JP6274246B2 - 監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支持装置により支持される対象物の支持状態を監視する監視装置に関するものである。
熱流束に応じた信号を出力する熱流束センサとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特許第5376086号公報
ところで、対象物を挟んで配置された複数の支持部材により対象物を支持する支持装置が知られている。この支持装置は、例えば対象物に対して切削加工などを行う際に、対象物を所定の位置で支持することに用いられる。その際、対象物が支持される位置が本来の位置からずれている場合、その状態で対象物の切削加工を行うと加工不良が生じる。また、対象物が支持部材から脱落している場合、対象物の切削加工を行うことはできない。一般に、加工不良の有無は、対象物を加工した後の検査工程にてチェックが行われる。そのため、支持装置による対象物の支持が正常でない場合、検査工程で加工不良品が発見されるまで多数の加工不良品が製造されるおそれがある。したがって、支持装置による対象物の支持状態を監視できる監視装置の実現が望まれる。
その実現のために、支持装置が備える支持部材にロードセルを取り付けることが考えられる。しかし、ロードセルは、ひずみゲージがひずむことで荷重を検出するものであるので、そこに支持部材から大きな荷重が印加されると破損するおそれがある。また、ロードセルは、一般に板厚が大きいために、支持装置の体格が大型化することが懸念される。このように、支持装置による対象物の支持状態をロードセルによって監視することには、ロードセルの強度、サイズおよびコストなどあらゆる面で問題がある。
なお、上述した監視装置に関する課題は、対象物の切削加工に用いられる支持装置を監視するものに限らず、例えば対象物の搬送に用いられる支持装置を監視するものなどについても、同様に言えることである。
本発明は上記点に鑑みて、支持装置により支持される対象物の支持状態を監視する監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の監視装置は、支持装置(50)により支持される対象物(2)の支持状態を監視するものである。支持装置は、対象物を挟んで配置された複数の支持部材(51、60)と、複数の支持部材の少なくとも一方に設けられた弾性部材(70)とを備える。
監視装置は、熱流束センサ(10)および検出部(20)を備える。弾性部材は、少なくとも1つの支持部材の移動により複数の支持部材の間に対象物が支持されるとき、支持部材から印加される荷重により弾性変形する。熱流束センサは、その弾性部材と外部との間を流れる熱流束に応じた信号を出力する。検出部は、熱流束センサが出力した信号に基づき、複数の支持部材による対象物の支持状態または対象物の大きさを検出する。
これによれば、弾性部材は、弾性変形に伴い、発熱または吸熱する。そこで、監視装置は、弾性変形と外部との間を流れる熱流束を熱流束センサにより検出することで、複数の支持部材により対象物が正しい位置で支持されているか否か、または対象物の大きさを検出できる。
また、熱流束センサは、支持部材から板厚方向に印加される荷重に対して十分な剛性を備える。また、熱流束センサは、板厚が薄いので支持装置が大型化することがない。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が対象物を正しい位置で支持している状態を示す断面図である。 図1中の熱流束センサの平面図である。 図2のIII−III線の断面図である。 第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が対象物を正しい位置で支持する際の動作を示す説明図である。 図4の状態における熱流束センサの出力波形を示すグラフである。 第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が対象物を正規の位置からずれた位置で支持する際の動作を示す説明図である。 図6の状態における熱流束センサの出力波形を示すグラフである。 第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が対象物を脱落する際の動作を示す説明図である。 図8の状態における熱流束センサの出力波形を示すグラフである。 第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が正規のものより小さい対象物を支持する際の動作を示す説明図である。 図10の状態における熱流束センサの出力波形を示すグラフである。 第1実施形態における監視装置を取り付けた支持装置が正規のものより大きい対象物を支持する際の動作を示す説明図である。 図12の状態における熱流束センサの出力波形を示すグラフである。 本発明の第2実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の模式的な断面図である。 本発明の第3実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の模式的な断面図である。 本発明の第4実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の模式的な断面図である。 本発明の第5実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の模式的な断面図である。 本発明の第6実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第7実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の模式的な断面図である。 