JP3662981B2 - 可搬型プラント巡視点検データ判定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラントの巡視点検の際に巡視員が携帯し、巡視員の巡視点検を支援する可搬型プラント巡視点検データ判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電プラントでは各設備の状況を把握するため、主要機器に対し検出器(センサー)を取り付け、オンラインにて監視している。
【0003】
しかしながら、発電プラントのような大規模プラントにおいては、全設備の状況を把握できるだけのプロセスデータを全てオンラインで監視することが不可能であるため、定期的に直接プラント構成機器の近くへ出向き、設備状況の点検作業を行っている。
【0004】
特に、水力発電プラントは人里はなれた山々に建設され、数十キロ離れたプラント制御室から遠方制御により無人運転していることなどから、月数回行われている現場の巡視点検はプラント構成機器の保守業務に重要な役割を果たしている。
【0005】
現場の巡視点検作業では、一般に、記録用紙のチェック項目に従って巡視点検の内容を手書きにより記録するか、またはハンディターミナル等の入力装置を用いて巡視点検データを収集している。
【0006】
従来よりある巡視点検支援装置の構成例を図23に示す。この巡視点検支援装置1は、点検データ処理装置2、点検データ収集装置(ハンディターミナル)3、データ通信装置4により構成されている。この巡視点検支援装置の作用を簡単に説明する。
【0007】
巡視に出かける前には、データ通信装置4を介して、作業に必要となる巡視項目名・巡視順序等の巡視データを点検データ処理装置2より点検データ収集装置3へダウンロードしておく。
【0008】
プラント現場へは、点検データ収集装置3のみを持参する。
【0009】
点検データ収集装置3の表示部3aには、例えば図24および図25に示すようなデータ収集用画面が表示される。これらのデータ収集用画面では、巡視項目名称3a1 や上下限値3a2 、単位3a3 などのごく簡単な情報を表示する。
【0010】
巡視員は図24および図25に示すような画面表示に従って点検作業を行い、その結果を図26に示すような点検データ収集装置3の数値入力部3bより入力する。例えば、機器周辺に設置してあるメータ等の読み値3a4 (図24参照)は数値キー3b1 で、機器や機器周辺の状況3a5 (図25参照)は矢印キー3b2 により選択方式で入力する。
【0011】
このようにして巡視点検作業を完了したならば、巡視員は事務室にもどり、点検データ処理装置2と点検データ収集装置3とをデータ通信装置4により接続する。これにより、点検データ処理装置2は点検データ収集装置3によって収集された点検データを取り込み、帳表の出力・点検データの判定などを行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の巡視点検業務の支援装置では、ハンディターミナル等の入力装置を現場に持参し点検データの収集を行っているが、ハンディターミナル単体ではハードウェア/ソフトウェアの制約により、収集したデータの管理や点検データをもとにしたプラント構成機器の設備診断を実施することができない。このため、ハンディターミナルと電子計算機を接続し、点検結果データを電子計算機に取り込むことにより上記処理を行っている。
【0013】
しかしながら、水力発電プラントでは無人運転という特異性から現場に常設しておく監視機器に制約があり、電子計算機は通常プラントの遠方制御を行っている制御室または隣接する事務室などに設置されている。
【0014】
従来の巡視点検支援装置が上記のような構成であることにより、巡視員は現場に出向いても、ハンディターミナルの指示通りにただデータを入力するだけとなりがちであり、入力された値の確認も、せいぜい現在値が制御値を逸脱していないか程度しかできなかった。
【0015】
また、収集した点検データを用いて設備機器の診断を行うためには一度プラント制御室に戻らなければならず、診断の結果何らかの異常が検知された場合には再度プラント現場に出向く必要があることから、対応処置の遅れにより重大な事故につながる可能性もあった。
【0016】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたもので、近年普及してきたペンパソコン等の可搬型計算機を採用することで、従来装置の構成であるハンディターミナルと電子計算機が持つ機能を1台の計算機でまかなえることにより、現場における巡視員の負担軽減を図り、設備診断手法を各種用意することにより設備異常の早期発見に貢献する可搬型プラント巡視点検データ判定装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を解決するために、本発明は、プラントの巡視点検時に巡視員が携帯する可搬型プラント巡視点検データ判定装置であって、プラントの巡視点検の手順を画面に表示し、この画面に表示された巡視点検の手順に従って巡視員によって入力された巡視点検データを収集するとともに、巡視員からの要求により、収集された巡視点検データの処理を行い、その処理結果を画面に表示する機能を具備する。
【0018】
また、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置においては、収集された巡視点検データの処理として、過去の巡視点検データを参照して、任意の巡視点検項目についてデータ値の推移を示すトレンドグラフを作成する機能を具備する。
【0019】
また、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置においては、収集された巡視点検データの処理として、予め用意した制限値との比較により、当該巡視点検データが示す状態が正常か否かの判定を行う機能を具備する。
【0020】
また、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置においては、収集された巡視点検データの処理として、互いに密接な関係を持つ2つの巡視点検データの組み合わせについて、過去の巡視点検データを参照して相関グラフを作成し、この相関グラフ上に今回の巡視点検結果を対比して示す機能を具備する。
【0021】
また、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置においては、収集された巡視点検データの処理として、前回巡視点検時からのデータ値の変化量を算出し、予め用意した当該変化量の制限値との比較により、当該巡視点検データが示す状態が正常か否かの判定を行う機能を具備する。
【0022】
また、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置においては、収集された巡視点検データの処理として、互いに密接な関係を持つ2つの巡視点検データの組み合わせについて、予め求めておいた両者の関係を示す関数式に基づいて、当該2つの巡視点検データが示す状態が正常か否かを判定する機能を具備する。
