線を介してローカルホスト2と通信するための制御部である。この予約登録装置1はローカルホスト2から曲目のリストやカラオケ曲の一部(イントロ部)を受信するとともに、顧客がカラオケ曲の曲番号を予約登録したとき、その予約登録リストを登録番号とともにアップロードする。表示制御部52はモニタ40に表示する画像を形成しその表示を制御する。モニタ40には後述するように単なる曲目等の表示のみならず、利用者が操作するスイッチボタンも表示される。そのスイッチボタンの操作はモニタ40の表面に設けられているタッチパネル58によって検出される。タッチパネル58は、微小間隔で対向する2枚の透明導.体パネルで構成されており、利用者が押下した位置を前記2枚の透明導電体パネルの接触・導通による抵抗値を検出することによって判定可能なものである。タッチパネルインタフェース57は、前記抵抗値をディジタル値に変換して制御部50に入力する。制御部50はこの抵抗値にディジタル値から押下位置を割り出し、この位置データに基づいてどのスイッチボタンが操作されたかを判定し、そのスイッチボタンに対応する動作を実行する。
【0016】
音源部53は、ローカルホスト2からダウンロードされてきたイントロ部の演奏データを演奏する。イントロ部の演奏データは、試聴ボタンが押下されたときダウンロードされ音源部53で演奏される。試聴ボタンは、利用者が登録しようとする曲を選択したのち、その曲を登録するか否かを決定するために試聴するとき押下される。演奏によって形成された楽音信号はアンプ54で増幅されスピーカ41から出力される。
【0017】
PCカードであるレパートリーカード5は、図4に示すようにカード本体内部にバッテリバックアップされたSRAM47を備えており、インタフェース46を介してコネクタ45に接続されている。SRAM47の容量は数キロバイト乃至数メガバイトのものがあるが、この実施形態のように100曲程度の曲番号と曲名のみを記憶するのであれば数キロバイトのもので十分である。
【0018】
図5,図6のフローチャートおよび図9〜図14のモニタ表示例・プリントアウト例を参照してこの予約登録装置1の動作を説明する。この予約登録装置1は利用者が操作しないときには図9のような初期画面をモニタ40に表示している。利用者がこの表示に応じてスタートボタンを押下するとs2の判断でs3以下の動作に進む。また、この表示に応じて利用者がレパートリーカード5をPCカードスロット12に挿入するとs5の判断でs60(図6)以下の動作に進む。
【0019】
s3では予約登録する曲を選択するための曲名リストを表示する。ここでは、図10(A)に示すように曲名を50音順に配列したリストの第1ページを表示する。画面の最上部に曲名リストの配列形式とページ数が「曲名順「あ」の1ページ目」が表示され、現在の予約登録されている曲数「現在0曲予約」が表示される。そして、同図に示すようにこの画面には、曲名の50音順以外の曲名リストの配列形式を選択する配列形式選択ボタンとして歌手別ボタン、ジャンル別ボタン、歌いだし歌詞順ボタンが設けられている。また、曲名リストのページを前後させるブラウズボタンとして「先頭のページへ」ボタン、「前のページへ」ボタン、「次のページへ」ボタン、「指定ページにジャンプ」ボタンが設けられている。さらに、画面右下部には予約登録動作を終了するための終了ボタンが設けられている。利用者が、この表示に対応して何らかの操作を行うと(s4)、この操作に対応する処理に進む。
【0020】
曲指定操作、すなわち、表示されている曲名リストのうち1つの曲名が利用者によって押下されたとき、タッチパネル58の導通によってこれを検出してこれを選択曲としてバッファに取り込む(s11)。そして図10(A)の表示画面の下端部に同図(B)に示す表示欄を付加してその曲名を表示する(s12)。この表示欄には確認ボタンと試聴ボタンが含まれている。確認ボタンは選択した曲を予約登録する曲として確認するボタンである。試聴ボタンは選択した曲のイントロ部を試聴してどのような曲かを確認するときに操作されるボタンである。この表示ののち、試聴ボタンまたは確認ボタンの押下操作の有無を検出する(s13,s17)。試聴ボタンが押下された場合には(s13)、ローカルホスト2に対してこの曲のイントロ部の演奏データを要求する(s14)。これに応じでローカルホスト2はイントロ部の演奏データをダウンロードしてくるため(s15)、これを音源部23に供給してイントロを演奏する(s16)。また、確認ボタンが押下された場合には(s17)、その曲の曲番号を予約リストに記憶するとともに(s18)、予約曲数をカウントアップする(s19)。予約曲数は図10(A)に示すようにモニタ40に表示される。