本発明の第8実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第9実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第10実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第11実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第12実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第13実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の模式的な断面図である。 本発明の第14実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第15実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第16実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。 本発明の第17実施形態における監視装置を取り付けた支持装置の一部の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の監視装置1は、支持装置50に取り付けられ、その支持装置50により支持される対象物2の支持状態を監視するものである。
まず、支持装置50について説明する。
支持装置50は、可動部材51、固定部材60および弾性部材70を備えている。本実施形態の可動部材51は、エアシリンダ52が備えるピストンロッド53である。ピストンロッド53と固定部材60とは対象物2を挟んで配置される。可動部材51としてのピストンロッド53と固定部材60とはいずれも、特許請求の範囲に記載の「支持部材」の一例に相当するものである。
エアシリンダ52は、シリンダ54、ピストン55、および上述したピストンロッド53などを備えており、空気圧を動力としてピストン55およびピストンロッド53を往復運動させるものである。
シリンダ54は、筒状に形成され、内側に内部空間としての2つの部屋56、57を有する。
シリンダ54の部屋56、57には、ピストン55が配置されている。ピストン55は、その部屋56、57をシリンダ54の軸方向に往復移動可能である。
ピストンロッド53は、ピストン55と連動する軸部材であり、一端がピストン55に接続され、他端がシリンダ54の軸方向の端部に設けられた穴541から突出している。
以下の説明において、ピストン55のピストンロッド53側とは反対側の部屋を第1室56といい、ピストン55のピストンロッド53側の部屋を第2室57というものとする。
シリンダ54には、第1室56に連通する第1開口部58と、第2室57に連通する第2開口部59とが形成されている。第1開口部58から第1室56に圧縮空気が供給されるとき、第2室57は第2開口部59を通じて大気開放される。これにより、ピストン55とピストンロッド53は、矢印D1の方向へ移動する。
これに対し、第2開口部59から第2室57に圧縮空気が供給されるとき、第1室56は第1開口部58を通じて大気開放される。これにより、ピストン55とピストンロッド53は、矢印D2の方向へ移動する。このようにして、ピストン55とピストンロッド53は、第1室56または第2室57に供給される空気の圧力により、シリンダ54の軸方向に往復移動可能である。
固定部材60は、ピストンロッド53に対して対象物2を挟んだ位置に配置される。固定部材60は、対象物2が載置される載置部61と、その載置部61に接続する固定部62とを有する。
弾性部材70は、固定部62の対象物2側に設けられる。弾性部材70は、例えばゴムなどから形成され、対象物2の移動を規制するストッパとして機能するものである。
図1に示したように、ピストンロッド53が矢印D1の方向へ移動し、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が挟まれると、対象物2は、ピストンロッド53と弾性部材70により支持される。
これに対し、ピストンロッド53が矢印D2の方向へ移動すると、対象物2は、ピストンロッド53と弾性部材70による支持から開放される。
次に、上述した支持装置50により支持される対象物2の支持状態を監視する監視装置1について説明する。
監視装置1は、熱流束センサ10および検出部20などを備えている。
熱流束センサ10は、固定部材60の固定部62と弾性部材70との間に設けられる。ピストンロッド53の移動によりピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が支持されるとき、弾性部材70は、ピストンロッド53から印加される荷重と固定部62からの反力により圧縮されて発熱する。熱流束センサ10は、その際に弾性部材70と外部との間を熱流束センサ10を経由して流れる熱流束に応じた電圧信号を出力するものである。
ここで、熱流束センサ10の構造について説明する。
図2および図3に示すように、熱流束センサ10は、絶縁基材100、表面保護部材110、裏面保護部材120が一体化され、この一体化されたものの内部で第1、第2層間接続部材130、140が交互に直列に接続された構造を有する。なお、図2では、表面保護部材110を省略している。絶縁基材100、表面保護部材110、裏面保護部材120は、フィルム状であって、熱可塑性樹脂等の可撓性を有する樹脂材料で構成されている。絶縁基材100は、その厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール101、102が形成されている。第1、第2ビアホール101、102に互いに異なる金属や半導体等の熱電材料で構成された第1、第2層間接続部材130、140が埋め込まれている。絶縁基材100の表面100aに配置された表面導体パターン111によって第1、第2層間接続部材130、140の一方の接続部が構成されている。絶縁基材100の裏面100bに配置された裏面導体パターン121によって第1、第2層間接続部材130、140の他方の接続部が構成されている。