【0023】
すなわち、前述の目的を解決するために、第1の発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置は、情報の表示および入力が可能な表示入力部を有し、プラントの巡視点検時に巡視員が携帯する可搬型プラント巡視点検データ判定装置において、巡視点検順序に従い巡視点検を漏れなく実施するために必要な表示情報を格納する点検項目情報ファイルと、巡視員からの巡視点検実施要求により、前記点検項目情報ファイルの内容に基づいて巡視点検データ入力用画面を前記表示入力部に表示し、当該巡視点検データ入力用画面に従って巡視員により入力された前記表示入力部からの巡視点検データを収集する点検データ入出力手段と、この点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを記憶する点検結果ファイルと、前記点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを履歴データとして順次保存する履歴データファイルと、巡視員からのトレンドグラフ表示要求により、前記点検結果ファイルおよび前記履歴データファイルに基づいて、要求された巡視点検項目のデータ値の推移を示すトレンドグラフを作成し、前記表示入力部に表示するトレンドグラフ表示手段と、互いに密接な関係を持つ巡視点検項目の組み合わせに関する情報を格納する相関グラフ項目ファイルと、巡視員からの相関グラフ表示要求により、前記相関グラフ項目ファイルから対応する巡視点検項目の組み合わせを選択し、選択された2つの巡視点検項目について、前記履歴データファイルおよび前記点検結果ファイルからデータを読み込み、前記2つの巡視点検項目の関係を相関グラフにして前記表示入力部に表示する相関グラフ表示手段と、巡視点検項目ごとにデータ値が正常か否かを判定するための判定値を格納する異常判定値ファイルと、巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイルから要求された巡視点検項目のデータ値を読み込み、前記異常判定値ファイル内の当該巡視点検項目の判定値と比較して正常か否かを判定する第1の判定を行う診断実行手段と、巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイル内の要求された巡視点検項目のデータ値と前記履歴データファイル内の当該巡視点検項目の前回データ値に基づいてその変化量を算出し、この変化量が正常範囲か否かを前記異常判定値ファイル内の対応する判定値に基づいて判定する第2の判定を行う前回値変化量判定手段とを備え、前記診断実行手段による第1の判定および前記前回値変化量判定手段による第2の判定は、前記第1の判定におけるデータ値および前記第2の判定における変化量が正常範囲内、異常兆候範囲内、異常範囲内の何れにあるかを判定するものであり、前記表示出力部には、前記第1の判定の結果と前記第2の判定の結果としてそれぞれ正常、異常兆候、異常のいずれかが併記表示されることを特徴とする。
【0024】
第1の発明における前記前回値変化量判定手段では、前記巡回点検項目はプラントに設置されプラント流体内の異物を除去するストレーナの動作回数を含んでもよい。
【0025】
第2の発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置は、情報の表示および入力が可能な表示入力部を有し、プラントの巡視点検時に巡視員が携帯する可搬型プラント巡視点検データ判定装置において、巡視点検順序に従い巡視点検を漏れなく実施するために必要な表示情報を格納する点検項目情報ファイルと、巡視員からの巡視点検実施要求により、前記点検項目情報ファイルの内容に基づいて巡視点検データ入力用画面を前記表示入力部に表示し、当該巡視点検データ入力用画面に従って巡視員により入力された前記表示入力部からの巡視点検データを収集する点検データ入出力手段と、この点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを記憶する点検結果ファイルと、前記点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを履歴データとして順次保存する履歴データファイルと、巡視員からのトレンドグラフ表示要求により、前記点検結果ファイルおよび前記履歴データファイルに基づいて、要求された巡視点検項目のデータ値の推移を示すトレンドグラフを作成し、前記表示入力部に表示するトレンドグラフ表示手段と、互いに密接な関係を持つ巡視点検項目の組み合わせに関する情報を格納する相関グラフ項目ファイルと、巡視員からの相関グラフ表示要求により、前記相関グラフ項目ファイルから対応する巡視点検項目の組み合わせを選択し、選択された2つの巡視点検項目について、前記履歴データファイルおよび前記点検結果ファイルからデータを読み込み、前記2つの巡視点検項目の関係を相関グラフにして前記表示入力部に表示する相関グラフ表示手段と、巡視点検項目ごとにデータ値が正常か否かを判定するための判定値を格納する異常判定値ファイルと、巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイルから要求された巡視点検項目のデータ値を読み込み、前記異常判定値ファイル内の当該巡視点検項目の判定値と比較して正常か否かを判定する第1の判定を行う診断実行手段と、互いに密接な関係を持つ2つの巡視点検項目の組み合わせごとに、前記2つの巡視点検項目のデータ値の関係を評価するための関数式を格納する関数式情報ファイルと、巡視員からの診断実行要求により、要求された巡視点検項目と密接な関係を持つ巡視点検項目の情報を前記関数式情報ファイルから取得し、前記点検結果ファイルから前記2つの巡視点検項目のそれぞれのデータ値を読み込み、これらデータ値の関係を前記関数式情報ファイル内の対応する関数式に基づいて評価し正常か否かを判定する第2の判定を行う関数式判定手段とを備え、前記診断実行手段による第1の判定および前記関数式判定手段による第2の判定は、前記第1の判定におけるデータ値および前記第2の判定におけるデータ値の関係が正常範囲内、異常兆候範囲内、異常範囲内の何れにあるかを判定するものであり、前記表示出力部には、前記第1の判定の結果と前記第2の判定の結果としてそれぞれ正常、異常兆候、異常のいずれかが併記表示され、この関数式判定手段による評価は、関数式情報ファイルに含まれる第1上限関数式と第1下限関数式と、前記第1上限関数式に基づき生成され第1上限関数式より常に小さい値をとる第2上限関数式と、前記第1下限関数式に基づき生成され第1下限関数式より常に大きい値をとる第2下限関数式に基づき、第2上限関数式と第2下限関数式に挟まれる領域を正常範囲、第1上限関数式と第2上限関数式に挟まれる領域および第1下限関数式と第2下限関数式に挟まれる領域を異常兆候範囲、正常範囲および異常兆候範囲以外の範囲を異常範囲として評価を行うことを特徴とする。