【0021】
ブラウズ操作(ここでは、「先頭のページへ」ボタン、「前のページへ」ボタン、「次のページへ」ボタンの押下操作)が行われた場合には(s20)、この操作に対応して、現在表示している曲名リストの対応ページを表示する(s21)。また、ページジャンプ操作、すなわち、「指定ページにジャンプ」ボタンの操作が行われた場合には(s30)、ジャンプ先を指定するための画面を表示する(s31)。利用者がこの表示に従ってジャンプ先を指定すると(s32)、指定されたページにジャンプしてそのページを表示する(s33)。
【0022】
ジャンプ先指定画面は、例えば図11に示す形式で表示される。図11では、曲名や歌手名の頭文字を入力するための50音ボタンと、直接ページ数を入力するためのテンキーボタンとが一緒に表示されている。テンキーボタンでページ数を入力して確認ボタンをオンすると、直接そのページにジャンプする。50音を1文字入力して確認ボタンを押下した場合、曲名50音順の配列形式の場合にはその頭文字の曲名の先頭ページにジャンプするが、歌手別の配列形式の場合には、選択された頭文字の歌手名の一覧を表示し、利用者がこのなかから所望の歌手名を選択するようにすればよい。このようにすることにより、速やかに所望の歌手の曲名リストの先頭ページにジャンプすることができる。
【0023】
配列変更操作、すなわち、配列形式選択ボタン(「曲名順」ボタン、「歌手別」ボタン、「ジャンル別」ボタン、「歌いだし歌詞」ボタン)が操作されたときには、その変更指定された配列形式のリスト表示する(s41)。なお、各配列形式の曲名リストは予め用意されているものとする。配列形式が変更されたとき無条件に先頭ページを表示するようにしてもよいが、そのときs10である曲が選択されていた場合には、その曲が属するページを表示するようにしてもよい。
【0024】
一方、終了操作、すなわち、終了ボタンの押下が行われると(s50)、予約登録された曲が1曲以上あるかを判断し(s51)、予約登録された曲が1曲もなかった場合にはそのまま終了する。予約登録された曲がある場合には、登録番号を生成し(s52)、この登録番号と予約登録された曲名リストをプリントアウトする(s54)。そして、予約登録された曲名リストを登録番号とともにローカルホスト2にアップロードして(s55)、初期画面の待機動作にもどる。
【0025】
なお、予約登録された曲名リストには、図12に示すように、通常の曲番号以外にこの予約登録のみに有効な簡略な(3桁の)曲番号が付されている。予約登録をした利用者は、カラオケボックス内でコマンダ6から登録番号を入力して予約登録の曲名リストをダウンロードし、前記簡略な曲番号を入力することで、所望の曲のみが選択されたリストから曲を探して、短い曲番号で演奏の予約をすることができる。
【0026】
一方、初期画面状態(s1)からレパートリーカード5がPCカードスロット42にセットされた場合はs5の判断でs60に進む(図6)。s60ではレパートリーカード5の記憶内容を読み込み、登録されている曲のリストをモニタに表示する(s61)。この画面には追加登録ボタン,曲指定ボタンおよび終了ボタンが含まれる。
【0027】
追加登録ボタンが押下されると、追加登録動作を実行する。追加登録動作は、オンラインの予約登録動作(s10〜s41)とほぼ同様であるため、ここでは簡略化して記載する。すなわち、登録のための曲名リストや登録ボタンを含む登録画面をモニタ10に表示し(s63)、これに応じて登録操作が行われると(s64)、選択された曲名をレパートリーカード5の記憶エリアに書き込む(s65)。こののち、この新たに書き込まれた曲名を含む曲名リストをモニタ10に表示する(s61)。
【0028】
一方、削除ボタンが押下されると、削除動作を実行する。まず、レパートリーカード5に記憶されている曲名リストの表示画面で削除する曲の選択を受け付ける(s70)。この選択は、削除したい曲名が表示されている場所を指で押下することによって行うことができる。次に、選択された曲を削除することを確認する確認ボタンがオンされたことを条件としてその曲の曲番号をレパートリーカード5から削除する(s72)。