熱流束センサ10の厚さ方向にて、熱流束が熱流束センサ10を通過すると、第1、第2層間接続部材130、140の一方の接続部と他方の接続部に温度差が生じる。これにより、ゼーベック効果によって第1、第2層間接続部材130、140に熱起電力が発生する。熱流束センサ10は、この熱起電力をセンサ信号(例えば、電圧信号)として出力する。
図1に示すように、熱流束センサ10が出力した信号は、検出部20に伝送される。検出部20は、マイクロコンピュータなどを含んで構成されるものである。検出部20は、熱流束センサ10が出力した信号に基づき、支持装置50による対象物2の支持状態、または対象物2の大きさを検出することが可能である。
図4(A)、(B)は、支持装置50が対象物2を正しい位置で支持する際の動作を示したものである。
まず、図4(A)の状態からピストンロッド53が矢印D1の方向へ移動し、対象物2を弾性部材70側へ移動する。図4(B)に示すように、対象物2は、ピストンロッド53と弾性部材70との間に挟まれることにより支持される。このとき、弾性部材70は、ピストンロッド53から印加される荷重により圧縮される。図4(B)では、弾性部材70が圧縮される圧縮量をE1にて示している。
すなわち、弾性部材70は、ピストンロッド53の運動エネルギーを吸収して対象物2を支持する際、運動エネルギー(衝突エネルギー)を弾性力の位置エネルギーに変換して吸収する。弾性部材70は、吸収したエネルギーを内部エネルギー(反発力)として蓄えるが、その際に、分子の並びを変形するため、弾性部材70内部の摩擦によって熱が生じる。この熱量は弾性部材70の変形量に比例するため、これを監視することで内部エネルギー(反発力)の大きさを監視する事ができる。
図4(A)の状態からピストンロッド53が矢印D1の方向へ移動すると、対象物2はピストンロッド53と弾性部材70により支持される。このとき、弾性部材70は、圧縮され、発熱する。このとき、弾性部材70と固定部材60との間を熱流束センサ10を経由して熱流が流れる。熱流束センサ10は、自身を経由して流れる熱流束に応じた電圧信号を出力する。その熱流束センサ10が出力した信号は、検出部20に伝送される。
次に、図4(B)の状態からピストンロッド53が矢印D2の方向へ移動すると、対象物2はピストンロッド53と弾性部材70による支持から開放される。このとき、弾性部材70は、対象物2を支持する前の元の厚さに戻る。このとき、弾性部材70は、周囲の熱を吸収する。弾性部材70による吸熱により生じる熱流束も、熱流束センサ10によって検出される。その熱流束センサ10が出力した信号は、検出部20に伝送される。
図5のグラフは、ピストンロッド53が図4(A)の状態から図4(B)の状態へ移行し、対象物2を一定時間支持した後、再度、図4(B)の状態から図4(A)の状態へ移行した際の熱流束センサ10の出力波形を実測したものである。
時刻t0以降、ピストンロッド53は、図4(A)の矢印D1の方向へ移動する。時刻t1で、ピストンロッド53と共に移動した対象物2と弾性部材70とが接触する。そのため、時刻t0から時刻t1まで、熱流束センサ10の出力信号は、ほぼ一定の値V1を示している。
時刻t1から時刻t2の間、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が支持された状態となる。その間、ピストンロッド53は対象物2を介して弾性部材70に荷重を印加するので、弾性部材70は圧縮される。これにより、弾性部材70は発熱するので、弾性部材70から熱流束センサ10を通り固定部材60に熱流が流れる。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t1以降一旦低下するが、その後時刻t2に至るまで上昇し、時刻t2付近で最大値V2を示す。
時刻t2以降、ピストンロッド53は、図4(B)の矢印D2の方向へ移動する。時刻t2から時刻t3の間に、ピストンロッド53が対象物2を介して弾性部材70に印加していた荷重が解除され、弾性部材70は対象物2を支持する前の元の厚さに戻る。そのため、弾性部材70は吸熱するので、固定部材60から熱流束センサ10を通り弾性部材70に熱流が流れる。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t2以降低下し、時刻t3で対象物2と弾性部材70とが接触する前の値とほぼ同じ値V1になる。時刻t3以降、熱流束センサ10の出力信号は、ほぼ一定である。
ここで、上述した対象物2の支持動作および開放動作の実験を対象物2が正しい位置で支持される状態で複数回行った場合、熱流束センサ10から出力される信号の最大値は、ほぼ一定の値を示す。検出部20は、そのような複数回の実験などにより求められた熱流束センサ10の出力信号の最大値の下限値を、第1閾値Th1として記憶している。
図5に示したように、時刻t1から時刻t3の間の熱流束センサ10の出力の最大値V2が第1閾値Th1より大きい場合、検出部20は、ピストンロッド53と弾性部材70によって対象物2が正しい位置で支持されていると判定する。なお、その場合、検出部20は、対象物2の大きさが正規の大きさであるか、或いは正規の大きさより大きいと判定することも可能である。検出部20による対象物2の大きさの判定方法については後述する。
図6(A)、(B)は、支持装置50が対象物2を、ピストンロッド53の軸心に対し正規の位置からずれた位置で支持する際の動作を示したものである。
図6(A)、(B)では、対象物2の正規の位置を一点鎖線P1で示している。図6(A)、(B)では、対象物2は、正規の位置からずれた位置にある。そのため、図6(B)に示すように、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が支持されるとき、弾性部材70の一部の面積に荷重が印加される。図6(B)では、その際に弾性部材70が圧縮される圧縮量をE2にて示している。図6(B)に示した圧縮量E2は、図4(B)に示した圧縮量E1より大きい。
図7のグラフは、ピストンロッド53が図6(A)の状態から図6(B)の状態へ移行し、対象物2を一定時間支持した後、再度、図6(B)の状態から図6(A)の状態へ移行した際の熱流束センサ10の出力波形を実測したものである。