【0033】
上記構成において、点検データ入出力手段は、点検項目情報ファイルに格納されている巡視点検経路に沿った巡視項目情報を読み出し、表示入力部に巡視点検データ入力用画面として巡視場所名称・巡視機器名称・巡視点検項目名称・単位を表示する。このような巡視点検データ入力用画面を表示することにより、予め決められている巡視点検順序に従い点検漏れがないよう順次点検データの入力を行うことができる。
【0034】
トレンドグラフ表示手段は、履歴データファイル中の履歴データを読み込み、データの推移をトレンドグラフとして表示入力部に表示する。巡視員は表示されたトレンドグラフをもとに対象機器の傾向を把握し、今回巡視点検の入力値を過去の傾向と比較することにより、現場にいながらにして設備機器の状況を判定することができる。
【0035】
巡視点検作業が完了したならば、診断実行手段は巡視員からの任意要求により、収集した巡視点検データについて、それぞれ異常判定値ファイルに格納されている判定値と比較することにより設備状況診断を実行する。
【0036】
これにより、プラント設備機器に対する知識が乏しい若年層の巡視員でも、表示入力部に表示される診断実行の結果を確認することで、躊躇なく設備機器の異常、または異常兆候を早期発見することができる。
【0037】
相関グラフ表示手段では、互いに密接な関係を持つ2項目間について、履歴データファイルから検索した履歴データ群を近似する回帰曲線と散布図とを併せて示した相関グラフを表示入力部に表示し、また、今回巡視点検データを同一グラフ上にプロットすることにより、回帰曲線が示す基準値と今回入力値との偏差を視覚的に把握することができる。
【0038】
互いに密接な関係を持つ2項目の組み合わせや、相関グラフ表示に関する情報については、あらかじめ相関グラフ項目ファイルに格納され、その内容は相関グラフ項目登録手段により任意に更新が可能である。
【0039】
これにより、可搬型プラント巡視点検データ判定装置を現場に持参するだけで、診断実行手段による巡視点検データの自動判定と、履歴データを用いた相関グラフ表示による人間系判定の両方を、現場にて即座に実施することができるため、より詳細な設備状況の把握や設備異常の早期発見に寄与することができる。
【0040】
前回値変化量判定手段は、履歴データファイルから検索した前回巡視点検時の入力値と、今回巡視点検により得られた入力値との変化量を算出し、予め決められた判定値とその変化量との差をもとに設備の状況を判定する。
【0041】
プラント設備診断の手法に上記のようなバリエーションを持たせることにより、設備状況の把握が多面的に行えるほか、変化量データを求めるための正規化に要する作業を自動化することにより、点検員の負担軽減および巡視点検作業のスピードアップを図ることができる。
【0042】
関数式判定手段は、点検データ入力手段により入力された任意の巡視点検データについて、関数式情報ファイルから機器特有の関連し合う2つの巡視点検項目の関係を相関的に表現した関数式を読み出し、関数式により得られる判定値をもとに2つの巡視点検項目の巡視点検データを相関的に評価する。評価した結果は、診断結果表示手段により表示入力部に表示される。
【0043】
これにより巡視員はプラント構成設備機器の確実な設備保守業務を遂行することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0045】
図1は、プラント現場の巡視点検時において使用する本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の第1の実施の形態を示したものである。この可搬型プラント巡視点検データ判定装置11は、例えばペンパソコンの特徴を持ち、表示部と入力部が一体化し直接表示画面をペンでさわることによりデータの入力を可能にする表示入力部12と、巡視点検順序に従い点検を正確に漏れなく実施するために必要となる表示情報を格納する点検項目情報ファイル13と、点検項目情報ファイル13より順次巡視点検項目情報を読み出し、点検を指示する情報を表示入力部に表示するとともに、点検結果を入力する点検データ入出力手段14と、点検データ入出力手段14により入力された巡視点検の結果を格納する点検結果ファイル15と、過去の巡視点検において点検データ入出力手段14により入力された点検結果を格納する履歴データファイル16と、任意の巡視点検項目について、点検結果ファイル15に格納されている今回巡視点検時の入力値、および履歴データファイル16に格納されている履歴データをそれぞれ読み込み、トレンドグラフとして表示入力部12に表示するトレンドグラフ表示手段17と、設備機器の状況判定に使用する判定値を格納する異常判定値ファイル18と、今回巡視点検により得られた入力値について、それぞれ異常判定値ファイル18に格納されている判定値と比較することにより設備診断を実行し、診断の結果を表示入力部12に表示する診断実行手段19により構成される。
【0046】
次に、水力発電プラントの構成設備の保守を例にとり、上記構成の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の動作を説明する。
【0047】
プラント構成設備機器の状況を把握するために巡視員が現場の巡視点検に出かける際には、可搬型プラント巡視点検データ判定装置11を持参する。
【0048】
プラント現場において巡視員は、巡視点検により得られるメータ等の計測値や、各設備周辺の状況を点検データ入出力手段14により入力する。
【0049】
点検データ入出力手段14は、巡視員が巡視点検をスムーズに進めることができるよう、点検対象となるプラント構成設備機器の名称や設置場所などを、巡視経路順に従い順次表示する。
【0050】
これら巡視点検に必要な表示情報は、予め点検項目情報ファイル13に格納されている。
【0051】
巡視点検開始時に表示入力部12にまず図2に示すような機能選択メニュー画面100が表示される。巡視員はプラント現場に到着したならば、この機能選択メニューの中から巡視点検実施ボタン100aを選択することで、本装置を用いたプラント現場の巡視点検を実施することができる。
【0052】
また、巡視点検作業終了後、設備診断実行ボタン100bを選択することにより、得られたデータを基に設備診断を実行することができる。
【0053】
図3は、表示入力部12に表示される巡視点検結果データの入力画面101である。この実施の形態においては可搬型電子計算機の1つであるペンパソコンの採用によって、データの入力を全て選択方式で実施することができ、図24おび図25に示す従来のハンディターミナルよりもかなり詳細な情報を同一画面上に複数表示することが可能である。
【0054】
図3に示す巡視点検結果データ入力画面101において、巡視場所101aには点検すべき機器が設置されている場所の名称、巡視機器101bには点検対象機器の名称が表示される。また、1つの機器の状態を確認するためには複数の点検項目が必要となるが、それらの巡視点検項目名称101c、単位101dなどは全て表示入力部12に一覧表示される。