【0029】
また、終了ボタンが操作されると、そのときレパートリーカード5に記憶されている曲のリストをプリントアウトしたのち(s73)、カードの取り出しを指示する表示をモニタ40に行う(s74)。ここで、プリントアウトされるリストは、図14に示すように曲数の少ない目次本のような形式になっており、それぞれに通常の曲番号よりも短い簡略な曲番号が付されている。
【0030】
利用者は、このレパートリーカード5をカラオケボックスのカラオケ装置3に接続されているPCカードリーダ4にセットし、上記プリントアウトを見ながら、短い曲番号を入力してカラオケ曲をリクエストする。これにより、自己の所望の曲のみがリストアップされた目次本で即座に歌いたい曲を探し出し、且つ、短い曲番号を入力して選曲することができるため、選曲を極めて容易に行うことができる。
【0031】
また、このレパートリーカード5は全ての顧客が所持するものではなく、店舗がいわゆる常連顧客に与えるものであるため、自分用のレパートリーを選択して自分用の目次本を持つことができる点で常連顧客に対するサービスの向上につながる。
【0032】
図7は前記カラオケ装置3のブロック図である。装置全体の動作を制御するCPU10には、バスを介してROM11,RAM12,ハードディスク記憶装置(HDD)17,通信制御部16,リモコン受信機13,表示パネル14,パネルスイッチ15,外部インタフェース18,音源装置19,音声データ処理部20,効果用DSP21,文字表示部25,前記LDチェンジャ26および表示制御部27が接続されている。ROM11には、システムプログラム,アプリケーションプログラム,ローダおよびフォントデータが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログラムである。アプリケーションプログラムは周辺機器制御プログラム,シーケンスプログラムなどである。カラオケ演奏時にはシーケンスプログラムがCPU10によって実行され、楽曲ファイルに基づいた楽音の発生,映像の再生が行われる。ローダは、通信制御部16を介してローカルホスト2から楽曲ファイルや曲名・曲番号対応リストなどをダウンロードするためのプログラムである。フォントデータは、歌詞や曲名などを表示するためのものであり、明朝体やゴジック体などの複数種類の文字種のフォントが記憶されている。また、RAM12には、カラオケ演奏を実行する楽曲ファイルを読み込むためのワークエリアが設定されるとともに、コマンダ6やパネルスイッチ15のテンキーから入力された数値をバッファリングする置数バッファ,予約された曲番号を順番に記憶する予約曲リストなどが設定される。HDD17にはセンタからダウンロードした楽曲ファイルを数千〜1万曲分蓄積記憶するための楽曲ファイル記憶エリアが設けられる。
【0033】
リモコン受信機13はコマンダ6から送られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。コマンダ3はテンキーなど各種キースイッチを備えており、利用者がこれらのスイッチを操作するとその操作に応じたコードで変調された赤外線信号を送信する。
【0034】
表示パネル14は入力された曲番号などを表示するためのLED表示器などを含んでいる。また、パネルスイッチ15はテンキーのほか上記コマンダ6と同種のキースイッチを含んでおり、このパネルスイッチを操作して曲番号を入力することもできる。
【0035】
音源装置19は、カラオケ演奏時にCPU10から入力されるイベントデータに基づいて楽音信号を形成する。イベントデータは楽曲ファイルの楽音トラックに記憶されている。音声データ処理部20は、楽曲ファイルに含まれるADPCMデータである音声データに基づき、指定された長さ,指定された音高の音声信号を形成する。音声データは、バックコーラスなどの音源装置19で電子的に発生しにくい信号波形をそのままディジタル化して記憶したものである。
【0036】