時刻t0以降、ピストンロッド53は、図6(A)の矢印D1の方向へ移動する。時刻t1で、ピストンロッド53と共に移動した対象物2と弾性部材70とが接触する。
時刻t1から時刻t2の間、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が支持された状態となる。その間、ピストンロッド53は対象物2を介して弾性部材70に荷重を印加する。しかし、対象物2が正規の位置からずれた位置にある場合、弾性部材70の一部の面積に荷重が印加され、弾性部材70の一部が圧縮されて変形する。そのため、弾性部材70の発熱量は、対象物2が正規の位置で支持されたときの弾性部材70の発熱量よりも小さい。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t1以降、時刻t2に至るまで上昇するが、その最大値V3は、図5で示した出力信号の最大値V2よりも小さい。
時刻t2以降、ピストンロッド53は、図6(B)の矢印D2の方向へ移動する。時刻t2から時刻t3の間に、ピストンロッド53が弾性部材70に印加していた荷重が解除され、弾性部材70は対象物2を支持する前の元の厚さに戻る。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t2以降低下し、時刻t3で、対象物2と弾性部材70とが接触する前の値V1とほぼ同じになる。
図7に示したように、時刻t1から時刻t3の間の熱流束センサ10の出力の最大値V3が第1閾値Th1より小さい場合、検出部20は、ピストンロッド53と弾性部材70により対象物2が正規の位置からずれた位置で支持されていると判定する。なお、検出部20は、対象物2の大きさが正規のものより小さいと判定することも可能である。検出部20による対象物2の大きさの判定方法については後述する。
図8(A)、(B)は、支持装置50が対象物2を支持することなく、対象物2が脱落したときの動作を示したものである。
図8(B)に示すように、対象物2がピストンロッド53と弾性部材70との間から対象物2が脱落したとき、弾性部材70には荷重が印加されない。その場合、弾性部材70は弾性変形しない。
図9のグラフは、ピストンロッド53が図8(A)の状態から図8(B)の状態へ移行した後、再度、図8(B)の状態から図8(A)の状態へ移行した際の熱流束センサ10の出力波形を実測したものである。
図9では、時刻t0から時刻t3において、熱流束センサ10の出力信号は、ほぼ一定の値V1を示す。この場合、検出部20は、ピストンロッド53と弾性部材70により対象物2が支持されていないと判定する。
次に、検出部20による対象物の大きさの判定方法について説明する。
図10(A)、(B)は、正規の大きさよりも小さい対象物2を支持装置50が支持する際の動作を示したものである。
なお、ピストンロッド53は、軸方向の移動範囲または第1室56に供給される気圧が定まっているものとする。
図10(A)、(B)では、対象物の正規の大きさを一点鎖線P2で示している。図10(A)、(B)に示した対象物2は、正規の大きさよりも小さい。そのため、対象物2がピストンロッド53と弾性部材70との間に支持されるときに弾性部材70が圧縮される厚さは、小さいものとなる。図10(B)では、その際に弾性部材70が圧縮される圧縮量をE3にて示している。図10(B)に示した圧縮量E3は、図4(B)に示した圧縮量E1より小さいものとなる。
図11のグラフは、ピストンロッド53が図10(A)の状態から図10(B)の状態へ移行し、対象物2を一定時間支持した後、再度、図10(B)の状態から図10(A)の状態へ移行した際の熱流束センサ10の出力波形を実測したものである。
時刻t0以降、ピストンロッド53は、図10(A)の矢印D1の方向へ移動する。時刻t1で、ピストンロッド53と共に移動した対象物2と弾性部材70とが接触する。
時刻t1から時刻t2の間、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2が支持された状態となる。その間、ピストンロッド53は対象物2を介して弾性部材70に荷重を印加する。しかし、上述したように、弾性部材70が圧縮される圧縮量E3は、図4(B)に示した圧縮量E1よりも小さい。そのため、弾性部材70の発熱量は、対象物2が正規の大きさであるときの弾性部材70の発熱量よりも小さい。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t1以降、時刻t2に至るまで上昇するが、その最大値V4は、図5で示した出力信号の最大値V2よりも小さい。
時刻t2以降、ピストンロッド53は、図10(B)の矢印D2の方向へ移動する。時刻t2から時刻t3の間に、ピストンロッド53が弾性部材70に印加していた荷重が解除され、弾性部材70は対象物2を支持する前の元の厚さに戻る。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t2以降低下し、時刻t3で対象物2と弾性部材70とが接触する前の値V1とほぼ同じになる。
図11に示したように、時刻t1から時刻t3の間の熱流束センサ10の出力の最大値V4が第1閾値Th1より小さい場合、検出部20は、対象物2が正規の位置からずれた位置で支持されているか、または対象物2が正規のものより小さいと判定することが可能である。
図12(A)、(B)は、正規の大きさよりも大きい対象物2**を支持装置50が支持する際の動作を示したものである。
なお、上述したように、ピストンロッド53は、軸方向の移動範囲または第1室56に供給される気圧が定まっているものである。
図12(A)、(B)でも、対象物の正規の大きさを一点鎖線P3で示している。図12(A)、(B)に示した対象物2**は、正規の大きさよりも大きい。そのため、対象物2**がピストンロッド53と弾性部材70との間に支持されるときに弾性部材70が圧縮される厚さは、大きいものとなる。図12(B)では、その際に弾性部材70が圧縮される圧縮量をE4にて示している。図12(B)に示した圧縮量E4は、図4(B)に示した圧縮量E1より大きい。