【0055】
巡視点検により採取した点検データはチェック欄101eに入力するが、入力はペンによる選択方式である。
【0056】
「軸受温度現在値」などのような、メータの読み取りにより得られる計測値の入力は、電卓の形状をした数値入力域101fで値を選択することにより行う。例えば「軸受温度現在値」の計測値が「56.7℃」であった場合には、数値入力域101fの「5」「6」「.」「7」を順次ペンで選択すれば、そのデータが「56.7」としてチェック101eに反映される。
【0057】
また、「バルブの状況」などという機器周辺の状況点検の結果は、状態選択域101gにて上記と同様に選択方式により入力を行う。この状態選択域101gには、その点検項目について考えられる状態が予め表示される。例えば、「バルブの状態」について考えられる異常状態としては「ゆるみ」「亀裂」「発錆」「漏水」「漏油」等があるが、点検の結果「漏水」が確認された場合には、選択肢の中の「漏水」をペンで選択すれば、選択の結果がチェック101eに反映される。
【0058】
巡視員は巡視経路順に順次表示される画面内容に従って、巡視点検結果を入力していけばよいが、メンテナンス中の機器などの点検不要な項目については、データの入力をしないことで「PASS」扱いとなる。
【0059】
また、点検順序を変更したい場合においても、前進ボタンおよび後進ボタン101hの選択により任意の順序で点検を実施することが可能である。
【0060】
上記のようにして入力した巡視点検データは、順次点検結果ファイル15に格納される。
【0061】
また、グラフ表示ボタン101iを選択することで、現在点検している機器・項目に関して、トレンドグラフ表示手段17により表示入力部12に図4に示すような現在点検している項目に関するトレンドグラフを表示することができる。
【0062】
このトレンドグラフ表示では、履歴データファイル16の内容をもとに過去からの計測値の推移をグラフで示しており、その過去データの推移と今回巡視における計測値の違いを対照比較することができる。
【0063】
また、図4において曲線A,Bのように複数の巡視点検項目の計測値を1つのグラフにまとめて表示したり、曲線A1 ,A2 または曲線B1 ,B2 のように2期間分のグラフを同時に表示することもでき、季節の移り変わりとデータの推移との関係や、2項目間の関係を把握することもできる。
【0064】
従来、巡視点検の終了後に手書き等により作成していたトレンドグラフを、プラント現場にいながら即座に表示させることができるため、異常検知時において迅速な対応が可能となる。
【0065】
巡視員は、巡視順序にそって表示入力部12に表示される点検項目に従いプラント設備機器の巡視点検を一通り終了させたならば、図2に示すような機能選択メニュー画面100より設備診断実行ボタン100bを選択することにより、点検データをもとにプラント設備機器の診断を実行要求することができる。
【0066】
診断の実行要求により、診断実行手段19は、まずはじめに今回巡視点検の結果データを点検結果ファイル15から取得する。
【0067】
次に、取得した各巡視点検結果について、図5に示すような異常判定値ファイル18に格納されている判定値と比較し、その値が正常か異常かを判定する。図5において、各巡視点検項目について、上限・下限ごとに異常および異常兆候を判定するための判定値が格納されている。
【0068】
これら判定値をもとにしたデータ状況判定の関係は、
(下限)異常<異常兆候<正常<異常兆候<異常(上限)
のようになっている。巡視点検による入力値が上記のどの範囲に含まれるかにより、設備機器の状態を判定することができる。
【0069】
診断実行手段19により実行された設備機器の診断結果は表示入力部12に表示される。図6に診断結果一覧表示画面102の一例を示す。この表示画面102において、設備診断を実施した各巡視点検項目の名称および判定結果を一覧で示している。判定結果については、それぞれ○が正常、△が異常兆候あり、×が異常ありを示す。
【0070】
また、図6において符号102aで示すように任意の項目を選択してその項目を反転表示し、ついで詳細ボタン102bを選択することにより図7に示すような診断結果詳細表示画面103が表示される。
【0071】
図7に示す診断結果詳細表示画面103では、判定に使用した上下限値などの関連データと今回巡視による入力値との関係を色替え表示により示している。
【0072】
以上の説明からも明らかなように、ペンパソコン等の可搬型計算機を用いた本実施の形態によれば、チェックシートにより行っていた従来の巡視点検作業と同等の感覚で点検データの入力を行うことができる。
【0073】
また、巡視点検結果データによる設備機器状況の診断や、履歴データをもとにしたトレンドグラフの表示が現場にて実施できることにより、プラント設備機器に対する知識が乏しい若年層の巡視員であっても正確な設備機器の状況把握が可能となる。
【0074】
なお、上記実施の形態においては、トレンドグラフ表示手段17は、点検結果ファイル15と履歴データファイル16に基づいて図4に示すようなトレントグラフの表示を行うものであったが、これに限らず、図8に示すようなトレンドグラフ表示を行うこともできる。
【0075】
図8に示すトレンドグラフ表示画面104では、異常判定値ファイル18に格納されている異常および異常兆候の判定値をそれぞれライン104a,104bにてトレンドグラフ上に併せて表示しており、これにより、現在の機器状況を視覚的に把握することができるほか、予め設定された判定値を過去データの推移と比較することで、その妥当性をチェックすることができる。
【0076】
図9は、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の第2の実施の形態を示したもので、図1に示す構成に加え、互いに密接な関係を持つ2つの巡視点検項目について、履歴データファイル16から巡視点検履歴データを検索することにより、その相関を解析して履歴データ群を近似する回帰曲線と散布図とを併せて示した相関グラフを表示入力部12に表示し、同時に、点検結果ファイル15を読み込むことにより、今回巡視点検データをグラフ上にプロットする相関グラフ表示手段21と、互いに密接な関係を持つ巡視点検項目の組み合わせに関する情報を格納する相関グラフ項目ファイル22とを備えている。
【0077】
次に、水力発電プラントの構成設備の保守を例にとり、上記構成の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の動作を説明する。
【0078】
プラントの巡視点検において巡視員は、可搬型プラント巡視点検データ判定装置11をプラント現場に持参し、第1の実施の形態ですでに述べたように、表示入力部12によりプラントの巡視点検の結果を次々と入力する。
【0079】