歌唱用のマイク29はプリアンプ30に接続されている。マイク29から入力された歌唱音声信号はプリアンプ30で増幅されA/Dコンバータ31でディジタル信号に変換されたのち効果用DSP21に入力される。効果用DSP21には、歌唱音声信号のほか音源装置19が形成した楽音信号および音声データ処理部20が形成した音声信号が入力される。効果用DSP21は、これら入力された音声信号や楽音信号に対して種々の効果を付与する。効果用DSP21がカラオケ演奏音に対して付与する効果の種類や程度は、楽曲ファイルの効果トラックのイベントデータ(DSPコントロールデータ)に基づいて制御される。DSPコントロールデータはDSPコントロール用シーケンスプログラムに基づき、CPU10が所定のタイミングに効果用DSP21に入力する。効果が付与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ22でアナログ信号に変換されたのちメインアンプ23に入力される。メインアンプ23は、この信号を増幅したのちスピーカ24に出力する。
【0037】
文字表示部25は入力される文字データに基づいて、曲名や歌詞などの文字パターンを生成する。また、LDチェンジャ26は入力された映像選択データ(チャプタナンバ)に基づき、対応するLDの背景映像を再生する。映像選択データは当該カラオケ曲のジャンルデータなどに基づいて決定される。ジャンルデータは楽曲ファイルのヘッダに書き込まれており、カラオケ演奏スタート時にCPU10によって読み出される。CPU10はジャンルデータに基づいてどの背景映像を再生するかを決定し、その背景映像を指定する映像選択データをLDチェンジャ26に対して出力する。LDチェンジャ26には、5枚のレーザディスクが内蔵されており約120シーンの背景映像を再生することができる。映像選択データによってこのなかから1つの背景映像が選択され、映像データとして出力される。文字パターン,映像データは表示制御部27に入力される。表示制御部27ではこれらのデータをスーパーインポーズで合成してモニタ28に表示する。
【0038】
図8は同カラオケ装置の選曲動作を示すフローチャートである。カラオケ装置3が入力した曲番号によってカラオケ曲を選択し、HDD17からそのカラオケ曲の楽曲ファイルを読み出して自動演奏する。利用者は、コマンダ6を操作して選曲を行う。利用者がコマンダ6を操作すると、操作されたキーに対応する赤外線パルス信号がコマンダ6からリモコン受信機13に対して送信される。
【0039】
コマンダ6からの信号入力があった場合には(s80)、操作されたキーが数値キーであったか(s81)、確認キーであったか(s83)を判断する。数値キーが操作された場合には、その値を置数バッファに記憶して(s82)、s80にもどる。確認キーが操作された場合には、そのとき置数バッファに記憶されている内容を読み出して(s84)その内容を判断する(s85)。すなわち、図12や図14に示すように、通常の曲番号は「xxxx−xx」のようにハイフンで接続される6桁の数値であるが、オンラインでローカルホスト2に予約登録した曲リストの登録番号は「AB−xxx」のようにABおよび3桁の数字列であり、レパートリー番号は「A−xxx」のようにAおよび3桁の数字列であり、予約登録した曲リスト中の予約登録曲番号は「B−xxx」のようにBおよび3桁の数字列である。したがって、どのような数字(A,Bを含む)列が入力されたかによってなにが入力されたかを判断することができる。
【0040】
置数バッファの内容が通常の曲番号であった場合にはs85からs86に進み、その曲番号を演奏予約リストに記憶する(s86)。また、置数バッファの内容が登録番号であった場合には、この登録番号をローカルホスト2に送信して対応する曲名リストのダウンロードを要求する(s87)。これに対してローカルホスト2は対応する曲名リストをダウンロードしてくるから、これをRAM12の所定エリアに記憶する(s88)。
【0041】
一方、セットされているレパートリーカード5やダウンロードされてきた曲名リスト中の曲が上記短縮された曲番号で指定された場合には、数値列の形式からこれを判断し、対応するリストを参照する(s89)。すなわち、「A−xxx」であれば、レパートリーカード5に記憶されている曲を指示する番号であるため、レパートリーカード5を検索してこの番号で識別される曲を割り出し(s89)、その曲の本来の曲番号を読み出してこれを演奏予約リストに記憶する(s90)。また、「B−xxx」であれば、予約登録リストに記憶されている曲を指示する番号であるため、ローカルホスト2からダウンロードしてきた予約登録リストを検索してこの番号で識別される曲を割り出し(s89)、その曲の本来の曲番号を読み出してこれを演奏予約リストに記憶する(s90)。
【0042】