図13のグラフは、ピストンロッド53が図12(A)の状態から図12(B)の状態へ移行し、対象物2**を一定時間支持した後、再度、図12(B)の状態から図12(A)の状態へ移行した際の熱流束センサ10の出力波形を実測したものである。
時刻t0以降、ピストンロッド53は、図12(A)の矢印D1の方向へ移動する。時刻t1で、ピストンロッド53と共に移動した対象物2**と弾性部材70とが接触する。
時刻t1から時刻t2の間、ピストンロッド53と弾性部材70との間に対象物2**が支持された状態となる。その間、ピストンロッド53は対象物2**を介して弾性部材70に荷重を印加する。このとき、上述したように、ピストンロッド53の軸方向の移動範囲または第1室56に供給される気圧は定まっているので、弾性部材70が圧縮される圧縮量E4は、図4(B)に示した圧縮量E1よりも大きい。そのため、弾性部材70の発熱量は、対象物2**が正規の位置で支持されたときの弾性部材70の発熱量よりも大きい。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t1以降、時刻t2に至るまで上昇し、その最大値V5は、図5で示した出力信号の最大値V2よりも大きい。
時刻t2以降、ピストンロッド53は、図10(B)の矢印D2の方向へ移動する。時刻t2から時刻t3の間に、ピストンロッド53が弾性部材70に印加していた荷重が解除され、弾性部材70は対象物2**を支持する前の元の厚さに戻る。したがって、熱流束センサ10の出力信号は、時刻t2以降低下し、時刻t3で対象物2**と弾性部材70とが接触する前の値V1とほぼ同じになる。
ここで、上述した対象物2**の支持動作および開放動作の実験を複数回行った場合、対象物2**が正規の大きさであり、且つ、正しい位置で支持される際に熱流束センサ10から出力される信号の最大値は、ほぼ一定の値を示す。検出部20は、そのような複数回の実験などにより求められた熱流束センサ10の出力信号の最大値の上限値を、第2閾値Th2として記憶している。
図13に示したように、時刻t1から時刻t3の間の熱流束センサ10の出力の最大値V5が第2閾値Th2より大きい場合、検出部20は、対象物2**の大きさが正規のものより大きいと判定する。
上述した第1実施形態の監視装置1は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、ピストンロッド53の移動によりピストンロッド53と固定部材60との間に対象物2が支持されるとき、弾性部材70は、ピストンロッド53から印加される荷重により弾性変形し、発熱または吸熱する。そこで、監視装置1は、弾性変形と外部との間を流れる熱流束を熱流束センサ10により検出することで、ピストンロッド53と固定部材60により対象物2が正しい位置で支持されているか否か、または対象物2の大きさを検出できる。
また、熱流束センサ10は、ピストンロッド53から板厚方向に印加される荷重に対して十分な剛性を備える。また、熱流束センサ10は、板厚が薄いので支持装置50が大型化することがない。
(2)第1実施形態では、検出部20は、熱流束センサ10の出力が第1閾値Th1より大きいとき、ピストンロッド53と固定部材60により対象物2が正しい位置で支持されていると判定する。また、検出部20は、熱流束センサ10の出力が第1閾値Th1より小さいとき、ピストンロッド53と固定部材60により対象物2が正しい位置で支持されていないか、または対象物2の大きさが正規のものより小さいと判定する。
これによれば、実験などにより求めた閾値を検出部20に記憶しておくことで、監視装置1は、熱流束センサ10が出力した信号に基づき、対象物2が正しい位置で支持されているか否か、または対象物2の大きさが正規のものより小さいか否かを判定できる。
(3)第1実施形態では、検出部20は、第1閾値Th1と、その第1閾値Th1より大きい第2閾値Th2を記憶している。検出部20は、熱流束センサ10の出力が第2閾値Th2より大きいとき、対象物2の大きさが正規のものより大きいと判定する。
対象物2の大きさが正規の大きさより大きいとき、弾性部材70の圧縮量が大きくなるため、弾性部材70の加熱量が大きくなり、熱流束センサ10の出力も大きくなる。そのため、実験などにより求めた第2閾値Th2を検出部20に記憶しておくことで、監視装置1は、熱流束センサ10が出力した信号に基づき、対象物2の大きさが正規のものより大きいか否かを判定できる。
(4)第1実施形態では、熱流束センサ10は、弾性部材70と固定部材60との間に設けられる。
これによれば、弾性部材70と熱流束センサ10と固定部材60の間を熱流が良好に流れる。そのため、熱流束センサ10の検出精度を高めることができる。
また、熱流束センサ10を弾性部材70の外気側の面に取り付ける場合、熱流束センサ10の周りの空気の滞留により熱流束センサ10を通過する熱流の流れが悪化することが懸念される。そのため、弾性部材70と固定部材60との間に熱流束センサ10を設けることで、その懸念を払拭できる。
さらに、熱流束センサ10を弾性部材70の外気側の面に取り付けることに比べて、熱流束センサ10が弾性部材70から剥がれることを防ぐことができる。
(5)第1実施形態では、弾性部材70は、固定部材60の対象物2側に設けられる。熱流束センサ10は、弾性部材70と固定部材60との間に設けられる。
これによれば、熱流束センサ10をピストンロッド53に取り付ける場合、ピストンロッド53の動作と共に生じる摩擦熱に起因する熱流束が熱流束センサ10の出力に影響することが懸念される。そのため、弾性部材70と固定部材60との間に熱流束センサ10を設けることで、その懸念を払拭できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。後述する第2〜第5実施形態は、第1実施形態に対して支持装置50の構成と、熱流束センサ10の取り付け方法を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図14に示すように、第2実施形態では、可動部材51としてのピストンロッド53の対象物2側に弾性部材70が設けられている。