入力されたプラント巡視点検データから、第1の実施の形態と同じくトレンドグラフ表示手段17および診断実行手段19の作用により、その状態を判定することができるが、さらに詳細な設備機器状況の診断を行うために、相関グラフ表示手段21を利用する。
【0080】
相関グラフ表示手段21は、まず任意のプラント構成機器に対する状態を把握するのに有効で、しかも互いに密接な係わりを持つ2つの巡視点検項目について、その組み合わせなどに関する情報を相関グラフ項目ファイル22より取得する。
【0081】
例えば、水力発電プラントにおける各種機器では、固定部と回転部との接触面における摩擦を減少させるために潤滑油を使用しているが、摩擦により油温が上昇するのを防ぐため、冷却水により潤滑油を冷却している。冷却水の温度が高いと冷却効果が低下し、潤滑油の温度も比例して高めになることなどから、潤滑油の温度は冷却水の温度と密接な関係にあるといえる。また、外気の温度が潤滑油温度の上昇に影響を与えることも考えられる。
【0082】
このような2項目間の関係を、履歴データを基に相関グラフにより示すことで、基準となる値が視覚的に把握でき、その基準値と今回巡視点検データとの偏差をグラフ上で目視確認することで、機器の状態を把握することができる。
【0083】
図10は相関グラフ項目ファイル22の構成を示すもので、判定項目ごとに、判定項目および密接な係わりのある対応項目それぞれについて識別id、項目名称、単位等の情報が複数組登録されている。
【0084】
巡視点検項目間の密接な係わりに関する知識については、熟練技術者やメーカーの考察により予め判明している場合が多く、その情報を相関グラフ項目ファイル22に登録しておくことで、経験の浅い巡視員でも相関グラフの参照によって機器状態の把握をすることができる。
【0085】
相関グラフ表示手段21は、相関グラフ項目ファイル22に格納されている判定項目の中から任意の1組を決定し、その判定項目の識別idと対応項目の識別idを取得して、その識別idをもとに、まず過去の巡視点検データを履歴データファイル16よりそれぞれ検索する。
【0086】
ついで、相関グラフ表示手段21では、検索した履歴データ群を近似する回帰曲線を求め、回帰曲線を示す式を基に一次曲線をグラフに表示する。また、それらのデータ群を散布図として同一グラフ上に表示する。
【0087】
次に、点検結果ファイル15を読み込み、判定項目の識別idと対応項目の識別idをもとに今回巡視点検データによる結果を取得する。取得した今回巡視点検結果データはグラフ上の該当位置に併せて表示する。
【0088】
図11に相関グラフ表示手段21による相関グラフ表示画面105の一例を示す。この図に示すように、互いに密接な係わりを持つ任意の2つの巡視点検項目をそれぞれ縦軸、横軸に配置し、巡視点検項目名称105aおよび単位105bを表示する。散布図は、符号105cで示すように今回巡視点検による入力値のみ色替えして表示する。これにより、回帰曲線105dにより示される基準値と今回入力値との偏差を同一グラフ上で確認することができる。
【0089】
縦軸側に設定されている任意の項目に対し、密接な関係を持つ項目がある場合において、グラフ表示項目を変更したいときには、図11に示す相関グラフ表示画面105より項目選択ボタン105eを選択すると、図12に示す項目選択画面106が表示され、相関グラフ項目ファイル22の内容をもとに、予め登録してある対応項目の名称106aが複数示される。
【0090】
これらの中から任意の項目の選択ボタン106bを1つ選択し、グラフ再表示ボタン106cを選択することにより、この画面は消去され、選択した項目を横軸側に再設定した相関グラフ表示画面が表示入力部12に表示される。
【0091】
また、図12に示す項目選択画面106では、項目一覧ボタン106dの選択により全巡視点検項目名称が一覧表示されるので、それらの中から選択方式で設定内容を変更・追加することができる。変更・追加した項目情報は、保存ボタン106eの選択により相関グラフ項目ファイル22に更新保存される。
【0092】
以上の説明からも明らかなように、この実施の形態においては、互いに相関のある任意の2項目について、その履歴データ群を近似する回帰曲線と今回順巡視点検時の入力値を同一グラフ上に表示することにより、2項目の関係を視覚的に把握することができる。また、今回巡視時における入力値が回帰曲線により示される基準値とどの程度の偏差があるかを、現場にて即座に判定することができ、設備機器異常の早期発見に寄与することができる。
【0093】
なお、上記実施の形態においては、図11に示すような相関グラフ表示画面105および図12に示すような項目選択画面106の表示について説明したが、これに限定することなく、図13に示すように履歴データファイル16に格納されている履歴データを一覧表示する画面107を実現することもできる。
【0094】
この画面107では、相関グラフ表示画面105の散布図に示すそれぞれの値を知ることができるとともに、診断実行手段19にて異常もしくは異常兆候ありと判定されたデータを色替えまたは反転表示することにより、巡視員に即座に判別させることができる。
【0095】
また、この画面107において、選択ボタン107aにより回帰曲線を求める際使用する履歴データの選択を行えるようにすることにより、異常・異常兆候のあるデータを除いた正常値に基づいた回帰曲線のグラフを表示することができ、より正確な基準値を得ることができる。
【0096】
図14は、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の第3の実施の形態を示したもので、第2の実施の形態と比較して、異常判定値ファイル18が今回巡視データの状態を前回巡視点検時からの変化量により判定するための変化量制限値を格納し、診断実行手段19が、今回巡視点検時の入力値が格納されている点検結果ファイル15、および過去の巡視点検データが格納されている履歴データファイル16に基づいて、前回巡視点検時までの指示値の差を変化量として算出し、その変化量と異常判定値ファイル18内の変化量制限値との差をもとに設備機器の状況を判定する前回値変化量判定手段24を付加機能として備えている。
【0097】
次に、水力発電プラントの構成設備の保守を例にとり、上記構成の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の動作を説明する。
【0098】
プラントの巡視点検において巡視員は、可搬型プラント巡視点検データ判定装置11をプラント現場に持参し、前述の通り、プラントの巡視点検の結果を次々と表示入力部12より入力する。
【0099】
入力されたプラント巡視点検データに基づいて、同じく上述の実施の形態で示したように診断実行手段19によりその状態を自動判定するが、さらに診断実行手段19は前回値変化量判定手段24により詳細な設備機器状況の診断を行うことができる。
【0100】