これにより、短い番号で曲を予約することができ、また、自分の好みに合わせて選択した曲のなかから選択できるため選択が極めて容易になる。なお、図12に示すように「B−000」を入力すれば予約登録リスト中の曲を一括して演奏予約することができる。
【0043】
一方、演奏中のカラオケ曲が終了して空き時間になった場合には、予約登録リストがダウンロードされていることを条件として(s92)、このリストをモニタ10に表示する(s93)。これにより、予約登録時にプリントアウトされたリストを紛失した場合でも、画面を見ながら選曲することができる。
【0044】
このフローチャートからも明らかなように、一般の曲番号、予約登録曲番号、レパートリー番号はそれぞれ番号の形式が異なるため、レパートリーカード5がセットされているときに、一般の曲番号を入力してレパートリー曲以外の曲を選曲することもでき、また、予約登録リストをホスト装置2からダウンロードしたのちに一般の曲番号を入力してレパートリー曲以外の曲を選曲することもできる。さらに、予約登録リストとレパートリーカード5の併用も可能である。
【0045】
なお、この実施形態ホスト装置を店舗内に設置されているローカルホストとしたが、通信カラオケシステム全体を統括するセンタとしてもよい。また、予約登録装置1は、カラオケ店のロビー内や店舗外に設置するようにしているが、ホスト装置と回線で接続可能であればどこでもよく、たとえば、繁華街の街頭,駅のなどに設置するほか家庭で使用するようにしてもよい。
【0046】
また、登録番号の発行はホスト側だけでなく、予約登録装置側からユーザの入力によって発行するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果
【0048】
求項の発明によれば、携帯記憶媒体に自分の好きな曲のみを登録しておき、これをカラオケ装置に接続して所望の曲のなかから簡略な登録コードで選択することができるため、カラオケ曲の選択およびカラオケ装置に対する予約入力が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるリクエスト曲事前登録システムの概略構成を示す図
【図2】同リクエスト曲事前登録システムの事前登録装置の外観図
【図3】同事前登録装置のブロック図
【図4】前記リクエスト曲事前登録システムのPCカードの構成図
【図5】前記事前登録装置の動作を示すフローチャート
【図6】前記事前登録装置の動作を示すフローチャート
【図7】同リクエスト曲事前登録システムのカラオケ装置のブロック図
【図8】前記カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図9】前記事前登録装置のモニタの表示例を示す図
【図10】前記事前登録装置のモニタの表示例を示す図
【図11】前記事前登録装置のモニタの表示例を示す図
【図12】前記事前登録装置のプリントアウトの例を示す図
【図13】前記事前登録装置のモニタの表示例を示す図
【図14】前記事前登録装置のプリントアウトの例を示す図
【符号の説明】
1…予約登録装置、2…ローカルホスト装置、3…カラオケ装置、
4…PCカードリーダ、5…レパートリーカード(PCカード)、
40…モニタ、42…PCカードスロット、43…プリンタ、

Claims (1)

  1. 携帯記憶媒体と、該携帯記憶媒体を接続する予約登録装置およびカラオケ装置とからなり、
    前記予約登録装置は、前記携帯記憶媒体を接続する媒体接続手段と、利用者が選択したカラオケ曲の曲コードを該媒体接続手段に接続されている携帯記憶媒体に、前記曲コードよりも簡略な登録コードとともに書き込むコード書込手段と、コード書込手段によって書き込まれたカラオケ曲の曲名および前記登録コードをリストとしてプリントアウトするプリント手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、携帯記憶媒体を接続する媒体接続手段と、コードを入力するコード入力手段と、該コード入力手段から登録コードが入力されたとき、前記媒体接続手段に接続されている携帯記憶媒体を検索して当該登録コードに対応する曲コードを読み出し、この曲コードで識別されるカラオケ曲を演奏予約する予約手段と、を備えたことを特徴とするカラオケ装置の演奏予約装置。
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