固定部材60が有する固定部62は、ストッパとして機能する。そのため、対象物2は、ピストンロッド53に設けられた弾性部材70と固定部材60との間で支持される。
監視装置1が備える熱流束センサ10は、ピストンロッド53と弾性部材70との間に設けられる。ピストンロッド53の移動により弾性部材70と固定部材60との間に対象物2が支持されるとき、弾性部材70は、ピストンロッド53から印加される荷重と対象物2からの反力により圧縮されて発熱する。熱流束センサ10は、弾性部材70とピストンロッド53との間を熱流束センサ10を通じて流れる熱流束に応じた電圧信号を出力する。
熱流束センサ10が出力した信号は、検出部20に伝送される。検出部20は、上述した第1実施形態と同様の方法により、支持装置50による対象物2の支持状態、または対象物2の大きさを検出する。
したがって、第2実施形態の監視装置1も、上述した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図15に示すように、第3実施形態では、支持装置50は、2つの可動部材51と弾性部材70とを備えている。2つの可動部材51は、特許請求の範囲に記載の「支持部材」の一例に相当するものである。
2つの可動部材51はいずれも、2つのエアシリンダ52がそれぞれ備えるピストンロッド531、532である。2つのピストンロッド531、532は対象物2を挟んで配置される。第3実施形態の説明において、対象物2を挟んで配置される一方のピストンロッド53を第1ピストンロッド531といい、他方のピストンロッド53を第2ピストンロッド532というものとする。
第3実施形態も、第2実施形態と同様に、第1ピストンロッド531の対象物2側に弾性部材70が設けられている。そのため、対象物2は、第1ピストンロッド531に設けられた弾性部材70と第2ピストンロッド532との間で支持される。
監視装置1が備える熱流束センサ10と検出部20の構成は、上述した第2実施形態の構成と実質的に同一であるので、説明を省略する。
第3実施形態の監視装置1も、上述した第1、第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図16に示すように、第4実施形態では、支持装置50は、3つの可動部材51と弾性部材70とを備えている。3つの可動部材51はいずれも、特許請求の範囲に記載の「支持部材」の一例に相当するものである。
3つの可動部材51はいずれも、3つのエアシリンダ52がそれぞれ備えるピストンロッド531、532、533である。3つのピストンロッド531、532、533は対象物2を中心とした周方向に配置されている。なお、第3実施形態の説明において、対象物2を中心として配置される3つのピストンロッドをそれぞれ第1ピストンロッド531、第2ピストンロッド532および第3ピストンロッド533というものとする。
第4実施形態も、第1ピストンロッド531の対象物2側に弾性部材70が設けられている。そのため、対象物2は、第1ピストンロッド531に設けられた弾性部材70と第2ピストンロッド532と第3ピストンロッド533との間で支持される。
監視装置1が備える熱流束センサ10と検出部20の構成は、上述した第2、第3実施形態の構成と実質的に同一であるので、説明を省略する。
第4実施形態の監視装置1も、上述した第1−第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。図17に示すように、第5実施形態では、第1実施形態で説明した支持装置50に対し、弾性部材70の対象物2側にプレート71を備えている。
この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の第6実施形態から第17実施形態ついて説明する。第6実施形態から第17実施形態は、固定部材60に対する熱流束センサ10の固定方法が、上述した第1実施形態のものと異なっている。そのため、第6実施形態から第17実施形態に対応する図18から図29では、監視装置1を取り付けた支持装置50の一部の断面図を示している。
なお、第6実施形態から第17実施形態に示す熱流束センサ10の固定方法は、任意に組み合わせてもよく、また、上述した第2〜第5実施形態に適用することが可能である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。図18に示すように、第6実施形態では、熱流束センサ10の大きさL2が、弾性部材70の大きさL1よりも小さい。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第5実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。図19に示すように、第7実施形態では、熱流束センサ10の大きさL3が、弾性部材70の大きさL1よりも大きい。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第6実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。図20に示すように、第8実施形態では、熱流束センサ10の大きさと、弾性部材70の大きさL1とは、ほぼ同じである。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第7実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態について説明する。図21に示すように、第9実施形態では、熱流束センサ10の大きさL2が、弾性部材70の大きさL1よりも小さい。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第8実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態について説明する。図22に示すように、第10実施形態では、熱流束センサ10の大きさL3が、弾性部材70の大きさL1よりも大きい。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第9実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第11実施形態)