例えば各種機器にとりつけられている温度計の値などは、その機器の運転状態が同じである限り点検ごとに急激に変化することはないため、その計測値と前回点検時における計測値とを比較し、その差の大小により機器の状態を判定することができる。
【0101】
また、運転回数や運転時間によりその機器の状況が把握できる機器については、それらを計測するためにとりつけられているカウンタや時間計の計測値を、前回巡視点検時における計測値と比較する。例えば、カウンタや時間計がとりつけられている設備機器の1つとして、水や油、蒸気等に含まれる異物を除去するストレーナと呼ばれる機器があるが、その機器の運転タイミングは、異物の堆積による流量の低下等、他要素の状態と深く関係している。よって巡視点検時にその運転状態をチェックすることにより、ストレーナ自体の状態や関連する他の機器の状態をも併せて判定することができる。
【0102】
これらのことをふまえ、診断実行手段19において状態を判定した巡視点検データについて、さらにより詳細な判定を行うため、前回値変化量判定手段24により、前回巡視点検時に収集した値と今回巡視点検時に収集した値との差により設備機器の状況を判定する。
【0103】
まず、判定したい任意の項目について識別idをもとに履歴データファイル16より前回巡視点検時の入力値を取得するとともに、異常判定値ファイル18より変化量制限値を取得する。
【0104】
次に、取得した前回巡視点検時における入力値と今回巡視点検による入力値の差を変化量として算出する。特にカウンタや時間計については、前回巡視点検日からの経過日数をもとに、1日当たりに正規化して判定を行う。
【0105】
例えば、もし、任意のカウンタについて1日当たりの運転回数が、図15のように堆移していたとし、変化量制限値の上限が2であるならば、前々回−前回の変化量は約0.5回ということで、前回計測値は正常範囲にあるといえる。しかしながら、前回−今回の変化量は約2.5回であり、これは変化量制限値上限の2回を越えているため、前回値変化量判定手段24では、この判定機器または機器周辺に異常兆候があると判定する。
【0106】
図16は、前回値変化量判定手段24を備えた診断実行手段19による判定結果を表示する画面例を示すもので、図7に示すような診断結果詳細表示画面103と比較すると、さらに前回値変化量による判定の結果を加えて表示している。この診断結果詳細表示画面108は、画面103と同様に判定項目の名称や単位を示すとともに、画面103と異なって前回巡視時の入力値108aを表示する。カウンタや時間計の判定については特に、1日当たりに正規化した値108bも表示する。また、前回値変化量判定に使用した上下限値などの関連データと今回巡視による入力値との関係を色替え表示により示している。
【0107】
以上の説明からも明らかなように、本実施の形態においては、プラント設備診断の手法に上記のようなバリエーションを持たせることで、関連する機器をも併せた設備状況の把握を多面的に行えるほか、機器の運転回数や運転状況を示すカウンタ・時間計の点検により得られた計測値の正規化に要する作業を自動化することにより、巡視員の負担を軽減できるほか、巡視点検作業のスピードアップを図ることができる。
【0108】
なお、前回巡視点検時の入力値との比較に加え、前年同月の点検時の値など任意の点検データとの比較を行うことで、より正確な対象機器の状況判断を行うことができる。
【0109】
図17は、本発明の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の第4の実施の形態を示したもので、図14に示す構成に加え、互いに密接な関わりを持つ2つの巡視点検項目の関係を相関的に表現した関数式を格納する関数式情報ファイル26を備え、関数式情報ファイル26から関数式を読み出し、任意の2項目の点検結果データを関数式をもとに相関的に評価し、表示入力部12にその結果を表示する関数式判定手段27を診断実行手段19に設けている。
【0110】
次に、水力発電プラントの構成設備の保守を例にとり、上記構成の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11の動作を説明する。
【0111】
例えば、変圧器、コンデンサ、ケーブル等の油入電気機器にて電気絶縁と冷却の役割を担う絶縁油については、その油量や油温を計測するため油面計や油温計が取り付けられており、巡視点検時にはその値をチェックしている。この場合、絶縁油の量は常に一定であるべきだが、温度の上昇に従い体積が膨脹するという油の特徴を考慮して、油面計の指示状態を判定しなければならない。
【0112】
図18に、油面レベルと油温の関係を表したグラフの例を示す。このグラフは機器設置時に製造メーカにより示されるものである。このグラフにおいて、上側の直線Hは油面レベルと油温との関係により予め求められる上限値を示し、下側の直線Lは下限値を示す。よって、計測値が斜線で囲まれた部分に含まれている場合、絶縁油の状況は良好であるといえる。
【0113】
巡視員はチェックシート等に記載されているこのグラフをもとに絶縁油の状態判定を行っている。
【0114】
本実施の形態においては、この判定処理を関数式判定手段27により可搬型プラント巡視点検データ判定装置11上で自動的に実施するため、互いに密接な係わりを持つ2項目間に関する情報をあらかじめ関数式情報ファイル26に登録しておく。
【0115】
図19に関数式登録画面109を示す。この画面109で関数式情報の設定を行う。はじめに、互いに密接な係わりを持つ2つの巡視点検項目について、その巡視点検機器名称109aおよび巡視点検項目名称109bをそれぞれ設定する。
【0116】
次に上限値を示すグラフを自動生成するため、符号109c〜109fで示すように必要となるデータを複数点設定する。例えば図18に示した「油面計指示−油温」の関係例に基づき上限値側のデータを設定するとすれば、まず適当な組み合わせデータ(油面計指示,油温計指示)として、(20,−10)、(40,10)、(60,30)、(80,50)を選び出し設定する。同様にして下限値側も設定する。
【0117】
データが設定されると、関数式判定手段27ではそれらの値を近似する回帰曲線を自動生成する。設定したデータ組が多いほど正確に近似した回帰曲線を得ることができる。回帰曲線はy=ax+bという関数式で表され、その式は関数式情報ファイル26に格納される。
【0118】
また、この登録画面109では必要に応じて異常の兆候を把握するための異常兆候幅を設定することができる。
【0119】
ここでは、上限値と下限値との間の幅を100%とし、その内の何%を異常兆候幅とするかを上限側および下限側でそれぞれ符号109g、109hで示すように指定すれば良い。
【0120】
図19に示す関数式登録画面109において、諸般の情報を設定した後、グラフ表示ボタン109iを選択すると、設定した情報に従って関数式がグラフ表示される。これにより、設定内容を確認しながら調整することができる。
【0121】
図20に関数式グラフの表示例を示す。この関数式グラフ表示画面110において、実線で示されるのが異常を判定する境界となる上下限値であり、破線で示されるのが異常兆候を判定する境界を示す異常兆候判定値である。