本発明の第11実施形態について説明する。図23に示すように、第11実施形態では、固定部62は、弾性部材70が取り付けられる面に、弾性部材70とは反対側に凹む凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。なお、熱流束センサ10の大きさと、弾性部材70の大きさL1とは、ほぼ同じである。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第10実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態について説明する。図24に示すように、第12実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10の大きさL2は、弾性部材70の大きさL1よりも小さい。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第11実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第13実施形態)
本発明の第13実施形態について説明する。図25に示すように、第13実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10の大きさL3は、弾性部材70の大きさL1よりも大きい。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第11実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第14実施形態)
本発明の第14実施形態について説明する。図26に示すように、第14実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10の大きさと、弾性部材70の大きさL1とは、ほぼ同じである。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62の凹部63および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第13実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第15実施形態)
本発明の第15実施形態について説明する。図27に示すように、第15実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10の大きさL2は、弾性部材70の大きさL1よりも小さい。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62の凹部63および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第14実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第16実施形態)
本発明の第16実施形態について説明する。図28に示すように、第16実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10の大きさL3は、弾性部材70の大きさL1よりも大きい。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62の凹部63および弾性部材70に取り付けられている。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第15実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第17実施形態)
本発明の第17実施形態について説明する。図29に示すように、第17実施形態でも、固定部62は凹部63を有する。熱流束センサ10は、固定部62が有する凹部63に取り付けられている。熱流束センサ10は、接着剤30により固定部62の凹部63および弾性部材70に取り付けられている。ただし、熱流束センサ10と弾性部材70とを接着する接着剤30は、固定部62が有する凹部63から弾性部材70側へはみ出している。この構成でも、監視装置1は、上述した第1−第16実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
(1)上記各実施形態では、可動部材51としてエアシリンダ52が備えるピストンロッド53を例に説明したが、他の実施形態では、可動部材51は例えばリニアモータまたは油圧シリンダなど、種々のものがそれに相当する。
(2)上記各実施形態では、弾性部材70としてゴムを例にして説明したが、他の実施形態では、弾性部材70はゴム、金属、樹脂など材質に限ることなく、弾性変形によって内部にエネルギーを蓄える事が出来るものであればコイルスプリングまたはシリコーンゴム、ウレタンなどのエラストマーなど、種々の部材がそれに相当する。
(3)上記各実施形態では、弾性部材70と熱流束センサ10とを別部材により構成した。これに対し、他の実施形態では、熱流束センサ10が備える表面保護部材110または裏面保護部材120を、弾性変形により発熱する弾性部材70としてもよい。即ち、弾性部材70と熱流束センサ10とは一体に構成することも可能である。
(4)上記各実施形態では、支持装置50が対象物2を支持するとき、弾性部材70が圧縮される構成としたが、他の実施形態では、支持装置50が対象物2を支持するとき、弾性部材70が伸張または湾曲などの弾性変形をする構成としてもよい。
(5)上記各実施形態では、弾性部材70と外部との間を流れる熱流束に応じた信号を出力する熱流束センサ10として、固定部材60と弾性部材70との間に設けられた熱流束センサ10、および、可動部材51と弾性部材70との間に設けられた熱流束センサ10について説明した。これに対し、他の実施形態として、弾性部材70の外壁に取り付けた熱流束センサ10により、弾性部材70と外気との間を流れる熱流束を検出してもよい。
(6)上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、監視装置は、熱流束センサおよび検出部を備える。熱流束センサは、少なくとも1つの支持部材の移動により複数の支持部材の間に対象物が支持されるとき、支持部材から印加される荷重により弾性変形する弾性部材と外部との間を流れる熱流束に応じた信号を出力する。検出部は、熱流束センサが出力した信号に基づき、複数の支持部材による対象物の支持状態または対象物の大きさを検出する。
第2の観点によれば、検出部は、熱流束センサの出力が所定の閾値より大きいとき、複数の支持部材により対象物が正しい位置で支持されていると判定する。また、検出部は、熱流束センサの出力が所定の閾値より小さいとき、複数の支持部材により対象物が正しい位置で支持されていないか、または対象物の大きさが正規のものより小さいと判定する。
これによれば、実験などにより求めた閾値を検出部に記憶しておくことで、監視装置は、熱流束センサが出力した信号に基づき、対象物が正しい位置で支持されているか否か、または対象物の大きさが正規のものより小さいか否かを判定できる。
第3の観点によれば、前記所定の閾値は第1閾値である。検出部は、第1閾値を記憶していると共に、第1閾値より大きい第2閾値を記憶している。検出部は、熱流束センサの出力が第2閾値より大きいとき、対象物の大きさが正規のものより大きいと判定する。
対象物の大きさが正規の大きさより大きいとき、弾性部材の圧縮量が大きくなるため、弾性部材の加熱量が大きくなり、熱流束センサの出力も大きくなる。そのため、実験などにより求めた第2閾値を検出部に記憶しておくことで、監視装置は、熱流束センサが出力した信号に基づき、対象物の大きさが正規のものより大きいか否かを判定できる。
第4の観点によれば、熱流束センサは、弾性部材と支持部材との間に設けられる。
これによれば、弾性部材と熱流束センサと支持部材との間を熱流が良好に流れる。そのため、熱流束センサの検出精度を高めることができる。
また、熱流束センサを弾性部材の外気側の面に取り付ける場合、熱流束センサの周りの空気の滞留により熱流束センサを通過する熱流の流れが悪化することが懸念される。そのため、弾性部材と支持部材との間に熱流束センサを設けることで、その懸念を払拭できる。
さらに、熱流束センサを弾性部材の外気側の面に取り付けることに比べて、熱流束センサが弾性部材から剥がれることを防ぐことができる。
第5の観点によれば、複数の支持部材は、固定部材、および、その固定部材に対して対象物を挟んで配置される可動部材を有する。弾性部材は、固定部材の対象物側に設けられる。熱流束センサは、弾性部材と固定部材との間に設けられる。
これによれば、熱流束センサを可動部材に取り付ける場合、可動部材の動作と共に生じる摩擦熱に起因する熱流束が熱流束センサの出力に影響することが懸念される。そのため、弾性部材と固定部材との間に熱流束センサを設けることで、その懸念を払拭できる。
1 ・・・監視装置
2 ・・・対象物
10・・・熱流束センサ
20・・・検出部
50・・・支持装置
51・・・可動部材
60・・・固定部材
70・・・弾性部材

Claims (5)

  1. 対象物(2)を挟んで配置された複数の支持部材(51、60)と、複数の前記支持部材の少なくとも1つに設けられた弾性部材(70)とを備える支持装置(50)により支持される前記対象物の支持状態を監視する監視装置であって、
    少なくとも1つの前記支持部材の移動により複数の前記支持部材の間に前記対象物が支持されるとき、前記支持部材から印加される荷重により弾性変形する前記弾性部材と外部との間を流れる熱流束に応じた信号を出力する熱流束センサ(10)と、
    前記熱流束センサが出力した信号に基づき、複数の前記支持部材による前記対象物の支持状態または前記対象物の大きさを検出する検出部(20)と、を備える監視装置。
  2. 前記検出部は、
    前記熱流束センサの出力が所定の閾値(Th1)より大きいとき、複数の前記支持部材により前記対象物が正しい位置で支持されていると判定し、
    前記熱流束センサの出力が前記所定の閾値より小さいとき、複数の前記支持部材により前記対象物が正しい位置で支持されていないか、または前記対象物の大きさが正規のものより小さいと判定する請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記所定の閾値は第1閾値であり、
    前記検出部は、
    前記第1閾値を記憶していると共に、前記第1閾値より大きい第2閾値(Th2)を記憶しており、
    前記熱流束センサの出力が前記第2閾値より大きいとき、前記対象物の大きさが正規のものより大きいと判定する請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記熱流束センサは、前記弾性部材と前記支持部材との間に設けられ、前記弾性部材と前記支持部材との間を流れる熱流束に応じた信号を出力する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の監視装置。
  5. 複数の前記支持部材は、固定部材(60)、および、前記固定部材に対して前記対象物を挟んで配置されて前記固定部材に対して相対移動可能な可動部材(51)を有し、
    前記弾性部材は、前記固定部材の前記対象物側に設けられ、
    前記熱流束センサは、前記弾性部材と前記固定部材との間に設けられる請求項1ないし4のいずれか1つに記載の監視装置。
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