【0122】
ここで、縦軸側のデータの判定を行う場合、仮に横軸側の計測値がaであったとするならば縦軸側の値は図中の110aの範囲内であれば正常、110bまたは110cの範囲に含まれるならば異常兆候あり、110dまたは110eの範囲に含まれるならば異常ありという判定となる。
【0123】
本実施の形態の可搬型プラント巡視点検データ判定装置11においては、巡視点検作業終了後、巡視員からの設備診断の実行要求により、診断実行手段19は、前述の通り、入力されたプラント巡視点検データと異常判定値ファイル18内の判定値との比較により、データ値が正常か異常かを自動判定する。さらに、「油面計指示−油温」のような2項目間で互いに密接な係わりを持つ点検データの場合、関数式判定手段27により関数式による状態判定を行う。
【0124】
例えば巡視点検項目が油面計指示の場合、関数式判定手段27は、まずはじめに計測した油温の値から、油面計指示値の状態を判定する上限・下限それぞれについて異常判定値および異常兆候判定値を算出する。求められた判定値は図21のようになる。
【0125】
例えば、上限値を示す式がy=x+30、下限値を示す式がy=0.5x+15で、異常兆候幅が上限側20%、下限側25%と設定されているとして、油温指示値が30℃であるならば、関数式のxにその30を代入することで、上限値はy=30+30=60、下限値はy=0.5×30+15=30と求められる。また、異常兆候判定値については、上限値−下限値の幅が30であることから、上限側はy=60−(30×0.2)=54、下限側はy=30+(30×0.25)=37.5となる。
【0126】
このようにして求めた判定値と、油面計指示値とを比較することにより、設備機器の状態を判定することができる。
【0127】
図22は、この実施の形態における診断実行手段19による判定結果を表示する診断結果詳細画面111の一例である。これは、図7に例示する診断結果詳細画面103に関数式による判定の結果を加えたものである。
【0128】
この診断結果詳細画面111においては、画面103と同様、判定項目の名称や単位および入力値を示すとともに、密接な係わりを持つ対応項目の名称や入力値も併せて示している。また、判定に使用した上下限値などの関連データと今回巡視による入力値との関係を色替え表示により示している。
【0129】
以上の説明からも明らかなように、この実施の形態においては、関数式を用いて判定値を求めることで、状況に応じた柔軟な機器状況の判定を行うことができる。また、巡視員は設備機器の相互関係を意識せずに設備保守業務を遂行することができる。
【0130】
なお、関数式判定手段27で判定に用いる関数式は、関数式登録画面からのデータ設定により自動生成する他に、相関グラフ表示手段21における履歴データを近似する回帰曲線の式を利用するようにすることもできる。この場合には、関数式を自動生成するためのデータ設定作業が不要となる。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来のチェックシートを用いた巡視点検と同じ感覚で作業を進めることができるほか、収集した計測データをもとにした設備診断や、履歴データを使用した各種グラフ表示が現場にて即座に行えることにより、プラント設備機器に対する知識が乏しい若年層の巡視員であっても正確な設備状況を把握することができ、巡視点検作業のスピードアップ、設備異常の早期発見に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である可搬型プラント巡視点検データ判定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における表示入力部12に表示される機能選択メニュー画面の一例を示す図である。
【図3】図1における表示入力部12に表示される点検データ入力画面の一例を示す図である。
【図4】図1における表示入力部12に表示されるトレンドグラフ表示画面の一例を示す図である。
【図5】図1における異常判定値ファイル18の構成を示す図である。
【図6】図1における表示入力部12に表示される診断結果一覧表示画面の一例を示す図である。
【図7】図1における表示入力部12に表示される診断結果詳細表示画面の一例を示す図である。
【図8】図1における表示入力部12に表示されるトレンドグラフ表示画面の他の例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態である可搬型プラント巡視点検データ判定装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9における相関グラフ項目ファイル22の構成を示す図である。
【図11】図9における表示入力部12に表示される相関グラフ表示画面の一例を示す図である。
【図12】図9における表示入力部12に表示される項目選択画面の一例を示す図である。
【図13】図9における表示入力部12に表示される履歴データ一覧表示画面の一例を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態である可搬型プラント巡視点検データ判定装置の構成を示すブロック図である。
【図15】運転回数測定例を示す図である。
【図16】図14における表示入力部12に表示される診断結果詳細表示画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態である可搬型プラント巡視点検データ判定装置の構成を示すブロック図である。
【図18】油面計指示と油温計指示との関係を示すグラフである。
【図19】図17における表示入力部12に表示される関数式登録画面の一例を示す図である。
【図20】図17における表示入力部12に表示される関数式グラフ表示画面の一例を示す図である。
【図21】油面計指示の判定例を示す図である。
【図22】図17における表示入力部12に表示される診断結果詳細表示画面の一例を示す図である。
【図23】従来の点検データ収集支援装置の概略的な構成を示す図である。
【図24】従来の点検データ収集装置の画面例を示す図である。
【図25】従来の点検データ収集装置の画面例を示す図である。
【図26】従来の点検データ収集装置の入力部の一例を示す図である。
【符号の説明】
11………可搬型プラント巡視点検データ判定装置
12………表示入力部
13………点検項目情報ファイル
14………点検データ入出力手段
15………点検結果ファイル
16………履歴データファイル
17………トレンドグラフ表示手段
18………異常判定値ファイル
19………診断実行手段
21………相関グラフ表示手段
22………相関グラフ項目ファイル
24………前回値変化量判定手段
26………関数式情報ファイル
27………関数式判定手段
Claims (3)
- 情報の表示および入力が可能な表示入力部を有し、プラントの巡視点検時に巡視員が携帯する可搬型プラント巡視点検データ判定装置において、
巡視点検順序に従い巡視点検を漏れなく実施するために必要な表示情報を格納する点検項目情報ファイルと、
巡視員からの巡視点検実施要求により、前記点検項目情報ファイルの内容に基づいて巡視点検データ入力用画面を前記表示入力部に表示し、当該巡視点検データ入力用画面に従って巡視員により入力された前記表示入力部からの巡視点検データを収集する点検データ入出力手段と、
この点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを記憶する点検結果ファイルと、
前記点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを履歴データとして順次保存する履歴データファイルと、
巡視員からのトレンドグラフ表示要求により、前記点検結果ファイルおよび前記履歴データファイルに基づいて、要求された巡視点検項目のデータ値の推移を示すトレンドグラフを作成し、前記表示入力部に表示するトレンドグラフ表示手段と、
互いに密接な関係を持つ巡視点検項目の組み合わせに関する情報を格納する相関グラフ項目ファイルと、
巡視員からの相関グラフ表示要求により、前記相関グラフ項目ファイルから対応する巡視点検項目の組み合わせを選択し、選択された2つの巡視点検項目について、前記履歴データファイルおよび前記点検結果ファイルからデータを読み込み、前記2つの巡視点検項目の関係を相関グラフにして前記表示入力部に表示する相関グラフ表示手段と、
巡視点検項目ごとにデータ値が正常か否かを判定するための判定値を格納する異常判定値ファイルと、
巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイルから要求された巡視点検項目のデータ値を読み込み、前記異常判定値ファイル内の当該巡視点検項目の判定値と比較して正常か否かを判定する第1の判定を行う診断実行手段と、
巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイル内の要求された巡視点検項目のデータ値と前記履歴データファイル内の当該巡視点検項目の前回データ値に基づいてその変化量を算出し、この変化量が正常範囲か否かを前記異常判定値ファイル内の対応する判定値に基づいて判定する第2の判定を行う前回値変化量判定手段と
を備え、
前記診断実行手段による第1の判定および前記前回値変化量判定手段による第2の判定は、前記第1の判定におけるデータ値および前記第2の判定における変化量が正常範囲内、異常兆候範囲内、異常範囲内のいずれにあるかを判定するものであり、
前記表示出力部には、前記第1の判定の結果と前記第2の判定の結果としてそれぞれ正常、異常兆候、異常のいずれかが併記表示される
ことを特徴とする可搬型プラント巡視点検データ判定装置。 - 前記前回値変化量判定手段では、前記巡回点検項目はプラントに設置されプラント流体内の異物を除去するストレーナの動作回数を含むことを特徴とする請求項1記載の可搬型プラント巡視点検データ判定装置。
- 情報の表示および入力が可能な表示入力部を有し、プラントの巡視点検時に巡視員が携帯する可搬型プラント巡視点検データ判定装置において、
巡視点検順序に従い巡視点検を漏れなく実施するために必要な表示情報を格納する点検項目情報ファイルと、
巡視員からの巡視点検実施要求により、前記点検項目情報ファイルの内容に基づいて巡視点検データ入力用画面を前記表示入力部に表示し、当該巡視点検データ入力用画面に従って巡視員により入力された前記表示入力部からの巡視点検データを収集する点検データ入出力手段と、
この点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを記憶する点検結果ファイルと、
前記点検データ入出力手段が収集した巡視点検データを履歴データとして順次保存する履歴データファイルと、
巡視員からのトレンドグラフ表示要求により、前記点検結果ファイルおよび前記履歴データファイルに基づいて、要求された巡視点検項目のデータ値の推移を示すトレンドグラフを作成し、前記表示入力部に表示するトレンドグラフ表示手段と、
互いに密接な関係を持つ巡視点検項目の組み合わせに関する情報を格納する相関グラフ項目ファイルと、
巡視員からの相関グラフ表示要求により、前記相関グラフ項目ファイルから対応する巡視点検項目の組み合わせを選択し、選択された2つの巡視点検項目について、前記履歴データファイルおよび前記点検結果ファイルからデータを読み込み、前記2つの巡視点検項目の関係を相関グラフにして前記表示入力部に表示する相関グラフ表示手段と、
巡視点検項目ごとにデータ値が正常か否かを判定するための判定値を格納する異常判定値ファイルと、
巡視員からの診断実行要求により、前記点検結果ファイルから要求された巡視点検項目のデータ値を読み込み、前記異常判定値ファイル内の当該巡視点検項目の判定値と比較して正常か否かを判定する第1の判定を行う診断実行手段と、
互いに密接な関係を持つ2つの巡視点検項目の組み合わせごとに、前記2つの巡視点検項目のデータ値の関係を評価するための関数式を格納する関数式情報ファイルと、
巡視員からの診断実行要求により、要求された巡視点検項目と密接な関係を持つ巡視点検項目の情報を前記関数式情報ファイルから取得し、前記点検結果ファイルから前記2つの巡視点検項目のそれぞれのデータ値を読み込み、これらデータ値の関係を前記関数式情報ファイル内の対応する関数式に基づいて評価し正常か否かを判定する第2の判定を行う関数式判定手段と
を備え、
前記診断実行手段による第1の判定および前記関数式判定手段による第2の判定は、前記第1の判定におけるデータ値および前記第2の判定におけるデータ値の関係が正常範囲内、異常兆候範囲内、異常範囲内の何れにあるかを判定するものであり、
前記表示出力部には、前記第1の判定の結果と前記第2の判定の結果としてそれぞれ正常、異常兆候、異常のいずれかが併記表示され、
この関数式判定手段による評価は、関数式情報ファイルに含まれる第1上限関数式と第1下限関数式と、前記第1上限関数式に基づき生成され第1上限関数式より常に小さい値をとる第2上限関数式と、前記第1下限関数式に基づき生成され第1下限関数式より常に大きい値をとる第2下限関数式に基づき、第2上限関数式と第2下限関数式に挟まれる領域を正常範囲、第1上限関数式と第2上限関数式に挟まれる領域および第1下限関数式と第2下限関数式に挟まれる領域を異常兆候範囲、正常範囲および異常兆候範囲以外の範囲を異常範囲として評価を行う
ことを特徴とする可搬型プラント巡視点検データ判定装置。
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- 1995-08-24 JP JP21622095A patent/JP3662981B2/ja not_active Expired - Lifetime
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